JP2015069277A - 画像選択装置及びプログラム - Google Patents

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山崎 邦夫
Kunio Yamazaki
邦夫 山崎
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Abstract

【課題】より適切な画像を選択する。【解決手段】画像選択装置は、複数の画像のうちから、公開する公開画像を選択する画像選択部と、画像選択部が選択した公開画像の属性を示す属性情報を取得する取得部と、取得部が取得した属性情報と、予め定められた選択条件とに基づいて、予め定められた複数の公開範囲のうちから、公開画像の公開範囲を選択する範囲選択部とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、画像選択装置及びプログラムに関する。
近年、画像を提供する側の条件や画像が提供される側の条件に基づいて、複数の画像から所望の画像を選択する画像選択装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2007−047847号公報
しかしながら、上記のような画像選択装置によっては、適切な画像が選択されないことがあった。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、より適切な画像を選択することができる画像選択装置及びプログラムを提供することにある。
本発明の一実施形態は、複数の画像のうちから、公開する公開画像を選択する画像選択部と、前記画像選択部が選択した前記公開画像の属性を示す属性情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記属性情報と、予め定められた選択条件とに基づいて、予め定められた複数の公開範囲のうちから、前記公開画像の公開範囲を選択する範囲選択部とを備えることを特徴とする画像選択装置である。
また、本発明の一実施形態は、コンピュータに、複数の画像のうちから、公開する公開画像を選択する画像選択ステップと、前記画像選択ステップにおいて選択された前記公開画像の属性を示す属性情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された前記属性情報と、予め定められた選択条件とに基づいて、予め定められた複数の公開範囲のうちから、前記公開画像の公開範囲を選択する範囲選択ステップとを実行させるためのプログラムである。
この発明によれば、より適切な画像を選択することができる。
本発明の第1の実施形態における画像選択装置の外観の一例を示す概略図である。 本実施形態の表示面に表示される画像の一例を示す模式図である。 本実施形態の画像選択装置の構成の一例を示す構成図である。 本実施形態の画像属性テーブルの一例を示す表である。 本実施形態の選択条件テーブルの一例を示す表である。 本実施形態の公開範囲テーブルの一例を示す表である。 本実施形態の画像選択装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の種類判定部が判定する画像の種類の一例を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態における画像選択装置の構成の一例を示す概要図である。 本実施形態のユーザ属性テーブルの一例を示す表である。
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して、本発明に係る画像選択装置の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における画像選択装置1の外観の一例を示す概略図である。この画像選択装置1とは、例えば、デジタル写真を表示することができるパーソナルコンピュータである。このデジタル写真とは、画像選択装置1が選択する画像の一例である。また、このパーソナルコンピュータには、複数のデジタル写真を表示することができる写真アルバムアプリケーションAP0がインストールされている。この写真アルバムアプリケーションAP0とは、画像選択装置1のユーザインタフェイスの一例である。また、このパーソナルコンピュータには、年賀状作成アプリケーションAP1と、SNS(social networking service)アプリケーションAP2とがインストールされている。
この年賀状作成アプリケーションAP1とは、年賀状の絵柄のデザインを行うソフトウエアであり、画像を公開するためのアプリケーションの一例である。上述した写真アルバムアプリケーションAP0は、複数のデジタル写真のなかから選択したデジタル写真の画像データを、この年賀状作成アプリケーションAP1に出力する。この年賀状作成アプリケーションAP1は、入力される画像データを加工して、年賀ハガキ大の画像データを、例えばプリンタに出力する。また、この年賀状作成アプリケーションAP1は、プライベート用の年賀状と、仕事用の年賀状とをそれぞれ作成することができる。ここでは、プライベート用の年賀状を作成する場合に、家族が写っているデジタル写真を使用する場合を一例にして、以下説明する。
ここでデジタル写真のなかには、画像選択装置1のユーザの家族全員が写っているもの、家族以外の人が写っているもの、家族がまったく写っていないものなど、様々な絵柄のデジタル写真がある。この画像選択装置1が取り扱うデジタル写真には、年賀状の絵柄に使用することが適切な絵柄のデジタル写真と、不適切な絵柄のデジタル写真とがある。一例として、画像選択装置1のユーザが、年賀状には家族全員が写っているデジタル写真を、プライベート用の年賀状に数枚使用したいと考える場合がある。この場合には、適切な絵柄のデジタル写真とは、家族全員が写っているデジタル写真である。また、この場合には、不適切な絵柄のデジタル写真とは、家族の他に家族以外の人が写っているデジタル写真や、家族がまったく写っていないデジタル写真である。すなわち、この一例においては、家族全員が写っているデジタル写真であること、かつ、家族以外の人が写っていないデジタル写真であることが選択条件である。画像選択装置1は、この一例のような選択条件に基づいて、複数のデジタル写真のうちから年賀状アプリケーションに提供すべきデジタル写真を選択する。ここで、年賀状に載せるデジタル写真とは、公開元のユーザ以外の他のユーザに公開する公開画像である。また、あるデジタル写真を年賀状に載せるか否かということとは、このデジタル写真の公開範囲を選択することである。すなわち、画像選択装置1は、複数のデジタル写真のうちから公開する画像を選択するとともに、この画像の公開範囲を選択する。
また、SNSアプリケーションAP2とは、ネットワークを介して写真や文章などの記事を他のユーザと共有するソフトウエアであり、画像を公開するためのアプリケーションの一例である。上述した写真アルバムアプリケーションAP0は、複数のデジタル写真のなかから選択したデジタル写真の画像データをSNSアプリケーションAP2に出力する。SNSアプリケーションAP2は、入力されるデジタル写真の画像データをアップロード可能な画像データ形式に変換し、変換した画像データを不図示のサーバ装置にネットワークを介して出力する。このサーバ装置は、SNSアプリケーションAP2が設定する公開範囲の条件に基づいて、この画像データを含む記事を他のユーザの端末に供給する。ここで、公開範囲の条件とは、SNSアプリケーションAP2を利用している全ユーザのうち、記事をどのユーザに公開するかという条件である。公開範囲の一例としては、全ユーザや、友達関係を有するユーザ、特定のユーザなどがある。
ここでデジタル写真のなかには、画像選択装置1のユーザの家族が写っているもの、ユーザの趣味の対象(例えば、鉄道が趣味であるの場合の電車など)が写っているもの、家族が電車と一緒に写っているものなど様々な絵柄のデジタル写真がある。この画像選択装置1が取り扱うデジタル写真には、SNSの記事に使用することが適切な絵柄のデジタル写真と、不適切な絵柄のデジタル写真とがある。一例として、画像選択装置1のユーザが、趣味である電車のデジタル写真を、SNSの記事として数枚使用したいと考える場合がある。この場合には、適切な絵柄のデジタル写真とは、電車が写っているデジタル写真である。また、この場合には、不適切な絵柄のデジタル写真とは、家族が写っているデジタル写真や、電車がまったく写っていないデジタル写真である。すなわち、この一例においては、電車が写っているデジタル写真であること、かつ、家族が写っていないデジタル写真であることが選択条件である。画像選択装置1は、この一例のような選択条件に基づいて、複数のデジタル写真のうちからSNSアプリケーションAP2に提供すべきデジタル写真を選択する。ここで、SNSアプリケーションAP2に提供するデジタル写真とは、公開元のユーザ以外の他のユーザに公開する公開画像である。また、あるデジタル写真をSNSの記事にするか否かということ、およびSNSの記事の公開先を決めることとは、このデジタル写真の公開範囲を選択することである。すなわち、画像選択装置1は、複数のデジタル写真のうちから公開する画像を選択するとともに、この画像の公開範囲を選択する。
上述したように、写真アルバムアプリケーションAP0は、複数のデジタル写真のなかから選択されたデジタル写真の画像データを、年賀状作成アプリケーションAP1やSNSアプリケーションAP2などに出力する。このとき、出力されたデジタル写真の絵柄に応じた公開範囲が自動的に選択されれば、より適切な画像を、より適切な公開範囲に公開することができる。本実施形態の画像選択装置1によれば、より適切な画像を、より適切な公開範囲に公開することができる。この画像選択装置1の構成について、以下説明する。
この画像選択装置1は、表示部10と本体20とを備えている。
表示部10は、液晶ディスプレイなどの表示面DSを備えており、本体20が出力する画像データに基づく画像を表示する。この画像データには、複数のデジタル写真のデータと、デジタル写真の選択結果を示すデータとが含まれている。
本体20は、不揮発性メモリーカードなどの記憶媒体3を挿入するスロットSLを備えている。この記憶媒体3には、例えば、不図示のデジタルカメラで撮影されたデジタル写真のデータが記憶されている。このデジタル写真のデータが記憶されている記憶媒体3を本体20のスロットSLに差し込むと、本体20は、記憶媒体3からデジタル写真のデータを読み出して、後述する記憶部200に書き込む。このようにして、画像選択装置1は、デジタル写真のデータを取得する。
なお、記憶媒体3を介してデジタル写真のデータを取得する構成は一例であって、画像選択装置1は、記憶媒体3以外の媒体を介してデジタル写真のデータを取得してもよい。例えば、画像選択装置1は、有線または無線によって外部の装置から供給されるデジタル写真のデータを取得してもよい。
この本体20は、ユーザが操作するためのキーボードKBやタッチパッドTPを備えている。また、本体20は、その内部に演算処理を行う中央演算処理装置(CPU;Central Processing Unit)などからなる演算部100を備えている。本体20は、キーボードKBやタッチパッドTPに入力されたユーザの操作に基づいて、演算部100が種々の演算を行うことにより、入力されたデジタル写真のデータを処理する。また、本体20は、このデジタル写真のデータの処理結果に基づいて、画像データを生成し、生成した画像データを表示部10に出力する。ユーザは、表示面DSを見ることによって、入力されたデジタル写真のデータの処理結果を確認することができる。この演算部100および記憶部200の構成の詳細については、後述する。次に、図2を参照して、表示面DSに表示される画像データの一例について説明する。
図2は、本実施形態の表示面DSに表示される画像の一例を示す模式図である。表示面DSに写真アルバムアプリケーションAP0の画像が表示されている場合を一例に説明する。この写真アルバムアプリケーションAP0により、表示面DSには、サムネイル表示領域Aと、操作領域Bと、選択済みサムネイル画像表示領域Cとが表示される。このサムネイル表示領域とは、デジタル写真のサムネイル画像が複数表示される領域である。また、操作領域Bとは、サムネイル表示領域Aに表示されるサムネイル画像を選択する選択操作のための領域である。また、選択済みサムネイル画像表示領域Cとは、選択されたサムネイル画像が表示される領域である。
サムネイル表示領域Aには、デジタル写真のサムネイル画像が複数表示される。この具体的には、サムネイル表示領域Aには、24枚のサムネイル画像Pic−11〜46が表示される。操作領域Bには、ユーザの操作を受け付けるボタンの画像などが表示される。具体的には、サムネイル画像を画面の左右にスクロールするための右スクロールボタン画像BRと、左スクロールボタン画像BLとが表示される。ユーザがタッチパッドTPを操作してカーソルCSを右スクロールボタン画像BR上の位置に移動させ、タッチパッドTPをタップすると、サムネイル画像が右スクロールする。これにより、サムネイル表示領域Aには、上述した24枚以外のデジタル画像が表示される。
また、ユーザがタッチパッドTPを操作してカーソルCSをサムネイル表示領域Aのいずれかのサムネイル画像上の位置に移動させ、タッチパッドTPをタップすると、サムネイル画像が選択される。ここでは、ユーザがサムネイル画像Pic−12とサムネイル画像Pic−43とを選択する場合を一例に説明する。
ユーザがカーソルCSをサムネイル表示領域Aのサムネイル画像Pic−12の上の位置に移動させ、タッチパッドTPをタップすると、サムネイル画像Pic−12が選択される。この場合、写真アルバムアプリケーションAP0は、選択されたサムネイル画像の表示枠を細枠から太枠に変更して、サムネイル表示領域Aに表示する。具体的には、写真アルバムアプリケーションAP0は、サムネイル画像Pic−12の表示枠を細枠から太枠に変更する。これにより、選択されたサムネイル画像Pic−12が明示される。また、選択されたサムネイル画像Pic−12は、選択済みサムネイル画像表示領域Cに表示される。
また、ユーザがカーソルCSをサムネイル表示領域Aのサムネイル画像Pic−43の上の位置に移動させ、タッチパッドTPをタップすると、サムネイル画像Pic−43が選択される。この場合、写真アルバムアプリケーションAP0は、サムネイル画像Pic−43の表示枠を細枠から太枠に変更する。これにより、選択されたサムネイル画像Pic−43が明示される。また、選択されたサムネイル画像Pic−43は、選択済みサムネイル画像表示領域Cにサムネイル画像Pic−12に続いて表示される。次に、このサムネイル画像を選択するための、画像選択装置1の具体的な構成について図3を参照して説明する。
図3は、本実施形態の画像選択装置1の構成の一例を示す構成図である。画像選択装置1は、上述した本体20に、演算部100と、記憶部200とを備えている。
記憶部200は、揮発性の記憶素子(例えば、RAM(Random Access Memory))や不揮発性の記憶素子(例えば、フラッシュROM(Read Only Memory))、およびそれらの記憶素子を制御する回路等によって構成されている。この記憶部200には、演算部100が演算した結果が一時的に保存される。また、この記憶部200には、計算モデルの演算ルールを示す情報などが予め記憶されている。
演算部100は、上述のようにCPUを備えており、種々の演算を行う。具体的には、演算部100は、CPUの演算によって実現される機能部として、画像選択部110と、取得部120と、範囲選択部130と、種類判定部140と、画像供給部150とを備えている。これらの各部は、上述した写真アルバムアプリケーションAP0の機能の一部として構成されている。
画像選択部110は、記憶部200に記憶されているデジタル写真の画像データのなかから、公開対象の画像データを選択する。具体的には、画像選択部110は、上述したユーザによる画像選択操作によってサムネイル画像が選択された場合に、そのサムネイル画像に対応する画像データを記憶部200から取得する。例えば、ユーザがカーソルCSをサムネイル表示領域Aのサムネイル画像Pic−12の上の位置に移動させ、タッチパッドTPをタップすると、サムネイル画像Pic−12が選択される。この場合、画像選択部110は、記憶部200に記憶されているデジタル写真の画像データのなかから、サムネイル画像Pic−12の画像データを公開対象の画像データとして選択する。画像選択部110は、選択した画像データを記憶部200から取得して、取得した画像データを画像供給部150に出力する。
取得部120は、画像選択部110が選択した画像データの属性情報を取得する。すなわち、取得部120は、画像選択部110が選択した公開画像の属性を示す属性情報を取得する。ここで属性情報とは、画像の属性を示す様々な情報である。この属性情報の一例について、図4を参照して説明する。
図4は、本実施形態の画像属性テーブルTB1の一例を示す表である。記憶部200には、画像属性テーブルTB1が記憶されている。この画像属性テーブルTB1とは、画像IDと、属性情報とを関連付けて記憶するテーブルである。この画像IDとは、記憶部200に記憶されている画像データを識別するための情報である。この画像属性テーブルTB1には、画像の属性情報の一例として、デジタル写真の撮影日と、撮影場所の情報と、被写体の情報とが記憶されている。
すなわち、画像属性テーブルTB1には、記憶部200に記憶されている画像データごとに、画像IDと、撮影日と、撮影場所と、被写体とが互いに関連付けて記憶されている。一例として、画像属性テーブルTB1には、画像ID(Pic−11)と、撮影日(2013/xx/yy)と、撮影場所(自宅)と、被写体(家族+親戚)とが互いに関連付けられて記憶されている。また、一例として、画像属性テーブルTB1には、画像ID(Pic−12)と、撮影日(2013/xx/yy)と、撮影場所(自宅)と、被写体(家族)とが互いに関連付けられて記憶されている。
上述したように、サムネイル画像Pic−12が選択された場合には、取得部120は、画像選択部110が選択した画像データの画像ID(Pic−12)に関連付けられている属性情報を取得する。すなわち、サムネイル画像Pic−12が選択された場合には、取得部120は、撮影日(2013/xx/yy)と、撮影場所(自宅)と、被写体(家族)とを、画像選択部110が選択した画像データの属性情報として取得する。また、取得部120は、取得した属性情報を範囲選択部130に出力する。
図3に戻り、範囲選択部130は、取得部120が取得した属性情報と、記憶部200に記憶されている選択条件とに基づいて、画像の公開範囲を選択する。この記憶部200に記憶されている選択条件について、図5を参照して説明する。
図5は、本実施形態の選択条件テーブルTB2の一例を示す表である。記憶部200には、選択条件テーブルTB2が記憶されている。この選択条件テーブルTB2とは、条件IDと、選択条件とを関連付けて記憶するテーブルである。この選択条件には、デジタル写真の撮影日と、撮影場所と、被写体の情報とが含まれる。すなわち、選択条件テーブルTB2には、記憶部200に記憶されている選択条件ごとに、条件IDと、撮影日と、撮影場所と、被写体の情報とが互いに関連付けて記憶されている。
一例として、選択条件テーブルTB2には、条件ID(C−1)と、撮影日(D/C)と、撮影場所(自宅)と、被写体(家族)とが互いに関連付けられて記憶されている。また、一例として、選択条件テーブルTB2には、条件ID(C−2)と、撮影日(D/C)と、撮影場所(自宅)と、被写体(家族+親戚)とが互いに関連付けられて記憶されている。また、一例として、選択条件テーブルTB2には、条件ID(C−21)と、撮影日(D/C)と、撮影場所(公園)と、被写体(家族)とが互いに関連付けられて記憶されている。なお、D/Cとは、どのような値であっても条件を満たすことを示す記号である。
ここで、年賀状を作成する場合の画像データの選択条件とは、上述したように、家族全員が写っているデジタル写真であること、かつ、家族以外の人が写っていないデジタル写真であることである。選択条件テーブルTB2には、この選択条件が、条件ID(C−1)および条件ID(C−21)として記憶されている。
範囲選択部130は、画像データを出力する先のアプリケーションの種類に基づいて、判定に用いる条件IDを選択する。具体的には、上述した年賀状を作成する場合には、範囲選択部130は、取得部120が取得した属性情報が、条件ID(C−1)または条件ID(C−21)のうち、いずれかの選択条件を満たすか否かを判定する。また、範囲選択部130は、取得部120が取得した属性情報が、上述の選択条件を満たすと判定した場合には、公開範囲を選択する。この公開範囲の一例について、図6を参照して説明する。
図6は、本実施形態の記憶部200に記憶されている公開範囲テーブルTB3の一例を示す表である。記憶部200には、公開範囲テーブルTB3が記憶されている。この公開範囲テーブルTB3とは、公開範囲IDと、条件IDと、公開範囲を示す情報とを互いに関連付けて記憶するテーブルである。この公開範囲IDとは、記憶部200に記憶されている公開範囲を識別するための情報である。ここで、公開範囲を示す情報は、出力先のアプリケーションごとに予め設定されている。具体的には、公開範囲を示す情報は、年賀状作成アプリケーションAP1については、プライベート用年賀状と、仕事用年賀状とが設定されている。また、公開範囲を示す情報は、SNSアプリケーションAP2については、友達と、知り合いと、同趣味のユーザとが設定されている。一例として、公開範囲テーブルTB3には、公開範囲ID(P−1)と、条件ID(C−1およびC−21)と、公開範囲(プライベート)とが互いに関連付けられて記憶されている。また、一例として、公開範囲テーブルTB3には、公開範囲ID(P−2)と、条件ID(C−2)と、公開範囲(プライベート+仕事)とが互いに関連付けられて記憶されている。
範囲選択部130は、取得部120が取得した属性情報が、ある条件IDの選択条件を満たすと判定した場合には、この条件IDに関連付けられている公開範囲IDを検索する。この一例においては、範囲選択部130は、条件ID(C−1)または条件ID(C−21)のうち、いずれかの選択条件を満たすと判定した場合には、この条件IDに関連付けられている公開範囲IDを検索する。範囲選択部130は、公開範囲テーブルTB3の検索の結果、上述した条件IDに関連付けられている公開範囲ID(この場合には、P−1)がヒットした場合、この公開範囲ID(P−1)に関連付けられている公開範囲(この場合には、家族)を示す情報を画像の公開範囲として選択する。すなわち、範囲選択部130は、取得部120が取得した属性情報と、予め定められた選択条件とに基づいて、予め定められた複数の公開範囲のうちから、公開画像の公開範囲を選択する。また、範囲選択部130は、選択した公開範囲を示す情報を画像供給部150に出力する。
図3に戻り、画像供給部150は、画像選択部110が選択した画像データと、範囲選択部130が選択した公開範囲を示す情報とを出力先のアプリケーションに出力する。この一例においては、画像供給部150は、画像選択部110が選択した家族のデジタル写真と、範囲選択部130が選択した公開範囲を示す情報(ここでは、プライベート)とを出力先の年賀状作成アプリケーションAP1に出力する。
ここまで、サムネイル画像Pic−12を選択した場合を一例にして説明したが、さらに他のサムネイル画像を選択していても、上述と同様の効果を奏することができる。具体的には、ユーザがサムネイル画像Pic−43を選択した場合を別の一例として説明する。この場合には、画像選択部110は、画像ID(Pic−43)の画像データを記憶部200から取得する。図4に示すように、この画像ID(Pic−43)は、撮影日(2013/xx/yy)と、撮影場所(公園)と、被写体(家族)とが属性情報として関連付けられている。すなわち、サムネイル画像Pic−43とは、家族のみが写っている公園の絵柄の画像である。この画像データの属性情報は、図5に示すように条件ID(C−21)を満たしている。したがって、範囲選択部130は、図6に示す公開範囲ID(P−1)に関連付けられている公開範囲を示す情報(ここでは、プライベート)を公開範囲テーブルTB3から取得する。画像供給部150は、画像選択部110が選択した画像データと、範囲選択部130が選択した公開範囲を示す情報とを出力先のアプリケーションに出力する。このようにして、画像供給部150は、複数のデジタル写真の画像データを出力先のアプリケーションに出力する。
年賀状作成アプリケーションAP1は、画像供給部150が出力した家族のデジタル写真と、公開範囲を示す情報(ここでは、プライベート)とを取得し、この取得した情報に基づいて、年賀状の絵柄を作成する。これにより、年賀状作成アプリケーションAP1は、プライベート用の年賀状として、より適切なデジタル写真を用いて年賀状を作成することができる。
なお、年賀状作成アプリケーションAP1に画像データを出力する場合を一例として説明したが、これに限られない。画像選択装置1は、SNSアプリケーションAP2に画像データを出力する場合であっても、上述と同様の効果を奏することができる。
[画像選択装置の動作]
次に、図7を参照して、画像選択装置1の動作の一例について説明する。
図7は、本実施形態の画像選択装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
(ステップS10)画像選択部110は、ユーザによる画像選択操作によってサムネイル画像が選択された場合に、そのサムネイル画像に対応する画像データを記憶部200から取得する。
(ステップS20)取得部120は、画像選択部110が取得した画像データの属性情報を取得する。
(ステップS30)範囲選択部130は、取得部120が取得した属性情報と、記憶部200に記憶されている選択条件とに基づいて、画像の公開範囲を選択する。
(ステップS40)画像供給部150は、画像選択部110が取得した画像データと、範囲選択部130が選択した公開範囲を示す情報とを出力先のアプリケーションに出力する。
以上説明したように、本実施形態の画像選択装置1は、画像選択部110と、取得部120と、範囲選択部130とを備えている。これら各部を備えることにより、画像選択装置1は、選択された画像の属性に基づいて、この画像の公開範囲を選択することができる。すなわち、画像選択装置1によれば、公開範囲が適切な画像を選択することができる。つまり、画像選択装置1によれば、より適切な画像を選択することができる。
[変形例]
次に、本実施形態の画像選択装置1の変形例について、図3を参照して説明する。画像選択装置1の演算部100は、図3に示すように、さらに種類判定部140を備えていてもよい。この種類判定部140は、取得部120が取得した属性情報に基づいて、画像の種類を判定する。ここで、画像の種類とは、画像がどのような絵柄であるか、ということを示す情報である。この画像の種類には、例えば、家族が写されている写真を示す種類(家族)や、鉄道趣味の場合に電車が写されている写真を示す種類(趣味)などが含まれる。この場合、取得部120が取得した属性情報には、画像選択部110が選択(取得)した画像データの種類を示す情報が含まれている。具体的には、取得部120が取得した属性情報には、画像選択部110が選択(取得)した画像データが家族の写真であるか、趣味の写真であるかを示す情報が含まれている。より具体的には、取得部120が取得した属性情報には、上述した図4に示したように被写体の情報が含まれている。この被写体の情報とは、画像データが示す画像の絵柄の種類が、家族であるのか、趣味(例えば、電車)であるのかを示す情報である。種類判定部140は、この属性情報に含まれている画像の種類を示す情報、すなわち被写体の情報に基づいて、画像の種類を判定する。
演算部100が種類判定部140を備える場合には、範囲選択部130は、取得部120が取得した属性情報と、予め定められた選択条件と、種類判定部140が判定した公開画像の種類に基づいて、予め定められた複数の公開範囲のうちから、公開画像の公開範囲を選択する。すなわち、範囲選択部130は、さらに種類判定部140が判定した公開画像の種類に基づいて、公開画像の公開範囲を選択する。この具体例について、図8を参照して説明する。
図8は、本実施形態の種類判定部140が判定する画像の種類の一例を示す模式図である。表示面DSに写真アルバムアプリケーションAP0の画像が表示されている場合を一例に説明する。この写真アルバムアプリケーションAP0により、表示面DSには、サムネイル表示領域Aと、操作領域Bと、選択済みサムネイル画像表示領域Cとが表示される。なお、操作領域Bは、図2に示す操作領域Bと同様であるため、図8においては操作領域Bの図示を省略する。
ユーザがタッチパッドTPを操作してカーソルCSをサムネイル表示領域Aのいずれかのサムネイル画像上の位置に移動させ、タッチパッドTPをタップすると、サムネイル画像が選択される。ここでは、ユーザがサムネイル画像Pic−12とサムネイル画像Pic−43、およびサムネイル画像Pic−16とサムネイル画像Pic−21とを選択する場合を一例に説明する。
ユーザがカーソルCSをサムネイル表示領域Aのサムネイル画像Pic−12の上の位置に移動させ、タッチパッドTPをタップすると、サムネイル画像Pic−12が選択される。この場合、写真アルバムアプリケーションAP0は、選択されたサムネイル画像の表示枠を細枠から太枠に変更して、サムネイル表示領域Aに表示する。具体的には、写真アルバムアプリケーションAP0は、サムネイル画像Pic−12の表示枠を細枠から太枠に変更する。これにより、選択されたサムネイル画像Pic−12が明示される。また、選択されたサムネイル画像Pic−12は、選択済みサムネイル画像表示領域Cに表示される。
上述と同様にして、ユーザがサムネイル画像Pic−43、サムネイル画像Pic−16、およびサムネイル画像Pic−21をそれぞれ選択する。これにより、選択されたサムネイル画像Pic−43、サムネイル画像Pic−16、およびサムネイル画像Pic−21は、選択済みサムネイル画像表示領域Cに表示される。
ここで、種類判定部140は、選択されたサムネイル画像の画像データの種類を判定する。具体的には、サムネイル画像Pic−12が選択されると、種類判定部140は、図4に示す画像属性テーブルTB1を参照し、画像ID(Pic−12)の被写体の情報を取得する。ここで、サムネイル画像Pic−12とは、家族が写っている家族の写真である。すなわち、画像ID(Pic−12)の被写体は「家族」である。この場合、種類判定部140は、取得した被写体の情報に基づいて、サムネイル画像Pic−12の画像データの種類を「家族」と判定する。
上述と同様にして、サムネイル画像Pic−43が選択されると、種類判定部140は、画像属性テーブルTB1を参照し、画像ID(Pic−43)の被写体の情報を取得する。ここで、サムネイル画像Pic−43とは、家族が写っている家族写真である。すなわち、画像ID(Pic−43)の被写体は「家族」である。この場合、種類判定部140は、取得した被写体の情報に基づいて、サムネイル画像Pic−43の画像データの種類を「家族」と判定する。
上述と同様にして、サムネイル画像Pic−16、およびサムネイル画像Pic−21が順次選択されると、種類判定部140は、画像属性テーブルTB1を参照し、画像ID(Pic−16)、および画像ID(Pic−21)の被写体の情報を順次取得する。ここで、サムネイル画像Pic−16およびサムネイル画像Pic−21とは、それぞれ電車が写っている趣味の写真である。すなわち、画像ID(Pic−16)および画像ID(Pic−21)の被写体は「趣味」である。この場合、種類判定部140は、取得した被写体の情報に基づいて、サムネイル画像Pic−16およびサムネイル画像Pic−21の画像データの種類を、それぞれ「趣味」と判定する。このようにして、種類判定部140は、画像の種類を判定する。
選択されたサムネイル画像は、選択済みサムネイル画像表示領域Cに表示される。このとき範囲選択部130は、取得部120が取得した属性情報と、予め定められた選択条件と、種類判定部140が判定した公開画像の種類に基づいて、予め定められた複数の公開範囲のうちから、公開画像の公開範囲を選択する。この場合において、本変形例の画像供給部150は、種類判定部140が判定した公開画像の種類に基づいて、公開画像の種類に対応する種類のアプリケーションに画像選択部110が選択した公開画像を供給する。
具体的には、範囲選択部130は、画像の種類が「家族」である場合には、選択された画像データを年賀状作成アプリケーションAP1に出力する。また、範囲選択部130は、画像の種類が「趣味」である場合には、選択された画像データをSNSアプリケーションAP2に出力する。すなわち、ここでいう画像の種類とは、画像の供給先のアプリケーションの種類に基づく種類である。
以上説明したように、この画像選択装置1の変形例によれば、画像の種類に応じて画像データの出力先のアプリケーションをユーザの操作を介さずに自動的に選択することができる。したがって、この画像選択装置1の変形例によれば、ユーザがサムネイル画像を選択すると、出力先のアプリケーションを自動的に選択するため、ユーザの操作の手間を軽減することができるとともに、より適切な公開範囲を選択することができる。
また、画像選択装置1は、次のように構成することもできる。すなわち、画像選択部110は、種類判定部140が判定した公開画像の種類に基づいて、複数の画像のうち公開画像の種類に対応する種類の画像を、公開画像としてさらに選択する。換言すれば、ユーザによってサムネイル画像が選択されると、画像選択部110は、選択されたサムネイル画像の種類に対応する種類の画像を、ユーザの操作を介さずに自動的に選択する。つまり、画像選択部110は、ユーザが選択した画像と類似する画像を自動的に選択することができる。自動的に選択された画像は、図8に示すように、自動選択済みサムネイル画像表示領域Dに表示される。このように構成することにより、画像選択装置1は、ユーザの操作の手間を軽減することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態による画像選択装置1aについて、図9を参照して説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態における画像選択装置1aの構成の一例を示す概要図である。本実施形態の画像選択装置1aは、演算部100aが、重み付け部160と、更新部170と、顔認識部180とをさらに備えている点において、上述した実施形態と相違する。なお、上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
画像選択装置1aは、演算部100aを備えている。この演算部100aは、重み付け部160と、更新部170と、顔認識部180とを備えている。なお、本実施形態において、演算部100aは、重み付け部160または顔認識部180のいずれかを備えていればよく、重み付け部160と、更新部170と、顔認識部180とを必ずしもすべて備えていなくてもよい。以下、これら各部の構成について説明する。
重み付け部160は、画像の公開元のユーザの属性に基づいて、選択条件に重み付けする。この画像の公開元のユーザの属性は、記憶部200に記憶されている。ここで、画像の公開元のユーザとは、画像選択装置1aを操作して画像を公開しようとするユーザである。この記憶部200に記憶されているユーザの属性について、図10を参照して説明する。
図10は、本実施形態のユーザ属性テーブルTB4の一例を示す表である。記憶部200には、ユーザ属性テーブルTB4が記憶されている。このユーザ属性テーブルTB4とは、ユーザIDと、ユーザの属性を示す情報とを関連付けて記憶するテーブルである。このユーザの属性を示す情報には、ユーザの年齢、家族構成、居住地、趣味などを示す情報が含まれる。なお、以下の説明において、ユーザの属性を示す情報を、ユーザ属性情報とも記載する。
重み付け部160は、画像選択装置1aを操作するユーザのユーザIDを取得する。このユーザIDは、例えば、画像選択装置1aにユーザがログインするときに入力される。また、重み付け部160は、ユーザ属性テーブルTB4を参照して、取得したユーザIDに関連付けられている属性を示す情報を取得する。ここで、重み付け部160は、演算部100aが、更新部170を備える場合には、更新部170を介して記憶部200から属性を示す情報を取得する。また、演算部100aを備えない場合には、更新部170を介さずに記憶部200から属性を示す情報を取得する。
また、重み付け部160は、取得したユーザの属性を示す情報に基づいて、公開範囲の選択条件に重み付けをする。ここで、あるデジタル写真をSNSアプリケーションAP2によって公開する場合を、一例として説明する。趣味が山登りであるユーザには、山登りをしている仲間が写されたデジタル写真を同じ趣味サークル内のユーザ(同趣味のユーザ)に公開したいという要求が仮にあるとする。また、趣味がサッカー観戦であるユーザには、サッカーの試合が写されたデジタル写真を同趣味のユーザだけでなく、より広い範囲(例えば、友達全員)に公開したいという要求が仮にあるとする。この場合、重み付け部160は、取得したユーザの属性を示す情報のうち、趣味が「サッカー観戦」である場合には、公開範囲テーブルTB3の公開範囲を示す情報のうち「友達」を公開範囲に追加して、公開範囲テーブルTB3を更新する。また、重み付け部160は、取得したユーザの属性を示す情報のうち、趣味が「山登り」である場合には、公開範囲テーブルTB3の公開範囲を示す情報のうち「友達」を公開範囲から除外して、公開範囲テーブルTB3を更新する。
このように、重み付け部160は、公開範囲テーブルTB3の公開範囲を示す情報を更新することにより、取得したユーザの属性を示す情報に基づいて、公開範囲の選択条件に重み付けをする。なお、重み付け部160は、ユーザの属性に応じて公開範囲を可変にできればよい。ここでは、公開範囲テーブルTB3の公開範囲を示す情報を更新するものであるとして説明したが、これに限られない。
このように構成した場合には、範囲選択部130は、取得部120が取得した属性情報と、重み付け部160が重み付けした選択条件とに基づいて、画像の公開範囲を選択する。
更新部170は、属性情報に基づいて、公開元のユーザの属性情報を更新する。具体的には、更新部170は、記憶部200に記憶されているユーザ属性テーブルTB4から、ユーザ属性情報を取得する。また、更新部170は、取得部120が取得した画像の属性情報を取得する。更新部170は、取得部120が取得した画像の属性情報に基づいて、ユーザ属性テーブルTB4のユーザ属性情報を更新する。この画像の属性情報は、画像選択部110が選択した画像の属性を示している。ここで、画像選択部110が選択した画像が、画像選択装置1aを操作するユーザが撮影したデジタル画像である場合には、この画像の属性情報は、この画像選択装置1aを操作するユーザが撮影するデジタル写真の傾向を示す情報であるといえる。したがって、更新部170は、ユーザが撮影するデジタル写真の傾向を、取得部120が取得した画像の属性情報から取得することができる。
このように、更新部170は、取得部120が取得した画像の属性情報からユーザが撮影するデジタル写真の傾向を取得することにより、この傾向をユーザ属性テーブルTB4に反映させることができる。これにより、例えば、更新部170は、あるユーザが撮影したデジタル画像の傾向が、サッカー観戦から山登りに変化した場合には、このユーザの趣味をサッカー観戦から山登りに更新することができる。
顔認識部180は、画像の属性情報に顔の画像情報が含まれている場合には、取得部120が取得した属性情報に含まれる顔の画像に基づいて、顔認識する。この場合には、範囲選択部130は、さらに顔認識部180が認識した顔の情報に基づいて、画像の公開範囲を選択する。これにより画像選択装置1は、デジタル写真に写っている人の人数や、写っている人の個人の特定をすることができる。また、これにより画像選択装置1は、デジタル写真が家族を撮影した写真なのか、家族以外の人の顔も撮影されている写真なのかを判定することができる。すなわち、図4に示す画像属性テーブルTB1の被写体の情報を、画像の属性情報に基づいて生成することができる。
なお、顔認識部180は、公開対象のデジタル写真に人の顔が含まれているか否かを判定してもよい。この場合には、画像選択装置1は、人の顔が含まれているデジタル写真を公開しないようにして、または、公開範囲をより狭くするようにして、画像データの公開範囲を選択することができる。また、顔認識部180は、デジタル写真に含まれている人の顔の鮮明度を判定してもよい。具体的には、顔認識部180は、デジタル写真に人の顔が含まれていると判定した場合に、その顔の画像の鮮明度(例えば、ブレの度合い)を判定する。この場合、顔認識部180は、鮮明度が低い(例えば、ブレの度合いが大きい)場合には、このデジタル写真を公開するようにして、または、公開範囲をより広くするようにして、画像データの公開範囲を選択することができる。
以上説明したように、本実施形態の画像選択装置1aは、ユーザの属性に基づいて、画像の公開範囲を調整することができる。すなわち、画像選択装置1aによれば、公開する画像について、より適切な画像を選択することができる。
以上、本発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。上述した各実施形態に記載の構成を組み合わせてもよい。
なお、上述した各実施形態の画像選択装置(画像選択装置1、1a。以下、これらを総称して画像選択装置と記載する。)が備える各部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびマイクロプロセッサにより実現させるものであってもよい。
なお、画像選択装置が備える各部は、メモリおよびCPU(中央画像選択装置)により構成され、画像選択装置が備える各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、画像選択装置が備える各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、制御部が備える各部による処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
1、1a…画像選択装置、100…演算部、110…画像選択部、120…取得部、130…範囲選択部、140…種類判定部、150…画像供給部、160…重み付け部、170…更新部、180…顔認識部

Claims (8)

  1. 複数の画像のうちから、公開する公開画像を選択する画像選択部と、
    前記画像選択部が選択した前記公開画像の属性を示す属性情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記属性情報と、予め定められた選択条件とに基づいて、予め定められた複数の公開範囲のうちから、前記公開画像の公開範囲を選択する範囲選択部と
    を備えることを特徴とする画像選択装置。
  2. 前記取得部が取得した前記属性情報に基づいて、画像の種類を判定する種類判定部
    を備え、
    前記範囲選択部は、
    さらに前記種類判定部が判定した前記公開画像の種類に基づいて、前記公開画像の公開範囲を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像選択装置。
  3. 前記画像選択部は、
    前記種類判定部が判定した前記公開画像の種類に基づいて、前記複数の画像のうち前記公開画像の種類に対応する種類の画像を、前記公開画像としてさらに選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像選択装置。
  4. 前記画像の種類とは、画像の供給先のアプリケーションの種類に基づく種類であり、
    前記種類判定部が判定した前記公開画像の種類に基づいて、前記公開画像の種類に対応する種類の前記アプリケーションに前記画像選択部が選択した前記公開画像を供給する画像供給部
    を備えることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像選択装置。
  5. 前記画像の公開元のユーザの属性に基づいて、前記選択条件に重み付けする重み付け部
    を備え、
    前記範囲選択部は、
    前記取得部が取得した前記属性情報と、前記重み付け部が重み付けした前記選択条件とに基づいて、前記画像の公開範囲を選択する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像選択装置。
  6. 前記属性情報に基づいて、前記公開元のユーザの属性情報を更新する更新部
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の画像選択装置。
  7. 前記属性情報には、顔の画像情報が含まれ、
    前記取得部が取得した前記属性情報に含まれる顔の画像に基づいて、顔認識する顔認識部
    を備え、
    前記範囲選択部は、
    さらに前記顔認識部が認識した顔の情報に基づいて、前記画像の公開範囲を選択する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像選択装置。
  8. コンピュータに、
    複数の画像のうちから、公開する公開画像を選択する画像選択ステップと、
    前記画像選択ステップにおいて選択された前記公開画像の属性を示す属性情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記属性情報と、予め定められた選択条件とに基づいて、予め定められた複数の公開範囲のうちから、前記公開画像の公開範囲を選択する範囲選択ステップと
    を実行させるためのプログラム。
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