JP2017052536A - 蓋付き手提げ袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓋の差込片を袋体の内側へ差し込んでも蓋が落ち込まない構造にし、美的に向上させた蓋付き手提げ袋を提供する。【解決手段】前後で対面する前壁と背壁の両側へ一方と他方の襠壁を延設して袋体を形成し、該袋体の天面を袋開口部とし、蓋板によって閉じられる構造と成り、該蓋板の前後辺に蓋折線を介して延設されて折垂らされた差込片を該袋体の内面へ差込み、蓋板が該袋体の中へ落ち込まない構造として、蓋板の横側縁を突出させて凸縁を形成し、背壁の天縁に隣接された他方の蓋折線をヒンジ部とし、該ヒンジ部を介して延設された蓋板の前辺である一方の蓋折線を介して折垂らされた一方の差込片を部分的に切り抜いて跨ぎ片を設け、該跨ぎ片は前壁の天縁を跨ぐ構造を成し、該跨ぎ片に一方の固定具を設け、該前壁の外面に他方の固定具を設ける。【選択図】 図1
Description
本発明は、紙製の蓋付き手提げ袋に関する物である。
従来の蓋付き手提げ袋は、文献1で襠壁上縁に乗せた背面壁延設蓋の上へ正面壁延設蓋を乗せて蓋をする構造の物、文献2で紙袋の正面外へ出して垂らした蓋のスリットに紐を通して蓋を固定する構造の物、文献3で紙袋の中へ垂らした蓋を収納物の上へ被せて隠す構造の物、文献4で天地二箇所ずつの壁穴を開けて把手を取り付けた構造の物、文献5で重なり合った蓋をマジックテープ(登録商標)で固定する構造の物、文献6で切り抜きスロットへ対岸の紐を嵌め込んで固定する構造の物、文献7で蓋止溝穴へ紐を通して固定する構造の物、文献8で口部長手から両横へ突出した三角形状部を折垂らして蓋閉じ固定をする構造の物であった。
従来の技術は、文献1の襠壁上縁に乗せた背面壁延設蓋の上へ正面壁延設蓋を乗せて蓋をする構造の物は正面と背面の双方の壁から蓋を延設する必要があり、文献2の紙袋の正面外へ蓋を出して垂らしてスリットに紐を通して蓋を固定する構造の物は蓋が正面に出ているので美観を損ねており、文献3の紙袋の中へ垂らした蓋を収納物の上へ被せて隠す構造の物は蓋が内部へ垂れ下がっているので美観を損ねており、文献4で天地二箇所ずつの壁穴を開けて把手を取り付けた構造の物は紐を通すための穴ではなく、文献5の重なり合った蓋をマジックテープ(登録商標)で固定する構造の物は正面と背面の双方の壁から蓋を延設する必要があり、文献6の切り抜きスロットへ対岸の紐を嵌め込んで固定する構造の物は切り抜きスロットが美観を損ねており、文献7の蓋止溝穴へ紐を通して固定する構造の物は蓋止溝穴が美観を損ねており、文献8の口部長手から両横へ突出した三角形状部を折垂らして蓋閉じ固定をする構造の物は三角形状部が美観を損ねているという問題点があった。本発明では前記のような問題の解決を課題にする。
前後で対面する前壁と背壁の両横側に互いに対面する襠壁を延設して形成された矩形筒の下面を底板で塞いで略直方体形状の袋体を設け、該袋体の天面開口領域を袋開口部とし、背壁の天辺と略同一線上に位置するヒンジ部を介して正面へ延設された蓋板の正面辺である一方の蓋折線を介して延設されて折垂らされた一方の差込片を袋体の内側(前壁の背面)へ差し込んで固定できる構造にする。該差込片は袋体の内側(前壁の背面)へ差し込まれているので該蓋板が該袋体の内側へ落ち込む恐れがあり、該蓋板の落ち込み防止構造として、蓋板の両横縁を少しだけ適宜に突出させて凸縁を形成する。正面に位置する一方の差込片を部分的に切り抜いて跨ぎ片を形成し、該跨ぎ片の基部は一方の蓋折線と同一線上の折線を介して蓋板から延設されている。該一方の差込片は前壁の内(背)側に差し込まれるが跨ぎ片は前壁の天縁を跨いで前壁の外(前)側に重なり合っており、該跨ぎ片に一方の固定具を設け、該前壁に他方の固定具を設けて、該重なり合っている領域を固定する。手提げにするための紐の両端は前壁と背壁の各々に開けられた壁穴に通して玉結びを形成して固定され、該壁穴は出壁穴と入壁穴の二穴ずつのペアで設けられており、玉結びに近い方の壁穴を出壁穴とし遠い方の壁穴を入壁穴として設ける。
蓋板の正面に延設された差込片を袋体の内側へ差し込んだことで該差込片は外から見えないので美的に向上できる。凸縁が襠壁の上縁に乗るので蓋板の落ち込みを防止できる。跨ぎ片が前壁の上縁を跨いでいるので蓋板の前辺の落ち込みを防止できる。一方と他方の固定具によって跨ぎ片と重なり合う前壁とを固定できる。壁穴を出壁穴と入壁穴との二箇所ずつで設けたことで紐端の玉結びの位置を下げることができ、差込片を袋体に差し込んだ状態で、入壁穴は該差込片と重なり合うが該玉結びに隣接している該出壁穴は該差込片と重なり合わないので該差込片の差込状態を該玉結びが妨害するのを回避できる。
蓋をすることで見た目の美しさを向上させ、蓋が袋体の中へ落ち込まない紙袋を実現した。
図1は蓋閉じ前状態の要部透視正面斜視図である。袋体2は不織布や織り布や人工樹脂であっても良いが、紙であることが望ましく、前記紙の厚みや固さは限定ではなくて適宜に腰のある厚紙であっても良いが、従来から一般的に使用されている紙袋の紙素材であることが望ましい。蓋板4は該袋体2よりも適宜に硬い素材であることが望ましく、その素材は限定ではなく、プラスチックであっても良いが、適宜に腰のある厚紙であることが望ましく、前記厚紙の硬さは折線上で楽に折り曲げられる硬さであれば良く、具体的に述べるならば、官製ハガキよりも硬ければ目的を果たせるが、官製ハガキの倍以上の硬さであることが望ましい。
切線や角線は実線で表示し、透視線は破線で表示し、折線は完全に折れ曲がっていない場合のみ一点鎖線で表示するが完全に折れ曲がった状態では角線としての実線で表示し、谷折山折で表示する折り曲げ方向は袋体の外面からを基準にして表示し、図面の位置関係の表示は左右を横方向とし、上下を縦方向或いは天地とし、正面と背面を前後として表示する。紐3の素材と構造は限定ではなく、綿などの自然素材であっても良いが、摩耗強度(摩耗しにくい強さ)があって安価であることからアクリルやポリなどの人工樹脂製であることが望ましく、捻り紐であっても良いし、組紐であっても良い。
符号は数字で表示するが、同じ符号が複数ある場合は符号の後ろに一方をa、他方をbとする補助符号を表示することにし、該補助符号を表示しない場合は一方と他方の総称(双方を指示)とし、一方と他方の位置関係は限定ではないが、正面から見た状態での左を一方とし右を他方とするのであるが、前後方向では正面を一方とし背面を他方とし、一方と他方に準じて対となる符号では該補助符号の後ろに´を付けることにし、正面に対して背面が面対象で対となる場合は背面に位置する方を対として補助符号の後ろに´を付ける。
前後で対面して設けた前壁5と背壁6との両側へ左右で対面する一方の襠壁7aと他方の襠壁7bとを延設して形成した略矩形筒の底面を底板8で塞いで略直方体の袋体2を形成し、該袋体2の天面開口領域を袋開口部9とする。
該袋開口部9と略同寸同形の矩形で蓋板4を設け、該蓋板4の前辺である一方の蓋折線11aを介して延設した一方の差込片12aを折垂らし、該蓋板4の背辺である他方の蓋折線11bを介して延設した他方の差込片12b(図3で表示)を折垂らす。
他方の差込片12bを袋体2の内部へ接着することで背壁6の天縁と略同一線上に位置する他方の蓋折線11bをヒンジ部13とし、該ヒンジ部13を中心線として蓋板4は開閉する構造になる。
蓋板4の両横縁を適宜に少しだけ両横外側へ突出させて一方の凸縁10aと他方の凸縁10bとを形成し、該凸縁10の双方は襠壁7の上縁に僅かに乗る位置関係にあり、該襠壁7の上縁に該凸縁10の領域が僅かに乗る位置関係にあることで、該蓋板4が袋体2の中へ落ち込み難くなる。
ヒンジ部13を屈折させて蓋板4を閉じれば、正面に位置する一方の差込片12aは袋体2の内側へ差し込まれて固定される構造を成しており、該一方の差込片12aを部分的に切り抜いて跨ぎ片14を形成し、該跨ぎ片14の上辺である基部は一方の蓋折線11aと同一線の折線を介して延設されている。
該跨ぎ片14の略中央に一方の固定具15aを取り付け、一方の差込片12aを差し込み終えた状態で該跨ぎ片14と重なり合う前壁5の領域に他方の固定具15bを取り付け、該一方の固定具15aと他方の固定具15bとの固定によって該跨ぎ片14は該前壁5に固定されて蓋板4の閉じ状態が固定される。
前壁5と背壁6の上部領域に紐3を通すための壁穴16を設け、該壁穴16は入壁穴18と出壁穴17とが隣り合うペアになって設けられており、該入壁穴18と出壁穴17との位置関係は限定ではないが天地で垂直に隣り合っていることが望ましく、下の壁穴16を出壁穴17とし、上の壁穴16を入壁穴18とする。
壁穴16への紐通し構造を述べるならば、一方の紐3aの一方の端に一方の玉結び19aを形成して、一方の出壁穴17aから袋体2の外へ出した一方の紐3aの他方の端を、上隣の一方の入壁穴18aから中へ入れて、他方の入壁穴18bから外へ出して、他方の出壁穴17bから中へ入れた一方の紐3aの他方の端に他方の玉結び19bを形成して、一方の紐3aの通し固定を終える。他方の紐3bでも前記の一方の紐3aの紐通し構造と面対象の同じ構造で行う。
一方の入壁穴18aと他方の入壁穴18bとの間に位置する紐3の中央領域は袋体2の中に入ってから袋開口部9の上へ抜け出ており、該上へ抜き出ている領域を把持域20とし、一方の紐3aの中央領域を一方の把持域20aとし、他方の紐3bの中央領域を他方の把持域20bとする。
蓋板4の正面に位置する一方の紐3aの中央領域は前壁5と一方の差込片12aとの間を上へ擦り抜けて一方の把持域20aを形成できるが、蓋板4の背部はヒンジ部13になっていることから隙間が存在せず、他方の紐3bの中央領域を隙間から擦りぬけさせることができないので、該ヒンジ部13の隣接領域に一方の紐蓋穴21aと他方の紐蓋穴21bの二箇所開けて、該紐蓋穴21双方に他方の紐3bの中央領域を通して上へ抜き出た領域を他方の把持域20bとして設ける。
袋体2は従来の手提げ紙袋と同じ素材同じ構造であることが望ましいので、両横面に位置する襠壁7は従来と同じ折り畳み構造を成しており、具体的に述べるならば、該襠壁7の中央を天地に縦断する谷折線で襠縦折線22を入れ、襠壁7の底辺を底辺とする略直角三角形の領域を三角域23とし、該三角域23の斜辺を三角折線24とし、該三角域23の頂点から背壁6方向へ略水平に伸びた山折線を襠横折線25とし、面対象で対面している該襠壁7どうしで、一方の襠壁7aと面対象となる他方の襠壁7bでも前記折り畳み構造は面対象の同じ構造にして形成されている。
図2は蓋閉じ状態の要部透視正面斜視図である。前壁5の背面である袋体2の内側へ一方の差込片12aを差し込んで蓋板4の閉じ状態は固定され、該一方の差込片12aを部分的に切り抜いて一方の蓋折線11aに延設された跨ぎ片14が前壁5の天縁を正面へ跨いでいるので該蓋板4の正面領域が袋体2の中へ落ち込むのを防止している。
該跨ぎ片15の個数は限定ではなく複数個であっても良いが単数であることが望ましく、該跨ぎ片15の形成箇所は限定ではないが一方の蓋折線11aの略中央から正面へ向けて延設する構造であることが望ましく、該跨ぎ片15の形状は限定ではないが両横縁は適宜な範囲で並行縁を成し先縁は略半円形の円周縁であることが望ましく、該跨ぎ片15の大きさは限定ではないが成人男性の平均的な親指サイズ程度であることが望ましい。
跨ぎ片14の切り抜き跡を抜け跡穴26とし、蓋板4の閉じ状態で該抜け跡穴26と重なり合う前壁5の上部中央に他方の固定具15bを取り付け、跨ぎ片14に取り付けられた一方の固定具15aとの組み合わせで固定することによって該跨ぎ片14は固定され、該跨ぎ片14の固定によって蓋板4の閉じ状態が固定される。
該固定具15の固定構造は限定ではなく、面ファスナーであっても良いが凹部へ凸部が嵌め込まれる構造のスナップボタンであることが望ましく、凹部凸部の位置関係は限定ではないが、本体1に取り付ける市販のスナップボタンは凹部の背部が表になっているので表に位置する一方の固定具15aを凹部のスナップボタンにし、他方の固定具15bを凸部のスナップボタンにすることが望ましい。
壁穴16は出壁穴17と入壁穴18とのペアで設けられており、該出壁穴17は該入壁穴18よりも下に位置しており、下に位置している該出壁穴17で玉結び19aが固定されているので、前壁5の背面へ一方の差込片12aを差し込む過程で、該一方の差込片12aは玉結び19に当たることなく上に位置する入壁穴18を擦り抜けることができ、該一方の差込片12aの先縁(下縁)の先に該玉結び19が位置しているので、該差込片12aと該玉結び19が接するのを回避できる。
入壁穴18の外(袋体2の外)に玉結び19を形成しても前壁5の背面に差し込まれる一方の差込片12aが接するのを回避できるが、該玉結び19が外に出ていると見た目が悪く、出壁穴17から袋体2の内側へ該玉結び19を入れたことで該玉結び19は外から見えなくなるので、本体1の見た目が良くなる。
一方の入壁穴18aと他方の入壁穴18bとの間に位置する紐3の中央領域は袋開口部9から上へ抜き出ることで把持域20となり、正面に位置する一方の把持域20aは前壁5の上部背面と一方の差込片12aとの隙間から抜き出る構造を成している。
蓋板4の背辺である他方の蓋折線11bは背壁6の上縁に接着されてヒンジ部13となっているので他方の紐3bが上へ抜き出る隙間を有しておらず、該ヒンジ部13と隣接する蓋板4の背部領域に一方の紐蓋穴21aと他方の紐蓋穴21bとの二箇所を開けて他方の紐3bの中央領域を通して袋開口部9から上へ抜き出せる構造にして他方の把持域20bを形成する。
蓋板4の両横縁を僅かに突出させて凸縁10を形成し、該凸縁10の突出は限定ではないが二ミリ程度もあれば充分であり、一方の凸縁10aは一方の襠壁7aの上縁に乗り、他方の凸縁10bは他方の襠壁7bの上縁に乗ることで該蓋板4の両横縁が袋体2の中へ落ち込むのを防止できる構造になる。
図3は蓋閉じ状態の要部透視背面斜視図である。開口部9を形成している袋体2の天縁は折り返しのない単層であっても良いが袋折された縁であることが望ましいが、天縁が袋折された袋体2である紙袋は従来技術であることから天縁の袋折領域の図示は省略することにしており、天縁の袋折領域の図示を省略することで要部である差込片12を明瞭に図示することができる。
蓋板4の背辺である他方の蓋折線11bを介して延設されて折垂らされた他方の差込片12bを背壁6の上部の内側(前面)に接着することで他方の蓋折線11bはヒンジ部13と成る。
袋開口部9の背縁と略同一線上でヒンジ部13が形成されているので該袋開口部9の背縁は閉じており、該ヒンジ部13との隣接領域である蓋板4の背部領域に紐蓋穴21を二箇所開けて他方の紐3bを通してアーチ状に上へ出ている他方の紐3bの中央領域を他方の把持域20bとし、該二箇所有している紐蓋穴21で背壁6に向かって右側を一方の紐蓋穴21aとし左側を他方の紐蓋穴21bとする。
他方の紐3bを通すために背壁6に開けられた壁穴16は前壁5と面対象の対で設けられ、対の場合は補助符号の後ろへ´を付けるのであり、前壁5に対して背壁6で対となる一方で対の入壁穴18a´の下へ一方で対の出壁穴17a´を設け、他方で対の入壁穴18b´の下へ他方で対の出壁穴17b´を設ける。
背部に位置する他方の差込片12bは背壁6の上部に接着固定されているので一方で対の入壁穴18a´と他方で対の入壁穴18b´と重なる位置で該他方の差込片12bに穴を開けて他方の紐3bを通す構造にする。
他方の紐3bの通し構造を述べるならば、一方で対の出壁穴17a´の内側(前面)に位置する一方で対の玉結び19a´から一方で対の出壁穴17a´から出た他方の紐3bの他方の端を上に位置する一方で対の入壁穴18a´から中(以降背壁の前を中とする)へ入れて、一方の紐蓋穴21aから上へ出して、他方の紐蓋穴21bから下へ入れて、他方で対の入壁穴18b´から外へ出して、他方で対の出壁穴17b´から中へ入れた他方の紐3bの端に他方で対の玉結び19b´を形成して固定する。
襠壁7の底辺を同じ底辺とする三角域23の頂点から背壁6方向へ略水平な山折線である襠横折線25の背端どうしを結ぶ谷折線で背横折線27を設ける。袋体2の折り畳み構造は従来技術の応用であるが具体的に述べるならば、三角域23の斜辺である三角折線24を谷折することで襠横折線25は山折になるのと連動して、襠縦折線22は谷折になり、最終的に背横折線27が谷折になって該袋体2は折り畳まれて平らになる。
上記の袋体2の折り畳み構造実現のために襠縦折線22は谷折にされていることから蓋板4の両横縁は襠壁7の天縁に乗った状態で維持されているが、該蓋板4の両横縁の各々を一方の凸縁10aと他方の凸縁10bとの適宜な突出によって、該蓋板4の両横縁は襠壁7の天縁に乗った状態が更に安定するので、該蓋板4が袋体2の中へ落ち込むのを防止する能力が更に高まる。
壁穴16は打ち抜いただけの円形穴であっても良いが、該壁穴16にハトメと称する従来技術の金具を嵌め込んで固定する構造であることが望ましく、該壁穴16にハトメを取り付けたことで紐3の滑りが良くなると同時に見た目も良くなり、高級なイメージを高めることができる。
該壁穴16の一部分である一方で対の入壁穴18a´と他方で対の入壁穴18b´にハトメが取り付けられているので、該ハトメによって他方の差込片12bも固定できるのであり、該他方の差込片12bは該ハトメだけで固定されていても良いが、背壁6の前面(内側)上部に接着して固定する構造であることが望ましく、接着固定である方が見た目も良くなり、高級なイメージを高めることができる。
底板8は従来の手提げ紙袋と同じ構造の物であることから図示を省いたが、具体的に述べるならば、該底板8を形成する前の袋体2は略矩形筒であり、該矩形筒で襠壁7の下辺から下へ延設されている領域を内側へ略直角に折り曲げることで前壁5と背壁6との下辺に略台形板が形成されて延設されており、該台形板の双方を内側へ略直角に折り曲げて重なり合った領域を接着することで該底板8は形成される。
本発明は、紙箱として使用することもできる。
1 本体
2 袋体
3a、3b 紐
4 蓋板
5 前壁
6 背壁
7a、7b 襠壁
8 底壁
9 袋開口部
10a、10b 凸縁
11a、11b 蓋折線
12a、12b 差込片
13 ヒンジ部
14 跨ぎ片
15a、15b 固定具
16 壁穴
17a、17b 出壁穴
18a、18a 入壁穴
19a、19b 玉結び
20a、20b 把持域
2 袋体
3a、3b 紐
4 蓋板
5 前壁
6 背壁
7a、7b 襠壁
8 底壁
9 袋開口部
10a、10b 凸縁
11a、11b 蓋折線
12a、12b 差込片
13 ヒンジ部
14 跨ぎ片
15a、15b 固定具
16 壁穴
17a、17b 出壁穴
18a、18a 入壁穴
19a、19b 玉結び
20a、20b 把持域
Claims (4)
- 前後で対面する前壁と背壁の両側へ一方と他方の襠壁を延設して形成した略矩形筒の下端を底板で塞いで袋体を形成し、該袋体の天面は開口しており、該開口領域を袋開口部とし、該袋開口部は蓋板によって閉じられる構造を成し、該蓋板の前後辺に一方と他方の蓋折線を介して延設されて折垂らされた一方と他方の差込片を該袋体の内面へ差込み、該蓋板が該袋体の中へ落ち込まない構造にしたことを特徴とする蓋付き手提げ袋。
- 蓋板が該袋体の中へ落ち込まない構造として、蓋板の横側縁を突出させて凸縁を形成し、該凸縁が襠壁の天縁に乗ることで落ち込みを防止したことを特徴とする請求項1記載の蓋付き手提げ袋。
- 蓋板が該袋体の中へ落ち込まない構造として、背壁の天縁に隣接された他方の蓋折線をヒンジ部とし、該ヒンジ部を介して延設された蓋板の前辺である一方の蓋折線を介して折垂らされた一方の差込片を部分的に切り抜いて跨ぎ片を設け、該跨ぎ片の上辺基部は該一方の蓋折線に延設されており、該跨ぎ片が前壁の天縁を跨いた状態を固定するために該跨ぎ片に一方の固定具を設け、該前壁の外面に他方の固定具を設けたことを特徴とする請求項1或いは請求項2記載の蓋付き手提げ袋。
- 袋体を手提げにする構造として、前壁と背壁の各々に一方と他方の壁穴を開けて、該壁穴に紐を通し、該紐の両端に玉結びを形成して該壁穴から該紐が抜け出るのを防止する構造にし、該壁穴は出壁穴と入壁穴の二箇所ずつのペアで設けられており、前壁の紐通し構造は内面に設けられた一方の玉結びから一方の出壁穴を通して外に出た紐を隣の一方の入壁穴から袋体の中へ通し入れた紐を他方の入壁穴から外へ出して隣の他方の出壁穴から内面へ入れた紐の端に他方の玉結びを形成して抜け出るのを防止し、背壁の紐通し構造は該前壁と面対象の構造で行うことを特徴とする請求項1記載の蓋付き手提げ袋。
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