JP2017050945A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】トルクリップルを平滑化することができる回転電機を提供すること。【解決手段】通電により磁束を発生させる電機子コイル104を有するステータ100と、磁束の通過により回転するインナロータ300と、インナロータ300を通過する磁束の磁路の途中に配置されて回転するアウタロータ200とを備える回転電機1であって、インナロータ300は、周方向における隣同士が逆向きの周回巻線となる集中巻になるように形成されるロータ巻線330が巻かれている複数のロータティース302を周方向に並列され、誘導起電力の電流位相が同相となるロータ巻線330とダイオードが直列接続された閉回路である整流回路を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ロータに巻線を有する回転電機に関する。
回転電機は、各種装置に動力源として搭載されており、例えば、車両の場合には単独に搭載されて電気自動車の動力源として機能し、あるいは、内燃機関と共に搭載されてハイブリッド車の動力源として機能する。
特に、ハイブリッド車の場合、遊星歯車を介して内燃機関と組み合わせて発電用と駆動用とで活用するシステムに組み込まれる場合がある。この場合には、内燃機関と、発電用モータと、駆動用モータとのそれぞれを遊星歯車と共にシステム内に組み込むことから大型化してしまい小型車両に搭載するのが難しい、という課題があった。
これに対して、特許文献1に記載の回転電機では、発電用モータ、駆動用モータ、および遊星歯車(ギヤ)として機能させることのできるように複合化された機能を備えるように工夫されている。
例えば、図9に示すように、特許文献1に記載の回転電機Mは、6極対の電機子コイルCを有するステータS(極対数A)と、10極対の永久磁石PMを有する第1のロータR1(極対数P)と、16極の磁気導通路MPを有する第2のロータR2(極数H(A+P))と、を備えている。この回転電機Mは、磁気変調原理を利用して、ステータSと、第1のロータR1と、第2のロータR2との3つの要素を、遊星歯車におけるサンギヤ、リングギヤ、キャリヤと同等に機能させることができる磁気変調型二軸モータになっている。
特開2013−188065号公報
しかしながら、特許文献1に記載の回転電機Mにあっては、永久磁石の磁力をそのままマグネットトルクとして利用できるIPMモータ(Interior Permanent Magnet Motor)のように、トルク密度を増大させて大出力を得るようにすることが難しく、そのトルクを補うためには残留磁束密度の大きな高価な永久磁石を用いる必要がある。
また、回転電機Mの構造では、永久磁石に鎖交する磁束の変動が大きいことから、保磁力が大きく、しかも、熱による減磁の少ない、例えば、Dy(ジスプロシウム)やTb(テルビウム)のような高価な希土類を添加した高価な永久磁石、例えば、Nd−Fe−B磁石(ネオジウム磁石)を採用する必要がある。
このような問題に対し、本件出願人は、従来問題となっていた非同期の磁束変動(ステータ回転磁界とロータ回転速度の差分周波数の磁束変動)を変換して電磁石により磁力を発生させる回転電機を提案している。
この回転電機は、ステータ回転磁界とロータが非同期回転する条件下でロータに鎖交する非同期磁束を誘導起電力に変換させるロータ巻線をロータ上に持つ。発生した誘導起電力はロータ上に実装した整流回路のダイオードによって整流され、整流された電流がロータ巻線に流れることで自励し、電磁石により磁力が発生する。
しかしながら、ロータに鎖交する非同期磁束から変換された誘導起電力を界磁電流に変換する整流回路の構成によっては、トルクリップルが発生したり、誘導起電力を効率よく界磁電流として利用できなかったりする。
そこで、本発明は、トルクリップルを平滑化することができる回転電機を提供することを目的としている。
上記課題を解決する回転電機の発明の一態様は、通電により磁束を発生させる電機子コイルを有するステータと、磁束の通過により回転するロータと、を備える回転電機であって、ステータは、電機子コイルが集中巻きにより形成されており、ロータは、電機子コイルで発生した磁束の鎖交により誘導電流を誘起させるロータ巻線が巻かれた周方向に並列されている複数の突極部と、誘導電流を直流電流に整流する整流回路とを有し、ロータ巻線は、隣接する突極部の磁極の極性が異なるように巻かれており、整流回路は、誘導電流の電流位相が同相の複数のロータ巻線と整流素子とが直列に接続される閉回路であるものである。
このように本発明の一態様によれば、トルクリップルを平滑化することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る回転電機を示す図であり、その概略構成の1/2モデルを示す回転軸に直交する断面図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る回転電機を示す図であり、その回転電機の概略全体構成を説明するモデルであり、その回転軸と平行な断面概念図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係る回転電機を示す図であり、そのインナロータとアウタロータの間のギャップ磁束密度の調波解析結果を示す図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係る回転電機を示す図であり、そのインナロータの概略構成を示す回転軸に直交する断面図である。 図5は、本発明の第1実施形態に係る回転電機を示す図であり、そのインナロータに設置するダイオードの接続閉回路を示す結線図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係る回転電機を示す図であり、その概略構成の1/2モデルを示す回転軸に直交する断面図である。 図7は、本発明の第2実施形態に係る回転電機を示す図であり、そのインナロータに設置するダイオードの接続閉回路を示す結線図である。 図8は、本発明の第2実施形態に係る回転電機を示す図であり、そのインナロータに鎖交する非同期磁束の磁気回路を示す図である。 図9は、本実施形態と比較する異なる構造の磁気変調二軸型の回転電機を示す図であり、その概略全体構成を示す回転軸に直交する断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る回転電機について詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1および図2において、本発明の第1実施形態に係る回転電機1は、ダブルロータ形式の回転電機として構成されており、円筒形状に形成されたステータ100と、このステータ100内に回転自在に収納されて回転軸1Cに一致するアウタ回転軸(単に回転軸ともいう)210が固定されているアウタロータ200と、このアウタロータ(第2のロータ)200内に回転自在に収納されて回転軸1Cに一致するインナ回転軸(単に回転軸ともいう)310が固定されているインナロータ(第1のロータ)300とを備えている。アウタロータ200およびインナロータ300は、回転軸1Cを回転中心として相対回転可能にそれぞれ支持されている。なお、図1は機械角360度のうちの180度分(1/2)の径方向断面図を図示している。インナロータ300は、本発明におけるロータを構成している。
ステータ100はステータコア101を備えており、このステータコア101には、軸心に向かう径方向に延伸されている複数本のステータティース102が周方向に並列されている。このステータティース102は、後述するアウタロータ200の磁路部材201の外周面201aにエアギャップG1を介して内周面102a側を対面させるように形成されている。
このステータ100は、ステータティース102の側面102b間をスロット103として、三相交流のW相、V相、U相に対応する電機子コイル104が納められている。電機子コイル104は集中巻きによりステータティース102に巻き回されている。電機子コイル104は、通電により磁束を発生させる。
ステータ100は、この電機子コイル104に三相交流が供給されることで、周方向に回転する回転磁界を発生し、発生した磁束をアウタロータ200やインナロータ300に鎖交させることによりこれらアウタロータ200およびインナロータ300をそれぞれ回転駆動させる。
アウタロータ200は、透磁率の高い鋼材などの軟磁性体からなる磁路部材201と、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂等の磁束を通さない非磁性体からなる非磁性部材202とを有する。磁路部材201および非磁性部材202は軸線方向に延伸されている。なお、軸線方向は、回転軸1Cが延伸する方向と同じ方向を示す。
磁路部材201および非磁性部材202は、例えば、アウタロータ200の軸方向の一端側に位置する円盤状の大径部205と、軸方向の他端側に位置する同心の円筒形状に形成されている円筒軸206とに両端部を連結支持されている。
磁路部材201は、周方向で非磁性部材202に対向するポールピース部201Aと、非磁性部材202のステータ側とインナロータ側とにおいて隣り合うポールピース部201Aを接続するブリッジ部201Bとを有する。
ポールピース部201Aとブリッジ部201Bとは、一体形成されている。したがって、磁路部材201は、ポールピース部201Aとブリッジ部201Bとが一体形成された一体コアとして構成されている。一体コアとして構成された磁路部材201は、複数の電磁鋼板を軸線方向に積層したものからなる。
非磁性部材202は、ポールピース部201Aおよびブリッジ部201Bで囲まれる空間に設けられている。したがって、本実施形態のアウタロータ200は、軟磁性体のポールピース部201Aと非磁性部材202とが周方向に交互に配置されている。
アウタロータ200は、ステータ100のステータティース102の内周面102aと、後述するインナロータ300のロータティース302の外周面302aに対して、磁路部材201の外周面201aと内周面201bとが対面するように形成されている。
このアウタロータ200は、ステータ100の電機子コイル104で発生し鎖交する磁束が磁路部材201のポールピース部201Aを効率よく通過する一方、非磁性部材202ではその磁束の通過を妨げる。このステータ100の電機子コイル104で発生する磁束は、アウタロータ200のポールピース部201Aを通過した後には、後述するように、インナロータ300のロータティース302の外周面302aに鎖交して、再度、アウタロータ200のポールピース部201Aを通過することにより、ステータ100に戻る磁気回路を形成する。
このようにアウタロータ200が回転することで、電機子コイル104で発生する回転磁界の極数および周波数を変更させることができる。この変調された回転磁界とインナロータ300が同期回転することによりトルクが発生する。
インナロータ300は、複数の電磁鋼板を軸線方向に積層したロータコア301を備えている。このロータコア301には、軸心から離隔する径方向に向かって延長されている複数本のロータティース(突極部)302が周方向に並列されている。ロータティース302は、アウタロータ200の磁路部材201の内周面201bにエアギャップG2を介して外周面302aを対面させるように形成されている。
このロータティース302は、隣接するロータティース302の側面302b間をスロット303として、ロータ巻線330が巻き付けられている。
ロータ巻線330は、ロータティース302毎にインナロータ300の周方向において隣同士が逆向きの周回巻線となる集中巻になるように形成されて、インナロータ300の周方向に配列されている。このロータ巻線330は、磁束が鎖交することにより誘導電流を発生(誘起)し、発生した誘導電流を界磁電流として供給されることにより励磁されてロータティース302を電磁石として機能させる。
ロータ巻線330は、インナロータ300の周方向において隣り合うロータティース302の磁極の極性が異なるように配線されている。
ここで、図1の機械角180度分の8つのロータ巻線330を、回転方向(反時計方向)にロータ巻線330−1〜ロータ巻線330−8と符合を付けて区別する。
このような回転電機1において、ステータ100の起磁力が、アウタロータ200によって変調され、その変調された磁束とインナロータ300が同期回転することで駆動する。一方、ステータ100の起磁力が変調されずにインナロータ300へ鎖交する非同期の磁束が存在する。
図3にインナロータ300とアウタロータ200の間のギャップ磁束密度の調波解析結果を示す。ポールコンビネーションは、ステータ100が4極対、アウタロータ200が12極、インナロータ300が8極対の場合で、インナロータ300は、ソリッドロータ(磁気抵抗の脈動を持たないロータ)での結果である。
図3に示すように、ステータ100による4次の磁束が、アウタロータ200により変調され、低次の項の8次と、高次の項の16次のギャップ磁束が存在することが分かる。また、アウタロータ200によるパーミアンス直流重畳項により4次の磁束も存在することが分かる。
この変調されない非同期磁束の空間的な次数はステータの極対数となる。解析例の場合、インナロータ300に空間4次の磁束が鎖交する(機械角360°を1次としたとき)。
図4は、インナロータ300の機械角360度の径方向断面図を示している。ここで、図4の機械角360度分の16個のロータ巻線330を、回転方向(反時計方向)にロータ巻線330−1〜ロータ巻線330−16と符合を付けて区別する。
図4において、ステータ100からインナロータ300に空間4次の磁束が鎖交する。この磁束による誘導起電力の電流位相は機械角90°ごとに同相となる。
本実施形態においては、非同期磁束による誘導起電力の電流位相が同相となるロータ巻線330を直列接続し、整流素子によって整流する。
図5に示すように、誘導起電力の電流位相が同相となるロータ巻線330−1、ロータ巻線330−5、ロータ巻線330−9、ロータ巻線330−13とダイオードD1が直列接続され、閉回路である整流回路C1を形成している。
同様に、ロータ巻線330−2、ロータ巻線330−6、ロータ巻線330−10、ロータ巻線330−14とダイオードD2が直列接続され、閉回路である整流回路C2を形成している。
ロータ巻線330−3、ロータ巻線330−7、ロータ巻線330−11、ロータ巻線330−15とダイオードD3が直列接続され、閉回路である整流回路C3を形成している。
ロータ巻線330−4、ロータ巻線330−8、ロータ巻線330−12、ロータ巻線330−16とダイオードD4が直列接続され、閉回路である整流回路C4を形成している。
すなわち、ダイオードD1、D2、D3、D4は、本発明における整流素子を構成する。
このように構成することによって、整流回路C1、C2、C3、C4のそれぞれで、電流リップルの位相が異なるため、誘導電流変動に伴うトルクリップルを平滑化することができる。
また、ロータ巻線330それぞれにダイオードを接続した閉回路を形成するのに比べ、ダイオードの数量を低減させることができ、ダイオードによる電圧降下を抑えて界磁電流を大きくすることができる。
また、ダイオードの数量を低減させることで、回転電機1の小型化および軽量化が可能となる。
ここで、回転電機1のトルクの発生原理を説明する。インナロータ300は、ステータ100からアウタロータ200を介して鎖交する磁束のうち、そのアウタロータ200の回転によって変調された磁束がインナロータ300の回転と同期して鎖交する。
また、一方で、回転電機1は、インナロータ300のロータ巻線330に鎖交する磁束に、アウタロータ200により変調されずに(インナロータ300の回転に同期せずに)変動する成分が含まれており、これによりロータ巻線330に交流の誘導電流を発生させることができる。そして、その交流の誘導電流をダイオードで整流して直流の界磁電流とし、ロータ巻線330に通電することにより、ロータティース302を電磁石として機能させて界磁磁束を発生させることができる。このようにして、回転電機1はトルクを発生することができる。
なお、このとき、ステータ100のステータティース102からアウタロータ200のポールピース部201Aを介してインナロータ300のロータティース302に鎖交する磁束は、集中巻きした電機子コイル104に交流電源から電力供給して発生させる。
ところで、この電機子コイル104は、本実施形態では集中巻きを採用するが、分布巻きを採用してもよい。
これらのことから、回転電機1は、永久磁石を設けることなく、インナロータ300を電磁石トルク(回転力)により相対回転させることができる。このインナロータ300では、磁化方向(N極、S極)が周方向に向かって交互になるように並列されている電磁石としてロータティース302を機能させることにより、アウタロータ200との間で鎖交させる磁束をスムーズにスロット303を迂回させて受け渡すことができる。
この回転電機1は、ステータ100に対してアウタロータ200が相対回転し、また、その回転するアウタロータ200(磁路部材201)を経由する磁束が鎖交されるインナロータ300が電磁石トルクにより相対回転されるので、アウタロータ200を低速回転させつつインナロータ300を高速回転させることができる。また、反対に、アウタロータ200を高速回転させ、インナロータ300を低速回転させることもできる。
また、この回転電機1は、ステータ100、アウタロータ200およびインナロータ300の構造に応じて上述の回転駆動に必要なトルクが発生するようになっている。具体的には、ステータ100の電機子コイル104の極対数をAとし、アウタロータ200の極数となるポールピース部201Aの数をHとし、インナロータ300の極対数となるロータティース(電磁石)302の極対数をPとしたときに、次式(1)を成立させる組み合わせとなる。
H=|A±P| ......(1)
この構造では、トルクを効果的に発生させてアウタロータ200とインナロータ300とをステータ100に対して効率よく相対回転させることができる。例えば、本実施形態の回転電機1では、ステータ100の電機子コイル104の極対数A=4、アウタロータ200の極数H=12、および、インナロータ300のロータティース302の極対数P=8であり、上記の式(1)を満たしている。
図2に示すように、回転電機1は、ステータ100内にアウタロータ200が回転自在に収容されており、さらに、そのアウタロータ200内にインナロータ300が回転自在に収容されている。
また、アウタロータ200には、アウタ回転軸210が一体回転可能に連結されている。インナロータ300には、インナ回転軸310が一体回転可能に連結されている。これにより、回転電機1は、磁気変調原理を利用してアウタ回転軸210およびインナ回転軸310のそれぞれに動力を伝達することのできる磁気変調型二軸モータとして構成される。
したがって、回転電機1は、例えばステータ100を遊星歯車機構のサンギヤ、アウタロータ200を遊星歯車機構のキャリヤ、インナロータ300を遊星歯車機構のリングギヤとして機能させることができ、機械式の遊星歯車機構と同等の機能を備えることができる。なお、本実施形態に係る回転電機1は、アウタロータ200がキャリヤとして機能するよう構成される。
この構造により、回転電機1は、例えば、ハイブリッド自動車にエンジン(内燃機関)と共に駆動源として搭載する場合、アウタロータ200のアウタ回転軸210とインナロータ300のインナ回転軸310とをそれぞれ車両の動力伝達経路に直接連結して、ステータ100の電機子コイル104にインバータを介して車両のバッテリを接続することにより駆動源と共に動力伝達機構としても機能させることができる。
このように、上述の第1実施形態では、ロータティース302毎にインナロータ300の周方向における隣同士が逆向きの周回巻線となる集中巻に形成されて、インナロータ300の周方向に配列されているロータ巻線330と、誘導起電力の電流位相が同相となるロータ巻線330とダイオードが直列接続された閉回路である整流回路C1、C2、C3、C4とを備える。
これにより、整流回路C1、C2、C3、C4のそれぞれで、電流リップルの位相が異なるため、誘導電流変動に伴うトルクリップルを平滑化することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。ここで、第2実施形態は上述の第1実施形態と略同様に構成されているので、同様な構成には同一の符号を付して特徴部分を説明する。
図6におけるロータ巻線330は、誘導コイルIと界磁コイルFとからなる。誘導コイルIは、隣接するロータティース302の側面302b間をスロット303として、ロータティース302のアウタロータ200側に巻き付けられている。界磁コイルFは、隣接するロータティース302の側面302b間をスロット303として、ロータティース302の軸心側に巻き付けられている。すなわち、誘導コイルIは、スロット303においてインナロータ300の径方向外側に巻き付けられており、界磁コイルFは、スロット303においてインナロータ300の径方向内側に巻き付けられている。
誘導コイルIは、ロータティース302毎にインナロータ300の周方向における隣同士が逆向きの周回巻線となる集中巻に形成されて、インナロータ300の周方向に配列されている。この誘導コイルIは、磁束が鎖交することにより誘導電流を発生(誘起)する。
界磁コイルFは、ロータティース302毎にインナロータ300の周方向における隣同士が逆向きの周回巻線となる集中巻になるように形成されて、インナロータ300の周方向に配列されている。この界磁コイルFは、界磁電流を供給されることにより励磁されてロータティース302を電磁石として機能させる。
このように、誘導コイルIと界磁コイルFは、電流の向きが等しくなるように巻き回されている。
ここで、図6の機械角180度分の8つの誘導コイルIを、回転方向(反時計方向)に誘導コイルI1〜I8と呼んで区別する。また、機械角180度分の8つの界磁コイルFを回転方向に界磁コイルF1〜F8と呼んで区別する。
図7において、誘導コイルI1、I3、I5、I7と界磁コイルF1、F2、F3、F4は、ダイオードD5、D6と共に閉回路である整流回路C5を形成している。
この整流回路C5において、3つ置きの誘導コイルI1、I5とダイオードD5が直列接続され、3つ置きの誘導コイルI3、I7とダイオードD6が直列接続され、界磁コイルF1、F2、F3、F4が直列接続されている。
また、誘導コイルI1、I5、ダイオードD5からなる直列接続(第1の直列回路)と誘導コイルI3、I7、ダイオードD6からなる直列接続(第2の直列回路)は、両端部で並列接続された後、ダイオードD5、D6のカソード側で、界磁コイルF1、F2、F3、F4からなる直列接続に接続されている。このように、整流回路C5は、誘導コイルI1、I3、I5、I7で発生する交流の誘導電流をダイオードD5、D6でそれぞれ一方向に整流して界磁コイルF1、F2、F3、F4に直流界磁電流として供給するように結線された回路構成となっている。
また、誘導コイルI2、I4、I6、I8と界磁コイルF5、F6、F7、F8は、ダイオードD7、D8と共に閉回路である整流回路C6を形成している。
この整流回路C6において、3つ置きの誘導コイルI2、I6とダイオードD7が直列接続され、3つ置きの誘導コイルI4、I8とダイオードD8が直列接続され、界磁コイルF5、F6、F7、F8が直列接続されている。
また、誘導コイルI2、I6、ダイオードD7からなる直列接続(第1の直列回路)と誘導コイルI4、I8、ダイオードD8からなる直列接続(第2の直列回路)は、両端部で並列接続された後、ダイオードD7、D8のカソード側で界磁コイルF5、F6、F7、F8からなる直列接続に接続されている。このように、整流回路C6は、誘導コイルI2、I4、I6、I8で発生する交流の誘導電流をダイオードD7、D8でそれぞれ一方向に整流して界磁コイルF5、F6、F7、F8に直流界磁電流として供給するように結線された回路構成となっている。
すなわち、ダイオードD5、D6、D7、D8は、本発明における整流素子を構成する。
この回路構成により、誘導コイルIで発生させた誘導電流を整流し界磁電流として界磁コイルFを励磁させることができるため、ロータティース302を電磁石として機能させることができる。
ここで、ダイオードD5、D6、D7、D8は、誘導コイルIや界磁コイルFを多極化させる場合でも、直列接続することにより使用数を抑えており、大量使用を回避するために、一般的なHブリッジ型の全波整流回路を形成するのではなく、それぞれ180度位相差になるように結線して、一方の誘導電流を反転させて半波整流出力する中性点クランプ型の半波整流回路を形成している。
整流回路C5、C6の界磁コイルFは、隣接するロータティース302毎の巻付方向を逆向きにされている。このことから、磁気回路の一部を構成するインナロータ300の一つのロータティース302は、アウタロータ200のポールピース部201Aから誘導する方向となるS極を対面させる電磁石として機能するように磁化されている。また、隣接するもう一つのロータティース302は、磁束をアウタロータ200側に誘導する方向となるN極を対面させる電磁石として機能するように磁化されている。
ここで、回転電機1のトルクの発生原理を説明する。インナロータ300は、ステータ100からアウタロータ200を介して鎖交する磁束のうち、そのアウタロータ200の回転によって変調された磁束がインナロータ300の回転と同期して鎖交する。
また、一方で、回転電機1は、インナロータ300の誘導コイルIに鎖交する磁束に、アウタロータ200により変調されずに(インナロータ300の回転に同期せずに)変動する成分が含まれており、これにより誘導コイルIに交流の誘導電流を発生させることができる。そして、その交流の誘導電流をダイオードD5、D6で整流して直流の界磁電流とし、界磁コイルFに通電することにより、ロータティース302を電磁石として機能させて界磁磁束を発生させることができる。このようにして、回転電機1はトルクを発生することができる。
なお、このとき、ステータ100のステータティース102からアウタロータ200のポールピース部201Aを介してインナロータ300のロータティース302に鎖交する磁束は、集中巻きした電機子コイル104に交流電源から電力供給して発生させる。
図8は、インナロータ300に鎖交する非同期磁束の磁気回路を示す。図8に示すように、インナロータ300のロータティース302には一様に磁束が鎖交するため、界磁コイルFにも誘導起電力が発生する。しかし、界磁コイルFの誘導起電力を活用した場合、誘導コイルIの誘導起電力と干渉してしまい、並列接続された誘導コイルI(第1の直列回路と第2の直列回路)の位相関係が崩れてしまう。結果として、全波整流することができず、誘導電流変動に伴うトルクリップルが大きくなってしまう。
そのため、誘導コイルIの誘導起電力に干渉しないように、界磁コイルFの誘導起電力を打ち消すように結線している。すなわち、第2実施形態においては、機械角90°内の界磁コイルFを直列接続している。
このような結線とすることで、並列接続された誘導コイルI(第1の直列回路と第2の直列回路)の位相関係を保ちつつ、界磁コイルFに流れる電流を全波整流することができる。
また、第1実施形態のように、誘導起電力の位相が同相となるロータ巻線330のみを直列接続し、ダイオードに結線した場合と比較して、誘導電流が全波整流されるため、トルクリップルを大幅に低減させることができる。
また、全波整流によりロータ電流振幅が小さくなり、許容電流値の低いダイオードを選択することができ、コストの削減および部品の軽量化が可能となる。
さらに、界磁コイルFの誘導起電力が打ち消されるように結線することで、界磁電流による起磁力を確保しながら、差分周波数(ステータ回転磁界とロータ回転速度との差分周波数)が高くなっても自己インダクタンスにおける電圧降下が過度に大きくならず、トルク特性を改善することができる。
このように、上述の第2実施形態では、ロータティース302毎にインナロータ300の周方向における隣同士が逆向きの周回巻線となる集中巻に形成されて、インナロータ300の周方向に配列されている誘導コイルIと、ロータティース302毎にインナロータ300の周方向における隣同士が逆向きの周回巻線となる集中巻になるように形成されて、インナロータ300の周方向に配列されている界磁コイルFと、誘導電流の電流位相が同相の複数の誘導コイルIとダイオードが直列に接続された第1の直列回路および第2の直列回路を有する整流回路C5、C6と、を備える。
これにより、整流回路C5、C6の第1の直列回路、第2の直列回路のそれぞれで、電流リップルの位相が異なるため、誘導電流変動に伴うトルクリップルを平滑化することができる。
また、整流回路C5、C6は、誘導電流の電流位相が同相の複数の誘導コイルIとダイオードが直列に接続された第1の直列回路と、誘導電流の電流位相が第1の直列回路と逆相の複数の誘導コイルIとダイオードが直列に接続された第2の直列回路と、を有し、第1の直列回路と第2の直列回路が並列に接続される。
これにより、誘導電流が全波整流されるため、トルクリップルを大幅に低減させることができる。
また、整流回路C5、C6は、第1の直列回路と第2の直列回路の並列回路と直列に、界磁コイルFの誘導起電力を互いに打ち消すように複数の界磁コイルFを接続する閉回路である。
これにより、並列接続された第1の直列回路と第2の直列回路の位相関係を保ちつつ、界磁コイルFに流れる電流を全波整流することができ、トルクリップルを大幅に低減させることができる。
第1および第2実施形態の回転電機1は、ラジアルギャップ構造のインナーロータタイプであるが、アキシャルギャップ構造またはアウタロータ構造であってもよい。また、ポールコンビネーションは、ステータ100が4極対、アウタロータ200が12極、インナロータ300が8極対の場合を示したが、異なるポールコンビネーションでも同様の構成とすることができる。
また、各コイルには、銅線、アルミ導体、リッツ線を用いることができる。また、磁路部材201やロータコア301には、積層電磁鋼板に代えて、軟磁性複合材料であるSMC(Soft Magnetic Composite)コアを用いることができる。
また、磁路部材201および非磁性部材202からなる磁気変調子をインナロータとして、ロータ巻線330、または界磁コイルFおよび誘導コイルIを備える界磁ロータをアウタロータとしてもよい。
また、磁気変調子を持たない、ステータの空間高調波による鎖交磁束によりロータの巻線に誘導起電力を生じさせる回転電機においても同様に適用できる。
また、回転電機1は、ハイブリッド車両のみでなく、風力発電機、工作機械等の他の産業分野にも適用することができる。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 回転電機
100 ステータ
104 電機子コイル
200 アウタロータ(第2のロータ)
201 磁路部材
202 非磁性部材
300 インナロータ(ロータ、第1のロータ)
302 ロータティース(突極部)
330−1〜16 ロータ巻線
C1、C2、C3、C4、C5、C6 整流回路
D1、D2、D3、D4、D5、D6、D7、D8 ダイオード(整流素子)
F1、F2、F3、F4、F5、F6、F7、F8 界磁コイル
I1、I2、I3、I4、I5、I6、I7、I8 誘導コイル

Claims (4)

  1. 通電により磁束を発生させる電機子コイルを有するステータと、
    前記磁束の通過により回転するロータと、を備える回転電機であって、
    前記ステータは、前記電機子コイルが集中巻きにより形成されており、
    前記ロータは、前記電機子コイルで発生した磁束の鎖交により誘導電流を誘起させるロータ巻線が巻かれた周方向に並列されている複数の突極部と、前記誘導電流を直流電流に整流する整流回路とを有し、
    前記ロータ巻線は、隣接する前記突極部の磁極の極性が異なるように巻かれており、
    前記整流回路は、前記誘導電流の電流位相が同相の複数の前記ロータ巻線と整流素子とが直列に接続される閉回路である回転電機。
  2. 通電により磁束を発生させる電機子コイルを有するステータと、
    前記磁束の通過により回転する第1のロータと、
    前記第1のロータを通過する前記磁束の磁路の途中に配置されて回転する第2のロータと、を備える回転電機であって、
    前記ステータは、前記電機子コイルが集中巻きにより形成されており、
    前記第2のロータは、周方向に所定の間隔を保持するように複数の軟磁性体が配置されており、
    前記第1のロータは、前記電機子コイルで発生した磁束の鎖交により誘導電流を誘起させる誘導コイルと前記誘導電流の通電によって磁界を発生させる界磁コイルとが巻かれた周方向に並列されている複数の突極部と、前記誘導電流を直流電流に整流する整流回路とを有し、
    前記誘導コイルは、隣接する前記突極部の磁極の極性が異なるように巻かれており、
    前記界磁コイルは、隣接する前記突極部の磁極の極性が異なるように巻かれており、
    前記整流回路は、前記誘導電流の電流位相が同相の複数の前記誘導コイルと整流素子が直列に接続される回転電機。
  3. 前記整流回路は、前記誘導電流の電流位相が同相の複数の前記誘導コイルと前記整流素子とが直列接続される第1の直列回路と、前記誘導電流の電流位相が前記第1の直列回路とは逆相の複数の前記誘導コイルと前記整流素子とが直列接続される第2の直列回路とを有し、前記第1の直列回路と前記第2の直列回路とが並列に接続される請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記整流回路は、前記第1の直列回路と前記第2の直列回路の並列回路と直列に、前記界磁コイルの誘導起電力を互いに打ち消すように複数の前記界磁コイルを接続する閉回路である請求項3に記載の回転電機。
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