JP2017049631A - 運賃収受システムおよびこれを搭載した乗合車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態のバス10aに搭載した運賃収受システムでは、運賃箱20は、運賃未払いの乗客が着席すべき客席14が存在する領域よりも、運賃支払い済みの乗客が着席すべき客席15が存在する領域の側、つまりバス10aの方向中央側に設けられる。これにより、乗客は、バス10aに乗車してから降車するまでの間(客席14に着席してから客席15に着席するまでの間)において運賃の支払いを済ませれば良い。そのため、従来の「先払い方式」や「後払い方式」という概念とは異なる「常時払い方式」の運賃収受システムを提供することが可能になる。したがって、乗客は、バス10aに乗車している期間中に運賃を支払い得ることから、降車時や乗車時に運賃を支払う必要がなく、乗客の乗車時や降車時における混雑の発生を抑制することができる。
【選択図】図1
Description
まず、本発明の運賃収受システムを「前乗り方式」のバスに適用した第1実施形態を図1および図2に基づいて説明する。図1には、第1実施形態に係る運賃収受システムを前乗り方式のバス10aに搭載した場合における当該バス10aの車室内の構成例を示す説明図が図示されている。また、図2には、同運賃収受システムを構成する運賃箱20の構成例を示す斜視図が図示されている。なお、図1は、バス10aの屋根の部分を取り除いた模式的な説明図であり、前方、側方および後方の窓部分の図示は省略されている。
次に、本発明の運賃収受システムを「前乗り方式」のバスに適用した第2実施形態を図3および図4に基づいて説明する。図3には、第2実施形態に係る運賃収受システムを前乗り方式のバス10bに搭載した場合における当該バス10bの車室内の構成例を示す説明図が図示されている。また、図4には、同運賃収受システムを構成する運賃箱20とゲート装置30の構成例および接続例を示す説明図が図示されている。なお、図3は、バス10bの屋根の部分を取り除いた模式的な説明図であり、前方、側方および後方の窓部分の図示は省略されている。
続いて、本発明の運賃収受システムを「後乗り方式」のバスに適用した第3実施形態を図5に基づいて説明する。図5には、第3実施形態に係る運賃収受システムを後乗り方式のバス10cに搭載した場合における当該バス10cの車室内の構成例を示す説明図が図示されている。なお、図5は、バス10cの屋根の部分を取り除いた模式的な説明図であり、前方、側方および後方の窓部分の図示は省略されている。
続いて、本発明の運賃収受システムを連接タイプのバスに適用した第4実施形態を図6に基づいて説明する。図6には、第4実施形態に係る運賃収受システムを連接タイプのバス10dに搭載した場合における当該バス10dの車室内の構成例を示す説明図が図示されている。なお、図6は、バス10dの屋根の部分を取り除いた模式的な説明図であり、前方、側方および後方の窓部分の図示は省略されている。また、同図に示す一点鎖線は、紙面の上方および下方にそれぞれ描かれた2つの車両が連接部Jによって連結されていることを表すものである。
続いて、運賃箱20をICカードリーダライタ40に代えて本発明の運賃収受システムを構成した第5実施形態を図7〜図9に基づいて説明する。図7には、第5実施形態に係る運賃収受システムを前乗り方式のバス10eに搭載した場合における当該バス10eの車室内の構成例を示す説明図が図示されている。また、図8には、同運賃収受システムを構成するICカードリーダライタ40の構成例を示す斜視図が図示されている。さらに、図9(A)には、ゲート装置3に隣接してICカードリーダライタ40を設けた場合の構成例を示す説明図、図9(B)は、ゲート装置30の本体部32にICカードリーダライタ36を設けた場合の構成例を示す説明図、がそれぞれ図示されている。
10d…連接バス(乗合車両)
11…乗車口
12…降車口
13…運転席
14…客席(第1の客席)
15…客席(第2の客席)
16…車掌席
17…握り棒
18…衝立板
19…仕切り棒
20…運賃箱(運賃収受機)
22…券銭投入口
23,36,40…ICカードリーダライタ(運賃収受機)
27…ディスプレィ
29…制御コンピュータ
30…ゲート装置
30a…一方側
30b…他方側
31,32…本体部
33,34…可動部
J…連接部
L…境界線(境界)
Claims (4)
- 乗合車両に搭載されてこの乗合車両の乗客から一定金額の運賃を運賃収受機により収受する運賃収受システムであって、
前記乗合車両の客席空間において、「前記運賃の収受を完了していない乗客が着席すべき複数の第1客席が存在する第1領域」と「前記運賃の収受を完了した乗客が着席すべき複数の第2客席が存在する第2領域」との境界またはこの境界付近に前記運賃収受機を備えることを特徴とする運賃収受システム。 - 前記第1領域と前記第2領域との間に少なくとも前記第1領域から前記第2領域への乗客の通過を制御するゲート装置をさらに備え、このゲート装置は、前記運賃の収受を完了した乗客の通過を許容し、前記運賃の収受を完了していない乗客の通過を阻止することを特徴とする請求項1に記載の運賃収受システム。
- 前記第1領域と前記第2領域との境界またはこの境界付近に前記乗合車両の車掌が着席する車掌席が存在している場合において、前記運賃収受機は、前記車掌席の近傍に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の運賃収受システム。
- 前記乗合車両が、運転士を要することなく自動的に運転制御を行うコンピュータを搭載するとともに、前記客席空間の乗車口側に前記第1領域を設け、かつ、前記客席空間の降車口側に前記第2領域を設ける場合において、請求項1〜3のいずれか一項に記載の運賃収受システムを備えることを特徴とする乗合車両。
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WO2018230646A1 (ja) * | 2017-06-16 | 2018-12-20 | 本田技研工業株式会社 | 運行スケジュール決定装置、自動運転車両、運行スケジュール決定方法、およびプログラム |
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CN112712634A (zh) * | 2020-12-28 | 2021-04-27 | 天地融科技股份有限公司 | 一种公交扣费方法及系统 |
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2015
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