JP2017049278A - 画像形成装置 - Google Patents

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貴章 渡邉
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Abstract

【課題】 本発明は、感光体が交換された際にも、感光体の膜厚を精度良く検知し、適切な画像設定を行うことで、良好な画像を得ることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】 制御部17は、メモリ22に記憶された第1感光体の初期の膜厚dと、算出手段(制御部17)により算出された該第1感光体の膜厚d変化と、帯電電流検知回路2bにより検知された帯電電流Iの変化とを用いて、該第1感光体の膜厚dと、帯電電流Iとの関係に関する関係情報を記憶し、第1感光体が本体から取り外され、該第1感光体とは別の第2感光体が前記本体に装着された際に、前記関係情報に基づいて、該第2感光体の膜厚dを算出する演算手段(制御部17)と、を有することを特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関するものである。
電子写真方式を用いた複写機等の画像形成装置においては、感光ドラムの表面に形成された静電潜像を現像装置によりトナーを付着させてトナー像として可視化する。そして、感光ドラムと転写ローラとで形成される転写ニップ部にて、転写ローラに所定の転写電圧を印加する。そして、給送部により転写ニップ部に供給された記録材にトナー像を転写する。その後、転写ニップ部にて搬送された記録材は、感光ドラムの表面から曲率分離し、加熱体と加圧体とで形成される定着装置の定着ニップ部にて記録材上のトナー像が熱定着される。
感光ドラムは、帯電、露光、記録材の通過等の繰り返しにより使用時間に対応して磨耗していくことが知られている。感光ドラムが磨耗して表面の膜厚が減少すると、感光ドラムの表面の帯電電位が変化する。これにより潜像コントラストが変わり、所望の画質を得ることが難しくなる。
特許文献1では、接触帯電部材を用いて、感光ドラムの表面を所望の電圧で帯電した際の帯電電流値から感光ドラムの表面の膜厚を検知し、減少した膜厚に応じて設定バイアス値を変化させることによって適切な画像を得る方法が提案されている。
特開平11−223965号公報
しかしながら、特許文献1のように帯電電流値から感光ドラムの表面の膜厚を検知する場合、電流検知回路に使用する電子部品のばらつきや電源の公差により、個々の画像形成装置で検知される帯電電流値にばらつきが生じてしまう。
そのため、感光ドラムの表面の膜厚を誤検知し、適切なバイアス値を設定することが出来ず、画像不良が発生してしまうという問題があった。特に感光ドラムが交換された際は、感光ドラムの表面の膜厚が分からないことが一般であるため正確な膜厚検知が必要である。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、感光体が交換された際にも、感光体の膜厚を精度良く検知し、適切な画像設定を行うことで、良好な画像を得ることができる画像形成装置を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、取り外し可能な感光体が本体に装着される画像形成装置であって、前記感光体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段により前記感光体を帯電する際に該帯電手段と該感光体との間に流れる電流を検知する検知手段と、前記感光体の回転時間に基づいて該感光体の膜厚を算出する算出手段と、前記検知手段により検知された前記電流と、前記算出手段により算出された膜厚とを記憶する記憶手段と、前記算出手段により算出された膜厚に応じて画像形成条件を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された第1感光体の初期の膜厚と、前記算出手段により算出された該第1感光体の膜厚変化と、前記検知手段により検知された前記電流の変化とを用いて、該第1感光体の膜厚と、前記電流との関係に関する関係情報を記憶し、前記第1感光体が本体から取り外され、前記第1感光体とは別の第2感光体が前記本体に装着された際に、前記関係情報に基づいて、該第2感光体の膜厚を算出する演算手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、感光体が交換された際にも、感光体の膜厚を精度良く検知し、適切な画像設定を行うことで、良好な画像を得ることができる。
本発明に係る画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 検知手段の構成を示す図である。 画像形成装置ごとの帯電電流のばらつきを示す図である。 印刷ジョブを実施するフローチャートである。 感光体の膜厚と、帯電電流との関係式を作成する様子を示す図である。 本実施形態と比較例とを比較した図である。
図により本発明に係る画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。
<画像形成装置>
図1は本発明に係る画像形成装置の構成を示す断面説明図である。図1に示す画像形成装置23は、レーザービームプリンタの一例である。図1に示す画像形成装置23本体(画像形成装置の本体)には、画像形成ユニットとしてのプロセスカートリッジ20が着脱可能に設けられている。
プロセスカートリッジ20は、感光体となる感光ドラム1を有する。画像形成装置23本体に対してプロセスカートリッジ20を交換する。これにより取り外し可能な感光体となる感光ドラム1が画像形成装置23本体(本体)に装着される。
プロセスカートリッジ20は、更に、該感光ドラム1の表面を所定電位で一様に帯電する帯電手段となる帯電ローラ2を有する。更に、感光ドラム1の表面上に形成された静電潜像に現像剤(トナー)を供給して現像する現像手段となる現像装置4内のトナーを担持搬送する現像剤担持体となる現像スリーブ4aを有する。
更に、該現像スリーブ4aの表面上に担持されたトナー層の層厚を均一化するための現像ブレード4bが設けられている。更に、感光ドラム1の表面上に形成されたトナー像を記録材21に転写した後の該感光ドラム1の表面を清掃するクリーニング装置6が一体的に設けられている。
<感光体>
感光体となる感光ドラム1は、図示しない駆動手段によって、図1の矢印h方向に150(mm/sec)の周速度で回転駆動される。
感光体からなる像担持体としての感光ドラム1は、基材となる外径直径が25mmのアルミニウム製のシリンダーの外周面上に少なくとも電荷発生層と電荷輸送層とが薄膜塗工されたものである。
電荷発生層には、感度の良いフタロシアニン化合物を使用している。フタロシアニン化合物としては、例えば、銅フタロシアニン、オキシチタニウムフタロシアニン、シリコンフタロシアニン及びガリウムフタロシアニン等に代表されるフタロシアニン化合物が挙げられる。本実施形態では、感光ドラム1の電荷発生層としてガリウムフタロシアニン化合物を用いた。
電荷輸送層は、電荷発生層の上に20μmの膜厚になるように塗工されている。電荷輸送層の材料としては、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ポリカーボネート樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ポリアリレート樹脂等が挙げられる。本実施形態では、感光ドラム1の電荷輸送層としてポリカーボネートの化合物を用いた。
<帯電手段>
帯電手段となる帯電ローラ2は、導電性の芯金2cと、該芯金2cの外周に同心で一体的に形成された導電性を有する弾性体層2dとを有する。
帯電ローラ2は、感光ドラム1に対して略並行に配置され、かつ導電性を有する弾性体層2dの弾性力に抗して感光ドラム1の表面に対して所定の押圧力で当接している。
芯金2cの両端部は、図示しない軸受部により回転可能に軸支されており、帯電ローラ2は感光ドラム1の回転に従動して回転する。本実施形態においては、帯電ローラ2の芯金2cに対して帯電電源2aから帯電電圧Vcとして約−1000V程度の直流(DC)電圧が印加される。
<現像手段>
帯電手段となる帯電ローラ2により一様に帯電された感光ドラム1の表面上には、像露光手段となるレーザスキャナ3から出射された画像情報に応じたレーザ光Lが照射されて静電潜像が形成される。
現像手段となる現像装置4に設けられた現像剤担持体となる現像スリーブ4aは、感光ドラム1の表面に形成された静電潜像に現像剤(トナー)を供給してトナー像として現像する。
現像スリーブ4aは、外径直径が16mmのアルミニウム製のスリーブ基材の外周に結着樹脂(バインダー樹脂)からなる被覆層が被覆されている。該被覆層には粒子が添加されている。その粒子によって現像スリーブ4aは適度な表面粗さを有している。
感光ドラム1に対して並行に配置された現像スリーブ4aの表面と、該感光ドラム1の表面との間には、約250μmのギャップ(間隙)が設けられている。現像ブレード4bは、現像スリーブ4aの表面に担持されているトナーの層厚を規制する弾性部材により構成されている。
現像ブレード4bは、シリコーンゴム、ウレタンゴム等のゴム部材からなり、現像スリーブ4aの表面に対して所定の押圧力により自由端が当接している。現像スリーブ4aは、摩擦によって負極性に帯電されたトナーを感光ドラム1と対向する現像位置に担持搬送する。
画像形成工程時において、現像スリーブ4aには、周波数が1800Hz、ピーク間電圧Vppが1200Vの交流電圧に−350Vの直流電圧を重畳した現像電圧が印加される。
<クリーニング手段>
感光ドラム1と、転写手段となる転写ローラ5との転写ニップ部Ntからなる転写位置を考慮する。更に、感光ドラム1と、帯電手段となる帯電ローラ2との帯電ニップ部Ncからなる帯電位置を考慮する。転写位置と帯電位置との間には、クリーニング手段となるクリーニング装置6のクリーニングブレード6aが感光ドラム1の表面に接触して配置されている。
クリーニング装置6に設けられたクリーニングブレード6aは、金属製の板金に板状の弾性部材を設けたものである。クリーニングブレード6aは、弾性部材の先端部を感光ドラム1の表面に対して、いわゆるカウンタ方向で所定の押圧力をもって当接させている。弾性部材の材料としては、耐摩耗性、永久変形性等の観点から本実施形態ではポリウレタンゴムを採用している。
<像露光手段>
本実施形態の画像形成装置23では、帯電手段となる帯電ローラ2により一様に帯電された感光ドラム1の表面に対して画像情報に応じてレーザ光Lを照射して走査露光する像露光手段となるレーザスキャナ3が設けられている。
レーザスキャナ3は、デジタル画素信号に対応してレーザ光Lを出力するレーザ出力部、回転多面鏡(ポリゴンミラー)、fθレンズ、反射鏡等を有しており、レーザ光Lにより感光ドラム1の表面を露光する。尚、fθレンズは、レーザ光Lが角度θで入ってくると、該fθレンズの焦点距離fを掛け合わせた大きさ(f×θ)の像を結ぶようなレンズ特性(fθ特性)を有する。
更に、感光ドラム1の表面を除電する帯電前露光手段となる露光ユニット18が設けられている。露光ユニット18には、感光ドラム1の表面の長手方向(軸方向)を均一に露光するLED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)が配置されている。露光ユニット18のLEDにより帯電前の感光ドラム1の表面を露光して一様に除電する。
<転写手段>
更に、接触式の転写手投となる中抵抗の転写ローラ5が設けられている。転写ローラ5は、感光ドラム1の表面に対して所定の圧接力により圧接されて転写ニップ部Ntを形成する。
本実施形態で使用した転写ローラ5は、導電性の芯金5aの外周に中抵抗の発泡層が形成されている。転写ローラ5の電気抵抗値は、5×10Ωのものを採用している。図示しない転写バイアス電源から転写ローラ5の芯金5aにトナーと逆極性の転写バイアス電圧を印加する。これにより感光ドラム1の表面に形成されたトナー像が記録材21に転写される。
<定着手段>
更に、定着手段となる定着装置12が設けられている。定着装置12は、可撓性の無端状ベルトからなる定着フィルム12aと、該定着フィルム12aに圧接された加圧ローラ12bとを有する加圧ローラ駆動方式で構成される。
本実施形態で使用した定着装置12は、ポリイミド等の耐熱樹脂からなるフィルム状の定着回転体である定着フィルム12aを有する。更に、該定着フィルム12aに当接されて定着ニップ部Nfを形成する加圧部材となる加圧ローラ12bとを有する。
更に、該定着フィルム12aを介して記録材21上に転写されたトナーを加熱するセラミックヒータ12cと、該セラミックヒータ12cを支持する支持部材となるヒータホルダ12dとを有して構成されている。
<搬送手段>
給送ユニット19は、記録材21を収納する給送カセット7と、該給送カセット7内に収容された記録材21を一枚ずつ送り出す給送ローラ8と、該給送ローラ8により送り出された記録材21を搬送するレジストローラ9とを有して構成されている。
給送カセット7内に収容された記録材21は、給送ローラ8と、図示しない分離手段とにより一枚ずつ分離給送される。給送ローラ8により送り出された記録材21の先端部は、一旦停止したレジストローラ9のニップ部に当接する。
その後、記録材21自身の腰の強さによりレジストローラ9のニップ部に沿って扱かれて斜行が補正される。その後、回転する感光ドラム1の表面に形成されたトナー像に位置合わせして記録材21を転写ニップ部Ntに搬送する。
レジストローラ9の下流には、記録材21の搬送経路に沿って順に、該記録材21の先端位置の通過を検知するトップセンサ10、搬送ガイド11、排出センサ13、搬送ローラ14、排出ローラ15、排出トレイ16が配置されている。
<画像形成動作>
図示しない駆動手段によって図1の矢印h方向に回転駆動された感光ドラム1の表面は、帯電ローラ2によって一様に所定の帯電電位Vdに帯電される。帯電された感光ドラム1の表面がレーザスキャナ3から出射されるレーザ光Lが照射される露光位置Jに到達した後、該レーザスキャナ3内のレーザ素子が画像情報に応じて点灯して感光ドラム1の表面にレーザ光Lが照射される。これにより感光ドラム1の表面に静電潜像が形成される。
レーザ光Lが照射されて露光を受けた感光ドラム1の表面は、帯電電位Vdから露光部電位Vlに電位が下がる。感光ドラム1の表面上に形成された静電潜像は、図示しない現像バイアス電源により現像スリーブ4aに印加されている直流電圧Vdcと、感光ドラム1の表面上の露光部電位Vlとの電位差(以下、「現像コントラスト」という)によって以下の通りである。現像スリーブ4aの表面上に担持されたトナーが感光ドラム1の表面上に形成された静電潜像に移動して該静電潜像が現像されて顕像化される。
一方、給送カセット7から給送ローラ8によって記録材21が一枚ずつ分離給送され、レジストローラ9によって所定のタイミングで感光ドラム1と転写ローラ5との間の転写ニップ部Ntに搬送される。このとき、記録材21は、トップセンサ10によって先端部が検知され、感光ドラム1の表面上に形成されたトナー像の位置と同期がとられる。
感光ドラム1の表面上に顕像化されたトナー像は、転写ローラ5によって転写ニップ部Ntに搬送される記録材21に転写される。転写ローラ5には、図示しない転写バイアス電源によりトナーの帯電極性とは逆極性の転写電圧が印加される。これにより感光ドラム1の表面上のトナー像が記録材21上の所定の位置に転写される。
転写によって表面に未定着トナー像を担持した記録材21は、搬送ガイド11に沿って定着装置12に搬送される。そして、定着ニップ部Nfで未定着トナー像が加熱及び加圧されて記録材21の表面に熱定着される。定着ニップ部Nfを通過した記録材21は定着フィルム12aから曲率分離される。
トナー像が定着した後の記録材21は、搬送ローラ14によって挟持搬送され、更に、排出ローラ15によって画像形成装置23本体の上面に設けられた排出トレイ16上に排出される。
一方、トナー像が転写された後の感光ドラム1は、記録材21に転写されないで該感光ドラム1の表面に残った転写残トナーがクリーニング装置6に設けられたクリーニングブレード6aによって掻き取られて回収される。
その後、感光ドラム1の表面は、露光ユニット18により露光されて除電され、次の画像形成に供される。以上の画像形成動作を繰り返すことで、記録材21に次々と画像形成を行うことができる。
<検知手段>
本実施形態の画像形成装置23は、図1に示すように、帯電電源2aと制御部17との間には検知手段となる帯電電流検知回路2bが接続されている。帯電電流検知回路2bは、帯電ローラ2により感光ドラム1の表面を帯電する際に該帯電ローラ2と感光ドラム1との間に流れる帯電電流I(以下単に「帯電電流I」という)を検知する。
帯電電源2aから帯電ローラ2と感光ドラム1との間に所定の直流(DC)帯電電圧(本実施形態では−1400V)を印加する。すると、帯電電流検知回路2bにより帯電電流Iを検知することが出来る。
帯電電流検知回路2bによって検知された帯電電流Iの測定データは、制御手段となる制御部17に接続された記憶手段となるメモリ22に記憶される。
次に、図2を用いて本実施形態の帯電電流検知回路2bの一例として、オペアンプを用いた帯電電流検知回路2bの構成について説明する。
図2に示すオペアンプOP1は、端子電圧Vinnと、端子電圧Vinpとの電位差が0Vとなるように出力電圧Voutの電位を決定する。本実施形態では、電源回路24からの電源電圧Vsを抵抗R2と抵抗R3とにより分圧して端子電圧Vinpが設定される。
また、帯電電流Iは、図2の破線で示すように、グランド(接地)GからオペアンプOP1を経由して帯電電源2aに向けて流れるように設計されている。
帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電圧Vcが印加されない(帯電動作が行なわれない)場合には、オペアンプOP1の出力電圧Voutと、該オペアンプOP1の入力側の端子電圧Vinpとの関係は、以下の数1式に示す通りである。
[数1]
Vout=Vinp
一方、帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電圧Vcが印加されて帯電動作が行なわれる。すると、帯電電流Iは、図2の破線で示すように、グランド(接地)GからオペアンプOP1を経由して帯電電源2aに向けて流れる。
このため抵抗R1を帯電電流Iが流れることにより該抵抗R1で電圧降下(I×R1)が発生する。この電圧降下(I×R1)分を考慮すると、オペアンプOP1の出力電圧Voutと、該オペアンプOP1の入力側の端子電圧Vinpとの関係は、以下の数2式に示す通りである。
[数2]
Vout=Vinp+(I×R1)
これにより制御部17は、オペアンプOP1の出力電圧Voutを検知することにより、前記数1式及び数2式から帯電電流Iを求めることが出来る。
ここで、感光ドラム1の表面の電荷輸送層の膜厚をd、該電荷輸送層の静電容量をCとする。更に、感光ドラム1の表面を露光ユニット18により露光して除電した帯電前露光後の電位V0から所定の帯電電位Vdまで帯電させたときの電位差をΔVとする。更に、帯電電位Vdまで帯電させた感光ドラム1の表面上の電荷をQとする。すると、以下の数3式に示す通りである。
[数3]
Q=C×ΔV
感光ドラム1の表面を所定の帯電電位Vdに帯電させる際、帯電ローラ2から感光ドラム1の表面に印加される帯電電圧をVc、帯電ローラ2の表面から感光ドラム1の表面に放電が開始される電圧をVthとする。すると、感光ドラム1の表面の帯電電位Vdは、以下の数4式に示す通りである。
[数4]
Vd=Vc−Vth
そして、感光ドラム1の表面を露光ユニット18により露光して除電した帯電前露光後の電位V0から所定の帯電電位Vdまで帯電させたときの電位差ΔVを用いると、以下の数5式に示す通りである。
[数5]
ΔV=Vd−V0
前記数4式を用いれば、以下の数6式に示す通りである。
[数6]
ΔV=(Vc−Vth)−V0
ここで、帯電ローラ2の表面から感光ドラム1の表面に放電が開始される電圧Vthと、感光ドラム1の表面を露光ユニット18により露光して除電した帯電前露光後の電位V0とは以下の通りである。感光ドラム1の感光ドラム1の膜厚d(以下単に「感光ドラム1の膜厚d」という)に依存して変化する。
このため前記数6式で示すΔVは、感光ドラム1の膜厚dの関数として以下の数7式により表わされる。
[数7]
ΔV=V(d)
また、帯電電位Vdまで帯電させた感光ドラム1の表面上の電荷Qは、帯電電流Iに比例する。また、感光ドラム1の表面の電荷輸送層の静電容量Cは、感光ドラム1の膜厚dに反比例する。これにより帯電電流Iは、感光ドラム1の膜厚dの関数として以下の数8式により表わされる。
[数8]
I=I(d)
前記数8式に示すように、帯電電流Iと、感光ドラム1の膜厚dとは相関関係にある。本実施形態では、帯電ローラ2から感光ドラム1の表面に印加される帯電電圧Vcとして、−1400Vを感光ドラム1の表面に印加する。そのときの感光ドラム1の膜厚dと、帯電電流Iとの関係を理論的に求める。
すると、図3の曲線eで示すように、曲線a,bの略中心値に決まる。尚、図3の曲線a,bは、異なる画像形成装置23a,23bにおけるそれぞれの感光ドラム1の膜厚dと、帯電電流Iとの関係を示す。
実際の画像形成装置23では、図2に示す帯電電流検知回路2bに用いる抵抗R1〜R3の製造公差による抵抗値のばらつきや電源回路24から供給される電源電圧Vsの公差による端子電圧Vinpのばらつきがある。
これらのばらつきにより同じ感光ドラム1を用いた場合であっても以下の通りである。それぞれの画像形成装置23(23a,23b)に設けられた図2に示す帯電電流検知回路2bにより検知される帯電電流Iの値にばらつきが生じる。
そのため、図3の曲線aで示される画像形成装置23aのように、感光ドラム1の膜厚dが同じであっても帯電電流Iを低めに検知する場合がある。一方、図3の曲線bで示される画像形成装置23bのように、感光ドラム1の膜厚dが同じであっても帯電電流Iを高めに検知する場合もある。このように、画像形成装置23(23a,23b)毎に異なる帯電電流Iの値を検知してしまう。
図3の曲線bで示すように、帯電電流Iの値が高めに検知される画像形成装置23b本体に対して、膜厚dが18μmの感光ドラム1が装着された場合を考慮する。その場合、図2に示す帯電電流検知回路2bにより検知される帯電電流Iの値は、47.2μAとなる。
これを図3の曲線eで示す中心値に対して帯電電流Iの値が47.2μAの場合を当てはめる。すると、感光ドラム1の膜厚dが16.5μmのときの帯電電流Iと等しい。
このため図3の曲線eで示される理論的な帯電電流Iの値のみを用いて感光ドラム1の膜厚dを検知する場合は以下の通りである。図3の曲線bで示す帯電電流Iの値が高めに検知される画像形成装置23bでは、感光ドラム1の膜厚dが実際の18μmよりも薄い16.5μmと誤検知してしまう。
一方、図3の曲線aで示すように、帯電電流Iの値が低めに検知される画像形成装置23a本体に対して、膜厚dが18μmの感光ドラム1が装着された場合は以下の通りである。図2に示す帯電電流検知回路2bにより検知される帯電電流Iの値は、37.6μAとなる。
これを図3の曲線eで示す中心値に対して帯電電流Iの値が37.6μAの場合を当てはめる。すると、感光ドラム1の膜厚dが20μmのときの帯電電流Iと等しい。
このため図3の曲線eで示される理論的な帯電電流Iの値のみを用いて感光ドラム1の膜厚dを検知する場合は以下の通りである。図3の曲線aで示す帯電電流Iの値が低めに検知される画像形成装置23aでは、感光ドラム1の膜厚dが実際の18μmよりも厚い20μmと誤検知してしまう。
<感光体の膜厚の減少による画像不良>
感光ドラム1の膜厚dは、画像形成を行なった記録材21の枚数の増加に伴い、磨耗により徐々に減少していく傾向にある。
感光ドラム1の膜厚dが減少すると、感光ドラム1の感度が悪化する。これにより帯電ローラ2により帯電された該感光ドラム1の表面の帯電電位Vdと、レーザスキャナ3から出射されたレーザ光Lにより露光された露光部電位Vlとの電位差である潜像コントラストが減少してしまう。
潜像コントラストは、帯電ローラ2により帯電された感光ドラム1の表面の帯電電位Vdと、現像スリーブ4aに印加される現像電圧の直流電圧Vdcとの電位差であるバックコントラストがある。更に、該直流電圧Vdcと、露光部電位Vlとの電位差である現像コントラストとの二つに区分される。
バックコントラストは、所定の値より小さくなると、トナーが白地部にも飛翔してしまうカブリ現象が発生する。一方、現像コントラストは、所定の値よりも小さくなると、感光ドラム1の表面に飛翔するトナーの量が不足してトナー画像濃度が薄くなる濃度薄現象が発生する。
潜像コントラストが減少して適切なコントラストが保てなくなると、カブリ現象と濃度薄現象を両立できずに、画像不良が発生する。
そのため制御手段となる制御部17は、感光ドラム1の膜厚dの減少に伴って、画像形成条件を制御する。制御部17により制御する画像形成条件としては、帯電ローラ2により感光ドラム1の表面を帯電する帯電電圧Vcを制御して感光ドラム1の表面の帯電電位Vdを変更する。
或いは、現像手段となる現像装置4に設けられた現像スリーブ4aに印加する現像電圧の直流電圧Vdcを変更する。或いは、像露光手段となるレーザスキャナ3から出射されるレーザ光Lの光量を制御して感光ドラム1の表面を露光する露光量を変更する。或いは、これ等のうちの少なくとも一つを変更する。
制御部17は、潜像コントラスト、現像コントラスト、バックコントラストが初期の値と同等となるように感光ドラム1の膜厚dに合った画像形成条件を設定する。
<感光体の膜厚の検知動作>
次に、図4を用いて感光ドラム1の膜厚dの検知動作について説明する。先ず、感光ドラム1の膜厚dを予測する方法について説明する。図1に示すように、感光ドラム1の表面は、主にクリーニングブレード6aとの摺擦によって削られる。
感光ドラム1の表面がクリーニングブレード6aとの摺擦によって削られる量は以下の通りである。帯電ローラ2による帯電工程で、該帯電ローラ2の表面から感光ドラム1の表面に放電を受けたときと、受けていないときとで差がある。帯電ローラ2の表面から感光ドラム1の表面に放電を受けたときには感光ドラム1の表面が多く削れる傾向がある。
帯電ローラ2による帯電工程において該帯電ローラ2の表面から感光ドラム1の表面に放電を受けたときと、受けていないときとでは以下の通りである。感光ドラム1の表面がクリーニングブレード6aとの摺擦によって削られる量の比率は、帯電ローラ2の表面から感光ドラム1の表面に放電を受けたときが、受けていないときの約2倍削られる。
本実施形態では、帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電圧Vcが印加されている状態における感光ドラム1の回転時間t1を初期から現時点まで累積する。更に、帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電圧Vcが印加されていない状態における感光ドラム1の回転時間t2を初期から現時点まで累積する。これらの回転時間t1、t2に分けて、該感光ドラム1の回転時間tを初期から現時点までそれぞれ累積する。
そして、感光ドラム1の現時点の膜厚をdnとする。感光ドラム1の初期の膜厚をdiとする。削れ係数をAとする。そして、帯電ローラ2の表面から感光ドラム1の表面に放電を受けたときが、受けていないときの約2倍削られることを考慮して、以下に示す数9式を用いて感光ドラム1の現時点の膜厚dnを算出している。ここで、削れ係数Aは、複数の感光ドラム1を用いて、実験的に求められた値である。
[数9]
dn=di−A×(t1×2+t2)
本実施形態の制御部17は、感光ドラム1の回転時間t(或いは、回転数r)に基づいて該感光ドラム1の膜厚dを算出する算出手段を兼ねる。
尚、本実施形態では、感光ドラム1の回転時間tに基づいて該感光ドラム1の膜厚dを算出する一例について説明するが、回転時間tの代わりに感光ドラム1の回転数rに基づいて該感光ドラム1の膜厚dを算出することも出来る。
その場合も帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電圧Vcが印加されている状態における感光ドラム1の回転数r1を考慮する。更に、帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電圧Vcが印加されていない状態における感光ドラム1の回転数r2を考慮する。これらの回転数r1、r2に分けて、該感光ドラム1の回転数rをそれぞれ累積する。
検知手段となる帯電電流検知回路2bにより検知された帯電電流Iのデータが制御部17に接続された記憶手段となるメモリ22に記憶される。更に、算出手段となる制御部17により前記数9式を用いて算出された感光ドラム1の膜厚dのデータがメモリ22に記憶される。
本実施形態では、算出手段となる制御部17により前記数9式を用いて算出された感光ドラム1の膜厚dに応じて制御手段を兼ねる制御部17により前述した画像形成条件を制御する。
本実施形態の画像形成装置23では、工場出荷時に新品のプロセスカートリッジ20aが同梱されており、メモリ22には、該プロセスカートリッジ20aに付属された新品の感光ドラム1の初期の膜厚dai情報が記憶されている。
感光ドラム1の初期の膜厚daiがメモリ22に記憶されている感光ドラム1は以下の通りである。画像形成装置23本体(画像形成装置の本体)の工場出荷時に同梱して予め装着された初期のプロセスカートリッジ20aに付属された初期の感光ドラム1である。
制御部17は、工場出荷時に同梱された新品のプロセスカートリッジ20aに付属された感光ドラム1の初期の膜厚dai情報を前記数9式の右辺の「di」に代入する。
更に、該感光ドラム1の回転時間tを帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電圧Vcが印加されている状態における感光ドラム1の回転時間t1を初期から現時点まで累積する。更に、帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電圧Vcが印加されていない状態における感光ドラム1の回転時間t2を初期から現時点まで累積する。
更に、前記数9式の右辺の「t1,t2」にそれぞれ代入し、削れ係数Aを用いて、前記数9式により工場出荷時に同梱された新品のプロセスカートリッジ20aに付属された感光ドラム1の現時点の膜厚dnを算出する。
本実施形態では、工場出荷時に同梱された新品のプロセスカートリッジ20aに付属された感光ドラム1の初期の膜厚daiが20μmの感光ドラム1を用いた。
<帯電電流と、感光体の膜厚との関係式>
次に、図5を用いて、帯電電流Iと、感光ドラム1の膜厚dとの関係式(図5の曲線F)を作成する方法について説明する。
本実施形態の制御部17は、記憶手段となるメモリ22に記憶された感光ドラム1の初期の膜厚diを考慮する。更に、算出手段を兼ねる制御部17により前記数9式を用いて算出された感光ドラム1の膜厚dの変化(膜厚変化)を考慮する。更に、検知手段となる帯電電流検知回路2bにより検知された帯電電流Iの変化とを考慮する。
これらを用いて感光ドラム1の膜厚dと、帯電電流Iとの関係式(図5の曲線F)を作成する演算手段を制御部17が兼ねる。
更に、演算手段を兼ねる制御部17は、感光ドラム1がプロセスカートリッジ20と一体的に交換された際に、作成した図5の曲線Fで示す関係式に基づいて、該交換された感光ドラム1の膜厚dを算出する。
本実施形態では、画像形成装置23における一連の画像形成(印刷ジョブ)の開始と、終了のタイミングで、帯電電流Iを測定するバイアスとして以下の通りである。
画像形成時とは別に、帯電電源2aにより−1400Vの帯電電圧Vcを帯電ローラ2に印加し、帯電電流検知回路2bにより帯電電流Iを測定する。
また、その際に感光ドラム1の現時点の膜厚dnを前記数9式により算出する。そして、帯電電流検知回路2bにより測定した帯電電流Iのデータと、前記数9式により算出された感光ドラム1の現時点の膜厚dnのデータとをメモリ22に記憶する。
これらのデータを図5に示すようにプロットすることにより曲線Fが作成される。これにより画像形成装置23において帯電電流Iと、感光ドラム1の膜厚dとの図5の曲線Fで示す関係式(関係情報)を作成する。
図4は本実施形態における帯電電流Iと、感光ドラム1の膜厚dとの図5の曲線Fで示す関係式を作成する様子を示すフローチャートである。
図5は本実施形態における帯電電流Iと、感光ドラム1の膜厚dとの関係をプロットすることにより作成される曲線Fで示される関係式の一例を示す図である。
先ず、図4のステップS1〜S11を用いて、新品の画像形成装置23本体が工場出荷時に新品のプロセスカートリッジ20aが同梱されている状態から印刷ジョブが行なわれる場合について説明する。
本実施形態では、図4のステップS1において、画像形成装置23本体の電源がONされるタイミングで、該画像形成装置23本体が新品か否かの判断を行う。
ここで、画像形成装置23本体が新品とは、画像形成装置23本体が生産工場から出荷されて初めて電源が投入された状態をいう。画像形成装置23のメモリ22には、当該画像形成装置23本体が中古か否かのフラグを立てられるようになっており、生産工場からの出荷時は、このフラグが立っていない。
そのため図4のステップS1において、画像形成装置23の電源がONされたタイミングでこのフラグをチェックし、フラグが立っていなければ当該画像形成装置23本体が新品であると判断する。また、新品と検知された場合は、検知後に中古のフラグを立て、以降の印刷ジョブではステップS1において当該画像形成装置23本体が中古であると判断する。
前記ステップS1において、画像形成装置23本体が新品である場合はステップS2に進む。前記ステップS2において、工場出荷時に同梱されている新品のプロセスカートリッジ20aの感光ドラム(第1感光体)1を考慮する。該感光ドラム(第1感光体)1の初期の膜厚daiを図5の曲線Fで示す関係式における感光ドラム(第1感光体)1の膜厚daの初期値として設定する(図5のプロット位置Fai参照)。
その後、ステップS3に進んで、画像形成装置23本体が新品の場合のスタンバイ状態となる。その後、ステップS4に進んで、印刷ジョブ開始時に帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電流Iaiを測定するための帯電電圧Vcを印加して帯電電流検知回路2bにより帯電電流Iaiを測定する。そして、図5の曲線Fで示す関係式の帯電電流Iaの初期値として設定する(図5のプロット位置Fai参照)。
これにより図5の曲線F上のプロット位置Faiで示すように、工場出荷時に同梱された新品のプロセスカートリッジ20aに付属された感光ドラム1の初期の膜厚daiと、帯電電流Iaiとの関係が求まる。
その後、ステップS5において、工場出荷時に同梱された新品のプロセスカートリッジ20aに付属された感光ドラム(第1感光体)1の初期の膜厚daiに合った画像形成条件の設定を制御部17により行ない、ステップS6に進んで画像形成動作を実施する。
その後、ステップS7において、印刷ジョブ終了後、再び、帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電流Ia2を測定するための帯電電圧Vcを印加して帯電電流検知回路2bにより帯電電流Ia2を測定する。
これと同時に、ステップS8において、前記数9式を用いて印刷ジョブ終了時の工場出荷時に同梱されたプロセスカートリッジ20aに付属された感光ドラム(第1感光体)1の印刷ジョブ終了時の膜厚da2を算出する。
そして、ステップS9に進んで、前記ステップS7で帯電電流検知回路2bにより測定された帯電電流Ia2のデータと、前記ステップS8で前記数9式を用いて算出された感光ドラム1の印刷ジョブ終了時の膜厚da2のデータとをメモリ22に記憶する。
これにより図5の曲線F上のプロット位置Fa2で示すように、印刷ジョブ終了時の帯電電流Ia2と、感光ドラム1の印刷ジョブ終了時の膜厚da2との関係が求まる。
次に、ステップS10に進んで、制御部17は、前記ステップS2で求めた感光ドラム(第1感光体)1の初期の膜厚daiを考慮する。更に、前記ステップS4で求めた帯電電流Iaiとによりプロットされる初期のプロット位置Faiを考慮する。更に、前記ステップS7で求めた帯電電流Ia2と、前記ステップS8で求めた感光ドラム1の印刷ジョブ終了時の膜厚da2とによりプロットされる印刷ジョブ終了時のプロット位置Fa2を考慮する。そして、プロット位置Faiとプロット位置Fa2との二点を結ぶ近似式から図5の曲線Fで示す関係式(関係情報)を作成する。
前記ステップS7において、印刷ジョブ終了時に帯電電流検知回路2bにより測定された帯電電流Ia2はメモリ22に記憶される。更に、前記ステップS8において前記数9式を用いて算出された感光ドラム(第1感光体)1の印刷ジョブ終了時の膜厚da2もメモリ22に記憶される。更に、前記ステップS10において作成された図5の曲線Fで示す関係式もメモリ22に記憶される。画像形成装置23本体のメモリ22に記憶されたこれ等のデータは、画像形成装置23本体の電源がOFFされても消去されないで保持されている。
また、前記ステップS3におけるスタンバイ状態は、画像形成装置23本体が新品である状態の一度だけに適用され、初回の印刷ジョブが終了した後は、ステップS11に進んで、画像形成装置23本体が旧品の場合のスタンバイ状態となる。
次に、図5に示す曲線F上のプロット位置Fa2の状態のまま使用済みである旧品のプロセスカートリッジ20bが使われる場合について説明する。前記ステップS1において、画像形成装置23本体が新品で無い場合は、ステップS12に進んで、画像形成装置23本体が旧品の場合のスタンバイ状態となる。
その後、ステップS13に進んで、前述したと同様に、印刷ジョブ開始時に帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電流Ibiを測定するための帯電電圧Vcを印加する。そして帯電電流検知回路2bにより帯電電流Ibiを測定する。
次に、ステップS14において、制御部17は、前記ステップS13で帯電電流検知回路2bにより測定された帯電電流Ibiの値を考慮する。更に、直前の印刷ジョブ終了時に帯電電流検知回路2bにより測定された帯電電流Ia2の値を考慮する。そして両者の値が同じか否かの判断を行う。
ここで、直前の印刷ジョブで使用されたプロセスカートリッジ20aがそのまま使われる場合、直前の印刷ジョブ終了時に帯電電流検知回路2bにより測定された帯電電流Ia2の値と同じ(Ibi=Ia2)である。このため制御部17は、感光ドラム1の交換は無い(第1感光体が本体に装着されている)と判断する。
前記ステップS14において、前記ステップS13で帯電電流検知回路2bにより測定された帯電電流Ibiの値が以下の場合がある。直前の印刷ジョブ終了時に帯電電流検知回路2bにより測定された帯電電流Ia2の値と同じであった場合は、ステップS15に進む。
前記ステップS15において、初期から現時点までの感光ドラム1について、帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電圧Vcが印加されている状態における感光ドラム1の回転時間t1を累積する。更に、帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電圧Vcが印加されていない状態における感光ドラム1の回転時間t2を累積する。更に、感光ドラム1の初期の膜厚dbiと、削れ係数Aとから前記数9式を用いて、感光ドラム1の現時点の膜厚dbnを算出する。
その後、前記ステップS5に進んで、感光ドラム1の現時点の膜厚dbnに合った画像形成条件の設定を制御部17により行い、前記ステップS6に進んで画像形成動作を実施する。その後は、前記ステップS7〜S11に示して前述したと同様の動作を再度行なう。
本実施形態では、摩耗により減少した感光ドラム1の膜厚dに応じて感光ドラム1の感度が低下する。このため前記ステップS5では、制御部17は、レーザスキャナ3から出射するレーザ光Lの光量を初期値よりも高く設定し、潜像コントラストが初期状態と同等となるように画像形成条件の設定を行なって前記ステップS6において画像形成動作を行なった。
その後、前記ステップS7において、印刷ジョブ終了時に帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電流Ib2を測定するための帯電電圧Vcを印加する。そして、帯電電流検知回路2bにより帯電電流Ib2を再度測定する。
更に、前記ステップS8において、前記数9式を用いて印刷ジョブ終了時のプロセスカートリッジ20bの感光ドラム1の膜厚db2を再度算出する。そして、前記ステップS9において、帯電電流Ib2のデータと、感光ドラム1の膜厚db2のデータとをメモリ22に記憶する。
次に、前記ステップS10において、制御部17では、この印刷ジョブ以前にメモリ22に記憶した帯電電流Ia2の値を考慮する。更に、感光ドラム1の膜厚da2の値を考慮する。これらの値にそれぞれ今回の帯電電流Ib2の値と、感光ドラム1の膜厚db2の値とを累積する。これにより図5に示す曲線F上のプロット位置Fb2をプロットする。そして、該プロット位置Fb2と、前記プロット位置Fa2との二点を結ぶ近似式から新たに図5の曲線Fで示す関係式を作成する。
その後は、前記ステップS11に進んで、旧品のスタンバイ状態に戻る。図4に示すステップS1〜S15に示される動作を繰り返して個々の画像形成装置23における感光ドラム1の膜厚dと、帯電電流Iとの図5の曲線Fで示す関係式を作成していく。
<感光体が交換された場合>
次に、感光体となる感光ドラム1がプロセスカートリッジ20と一体的に交換された(第1感光体が本体から取り外された)場合について説明する。摩耗により感光ドラム1の膜厚dが図5の横軸で示す膜厚deまで減少した状態になるまで使用された感光ドラム(第1感光体)1の場合を考慮する。そして、感光ドラム1の膜厚dが図5の横軸で示す膜厚ddi(>de)の状態の感光ドラム(第2感光体)1に交換された(第2感光体が本体に装着された)場合を考慮する。
印刷ジョブ開始時に帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電流Idを測定するための帯電電圧Vcを印加して帯電電流検知回路2bにより測定される帯電電流Idの値は以下の通りである。
直前の印刷ジョブ終了時に帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電流Ibを測定するための帯電電圧Vcを印加して帯電電流検知回路2bにより測定される帯電電流Ieの値とは異なる。
そのため前記ステップS14において、制御部17は、前記ステップS13でプロセスカートリッジ20を交換した直後の印刷ジョブ開始時に帯電電流検知回路2bにより測定された帯電電流Idiの値は以下の通りと判断する。プロセスカートリッジ20を交換する直前の印刷ジョブ終了時に帯電電流検知回路2bにより測定された帯電電流Ieの値とは異なると判断する。
そして、ステップS16に進んで、制御部17は、感光ドラム1の交換が行なわれたと判断する。その後、ステップS17に進んで、交換された感光ドラム(第2感光体)1の膜厚dが不明である場合がある。その場合、制御部17は、図5に示す曲線Fで示す関係式に前記ステップS13でプロセスカートリッジ20を交換した直後の印刷ジョブ開始時に帯電電流検知回路2bにより測定された帯電電流Idiを代入する。これにより交換された感光ドラム(第2感光体)1の初期の膜厚ddiを算出する。
次に、前記ステップS5において、前記ステップS17において算出された交換された感光ドラム(第2感光体)1の初期の膜厚ddiに合った画像形成条件の設定を行なう。その後、前記ステップS6において前述したと同様に画像形成動作を実施する。
その後、前記ステップS7に進んで印刷ジョブ終了後に前述したと同様に、帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電流Id2を測定するための帯電電圧Vcを印加する。そして、帯電電流検知回路2bにより帯電電流Id2を測定する。
一方、前記ステップS8において、前記ステップS17で算出された交換された感光ドラム(第2感光体)1の初期の膜厚ddiを考慮する。更に、それ以降の交換された感光ドラム(第2感光体)1について、帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電圧Vcが印加されている状態における感光ドラム(第2感光体)1の回転時間t1を初期から現時点まで累積する。
更に、帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電圧Vcが印加されていない状態における感光ドラム1の回転時間t2を初期から現時点まで累積する。更に、感光ドラム(第2感光体)1の初期の膜厚ddiと、削れ係数Aとから前記数9式(関係情報)を用いて、感光ドラム(第2感光体)1の現時点の膜厚ddnを算出する。
次に、前記ステップS9において、前記ステップS7で印刷ジョブ終了後に帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電流Id2を測定するための帯電電圧Vcを印加する。そして、帯電電流検知回路2bにより測定された帯電電流Id2のデータをメモリ22に記憶する。
更に、前記ステップS8において、印刷ジョブ終了後に前記数9式を用いて算出された感光ドラム1の現時点の膜厚dd2のデータとをメモリ22に記憶する。
次に、前記ステップS10において、制御部17は、感光ドラム1の交換前にメモリ22に記憶した帯電電流Ib2の値を考慮する。更に、感光ドラム1の膜厚db2の値を考慮する。これらの値にそれぞれ今回の帯電電流Id2の値と、感光ドラム1の膜厚dd2の値とを累積する。
これにより図5に示す曲線F上にプロット位置Fd2をプロットし、該プロット位置Fd2と、前記プロット位置Fb2との二点を結ぶ近似式から新たに曲線Fで示す関係式を作成する。その後は、前記ステップS11に進んで、旧品のスタンバイ状態に戻る。
<本実施形態と比較例との比較>
次に、図6を用いて本実施形態と比較例との比較結果について説明する。本実施形態では、帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電圧Vcが印加されている状態における感光ドラム1の回転時間t1を初期から現時点まで累積する。更に、帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電圧Vcが印加されていない状態における感光ドラム1の回転時間t2を初期から現時点まで累積する。更に、感光ドラム1の初期の膜厚diと、削れ係数Aとから前記数9式を用いて、感光ドラム1の現時点の膜厚dnを算出する。
そして、帯電電源2aから帯電ローラ2に帯電電流Idを測定するための帯電電圧Vcを印加する。そして、帯電電流検知回路2bにより測定された帯電電流Iを考慮する。そして、図5の曲線Fで示す関係式を用いて感光ドラム1の初期の膜厚diが不明の場合の該感光ドラム1の初期の膜厚diを算出する。
本実施形態では、例えば、図2に示す帯電電流検知回路2bに設けられる抵抗R1〜R3の製造公差による抵抗値のばらつきや電源回路24から供給される電源電圧Vsの公差による端子電圧Vinpのばらつきを考慮する。これらのばらつきにより帯電電流Iを低く検知する画像形成装置23であった場合を考慮する。
この場合、図6の曲線Fで示された本実施形態の感光ドラム1の膜厚dと、帯電電流Iとの関係式と、曲線eで示された中心値のみを採用した比較例とでは、感光ドラム1の膜厚dが同じであっても検知される膜厚dにズレが生じる。
ここで、膜厚dが不明な感光ドラム1が交換された場合、実際の感光ドラム1の膜厚dが18.5μmである場合を考慮する。その場合でも帯電電流検知回路2bにより検知される帯電電流Iは、曲線aで示される通り曲線eで示された中心値よりも低い値となる。
この状態で、曲線eで示された中心値のみを用いて帯電電流検知回路2bにより検知される帯電電流Iから感光ドラム1の膜厚dを判断する。すると、実際よりも厚い20.5μmと判断してしまう。この場合は、実際よりも感光ドラム1の感度が高いと判断し、レーザスキャナ3から出射されるレーザ光Lの光量の目標値を低く設定してしまうことになる。
そのため潜像コントラストが狙い値よりも狭くなり、現像コントラストが小さくなることで、記録材21上に形成されるトナー像のトナー濃度が薄くなる画像不良が発生する。
一方、本実施形態では、感光ドラム1の使用に伴って減少する現時点での該感光ドラム1の膜厚dnを前記数9式を用いて算出する。そして、そのときの帯電電流Iを帯電電流検知回路2bにより測定する。
この動作を繰り返して、図5の曲線Fで示すように、感光ドラム1の膜厚dと、帯電電流Iとの関係式を作成する。
これにより膜厚dが不明な感光ドラム1が交換された場合でも帯電電流検知回路2bにより帯電電流Iを検知し、図5の曲線Fで示す関係式に当てはめる。
これにより実際の感光ドラム1の膜厚dである18.5μmと検知することが出来る。そのため、制御部17によりレーザスキャナ3から出射されるレーザ光Lの光量の目標値を適切に設定し、潜像コントラストを狙い通りに設定できるので、画像不良のない良好な画像を得ることが出来た。
このように、本実施形態では、個々の画像形成装置23のそれぞれにおいて図5の曲線Fで示すように、感光ドラム1の膜厚dと、帯電電流Iとの関係式を作成する。
これにより図2に示す帯電電流検知回路2bに設けられる抵抗R1〜R3の製造公差による抵抗値のばらつきや電源回路24から供給される電源電圧Vsの公差による端子電圧Vinpのばらつきを考慮する。これらのばらつきにより帯電電流検知回路2bにより検知される帯電電流Iの検知結果がばらつく場合を考慮する。
その場合であっても交換された感光ドラム(第2感光体)1の膜厚dを正確に検知することが出来る。そのため帯電ローラ2により帯電された感光ドラム1の表面の帯電電位Vdの目標値を適正に設定し、画像不良を防止することが出来る。
本実施形態によれば、感光ドラム1がプロセスカートリッジ20と一体的に交換された際にも、交換された感光ドラム(第2感光体)1の膜厚dを精度良く検知し、制御部17により適切な画像形成条件の設定を行うことで、良好な画像を得ることができる。
検知手段となる帯電電流検知回路2bに使用する電子部品等のばらつきや電源回路24の公差によるばらつきを考慮する。これらのばらつきがあっても制御部17により前記数9式を用いて感光ドラム1の回転時間tから算出された感光ドラム1の膜厚dを考慮する。更に、その際の帯電電流検知回路2bにより検知された帯電電流Iを考慮する。これらにより制御部17は、その画像形成装置23の感光ドラム1の膜厚dと帯電電流Iとの関係式(図5の曲線F)を演算する。
そのため膜厚dが不明な感光ドラム1が交換された場合であっても以下の通りである。制御部17により演算された感光ドラム(第1感光体)1の膜厚dと帯電電流Iとの関係式(図5の曲線F)により正確に感光ドラム(第2感光体)1の膜厚dを求めることができる。これにより該制御部17により適切な画像設定を行うことが出来、良好な画像を得ることが出来る。
d…感光ドラム1(第1感光体、第2感光体)の表面の電荷輸送層の膜厚
I…帯電ローラ2と感光ドラム1との間に流れる帯電電流
1…感光ドラム(第1感光体、第2感光体)
2b…帯電電流検知回路(検知手段)
17…制御部(制御手段;算出手段;演算手段)
22…メモリ(記憶手段)

Claims (3)

  1. 取り外し可能な感光体が本体に装着される画像形成装置であって、
    前記感光体を帯電する帯電手段と、
    前記帯電手段により前記感光体を帯電する際に該帯電手段と該感光体との間に流れる電流を検知する検知手段と、
    前記感光体の回転時間に基づいて該感光体の膜厚を算出する算出手段と、
    前記検知手段により検知された前記電流と、前記算出手段により算出された膜厚とを記憶する記憶手段と、
    前記算出手段により算出された膜厚に応じて画像形成条件を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された第1感光体の初期の膜厚と、前記算出手段により算出された該第1感光体の膜厚変化と、前記検知手段により検知された前記電流の変化とを用いて、該第1感光体の膜厚と、前記電流との関係に関する関係情報を記憶し、
    前記第1感光体が本体から取り外され、前記第1感光体とは別の第2感光体が前記本体に装着された際に、前記関係情報に基づいて、該第2感光体の膜厚を算出する演算手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1感光体は、前記画像形成装置の本体の出荷時に予め装着された感光体であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記帯電手段により帯電された前記感光体に画像情報に応じて露光する像露光手段と、
    前記像露光手段により前記感光体に形成された静電潜像に現像剤を供給して現像する現像手段と、
    を有し、
    前記画像形成条件とは、前記帯電手段により前記感光体を帯電する帯電電圧、前記現像手段に印加する現像電圧、前記像露光手段により露光する露光量のうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018030495A1 (ja) 2016-08-09 2018-02-15 日本ポリプロ株式会社 加飾フィルムおよびそれを用いた加飾成形体の製造方法

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