JP2017048025A - 移載補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被移載物の移載の補助を容易に行わせることができるとともに、装置全体を小型化することができる移載補助装置を提供する。【解決手段】作業者による被移載物Cの移載を補助するための移載補助装置1において、被移載物Cに係止可能とされるとともに、作業者が把持して当該被移載物Cを持ち上げ可能とされた一方の係止手段2a及び他方の係止手段2bと、この係止手段とワイヤWを介して接続され、被移載物Cを持ち上げる方向に付勢して当該被移載物Cの移載時の補助を可能とするバネを有したバランサ手段3とを備えたものである。【選択図】図1

Description

本発明は、作業者による被移載物の移載を補助するための移載補助装置に関するものである。
物流業務における荷物の荷下ろしは、通常、作業者が荷物を手で持ち上げて行われていたが、従来、重量物の荷下ろしや長時間の荷下ろし作業時の作業者の負担を軽減すべく、移載を補助するための移載補助装置が提案されている。従来の移載補助装置として、例えば荷物と錘とを滑車等を介在させてワイヤで接続し、錘の重量によって荷物の持ち上げ時の補助を行うものが挙げられる。なお、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
しかしながら、上記従来技術においては、荷物(被移載物)の重量や作業者の作業位置等に応じてワイヤに取り付ける錘の重量や位置を調整する必要があり、調整作業が煩わしいとともに、錘が上昇及び下降するための専用のスペースが必要となり、装置全体が大型化してしまう虞があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、被移載物の移載の補助を容易に行わせることができるとともに、装置全体を小型化することができる移載補助装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、作業者による被移載物の移載を補助するための移載補助装置において、前記被移載物に係止可能とされるとともに、作業者が把持して当該被移載物を持ち上げ可能とされた係止手段と、該係止手段とワイヤを介して接続され、前記被移載物を持ち上げる方向に付勢して当該被移載物の移載時の補助を可能とするバネを有したバランサ手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の移載補助装置において、前記バランサ手段が取り付けられ、上下方向に摺動可能なスライド手段と、駆動によって前記スライド手段を上下方向に任意に摺動させ得るモータとを具備し、前記モータを駆動させることによって、前記バランサ手段のバネの付勢力と前記被移載物の重力とが釣り合う位置を任意調整し得ることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の移載補助装置において、前記係止手段は、前記モータを駆動又は停止させるための操作手段が形成されたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の移載補助装置において、前記係止手段は、作業者が左右の手でそれぞれ把持し得る一対の部材から成り、前記操作手段は、一方の係止手段に形成され、前記モータを正転駆動させて前記スライド手段を下方に摺動させ得る第1操作手段と、他方の係止手段に形成され、前記モータを逆転駆動させて前記スライド手段を上方に摺動させ得る第2操作手段とを有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3又は請求項4記載の移載補助装置において、前記操作手段による前記モータの操作は、無線にて行われることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れか1つに記載の移載補助装置において、床面に対して略垂直方向に延設されるとともに、前記バランサ手段が取り付けられた取付フレームと、該取付フレームの上端部から略水平方向に延設されるとともに、前記係止手段と接続されたワイヤを吊り下げる吊下フレームとを具備するとともに、当該吊下フレームは、前記取付フレームに対して水平方向に揺動可能とされたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、被移載物に係止可能とされるとともに、作業者が把持して当該被移載物を持ち上げ可能とされた係止手段と、該係止手段とワイヤを介して接続され、被移載物を持ち上げる方向に付勢して当該被移載物の移載時の補助を可能とするバネを有したバランサ手段とを備えたので、被移載物の移載の補助を容易に行わせることができるとともに、装置全体を小型化することができる。
請求項2の発明によれば、バランサ手段が取り付けられ、上下方向に摺動可能なスライド手段と、駆動によってスライド手段を上下方向に任意に摺動させ得るモータとを具備し、モータを駆動させることによって、バランサ手段のバネの付勢力と被移載物の重力とが釣り合う位置を任意調整し得るので、被移載物の移載位置が高さ方向に変化しても、バランサ手段による移載の補助をより円滑に行わせることができる。
請求項3の発明によれば、係止手段は、モータを駆動又は停止させるための操作手段が形成されたので、被移載物を移載する際、作業者が係止手段を把持しつつ操作手段を操作することができ、作業性をより向上させることができる。
請求項4の発明によれば、係止手段は、作業者が左右の手でそれぞれ把持し得る一対の部材から成り、操作手段は、一方の係止手段に形成され、モータを正転駆動させてスライド手段を下方に摺動させ得る第1操作手段と、他方の係止手段に形成され、モータを逆転駆動させてスライド手段を上方に摺動させ得る第2操作手段とを有するので、操作手段による操作性をより向上させることができる。
請求項5の発明によれば、操作手段によるモータの操作は、無線にて行われるので、操作手段から電線等を延設させる必要がなく、装置構成を簡素化できるとともに、その操作手段から延設させた電線等に作業者が引っかかってしまうのを防止できる。
請求項6の発明によれば、床面に対して略垂直方向に延設されるとともに、バランサ手段が取り付けられた取付フレームと、該取付フレームの上端部から略水平方向に延設されるとともに、係止手段と接続されたワイヤを吊り下げる吊下フレームとを具備するとともに、当該吊下フレームは、取付フレームに対して水平方向に揺動可能とされたので、移載作業時、係止手段及びワイヤを良好に追従させることができ、作業者による移載作業をより円滑に行わせることができる。
本発明の実施形態に係る移載補助装置(スライド手段が上方位置)を示す正面図 同移載補助装置(スライド手段が下方位置)を示す正面図 同移載補助装置(スライド手段が上方位置)を示す斜視図 同移載補助装置における係止手段(一方の係止手段)を示す正面図及び側面図 同移載補助装置における係止手段(他方の係止手段)を示す正面図及び側面図 同移載補助装置におけるバランサ手段を示す正面図及び側面図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る移載補助装置は、作業者による被移載物の移載を補助するためのもので、図1〜3に示すように、係止手段(一方の係止手段2a及び他方の係止手段2b)と、バランサ手段3と、スライド手段4と、モータ5と、操作手段(第1操作手段9a及び第2操作手段9b)と、送信機ユニット10と、取付フレームF1及び吊下フレームF2とを有して構成されている。
本実施形態における被移載物Cは、例えば組立工場等に搬入された部品を収容する樹脂製の箱体から成り、その箱体上部の開口縁部には、係止手段(一方の係止手段2a及び他方の係止手段2b)を係止可能なフランジ部Caが一体形成されている。かかる被移載物Cは、搬入台座D上に複数形成された回転ローラRにより搬入され、移載補助装置1の設置位置にて台車(不図示)や床面に移載されるものとされる。
係止手段(一方の係止手段2a及び他方の係止手段2b)は、被移載物Cに係止可能(本実施形態においては、上述のように、被移載物Cのフランジ部Caに係止可能)とされるとともに、作業者が把持して当該被移載物Cを持ち上げ可能とされたものである。すなわち、係止手段(一方の係止手段2a及び他方の係止手段2b)は、作業者が左右の手でそれぞれ把持し得る一対の部材(図4、5参照)から成り、それぞれワイヤW1、W2を介してフック部材Hから吊り下げられている。
より具体的には、一方の係止手段2aは、図4に示すように、ワイヤW1を接続するためのフックf1と、係止部h2及び把持部h3が形成された金具h1とを有しており、例えば作業者の右手で把持可能とされている。また、他方の係止手段2bは、図5に示すように、ワイヤW2を接続するためのフックf1と、係止部h2及び把持部h3が形成された金具h1とを有しており、例えば作業者の左手で把持可能とされている。そして、一方の係止手段2aの係止部h2及び他方の係止手段2bの係止部h2をそれぞれ被移載物Cのフランジ部Caに係止するとともに、作業者が一方の係止手段2aの把持部h3及び他方の係止手段2bの把持部h3をそれぞれ把持して両手で持ち上げることにより、被移載物Cを搬入台座D上から移載し得るようになっている。
フック部材Hは、左右方向に延びて配設された棒状部材から成り、一端にワイヤW1を接続するためのフックf2が形成されるとともに、他端にワイヤW2を接続するためのフックf2が形成されている。しかして、フック部材Hの一端部には、ワイヤW1を介して一方の係止手段2aが接続されるとともに、他端部には、ワイヤW2を介して他方の係止手段2bが接続されている。また、フック部材Hの略中央には、フックf3が形成されており、このフックf3にワイヤWが接続されるとともに、当該ワイヤWは、バランサ手段3から延設され、吊下フレームF2から吊り下げられている。
バランサ手段3は、図6に示すように、係止手段(一方の係止手段2a及び他方の係止手段2b)とワイヤW(ワイヤW1、W2も同様)を介して接続され、被移載物Cを持ち上げる方向(床面に対して上方)に付勢して当該被移載物Cの移載時の補助を可能とするバネSを有したものである。すなわち、バランサ手段3は、例えば渦巻きバネ等から成るバネSを有しており、そのバネSの付勢力に抗してワイヤWを繰り出し可能とされるとともに、繰り出した状態において当該ワイヤWを巻き取る方向に付勢し得るようになっている。
しかして、搬入台座D上の被移載物Cに一方の係止手段2a及び他方の係止手段2bを係止させ、その被移載物Cを下方の台車や床面に移動させる(すなわち、荷下ろしする)過程において、バランサ手段3からワイヤWが繰り出されるので、バランサ手段3のバネSによって被移載物Cに対して上方に向かう付勢力が付与されることにより、当該バランサ手段3のバネSの付勢力と被移載物Cの重力とが釣り合い、結果として移載時の補助力となるのである。本実施形態においては、スライド手段4及びバランサ手段3が初期位置(図1参照)にある場合、被移載物Cが搬入台座D上から持ち上げられた時点で、バランサ手段3のバネSの付勢力と被移載物Cの重力とが釣り合うようになっている。そして、被移載物Cを下方の台車や床面に移動させた後、一方の係止手段2a及び他方の係止手段2bによる係止を解くことにより、次に搬送された搬入台座D上の被移載物Cを移載可能とされる。
取付フレームF1及び吊下フレームF2は、本移載補助装置1における本体のフレームを構成する金属製長尺状部材から成るものである。取付フレームF1は、床面に対して略垂直方向(図中上下方向)に延設されるとともに、バランサ手段3が取り付けられており、吊下フレームF2は、取付フレームF1の上端部から略水平方向(図中左右方向)に延設されるとともに、係止手段(一方の係止手段2a及び他方の係止手段2b)と接続されたワイヤW、W1、W2を吊り下げて構成されている。
より具体的には、取付フレームF1は、左右一対のガイドレール7が形成された取付板6が取り付けられるとともに、その取付板6のガイドレール7に沿ってスライド手段4が摺動可能とされている。かかるスライド手段4は、例えば金属製の板状部材から成り、ガイドレール7にて案内されつつ上下方向に摺動可能とされるとともに、所定位置にバランサ手段3が取り付けられている。なお、スライド手段4には、ガイドレール7に対して摺動可能に嵌合した嵌合部3aが形成されており、当該嵌合部3a及びガイドレール7にてLMガイドが構成されている。
また、本実施形態に係る吊下フレームF2は、取付フレームF1の上端部において、蝶番8にて揺動可能に連結されている。しかして、吊下フレームF2は、取付フレームF1に対して水平方向(図3中矢印方向)に揺動可能とされており、移載作業の過程で、係止手段(一方の係止手段2a及び他方の係止手段2b)及びワイヤW及びワイヤW1、W2を移動させると、その移動に吊下フレームF2が追従して揺動するようになっている。
モータ5は、駆動によってスライド手段4を上下方向に任意に摺動させ得るもので、本実施形態においては、その出力軸がワイヤW3にてスライド手段4と接続して構成されている。すなわち、スライド手段4は、ワイヤWを介して常時上方に向かって力が付与されており、モータ5を正転駆動させると、ワイヤWを下方に引っ張ってスライド手段4及びバランサ手段3を下方に移動させるとともに、当該モータ5を逆転駆動させると、ワイヤWの引っ張り状態を緩め、スライド手段4及びバランサ手段3を上方に移動させるよう構成されているのである。
しかして、スライド手段4及びバランサ手段3は、モータ5の駆動によって、初期位置である上方位置(図1参照)と下方位置(図2参照)の間を移動可能とされており、当該スライド手段4及びバランサ手段3を初期位置(上方位置)と下方位置との間で移動することにより、バランサ手段3のバネSの付勢力と被移載物Cの重力とが釣り合う位置を上下方向に任意調整することができる。なお、本実施形態においては、スライド手段4が上方位置から下降して下方位置に達した際、或いは下方位置から上昇して上方位置に達した際、スライド手段4を検知する検知手段(例えば光電スイッチ等)を有しており、かかる検知手段による検知を条件としてモータ5の駆動を停止するよう構成されている。
一方、本実施形態に係る係止手段(一方の係止手段2a及び他方の係止手段2b)は、モータ5を駆動又は停止させるための操作手段(第1操作手段9a及び第2操作手段9b)が形成されている。具体的には、一方の係止手段2aには、図4に示すように、モータ5を正転駆動させてスライド手段4を下方に摺動させ得る第1操作手段9aが形成されるとともに、他方の係止手段2bには、図5に示すように、モータ5を逆転駆動させてスライド手段4を上方に摺動させ得る第2操作手段9bが形成されている。
そして、一方の係止手段2a及び他方の係止手段2bを作業者が把持しつつ被移載物Cに係止させた状態において、一方の係止手段2aの第1操作手段9aを操作(押圧操作)すると、モータ5が正転駆動してスライド手段4を図1の初期位置から図2の下方位置まで下降させることができるので、例えば被移載物Cの移載位置が高くなる場合、バランサ手段3のバネSの付勢力と被移載物Cの重力とが釣り合う位置が上方に移動するよう調整することができる。また、移載後、他方の係止手段2bの第2操作手段9bを操作(押圧操作)すると、モータ5が逆転駆動してスライド手段4を図2の下方位置から図1の初期位置まで上昇させることができるので、バランサ手段3のバネSの付勢力と被移載物Cの重力とが釣り合う位置を初期位置に戻すことができ、次の移載作業を可能な状態とすることができる。
さらに、本実施形態においては、フック部材Hに送信機ユニット10が取り付けられており、当該送信機ユニット10によって、操作手段(第1操作手段9a及び第2操作手段9b)によるモータ5の操作が無線にて行われるよう構成されている。すなわち、第1操作手段9a又は第2操作手段9bを操作すると、所定の制御信号が無線にて送信機ユニット10を介してモータ5の駆動制御機構(制御盤等)に送信され、その制御信号に基づいてモータ5が駆動又は停止されるのである。
上記実施形態によれば、被移載物Cに係止可能とされるとともに、作業者が把持して当該被移載物Cを持ち上げ可能とされた係止手段(一方の係止手段2a及び他方の係止手段2b)と、該係止手段(一方の係止手段2a及び他方の係止手段2b)とワイヤW及びワイヤW1、W2を介して接続され、被移載物Cを持ち上げる方向に付勢して当該被移載物Cの移載時の補助を可能とするバネSを有したバランサ手段3とを備えたので、被移載物Cの移載の補助を容易に行わせることができるとともに、装置全体を小型化することができる。
また、本実施形態に係る移載補助装置1によれば、バランサ手段3が取り付けられ、上下方向に摺動可能なスライド手段4と、駆動によってスライド手段4を上下方向に任意に摺動させ得るモータ5とを具備し、モータ5を駆動させることによって、バランサ手段3のバネSの付勢力と被移載物Cの重力とが釣り合う位置を任意調整し得るので、被移載物Cの移載位置が高さ方向に変化しても、バランサ手段3による移載の補助をより円滑に行わせることができる。
さらに、本実施形態に係る係止手段(一方の係止手段2a及び他方の係止手段2b)は、モータ5を駆動又は停止させるための操作手段(第1操作手段9a及び第2操作手段9b)が形成されたので、被移載物Cを移載する際、作業者が係止手段(一方の係止手段2a及び他方の係止手段2b)を把持しつつ操作手段(第1操作手段9a又は第2操作手段9b)を操作することができ、作業性をより向上させることができる。
特に、本実施形態に係る係止手段(一方の係止手段2a及び他方の係止手段2b)は、作業者が左右の手でそれぞれ把持し得る一対の部材から成り、操作手段は、一方の係止手段2aに形成され、モータ5を正転駆動させてスライド手段4を下方に摺動させ得る第1操作手段9aと、他方の係止手段2bに形成され、モータ5を逆転駆動させてスライド手段4を上方に摺動させ得る第2操作手段9bとを有するので、操作手段(第1操作手段9a又は第2操作手段9b)による操作性をより向上させることができる。
さらに、本実施形態に係る移載補助装置1によれば、操作手段(第1操作手段9a及び第2操作手段9b)によるモータ5の操作は、無線にて行われるので、操作手段(第1操作手段9a及び第2操作手段9b)から電線等を延設させる必要がなく、装置構成を簡素化できるとともに、その操作手段から延設させた電線等に作業者が引っかかってしまうのを防止できる。なお、無線にて操作が行われるものであれば、電波にて操作されるものの他、赤外線等にて操作されるもの等であってもよい。
またさらに、本実施形態に係る移載補助装置1によれば、床面に対して略垂直方向に延設されるとともに、バランサ手段3が取り付けられた取付フレームF1と、該取付フレームF1の上端部から略水平方向に延設されるとともに、係止手段(一方の係止手段2a及び他方の係止手段2b)と接続されたワイヤW及びワイヤW1、W2を吊り下げる吊下フレームF2とを具備するとともに、当該吊下フレームF2は、取付フレームF1に対して水平方向に揺動可能とされたので、移載作業時、係止手段(一方の係止手段2a及び他方の係止手段2b)及びワイヤW及びワイヤW1、W2を良好に追従させることができ、作業者による移載作業をより円滑に行わせることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えばモータ5を具備せず、バランサ手段3が上下に移動しないもの(所定位置にて固定されたもの)であってもよい。バランサ手段3のバネSは、渦巻バネに限らず、被移載物Cを持ち上げる方向に付勢して当該被移載物Cの移載時の補助を可能とする他のバネとしてもよい。また、一方の係止手段2a及び他方の係止手段2bと第1操作手段9a及び第2操作手段9bとを別個に配設するようにしてもよく、第1操作手段9a及び第2操作手段9bからモータ5の駆動制御機構(制御盤等)まで配線にて電気的に接続させるようにしてもよい。
被移載物に係止可能とされるとともに、作業者が把持して当該被移載物を持ち上げ可能とされた係止手段と、該係止手段とワイヤを介して接続され、被移載物を持ち上げる方向に付勢して当該被移載物の移載時の補助を可能とするバネを有したバランサ手段とを備えた移載補助装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 移載補助装置
2a 一方の係止手段
2b 他方の係止手段
3 バランサ手段
4 スライド手段
5 モータ
6 取付板
7 ガイドレール
8 蝶番
9a 第1操作手段
9b 第2操作手段
10 送信機ユニット
F1 取付フレーム
F2 吊下フレーム
C 被移載物

Claims (6)

  1. 作業者による被移載物の移載を補助するための移載補助装置において、
    前記被移載物に係止可能とされるとともに、作業者が把持して当該被移載物を持ち上げ可能とされた係止手段と、
    該係止手段とワイヤを介して接続され、前記被移載物を持ち上げる方向に付勢して当該被移載物の移載時の補助を可能とするバネを有したバランサ手段と、
    を備えたことを特徴とする移載補助装置。
  2. 前記バランサ手段が取り付けられ、上下方向に摺動可能なスライド手段と、
    駆動によって前記スライド手段を上下方向に任意に摺動させ得るモータと、
    を具備し、前記モータを駆動させることによって、前記バランサ手段のバネの付勢力と前記被移載物の重力とが釣り合う位置を任意調整し得ることを特徴とする請求項1記載の移載補助装置。
  3. 前記係止手段は、前記モータを駆動又は停止させるための操作手段が形成されたことを特徴とする請求項2記載の移載補助装置。
  4. 前記係止手段は、作業者が左右の手でそれぞれ把持し得る一対の部材から成り、前記操作手段は、一方の係止手段に形成され、前記モータを正転駆動させて前記スライド手段を下方に摺動させ得る第1操作手段と、他方の係止手段に形成され、前記モータを逆転駆動させて前記スライド手段を上方に摺動させ得る第2操作手段とを有することを特徴とする請求項3記載の移載補助装置。
  5. 前記操作手段による前記モータの操作は、無線にて行われることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の移載補助装置。
  6. 床面に対して略垂直方向に延設されるとともに、前記バランサ手段が取り付けられた取付フレームと、
    該取付フレームの上端部から略水平方向に延設されるとともに、前記係止手段と接続されたワイヤを吊り下げる吊下フレームと、
    を具備するとともに、当該吊下フレームは、前記取付フレームに対して水平方向に揺動可能とされたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1つに記載の移載補助装置。
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