JP2017040204A5 - - Google Patents

Description

制御部は、第１回路および第２回路の動作を制御する。
湿度検出部は、内燃機関に吸入される吸入空気の湿度を検出する。
そして、制御部は、吸入空気の湿度の増加に応じて、第１回路による火花放電の開始時期を早める。

これにより、第１回路による火花放電の開始時期を早めることで、着火が起こりやすくなる。
このため、高湿度による着火しにくさを補うことができる。
以上により、高湿度環境下において、燃焼変動の悪化を抑制することができる。

Claims (4)

1. １次コイル（２）および２次コイル（３）を有する点火コイル（４）と、前記２次コイルに接続する点火プラグ（５）とを備え、前記１次コイルへの通電のオンオフに伴う電磁誘導により前記点火プラグにエネルギーを投入して火花放電を発生させる内燃機関用の点火装置（１）において、
   前記１次コイルへの通電をオンオフすることで、前記点火プラグに火花放電を開始させる第１回路（１１）と、
   この第１回路の動作によって開始した火花放電中に、前記第１回路による通電方向とは逆の方向に前記１次コイルのマイナス側から通電することで、前記２次コイルの通電を前記第１回路の動作で開始したのと同一方向に維持して前記点火プラグにエネルギーを投入し続け、火花放電を継続させる第２回路（１２）と、
   前記第１回路および前記第２回路の動作を制御する制御部（１３）と、
   内燃機関に吸入される吸入空気の湿度を検出する湿度検出部（５０）とを備え、
   前記制御部は、前記吸入空気の湿度の増加に応じて、前記第１回路による火花放電の開始時期を早めることを特徴とする点火装置。
2. 請求項１に記載の点火装置において、
   前記制御部は、前記第２回路による前記点火プラグへのエネルギー投入量を増やすことを特徴とする点火装置。
3. 請求項２に記載の点火装置において、
   前記制御部は、前記第２回路の動作を制御して放電継続期間を伸ばすことで、前記エネルギー投入量を増やすことを特徴とする点火装置。
4. 請求項２または請求項３に記載の点火装置において、
   前記制御部は、前記第２回路の動作を制御して前記２次コイルへの通電量を増やすことで、前記エネルギー投入量を増やすことを特徴とする点火装置。