JP2017039622A - 化合物半導体基板および化合物半導体基板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高品質な3C−SiC層を備えた化合物半導体基板および化合物半導体基板の製造方法を提供する。
【解決手段】化合物半導体基板SRは、(111)面で構成された表面を有する3C−SiC層1を含む。SiC層1の厚さWは2μm以上400μm以下であり、SiC層1の表面に対してX線照射により、(220)回折を検出できる条件で、φが0度から360度の範囲でφスキャンをした場合に、回折強度のφ依存性を示すグラフにおける1〜3番目に大きな回折強度を持つ回折ピークの平均強度を平均強度AV1とし、前記グラフにおける4〜6番目に大きな回折強度を持つ回折ピークの平均強度を平均強度AV2とした場合、2つの平均強度の割合(AV2/AV1)は、0より大きく0.5%以下である。
【選択図】図1

Description

本発明は、化合物半導体基板および化合物半導体基板の製造方法に関し、より特定的には、SiC(炭化ケイ素)層を備えた化合物半導体基板および化合物半導体基板の製造方法に関する。
SiCは、Si(ケイ素)に比べてバンドギャップが大きく、高い絶縁破壊電界強度を有している。このため、SiCは、高耐圧を有する半導体装置の材料として期待されている。また、SiCは、GaN(窒化ガリウム)との格子定数が近いことから、GaNを成長させるためのバッファー層として使用することができる。GaNを成長させるためのバッファー層としてSiCを使用した場合、GaNおよびSiCはいずれも高い絶縁破壊電界強度を有することから、より高耐圧なGaNの半導体装置を実現することができる。
SiCを成長させるための下地基板としては、Si基板またはバルクのSiC基板が広く用いられている。このうちバルクのSiC基板は、大口径化が困難であるという問題を有している。安価で大口径のSiCを得るためには、下地基板としてSi基板を用いることが好ましい。この場合、Si基板上には一般的に3C−SiC(3C型の結晶構造を有するSiC)が成長する。
Si上に高品質な3C―SiC単結晶を成長する方法として、ガスソースMBE(Molecular Beam Epitaxy)法が知られている(たとえば非特許文献1)。この方法では低温で3C―SiCを成長させるので、層内の応力を低減することができる。このため、ガスソースMBE法は、3C−SiCの大口径化の観点で有利な方法である。近年、ガスソースMBE法を用いてSi基板上に製造した0.1μm〜3.0μmの厚さの(111)面を主面とする3C−SiC層(以降、3C−SiC(111)層と記すことがある)を、GaNを成長させるための下地として用いることが検討されている(たとえば非特許文献2)。
図16は、ワイドギャップ半導体の物性値を示す表である。
図16を参照して、3C−SiCは、2.23eVというバンドギャップを有するワイドギャップ半導体である。また3C−SiCは、4H−SiCと同等の高い電子移動度を有している。さらに、酸化膜界面における3C−SiCの界面準位密度は十分低いことが知られている(たとえば非特許文献3)。したがって、3C−SiCをMOSトランジスタに用いた場合には、大電流を流す際の取り扱いを有利にすることができ、界面反転層における電子の移動度を向上することができる。
従来においては、3C−SiC(111)層よりも、(100)面を主面とする3C−SiC層(以降、3C−SiC(100)層と記すことがある)の作製および評価が多く行われてきた。これは、酸化膜界面における3C−SiC(100)層の界面準位密度が他の面方位を主面とする3C−SiC層の界面準位密度と比較して低いためである。しかし、3C−SiC(100)層は、DPB(Double Positioning Boundary)や積層欠陥(以降、SF(Stacking Fault)と記すことがある)などの結晶欠陥を多く含んでおり、結晶品質が低いという問題があった。
図17は、Si(100)ジャスト基板上に3C−SiC(100)が成長する場合に生じるDPBを模式的に示す図である。図17において、四角形の頂点の部分は、Si原子またはC原子の位置を示している。
図17を参照して、Si(100)ジャスト基板とは、基板の主面に対するSi(100)面の傾斜角であるオフ角が1度以下であるSi基板である。Si(100)ジャスト基板の(100)面上に3C−SiC(100)層の6個の面PP101〜PP106が成長している。面PP101〜PP106の各々は、(100)面である上面と、互いに対向する(111)面である2つの側面と、互いに対向する(−1−1−1)面である2つの側面とにより構成されている。(111)面である2つの側面はSi面であり、(−1−1−1)面である2つの側面はC面である。
3C−SiC(100)層の下地となるSi(100)ジャスト基板の結晶構造は、[100]方向((100)面の法線)に対して4回対称である。一方、3C−SiC(100)層の結晶構造は、[100]方向に対して2回対称である。3C−SiCの結晶成長の際には、面PP101、PP102、およびPP103のように、(−1−1−1)面が図中左右の側面に現れ、(111)面が図中上下の側面に現れる場合と、面PP104、PP105、およびPP106のように、(−1−1−1)面が図中上下の側面に現れ、(111)面が図中左右の側面に現れる場合とがある。面PP101、PP102、およびPP103の各々と、面PP104、PP105、およびPP106の各々とは、(100)面の法線を中心として90度回転した場合に等価となる。DPBは、面PP103とPP104との間の位置BR101や、面PP103とPP106との間の位置BR102のように、側面のSi面とC面とが隣接する箇所で発生する不整合に起因する結晶欠陥である。
3C−SiC(100)層のDPBを低減する技術として、オフ基板やアンジュレーション加工基板などを使用する方法が提案されている(たとえば非特許文献4〜6)。
図18は、オフ基板およびアンジュレーション基板の各々を利用した場合のSiC結晶の成長を模式的に示す図である。図18(a)は、オフ基板を利用した場合の図であり、図18(b)は、アンジュレーション基板を利用した場合の図である。
図18(a)を参照して、オフ基板とは、Si(100)基板の主面の法線に対して数度のオフ角を設けたものである。オフ基板上に3C−SiC層を形成する方法によれば、SiC層101の結晶の各々が矢印AR101の方向に成長するため、DPBの発生を抑止することができる。
図18(b)を参照して、アンジュレーション基板とは、Si(100)基板の主面に特定の形状の凹凸を形成したものである。アンジュレーション基板上に3C−SiC層を形成する方法によれば、互いに対向する傾斜面(たとえば傾斜面PL101おおよびPL102)の各々からSiC層101の結晶が成長し、これらの結晶の欠陥が会合消滅するため、DPBを低減することができる。
横山敬志他、第52回応用物理学会春季講演、30p−YK−1 H.Fang et al., J. Appl. Phys. 115, 063102(2014) 山本裕介他、第75回応用物理学会秋季講演、17p−A17−10 K.shibahara et al., J. Cryst. Growth, 78, 538(1986) K.shibahara et al., Appl. Phys. Lett., 50, 1888(1987) N.Hatta et al., 2011 ICSCRM
3C−SiCはSiよりも高い絶縁破壊電界を有することから、Siよりも高耐圧なデバイスへの適用が期待されている。そのためには、3C−SiC層の高品質化が必要である。しかし、従来の技術には、3C−SiC層の品質が低いという問題があった。
オフ基板上に3C−SiC層を形成する方法(図18(a)の方法)やアンジュレーション基板上に3C−SiC層を形成する方法(図18(b)の方法)では、基板を作製する際に複雑な加工工程や成長工程が必要であり、基板の高コスト化を招いていた。
さらに、Si(100)基板上に形成する3C−SiCの厚みを増加して高品質な結晶を得ようとすると、SiとSiCとの格子定数の違いおよび熱膨張係数の違いに起因して、Si基板に過剰にストレスが加わり、Si基板に割れが発生したり、SiC層にクラックが発生したりする問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、高品質な3C−SiC層を備えた化合物半導体基板および化合物半導体基板の製造方法を提供することである。
本発明の一の局面に従う化合物半導体基板は、(111)面で構成された表面を有する3C−SiC層を含む化合物半導体基板であって、3C−SiC層の厚さは2μm以上400μm以下であり、3C−SiC層の表面に対してX線照射により、(220)回折を検出できる条件で、φが0度から360度の範囲でφスキャンをした場合に、回折強度のφ依存性を示すグラフにおける1〜3番目に大きな回折強度を持つ回折ピークの平均強度を平均強度AV1とし、グラフにおける4〜6番目に大きな回折強度を持つ回折ピークの平均強度を平均強度AV2とした場合、2つの平均強度の割合(AV2/AV1)は、0より大きく0.5%以下である。
上記化合物半導体基板において好ましくは、3C−SiC層の厚さは100μm以上であり、3C−SiC層の断面の表面において、単位長さ当たりに出現する積層欠陥の本数は0より大きく2000本/cm以下である。
上記化合物半導体基板において好ましくは、3C−SiC層は、2インチ以上8インチ未満の直径を有する平面形状である。
上記化合物半導体基板において好ましくは、3C−SiC層は、4インチ未満の直径を有する平面形状である。
本発明の他の局面に従う化合物半導体基板の製造方法は、中央に開口部を有し、環状の平面形状のマスクを、Si(111)基板表面の外周領域を覆うように形成する工程と、マスクを形成する工程の後に、Si(111)基板表面におけるマスクが形成されずに露出した領域に、3C−SiC層をヘテロエピタキシャル成長させる工程と、3C−SiC層をヘテロエピタキシャル成長させる工程の後に、剥離液を用いてSi(111)基板を除去する工程とを備える。
上記製造方法において好ましくは、開口部は、2インチ以上の直径を有する。
本発明によれば、高品質な3C−SiC層を備えた化合物半導体基板および化合物半導体基板の製造方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態における化合物半導体基板SRを模式的に示す斜視図である。 本発明の一実施の形態における化合物半導体基板SRの第1の製造工程を示す図である。 本発明の一実施の形態における化合物半導体基板SRの第2の製造工程を示す図である。 CVD法を用いてSiC層21を形成する際のSi基板11の温度の時間変化を模式的に示す表である。 本発明の一実施の形態における化合物半導体基板SRの第3の製造工程を示す図である。 Si基板11におけるSiC層1との界面に生じる力を模式的に示す断面図である。 Si基板11の(111)面上にSiC層21の結晶が成長する様子を模式的に示す図である。 本発明の一実施例における各試料の作製条件と評価結果とを示す表である。 2θ−θスキャン装置の構成を模式的に示す図である。 試料Cについての2θ−θスキャンの結果を示すグラフである。 φスキャン装置の構成を模式的に示す図である。 試料Cについての回折強度のφ依存性を示すグラフである。 試料Bについての回折強度のφ依存性を示すグラフである。 試料Aについての回折強度のφ依存性を示すグラフである。 図15(a)は試料Cの断面SEMの画像である。図15(b)は試料Cの断面TEMの画像である。 ワイドギャップ半導体の物性値を示す表である。 Si(100)ジャスト基板上に3C−SiC(100)が成長する場合に生じるDPBを模式的に示す図である。 オフ基板およびアンジュレーション基板の各々を利用した場合のSiC結晶の成長を模式的に示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
[化合物半導体基板の構成および製造方法]
図1は、本発明の一実施の形態における化合物半導体基板SRを模式的に示す斜視図である。
図1(a)を参照して、本実施の形態における化合物半導体基板SRは、たとえば2インチ以上の直径を有する円の平面形状を有している。化合物半導体基板SRは、SiC層1を備えている。SiC層1は、3C−SiCの結晶構造を有しており、(111)面で構成された表面1aを有している。SiC層1の厚さWは2μm以上400μm以下である。3C−SiC層1の表面に対してX線照射により、(220)回折を検出できる条件で、φが0度から360度の範囲でφスキャンをした場合に、回折強度のφ依存性を示すグラフにおける1〜3番目に大きな回折強度を持つ回折ピークの平均強度を平均強度AV1とし、グラフにおける4〜6番目に大きな回折強度を持つ回折ピークの平均強度を平均強度AV2とした場合、2つの平均強度の割合(AV2/AV1)は、0より大きく0.5%以下である。好ましくは、SiC層1の厚さは100μm以上であり、SiC層1の断面の表面において、単位長さ当たりに出現するSFの本数は、0より大きく2000本/cm以下である。SiC層1は、好ましくは2インチ以上8インチ未満であり、より好ましくは2インチ以上4インチ未満の直径を有する平面形状である。
図1(b)を参照して、化合物半導体基板SRは、Si基板11をさらに備えていてもよい。Si基板11はSiC層1の形成時に下地として用いたものであり、SiとSiCの基板主面は(111)面である。SiC層1はSi基板11の表面11aに形成されている。Si基板11は、Si(111)ジャスト基板であることが好ましい。Si(111)ジャスト基板とは、基板の主面に対するSi(111)面の傾斜角であるオフ角が1度以下であるSi基板である。
SiC層1の厚さWがSiC層1の平面形状の面積と比較して小さい場合には、SiC層1の機械的強度は低い。この場合、図1(b)に示すように、Si基板11によってSiC層1が補強されてもよい。一方、SiC層1の厚さWがSiC層1の平面形状の面積と比較して大きい場合には、SiC層1の機械的強度は高くなる。この場合、図1(a)に示すように、SiC層1単独でも機械的強度を維持可能となる。以降、SiC層1単独で化合物半導体基板SRを構成するものを自立基板と記すことがある。
図2は、本発明の一実施の形態における化合物半導体基板SRの第1の製造工程を示す図である。図2(a)は断面図であり、図2(b)は平面図である。
図2(a)を参照して、Si基板11を準備する。Si基板11は、たとえば4インチの直径を有する汎用のSi(111)ジャスト基板よりなっている。Si基板11は、アンドープのSiであってもよいし、p型またはn型の不純物がドープされたものであってもよい。次に、Si基板11の表面11aにマスク12を形成する。
図2(b)を参照して、マスク12は、Si基板11の表面11aの外周領域を覆うように環状の平面形状で形成される。マスク12は、その中央に開口部12aを有している。開口部12aは、たとえば2インチ以上の直径を有している。マスク12が形成されていないSi基板11の中心部には2インチ以上の直径を有する円の平面形状で表面11aが露出する。マスク12は、たとえば金属、SiC、またはSiO2などよりなっている。なお、マスク12の形状は任意であり、Si基板11の表面11aの一部を覆うものであればよい。
図3は、本発明の一実施の形態における化合物半導体基板SRの第2の製造工程を示す図である。
図3を参照して、次に、たとえば低温CVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いて、Si基板1の表面11aにおけるマスク12が形成されずに露出した領域、およびマスク12上にSiC層21をヘテロエピタキシャル成長させる。SiC層21は、2μm以上400μm以下の厚さ、好ましくは100μm以上の厚さで形成される。
図4は、CVD法を用いてSiC層21を形成する際のSi基板11の温度の時間変化を模式的に示す表である。
図4を参照して、SiC層21を形成する際には、マスク12が形成されたSi基板11を成膜チャンバー内に配置し、成膜チャンバー内を減圧する。次に、たとえば10分程度の時間をかけて室温から所定の成膜温度までSi基板11を加熱する。成膜温度は、たとえば1050〜1100℃である。
Si基板11の温度が成膜温度に達した後で、たとえば5〜12時間の間、成膜チャンバー内に原料ガスを導入する。原料ガスはたとえばモノメチルシランである。原料ガスの流量はたとえは20〜30sccmである。原料ガスの導入中の成膜チャンバー内の圧力は、たとえば2×10-4〜3×10-4Torr(0.02〜0.03Pa)である。なお、原料ガスの導入中には、原料ガスの流量を上記の範囲内で時間経過に従って周期的に変化させてもよい。
原料ガスの導入が終了した後で、たとえば65分程度の時間をかけて成膜温度から200℃未満の温度までSi基板11を冷却する。
なお、CVD法を用いてSiC層21を形成する前に、露出した表面11aに対して炭化処理を行ってもよい。
図5は、本発明の一実施の形態における化合物半導体基板SRの第3の製造工程を示す図である。
図5を参照して、次に剥離液などを用いて、Si基板11の表面11aからマスク12を除去する。このとき、マスク12上に形成されたSiC層21はマスク12とともに除去される。SiC層21の一部は、Si基板11の表面11aに残りSiC層1となる。SiC層1は、マスク12によって、Si基板11の中心部の2インチの直径を有する円形の領域に制限される。
次に、たとえばフッ硝酸などの剥離液を用いてSi基板11をエッチングにより除去する。この場合には、図1(a)に示す化合物半導体基板SR(自立基板)が得られる。SiC層1が薄い場合には、SiC層1の真下のSi基板11を残して、図5中線LN1に沿ってSi基板11をダイシングする。この場合には、図1(b)に示す化合物半導体基板SRが得られる。さらに、Si基板11は除去しなくてもよい。
[実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、マスク12によって、SiC層1を形成する領域をSi基板11の表面11aの一部に制限する。これにより、Si基板11の割れやSiC層1のクラックの発生を抑制しつつSiC層1を厚膜化することができる。その結果、SiC層1の厚膜化によって欠陥が消滅し、3C−SiC層の品質を向上することができる。
図6は、Si基板11におけるSiC層1との界面に生じる力を模式的に示す断面図である。図6(a)は、比較例として、マスク12を用いないでSiC層1を形成した場合の図である。図6(b)は、本実施の形態のように、マスク12を用いてSiC層1を形成した場合の図である。
図6(a)を参照して、マスク12を用いない場合には、Si基板11の表面11a全体にSiC層1が形成される。Si(111)面の格子定数(0.384nm)に比べてSiC(111)面の格子定数(0.308nm)は小さく、Si(111)面の熱膨張係数(2.6×1016/K)に比べてSiC(111)面の熱膨張係数(2.8×1016/K)は大きい。このため、SiC層1形成後の冷却時にSiC結晶が大きく収縮し、Si基板11におけるSiC層1との界面全体に矢印F1で示す収縮力が生じ、Si基板11にはモーメントMが生じる。その結果、Si基板11には変形が生じ、SiC層1には変形とクラックが生じ、SiC層1を厚膜化することができない。
図6(b)を参照して、マスク12を用いた場合には、SiC層1が形成される領域がSi基板11の表面11aの一部に制限される。このため、SiC層1形成後の冷却時にSiC結晶が大きく収縮しても、矢印F1で示す収縮力は、Si基板11におけるSiC層1との界面の一部の領域RG1にのみ生じる。その結果、Si基板11の変形量は小さく、SiC層1にもクラックが生じず、SiC層1を厚膜化することができる。これにより、厚膜化の効果としてSiC層1内の欠陥を低減することができる。
加えて、本実施の形態によれば、(111)面を表面とする3C−SiCを成長させることにより、基板を作製する際に複雑な加工工程や成長工程を行うことなく、シンプルかつ安価な方法でDPBおよびSFを低減することができる。
図7は、Si基板11の(111)面上にSiC層21の結晶が成長する様子を模式的に示す図である。図7において、三角形または四角形の頂点の部分は、Si原子またはC原子の位置を示している。
図7を参照して、Si基板11の表面11a(主面)である(111)面上に、SiC層21となる3C−SiCの4個の面PP1〜PP4が成長している。面PP1〜PP4の各々は、(111)面である上面と、(100)面である3つの側面と、(−1−1−1)面である3つの側面とにより構成されている。(111)面である上面はSi面であり、(100)面である3つの側面はSi面であり、(−1−1−1)面である3つの側面はC面である。
Si基板11およびSiC層21の結晶構造は、いずれも[111]方向((111)面の法線)に対して3回対称であり、同一の回転対称性(120度)を有している。このため、Si基板11のSi結晶内のSi原子の位置と、SiC層21の3C−SiC結晶内のSi原子の位置とが整合する。面PP1〜PP4における対向する側面である(100)面はいずれもSi面となる。面PP1〜PP4における別の対向する側面である(−1−1−1)面はいずれもC面となる。その結果、面PP1〜PP4の各々の(100)面から成長する結晶に含まれるSFが対向する関係となり、これらのSFが会合消滅する。その結果、DPBおよびSFを低減することができる。
[実施例]
本実施例では、互い異なる作製条件で化合物半導体基板としての試料A〜Gの各々を作製し、その品質を評価した。試料B〜Dは実施例(本発明例)であり、試料A、E、F、およびGは比較例である。
図8は、本発明の一実施例における各試料の作製条件と評価結果とを示す表である。
図8を参照して、試料A〜Eでは、SiC(111)層を形成することを目的として、Si基板としてSi(111)ジャスト基板を用いた。試料FおよびGでは、SiC(100)層を形成することを目的として、Si基板としてSi(100)ジャスト基板を用いた。
次にSi基板上に3C−SiCが形成される条件でSiC層を成膜した。試料AではSiC層の厚さを160nmとした。試料BおよびFではSiC層の厚さを2μmとした。試料C、E、およびGではSiC層の厚さを100μmとした。試料DではSiC層の厚さを400μmとした。SiC層の厚さは、エリプソメーターを用いて観察した。また、SiC層を成膜する際に、試料A〜Dでは、マスクを使用することで、Si基板の中心部の円形の領域にSiC層の形成領域を制限した。試料E〜Gでは、マスクを使用せず、Si基板の表面全面にSiC層を形成した。
SiC層形成後に室温までSi基板を冷却し、SiC層が形成されたSi基板の割れの発生の有無を目視にて評価した。その結果、試料A〜DおよびFでは、SiC層が形成されたSi基板に割れの発生がいずれも確認されなかった。これに対して、試料EおよびGでは、SiC層が形成されたSi基板の割れの発生が確認された。
次に、SiC層形成後に割れが発生しなかった試料A〜DおよびFの各々におけるSiC層の表面の面方位を、2θ−θスキャンを用いて評価した。その結果、試料A〜Dの各々は、SiC層の表面が(111)面で構成された単結晶基板であることが確認された。試料Fは、SiC層の表面が(100)面で構成された単結晶基板であることが確認された。なお、SiC層形成後に割れが発生した試料EおよびGについては、φスキャン、SF密度、およびSiCを自立化したときのクラック有無は評価しなかった。
次に、SiC層形成後に割れおよびクラックが発生しなかった試料A〜DおよびFの各々におけるDPBの密度を、SiC層の表面に対して[220]方向から照射したX線を用いて360度のφスキャンを行うことにより評価した。その結果、試料B〜Dでは、後述するピーク強度比が0.5%以下となり、DPBが低減されていることが分かった。なお、試料B〜Dの各々の間でのピーク強度比の違いは見られなかった。一方、試料AおよびFでは、ピーク強度比が0.5%より大きくなり、DPBが十分に低減されなかった。特に試料Fでは、結晶の4回対称性を示す4つのピークが現れた。なお、SiC層形成後に割れおよびクラックが発生した試料EおよびGについては、DPBの密度を評価しなかった。
次に、割れおよびクラックが発生しなかった試料A〜DおよびFの各々の断面をSEM(Scanning Electron Microscope)とTEM(Transmission Electron Microscope)で観察し、単位長さ当たりの基板表面に存在するSFの本数(SF密度)を評価した。その結果、試料CおよびDでは、SF密度が2000本/cm以下であり、約1000本/cmであった。一方、試料A、B、およびFでは、SF密度が2000本/cmより大きかった。なお、SiC層形成後に割れおよびクラックが発生した試料EおよびGについては、SF密度を評価しなかった。
最後に、割れおよびクラックが発生しなかった試料A〜DおよびFの各々において、SiC層からSi基板を除去し、SiCの自立基板とした。そして、SiC層へのクラックの発生の有無を目視にて評価した。その結果、試料CおよびDについては、SiC層が十分に厚いためにSiC層にクラックが発生しなかった。一方、試料A、B、およびFについては、SiC層が薄いためにSiC層にクラックが発生した。
図9は、2θ−θスキャン装置の構成を模式的に示す図である。
図9を参照して、2θ−θスキャン装置は、照射源51と検出器52とを備えている。照射源51は、化合物半導体基板SRに対して入射角θでX線を照射する。検出器52は、化合物半導体基板SRでの反射光を受光する。照射源51は固定されている。化合物半導体基板SRは、入射角θが変化するようにその傾斜角度が連続的に変更される。検出器52は、X線の入射方向に対して角度2θとなる位置で反射X線を受光するように、化合物半導体基板SRの傾斜角度に連動して移動される。2θ−θスキャンによれば、表面を構成する結晶面の評価が可能である。
なお、2θ−θスキャン装置としては、Bruker社製、型式D8 SiscoverというX線装置、またはPanalytical社製、型式X’Pert PRO MDDというX線装置を使用した。
図10は、試料Cについての2θ−θスキャンの結果を示すグラフである。
図10を参照して、試料Cでは、θが30度から40度の間である場合に(111)面に由来する大きな回折ピークが現れた。また、θが70度から80度の間である場合に(222)面に由来する小さな回折ピークが現れた。他に回折ピークは発生しなかった。
図11は、φスキャン装置の構成を模式的に示す図である。
図11を参照して、φスキャン装置は、照射源61と検出器62とを備えている。照射源61は、SiC[220]方向からSiC層の表面に対してX線を照射する。検出器62は、化合物半導体基板SRでの反射X線を受光する。化合物半導体基板SRは、φ軸(SiC層の表面の法線)を中心として360度回転される。これにより、SiC層の表面に対して360度のφスキャンが行われる。φスキャンによれば、反射X線強度のピークに基づいてDPBの評価が可能である。
なお、φスキャン装置としては、Bruker社製、型式D8 SiscoverというX線装置、またはPanalytical社製、型式X’Pert PRO MDDというX線装置を使用した。
図12は、試料Cについての回折強度のφ依存性を示すグラフである。
図12を参照して、試料Cでは、SiC(111)の3回対称性を示す120度周期の回折ピークP1、P2、およびP3が支配的に現れた。回折ピークP1、P2、およびP3は、1〜3番目に大きな回折強度を持つ回折ピークであった。また、DPB由来の120度周期の回折ピークP4、P5、およびP6も現れた。回折ピークP4、P5、およびP6は、4〜6番目に大きな回折強度を持つ回折ピークであった。回折ピークP1、P2、およびP3の平均強度AV1に対する、回折ピークP4、P5、およびP6の平均強度AV2の割合(AV2/AV1)(以降、ピーク強度比と記すことがある)は、0.5%以下であり、約0.3%であった。これにより、試料Cにおける3C−SiC層の結晶構造が高い3回対称性を有していることが分かり、DPBが低減されていることが分かった。
図13は、試料Bについての回折強度のφ依存性を示すグラフである。
図13を参照して、試料Bでは、SiC(111)の3回対称性を示す120度周期の回折ピークP1、P2、およびP3が支配的に現れた。回折ピークP1、P2、およびP3は、1〜3番目に大きな回折強度を持つ回折ピークであった。また、DPB由来の120度周期の回折ピークP4、P5、およびP6も現れた。回折ピークP4、P5、およびP6は、4〜6番目に大きな回折強度を持つ回折ピークであった。ピーク強度比は、0.5%以下であり、約0.3%であった。これにより、試料Bにおける3C−SiC層の結晶構造が高い3回対称性を有していることが分かり、DPBが低減されていることが分かった。
図14は、試料Aについての回折強度のφ依存性を示すグラフである。
図14を参照して、試料Aでは、SiC(111)の3回対称性を示す120度周期の回折ピークP1、P2、およびP3が現れた。回折ピークP1、P2、およびP3は、1〜3番目に大きな回折強度を持つ回折ピークであった。また、DPB由来の120度周期の回折ピークP4、P5、およびP6も現れた。回折ピークP4、P5、およびP6は、4〜6番目に大きな回折強度を持つ回折ピークであった。ピーク強度比は、0.5%よりも大きく、約7%であった。これにより、試料Aにおける3C−SiC層の結晶構造の対称性は低く、DPBが十分に低減されていないことが分かった。
図15(a)は試料Cの断面SEMの画像であり、図15(b)は試料Cの断面TEM画像である。
図15を参照して、(111)面で構成されている試料Cの表面には、SFの存在を示す線がほとんど見当たらず、SF密度は2000本/cm以下であった。
上述の実施の形態および実施例は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,21,101 SiC(炭化ケイ素)層
1a SiC層表面
11,111 Si(ケイ素)基板
11a Si基板表面
12 マスク
12a マスクの開口部
51,61 照射源
52,62 検出器
AR101 SiC層の結晶の成長方向
BR101,BR102 DPB(Double Positioning Boundary)が発生する位置
F1 SiC層に生じる収縮力
LN1 Si基板をダイシングする線
M モーメント
P1,P2,P3,P4,P5,P6 回折ピーク
PL101,PL102 斜面
PP1,PP2,PP3,PP4,PP101,PP102,PP103,PP104,PP105,PP106 面
RG1 収縮力が生じる領域
SR 化合物半導体基板
W SiC層の厚さ

Claims (6)

  1. (111)面で構成された表面を有する3C−SiC層を含む化合物半導体基板であって、
    前記3C−SiC層の厚さは2μm以上400μm以下であり、
    前記3C−SiC層の表面に対してX線照射により、(220)回折を検出できる条件で、φが0度から360度の範囲でφスキャンをした場合に、回折強度のφ依存性を示すグラフにおける1〜3番目に大きな回折強度を持つ回折ピークの平均強度を平均強度AV1とし、前記グラフにおける4〜6番目に大きな回折強度を持つ回折ピークの平均強度を平均強度AV2とした場合、2つの平均強度の割合(AV2/AV1)は、0より大きく0.5%以下である、化合物半導体基板。
  2. 前記3C−SiC層の厚さは100μm以上であり、
    前記3C−SiC層の断面の表面において、単位長さ当たりに出現する積層欠陥の本数は0より大きく2000本/cm以下である、請求項1に記載の化合物半導体基板。
  3. 前記3C−SiC層は、2インチ以上8インチ未満の直径を有する平面形状である、請求項1または2に記載の化合物半導体基板。
  4. 前記3C−SiC層は、4インチ未満の直径を有する平面形状である、請求項3に記載の化合物半導体基板。
  5. 中央に開口部を有し、環状の平面形状のマスクを、Si(111)基板表面の外周領域を覆うように形成する工程と、
    前記マスクを形成する工程の後に、前記Si(111)基板表面における前記マスクが形成されずに露出した領域に、3C−SiC層をヘテロエピタキシャル成長させる工程と、
    前記3C−SiC層をヘテロエピタキシャル成長させる工程の後に、剥離液を用いて前記Si(111)基板を除去する工程とを備えた、化合物半導体基板の製造方法。
  6. 前記開口部は、2インチ以上の直径を有する、請求項5に記載の化合物半導体基板の製造方法。
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