JP2017039408A - 自動車用タイヤ - Google Patents
自動車用タイヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017039408A JP2017039408A JP2015162984A JP2015162984A JP2017039408A JP 2017039408 A JP2017039408 A JP 2017039408A JP 2015162984 A JP2015162984 A JP 2015162984A JP 2015162984 A JP2015162984 A JP 2015162984A JP 2017039408 A JP2017039408 A JP 2017039408A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tread
- tire
- groove
- circumferential direction
- performance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
【解決手段】自動車用タイヤは、トレッド部2に、第2トレッド半部22から傾斜しながら第1トレッド接地端TE1にのびる第1傾斜溝3と、第1トレッド半部21から第1傾斜溝3とは逆向きに傾斜しながら第2トレッド接地端TE2にのびる第2傾斜溝4とがタイヤ周方向に交互に設けられている。第1傾斜溝3は、第2トレッド半部22からタイヤ周方向に対する角度θ1を漸減させながら第1トレッド半部21にのびる第1センター部31と、第1センター部31に連なりタイヤ周方向に対する角度θ3を漸増させながら第1トレッド接地端TE1にのびる第1ショルダー部32とを有する。第1ショルダー部32からタイヤ軸方向に沿って内方にのび、第2傾斜溝4に連通する第1サイプ5をさらに有する。
【選択図】 図1
Description
図1は、本実施形態の自動車用タイヤ(全体不図示)のトレッド部2の展開図である。図1に示されるように、本実施形態の自動車用タイヤは、トレッド部2に、タイヤ赤道CLから第1トレッド接地端TE1までの第1トレッド半部21と、タイヤ赤道CLから第1トレッド接地端TE1と反対側のトレッド接地端である第2トレッド接地端TE2までの第2トレッド半部22とを有している。
<前輪>
サイズ:10×4.50−5
リム:4.5
内圧:100kPa
<後輪>
サイズ:11×6.50−5
リム:6.5
内圧:100kPa
各テストタイヤが、下記の条件で、排気量100ccの四輪レーシングカートの全輪に装着された。そして、テストドライバーが、ドライアスファルト路面のテストコースを走行させ、このときのトラクション性能及びブレーキ性能に関する走行特性が、テストライダーの官能により評価された。結果は、実施例1を5.0とする5点法で表示されている。数値が大きいほど良好でグリップ性能が高いと評価できる。
テストドライバーが、上記テスト車両を、水深5mmのウエットアスファルト路面を走行させ、このときのウエットグリップ力に関する走行特性がテストドライバーの官能により評価された。結果は、実施例1を5.0とする5点法で表示されている。数値が大きいほど良好で、ウエット性能及びグリップ性能が高いと評価できる。
テストドライバーが、上記テスト車両を、1周734mのアスファルト路面のテストコースを、水深5mmのウエット状態及びドライ状態で各7周走行させた。結果は、各状態での走行タイムの合計を下記の評価方法により点数化した5点法で表示されている。数値が大きいほど良好で、ウエット性能,グリップ性能及び操縦安定性能が高いと評価できる。
1.0:最速タイム+3.0秒以上
1.5:最速タイム+2.5秒以上、3.0秒未満
2.0:最速タイム+2.0秒以上、2.5秒未満
2.5:最速タイム+1.5秒以上、2.0秒未満
3.0:最速タイム+1.0秒以上、1.5秒未満
3.5:最速タイム+0.5秒以上、1.0秒未満
4.0:最速タイム+0.2秒以上、0.5秒未満
4.5:最速タイム+0.2秒未満
5.0:最速タイム
テストドライバーが、上記タイムトライアルの走行終了後、トレッド部の表面に生成された、ささくれ状の摩耗であるアブレージョン摩耗について観察した。結果は、摩耗状態を下記の評価方法により点数化した5点法で表示されている。数値が大きいほど良好である。
1:重大なアブレージョン摩耗が発生した。
2:中度なアブレージョン摩耗が発生した。
3:軽度なアブレージョン摩耗が発生した。
4:アブレージョン摩耗が発生する兆候が見られた。
5:アブレージョン摩耗が全く発生しなかった。
2 トレッド部
3 第1傾斜溝
3a 先端部
4 第2傾斜溝
4a 先端部
5 第1サイプ
7 第1細溝
13 第1ショルダーブロック
13a 先着側ブロック
13b 後着側ブロック
21 第1トレッド半部
22 第2トレッド半部
31 第1センター部
32 第1ショルダー部
41 第2センター部
42 第2ショルダー部
71 狭幅部
72 拡幅部
Claims (9)
- トレッド部を具えた自動車用タイヤであって、
前記トレッド部は、タイヤ赤道から第1トレッド接地端までの第1トレッド半部と、タイヤ赤道から前記第1トレッド接地端と反対側のトレッド接地端である第2トレッド接地端までの第2トレッド半部とを有し、
前記トレッド部には、前記第2トレッド半部から傾斜しながら前記第1トレッド接地端にのびる第1傾斜溝と、前記第1トレッド半部から前記第1傾斜溝とは逆向きに傾斜しながら前記第2トレッド接地端にのびる第2傾斜溝とがタイヤ周方向に交互に設けられており、
前記第1傾斜溝は、第2トレッド半部からタイヤ周方向に対する角度を漸減させながら前記第1トレッド半部にのびる第1センター部と、前記第1センター部に連なりタイヤ周方向に対する角度を漸増させながら前記第1トレッド接地端にのびる第1ショルダー部とを有し、
前記第1ショルダー部からタイヤ軸方向に沿って内方にのび、前記第2傾斜溝に連通する第1サイプをさらに有することを特徴とする自動車用タイヤ。 - 前記第1トレッド半部は、タイヤ周方向に隣り合う前記第1傾斜溝と、前記第1トレッド接地端と、前記第1サイプとによって区画された第1ショルダーブロックと、
前記第1トレッド接地端からタイヤ軸方向に沿って前記第1傾斜溝にのび、前記ショルダーブロックをタイヤ周方向に分割する第1細溝とを有する請求項1記載の自動車用タイヤ。 - 前記第1細溝は、前記第1傾斜溝に連通する狭幅部と、前記第1トレッド接地端に連通し、前記狭幅部より溝幅の大きい拡幅部とを有する請求項2記載の自動車用タイヤ。
- 前記第1傾斜溝及び前記第2傾斜溝は、タイヤ周方向に対して10゜〜90゜の角度で傾斜しながらのびる請求項1乃至3のいずれかに記載の自動車用タイヤ。
- 前記第2傾斜溝は、第1トレッド半部からタイヤ周方向に対する角度を漸減させながら前記第2トレッド半部にのびる第2センター部と、前記第2センター部に連なりタイヤ周方向に対する角度を漸増させながら前記第2トレッド接地端にのびる第2ショルダー部とを有する請求項1乃至4のいずれかに記載の自動車用タイヤ。
- 前記トレッド部には、タイヤ周方向に連続する周方向溝が設けられていない請求項1乃至5のいずれかに記載の自動車用タイヤ。
- 前記第1サイプは、前記第2傾斜溝の前記第1トレッド半部側の先端部に連通する請求項1乃至6のいずれかに記載の自動車用タイヤ。
- 前記第1センター部は、タイヤ周方向に対して20゜〜60゜の角度で傾斜する請求項1乃至7のいずれかに記載の自動車用タイヤ。
- 前記第1細溝によって分割される前記第1ショルダーブロックの先着側ブロックの踏面の面積と後着側ブロックの踏面の面積との差の絶対値が、前記先着側ブロックの踏面の面積の20%以下である請求項2又は3に記載の自動車用タイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015162984A JP6572676B2 (ja) | 2015-08-20 | 2015-08-20 | 自動車用タイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015162984A JP6572676B2 (ja) | 2015-08-20 | 2015-08-20 | 自動車用タイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017039408A true JP2017039408A (ja) | 2017-02-23 |
JP6572676B2 JP6572676B2 (ja) | 2019-09-11 |
Family
ID=58202781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015162984A Active JP6572676B2 (ja) | 2015-08-20 | 2015-08-20 | 自動車用タイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6572676B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107097596A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-08-29 | 厦门正新橡胶工业有限公司 | 软雪地用轻型全地形车轮胎胎面花纹结构 |
CN107160948A (zh) * | 2017-06-13 | 2017-09-15 | 厦门正新橡胶工业有限公司 | 机动两轮车用轮胎胎面花纹结构 |
CN108790615A (zh) * | 2017-04-28 | 2018-11-13 | 住友橡胶工业株式会社 | 轮胎 |
JP2019182349A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP7485134B1 (ja) | 2023-03-15 | 2024-05-16 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04193608A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-13 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP2002530235A (ja) * | 1998-11-19 | 2002-09-17 | ピレリ・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 自動車ホイール用タイヤ |
JP2006321320A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
JP2013136333A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
WO2014084325A1 (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-05 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
JP2015013602A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
-
2015
- 2015-08-20 JP JP2015162984A patent/JP6572676B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04193608A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-13 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP2002530235A (ja) * | 1998-11-19 | 2002-09-17 | ピレリ・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 自動車ホイール用タイヤ |
JP2006321320A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
JP2013136333A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
WO2014084325A1 (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-05 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
JP2015013602A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108790615A (zh) * | 2017-04-28 | 2018-11-13 | 住友橡胶工业株式会社 | 轮胎 |
JP2018187975A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ |
CN108790615B (zh) * | 2017-04-28 | 2022-04-08 | 住友橡胶工业株式会社 | 轮胎 |
CN107097596A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-08-29 | 厦门正新橡胶工业有限公司 | 软雪地用轻型全地形车轮胎胎面花纹结构 |
CN107097596B (zh) * | 2017-05-27 | 2023-05-09 | 厦门正新橡胶工业有限公司 | 软雪地用轻型全地形车轮胎胎面花纹结构 |
CN107160948A (zh) * | 2017-06-13 | 2017-09-15 | 厦门正新橡胶工业有限公司 | 机动两轮车用轮胎胎面花纹结构 |
CN107160948B (zh) * | 2017-06-13 | 2023-01-10 | 厦门正新橡胶工业有限公司 | 机动两轮车用轮胎胎面花纹结构 |
JP2019182349A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
WO2019203066A1 (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
US11491824B2 (en) | 2018-04-17 | 2022-11-08 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire |
JP7485134B1 (ja) | 2023-03-15 | 2024-05-16 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ |
EP4431312A1 (en) * | 2023-03-15 | 2024-09-18 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Tire |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6572676B2 (ja) | 2019-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9994077B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP6555040B2 (ja) | タイヤ | |
EP3000622B1 (en) | Pneumatic tire | |
JP5265554B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP5981952B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6790722B2 (ja) | タイヤ | |
US10272725B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP5973942B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
US9499012B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP6572676B2 (ja) | 自動車用タイヤ | |
JP6393216B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6988349B2 (ja) | タイヤ | |
CN111660735A (zh) | 轮胎 | |
JP6880771B2 (ja) | タイヤ | |
US10195906B2 (en) | Tire | |
JP6417226B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6575660B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6032343B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP5986593B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6950371B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
EP3150406A1 (en) | Automobile tire | |
JP6019097B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6551028B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP5782480B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP7298369B2 (ja) | タイヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180622 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190716 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190729 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6572676 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |