JP6880771B2 - タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、マッド性能を維持しつつダート性能やオンロード性能を向上させた空気入りタイヤに関する。
オールシーズンタイヤやM+Sタイプの未整地走行用のタイヤにあっては、例えば、泥濘地において十分な排土性を発揮する所謂マッド性能が要求される。マッド性能を向上させるために、トレッド部に複数のブロックを設けたブロックパターンのタイヤが採用される。しかしながら、従来のタイヤは、加速時や減速時での走行時(以下、単に「走行時」という場合がある)のブロックによる横力について考慮されたものではなかった。例えば、各ブロックに作用する前記横力が同じ方向に働く場合、砂利路面でのダート走行や乾燥アスファルト路面でのオンロード走行において、車両流れが生じ易くなるという問題があった。
特開2015−202776号公報
本発明は、クラウンブロック及びショルダーブロックの踏面の形状を改善することを基本として、マッド性能を維持しつつダート性能やオンロード性能を向上させ得るタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部に、トレッド端側に配されたショルダーブロックと、前記ショルダーブロックのタイヤ軸方向内側に配されたクラウンブロックとが設けられたタイヤであって、前記ショルダーブロックの踏面は、トレッド端側からタイヤ軸方向内側に向かってのびる緩傾斜部と、前記緩傾斜部に連なりかつタイヤ軸方向に対して前記緩傾斜部よりも大きい角度を有する急傾斜部とを有し、前記クラウンブロックの踏面は、前記急傾斜部と逆向きに傾斜している第1傾斜部と、前記第1傾斜部に連なって前記第1傾斜部とは逆向きに傾斜する第2傾斜部とを有し、前記トレッド部の展開図において、前記急傾斜部と前記第1傾斜部とは、各々の長手方向の間の角度が70〜110度で交差する。
本発明に係るタイヤは、前記第1傾斜部、及び、前記第2傾斜部が、それぞれ、タイヤ軸方向に対する角度が40〜50度であるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記ショルダーブロックのタイヤ軸方向の最大長さが、トレッド幅の25%〜35%であるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記第2傾斜部が、前記第1傾斜部のタイヤ軸方向の内側端で連なるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記クラウンブロックのタイヤ軸方向の外側端が、前記第1傾斜部に設けられるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記クラウンブロックの前記踏面が、タイヤ赤道を跨って設けられており、前記クラウンブロックは、タイヤ赤道から一方のトレッド端側へのびる第1クラウンブロックと、タイヤ赤道から他方のトレッド端側へのびる第2クラウンブロックとを有し、前記第1クラウンブロックと、前記第2クラウンブロックとは、タイヤ周方向に交互に並ぶのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記クラウンブロックの前記第1傾斜部が、タイヤ軸方向外側を向く第1外側ブロック縁を有し、前記第1外側ブロック縁は、タイヤ軸方向の外端からタイヤ軸方向内側へタイヤ周方向の一方側に傾斜する第1外側長辺部と、前記外端からタイヤ軸方向内側へタイヤ周方向の他方側に傾斜しかつ前記第1外側長辺部よりもタイヤ軸方向の長さが小さい第1外側短辺部とを有するのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記ショルダーブロックの前記急傾斜部が、タイヤ赤道側を向くショルダー内側ブロック縁を有し、前記ショルダー内側ブロック縁は、タイヤ軸方向の内端からタイヤ軸方向外側へタイヤ周方向の一方側に傾斜する内側長辺部と、前記内端からタイヤ軸方向外側へタイヤ周方向の他方側に傾斜しかつ前記内側長辺部よりもタイヤ軸方向の長さが小さい内側短辺部とを有するのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記ショルダーブロックの前記急傾斜部が、タイヤ赤道側を向くショルダー内側ブロック縁を有し、前記ショルダー内側ブロック縁は、タイヤ軸方向の内端からタイヤ軸方向外側へタイヤ周方向の一方側に傾斜する内側長辺部と、前記内端からタイヤ軸方向外側へタイヤ周方向の他方側に傾斜しかつ前記内側長辺部よりもタイヤ軸方向の長さが小さい内側短辺部とを有し、前記第1外側短辺部は、前記内側長辺部と溝を挟んで対向するのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記第1外側長辺部が、前記ショルダーブロックとタイヤ周方向に隣り合う前記ショルダーブロックの前記内側短辺部と溝を挟んで対向するのが望ましい。
本発明のタイヤのトレッド部には、トレッド端側に配されたショルダーブロックと、ショルダーブロックのタイヤ軸方向内側に配されたクラウンブロックとが設けられている。ショルダーブロックの踏面は、トレッド端側からタイヤ軸方向内側に向かってのびる緩傾斜部と、緩傾斜部に連なりかつタイヤ軸方向に対して緩傾斜部よりも大きい角度を有する急傾斜部とを有している。クラウンブロックの踏面は、急傾斜部と逆向きに傾斜している第1傾斜部と、第1傾斜部に連なりかつ第1傾斜部とは逆向きに傾斜する第2傾斜部とを有している。ショルダーブロック、及び、クラウンブロックは、接地時に弾性変形し、緩傾斜部と急傾斜部との間の溝に挟まった泥や、第1傾斜部と第2傾斜部との間に挟まった泥を容易に排出する。従って、マッド性能が高く維持される。
また、走行時、ショルダーブロックの急傾斜部、及び、クラウンブロックの第1傾斜部によって発生する横力の向きは、互いに逆向きとなるので、これらの力が相殺される。このため、ダート走行やオンロード走行での車両流れが抑制されるので、ダート性能やオンロード性能が向上する。
トレッド部の展開図において、急傾斜部と第1傾斜部とは、各々の長手方向の間の角度が70〜110度で交差している。これにより、上述の横力を相殺する作用が効果的に発揮される。従って、本発明のタイヤは、良好なマッド性能が維持されつつ、ダート性能やオンロード性能が向上する。
本発明の一実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。 図1のショルダーブロック及びクラウンブロックの踏面の拡大図である。 図1のショルダーブロック及びクラウンブロックの踏面の拡大図である。 図1のショルダーブロック及びクラウンブロックの踏面の拡大図である。 図1のトレッド部の拡大図である。 他の実施形態のクラウンブロックの踏面の展開図である。 さらに他の実施形態のクラウンブロックの踏面の展開図である。 比較例1のトレッド部の展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1には、本発明の一実施形態を示すタイヤ1のトレッド部2の展開図が示される。本発明は、例えば、乗用車用や重荷重用の空気入りタイヤ、及び、タイヤの内部に加圧された空気が充填されない非空気式タイヤ等の様々なタイヤに用いることができる。本実施形態のタイヤ1は、四輪駆動車用のオールシーズン用タイヤである。
図1に示されるように、タイヤ1のトレッド部2には、トレッド端Te側に配されたショルダーブロック3と、ショルダーブロック3のタイヤ軸方向内側に配されたクラウンブロック4とが設けられている。本実施形態のトレッド部2には、ショルダーブロック3、3間、クラウンブロック4、4間、及び、ショルダーブロック3とクラウンブロック4との間をのびる溝5が設けられている。
本実施形態のショルダーブロック3は、タイヤ軸方向の一方側(図では左側)のトレッド端Te1側に配された第1ショルダーブロック3Aと、タイヤ軸方向の他方側(図では右側)のトレッド端Te2側に配された第2ショルダーブロック3Bとを含んでいる。第1ショルダーブロック3A、及び、第2ショルダーブロック3Bは、実質的に同じ形状でタイヤ周方向に複数配されており、タイヤ赤道Cに対して点対称の配置とされている。
本実施形態のクラウンブロック4は、第1ショルダーブロック3A側に配された第1クラウンブロック4Aと、第2ショルダーブロック3B側に配された第2クラウンブロック4Bとを含んでいる。第1クラウンブロック4A、及び、第2クラウンブロック4Bは、実質的に同じ形状でタイヤ周方向に複数配されており、タイヤ赤道Cに対して点対称の配置とされている。
前記「トレッド端」Teは、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷である正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置として定められる。正規状態において、両トレッド端Te、Te間のタイヤ軸方向の距離がトレッド幅TWとして定められる。特に断りがない場合、タイヤの各部の寸法等は、正規状態で測定された値である。
「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。タイヤが乗用車用である場合、正規内圧は、180kPaである。
「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。タイヤが乗用車用の場合、正規荷重は、前記荷重の88%に相当する荷重である。
各ショルダーブロック3の踏面3tは、トレッド端Te側からタイヤ軸方向内側に向かってのびる緩傾斜部6と、緩傾斜部6に連なりかつ緩傾斜部6よりタイヤ軸方向に対する角度が大きい急傾斜部7とを有している。このようなショルダーブロック3は、接地時に弾性変形し、緩傾斜部6と急傾斜部7とで挟見込まれた泥を効果的に排出することができる。従って、本実施形態のタイヤ1は、高いマッド性能を発揮する。
本明細書では、各傾斜部6、7は、ショルダーブロック3のタイヤ軸方向の中間位置を通りタイヤ周方向にのびる踏面3t上のショルダーブロック中心線(図では、仮想線で示される)3kで区分される。
図2に示されるように、クラウンブロック4の踏面4tは、第1傾斜部10と、第1傾斜部10に連なって第1傾斜部10とは逆向きに傾斜する第2傾斜部11とを有している。また、第1傾斜部10は、急傾斜部7とは逆向きに傾斜している。このようなクラウンブロック4も、接地時に弾性変形し、第1傾斜部10と第2傾斜部11とで挟み込まれた泥を容易に排出する。従って、マッド性能が高く維持される。本実施形態の第2傾斜部11は、トレッド端Te側に傾斜している。また、ショルダーブロック3の急傾斜部7、及び、急傾斜部7と逆向きに傾斜するクラウンブロック4の第1傾斜部10によって発生する横力の向きは、互いに逆向きとなるので、これらの力が相殺される。このため、ダート走行やオンロード走行での車両流れが抑制されるので、ダート性能やオンロード性能が向上する。図2は、便宜上、クラウンブロック4に設けられるサイプ31、切欠き部32、及びショルダーブロック3に設けられるラグ溝33、サイプ34(図1に示される)が除かれている。
「第1傾斜部10と第2傾斜部11とが逆向きに傾斜している」とは、本明細書では、後述する第1傾斜部10のブロック中心線10cと第2傾斜部11のブロック中心線11cとがタイヤ軸方向に対して逆側に傾斜していることをいう。「第1傾斜部10は、急傾斜部7とは逆向きに傾斜している」とは、本明細書では、後述するブロック中心線10cと急傾斜部7のブロック中心線7cとがタイヤ軸方向に対して逆側に傾斜していることをいう。
第1傾斜部10と第2傾斜部11とは、クラウンブロック仮想線14で区分される。クラウンブロック仮想線14は、タイヤ軸方向の内側離間点14aと、外側離間点14bとを継ぐ踏面4t上の線分である。内側離間点14aは、クラウンブロック4の踏面4tのタイヤ軸方向内側を向く内側縁15A上で、ショルダーブロック3からタイヤ軸方向で離れる向きに凸となって最も離間する点である。外側離間点14bは、クラウンブロック4の踏面4tのタイヤ軸方向外側を向く外側縁15B上で、ショルダーブロック3からタイヤ軸方向で離れる向きに凸となって最も離間する点である。このように、第2傾斜部11は、第1傾斜部10のタイヤ軸方向の内側端10iで連なっている。
図3に示されるように、本実施形態のタイヤ1では、急傾斜部7と第1傾斜部10とは、各々の長手方向の間の角度θ1が70〜110度で交差する。これにより、上述の横力を相殺する作用が効果的に発揮される。交差する角度θ1が70度未満の場合、及び、交差する角度θ1が110度を超える場合、走行時に発生する横力のタイヤ軸方向成分又はタイヤ周方向成分のバランスが悪化するので、横力を相殺する作用が小さくなる。このような観点より、交差する角度θ1は80〜100度が望ましく、85〜95度がさらに望ましい。
急傾斜部7と第1傾斜部10との交差する角度θ1は、急傾斜部7のブロック中心線7cと、第1傾斜部10のブロック中心線10cとのなす角度である。即ち、ブロック中心線7cは、急傾斜部7の長手方向を指す。また、ブロック中心線10cは、第1傾斜部10の長手方向を指す。急傾斜部7のブロック中心線7cは、ショルダーブロック中心線3kのタイヤ周方向の中間位置と、後述する内側短辺部12Bのタイヤ周方向の中間位置とを継ぐ直線である。第1傾斜部10のブロック中心線10cは、クラウンブロック仮想線14のタイヤ周方向の中間位置と、後述する第1外側短辺部16Bのタイヤ周方向の中間位置とを継ぐ直線である。
図2に示されるように、緩傾斜部6は、本実施形態では、タイヤ軸方向外側の接地端を画定するショルダー周方向縁8と、ショルダー周方向縁8の両端からタイヤ軸方向内側にのびる一対のショルダー軸方向縁9a、9bとを含んでいる。緩傾斜部6は、本実施形態では、実質的にタイヤ軸方向に沿ってのびている。
ショルダー周方向縁8は、本実施形態では、トレッド端Te上に設けられる第1周方向縁8aと、トレッド端Teよりもタイヤ軸方向内側に設けられる第2周方向縁8b(図1に示す)とを含んでいる。これにより、ショルダーブロック3は、第1周方向縁8aを有する外側ショルダーブロック3aと、第2周方向縁8bを有する内側ショルダーブロック3b(図1に示す)とに区分される。本実施形態では、外側ショルダーブロック3aと内側ショルダーブロック3bとは、タイヤ周方向に交互に設けられている。このようなショルダーブロック3は、ショルダーブロック3、3間の泥等をスムーズにトレッド端Te側に排出して、排土性を高める。
急傾斜部7は、本実施形態では、タイヤ赤道C側を向くショルダー内側ブロック縁12と、トレッド端Te側を向くショルダー外側ブロック縁13とを有する。ショルダー内側ブロック縁12は、内側長辺部12Aと、内側長辺部12Aよりもタイヤ軸方向の長さが小さい内側短辺部12Bとを有している。
内側長辺部12Aは、ショルダー内側ブロック縁12のタイヤ軸方向の内端12iからタイヤ軸方向外側へタイヤ周方向の一方側(図では上側)に傾斜している。内側短辺部12Bは、ショルダー内側ブロック縁12の内端12iからタイヤ軸方向外側へタイヤ周方向の他方側(図では下側)に傾斜している。このような内側長辺部12A、及び、内側短辺部12Bは、互いに異なるタイヤ周方向成分やタイヤ軸方向成分を有するので、急傾斜部7の弾性変形を促進する。
内側長辺部12Aは、本実施形態では、他方のショルダー軸方向縁9bと円弧で滑らかに接続されている。内側短辺部12Bは、本実施形態では、内側長辺部12Aとショルダー外側ブロック縁13とのタイヤ軸方向の内端間を継いでいる。ショルダー外側ブロック縁13は、本実施形態では、一方のショルダー軸方向縁9aと円弧で滑らかに接続されている。
内側長辺部12A及びショルダー外側ブロック縁13は、それぞれタイヤ軸方向に対して同じ向きに傾斜している。内側短辺部12Bは、内側長辺部12A及びショルダー外側ブロック縁13と逆向きに傾斜している。これにより、急傾斜部7のタイヤ軸方向の内側部分の剛性が高く確保され、泥等に対し大きなせん断力を発揮することができる。
図3に示されるように、急傾斜部7のタイヤ軸方向に対する角度α1は、40〜50度が望ましい。これにより、急傾斜部7と緩傾斜部6との間に挟まった泥が、容易に排出される。急傾斜部7の角度α1は、前記ブロック中心線7cのタイヤ軸方向に対する角度である。
図1に示されるように、ショルダーブロック3のタイヤ軸方向の最大長さLsは、トレッド幅TWの25%〜35%であるのが望ましい。急傾斜部7と第1傾斜部10との角度θ1を70〜110度で設定した場合、走行時に発生する横力を相殺できる。しかしながら、ショルダーブロック3は、クラウンブロック4よりもタイヤ軸方向の外側に配されるので、ショルダーブロック3の踏面3tのタイヤ1の回転半径は、クラウンブロック4の踏面4tのタイヤ1の回転半径と異なる。これにより、ショルダーブロック3、及び、クラウンブロック4に作用する力の向きが変化すると考えられる。このため、急傾斜部7と第1傾斜部10との角度θ1を上記範囲とした場合、惰行走行等の定常走行時の残留コーナリングフォース(以下、「残留CF」という場合がある。)が悪化するおそれがある。従って、ショルダーブロック3の最大長さLsをトレッド幅TWの25%〜35%とすることで、ショルダーブロック3のタイヤ軸方向成分が確保されるので、定常走行時の残留CFを小さくできる。これにより、ダート性能やオンロード性能が高く維持される。なお、ショルダーブロック3の最大長さLsがトレッド幅TWの35%を超える場合、溝5の容積が小さくなり、排土性が悪化するおそれがある。
本実施形態では、第1ショルダーブロック3Aの急傾斜部7Aと、第2ショルダーブロック3Bの急傾斜部7Bとは、タイヤ周方向に対して同じ向きに傾斜している。
図2に示されるように、第1傾斜部10は、タイヤ軸方向外側を向く第1外側ブロック縁16と、タイヤ軸方向内側を向く第1内側ブロック縁17とを含んでいる。第1外側ブロック縁16は、第1外側長辺部16Aと、第1外側長辺部16Aよりもタイヤ軸方向の長さが小さい第1外側短辺部16Bとを含んでいる。第1外側長辺部16Aは、第1外側ブロック縁16のタイヤ軸方向の外端16aからタイヤ軸方向内側へタイヤ周方向の一方側(図では上側)へ傾斜している。第1外側短辺部16Bは、外端16aからタイヤ軸方向内側へタイヤ周方向の他方側(図では下側)に傾斜している。このような第1外側長辺部16A及び第1外側短辺部16Bは、互いに異なるタイヤ周方向成分やタイヤ軸方向成分を有するので、第1傾斜部10の弾性変形を促進する。
第1内側ブロック縁17及び第1外側長辺部16Aは、それぞれタイヤ軸方向に対して同じ向きに傾斜している。第1外側短辺部16Bは、第1内側ブロック縁17及び第1外側長辺部16Aと逆向きに傾斜している。これにより、第1傾斜部10の剛性が高く確保され、泥等に対し大きなせん断力を発揮することができる。
第1傾斜部10は、第2傾斜部11よりもタイヤ軸方向の外側にのびている。即ち、クラウンブロック4のタイヤ軸方向の外側端4eは、第1傾斜部10に設けられる。
第2傾斜部11は、本実施形態では、タイヤ軸方向外側を向く第2外側ブロック縁20と、タイヤ軸方向内側を向いてタイヤ赤道Cを跨ぐ第2内側ブロック縁21とを含んでいる。第2外側ブロック縁20は、第2外側長辺部20Aと、第2外側長辺部20Aよりもタイヤ軸方向の長さが小さい第2外側短辺部20Bとを含んでいる。第2外側長辺部20Aは、第2外側ブロック縁20のタイヤ軸方向の外端20aからタイヤ軸方向内側へタイヤ軸方向に対して一方側へ傾斜している。第2外側短辺部20Bは、外端20aからタイヤ軸方向内側へタイヤ軸方向に対して他方側に傾斜している。このような第2外側長辺部20A及び第2外側短辺部20Bは、互いに異なるタイヤ周方向成分やタイヤ軸方向成分を有するので、第2傾斜部11の弾性変形を促進する。
第2外側短辺部20B及び第2内側ブロック縁21は、それぞれタイヤ軸方向に対して同じ向きに傾斜している。第2外側長辺部20Aは、第2外側短辺部20B及び第2内側ブロック縁21と逆向きに傾斜している。これにより、第2傾斜部11は泥等に対し大きなせん断力を発揮することができる。
図3に示されるように、第1傾斜部10のタイヤ軸方向に対する角度α2は、40〜50度が望ましい。第2傾斜部11のタイヤ軸方向に対する角度α3は、40〜50度が望ましい。これにより、第1傾斜部10と第2傾斜部11との間に挟み込まれた泥が、さらに、容易に排出される。また、このような角度α2及びα3は、走行時、第1傾斜部10、及び、第2傾斜部11によって発生する横力の向きを、効果的に相殺する。このため、ダート走行やオンロード走行での車両流れが抑制されるので、一層、ダート性能やオンロード性能が向上する。
第1傾斜部10の角度α2は、第1傾斜部10のブロック中心線10cのタイヤ軸方向に対する角度である。第2傾斜部11の角度α3は、第2傾斜部11のブロック中心線11cのタイヤ軸方向に対する角度である。第2傾斜部11のブロック中心線11cは、クラウンブロック仮想線14のタイヤ周方向の中間位置と、第2外側長辺部20Aのタイヤ周方向の中間位置とを継ぐ直線である。
図4に示されるように、本実施形態では、第1外側短辺部16Bは、内側長辺部12Aと溝5を挟んで対向している。これにより、急傾斜部7と第1傾斜部10とによる走行時に発生する横力の相殺効果が、有効に発揮される。前記「対向」とは、内側長辺部12Aの両端を直線で継いだ仮想線12cと、第1外側短辺部16Bの両端を直線で継いだ仮想線16cとを交差させたときの角度α4が15度以下の態様をいう。
上述の作用を効果的に発揮させるため、第1外側長辺部16Aは、本実施形態では、上述の内側長辺部12Aが設けられたショルダーブロック3とタイヤ周方向に隣り合う(図では上側)ショルダーブロック3の内側短辺部12Bと溝5を挟んで対向している。前記「対向」とは、内側短辺部12Bの両端を直線で継いだ仮想線12dと、第1外側長辺部16Aの両端を直線で継いだ仮想線16dとを交差させたときの角度α5が15度以下の態様をいう。
図3に示されるように、第1外側短辺部16Bは、本実施形態では、内側長辺部12Aに向かって凸の円弧状で形成される円弧部25aを有している。内側長辺部12Aは、本実施形態では、第1外側短辺部16Bに向かって凸の円弧状で形成される円弧部25bを有している。このような円弧部25a、25bは、第1外側短辺部16Bと内側長辺部12Aとの間の溝5に挟まった泥に、大きな押圧力を与え得るので、排土性が向上する。
第1外側長辺部16Aは、本実施形態では、内側短辺部12Bに向かって凸の円弧状で形成される円弧部25cを有している。これにより、第1外側長辺部16Aと内側短辺部12Bとの間の溝5に挟まった泥にも大きな押圧力が作用する。
図1に示されるように、クラウンブロック4の踏面4tは、本実施形態では、タイヤ赤道Cを跨いで設けられている。これにより、直進走行時、大きな接地圧の作用するタイヤ赤道C上において、大きなブロック剛性が確保されるので、オンロード性能が向上する。
本実施形態の第1クラウンブロック4Aは、タイヤ赤道Cから第1傾斜部10が一方のトレッド端Te1側へのびている。本実施形態の第2クラウンブロック4Bは、タイヤ赤道Cから第1傾斜部10が他方のトレッド端Te2側へのびている。
第1クラウンブロック4Aと第2クラウンブロック4Bとは、タイヤ周方向に交互に並べられている。これにより、タイヤ赤道C付近のトレッド剛性がバランス良く維持されるので、さらに、ダート走行時やオンロード走行時での車両流れが抑制される。
図5に示されるように、クラウンブロック4の内側端4i(第1傾斜部10のタイヤ軸方向の内側端10iと同じ)とタイヤ赤道Cとのタイヤ軸方向の距離Laは、トレッド幅TWの1%〜3%が望ましい。距離Laが大きい場合、タイヤ軸方向に隣り合うクラウンブロック4、4の第1内側ブロック縁17、17間で形成される溝5の幅や、第2内側ブロック縁21、21間で形成される溝5の幅が小さくなり、マッド性能が悪化するおそれがある。距離Laが小さい場合、タイヤ赤道C付近のトレッド剛性が小さくなり、ダート走行時やオンロード走行時での車両流れが悪化するおそれがある。
溝5は、本実施形態では、タイヤ軸方向の一方側のトレッド端Te1とタイヤ軸方向の他方側のトレッド端Te2とを継ぐ1本の溝状部5Eを含んでいる。溝状部5Eは、第1軸方向部分5a、第2軸方向部分5b、及び、傾斜部分5cで構成される。第1軸方向部分5aは、タイヤ軸方向の一方側のトレッド端Te1からタイヤ軸方向に沿ってのびている部分である。第2軸方向部分5bは、タイヤ軸方向の他方側のトレッド端Te2からタイヤ軸方向に沿ってのびている部分である。第1軸方向部分5a及び第2軸方向部分5bは、本実施形態では、タイヤ軸方向成分で形成されている。傾斜部分5cは、第1軸方向部分5aと第2軸方向部分5bとを継ぎタイヤ軸方向に対して一方側に傾斜している部分である。
溝状部5Eの長さ(L1+L2+L3)は、トレッド幅TW(図1に示す)の135%〜145%が望ましい。溝状部5Eの長さ(L1+L2+L3)が、トレッド幅TWの135%未満の場合、第1傾斜部10及び急傾斜部7(図1に示す)のタイヤ軸方向成分やタイヤ周方向成分のバランスが悪化するおそれがある。このため、ダート走行やオンロード走行での車両流れが抑制されず、ダート性能やオンロード性能が悪化するおそれがある。溝状部5Eの長さ(L1+L2+L3)が、トレッド幅TWの145%を超える場合、溝状部5Eの長さが大きくなり、溝5内の泥等が排出され難くなるおそれがある。なお、第1軸方向部分5aの長さL1、及び、第2軸方向部分5bの長さL2は、溝状部5Eの長さ(L1+L2+L3)の15%〜25%が望ましい。
図6には、本発明のクラウンブロック4の他の実施形態が示される。本実施形態のクラウンブロックと同じ構成は、同じ符号が付されてその説明が省略される。この実施形態のクラウンブロック4は、第2傾斜部11Aがタイヤ赤道C側に傾斜している。この実施形態においても、第1傾斜部10のブロック中心線10cと第2傾斜部11Aのブロック中心線11cとが逆向きに傾斜している。この実施形態の第2傾斜部11Aは、タイヤ赤道C側に傾斜している。このようなクラウンブロック4でも、第1傾斜部10と第2傾斜部11Aとの間に挟まった泥を容易に排出する。従って、マッド性能が高く維持される。
図7には、本発明のクラウンブロック4のさらに他の実施形態が示される。この実施形態のクラウンブロック4の踏面は、第2傾斜部11Bと第1傾斜部10BとがT字状に交差している。このようなクラウンブロック4でも、第1傾斜部10Bと第2傾斜部11Bとの間に挟まった泥を容易に排出する。従って、マッド性能が高く維持される。
以上、本発明の実施形態について、詳述したが、本発明は例示の実施形態に限定されるものではなく、種々の態様に変形して実施しうるのは言うまでもない。
図1の基本パターンを有する四輪駆動車用のタイヤが、表1の仕様に基づき試作され、各試供タイヤのマッド性能、ダート性能及びオンロード性能がテストされた。各試供タイヤの主な共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
トレッド幅TW:240mm
クラウンブロックの高さ:17.1mm
ショルダーブロックの高さ:17.1mm
<マッド性能・ダート性能・オンロード性能>
各試供タイヤが、下記の条件で、排気量3600ccの四輪駆動車の全輪に装着された。そして、テストドライバーが、泥濘路面、砂利路面、及び乾燥アスファルト路面のテストコースを走行させた。そして、このときの泥濘路面における排土性、砂利路面、及び乾燥アスファルト路面での加速時や定常走行時の車両流れに関する走行特性が、テストドライバーの官能により評価された。結果は、比較例1を100とする評点で表示されている。数値が大きいほど良好である。
サイズ:37×12.50R17
リム:9.0JJ
内圧:100kPa
テストの結果などが表1に示される。
Figure 0006880771
Figure 0006880771
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例のタイヤに比べて、マッド性能が維持されつつダート性能やオンロード性能が向上していることが確認できる。また、タイヤサイズを変化させて同じテストを行ったが、このテスト結果と同じ傾向が示された。
1 タイヤ
2 トレッド部
3 ショルダーブロック
3t ショルダーブロックの踏面
4 クラウンブロック
4t クラウンブロックの踏面
6 緩傾斜部
7 急傾斜部
10 第1傾斜部
11 第2傾斜部
Te トレッド端

Claims (13)

  1. トレッド部に、トレッド端側に配されたショルダーブロックと、前記ショルダーブロックのタイヤ軸方向内側に配されたクラウンブロックとが設けられたタイヤであって、
    前記ショルダーブロックの踏面は、トレッド端側からタイヤ軸方向内側に向かってのびる緩傾斜部と、前記緩傾斜部に連なりかつタイヤ軸方向に対して前記緩傾斜部よりも大きい角度を有する急傾斜部とを有し、
    前記クラウンブロックの踏面は、前記急傾斜部と逆向きに傾斜している第1傾斜部と、前記第1傾斜部に連なって前記第1傾斜部とは逆向きに傾斜する第2傾斜部とを有し、
    前記トレッド部の展開図において、
    前記急傾斜部と前記第1傾斜部とは、各々の長手方向の間の角度が70〜110度で交差し、
    前記クラウンブロックの前記第1傾斜部は、タイヤ軸方向外側を向く第1外側ブロック縁を有し、
    前記第1外側ブロック縁は、タイヤ軸方向の外端からタイヤ軸方向内側へタイヤ周方向の一方側に傾斜する第1外側長辺部と、前記外端からタイヤ軸方向内側へタイヤ周方向の他方側に傾斜しかつ前記第1外側長辺部よりもタイヤ軸方向の長さが小さい第1外側短辺部とを有し、
    前記第1外側短辺部は、前記急傾斜部に向かって凸の円弧状で形成される円弧部を有することを特徴とするタイヤ。
  2. 前記第1傾斜部、及び、前記第2傾斜部は、それぞれ、タイヤ軸方向に対する角度が40〜50度である請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記ショルダーブロックのタイヤ軸方向の最大長さは、トレッド幅の25%〜35%である請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 前記第2傾斜部は、前記第1傾斜部のタイヤ軸方向の内側端で連なる請求項1乃至3のいずれかに記載のタイヤ。
  5. 前記クラウンブロックのタイヤ軸方向の外側端は、前記第1傾斜部に設けられる請求項1乃至4のいずれかに記載のタイヤ。
  6. 前記クラウンブロックの前記踏面は、タイヤ赤道を跨って設けられており、
    前記クラウンブロックは、タイヤ赤道から一方のトレッド端側へのびる第1クラウンブロックと、タイヤ赤道から他方のトレッド端側へのびる第2クラウンブロックとを有し、
    前記第1クラウンブロックと、前記第2クラウンブロックとは、タイヤ周方向に交互に並ぶ請求項1乃至5のいずれかに記載のタイヤ。
  7. 前記ショルダーブロックの前記急傾斜部は、タイヤ赤道側を向くショルダー内側ブロック縁を有し、
    前記ショルダー内側ブロック縁は、タイヤ軸方向の内端からタイヤ軸方向外側へタイヤ周方向の一方側に傾斜する内側長辺部と、前記内端からタイヤ軸方向外側へタイヤ周方向の他方側に傾斜しかつ前記内側長辺部よりもタイヤ軸方向の長さが小さい内側短辺部とを有する請求項1乃至6のいずれかに記載のタイヤ。
  8. 前記ショルダーブロックの前記急傾斜部は、タイヤ赤道側を向くショルダー内側ブロック縁を有し、
    前記ショルダー内側ブロック縁は、タイヤ軸方向の内端からタイヤ軸方向外側へタイヤ周方向の一方側に傾斜する内側長辺部と、前記内端からタイヤ軸方向外側へタイヤ周方向の他方側に傾斜しかつ前記内側長辺部よりもタイヤ軸方向の長さが小さい内側短辺部とを有し、
    前記第1外側短辺部は、前記内側長辺部と溝を挟んで対向する請求項1乃至7のいずれかに記載のタイヤ。
  9. 前記第1外側長辺部は、前記ショルダーブロックとタイヤ周方向に隣り合う前記ショルダーブロックの前記内側短辺部と溝を挟んで対向する請求項8に記載のタイヤ。
  10. 前記緩傾斜部は、一対のショルダー軸方向縁を有し、
    前記急傾斜部は、トレッド端側を向くショルダー外側ブロック縁を有し、
    前記ショルダー外側ブロック縁は、前記一対のショルダー軸方向縁のいずれか一方と円弧で滑らかに接続されている請求項1ないし9のいずれかに記載のタイヤ。
  11. 前記急傾斜部は、タイヤ赤道側を向くショルダー内側ブロック縁を有し、
    前記ショルダー内側ブロック縁は、タイヤ軸方向の内端からタイヤ軸方向外側へタイヤ周方向の一方側に傾斜する内側長辺部と、前記内端からタイヤ軸方向外側へタイヤ周方向の他方側に傾斜しかつ前記内側長辺部よりもタイヤ軸方向の長さが小さい内側短辺部とを有し、
    前記内側長辺部は、前記一対のショルダー軸方向縁のいずれか他方と円弧で滑らかに接続されている請求項10に記載のタイヤ。
  12. 前記第1外側長辺部は、前記内側短辺部に向かって凸の円弧状で形成される円弧部を有している請求項11に記載のタイヤ。
  13. 前記内側長辺部は、前記第1外側短辺部に向かって凸の円弧状で形成される円弧部を有している請求項11又は12に記載のタイヤ。
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