JP2017037155A - 接合レンズおよびカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズを貼り合わせる際に、接着剤に気泡が混入するのを抑制できる接合レンズおよびカメラを提供する。【解決手段】車載カメラの接合レンズ18は、接着剤によりレンズ16,17同士を貼り合わせている。貼り合わされたレンズ16,17同士の間の接着層51は、レンズ16,17の光学上の有効径内で、有効径の中心側より有効径の範囲の周縁側で厚くされている。また、接着層51は、有効径より外側で有効径の範囲内の最も厚い部分より薄くなっている、【選択図】図2

Description

本発明は、レンズを接着剤で貼り合わせた接合レンズおよびカメラに関する。
より少ないレンズ枚数で、色収差などの補正を行うために、異なるレンズのレンズ面を接着剤で貼合わせた接合レンズが使われる場合がある。貼合わせレンズの課題の一つに、接着層への気泡混入が挙げられる。接着層に気泡が存在すると、ゴースト/フレアが発生し、所望の光学性能が得られなくなる場合がある。また、レンズが比較的高温になった場合、気泡内の空気膨張により、気泡を起点とした接着剥がれが発生することがある。
気泡の発生の1つの要因として、接着剤の量が挙げられる。すなわち、粘性の高い所定量の接着剤がレンズ同士の間に十分に回り込まず、気泡が生じる場合がある。ここで、レンズの接着において、接着剤の量を多くしてしまうと、接着剤がレンズの接着面同士の間から外側に溢れ出てしまう。この場合に、レンズの位置を決めるレンズ外周部の基準面に溢れ出した接着剤が固まってしまい、基準面で固まった接着剤により、レンズを設置する際の精度が悪化する。そこで、気泡の発生を防止するために接着剤の量を増やしても、接着部分から溢れた接着剤が外部に漏れ出るのを防止する接着剤溜を設けることが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2014−119707号公報 特開平5−19104号公報
ところで、気泡発生の要因は、必ずしも接着剤の量だけではなく、例えば、接着剤の注入時等に発生した気泡が互いに接着されるレンズ間に残ってしまう場合がある。この場合、接着剤の量が多く、接着剤が接着部から溢れ出す状態であれば、気泡が追い出される可能性が高くなるが、例えば、気泡がレンズの中央部付近にあるような場合に、気泡をレンズの後述の有効径の範囲から追い出すのが困難である。
ここで、図7および図8に示すように、2つのレンズ1,2を上下に配置して接着するとともに、下側のレンズ2の上を向いた凹面4に接着剤を注入した状態で、この凹面4に上側のレンズ1の下を向いた凸面3を接着する場合を説明する。なお、図7および図8においては、問題を明確にするためにレンズ2の凹面4の曲率をレンズ1の凸面3の曲率より大きくデフォルメして図示している。また、レンズ1,2は、有効径の部分だけを図示した。なお、有効径とは、レンズにおいて、当該レンズに設定され、かつ、許容される光学特性を有し、実際にレンズとして使用可能な部分を示すものであり、レンズの光軸を中心とする円の径として示される。
図7に示すように下のレンズ2の凹面4に注入された接着剤7は、凹面4の低い側の中央部分に溜まった状態となる。この状態で、接着剤7の注入時や接着開始時に接着剤7に気泡5,6が生じると、気泡5,6は接着剤7がある凹面4の中央部分に存在することになる。この状態で、図8に示すように、下のレンズ2の凹面4に対して上のレンズ1を降下させて凸面3を凹面4に近づけると、接着剤7が凹面4および凸面3の中央部から周縁部に拡がることになる。この際に凹面4の中央部に溜まった状態の接着剤7の周縁部にある気泡6は、接着時にレンズ1,2の周縁側に押し出され易いが、溜まった接着剤7の中央部にある気泡6は、接着剤7の量をある程度多くしても、レンズ1,2の有効径より内側に残ってしまう虞がある。特に、上述のように、凹面4の曲率が凸面3の曲率より大きいと、レンズ1,2の中央から周縁に向かってレンズ1,2間の隙間が狭くなるので、レンズ1,2の中心寄りにある気泡5を追い出せずに、気泡5がレンズ1,2の有効径内に残ってしまう。また、レンズ1,2の中央側で接着剤が厚く、周縁側で接着剤が薄くなる状況では、接着剤の中央部で接着剤の移動速度が遅く、接着剤の中央部の気泡の移動速度が遅くなる。なお、凹面4と凸面3の曲率が略同じで、凹面4の形状と凸面3の形状とが略重なり合う形状であっても、凹面4の中央部に溜まった状態の接着剤7の中央部の気泡5は、追い出しきれずに凹面4と凸面3の有効径の範囲内に残ってしまう可能性が高い。なお、図8では、レンズ1とレンズ2とは、未だ接着位置まで移動しておらず、接着時より少し離れた状態である。
また、気泡の発生を抑制する上では、接着剤の量がある程度必要であるが、この場合に、上述のような接着剤溜をレンズの有効径の周縁部外側の近傍等に設ける必要があるが、接着剤溜側に溢れる接着剤により接着時のレンズ同士の位置合わせが難しくなる虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、レンズを貼り合わせる際に、接着剤に気泡が混入するのを抑制できる接合レンズおよびカメラを提供することを目的とする。
本発明の接合レンズは、接着剤によりレンズ同士を貼り合わせた接合レンズであって、
貼り合わされた前記レンズ同士の間の接着層が、前記レンズの光学上の有効径内で、前記有効径の中心側より前記有効径の範囲の周縁側で厚くされ、前記有効径より外側で前記有効径の範囲内の最も厚い部分より薄くなっていることを特徴とする。
このような構成によれば、レンズ同士を接合する場合に、接着剤が有効径の中心側で薄く、周縁側で厚い状態で、徐々に全体が薄くなるとともに拡がっていくことになる。これにより、接着剤の気泡は、張り合わされるレンズ同士が近づくにつれて、厚みの薄い中央側から厚みの厚い周縁側に押し出されるように移動し、有効径の外側に排出され易くなる。
また、張り合わされるレンズ同士の中心がずれること、例えば一方のレンズの中心軸に対して他方のレンズの中心軸が傾いたり、ほぼ平行にずれたりすることにより、凹面と凸面の組み合わせからなるレンズ同士の間の形状に基づいて、方向によってレンズ同士の間隔が異なるようになった場合に、粘性の高い接着剤は、間隔が広く流れ易い方に流れるので、間隔が狭い側に接着剤が行き渡らずに気泡が生じてしまう虞がある。本発明では、有効径の外側で接着層が薄くされることにより、接着剤が偏った方向だけに流れるのを防止して、気泡の発生をさらに抑制することができる。
本発明の前記構成において、前記接着層の厚みが前記有効径の範囲で、前記有効径の中心から前記有効径の範囲の周縁に向かうにつれて徐々に厚くなっていることが好ましい。
このような構成によれば、張り合わされるレンズ同士の間隔が有効径の範囲の中心から周縁に向かって徐々に厚くなるので、レンズを貼り合わせる際に、接着剤の気泡が淀むことなく移動する可能性が高くなり、気泡を有効径の外側に排出し易くなる。
本発明の前記構成において、貼り合わされた前記レンズの間の前記有効径の外側に前記接着層から溢れた接着剤が流入する接着剤溜が前記接着層に連通して形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、接着層を満たす接着剤の量より多くの接着剤を使用しても、接着剤が接着剤溜に流入し、外部に溢れ出ないので、接着剤の量を多くして、上述のような気泡を有効径の範囲外に排出し易くなる。
また、本発明の前記構成において、貼り合わされた前記レンズの前記接着剤溜より外側に、前記レンズの互いの軸方向位置および径方向位置を決める位置決め構造が備えられていることが好ましい。
このような構成によれば、位置決め構造部分に接着剤が浸入するのを防止して、位置合わせの精度の低下を抑制するとともに、接着剤が位置決め構造に浸入することで貼り合わせが困難になるのを防止できる。
また、本発明の前記構成において、貼り合わされたレンズ同士の間には、前記接着層の外周側に、当該接着層と当該接着層の周囲を囲む環状の前記接着剤溜とを連通する環状の接着剤通路が設けられ、
一方に凸となるとともに他方に凹となる曲面状の前記接着層の周縁部が外側に向かうにつれて他方に向かうように傾斜するのに対して、前記接着剤通路には、外側に向かうにつれて一方に向かうように傾斜する部分があることが好ましい。
このような構成によれば、上述のように、一方のレンズの中心軸に対して他方のレンズの中心軸が傾いたり、ほぼ平行にずれたりすることにより、凹面と凸面の組み合わせからなるレンズ同士の間の形状に基づいて、方向によってレンズ同士の間隔が異なるようになった場合に、前記接着剤通路が接着層の周縁部の傾斜方向と逆向きの傾斜方向なる部分を有するので、接着層の周縁部で他より間隔が広くなる部分の外側の接着剤通路の傾斜が逆になる部分は逆に間隔が狭くなる。
これにより、2つのレンズを貼り合わせる際に、上述のように2つのレンズの間の接着層の間隔が広くなった部分に接着剤が優先的に流れるような場合に、上述のようにその外側においては、接着剤通路が狭くなって接着剤が流れ難くなる。したがって、接着剤が接着層の広くなった方に優先的に流れてしまい、接着層の狭い側に接着剤が十分に充填されなくなるようなことをより効率的に防止できる。
本発明のカメラは、前記構成の接合レンズを備えることを特徴とする。このような構成によれば、例えば、高解像度化や小型化が望まれる車載カメラや携帯機器に組み込まれるカメラにおいて、少ないレンズ数で、接合レンズの接着層への気泡の混入を規制して画質のばらつきを抑制し、高解像度化を図ることができる。
本発明によれば、接合レンズの有効径内の接着層に気泡が混入するのを抑制することができる。
本発明の実施の形態の接合レンズを有するカメラのレンズユニットを示す断面図である。 同、接合レンズを示す断面図である。 同、接合レンズ製造時における気泡の動きを説明するために曲率をデフォルメした接合レンズを示す断面図である。 同、接合レンズとなる2つの曲率をデフォルメしたレンズの接合を説明するための図である。 同、接合レンズとなる2つの曲率をデフォルメしたレンズの接合を説明するための図である。 同、接合レンズとなる2つのレンズの芯ずれを説明するための図である。 従来の接合レンズの製造時の接着剤の気泡を説明するための図である。 従来の接合レンズの製造時の接着剤の気泡を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1に示す本実施の形態の接合レンズ18を有するレンズユニット11は、例えば、車載カメラ用のものであり、自動車の外側に少なくともレンズユニット11の物体側の端部を露出して設置される。
図1に示すように、この実施の形態のレンズユニット11は、円筒状の鏡筒12と、鏡筒12内に配置される複数(例えば、4つ)のレンズ13,14,15,18と、2つの絞り部材21,22とを備える。このレンズユニット11を備える車載カメラは、上述のレンズユニット11と、図示しないイメージセンサを有する基板と、当該基板を自動車等の車両に設置する図示しない設置部材とを備えるものである。
鏡筒12に固定されて支持されている複数のレンズ13.14.15.18は、それぞれの光軸を一致させた状態に配置されており、1つの光軸に沿って各レンズ13,14,15,18が並べられた状態となって、撮像に用いられる1群のレンズ群を構成している。また、レンズ18は、接合レンズ18であり、レンズ16とレンズ17が接合された状態となっている、
2つの絞り部材21,22のうちの物体側(鏡筒12の一方の端部)から1番目の絞り部材21は、物体側から2番目のレンズ14と3番目のレンズ15との間に配置されている。物体側から2番目の絞り部材22は、物体側から3番目のレンズ15と4番目のレンズ16との間に配置されている。絞り部材21、22は透過光量を制限し、明るさの指標となるF値を決定する「開口絞り」またはゴーストの原因となる光線や収差の原因となる光線を遮光する「遮光絞り」である。
鏡筒12は、物体側の一方の端部が、カシメられることにより、その内径が縮径され、内部に収用された最も物体側のレンズ13の外径より鏡筒12の物体側の端部の内径が小さくされている。また、鏡筒12の像側の他方の端部には、接合レンズ18より径の小さい開口部を有する枠部24が設けられている。これら枠部23.24により、鏡筒12内にレンズ群を構成する複数のレンズ13、14、15、18と絞り部材21,22が保持されている。なお、枠部23は、鏡筒12にレンズ13,14,15,18を収納した後に鏡筒12の物体側の端部に取り付けられるものであってもよい。
最も物体側のレンズ13の外周面には、当該レンズ13の像側部分に径が小さくなった縮径部が設けられ、当該縮径部にシール部材としてのOリング26が設けられ、レンズ13の外周面と鏡筒12の内周面との間を、鏡筒12の物体側端部で封止した状態となっている。これにより、レンズユニット11の物体側の端部から鏡筒12内に水や塵埃等の微粒子が浸入するのを防止できる。
鏡筒12は、その内径が物体側から像側に向かって段階的に小さくなっている。これに対応して、レンズ13,14,15,18は、それらの配置位置が物体側から像側に向かうにつれて、外径が小さくなっている。基本的にレンズ13,14,15,18それぞれの外径と、鏡筒12の各レンズ13,14,15,18が支持される部分それぞれの内径とは略等しくなっている。但し、図2に示すように、鏡筒12の内周面は、円筒状ではなく、例えば、12角形等の多角形となっている。また、鏡筒12の外周面には、鏡筒12を車載カメラに設置する際に用いられるフランジ部25が鏡筒12の外周面に鍔状に設けられている。
本実施の形態において、レンズ13,14,15,18のうちの最も物体側の車外(鏡筒12外)に露出するレンズ13がガラスレンズで、レンズ14,15,18が樹脂レンズとなっている。
最も像側の接合レンズ18は、その外周部の像側の面が基準面として光軸に直交する面となっている。この接合レンズ18の基準面は、上述の鏡筒12の像側端部に設けられて、接合レンズ18の外径より小さな内径の開口部を有する枠部23の内面側の基準面に当接するようになっている。
本実施の形態において、接合レンズ18は、図2に示すように、物体側の凹レンズ16と、像側の凸レンズ17とを接着剤7(図4等に図示)で貼り合わせたものである。なお、以下の図2〜図6において、レンズ16とレンズ17を貼り合わせる際の状態と同様に凹レンズ16を下にし、凸レンズ17を上にしてこれらを図示している。以下の説明における上下は、上述の貼り合わせ時の上下関係に基づいたものである。なお、図2〜図6において、上が像側で下が物体側となる。
凹レンズ16は、像側が凹面31とされ、物体側が凸面36とされている。また、凹レンズ16は、その光学上の有効径rの範囲となるレンズ部16bとその外周縁の外側に形成された円環状のフランジ部16aとを備えている。なお、図2に有効径rの範囲を示す。また、凹レンズ16と凸レンズ17の貼り合わせに際しては、凹レンズ16の凹面31を上にして、この凹面31に接着剤7を注入するようになっている。
凸レンズ17は、光が通過する物体側の凸面41と像側の凸面46とを備える。また、凸レンズ17は、その有効径rの範囲となるレンズ部17bと、その外周縁の外側に形成された円環状のフランジ部17aとを備えている。
これら凹レンズ16と凸レンズ17とを貼り合わせる際には、凹レンズ16の像側の凹面31に凸レンズ17の物体側の凸面41を接着剤7により接合する。
この場合に、凹レンズ16の凹面31と凸レンズ17の凸面41との間が接着層51となる。なお、図2においては、接着剤7を図示していないが、接着層51には、接着剤7が充填された状態となっている。なお、接着層51の範囲は、光線が透過する有効径rの範囲より広くなっている。
レンズ17の有効径rの外側のフランジ部17aには、接着剤溜53となる円環状の凹部43が形成されている。接着剤溜53は、凸レンズ17の凹部43と、当該凹部43に対向する凹レンズ16の平面状の蓋部33とにより形成されている。また、接着剤溜53と接着層51との間には、これらを連通させて。接合時に接着層51から溢れた接着剤を接着剤溜53に流入させる接着剤通路52が形成されている。なお、接着剤通路52は、有効径rより外側の部分であり、接着層51の一部と見なすことができる。
接着剤通路52は、凹レンズ16の凹面31と蓋部33との間の断面が逆V字状に屈曲した状態の円環状の凸面である通路面32と、凸レンズ17の凸面41と凹部43との間の断面が逆V字状に屈曲した円環状の凹面である通路面42とが間隔をあけて対向することにより形成されている。なお、接着剤通路52は、断面逆V字状となるが、有効径rの外縁部から逆V字状の頂点までの距離より、この頂点より外側が長く、さらに逆V字状部分を形成する傾斜した部分の外側に、光軸方向に略直交する通路部分があり、この部分が接着剤溜53に接続されている。
言い換えると貼り合わされたレンズ16,17同士の間には、接着層51の外周側に、当該接着層51と当該接着層61の周囲を囲む環状の接着剤溜53とを連通する環状の接着剤通路52が設けられている。一方に凸となるとともに他方に凹となる曲面状の接着層51の周縁部が外側に向かうにつれて他方に向かうように傾斜するのに対して、接着剤通路52には、外側に向かうにつれて一方に向かうように傾斜する部分がある。
このような構成により、レンズ16、17の接合時には、平面視して、円板状の接着層51から略径方向に沿って外側に溢れ出した接着剤7は、接着層51の外側に円環状に形成された接着剤通路52に至り、さらに径方向外側に接着剤が拡がるように流れでて、接着剤通路52の外側に設けられた接着剤溜53に至るようになっている。なお、使用される接着剤7の量は、接着剤7が接着層51および接着剤通路52を充填して接着剤溜53に溢れ込む量以上で、接着剤溜53からさらに溢れる量より少ない量に設定される。また、接着剤通路52の厚みは、接着剤溜53の厚みより薄くなっている。なお、ここで厚みとは、レンズ16,17の光軸方向に沿った長さである。
また、凹レンズ16の接着剤溜53の外側には、蓋部33となる平面に対して、その外側が物体側にずれるように段差が形成され、この段差の角部分の略光軸方向に沿った面が、接合されるレンズ16,17の光軸方向に直交する径方向(ラジアル方向)の位置を決める円筒状の径方向位置決め面(位置決め構造)34とされている。径方向位置決め面34の部分は軸方向の長さが短い円柱状の凸部となっている。また、凹レンズ16の段差となる径方向位置決め面34の外側の面が、接合されるレンズ16,17の光軸方向(スラスト方向)の位置を決める光軸に直交する光軸方向位置決め面(位置決め構造)35となっている。
また、凸レンズ17の接着剤溜53となる凹部43の外側には、光軸に直交する平面に対して、その外側が物体側にずれるように段差が形成され、この段差の角部分の略光軸方向に沿った面が、接合されるレンズ16,17の光軸方向に直交する径方向(ラジアル方向)の位置を決める円筒状の径方向位置決め面(位置決め構造)44とされている。この径方向位置決め面44の部分は軸方向の長さが短い円柱状の凹部となっている。また、凸レンズ17の段差となる径方向位置決め面44の外側の面が、接合されるレンズ16,17の光軸方向(スラスト方向)の位置を決める光軸に直交する光軸方向位置決め面(位置決め構造)45となっている。
接合に際して、凹レンズ16の円柱状の凸部を形成する径方向位置決め面34を、凸レンズ17の円柱状の凹部を形成する径方向位置決め面44に挿入することで、接合されるレンズ16,17の径方向の位置が決められ、この状態で、凹レンズ16の光軸方向位置決め面35と、凸レンズ17の光軸方向位置決め面45とを突き合わせることで、光軸方向に沿った互いの位置が決められる。
前記接着層51の厚みは、凹レンズ16の光軸方向位置決め面35と、凸レンズ17の光軸方向位置決め面45とを突き合わせた際の凹レンズ16の凹面31と、凸レンズ17の凸面41との間隔となる。本実施の形態において、接着層51の厚みは、全体に略一様ではなく、有効径rの範囲内で、径方向外側に向かうにつれて徐々に厚くなっている。図3では、このような接着層51となる凹面31と凸面41の間隔の変化をデフォルメして図示している。
凹面31と、凸面41は、凹と凸で異なるが略同形状となっている従来の接合レンズと異なり、異なる形状の面となっている。凹面31および凸面41は、非球面であるが、概略的に、凹面31の曲率より凸面41の曲率の方が大きくなっている。これにより、凹面31と凸面41の間隔は、中心から周縁に向かうにつれて徐々に広くなるようになっている。なお、凹面31と凸面41を球面としてもよい。
なお、接着層51となる凹面31と凸面41との間隔は、上述のように中心から周縁に向かうにつれて徐々に広くなるが、部分的に径方向に沿って間隔が変わらない部分が含まれていてもよい。すなわち、凹面31と凸面41との間隔において、中心から周縁に向かう部分の一部に同じ間隔の部分があってもよい。
また、接着層51の最外周部分、すなわち、接着層51の接着剤通路52に接続される部分より外側の接着剤通路52では、接着層51の接着剤通路52に接続される部分より、厚みが薄くなっている。すなわち、接着剤通路52では、例えば、接着剤溜53に向かうにつれて厚みが薄くなっている。なお、接着剤通路52に厚みが薄くなるように狭まった部分があればよい。例えば、上述の接着剤通路52の断面逆V字状の頂点部分より外側の厚みが内側より薄くなっていることが好ましい。
このような接合レンズにおいては、レンズ16,17を図3と同様にデフォルメして図示した図4および図5に示すように、接着層51が中心より外側が、外側に向かうにつれて徐々に厚くなるように、凹面31と凸面41とが形成されているので、レンズ16,17の接合時に、凹面31と凸面41とが貼り合わされる際に、接着層は、レンズ16,17の中心側より周縁側が厚くなる状態となり、気泡5,6が周縁側に移動し易い状態となっている。特に、凹面31と凸面41とが接近した際に、気泡5,6が凹面31および凸面41近傍の移動しづらい接着剤7にとらわれて移動しにくくなるが、この際に、気泡5,6が接着層51の厚みの薄い中心側から厚みの厚い周縁側に押し出される状態となって、さらに気泡5,6が外側に移動可能となる。これにより、気泡5,6が接着層51の有効径rより外側に出る確率が高くなる。また、気泡5,6が接着層51の中心部近傍に留まるような状態を抑制できる。
また、本実施の形態では、接合される凸レンズ17の凸面41と、凹レンズ16の凹面31とが上述のように異なる形状となっているので、これら2つの面の設計に基づいて、貼り合わされる凹面31と凸面41を同形状とした場合より、より精度高く、収差の補正を行うことが可能となる。これにより、例えば、使用されるレンズの枚数の削減等を図れる可能性がある。
また、位置決めに用いられる径方向位置決め面34,44および光軸方向位置決め面35,45が接着剤溜53より外周側に設けられているので、これら径方向位置決め面34,44および光軸方向位置決め面35,45が互いに当接する部分に接着剤が浸入することがなく、正確な位置決めが可能となる。また、凹レンズ16の円柱状の凸部を形成する径方向位置決め面34を、凸レンズ17の円柱状の凹部を形成する径方向位置決め面44に挿入する際に、これら径方向位置決め面34,44の間に粘性の高い接着剤が浸入することにより、レンズ16,17の接合が困難になるのを防止できる。
図6に示すように、凹レンズ16と凸レンズ17を接合する際に、凹レンズ16の中心軸と、凸レンズ17の中心軸が少しだけずれる可能性がある。例えば、凹レンズ16の中心軸と、凸レンズ17の中心軸とにおいて、一方の中心軸に対して他方の執心菊が傾くようにずれる可能性がある。なお、中心が大きくずれると、凹レンズ16の円柱状の凸部を形成する径方向位置決め面34を、凸レンズ17の円柱状の凹部を形成する径方向位置決め面44に挿入できなくなり、凹レンズ16と凸レンズ17を接合できない。
凹レンズ16と凸レンズ17を接合できる範囲で、凹レンズ16と凸レンズ17がずれた場合に、凹面31と凸面41との組み合わせからなることにより、光軸方向に斜めとなっている接着層51では、レンズ16,17の中心がずれることで、接着層51の厚みが変化してしまう。例えば、図6に示すように、凹レンズ16の中心軸(光軸)に対して、凸レンズ17の中心軸(光軸)が図中右に傾いてずれると、図中、接着層51の左側が右側より厚くなる。この状態では、粘性の高い接着剤は、接着層51の厚みの厚い側を流れ、厚みの薄い側をほとんど流れない状態となってしまう虞がある。この場合に、最悪、有効径の範囲全体に接着剤が行き渡らずに、接着剤溜を設けて接着剤の量を多くしたのにも関わらず、従来のように接着剤不足により、接着層51に気泡が発生した状態となる虞がある。
本実施の形態では、接着層51の最も厚い部分よりもその外側の接着剤通路52が薄くなるとともに、上述のように接着剤の周縁部の傾斜と逆に傾斜する部分を有することから、図6に示すように、接着層51で他より厚くなった図中左側の部分では、その外側の接着剤通路52の傾斜が上述のように逆になった部分が他より薄くなる。また、接着層51で他より薄くなった図中右側の部分では、その外側の接着剤通路52の傾斜が上述のように逆になった部分が他より厚くなる。
このような構造により、接着層51の他より厚くなる方に繋がる接着剤通路52が薄くなることから、粘性の高い接着剤が接着層51の厚い方ばかり流れてしまうのを抑制することができる。これにより、上述のように凹レンズ16と凸レンズ17の中心がずれることによる気泡の発生を抑制することができる。なお、凹レンズ16と凸レンズ17の中心のずれには、互いの中心軸が傾くのではなく、平行にずれる場合がある。この場合も、接着層51は、例えば、中心を境に一方側(例えば、右側)が薄くなって、他方側(例えば、左側)が厚くなる。この場合も、接着層51の外側の接着剤通路52では、接着層51が厚くなる左側で薄くなり、接着層51が薄くなる右側で厚くなり、上述のように接着剤が、接着層51の薄くなった側に行き渡らない状態となるのを防止できる。
なお、本発明の接合レンズは、樹脂レンズに限られるものではなく、ガラスレンズであってもよい。また、カメラは車載カメラに限られるものではなく、各種カメラに応用可能である。
11 レンズユニット
12 鏡筒
13,14,15 レンズ
16,17 レンズ(接合されるレンズ)
18 接合レンズ
51 接着層
52 接着剤通路
53 接着層
r 有効径

Claims (6)

  1. 接着剤によりレンズ同士を貼り合わせた接合レンズであって、
    貼り合わされた前記レンズ同士の間の接着層が、前記レンズの光学上の有効径内で、前記有効径の中心側より前記有効径の範囲の周縁側で厚くされ、前記有効径より外側で前記有効径の範囲内の最も厚い部分より薄くなっていることを特徴とする接合レンズ。
  2. 前記接着層の厚みが前記有効径の範囲で、前記有効径の中心から前記有効径の範囲の周縁に向かうにつれて徐々に厚くなっていることを特徴とする請求項1に記載の接合レンズ。
  3. 貼り合わされた前記レンズの間の前記有効径の外側に前記接着層から溢れた接着剤が流入する接着剤溜が前記接着層に連通して形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の接合レンズ。
  4. 貼り合わされた前記レンズの前記接着剤溜より外側に、前記レンズの互いの軸方向位置および径方向位置を決める位置決め構造が備えられていることを特徴とする請求項3に記載の接合レンズ。
  5. 貼り合わされたレンズ同士の間には、前記接着層の外周側に、当該接着層と当該接着層の周囲を囲む環状の前記接着剤溜とを連通する環状の接着剤通路が設けられ、
    一方に凸となるとともに他方に凹となる曲面状の前記接着層の周縁部が外側に向かうにつれて他方に向かうように傾斜するのに対して、前記接着剤通路には、外側に向かうにつれて一方に向かうように傾斜する部分があることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の接合レンズ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の接合レンズを備えることを特徴とするカメラ。
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