JP2017036779A - クラッチレリーズ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が複雑になることなくレリーズフォークの先端とレリーズベアリングとの間の摩耗を抑制できるクラッチレリーズ装置の構造を提供する。【解決手段】レリーズフォーク30の回動に伴う第2ハブ60の軸線Cに垂直な方向への移動を許容する間隙78が形成されているため、レリーズフォーク30の先端30aが第2ハブ60に当接して回動する際に、第2ハブ60がレリーズフォーク30の先端30aと同じ方向に移動する。従って、レリーズフォーク30の先端30aと第2ハブ60との間で発生する摩耗を抑制することができる。また、摩耗を抑制するに際して、レリーズフォーク30の先端30aと第2ハブ60との間に転がり部材などを設ける必要がないため、構造が複雑になることも防止される。【選択図】図3
Description
本発明は、車両に備えられるクラッチの断接操作に用いられるクラッチレリーズ装置に関するものである。
運転者によるクラッチペダルの操作によって、支点を中心にして回動させられるレリーズフォークと、そのレリーズフォークの先端に当接し、レリーズフォークの回動に伴って軸方向に移動させられるレリーズベアリングとを、含んで構成されるクラッチレリーズ装置が知られている。特許文献1のクラッチレリーズ装置がそれである。
クラッチレリーズ装置において、レリーズフォークが回動すると、レリーズフォークの先端とレリーズベアリングとの間の当接面で生じる摩擦および摩耗が問題となっていた。これに対して、特許文献1では、レリーズフォークの先端に転がり部材を設けることで、レリーズフォークの滑り抵抗を転がり抵抗に変換することで、レリーズフォークとレリーズベアリング間の摩耗を抑制している。
ところで、特許文献1のクラッチレリーズ装置のように、レリーズフォークの先端に転がり部材を設けることで、レリーズフォークの先端とレリーズベアリングとの間の摩擦抵抗が低減されて摩耗が抑制されるが、レリーズフォークの先端に転がり部材を設ける必要があるために構造が複雑となっていた。また、レリーズフォークからの荷重がすべて転がり部材に作用するため、転がり部材の耐久性についても問題となる。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、構造が複雑になることなくレリーズフォークの先端とレリーズベアリングとの間の摩耗を抑制できるクラッチレリーズ装置の構造を提供することにある。
第1発明の要旨とするところは、(a)長手状に形成された部位の所定の位置を支点として回動可能に構成され、その支点を中心にして回動することで長手方向の先端が円弧状に移動するレリーズフォークと、そのレリーズフォークの前記先端に当接し、クラッチを解放する際には、そのレリーズフォークの回動に伴って前記クラッチの軸線方向に移動させられるレリーズベアリングとを、備えて構成されるクラッチレリーズ装置において、(b)前記レリーズベアリングは、円筒部およびその円筒部の外周面から径方向外側に突き出す第1フランジ部からなる第1部材と、前記円筒部の外周面と嵌合する筒部、およびその筒部から径方向外側に向かって突き出し、前記第1部材の軸線方向の一方が前記第1部材の第1フランジ部と密接し、該軸線方向の他方が前記レリーズフォークの先端に当接する第2フランジ部から成る第2部材と、前記第1部材の前記円筒部の外周側であって、前記第1部材の軸線方向で前記第1フランジ部と隣り合う位置に配置されている玉軸受とを、含んで構成され、(c)前記第1部材の前記円筒部と前記第2部材の筒部との間には、前記レリーズフォークの回動による、前記第2部材の前記軸線に垂直な方向への移動を許容する間隙が形成され、(d)前記間隙は、前記クラッチの断接の際の、前記レリーズフォークの回動によるそのレリーズフォークの先端の、前記軸線に垂直な方向の移動量よりも大きいことを特徴とする。
また、第2発明の要旨とするところは、第1発明のクラッチレリーズ装置において、前記クラッチの係合時において、レリーズフォークの回動に伴うその第2部材の前記軸線に垂直な方向への移動方向とは反対側に、前記第2部材を移動させる弾性部材が設けられていることを特徴とする。
また、第3発明の要旨とするところは、第1発明または第2発明のクラッチレリーズ装置において、前記第2部材を、前記レリーズフォークの回動に伴う、そのレリーズフォークの先端の前記軸線に垂直な方向への移動方向に案内するガイド機構が設けられていることを特徴とする。
また、第4発明の要旨とするところは、第1発明から第3発明の何れか1のクラッチレリーズ装置において、前記第1部材は、樹脂材料で構成され、前記第2部材および前記レリーズフォークは、金属材料で構成されていることを特徴とする。
第1発明のクラッチレリーズ装置によれば、レリーズフォークの回動に伴う第2部材の前記軸線に垂直な方向への移動を許容する間隙が形成されているため、レリーズフォークの先端が第2部材に当接して回動する際に、第2部材がレリーズフォークの先端と同じ方向に移動する。従って、レリーズフォークの先端と第2部材との間で発生する摩耗を抑制することができる。また、レリーズフォークの先端と第2部材との間に転がり部材などを設ける必要がないため、構造が複雑になることも防止される。
第2発明のクラッチレリーズ装置によれば、前記クラッチの係合時において、レリーズフォークの回動に伴うその第2部材の前記軸線に垂直な方向への移動方向とは反対側に、前記第2部材を移動させる弾性部材が設けられているため、クラッチを解放する際に、第2部材を確実に移動させることができる。
第3発明のクラッチレリーズ装置によれば、前記ガイド機構が設けられていることで、第2部材が前記軸線に垂直な方向へガイドされるため、レリーズフォークの回動に伴って第2部材が移動した際に第2部材にかかる荷重の偏りをなくすことができる。
第4発明のクラッチレリーズ装置によれば、前記第1部材は、樹脂材料で構成され、前記第2部材および前記レリーズフォークは、金属材料で構成されているため、第1部材と第2部材との間の摩擦係数が低くなり、レリーズフォークが回動した際には、第1部材と第2部材との間で滑らせることができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明の一実施例であるクラッチレリーズ装置12が採用されたクラッチ10の概略構成図である。クラッチ10は、エンジン11と同じ回転軸線C(軸線C)を中心にして設けられている乾式単板の摩擦クラッチであり、エンジン11のクランクシャフト14に取り付けられたフライホイール16と、出力軸18に接続されたクラッチディスク20と、クラッチカバー22に設けられたプレッシャプレート24と、プレッシャプレート24をフライホイール16側へ付勢することによりクラッチディスク20を挟圧して動力伝達するためのダイヤフラムスプリング26と、図示しないクラッチペダルの踏み込み操作によって作動する油圧式のクラッチレリーズシリンダ28と、クラッチ10の軸線C方向への移動可能に構成され、そのクラッチレリーズシリンダ28により長手状に形成されたレリーズフォーク30を介してフライホイール16側(図において右側)へ移動させられることにより、ダイヤフラムスプリング26の内端部をフライホイール16側(図において右側)へ変位させてクラッチ10を解放(切断)するためのレリーズベアリング32とを備えて構成されている。本実施例のクラッチレリーズ装置12は、レリーズフォーク30およびレリーズベアリング32によって構成され、クラッチ10を断接する際に作動する。
クラッチレリーズシリンダ28の油圧室内に作動油が供給されない状態では、ダイヤフラムスプリング26の付勢力によってプレッシャプレート24がクラッチディスク20を押圧するに従い、クラッチ10が接続される。また、運転者によるクラッチペダルの踏み込み操作によってクラッチレリーズシリンダ28の油圧室内に作動油が供給されると、クラッチレリーズシリンダ28のピストン34が移動し、レリーズフォーク30を介してレリーズベアリング32が軸線C方向でフライホイール16側(図において右側)に移動させられ、レリーズベアリング32がダイヤフラムスプリング26の内周端を押圧する。これに伴い、ダイヤフラムスプリング26の付勢力が低下するため、プレッシャプレート24がクラッチディスク20を押圧する力が弱くなり、クラッチ10のトルク容量が低下する。そして、レリーズベアリング32の移動位置が所定量に到達すると、プレッシャプレート24がクラッチディスク20を押圧しなくなり、クラッチ10が解放される。
レリーズフォーク30は、長手状に形成され、長手方向の所定の位置に設けられた支点36を中心にして回動可能に構成されており、クラッチ10を解放する際にレリーズフォーク30が回動すると、レリーズベアリング32に当接する、レリーズフォーク30の長手方向の先端30aは、円弧状に移動する。従って、レリーズフォーク30が回動すると、その先端30aは、レリーズベアリング32の軸線C方向のエンジン11側に移動するとともに、軸線Cに対して垂直であって支点36に接近する方向に移動する。なお、レリーズフォーク30は、金属材料で構成されている。
以下に、従来のレリーズベアリング40の構造と、その構造によって発生する問題について説明する。図2は、従来のレリーズベアリング40の構造、およびそのレリーズベアリング40にかかる力の関係を示している。レリーズベアリング40は、軸線C方向への移動可能に構成され、円筒形状のリテーナ42と、そのリテーナ42の外周面に摺動可能に嵌合するレリーズベアリングハブ44と、レリーズベアリングハブ44の外周側に配置され、内輪の一端がダイヤフラムスプリング46に当接する玉軸受48とを、備えて構成されている。
レリーズベアリングハブ44(以下、ベアリングハブ44)には、一点鎖線で示すレリーズフォーク50(以下、フォーク50)が当接している。フォーク50を回動させる際にフォーク50の先端に作用する力を荷重Fとすると、フォーク50の先端とベアリングハブ44との間には、荷重Fに垂直な方向の摩擦力Ffが発生する。この摩擦力Ffは、荷重Fと、フォーク50とベアリングハブ44との間の摩擦係数μfとの積(Ff=μf×F)で算出される。この摩擦力Ffによって、ベアリングハブ44とリテーナ42との間の径方向のガタが詰まり、ベアリングハブ44とリテーナ42との間にも摩擦力Ffがかかるため、ベアリングハブ44とリテーナ42との間で軸線Cに平行な摩擦力Frが発生する。摩擦力Frは、摩擦力Ffと、ベアリングハブ44とリテーナ42との間の摩擦係数μrとの積(Fr=μr×Ff=μr×μf×F)で算出される。
ここで、荷重Fは、ダイヤフラムスプリング46の付勢力に対応するレリーズ荷重Fc/cと、摩擦力Frとの和(F=Fc/c+Fr)になるため、摩擦力Frが大きくなると荷重Fが増大する。従って、摩擦力Frが大きくなると、クラッチペダルの踏力増加や摩擦面間での異音が発生するおそれがある。また、荷重Fの増大によって、フォーク50とベアリングハブ44との間で摩耗が生じるおそれもある。本実施例のレリーズベアリング32は、上記問題を解消するものである。
図3は、本実施例のレリーズベアリング32を軸線C方向でレリーズフォーク30が当接する側から見た図である。図4は、図3のレリーズベアリング32のA−A断面図である。また、図5は、図3のレリーズベアリング32を矢印B方向から見た矢視図である。なお、図3は、図4において矢印D方向からみた図に対応している。
レリーズベアリング32は、一点鎖線で示す円筒状のリテーナ52の外周面を摺動するレリーズベアリングハブ54(以下、ベアリングハブ54)と、ベアリングハブ54の外周側に配置される玉軸受56とを、含んで構成されている。
ベアリングハブ54は、レリーズフォーク30の回動に伴ってリテーナ52の外周面を軸線C方向に摺動する円筒部62を有する第1ハブ58と、第1ハブ58の円筒部62の外周面と嵌合する筒部66を有する第2ハブ60と、から構成されている。なお、第1ハブ58が本発明の第1部材に対応し、第2ハブ60が本発明の第2部材に対応している。
第1ハブ58は、軸線Cを中心に配置されている。第1ハブ58は、リテーナ52の外周面を摺動する円筒形状の円筒部62と、円筒部62の軸線C方向の中央近傍の外周面から径方向外側に向かって突き出す第1フランジ部64とから構成されている。第1ハブ58は、樹脂部材から構成されている。
第2ハブ60は、軸線Cを中心に配置され、断面L字状に形成されている。第2ハブ60は、内部を第1ハブ58の円筒部62が貫通する筒形状の筒部66と、その筒部66の軸線C方向で第1フランジ部64と接近する側の一端から径方向外側に突き出す第2フランジ部68とから構成されている。第2ハブ60は、金属材料で構成されている。
第1ハブ58の円筒部62の外周面が、第2ハブ60の筒部66の内周面と互いに嵌合している。また、第1ハブ58の第1フランジ部64の軸線Cに垂直な面と、第2ハブ60の第2フランジ部68の軸線Cに垂直な面とが、互いに密接している。第1ハブ58は、玉軸受56を介してダイヤフラムスプリング26によって、軸線C方向で第2ハブ60に向かって押し付けられている。従って、第1ハブ58と第2ハブ60とは、一体的に構成される。また、軸線C方向で第1フランジ部64と密接する側と反対側の第2フランジ部68の面は、レリーズフォーク30の30aと当接している。なお、第1ハブ58と第2ハブとの接触面には、予めグリースが塗布されており、これらの間の摩擦係数が低減されている。
玉軸受56は、第1ハブ58の円筒部62の外周側であって、軸線C方向で第1フランジ部64と隣り合う位置に配置されている。玉軸受56は、ダイヤフラムスプリング26と当接する環状形状の内輪70と、第1ハブ58の第1フランジ部64と当接する環状形状の外輪72と、内輪70と外輪72との間に介挿されている複数個のボール74とから構成されている。また、玉軸受56の外輪72とレリーズベアリングハブ54とを軸線C方向で挟み込む一対のクリップ76が設けられている。
ここで、第1ハブ58の円筒部62と第2ハブ60の筒部66との互いに嵌合する面の間には、図3の斜線で示す径方向の間隙78が形成されている。
間隙78は、第2ハブ60の第2フランジ部68と当接するレリーズフォーク30が支点36を中心にして回動するに際して、レリーズフォーク30の先端30aが軸線Cに垂直な方向(軸線Cを中心とする径方向)への移動方向と同じ方向へ、第2ハブ60が移動可能となるように形成されている。レリーズフォーク30は、支点36(図1参照)を中心にして回動するため、レリーズフォーク30の先端30aは、軸線C方向に移動するとともに、軸線Cに垂直な方向であって、支点36に接近する方向にも僅かに移動する。図3にあっては、レリーズフォーク30が回動すると、その先端30aが紙面奥側に移動するとともに、紙面左側に移動する。従って、レリーズフォーク30の先端30aと当接する第2ハブ60(第2フランジ部68)にも、軸線Cに垂直な方向であって、支点36に接近する方向へ力が発生する。間隙78は、レリーズフォーク30の回動に伴うレリーズフォーク30の先端30aの径方向への移動方向と同じ方向に、第2ハブ60の移動を許容するように形成されている。
図3において、レリーズフォーク30が回動すると、レリーズフォーク30の先端30aは、紙面左側に僅かに移動する。従って、レリーズフォーク30の先端30aと当接する第2ハブ60も同様に、紙面左側に移動する力が作用する。これより、間隙78は、第2ハブ60が図3において紙面左右方向への移動を許容するように形成されている。具体的には、間隙78は、第1ハブ58の円筒部62の外周面であって、紙面の左右側の斜線で示す部位が削られることで形成されている。これより、第2ハブ60は、間隙78の寸法分だけ、紙面左右方向への移動(滑り)が可能となる。以下、レリーズフォーク30の回動に伴う第2ハブ60の軸線Cに垂直な方向であって、支点36に接近する移動方向を、(第2ハブ60の)滑り方向と定義する。また、間隙78の大きさは、レリーズフォーク30の回動に伴う先端30aの軸線Cに垂直な方向への移動量よりも大きな寸法に設定されている。すなわち、レリーズフォーク30が回動する間は、第2ハブ60の軸線Cに垂直な方向への移動が許容されるように、間隙78の大きさが設定されている。
図3に示すように、第2ハブ60の第2フランジ部68には、滑り方向に沿った位置に、矩形に切り欠かれた一対の切欠80が形成されている。切欠80には、レリーズフォーク30の回動に伴う滑り方向に平行なガイド面80aが形成されている。また、切欠80の軸線Cに接近する側の角部には、それぞれ円弧状の丸みが形成されている。
また、第1ハブ58の第1フランジ部64には、切欠80のガイド面80aと係合する一対のガイド突起82が形成されている。ガイド突起82は、それぞれ第1フランジ部64から突き出すように形成されており、切欠80の一対のガイド面80aと係合している。これら切欠80(ガイド面80a)およびガイド突起82によって、ガイド機構83が構成される。このガイド機構83によって、レリーズフォーク30が回動した際には、レリーズフォーク30の先端30aの軸線Cに垂直な方向への移動方向に第2ハブ60が案内され、第2ハブ60がスムーズに滑り方向に移動する。また、第2ハブ60が移動した際に第2ハブ60にかかる荷重の偏りをなくすこともできる。
図5に示すように、クラッチ10の係合時において、第1ハブ58および第2ハブ60の相対位置を規定するためのスプリング84が設けられている。スプリング84の一端は第1ハブ58に当接し、他端は第2部材60の第2フランジ部68に形成されている突起86に当接している。突起86は、第2ハブ60の切欠80を形成する際に、一部を切り欠かずに残し、その一部を軸線Cと平行な位置まで折り曲げることで形成されている。なお、スプリング84が、本発明の弾性部材に対応している。
スプリング84は、突起86と当接し、クラッチ10の係合時において、図3に示す第2ハブ60の滑り方向(紙面左右方向)でスプリング84が設けられない側(紙面左側)の間隙78が詰められる位置に第2ハブ60を移動させる。すなわち、スプリング84は、クラッチ10の係合時において、レリーズフォーク30の回動に伴う第2ハブ60の移動方向と反対側に、第2ハブ60を移動させる。従って、図3にあっては、滑り方向の両側に間隙78が形成されているが、クラッチ10の係合時においては、スプリング84によって第2ハブ60が滑り方向でスプリング84側(紙面右側)に移動させられており、スプリング84が設けられてない側(紙面左側)の間隙78は詰められた状態となる。言い換えれば、滑り方向でスプリング84側の円筒部62の外周面と円筒部66の内周面との間に径方向の間隙78が形成され、その間隙78の大きさは、図3に示す滑り方向の両側に形成されている間隙78の和となる。
また、スプリング84の付勢力は、クラッチ10の係合時(レリーズフォーク30の非回動時)において、図3に示す第2ハブ60が少なくとも滑り方向でスプリング84側に移動させられ、滑り方向でスプリング84側に間隙78が形成される程度の大きさに設定されている。具体的には、クラッチ10が係合した状態でのダイヤフラムスプリング26の付勢力F1と、第1ハブ58と第2ハブ60との間の摩擦係数μ1との積(F1×μ1)、および付勢力F1と、レリーズフォーク30の先端30aと第2ハブ60との間の摩擦係数μ2との積(F1×μ2)の和(F1×(μ1+μ2))以上の付勢力が、スプリング84から発生するように調整されている。
また、スプリング84の付勢力は、上記値(F1×(μ1+μ2))を超える範囲において、クラッチペダルの踏力増加が問題にならない範囲に設定されている。図6に示すように、クラッチ10の係合時にスプリング84にかかる荷重(=F1×(μ1+μ2))が最も小さく、クラッチ10が解放されるに従ってスプリング84にかかる荷重が増加する。スプリング84の付勢力は、このクラッチ係合とクラッチ解放時との間で生じる荷重の間に設定されている。
上記のように構成されるレリーズベアリング32の作動について説明する。クラッチ10の係合時では、スプリング84の付勢力によって第2ハブ60が、滑り方向でスプリング84側(図3の紙面右側)に移動させられている。このとき、図3において、滑り方向でスプリング84側の第1ハブ58の円筒部62の外周面と第2ハブ60の筒部66の内周面との間に間隙78が形成され、スプリング84が設けられない側の円筒部62の外周面と筒部66の内周面との間は詰まった状態となる。
クラッチ10が係合した状態からクラッチ10が解放されるに伴ってレリーズフォーク30が回動すると、レリーズベアリング32がレリーズフォーク30によって押圧され、レリーズベアリング32が軸線C方向でダイヤフラムスプリング26側に移動させられる。また、レリーズフォーク30の先端30aは、円弧状に移動するため、レリーズフォーク30の先端30aと当接する第2ハブ60には、その先端30aの軸線Cに垂直な方向であって、支点36に接近する側への移動方向と同じ滑り方向への力が発生する。
ここで、レリーズフォーク30の先端30aと第2ハブ60とは、金属接触しているため、それらの間の摩擦係数μ2が、第1ハブ58と第2ハブ60との間の摩擦係数μ1よりも高い。従って、レリーズフォーク30の先端30aと第2ハブ60とは、一体的に滑り方向(径方向)に移動し、第1ハブ58と第2ハブ60との間で滑りが生じる。これより、レリーズフォーク30の先端30aと第2ハブ60との間の摩耗は抑制される。
また、第1ハブ58と第2ハブ60との間で滑りが生じると、これらの間から軸線Cに対して垂直な摩擦力Ffが発生するが、第1ハブ58と第2ハブ60との間の摩擦係数μ1はその値が小さいため、摩擦力Ffも小さくなる。これに関連して、第1ハブの円筒部62と、リテーナ52とが摺動することによる摩擦力Frも小さくなる。従って、クラッチペダルの踏力が増加することも抑制され、円筒部62とリテーナ52との間で発生する異音についても抑制される。なお、第1ハブ58と第2ハブ60との接触は、樹脂と金属との接触であることから摩擦係数μ1も低く、これらの間にグリースが塗布されているため、摩擦係数μ1は一層低い値となる。
また、間隙78は、クラッチ10の解放過渡期のレリーズフォーク30の先端30aの滑り方向への移動量よりも大きく設定されているため、第1ハブ58と第2ハブ60とは、クラッチ10が解放される範囲で滑りが許容されている。従って、クラッチ10の解放過渡期で第2ハブ60が滑らなくなり、レリーズフォーク30の先端30aと第2ハブ60とが摺動することも抑制される。また、クラッチ10の係合時には、スプリング84の付勢力によって第2ハブ60が元位置に移動させられ、クラッチ10を解放する際に第1ハブ58と第2ハブ60とを確実に滑らすことが可能となる。
また、第1ハブ58のガイド突起82と第2ハブ60の切欠80のガイド面80aとが係合しているため、第1ハブ58と第2ハブ60とが滑る際に、ガイド突起82はガイド面80aに沿って移動する。これより、第2ハブ60が滑り方向にスムーズに移動し、荷重の増大も抑制される。また、切欠80の角部に円弧状の丸みが形成されていることで、第1ハブ58との引っ掛かりも抑制される。
上述のように、本実施例によれば、レリーズフォーク30の回動に伴う第2ハブ60の軸線Cに垂直な方向への移動を許容する間隙78が形成されているため、レリーズフォーク30の先端30aが第2ハブ60に当接して回動する際に、第2ハブ60がレリーズフォーク30の先端30aと同じ方向に移動する。従って、レリーズフォーク30の先端30aと第2ハブ60との間で発生する摩耗を抑制することができる。また、摩耗を抑制するに際して、レリーズフォーク30の先端30aと第2ハブ60との間に転がり部材などを設ける必要がないため、構造が複雑になることも防止される。
また、本実施例によれば、クラッチ10の係合時において、レリーズフォーク30の回動に伴う第2ハブ60の軸線Cに垂直な方向への移動方向とは反対側に、第2ハブ60を移動させるスプリング84が設けられているため、クラッチ10を解放する際に、第2ハブ60を確実に移動させることができる。
また、本実施例によれば、ガイド機構83が設けられていることで、第2ハブ60が軸線Cに垂直な方向にガイドされるため、レリーズフォーク30の回動に伴って第2ハブ60が移動した際に第2ハブ60にかかる荷重の偏りをなくすことができる。
また、本実施例によれば、第1ハブ58は、樹脂材料で構成され、第2ハブ60およびレリーズフォーク30は、金属材料で構成されているため、第1ハブ58と第2ハブ60との間の摩擦係数が低くなり、レリーズフォーク30が回動した際には、第1ハブ58と第2ハブ60との間で滑らせることができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前記間隙78は、第1ハブ58の円筒部62の外周面が削られることで形成されているが、第2ハブ60の筒部66の内周面が削られることで形成されても構わない。
また、前述の実施例では、クラッチ10の係合時において、スプリング84によって第2ハブ60が滑り方向でスプリング84側に移動させられ、1箇所に間隙78が形成されていたが、図3に示すように、クラッチ10の係合時で2箇所に間隙78が形成されるものであっても構わない。
また、前述の実施例では、ガイド機構83は2箇所設けられているが、必ずしも2箇所に限定されず、1箇所であっても構わない。また、ガイド機構83は必ずしも必要ではなく、省略されても構わない。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:クラッチ
12:クラッチレリーズ装置
30:レリーズフォーク
30a:先端
32:レリーズベアリング
36:支点
56:玉軸受
58:第1ハブ(第1部材)
60:第2ハブ(第2部材)
62:円筒部
64:第1フランジ部
66:筒部
68:第2フランジ部
78:間隙
83:ガイド機構
84:スプリング(弾性部材)
12:クラッチレリーズ装置
30:レリーズフォーク
30a:先端
32:レリーズベアリング
36:支点
56:玉軸受
58:第1ハブ(第1部材)
60:第2ハブ(第2部材)
62:円筒部
64:第1フランジ部
66:筒部
68:第2フランジ部
78:間隙
83:ガイド機構
84:スプリング(弾性部材)
Claims (4)
- 長手状に形成された部位の所定の位置を支点として回動可能に構成され、該支点を中心にして回動することで長手方向の先端が円弧状に移動するレリーズフォークと、該レリーズフォークの前記先端に当接し、クラッチを解放する際には、該レリーズフォークの回動に伴って前記クラッチの軸線方向に移動させられるレリーズベアリングとを、備えて構成されるクラッチレリーズ装置において、
前記レリーズベアリングは、円筒部および該円筒部の外周面から径方向外側に突き出す第1フランジ部からなる第1部材と、前記円筒部の外周面と嵌合する筒部、および該筒部から径方向外側に向かって突き出し、前記第1部材の軸線方向の一方が前記第1部材の第1フランジ部と密接し、該軸線方向の他方が前記レリーズフォークの先端に当接する第2フランジ部から成る第2部材と、前記第1部材の前記円筒部の外周側であって、前記第1部材の軸線方向で前記第1フランジ部と隣り合う位置に配置されている玉軸受とを、含んで構成され、
前記第1部材の前記円筒部と前記第2部材の筒部との間には、前記レリーズフォークの回動による、前記第2部材の前記軸線に垂直な方向への移動を許容する間隙が形成され、
前記間隙は、前記クラッチの断接の際の、前記レリーズフォークの回動による該レリーズフォークの先端の、前記軸線に垂直な方向の移動量よりも大きい
ことを特徴とするクラッチレリーズ装置。 - 前記クラッチの係合時において、レリーズフォークの回動に伴う該第2部材の前記軸線に垂直な方向への移動方向と反対側に、前記第2部材を移動させる弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1のクラッチレリーズ装置。
- 前記第2部材を、前記レリーズフォークの回動に伴う、該レリーズフォークの先端の前記軸線に垂直な方向への移動方向に案内するガイド機構が設けられていることを特徴とする請求項1または2のクラッチレリーズ装置。
- 前記第1部材は、樹脂材料で構成され、前記第2部材および前記レリーズフォークは、金属材料で構成されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1のクラッチレリーズ装置。
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