JP2017033620A - 半導体記憶装置およびデータの読み出し方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびデータの読み出し方法 Download PDF

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Abstract

【課題】メモリセルに記憶されたデータの読出しに要する時間および電力を削減する。
【解決手段】半導体記憶装置は、複数のビットラインLBL0〜LBL3と、複数のビットラインと交差する複数のセレクトゲートラインSG0〜SG3と、各々がpチャネル型のメモリトランジスタを備える複数のメモリセルMCを含む。半導体記憶装置は、複数のビットラインの各々に接続された複数のpチャネル型のチャージングトランジスタTc0〜Tc3と、複数のチャージングトランジスタの各々に接続されたチャージングラインCLを含む。チャージングトランジスタのオンオフを制御する制御部16は、読出し電流を読出し対象ビットラインに流す前に、チャージングトランジスタの各々をオン状態とし、読出し電流を読出し対象ビットラインに流すときに、読出し対象ビットラインに接続されたチャージングトランジスタをオフ状態とする。
【選択図】図1

Description

開示の技術は、半導体記憶装置およびデータの読み出し方法に関する。
半導体記憶装置に関して、以下の技術が知られている。すなわち、グローバルビットライン(GBL)の各々に対応してセクタごとにローカルビットライン(LBL)を配置した半導体記憶装置が知られている。この半導体記憶装置において、セクタセレクトトランジスタが、LBLをGBLに接続し、セクタセレクトラインが対応するセクタのセクタセレクトトランジスタのオンオフを制御する。複数のワードライン(WL)がLBLの各々と交差して設けられ、LBLとWLとの交差箇所に対応してメモリセルが配置されている。メモリセルはソースラインと対応するLBLとを接続し、対応するWLによってオンオフが制御されるメモリトランジスタを含む。チャージングトランジスタがLBLをチャージングラインに接続する。チャージングゲートラインがチャージングトランジスタのオンオフを制御する。チャージングトランジスタがオン状態となることによりLBLにプリチャージ電位が印加される。
また、マトリクス状に配置された複数の不揮発性メモリセルからなるフラッシュメモリアレイを備えた半導体記憶装置が知られている。この半導体記憶装置において、読出し用電流源は、読出し動作において、各々の主ビット線に並列的に電流を供給する。カラムスイッチ回路は、複数の主ビット線の中からアドレス信号で指定された主ビット線を共通ビット線に接続する。センスアンプは、読出し動作において、共通ビット線に伝達された読出し信号を入力し、共通ビット線に接続された主ビット線の電位と基準電位を比較して、読出し対象となる不揮発性メモリセルのドレインとソース間に電流が流れたか否かを検出する。
また、データ読出しのためにビット線に所定の読出し電位を与える読出し用充電トランジスタと、読出し時に非選択のビット線を接地電位にする読出し用放電トランジスタを有するプリチャージ手段と、を備えた半導体記憶装置が知られている。この半導体記憶装置において、非選択ビット線は接地電位に保持され、選択ビット線が予備充電後にフローティング状態となり、センスアンプに接続される。
特開2012−198961号公報 特開2007−172743号公報 特開2004−253135号公報
メモリセルに記憶されたデータの読出しに要する時間および電力は、半導体記憶装置の構成およびメモリセルに記憶されたデータの読出しシーケンスに依存する。
開示の技術は、一つの側面として、メモリセルに記憶されたデータの読出しに要する時間および電力を削減することを目的とする。
開示の技術に係る半導体記憶装置は、複数のビットラインと、前記複数のビットラインと交差する複数のセレクトゲートラインと、を含む。該半導体記憶装置は、各々が、前記複数のビットラインと前記複数のセレクトゲートラインとの各交差部に対応して配置されたpチャネル型のメモリトランジスタを含む複数のメモリセルを含む。該半導体記憶装置は、前記メモリトランジスタの各々に接続され、前記メモリセルに記憶されたデータを読み出す場合に所定の電位が印加されるソースラインを含む。該半導体記憶装置は、前記複数のビットラインの各々に接続された複数のpチャネル型のチャージングトランジスタを含む。該半導体記憶装置は、前記複数のチャージングトランジスタの各々に接続され、前記メモリセルに記憶されたデータを読み出す場合に所定の電位が印加されるチャージングラインと、を含む。該半導体記憶装置は、前記チャージングトランジスタのオンオフを制御する制御部を更に含む。該制御部は、データの読出しが行われる読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を、前記読出し対象メモリセルに対応するビットラインである読出し対象ビットラインに流す前に、前記チャージングトランジスタの各々をオン状態とする。該制御部は、前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を前記読出し対象ビットラインに流すときに、前記読出し対象ビットラインに接続されたチャージングトランジスタをオフ状態とする。
開示の技術は、一つの側面として、メモリセルに記憶されたデータの読出しに要する時間および電力を削減することができる、という効果を奏する。
開示の技術の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。 開示の技術の実施形態に係るメモリトランジスタの伝達特性の一例を示す図である。 開示の技術の実施形態に係る半導体記憶装置のデータ読出し時における動作の一例を示すタイムチャートである。 開示の技術の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。 開示の技術の実施形態に係る半導体記憶装置のデータ読出し時における動作の一例を示すタイムチャートである。
以下、開示の技術の実施形態の一例を図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素および部分には同一の参照符号を付与し、重複する説明は、適宜省略する。
[第1の実施形態]
図1は、開示の技術の第1の実施形態に係る半導体記憶装置10の構成を示す図である。半導体記憶装置10は複数のローカルビットラインLBL0、LBL1、LBL2、LBL3、ローカルビットラインに交差して設けられた複数のセレクトゲートラインSG0、SG1、SG2、SG3およびコントロールゲートラインCGを有する。
ローカルビットラインLBL0〜LBL3とセレクトゲートラインSG0〜SG3との各交差部に対応するように複数のメモリセルMCが配置されている。すなわち、半導体記憶装置10は、所謂NOR型の不揮発性半導体メモリを構成し、複数のメモリセルMCがマトリクス状に配置されている。メモリセルMCの各々は、直列接続されたセレクトトランジスタTsおよびフローティングゲート構造を有するメモリトランジスタTmを含んで構成されている。本実施形態において、メモリトランジスタTmおよびセレクトトランジスタTsは、それぞれ、pチャネル型のMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)で構成されている。
セレクトゲートラインSG0〜SG3には、それぞれ、複数のセレクトトランジスタTsのゲートが接続され、ローカルビットラインLBL0〜LBL3には、それぞれ、複数のセレクトトランジスタTsのドレインが接続されている。同一のローカルビットラインに接続された複数のメモリセルMCによってセクタが構成される。セレクトゲートラインSG0〜SG3は、セレクトゲート制御回路11に接続されている。セレクトゲート制御回路11は、セレクトゲートラインSG0〜SG3に所定の電位を印加することで、セレクトトランジスタTsのオンオフを制御する。セレクトゲート制御回路11は、メモリセルMCに記憶されたデータを読み出す場合に、データ読出し対象となるメモリセルMC(以下、読出し対象メモリセルともいう)に接続されたセレクトゲートラインにローレベルの電位Vssを印加することで、読出し対象メモリセルのセレクトトランジスタTsを選択する。
各メモリトランジスタTmのゲートは、共通のコントロールゲートラインCGに接続されている。コントロールゲートラインCGは、コントロールゲート制御回路12に接続されている。コントロールゲート制御回路12は、メモリセルMCへのデータの書き込み、メモリセルMCからのデータの読み出しおよびデータの消去を行う場合に、コントロールゲートラインCGを介して各メモリトランジスタTmのゲートに所定の電位を印加する。
各メモリトランジスタTmのソースは、共通のソースラインSLに接続されている。ソースラインSLは、ソースライン制御回路13に接続されている。ソースライン制御回路13は、メモリセルMCへのデータの書き込み、メモリセルMCからのデータの読み出しおよびデータの消去を行う場合に、ソースラインSLを介して各メモリトランジスタTmのソースに所定の電位を印加する。ソースライン制御回路13は、メモリセルMCに記憶されたデータを読み出す場合に、ソースラインSLにハイレベルの電位Vdd(>Vss)を印加する。
各ローカルビットラインLBL0〜LBL3の一端には、それぞれ、セクタセレクトトランジスタTss0、Tss1、Tss2およびTss3が接続されている。本実施形態において、セクタセレクトトランジスタTss0〜Tss3は、それぞれ、nチャネル型のMOSFETで構成されている。セクタセレクトトランジスタTss0〜Tss3は、ドレインが対応するローカルビットラインに接続され、ソースが共通のグローバルビットラインGBLに接続されている。セクタセレクトトランジスタTss0〜Tss3のゲートは、それぞれ、セクタセレクトラインY10、Y11、Y12およびY13に接続されている。セクタセレクトラインY10〜Y13は、セクタセレクト制御回路14に接続されている。セクタセレクト制御回路14は、セクタセレクトラインY10〜Y13に所定の電位を印加することで、セクタセレクトトランジスタTss0〜Tss3のオンオフを制御する。セクタセレクト制御回路14は、メモリセルMCに記憶されたデータを読み出す場合に、読出し対象メモリセルに対応するセクタセレクトラインに電位Vddを印加することで、当該セクタセレクトラインに接続されたセクタセレクトトランジスタをオン状態とする。
各ローカルビットラインLBL0〜LBL3の他端には、それぞれ、チャージングトランジスタTc0、Tc1、Tc2およびTc3が接続されている。本実施形態において、チャージングトランジスタTc0〜Tc3は、それぞれ、pチャネル型のMOSFETで構成されている。チャージングトランジスタTc0〜Tc3は、ドレインが対応するローカルビットラインに接続され、ソースが共通のチャージングラインCLに接続されている。チャージングラインCLは、チャージングライン制御回路15に接続されている。チャージングライン制御回路15は、メモリセルMCに記憶されたデータを読み出す場合に、チャージングラインCLに電位Vddを印加する。
ローカルビットラインLBL0およびLBL2にそれぞれ接続されたチャージングトランジスタTc0およびTc2のゲートは、チャージングゲートラインCGG0に接続されている。一方、ローカルビットラインLBL1およびLBL3にそれぞれ接続されたチャージングトランジスタTc1およびTc3のゲートは、チャージングゲートラインCGG1に接続されている。すなわち、互いに隣接するローカルビットラインに接続されたチャージングトランジスタの各々のゲートは、互いに異なるチャージングゲートラインに接続されている。チャージングゲートラインCGG0およびCGG1は、チャージングゲート制御回路16に接続されている。チャージングゲート制御回路16は、メモリセルMCに記憶されたデータを読み出す場合に、チャージングゲートラインCGG0およびCGG1に電位VddまたはVssを供給することで、チャージングトランジスタTc0〜Tc3のオンオフを制御する。
本実施形態において、セレクトトランジスタTs、メモリトランジスタTmおよびチャージングトランジスタTc0〜Tc3はそれぞれ、pチャネル型のMOSFETで構成されており、図1において破線で囲まれた共通のn型ウェル領域NW内に設けられている。ウェル電圧制御回路17は、n型ウェル領域NWに接続されており、メモリセルMCに記憶されたデータを読み出す場合に、n型ウェル領域NWに電位Vddを印加する。
なお、半導体記憶装置10に含まれるメモリセルMCの数は、適宜増減することが可能である。また、メモリセルMCの数に応じて、ローカルビットライン、セレクトゲートライン、チャージングトランジスタ、セクタセレクトトランジスタおよびセクタセレクトラインの数は適宜増減されることとなる。
ローカルビットラインLBL0〜LBL3は、開示の技術におけるビットラインの一例である。セレクトゲートラインSG0〜SG3は、開示の技術におけるセレクトゲートラインの一例である。メモリセルMCは、開示の技術におけるメモリセルの一例であり、メモリトランジスタTmは、開示の技術におけるメモリトランジスタの一例である。ソースラインSLは、開示の技術におけるソースラインの一例である。チャージングトランジスタTc0〜Tc3は、開示の技術におけるチャージングトランジスタの一例である。チャージングラインCLは、開示の技術におけるチャージングラインの一例である。チャージングゲート制御回路16は、開示の技術における制御部の一例である。チャージングゲートラインCGG0およびCGG1は、開示の技術における制御線の一例である。
以下に、半導体記憶装置10のメモリセルMCに記憶されたデータの読出し動作について説明する。図2は、メモリトランジスタTmの伝達特性の一例を示す図であり、横軸は、コントロールゲートラインCG(メモリトランジスタTmのゲート)に印加される電圧Vcgを示し、縦軸は、メモリトランジスタTmのドレイン電流Idの絶対値を示す。図2において、実線のカーブは、メモリトランジスタTmのフローティングゲートに蓄積された電荷の量が相対的に大きいプログラム状態における伝達特性である。図2において、破線のカーブは、メモリトランジスタTmのフローティングゲートに蓄積された電荷の量が相対的に小さい消去状態における伝達特性である。半導体記憶装置10において、例えば、プログラム状態をデータ“1”に対応させ、消去状態をデータ“0”に対応させてデータの記憶を行ってもよい。
メモリトランジスタTmは、消去状態におけるゲート閾値電圧Vth1と、プログラム状態におけるゲート閾値電圧Vth2が互いに異なる。図2に示す例では、消去状態におけるゲート閾値電圧Vth1が負となり、プログラム状態におけるゲート閾値電圧Vth2が正となっている。メモリセルMCに記憶されたデータを読み出す場合には、電位VddをコントロールゲートラインCGに印加する。これにより、プログラム状態にあるメモリトランジスタTmには相対的に大きい電流が流れ、消去状態にあるメモリトランジスタTmには相対的に小さい電流が流れる。従って、メモリトランジスタTmに流れる電流の大小を判定することで、該メモリトランジスタTmに記憶されたデータ“0”および“1”を判別することが可能である。
図3は、半導体記憶装置10のデータ読出し時における動作の一例を示すタイムチャートである。ここでは、初めに図1に示すメモリセルMC00からデータを読み出し、続いて、図1に示すメモリセルMC11からデータを読み出す場合の動作を例示する。
データ読出しシーケンスが開始されるとコントロールゲート制御回路12は、電位VddをコントロールゲートラインCGに印加する。また、ソースライン制御回路13は、ソースラインSLに電位Vddを印加する。また、チャージングライン制御回路15は、チャージングラインCLに電位Vddを印加する。また、ウェル電圧制御回路17は、n型ウェル領域NWに電位Vddを印加する。なお、コントロールゲートラインCG、ソースラインSL、チャージングラインCLおよびn型ウェル領域NWは、メモリセルMCからのデータの読出し期間中、一定の電位に固定されるので、図3に示すタイムチャートにはこれらの電位の図示は省略されている。
時刻t1よりも前のスタンバイ状態において、チャージングゲート制御回路16は、チャージングゲートラインCGG0およびCGG1にローレベルの電位Vssを印加する。これにより、チャージングトランジスタTc0〜Tc3は、それぞれオン状態となり、チャージングラインCLに印加されている電位Vddが、全てのローカルビットラインLBL0〜LBL3に印加される。すなわち、全てのローカルビットラインLBL0〜LBL3が、電位Vddでプリチャージされる。また、スタンバイ状態において、セレクトゲート制御回路11は、全てのセレクトゲートラインSG0〜SG3にハイレベルの電位Vddを印加する。これにより、全てのメモリセルMCのセレクトトランジスタTsはオフ状態とされる。また、スタンバイ状態において、セクタセレクト制御回路14は、全てのセクタセレクトラインY10〜Y13にローレベルの電位Vssを印加する。これにより、全てのセクタセレクトトランジスタTss0〜Tss3はオフ状態とされる。
時刻t1において、アドレスラッチ信号LATがローレベルに遷移すると、半導体記憶装置10の外部から供給されるアドレス信号ADDが半導体記憶装置10に取り込まれる。そして、アドレス信号ADDによって示される読出しアドレスに対応するメモリセルMC00からのデータの読出しが開始される。
時刻t1において、セレクトゲート制御回路11は、読出し対象メモリセルMC00が接続されたセレクトゲートラインSG0にローレベルの電位Vssを印加する。これにより、セレクトゲートラインSG0に接続されたセレクトトランジスタTsの各々は、オン状態とされる。一方、他のセレクトゲートラインSG1〜SG3の電位はVddに維持され、セレクトゲートラインSG1〜SG3に接続されたセレクトトランジスタTsの各々は、オフ状態を維持する。
時刻t2において、チャージングゲート制御回路16は、読出し対象メモリセルMC00が接続されたローカルビットライン(以下、読出し対象ローカルビットラインと称する)LBL0に対応するチャージングゲートラインCGG0にハイレベルの電位Vddを印加する。これにより、チャージングトランジスタTc0はオフ状態とされ、読出し対象ローカルビットラインLBL0は、チャージングラインCLから切り離される。読出し対象ローカルビットラインLBL0は、フローティング状態となるが、電位Vddが維持される。なお、チャージングゲートラインCGG0にハイレベルの電位Vddが印加されることで、チャージングトランジスタTc2もオフ状態とされ、ローカルビットラインLBL2もフローティング状態とされる。一方、チャージングゲート制御回路16は、チャージングゲートラインCGG1への電位Vssの印加を維持する。これにより、チャージングトランジスタTc1およびTc3はオン状態に維持され、読出し対象ローカルビットラインLBL0に隣接するローカルビットラインLBL1に電位Vddが印加された状態が維持される。ローカルビットラインLBL3についても同様である。
また、時刻t2において、セクタセレクト制御回路14は、読出し対象ローカルビットラインLBL0に対応するセクタセレクトラインY10にハイレベルの電位Vddを印加する。これにより、セクタセレクトトランジスタTss0がオン状態とされ、読出し対象ローカルビットラインLBL0がグローバルビットラインGBLに接続される。セクタセレクト制御回路14は、他のセクタセレクトラインY11〜Y13にはローレベルの電位Vssの印加を維持して、セクタセレクトトランジスタTss1〜Tss3のオフ状態を維持する。
セクタセレクトトランジスタTss0がオン状態とされることで、読出し対象メモリセルMC00に記憶されたデータに応じた電流(以下において読出し電流という)Ir1が、読出し対象ローカルビットラインLBL0を経由してグローバルビットラインGBLに流れる。図3において、メモリセルMC00が、プログラム状態である場合のローカルビットラインLBL0の電位が実線で示され、消去状態である場合のローカルビットラインLBL0の電位が破線で示されている。また、図3において、メモリセルMC00がプログラム状態である場合の読出し電流Ir1が実線で示され、消去状態である場合の読出し電流Ir1が破線で示されている。読出し電流Ir1は、センスアンプ(図示せず)によって基準電流と比較され、読出し対象メモリセルMC00に記憶されたデータが判別される。
その後、アドレスラッチ信号LATがハイレベルに遷移し、アドレス信号ADDによって示される読出しアドレスがMC00からMC11に遷移する。
時刻t3において、アドレスラッチ信号LATがローレベルに遷移すると新たなアドレス信号ADDが半導体記憶装置10に取り込まれ、新たなアドレス信号ADDによって示される読出しアドレスに対応するメモリセルMC11からのデータの読出しが開始される。
時刻t3において、チャージングゲート制御回路16は、チャージングゲートラインCGG0にローレベルの電位Vssを印加する。これにより、チャージングトランジスタTc0およびTc2はオン状態とされ、ローカルビットラインLBL0およびLBL2は、電位Vddでプリチャージされる。なお、プリチャージ電位は、ソースラインSLに印加される電位Vddと同じであるため、先のメモリセルMC00からのデータの読出し期間中、ローカルビットラインLBL2に充電された電荷は、外部に流出ない。従って、時刻t3において、チャージングトランジスタTc2がオン状態とされても、ローカルビットラインLBL2には充電電流は殆ど流れない。
時刻t3において、セレクトゲート制御回路11は、セレクトゲートラインSG0にハイレベルの電位Vddを印加するとともに新たにデータ読出し対象とされたメモリセルMC11が接続されたセレクトゲートラインSG1にローレベルの電位Vssを印加する。これにより、セレクトゲートラインSG0に接続されたセレクトトランジスタTsの各々はオフ状態とされ、セレクトゲートラインSG1に接続されたセレクトトランジスタTsの各々はオン状態とされる。他のセレクトゲートラインSG2およびSG3の電位は、Vddに維持され、これらに接続されたセレクトトランジスタTsの各々は、オフ状態を維持する。
また、時刻t3において、セクタセレクト制御回路14は、セクタセレクトラインY10にローレベルの電位Vssを印加する。これにより、セクタセレクトトランジスタTss0がオフ状態とされ、ローカルビットラインLBL0がグローバルビットラインGBLから切り離される。
時刻t4において、チャージングゲート制御回路16は、読出し対象ローカルビットラインLBL1に対応するチャージングゲートラインCGG1にハイレベルの電位Vddを印加する。これにより、チャージングトランジスタTc1はオフ状態とされ、読出し対象ローカルビットラインLBL1は、チャージングラインCLから切り離される。読出し対象ローカルビットラインLBL1は、フローティング状態となるが、電位Vddが維持される。なお、チャージングゲートラインCGG1にハイレベルの電位Vddが印加されることで、チャージングトランジスタTc3もオフ状態とされ、ローカルビットラインLBL3もフローティング状態とされる。一方、チャージングゲート制御回路16は、チャージングゲートラインCGG0へのローレベルの電位Vssの印加を維持する。これにより、チャージングトランジスタTc0およびTc2はオン状態を維持し、読出し対象ローカルビットラインLBL1に隣接するローカルビットラインLBL0およびLBL2に電位Vddが印加された状態が維持される。
また、時刻t4において、セクタセレクト制御回路14は、読出し対象ローカルビットラインLBL1に対応するセクタセレクトラインY11にハイレベルの電位Vddを印加する。これにより、セクタセレクトトランジスタTss1がオン状態とされ、読出し対象ローカルビットラインLBL1がグローバルビットラインGBLに接続される。セクタセレクト制御回路14は、他のセクタセレクトラインY10、Y12およびY13へはローレベルの電位Vssの印加を維持して、セクタセレクトトランジスタTss0、Tss2およびTss3のオフ状態を維持する。
セクタセレクトトランジスタTss1がオン状態とされることで、読出し電流Ir1が、読出し対象ローカルビットラインLBL1を経由してグローバルビットラインGBLに流れる。図3において、メモリセルMC11が、プログラム状態である場合のローカルビットラインLBL1の電位が実線で示され、消去状態である場合のローカルビットラインLBL1の電位が破線で示されている。また、図3において、メモリセルMC11がプログラム状態である場合の読出し電流Ir1が実線で示され、消去状態である場合の読出し電流Ir1が破線で示されている。読出し電流Ir1は、センスアンプ(図示せず)によって基準電流と比較され、読出しメモリセルMC11に記憶されたデータが判別される。
以上のように、半導体記憶装置10によれば、メモリセルに記憶されたデータに応じた読出し電流Ir1を読出し対象ローカルビットラインに流す前に、全てのチャージングトランジスタTc0〜Tc3がオン状態とされる。これにより、全てのローカルビットラインLBL0〜LBL3が電位Vddでプリチャージされる。すなわち、センスアンプによる読出し電流Ir1のセンシング開始時点において、読出し対象ローカルビットラインの電位は常にVddとされる。このように、読出し電流Ir1のセンシング開始時点における読出し対象ローカルビットラインの電位を一定とすることで、読出し電流Ir1が安定し、センスアンプがデータの判別に要する時間を短縮することができる。すなわち、半導体記憶装置10によれば、データの読出しに要する時間を短縮することができる。また、半導体記憶装置10によれば、読出し電流Ir1を読出し対象ローカルビットラインに流すときに、読出し対象ローカルビットラインに接続されたチャージングトランジスタがオフ状態とされる。これにより、読出し対象ローカルビットラインは、チャージングラインから切り離され、チャージングラインから電流が流れ続けることがなくなる。従って、読出し電流Ir1のセンシング時に、読出し対象ローカルビットラインに接続されたチャージングトランジスタのオン状態を維持する場合と比較して、消費電力を抑制することができる。
また、半導体記憶装置10によれば、メモリセルMCに記憶されたデータの読出し期間中、ソースラインSLとチャージングラインCLとが同電位に維持される。また、ローカルビットラインLBL0〜LBL3は、対応するチャージングトランジスタTc0〜Tc3のオンオフに応じて、チャージングラインCLの電位Vddが印加された状態またはチャージングラインから切り離された状態とされる。これにより、読出し対象ローカルビットライン以外のローカルビットラインにおいては、プリチャージによって蓄積された電荷が放電しないので、ローカルビットラインにおいて充放電を繰り返す方式と比較して消費電力を小さくすることが可能となる。チャージングトランジスタTc0〜Tc3、メモリトランジスタTmおよびセレクトトランジスタTsをそれぞれ同一の導電型のトランジスタで構成することで、ソースラインSLおよびチャージングラインCLを同電位とすることが可能となる。
また、半導体記憶装置10によれば、読出し電流Ir1を読出し対象ローカルビットラインに流すときに、読出し対象ローカルビットラインに隣接するローカルビットライン(以下、隣接ローカルビットラインともいう)に接続されたチャージングトランジスタがオン状態とされる。すなわち、読出し電流Ir1が読出し対象ローカルビットラインに流れる間、隣接ローカルビットラインの電位はVddとされる。このように、隣接ローカルビットラインの電位を固定することにより、ローカルビットライン間の容量結合が安定する。その結果、読出し電流Ir1の安定化を図ることができ、センスアンプにおいて、読出し電流Ir1のセンシングをより高速で行うことが可能となる。
また、半導体記憶装置10によれば、図3に示されるように、チャージングトランジスタの各々がオン状態とされるタイミング(例えば時刻t3)で、読出し対象メモリセルに対応するセレクトゲートラインに電位Vssが印加され、当該読出し対象メモリセルが選択される。すなわち、ローカルビットラインのプリチャージ期間と、読出し対象メモリセルにおけるセレクトトランジスタTsのオン状態への移行期間とがオーバーラップしている。ローカルビットラインのプリチャージ期間およびセレクトトランジスタTsのオン状態への移行期間は、ある程度の時間幅が必要となる。従って、これらの期間をオーバーラップさせることで、ローカルビットラインのプリチャージの完了を待ってメモリセルの選択を行う場合と比較して、データの読出しに要する期間を短縮することができる。
[第2の実施形態]
図4は、開示の技術の第2の実施形態に係る半導体記憶装置10Aの構成を示す図である。第2の実施形態に係る半導体記憶装置10Aは、読出し電流Ir1に基づいて、読出し対象メモリセルに記憶されたデータの判別を行う回路部分を更に含む。すなわち、第2の実施形態に係る半導体記憶装置10Aは、第1の実施形態に係る半導体記憶装置10の構成に対して、トランジスタM1〜M4およびセンスアンプ20を更に含む。本実施形態において、トランジスタM1〜M4は、それぞれ、pチャネル型のMOSFETで構成されている。
トランジスタM1およびM2は、グローバルビットラインGBLと電位Vssが印加される電源ラインPLとの間に直列接続されている。トランジスタM1は、ソースがグローバルビットラインGBLに接続され、ドレインがトランジスタM2のソースに接続されている。トランジスタM1のゲートにはインバータ22を介して読出し制御信号Srが入力される。トランジスタM1は、読出し制御信号Srによってオンオフが制御される。
トランジスタM2は、ドレインが電源ラインPLに接続され、ゲートが自身のソースに接続されている。トランジスタM3は、ドレインが電源ラインPLに接続され、ゲートがトランジスタM2のゲートに接続され、ソースがセンスアンプの一方の入力端子に接続されている。トランジスタM3は、トランジスタM2とともにカレントミラー回路を構成し、グローバルビットラインGBLに流れる読出し電流Ir1の大きさに応じた大きさの電流Ir2をセンスアンプ20の一方の入力端子に流す。
トランジスタM4は、ドレインが電源ラインPLに接続され、ソースがセンスアンプ20の他方の入力端子に接続されている。トランジスタM4のゲートには、基準電圧Vrefが印加されており、トランジスタM4は、基準電圧Vrefの大きさに応じた大きさの基準電流Irefをセンスアンプ20の他方の入力端子に流す。
センスアンプ20は、外部から供給されるイネーブル信号SAEに応じて活性化される。活性化されたセンスアンプ20は、一方の入力端子に流れる電流Ir2の大きさと、他方の入力端子に流れる基準電流Irefの大きさとの比較結果を示す出力電圧を出力端子21から出力する。例えば、センスアンプ20は、電流Ir2の大きさが、基準電流Irefの大きさよりも大きい場合にはハイレベルの出力電圧を出力し、電流Ir2の大きさが、基準電流Irefの大きさよりも小さい場合にはローベルの出力電圧を出力する。すなわち、センスアンプ20は、基準電流Irefに対する電流Ir2の大小を判定することで、読出し対象メモリセルに記憶されたデータの判別結果を出力する。なお、センスアンプ20は、開示の技術における出力部の一例である。
図5は、半導体記憶装置10Aのデータ読出し時における動作の一例を示すタイムチャートである。ここでは、初めに図4に示すメモリセルMC00からデータを読み出し、続いて図4に示すメモリセルMC11からデータを読み出す場合を例示する。
時刻t1において、アドレスラッチ信号LATがローレベルに遷移すると、アドレス信号ADDが半導体記憶装置10Aに取り込まれる。そして、アドレス信号ADDによって示される読出しアドレスに対応するメモリセルMC00からのデータの読出しが開始される。
時刻t1において、セレクトゲート制御回路11は、読出し対象メモリセルMC00が接続されたセレクトゲートラインSG0にローレベルの電位Vssを印加する。これにより、セレクトゲートラインSG0に接続されたセレクトトランジスタTsの各々は、オン状態とされる。一方、他のセレクトゲートラインSG1〜SG3の電位はVddに維持され、セレクトゲートラインSG1〜SG3に接続されたセレクトトランジスタTsの各々は、オフ状態を維持する。
また、時刻t1において、セクタセレクト制御回路14は、読出し対象ローカルビットラインLBL0に対応するセクタセレクトラインY10にハイレベルの電位Vddを印加する。これにより、セクタセレクトトランジスタTss0がオン状態とされ、読出し対象ローカルビットラインLBL0がグローバルビットラインGBLに接続される。このように、第2の実施形態に係る半導体記憶装置10Aにおいては、セレクトトランジスタTsをオン状態とするタイミングと同じタイミングで、セクタセレクトトランジスタをオン状態としている。これは、半導体記憶装置10Aにおいては、読出し電流Ir1が流れる電流経路の開閉をトランジスタM1が担うためである。セクタセレクト制御回路14は、他のセクタセレクトラインY11〜Y13にはローレベルの電位Vssの印加を維持して、セクタセレクトトランジスタTss1〜Tss3のオフ状態を維持する。
時刻t2において、チャージングゲート制御回路16は、読出し対象ローカルビットラインLBL0に対応するチャージングゲートラインCGG0にハイレベルの電位Vddを印加する。これにより、チャージングトランジスタTc0はオフ状態とされ、読出し対象ローカルビットラインLBL0は、チャージングラインCLから切り離される。読出し対象ローカルビットラインLBL0は、フローティング状態となるが、電位Vddが維持される。なお、チャージングゲートラインCGG0にハイレベルの電位Vddが印加されることで、チャージングトランジスタTc2もオフ状態とされ、ローカルビットラインLBL2もフローティング状態とされる。一方、チャージングゲート制御回路16は、チャージングゲートラインCGG1への電位Vssの印加を維持する。これにより、チャージングトランジスタTc1およびTc3はオン状態に維持され、読出し対象ローカルビットラインLBL0に隣接するローカルビットラインLBL1に電位Vddが印加された状態が維持される。ローカルビットラインLBL3についても同様である。
また、時刻t2において、ハイレベルの読出し制御信号Srがインバータ22に入力される。インバータ22は、ハイレベルの読出し制御信号Srを反転させた信号を、トランジスタM1のゲートに供給する。これにより、トランジスタM1がオン状態とされる。
セクタセレクトトランジスタTss0およびトランジスタM1の双方がオン状態とされることで、メモリセルMC00に記憶されたデータに応じた読出し電流Ir1が、読出し対象ローカルビットラインLBL0を経由してグローバルビットラインGBLに流れる。図3において、メモリセルMC00が、プログラム状態である場合のローカルビットラインLBL0の電位が実線で示され、消去状態である場合のローカルビットラインLBL0の電位が破線で示されている。また、図5において、メモリセルMC00が、プログラム状態である場合の読出し電流Ir1が実線で示され、消去状態である場合の読出し電流Ir1が破線で示されている。
時刻t2において、イネーブル信号SAEがローレベルに遷移すると、センスアンプ20が活性化される。読出し電流Ir1の大きさに応じた大きさの電流Ir2は、センスアンプ20によって基準電流Irefと比較され、読出し対象メモリセルMC00に記憶されたデータが判別される。
その後、アドレスラッチ信号LATがハイレベルに遷移し、アドレス信号ADDによって示される読出しアドレスがMC00からMC11に遷移する。
時刻t3において、アドレスラッチ信号LATがローレベルに遷移するとアドレス信号ADDが半導体記憶装置10Aに取り込まれ、新たなアドレス信号ADDによって示される読出しアドレスに対応するメモリセルMC11からのデータの読出しが開始される。
時刻t3において、チャージングゲート制御回路16は、チャージングゲートラインCGG0にローレベルの電位Vssを印加する。これにより、チャージングトランジスタTc0およびTc2はオン状態とされ、ローカルビットラインLBL0およびLBL2は、電位Vddでプリチャージされる。なお、プリチャージ電位は、ソースラインSLに印加される電位Vddと同じであるため、先のメモリセルMC00からのデータの読出し期間中、ローカルビットラインLBL2に充電された電荷は、外部に流出ない。従って、時刻t3において、チャージングトランジスタTc2がオン状態とされても、ローカルビットラインLBL2には充電電流は殆ど流れない。
時刻t3において、セレクトゲート制御回路11は、セレクトゲートラインSG0にハイレベルの電位Vddを印加するとともに新たにデータ読出し対象とされたメモリセルMC11が接続されたセレクトゲートラインSG1にローレベルの電位Vssを印加する。これにより、セレクトゲートラインSG0に接続されたセレクトトランジスタTsの各々はオフ状態とされ、セレクトゲートラインSG1に接続されたセレクトトランジスタTsの各々はオン状態とされる。他のセレクトゲートラインSG2およびSG3の電位は、Vddに維持され、これらに接続されたセレクトトランジスタTsの各々は、オフ状態を維持する。
また、時刻t3において、セクタセレクト制御回路14は、セクタセレクトラインY10にローレベルの電位Vssを印加するとともに読出し対象ローカルビットラインLBL1に対応するセクタセレクトラインY11にハイレベルの電位Vddを印加する。これにより、セクタセレクトトランジスタTss0がオフ状態とされ、ローカルビットラインLBL0がグローバルビットラインGBLから切り離される。一方、セクタセレクトトランジスタTss1がオン状態とされ、読出し対象ローカルビットラインLBL1がグローバルビットラインGBLに接続される。セクタセレクト制御回路14は、他のセクタセレクトラインY12およびY13へはローレベルの電位Vssの印加を維持して、セクタセレクトトランジスタTss2およびTss3のオフ状態を維持する。
また、時刻t3において、読出し制御信号Srがローレベルに遷移することによってトランジスタM1がオフ状態となり、イネーブル信号SAEがハイレベルに遷移することによってセンスアンプ20が非活性状態となる。
時刻t4において、チャージングゲート制御回路16は、読出し対象ローカルビットラインLBL1に対応するチャージングゲートラインCGG1にハイレベルの電位Vddを印加する。これにより、チャージングトランジスタTc1はオフ状態とされ、読出し対象ローカルビットラインLBL1は、チャージングラインCLから切り離される。読出し対象ローカルビットラインLBL1は、フローティング状態となるが、電位Vddが維持される。なお、チャージングゲートラインCGG1にハイレベルの電位Vddが印加されることで、チャージングトランジスタTc3もオフ状態とされ、ローカルビットラインLBL3もフローティング状態とされる。一方、チャージングゲート制御回路16は、チャージングゲートラインCGG0へのローレベルの電位Vssの印加を維持する。これにより、チャージングトランジスタTc0およびTc2はオン状態を維持し、読出し対象ローカルビットラインLBL1に隣接するローカルビットラインLBL0およびLBL2に電位Vddが印加された状態が維持される。
また、時刻t4において、ハイレベルの読出し制御信号Srがインバータ22に入力される。インバータ22は、ハイレベルの読出し制御信号Srを反転させた信号を、トランジスタM1のゲートに供給する。これにより、トランジスタM1がオン状態とされる。
セクタセレクトトランジスタTss1およびトランジスタM1の双方がオン状態とされることで、メモリセルMC11に記憶されたデータに応じた読出し電流Ir1が、読出し対象ローカルビットラインLBL1を経由してグローバルビットラインGBLに流れる。図5において、メモリセルMC11が、プログラム状態である場合のローカルビットラインLBL1の電位が実線で示され、消去状態である場合のローカルビットラインLBL0の電位が破線で示されている。また、図5において、メモリセルMC11が、プログラム状態である場合の読出し電流Ir1が実線で示され、消去状態である場合の読出し電流Ir1が破線で示されている。
時刻t4において、イネーブル信号SAEがローレベルに遷移すると、センスアンプ20が活性化される。読出し電流Ir1の大きさに応じた大きさの電流Ir2は、センスアンプ20によって基準電流Irefと比較され、読出し対象メモリセルMC11に記憶されたデータが判別される。
開示の技術の第2の実施形態に係る半導体記憶装置10Aによれば、第1の実施形態に係る半導体記憶装置10と同様、メモリセルに記憶されたデータの読出しに要する時間および電力を削減することが可能となる。
また、センスアンプ20は、イネーブル信号SAEに応じて間欠的に活性化されるので、センスアンプ20を常時活性化状態とする場合と比較して消費電力を抑制することが可能となる。
また、半導体記憶装置10Aにおいて、セレクトトランジスタTs、メモリトランジスタTmおよびチャージングトランジスタTc0〜Tc3はそれぞれ、pチャネル型のMOSFETで構成されている。そして、メモリセルMCが高電位側(Vdd側)に配置され、センスアンプ20が低電位側(Vss側)に配置されている。これにより、メモリセルMCから読み出された読出し電流Ir1は、ローカルビットラインおよびグローバルビットラインGBLを経由して、電位Vss(<Vdd)が印加される電源ラインPLに向けて流れる。
仮に、メモリセルMCをセンスアンプ20に対して低電位側に配置した場合には、上記各トランジスタは、nチャネル型のトランジスタで構成されることになる。この構成の場合、各ローカルビットラインをプリチャージする場合には、Vssレベルからのチャージアップが必要となるので、プリチャージに比較的長い時間を要する。また、次のメモリセルMCからのデータの読出しに際し、前回の読み出し対象ローカルビットラインに対するディスチャージと次の読み出し対象ローカルビットラインに対するチャージアップを行う必要があり、電力消費量も比較的大きくなる。
一方、上記各トランジスタをpチャネル型のトランジスタで構成し、メモリセルMCをセンスアンプ20に対して高電位側に配置した場合には、チャージングラインとソースラインが同電位(Vdd)なので、セレクトゲートラインの立ち上げと並行して各ローカルビットラインのプリチャージを行うことができる。従って、トランジスタM1をオン状態とした後、直ちに読出し電流Ir1のセンシングを行うことができる。このため、メモリセルMCをセンスアンプ20に対して低電位側に配置した場合と比較して、データの読出し時間を短くすることができる。また、次のメモリセルMCからのデータの読出しに際し、前回の読み出し対象ローカルビットラインをプリチャージすれば足りる。また、その場合も、当該ローカルビットラインの電位からのチャージアップで足り、必ずしもVssレベルからのチャージアップを要しない。このため、メモリセルMCをセンスアンプ20に対して低電位側に配置した場合と比較して、電力消費量を小さくすることができる。
以上の第1および第2の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
複数のビットラインと、
前記複数のビットラインと交差する複数のセレクトゲートラインと、
各々が、前記複数のビットラインと前記複数のセレクトゲートラインとの各交差部に対応して配置されたpチャネル型のメモリトランジスタを含む複数のメモリセルと、
前記メモリトランジスタの各々に接続され、前記メモリセルに記憶されたデータを読み出す場合に所定の電位が印加されるソースラインと、
前記複数のビットラインの各々に接続された複数のpチャネル型のチャージングトランジスタと、
前記複数のチャージングトランジスタの各々に接続され、前記メモリセルに記憶されたデータを読み出す場合に所定の電位が印加されるチャージングラインと、
前記複数のメモリセルのうち、データの読出しが行われる読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を、前記複数のビットラインのうちの前記読出し対象メモリセルに対応するビットラインである読出し対象ビットラインに流す前に、前記チャージングトランジスタの各々をオン状態とし、前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を前記読出し対象ビットラインに流すときに、前記読出し対象ビットラインに接続されたチャージングトランジスタをオフ状態とする制御部と、
を含む半導体記憶装置。
(付記2)
前記メモリセルに記憶されたデータの読出し期間中、前記ソースラインと前記チャージングラインとが同電位に維持される
付記1に記載の半導体記憶装置。
(付記3)
前記複数のビットラインの各々は、前記メモリセルに記憶されたデータの読出し期間中、前記チャージングトランジスタのオンオフに応じて前記チャージングラインの電位が印加された状態または前記チャージングラインから切り離された状態とされる
付記1または付記2に記載の半導体記憶装置。
(付記4)
前記制御部は、前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を前記読出し対象ビットラインに流すときに、前記読出し対象ビットラインに隣接するビットラインに接続されたチャージングトランジスタをオン状態とする
付記1から付記3のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
(付記5)
前記複数のビットラインのうち、互いに隣接するビットラインに接続されたチャージングトランジスタの各々のゲートは、互いに異なる制御線を介して前記制御部に接続されている
付記1から付記4のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
(付記6)
前記チャージングトランジスタの各々がオン状態とされるタイミングで、前記複数のセレクトゲートラインのうち、前記読出し対象メモリセルに対応するセレクトゲートラインに所定の電位が印加され当該読出し対象メモリセルが選択される
付記1から付記5のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
(付記7)
前記読出し対象メモリセルが選択されるタイミングにおいて、前記複数のビットラインの各々は同電位である
付記1から付記6のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
(付記8)
前記複数のビットラインの各々に接続され、前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流の大きさに応じた出力電圧を出力する出力部を更に含む
付記1から付記7のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
(付記9)
前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流は、前記チャージングラインおよび前記ソースラインの電位よりも低い電位を有する低電位ラインに向けて流れるように構成された
付記8に記載の半導体記憶装置。
(付記10)
前記出力部は、前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流の大きさを、基準電流の大きさと比較した結果を前記出力電圧として出力する
付記8または付記9に記載の半導体記憶装置。
(付記11)
前記複数のビットラインの各々に接続されたグローバルビットラインを更に含む
付記1から付記10のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
(付記12)
前記複数のビットラインの各々と前記グローバルビットラインとの間に設けられた複数のセクタセレクトトンランジスタを更に含む
付記11に記載の半導体記憶装置。
(付記13)
前記複数のメモリセルの各々は、対応するビットラインおよび対応するセレクトゲートラインに接続されたセレクトトランジスタと、前記セレクトトランジスタに接続された前記メモリトランジスタと、を含む
付記1から付記12のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
(付記14)
前記メモリトランジスタは、フローティングゲート構造を有する付記1から付記13のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
(付記15)
複数のビットラインと、前記複数のビットラインと交差する複数のセレクトゲートラインと、各々が、前記複数のビットラインと前記複数のセレクトゲートラインとの各交差部に対応して配置されたpチャネル型のメモリトランジスタを含む複数のメモリセルと、前記メモリトランジスタの各々に接続されたソースラインと、を含む半導体記憶装置の前記メモリセルに記憶されたデータの読出し方法であって、
前記複数のメモリセルのうち、データの読出しが行われる読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を、前記複数のビットラインのうちの前記読出し対象メモリセルに対応するビットラインである読出し対象ビットラインに流す前に、前記ビットラインの各々に所定の電位を有するチャージングラインに接続し、前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を前記読出し対象ビットラインに流すときに、前記読出し対象ビットラインを前記チャージングラインから切り離し、
前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を、前記チャージングラインおよび前記ソースラインの電位よりも低い電位を有する低電位ラインに向けて流す
読出し方法。
(付記16)
前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を前記読出し対象ビットラインに流す前に、前記ビットラインの各々に前記ソースラインの電位と同じ電位を印加する
付記15に記載の読出し方法。
(付記17)
前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を前記読出し対象ビットラインに流すときに、前記読出し対象ビットラインに隣接するビットラインに前記所定の電位を印加する
付記16に記載の読出し方法。
(付記18)
前記ビットラインの各々に前記所定の電位を印加するタイミングで、前記複数のセレクトゲートラインのうち、前記読出し対象メモリセルに対応するセレクトゲートラインに所定の電位を印加して当該読出し対象メモリセルを選択する
付記15から付記17のいずれか1つに記載の読出し方法。
(付記19)
前記読出し対象メモリセルを選択するタイミングにおいて、前記複数のビットラインの各々を同電位にする
付記15から付記18のいずれか1つに記載の読出し方法。
10、10A、10B 半導体記憶装置
11 セレクトゲート制御回路
12 コントロールゲート制御回路
13 ソースライン制御回路
14 セクタセレクト制御回路
15 チャージングライン制御回路
16 チャージングゲート制御回路
17 ウェル電圧制御回路
20 センスアンプ
LBL0〜LBL3 ローカルビットライン
GBL グローバルビットライン
SG0〜SG3 セレクトゲートライン
Y10〜Y13 セクタセレクトライン
CG コントロールゲートライン
SL ソースライン
CL チャージングライン
CGG0、CGG1 チャージングゲートライン
MC メモリセル
Tm メモリトランジスタ
Ts セレクトトランジスタ
Tc0〜Tc3 チャージングトランジスタ
Tss1〜Tss3 セクタセレクトトランジスタ

Claims (13)

  1. 複数のビットラインと、
    前記複数のビットラインと交差する複数のセレクトゲートラインと、
    各々が、前記複数のビットラインと前記複数のセレクトゲートラインとの各交差部に対応して配置されたpチャネル型のメモリトランジスタを含む複数のメモリセルと、
    前記メモリトランジスタの各々に接続され、前記メモリセルに記憶されたデータを読み出す場合に所定の電位が印加されるソースラインと、
    前記複数のビットラインの各々に接続された複数のpチャネル型のチャージングトランジスタと、
    前記複数のチャージングトランジスタの各々に接続され、前記メモリセルに記憶されたデータを読み出す場合に所定の電位が印加されるチャージングラインと、
    前記複数のメモリセルのうち、データの読出しが行われる読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を、前記複数のビットラインのうちの前記読出し対象メモリセルに対応するビットラインである読出し対象ビットラインに流す前に、前記チャージングトランジスタの各々をオン状態とし、前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を前記読出し対象ビットラインに流すときに、前記読出し対象ビットラインに接続されたチャージングトランジスタをオフ状態とする制御部と、
    を含む半導体記憶装置。
  2. 前記メモリセルに記憶されたデータの読出し期間中、前記ソースラインと前記チャージングラインとが同電位に維持される
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記複数のビットラインの各々は、前記メモリセルに記憶されたデータの読出し期間中、前記チャージングトランジスタのオンオフに応じて前記チャージングラインの電位が印加された状態または前記チャージングラインから切り離された状態とされる
    請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記制御部は、前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を前記読出し対象ビットラインに流すときに、前記読出し対象ビットラインに隣接するビットラインに接続されたチャージングトランジスタをオン状態とする
    請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
  5. 前記複数のビットラインのうち、互いに隣接するビットラインに接続されたチャージングトランジスタの各々のゲートは、互いに異なる制御線を介して前記制御部に接続されている
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記チャージングトランジスタの各々がオン状態とされるタイミングで、前記複数のセレクトゲートラインのうち、前記読出し対象メモリセルに対応するセレクトゲートラインに所定の電位が印加され当該読出し対象メモリセルが選択される
    請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
  7. 前記読出し対象メモリセルが選択されるタイミングにおいて、前記複数のビットラインの各々は同電位である
    請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
  8. 前記複数のビットラインの各々に接続され、前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流の大きさに応じた出力電圧を出力する出力部を更に含む
    請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
  9. 前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流は、前記チャージングラインおよび前記ソースラインの電位よりも低い電位を有する低電位ラインに向けて流れるように構成された
    請求項8に記載の半導体記憶装置。
  10. 複数のビットラインと、前記複数のビットラインと交差する複数のセレクトゲートラインと、各々が、前記複数のビットラインと前記複数のセレクトゲートラインとの各交差部に対応して配置されたpチャネル型のメモリトランジスタを含む複数のメモリセルと、前記メモリトランジスタの各々に接続されたソースラインと、を含む半導体記憶装置の前記メモリセルに記憶されたデータの読出し方法であって、
    前記複数のメモリセルのうち、データの読出しが行われる読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を、前記複数のビットラインのうちの前記読出し対象メモリセルに対応するビットラインである読出し対象ビットラインに流す前に、前記ビットラインの各々を所定の電位を有するチャージングラインに接続し、
    前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を前記読出し対象ビットラインに流すときに、前記読出し対象ビットラインを前記チャージングラインから切り離し、
    前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を、前記チャージングラインおよび前記ソースラインの電位よりも低い電位を有する低電位ラインに向けて流す
    読出し方法。
  11. 前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を前記読出し対象ビットラインに流す前に、前記ビットラインの各々に前記ソースラインの電位と同じ電位を印加する
    請求項10に記載の読出し方法。
  12. 前記読出し対象メモリセルに記憶されたデータに応じた電流を前記読出し対象ビットラインに流すときに、前記読出し対象ビットラインに隣接するビットラインに前記所定の電位を印加する
    請求項10または請求項11に記載の読出し方法。
  13. 前記ビットラインの各々に前記所定の電位を印加するタイミングで、前記複数のセレクトゲートラインのうち、前記読出し対象メモリセルに対応するセレクトゲートラインに所定の電位を印加して当該読出し対象メモリセルを選択する
    請求項10から請求項12のいずれか1つに記載の読出し方法。
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