JP2017032192A - 換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給気用送風機の停止および運転のタイミングの適切化を図り、室内環境の維持を図ることができる換気装置を得ること。【解決手段】本発明は、給気風路および排気風路が内部に形成された本体と、給気流と排気流との間で熱交換を行わせる熱交換器と、給気風路に設けられた給気用送風機と、排気風路に設けられた排気用送風機と、外気温度を検知する温度検知部と、排気用送風機の回転数を検知する回転数検知部と、第1の回転数が記憶された記憶部と、給気用送風機の運転および停止を制御する制御部と、を備える。制御部は、外気温度が予め定められた第1の設定温度以下であって、排気用送風機の回転数が第1の回転数と予め定められた第2の回転数との和以上である場合に、給気用送風機を停止させる。【選択図】図5

Description

本発明は、熱交換器を用いた換気装置に関する。
従来、給排気を同時に行う換気装置において、給気流と排気流との間で熱交換を行わせる熱交換器を備えた換気装置が知られている。給気流として室内に供給される室外空気の温度、すなわち外気温度が低い場合には、熱交換器において排気流に含まれる水分の凝縮による結露および氷結が発生する場合がある。熱交換器で発生した結露および氷結によって、排気流路の圧力損失が増大することで、換気量が不足して室内環境の悪化を招く場合がある。
特許文献1に開示された換気装置では、外気温度を検知し、検知された外気温度が予め定められた温度より低い場合に、給気用送風機を停止することで、熱交換器への外気の取り込みを停止させて、結露および氷結の解消を図る除霜運転を行っている。
特許第4656777号公報
特許文献1に開示された換気装置では、外気温度に基づいて除霜運転のタイミングを決定している。しかしながら、熱交換器で結露および氷結が発生するか否かは、外気温度に加えて室内空気の温湿度および外気の湿度の影響も受ける。したがって、外気温度に基づいて給気用送風機が停止されていても、実際には熱交換器で結露および氷結が発生していない場合がある。ここで、除霜運転において給気用送風機が停止されている間も、換気量が低下する。そのため、熱交換器に結露および氷結が発生していない場合にまで除霜運転が行われることで、換気量が不足して室内環境の悪化を招くおそれがある。
また、特許文献1に開示された換気装置では、実際に熱交換器で結露および氷結が発生していても、外気温度が予め定められた温度より高い場合には、除霜運転が行われず給気用送風機の運転が継続されてしまう。この場合、排気流路の圧力損失の増大によって換気量が不足する機関も継続されるため、室内環境の悪化を招くおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、給気用送風機の停止および運転のタイミングの適切化を図り、室内環境の維持を図ることができる換気装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、給気風路および排気風路が内部に形成された本体と、本体の内部に設けられて、給気風路を通過する給気流と排気風路を通過する排気流との間で熱交換を行わせる熱交換器と、給気風路に設けられた給気用送風機と、排気風路に設けられた排気用送風機と、外気温度を検知する温度検知部と、排気用送風機の回転数を検知する回転数検知部と、第1の回転数が記憶された記憶部と、排気用送風機の回転数および外気温度を取得し、給気用送風機の運転および停止を制御する制御部と、を備える。制御部は、外気温度が予め定められた第1の設定温度以下であって、排気用送風機の回転数が第1の回転数と予め定められた第2の回転数との和以上である場合に、給気用送風機を停止させる。
本発明にかかる換気装置によれば、給気用送風機の停止および運転のタイミングの適切化を図り、室内環境の維持を図ることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる換気装置の概略構成を示す図 実施の形態1における制御装置の機能構成を示す図 実施の形態1における制御装置のハードウェア構成を示す図 実施の形態1における記憶部に記憶された第1の回転数の更新手順を示すフローチャート 実施の形態1にかかる換気装置の動作制御手順を示すフローチャート 実施の形態1にかかる換気装置の動作制御手順の変形例1を示すフローチャート 実施の形態1にかかる換気装置の動作制御手順の変形例2を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態にかかる換気装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる換気装置の概略構成を示す図である。換気装置10は、筐体である本体1と、給気流を発生させる給気用送風機3と、排気流を発生させる排気用送風機4と、給気流と排気流との間で熱交換を行わせる熱交換器2と、外気温度を検知する温度検知部5と、排気用送風機4の回転数を検知する回転数検知部8と、給気用送風機3および排気用送風機4の運転および停止を制御する制御装置6と、を備える。
本体1には、室外吸込口1a、室内吹出口1b、室内吸込口1c、および室外吹出口1dが形成される。室外吸込口1aは、図示を省略するダクトを介して室外に連通される。室内吹出口1bは、図示を省略するダクトを介して室内に連通される。室内吸込口1cは、図示を省略するダクトを介して室内に連通される。室外吹出口1dは、図示を省略するダクトを介して室外に連通される。
本体1の内部には、室外吸込口1aと室内吹出口1bとを結ぶ給気風路が形成される。給気風路は、図1において矢印Aで示される風路である。本体1の内部には、室内吸込口1cと室外吹出口1dを結ぶ排気風路が形成される。排気風路は、図1において矢印Bで示される風路である。
給気用送風機3は、給気風路に設けられる。給気用送風機3は、電動機3aによって図示を省略した羽根車を回転させることで、室外吸込口1aから室内吹出口1bに向かう給気流を発生させる。排気用送風機4は、排気風路に設けられる。排気用送風機4は、電動機4aによって図示を省略した羽根車を回転させることで、室内吸込口1cから室外吹出口1dに向かう排気流を発生させる。
熱交換器2は、給気風路と排気風路との交差部に設けられる。熱交換器2には、給気流を通過させる通路と排気流を通過させる通路が形成され、給気流と排気流との間で熱交換を行わせる。熱交換器2は、例えば、伝熱性を有する複数の平板を積層して形成される。多数の平板の間には、平板同士の間に隙間を形成して給気流または排気流が通過する通路とする波形板が挟まれる。平板を挟んで隣接する波形板同士の波形形成方向を90°変えることで、平板の一面側に給気流を通過させ、他面側に排気流を通過させ、平板を通して給気流と排気流との間で熱交換させる構成とすることができる。
換気装置10では、使用者による運転操作を受け付けた際に、給気用送風機3および排気用送風機4が運転されることで、給気風路を介して室外の空気が室内に給気され、排気風路を介して室内の空気が室外に排気される、いわゆる第1種換気が行われる。第1種換気では、給気流によって新鮮な空気を室内に取り入れるとともに、排気流によって室内の汚れた空気を排出する。
また、第1種換気が行われている間、熱交換器2において、給気流と排気流との間で熱交換が行われることで、熱損失の抑えた換気が実現される。なお、以下の説明において、給気用送風機3および排気用送風機4が運転されて第1種換気が行われている運転状態を、通常運転と呼ぶ。通常運転中に使用者による停止操作を受け付けた場合には、給気用送風機3および排気用送風機4が停止される。
温度検知部5は、給気風路における熱交換器2よりも上流側に設けられる。温度検知部5は、熱交換器2を通過する前の給気流の温度を検知することで、外気温度を検知する。検知された外気温度は、制御装置6に送られる。回転数検知部8は、排気用送風機4の電動機4aの回転数を検知する。検知された回転数情報は、制御装置6に送られる。なお、以下の説明において、排気用送風機4の電動機4aの回転数を、単に排気用送風機4の回転数と呼ぶ。
給気風路における熱交換器2の上流には、フィルター7が設けられる。フィルター7は、給気流に含まれる埃および虫を捕集する。
図2は、実施の形態1における制御装置6の機能構成を示す図である。制御装置6は、制御部6aと、記憶部6bとを備える。制御部6aは、温度検知部5から送られてきた温度情報および回転数検知部8から送られてきた回転数情報に基づいて、換気装置10の動作を制御する。なお、制御部6aによる動作制御手順は、後に詳説する。記憶部6bには、第1の回転数および第2の回転数が記憶される。記憶部6bに記憶された第1の回転数は、制御部6aによって適宜更新される。更新のタイミングについては、後に詳説する。また、記憶部6bには、予め定められた第1の設定温度が記憶されている。
図3は、実施の形態1における制御装置6のハードウェア構成を示す図である。制御装置6は、例えばCPU(Central Processing Unit)11とメモリ12が搭載されたマイクロコンピュータ13によって実現される。マイクロコンピュータ13では、プログラムを実行することでCPU(Central Processing Unit)11が制御部6aとして機能する。また、ROM(Read Only Memory)等のメモリ12が記憶部6bとして機能する。CPU11が実行するプログラムは、記憶部6bに記憶されていてもよいし、他の記憶媒体に記憶されていてもよい。
換気装置10では、外気の温度が低い場合に、排気のみが行われる、いわゆる第3種換気が行われる。すなわち、熱交換器2に発生した結露および氷結を解消するために、給気用送風機3を停止させて排気のみを行って、第3種換気による除霜運転が行われる。
次に、除霜運転に関する制御装置6による制御手順を説明する。図4は、実施の形態1における記憶部6bに記憶された第1の回転数の更新手順を示すフローチャートである。制御部6aは、温度検知部5によって検知された外気温度が、記憶部6bに記憶された第1の設定温度である場合には(ステップS1,Yes)、その時点で回転数検知部8が検知した排気用送風機4の回転数を取得する(ステップS2)。次に、制御部6aは、取得した回転数で、記憶部6bに記憶された第1の回転数を更新する(ステップS3)。温度検知部5によって検知された外気温度が、記憶部6bに記憶された第1の設定温度でない場合には(ステップS1,No)、制御部6aはステップS1の判断を繰り返す。第1の回転数は、熱交換器2で結露および氷結が発生していない状態での通常運転時の排気用送風機4の回転数として記憶されるものである。記憶部6bに記憶された第1の回転数が、このような手順で制御部6aによって更新されることで、記憶部6bに記憶された第1の回転数は、直近で外気温度が第1の設定温度となったときの排気用送風機4の回転数を示すこととなる。換気装置10の出荷時には、設計データから算出される第1の回転数が記憶部6bに記憶されていてもよい。
図5は、実施の形態1にかかる換気装置の動作制御手順を示すフローチャートである。まず、制御部6aは、使用者による運転操作を受け付けると、給気用送風機3および排気用送風機4を運転させる通常運転を開始させる(ステップS11)。なお、使用者による運転操作は、例えばリモートコントローラ9によって行われる(図1も参照)。
次に、制御部6aは、温度検知部5に検知された外気温度を読み込み(ステップS12)、外気温度が第1の設定温度以下である場合に(ステップS13,Yes)、現在の排気用送風機4の回転数Nが、第1の回転数N1と第2の回転数Naとの和以上であれば(ステップS14,Yes)、給気用送風機3をTa分間停止させ、Ta分経過後に運転を再開させる(ステップS15)。
外気温度が第1の設定温度よりも高ければ(ステップS13,No)、ステップS12に戻る。また、現在の排気用送風機4の回転数Nが、第1の回転数N1と第2の回転数Naとの和より小さい場合には(ステップS14,No)、ステップS12に戻る。第1の設定温度は、外気温度が第1の設定温度以下である場合に熱交換器2において結露および氷結が発生しやすい温度に設定される。第1の設定温度は例えば0℃である。ステップS15において、給気用送風機3が停止されることで、熱交換器2への外気の流入がなくなるため、熱交換器2で発生している結露および氷結が解消される。給気用送風機3を停止させるTa分は、結露および氷結の解消に必要な時間であり、例えば10分である。
ここで、排気用送風機4の回転数に基づいて、給気用送風機3を停止させる効果について説明する。まず、低温の外気が給気流として熱交換器2に流入することで、熱交換器2を通過する排気流が冷却される。排気流が冷却されることで排気流に含まれる水分が凝縮されると結露が発生し、さらに結露が冷却された場合には氷結が発生する。
熱交換器2に結露または氷結が発生すると、それらが熱交換器2の通路を塞ぎ、圧力損失が増す。圧力損失が増すことで、排気風量が低下する。このとき、排気用送風機4の一次側である熱交換器2の圧力損失が高くなると、排気用送風機4の羽根車周辺では、圧力が低下して空気の密度が低くなり、羽根車への負荷が少なくなる。そのため、羽根車の回転数、すなわち排気用送風機4の回転数が上昇する。これは、排気用送風機4の回転数が上昇した場合には、熱交換器2において結露および氷結が発生している蓋然性が高いと換言できる。
そこで、本実施の形態1では、ステップS14において排気用送風機4の回転数の上昇を検知した場合に、制御部6aは、結露および氷結が発生したと判断して、給気用送風機3を停止させて除霜運転を行っている。排気用送風機4の回転数が上昇している場合には、実際に熱交換器2で結露および氷結が発生している蓋然性が高いため、熱交換器2で結露および氷結が発生していない場合にまで給気用送風機3を停止させずに済む。外気温度の低下に基づいてのみ給気用送風機3を停止させる場合には、実際には熱交換器2で結露および氷結が発生していない場合に給気用送風機3を停止させてしまう場合があるが、本実施の形態1では、より適切なタイミングでの給気用送風機3の停止を図り、室内環境の維持を図ることができる。
なお、本実施の形態では、排気用送風機4の回転数に加えて、外気温度も含めて結露および氷結を検知しているので、検知精度の向上を図ることができる。なお、第2の回転数は、熱交換器2で結露および氷結が発生したと判断できる排気用送風機4の回転数の上昇量であり、例えば50rpmである。なお、第1の設定温度をある程度高めに設定することで、外気温度が高いにも関わらず結露および氷結が発生した場合にも、除霜運転を行うことが可能となる。これは、外気温度と室内温湿度条件により、外気温度が低くても熱交換器2に結露および氷結が発生しない場合、および外気温度が高くても、外気温度と室内温湿度条件により熱交換器2に結露および氷結が発生する場合のように、外気温度のみに基づいて制御を行った場合には適切な時期に除霜運転を行うことが難しい場合にも、本実施の形態では適切な時期に除霜運転を行って、室内環境の維持を図ることができると換言できる。
図6は、実施の形態1にかかる換気装置の動作制御手順の変形例1を示すフローチャートである。変形例1にかかる動作制御手順では、図5に示したステップS15に代えて、ステップS16〜ステップS18を行う。
すなわち、制御部6aは、現在の排気用送風機4の回転数Nが、第1の回転数N1と第2の回転数Naとの和以上であれば(ステップS14,Yes)、給気用送風機3を停止させる(ステップS16)。そして、現在の排気用送風機4の回転数Nが、第1の回転数N1と予め定められた第3の回転数Nbとの差より大きい回転数、または第1の回転数N1と第3の回転数Nbとの和より小さい回転数である場合に(ステップS17,Yes)、給気用送風機3の運転を再開させる(ステップS18)。現在の排気用送風機4の回転数Nが、ステップS17に示す条件を満たさない場合(ステップS17,No)には、ステップS16に戻る。変形例1にかかる動作制御手順を行うためには、例えば記憶部6b(図2も参照)に第3の回転数Nbを記憶させておけばよい。第3の回転数Nbは、第2の回転数Naよりも小さい値であり、例えば10rpmである。
変形例1にかかる動作制御手順では、現在の排気用送風機4の回転数NがステップS17に示す条件まで低下した場合に、給気用送風機3の運転を再開させている。排気用送風機4の回転数Nが低下した場合には、熱交換器2での圧力損失が低下したと判断することができる。すなわち、熱交換器2での結露および氷結が解消した蓋然性が高い。
したがって、変形例1にかかる動作制御手順では、結露および氷結が解消する前に給気用送風機3の運転が再開されることを防ぐことができる。これにより、結露および氷結が解消しないまま除霜運転から通常運転に復帰してしまうことを防ぐことができる。
図7は、実施の形態1にかかる換気装置の動作制御手順の変形例2を示すフローチャートである。変形例2にかかる動作制御手順では、変形例1として図6に示したステップS17とステップS18との間にステップS19とステップS20が加えられる。
すなわち、ステップS17に示す条件を満たさない場合であって(ステップS17,No)、給気用送風機3の停止からTc分経過した場合には(ステップS19,Yes)、制御部6aはフィルター清掃サインを表示させて、フィルター7の清掃時期であることを報知させてから(ステップS20)、給気用送風機3の運転を再開させる(ステップS18)。なお、ステップS19において給気用送風機3の停止からTc分経過していない場合には(ステップS19,No)、ステップS17に戻る。
給気用送風機3の停止からTc分経過しても、ステップS17の条件を満たさない場合には、熱交換器2で結露および氷結が発生して圧力損失が増しているのではなく、フィルター7の目詰まりによって圧力損失が増大し、排気用送風機4の回転数が上昇している蓋然性が高い。そこで、変形例2にかかる動作制御手順では、制御部6aは、フィルター7の清掃時期であることを報知して、使用者にフィルター7の清掃を促しつつ、給気用送風機3の運転を再開させる。フィルター7が目詰まりした場合には、除霜運転を継続しても排気用送風機4の回転数はフィルター7を清掃するまで低下しない。そのため、フィルター7の目詰まりの判別が行われない場合には、給気用送風機3の運転が再開されず、室内環境が悪化してしまう場合がある。変形例2にかかる動作制御手順では、制御部6aは、フィルター7の目詰まりと判断した場合に、給気用送風機3の運転を再開させるので、フィルター7が目詰まりした状態での除霜運転の長期化を抑えて、室内環境の維持を図ることができる。
なお、フィルター7の清掃時期であることの報知は、例えば換気装置10のリモートコントローラ9への表示によって行われる。この場合、リモートコントローラ9が、フィルター7の清掃時期を報知する報知部となる。なお、Tc分は除霜に必要な時間であり、例えば15分である。このように、変形例2にかかる動作制御手順では、熱交換器2での結露および氷結と、フィルター7の目詰まりとを区別することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 本体、1a 室外吸込口、1b 室内吹出口、1c 室内吸込口、1d 室外吹出口、2 熱交換器、3 給気用送風機、3a 電動機、4 排気用送風機、4a 電動機、5 温度検知部、6 制御装置、6a 制御部、6b 記憶部、7 フィルター、8 回転数検知部、9 リモートコントローラ(報知部)、10 換気装置、13 マイクロコンピュータ。

Claims (5)

  1. 給気風路および排気風路が内部に形成された本体と、
    前記本体の内部に設けられて、前記給気風路を通過する給気流と前記排気風路を通過する排気流との間で熱交換を行わせる熱交換器と、
    前記給気風路に設けられて前記給気流を発生させる給気用送風機と、
    前記排気風路に設けられて前記排気流を発生させる排気用送風機と、
    外気温度を検知する温度検知部と、
    前記排気用送風機の回転数を検知する回転数検知部と、
    第1の回転数が記憶された記憶部と、
    前記排気用送風機の回転数および前記外気温度を取得し、前記給気用送風機の運転および停止を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記外気温度が予め定められた第1の設定温度以下であって、前記排気用送風機の回転数が前記第1の回転数と予め定められた第2の回転数との和以上である場合に、前記給気用送風機を停止させることを特徴とする換気装置。
  2. 前記制御部は、前記給気用送風機の停止後、一定時間経過後に前記給気用送風機を運転させることを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記制御部は、前記給気用送風機の停止後、前記排気用送風機の回転数が、前記第1の回転数と予め定められた第3の回転数との差より大きく、かつ前記第1の回転数と前記第3の回転数との和より小さい回転数になった場合に、前記給気用送風機を運転させることを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  4. 前記給気風路に設けられたフィルターと、
    前記フィルターの清掃時期を報知する報知部と、をさらに備え、
    前記制御部は、前記給気用送風機の停止後、一定時間経過しても前記排気用送風機の回転数が、前記第1の回転数と予め定められた第3の回転数との差より大きい回転数、かつ前記第1の回転数と前記第3の回転数との和より小さい回転数にならない場合に、前記報知部に前記フィルターの清掃時期を報知させることを特徴とする請求項3に記載の換気装置。
  5. 前記制御部は、前記温度検知部に検知された温度が、予め定められた第1の設定温度である場合には、前記記憶部に記憶された前記第1の回転数を、前記回転数検知部に検知された回転数に更新することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の換気装置。
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