JP2017031645A - 凹凸屋根材の接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の凹凸屋根材同士が重ねた状態で接続された構造において、凹凸屋根材の水下側の端部が風等により浮き上がったりバタついたりしてしまうのを防ぐことができる凹凸屋根材の接続構造を提供する。【解決手段】凹部21と凸部22とが左右方向に繰り返し形成された凹凸屋根材の接続構造である。第1の凹凸屋根材2と、この第1の凹凸屋根材2の水上側に配置された第2の凹凸屋根材3とを備える。第2の凹凸屋根材3の水下側の端部には貫通孔32が設けられる。第1の凹凸屋根材2の水上側の端部には、貫通孔32に下から通された状態で折り曲げられた折曲体4が設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、凹凸屋根材の接続構造に関する。
特許文献1には、従来の屋根材の接続構造が開示されている。この特許文献1記載の屋根材の接続構造は、縦葺き外装材の接続構造であり、屋根勾配方向に複数の縦葺き外装材が連結される。この接続構造は、縦葺き外装材の水上側の端部に、水上側の縦葺き外装材の水下側の端部を上方から重ねた状態で接続される。
特開平9−125621号公報
ところで、この特許文献1記載の縦葺き外装材の接続構造は、水下側の縦葺き外装材における水上側の端部に、水上側の縦葺き外装材の水下側の端部が、上方から重ねた状態で接続される。このため、流れ方向に流れる雨水が、縦葺き外装材の接続部の間から入りにくい構造となっている。
しかしながら、この水上側の縦葺き外装材における水下側の端部は、自由端となっている。このため、水上側の縦葺き外装材と水下側の縦葺き外装材との接続部の間に、例えば、屋根面に沿って吹き上げる風が入り込むと、当該端部が浮き上がったりバタついたりしてしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の凹凸屋根材同士が重ねた状態で接続された構造において、凹凸屋根材の水下側の端部が風等により浮き上がったりバタついたりしてしまうのを防ぐことができる凹凸屋根材の接続構造を提供することにある。
本発明の凹凸屋根材の接続構造は、凹部と凸部とが左右方向に繰り返し形成された凹凸屋根材の接続構造であって、第1の凹凸屋根材と、この第1の凹凸屋根材の水上側に配置され、前記第1の凹凸屋根材の水上側の端部に上方から重ねて接続された第2の凹凸屋根材とを備え、前記第2の凹凸屋根材の水下側の端部には貫通孔が設けられ、前記第1の凹凸屋根材の水上側の端部には、前記貫通孔に下から通された状態で折り曲げられた折曲体が設けられていることを特徴とする。
本発明の凹凸屋根材の接続構造によれば、複数の凹凸屋根材同士が重ねた状態で接続された構造において、凹凸屋根材の水下側の端部が風等により浮き上がったりバタついたりしてしまうのを防ぐことができる。
本発明の一実施形態の凹凸屋根材の接続構造の分解斜視図である。 実施形態の凹凸屋根材の接続構造の接続部分の分解拡大斜視図である。 実施形態の凹凸屋根材の接続構造の要部拡大断面図である。 実施形態の施工方法を説明するための斜視図であり、第2の凹凸屋根材を重ねる直前の状態を示している。 実施形態の施工方法を説明するための斜視図であり、第1の凹凸屋根材と第2の凹凸屋根材とが接続された状態を示している。 実施形態の施工方法を説明するための断面図であり、接続片を折り曲げた状態を示している。 実施形態の施工方法を説明するための斜視図であり、吊子を設置した状態を示している。 実施形態の施工方法を説明するための斜視図であり、カバー体を設置した状態を示している。 実施形態において、貫通孔と接続片とが連結された状態を示す拡大平面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
本実施形態の凹凸屋根材の接続構造には、図1に示すような凹凸屋根材が使用される。本実施形態の凹凸屋根材の接続構造は、例えば、住宅家屋の屋根に適用される。屋根は、例えば、片流れ屋根である。屋根は、棟と軒とを有している。棟は、屋根の最も高い箇所である。また、軒は、屋根において外壁面から突出した箇所であり、屋根の最も低い箇所である。屋根は、軒棟方向に屋根勾配を有している。
以下、軒棟方向に平行な方向を屋根勾配方向として定義し、屋根勾配方向のうち棟から軒に向かう方向を流れ方向として定義する。また、屋根における軒側を水下側とし、屋根における棟側を水上側として定義する。また、屋根勾配方向に直角な水平方向を左右方向として定義する。
屋根は、屋根下地1と、複数の凹凸屋根材2,3とを備えている。屋根下地1は、凹凸屋根材2,3の下地であり、当該凹凸屋根材2,3を支持する。屋根下地1は、ルーフィング・野地板・垂木(図示せず)・母屋(図示せず)等により構成される。屋根下地1の上面は、棟から軒に向かって(つまり、流れ方向に)下り傾斜している。
屋根は、屋根勾配方向に複数の凹凸屋根材2,3が連結されて構成される。本実施形態の屋根は、屋根勾配方向に2つの凹凸屋根材2,3が連結されており、この連結された一対の凹凸屋根材2,3が左右方向に並べられるように複数取り付けられている。以下、屋根勾配方向において、水下側の凹凸屋根材を第1の凹凸屋根材2とし、第1の凹凸屋根材2の水上側に配置される凹凸屋根材を第2の凹凸屋根材3として説明する。
第1の凹凸屋根材2は、金属製の屋根材であり、屋根下地1の上面に載せた状態で屋根下地1に固定される。第1の凹凸屋根材2は、凹部21と凸部22とが左右方向に繰り返し形成されている。第1の凹凸屋根材2は、金属板をプレス機やロール成型機等により曲げ加工することで形成されている。
各凹部21は、屋根勾配方向に長さを有し、左右方向に幅を有している。凹部21の裏面は、屋根下地1の上面(ルーフィングの上面)に接触する。凹部21は平板状に形成されており、凹部21の幅方向の端部には凸部22が設けられている。凸部22は、屋根勾配方向に長さを有し、左右方向に幅を有している。凸部22は、凹部21の幅方向の端部から上方に立ち上げられた一対の側板部23と、側板部23の上端間を架け渡すように設けられた天板部24とで構成されている。
第1の凹凸屋根材2は、第2の凹凸屋根材3の水下側に取り付けられている。第1の凹凸屋根材2は、長さ方向が屋根勾配方向と平行となり、幅方向が左右方向に平行となるよう配置される。
第1の凹凸屋根材2の幅方向の両端のそれぞれには、立設片25が設けられている。各立設片25は、第1の凹凸屋根材2の幅方向の端部に位置する凹部21から立ち上げられている。各立設片25の上端には、下方に折り返された水返し片27が設けられている。水返し片27は、立設片25の長さ方向の全長に亙って設けられている。
また、第1の凹凸屋根材2の各立設片25の水上側の端部には切欠部26が設けられている。切欠部26は、第2の凹凸屋根材3に重なる箇所に設けられる。
第2の凹凸屋根材3は、第1の凹凸屋根材2と同様、長さ方向が屋根勾配方向と平行となり、幅方向が左右方向に平行となるよう配置される。また、第2の凹凸屋根材3の幅方向の両端のそれぞれには、立設片31が設けられている。各立設片31の上端には水返し片34が設けられている。この水返し片34は、各立設片25の長さ方向の全長に亙って設けられている。なお、第2の凹凸屋根材3の立設片25には、第1の凹凸屋根材2に設けられた切欠部26が設けられていない。第2の凹凸屋根材3のその他の構成は、第1の凹凸屋根材2の構成と同じであるため説明を省略する。
このような構成の第1の凹凸屋根材2と第2の凹凸屋根材3とは、屋根勾配方向に並べられた状態で互いに接続される。具体的には、第2の凹凸屋根材3の水下側の端部は、第1の凹凸屋根材2の水上側の端部に上方から重ねるようにして配置される。
ここで、図2に示すように、第2の凹凸屋根材3の水下側の端部には、複数の貫通孔32が設けられている。また、第1の凹凸屋根材2の水上側の端部には、複数の折曲体(本実施形態では後述の接続片4)が設けられている。1つの折曲体がいずれかの貫通孔32に差し込まれ、折り曲げられることで、第1の凹凸屋根材2と第2の凹凸屋根材3とは相互に連結される。
各貫通孔32は、第2の凹凸屋根材3を貫通する。各貫通孔32は、屋根勾配方向に延びており、スリット状に形成されている。各貫通孔32は、第2の凹凸屋根材3の凹部21の幅方向の中央に設けられている(以下、この貫通孔32を第1の貫通孔32という)。第1の貫通孔32は、第2の凹凸屋根材3の幅方向の両端に位置する凹部21以外の凹部21(すなわち、幅方向の中間部の複数の凹部21)にそれぞれ設けられている。
また、第1の貫通孔32の左右方向の両側には、複数の第2の貫通孔33が設けられている。複数の第2の貫通孔33は、第1の貫通孔32と同様、第2の凹凸屋根材3の凹部21に設けられている。各第2の貫通孔33は、屋根勾配方向に延びており、第2の貫通孔33の長手方向は、第1の貫通孔32の長手方向に平行である。第2の貫通孔33は、その長さが第1の貫通孔32の長さと同じ長さであり、かつ、第1の貫通孔32に対して左右方向に並んでいる。
各折曲体は、第1の凹凸屋根材2の凹部21から上方に突出している。各折曲体は、折り曲げ可能に構成されている。本実施形態の折曲体は、一対の接続片4により構成されている。
各接続片4は、板状の金属板により構成される。接続片4は、図3に示すように、固定部41と、立上部42と、連結部43とで構成される。固定部41は、接続片4において第1の凹凸屋根材2の凹部21に固定される部分であり、第1の凹凸屋根材2の凹部21に溶接または接着により固定される。立上部42は、施工前において、固定部41の端部から上方に立ち上げられている。施工前の状態の立上部42は、鉛直な状態に形成されており、主面が左右方向に臨むように配置される。連結部43は、立上部42の上端から斜め下方に延びている。連結部43は、例えば、金属板の先端部を斜め下方に折り曲げることで形成される。
一対の接続片4は、固定部41が左右方向に並び、かつ、立上部42が近接対向するように配置される。また、一対の接続片4の連結部43の先端間の平面視における寸法L1は、貫通孔の左右方向の幅寸法と同じか、それよりも短く形成される。なお、ここで言う平面視とは、第1の凹凸屋根材2の凹部21の上面の法線に平行な方向に見ることをいう。
本実施形態の凹凸屋根材は、例えば、次のようにして設置される。
図4に示すように、施工者は、屋根下地1の軒側の端部の上面に第1の凹凸屋根材2を配置する。次いで、施工者は、第2の凹凸屋根材3の各第1の貫通孔32に、対応する一対の接続片4を挿入するようにして、第2の凹凸屋根材3を配置する。このとき、第2の凹凸屋根材3の水下側の端部は、第1の凹凸屋根材2の水上側の端部に上方から重ねられる。
次いで、施工者は、図5に示すように、一対の接続片4を上方からハンマーなどで叩き、当該一対の接続片4を折り曲げる。このとき、施工者は、図6に示すように、一対の接続片4を、互いに離れる方向に折り曲げる。すると、接続片4の連結部43が、第2の貫通孔33に上方から入り込み、当該第2の貫通孔33に引っ掛けられ、連結部43と第2の貫通孔33とが結合される。これにより、第1の凹凸屋根材2と第2の凹凸屋根材3とが相互に連結される。
この後、図7に示すように、屋根勾配方向に連結された第1の凹凸屋根材2と第2の凹凸屋根材3の左右方向の両側、またはいずれか一方に、吊子51を配置する。施工者は、既に設置した凹凸屋根材に対し、吊子51を挟んだ反対側に、別の凹凸屋根材2a,3aを配置する。ここで、吊子51は、金属板を断面U字状に曲げ加工して形成される。吊子51は、その長さ方向が屋根勾配方向に平行となるように配置され、屋根下地1上に固着具を介して固定される。
次いで、施工者は、図8に示すように、キャップ部材52を嵌め込む。キャップ部材52は、金属板を下向きU字状に曲げ加工したものである。キャップ部材52は、吊子51を上方から覆うようにして設置される。キャップ部材52は、各吊子51に対して固定される。キャップ部材52は、第1の凹凸屋根材2および第2の凹凸屋根材3の幅方向の両端を、屋根勾配方向への伸縮移動は許容しかつ上下左右方向に移動不能とするように、吊子51に対して固定する。
また、本実施形態の各接続片4の屋根勾配方向に沿った少なくとも一方の端部と、貫通孔32の屋根勾配方向における接続片4に対向する端部との間には、図9に示すように、隙間6が形成されている。この隙間6は、第1の凹凸屋根材2と第2の凹凸屋根材3とのうちの両方またはいずれか一方の長手方向の伸縮を許容するために設けられている。つまり、第1の凹凸屋根材2と第2の凹凸屋根材3とは、太陽光等で加熱されたり、積雪等で冷却されたりして伸縮しても、互いに独立して伸縮可能に構成されている。
これにより、第1の凹凸屋根材2と第2の凹凸屋根材3とが相互に移動しないように固定されたものに比べて、屋根全体の伸縮を緩和でき、他部材(例えば、棟包みや軒面戸など)に対する伸縮による影響を小さくできる。また、この隙間6が設けられていることで、伸縮に伴う接続片4への応力集中も防ぐことができる。
この隙間6は、第1の凹凸屋根材2と第2の凹凸屋根材3とが接続された状態において、接続片4の屋根勾配方向の両側に設けられてもよいし、いずれか一方側に設けられてもよい。また、この隙間6は、第1の凹凸屋根材2と第2の凹凸屋根材3とのうちの両方またはいずれか一方の伸縮を許容するものであるが、本実施形態においては、約10mm(接続片4の屋根勾配方向の両側に設けられる隙間6の合計の長さ)に設定されている。
<効果>
以上、説明したように、本実施形態の凹凸屋根材の接続構造は、凹部21と凸部22とが左右方向に繰り返し形成された凹凸屋根材2,3が用いられた構造である。この接続構造は、第1の凹凸屋根材2と、第2の凹凸屋根材3とを備える。第2の凹凸屋根材3は、第1の凹凸屋根材2の水上側に配置され、第1の凹凸屋根材2の水上側の端部に上方から重ねて接続される。第2の凹凸屋根材3の水下側の端部には貫通孔32が設けられる。第1の凹凸屋根材2の水上側の端部には、貫通孔32に下から通された状態で折り曲げられる折曲体が設けられる。
このため、本実施形態の凹凸屋根材の接続構造によれば、第2の凹凸屋根材3の水下側の端部を第1の凹凸屋根材2に連結でき、凹凸屋根材の水下側の端部が風等により浮き上がったりバタついたりしてしまうのを防ぐことができる。しかも、折曲体を折り曲げる作業を行うだけで、第1の凹凸屋根材2と第2の凹凸屋根材3とを連結できるため、ねじなどの固着具を用いる場合に比べて、省施工とすることができる。
また、本実施形態の凹凸屋根材の接続構造は、次の付加的な構成を有する。すなわち、貫通孔32は屋根勾配方向に延びたスリット状に形成されている。また、折曲体は、板状の接続片4で構成されている。
このため、本実施形態の凹凸屋根材の接続構造によれば、施工時において折曲体4を曲げやすいだけでなく、屋根勾配方向に沿った力に対する折曲体4の曲げ剛性を強くできる。
また、本実施形態の凹凸屋根材の接続構造は、次の付加的な構成を有する。すなわち、この接続構造は、折曲体における屋根勾配方向の少なくとも一方の端部と、貫通孔32における屋根勾配方向の前記折曲体に対向する端部との間には、隙間6が設けられる。この隙間6は、第1の凹凸屋根材2と第2の凹凸屋根材3とのうちの両方またはいずれか一方の伸縮を許容する。
このため、本実施形態の凹凸屋根材の接続構造によれば、第1の凹凸屋根材2と第2の凹凸屋根材3のそれぞれの伸縮を、接続部において効果的に吸収することができる。
また、本実施形態の凹凸屋根材の接続構造は、次の付加的な構成を有する。すなわち、第2の凹凸屋根材3には、貫通孔32に並ぶ第2の貫通孔33が設けられる。また、折曲体の先端部には、第2の貫通孔33に上方から挿通されて第2の貫通孔33に結合される連結部43が設けられている。
このため、本実施形態の凹凸屋根材の接続構造によれば、第1の凹凸屋根材2と第2の凹凸屋根材3とを強固に連結することができる。また、折曲体が、例えば金属板で形成されている場合には、連結部43が第2の貫通孔33に結合されることにより、スプリングバック等により、折曲体の折り曲げ状態が復元するのを防ぐことができる。
また、本実施形態の凹凸屋根材の接続構造は、次の付加的な構成を有する。すなわち、貫通孔32が第2の凹凸屋根材3の凹部21に設けられる。また、折曲体が第1の凹凸屋根材2の凹部21に設けられる。
本実施形態の凹部21は、屋根下地1に接触した状態で支持されている。このため、本実施形態の凹凸屋根材の接続構造によれば、施工時において、作業者が折曲体をハンマーなどで叩いて折曲体を折り曲げても、凹凸屋根材2,3の変形を抑制できる。
<応用>
本実施形態の折曲体は、一対の接続片4で構成されていたが、例えば、1つの接続片4により構成されてもよく、この点限定されない。このような場合には、第1の凹凸屋根材2の凹部21を形成する金属板を切り込み、上側に折り曲げることにより、接続片4を形成してもよい。また、折曲体は、連結部43を有する接続片4でなくてもよい。すなわち、接続片4は、固定部41と立上部42のみで構成されてもよい。さらに、折曲体は、板状の接続片4ではなく、例えば、棒状、枠状、爪状に形成されてもよく、この点特に限定されない。
また、貫通孔32は第2の凹凸屋根材3の凸部22の天板部24に、折曲体は第1の凹凸屋根材2の凸部22の天板部24に設けられてもよい。また、貫通孔32の数量や、折曲体の数量は、1つであってよく、特に限定されない。
また、実施形態の屋根は、片流れ屋根であったが、切妻屋根や寄棟屋根であってもよく、特に限定されない。
また、本実施形態の凹凸屋根材は、いわゆる角波形状の金属屋根により構成されたが、例えば、丸波形状の金属屋根であってもよく、この点、特に限定されない。
また、この他、上記実施形態の凹凸屋根材の接続構造は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
1 屋根下地
2 第1の凹凸屋根材
21 凹部
22 凸部
3 第2の凹凸屋根材
32 (第1の)貫通孔
33 第2の貫通孔
4 接続片
41 固定部
42 立上部
43 連結部
6 隙間

Claims (5)

  1. 凹部と凸部とが左右方向に繰り返し形成された凹凸屋根材の接続構造であって、
    第1の凹凸屋根材と、
    この第1の凹凸屋根材の水上側に配置され、前記第1の凹凸屋根材の水上側の端部に上方から重ねて接続された第2の凹凸屋根材と
    を備え、
    前記第2の凹凸屋根材の水下側の端部には貫通孔が設けられ、
    前記第1の凹凸屋根材の水上側の端部には、前記貫通孔に下から通された状態で折り曲げられた折曲体が設けられている
    ことを特徴とする凹凸屋根材の接続構造。
  2. 前記貫通孔は屋根勾配方向に延びたスリット状に形成され、
    前記折曲体は、板状の接続片で構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の凹凸屋根材の接続構造。
  3. 前記折曲体における屋根勾配方向の少なくとも一方の端部と、これに対向する前記貫通孔における屋根勾配方向の端部との間には、前記第1の凹凸屋根材と前記第2の凹凸屋根材とのうちの両方またはいずれか一方の伸縮を許容する隙間が設けられている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の凹凸屋根材の接続構造。
  4. 前記第2の凹凸屋根材には、前記貫通孔に並ぶ第2の貫通孔が設けられ、
    前記折曲体の先端部には、前記第2の貫通孔に上方から挿通されて前記第2の貫通孔に結合される連結部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の凹凸屋根材の接続構造。
  5. 前記貫通孔が前記第2の凹凸屋根材の凹部に設けられ、
    前記折曲体が前記第1の凹凸屋根材の凹部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の凹凸屋根材の接続構造。
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