JP2017030958A - 張力制御装置および駆動システム - Google Patents
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Abstract
Description
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本実施形態の張力制御装置と、この張力制御装置を備えたシート材の駆動システムの構成の一例を表すブロック図である。
張力基準信号Fr0は、シート材92の実際の張力を表す張力検出信号Fdによって補正される。張力検出信号Fdは、この例では、張力検出器8aで検出された実際の張力信号を、増幅部8cでフィルタリングされ増幅された信号である。張力検出信号Fdおよび張力基準信号Fr0は、加減算器16に入力されて、これらの偏差信号が張力補正部17に入力される。張力補正部17は、入力された張力信号の偏差信号をPI制御して出力する。張力補正部17から出力された張力補正信号Fcは、張力基準信号Fr0に加算されて新たな張力基準信号Fr1となる。
本実施形態の駆動システム100は、巻戻枠2に巻回されたシート材92を巻き戻してシート材92の張力を制御する張力制御装置10を備える。また、駆動システム100は、シート材92を巻き取りながらシート材92の搬送速度を制御する速度制御装置40を有する。また、駆動システム100は、張力制御装置10によって制御される駆動装置30と、駆動装置30によって駆動される、シート材92の巻回体90が装着された巻戻枠2と、を有する。駆動システム100は、速度制御装置40によって制御される駆動装置50と、駆動装置50によって駆動される、シート材92を巻き取る巻取芯3と、を有する。シート材92は、たとえば紙であるが、紙に限らず、樹脂製フィルムや薄帯状の金属フィルム等であってもよい。
ペーパーロール6は、スリッタ7や張力検出器8aを設置するために、巻戻枠2から巻き戻されているシート材92の搬送角度を変えて水平に近い状態にするために設けられている。また、ペーパーロール6は、シート材92の巻取速度を制御することを補助する。ペーパーロール6は、駆動装置70で駆動される。駆動装置70は、電動機71と駆動部72とトルク制御部73と速度制御部74と速度検出器75と減算器77とを有している。これらについては、ライダーロール5aを駆動するための駆動装置60と同様であり、詳細な説明を省略する。
図2は、本実施形態の張力制御装置の動作を説明するための、駆動システムの要部の動作波形を表すタイミング図である。
図2の最上段の波形aは、速度制御装置40の速度基準設定部41から出力される速度基準信号ωrの動作波形例である。図2の2段目の波形bは、速度制御装置40によって制御されているドラムドラム駆動軸4aの実負荷トルクτd0の動作波形の例である。図2の3段目の波形cは、ドラム駆動軸4aに出力されるトルク制御部53の制御トルク信号τdの動作波形例である。図2の4段目の波形dは、ドラム駆動軸4aの実際の回転速度を示す速度検出信号ωdの動作波形の例を示している。図2の5段目の波形eは、ドラム駆動軸4aの速度偏差信号(ωr−ωd)(=Δω、以下、Δωとも表記する。)を示す。図2の6段目の波形fは、張力制御装置10の微分器12から出力される偏差加速度信号d(ωr−ωd)/dt(=Δαd、以下Δαdと表記する。)の動作波形の例である。図2の7段目の波形gは、巻戻枠2の側の出力トルクTuwの動作波形の例である。図2の8段目の波形hは、巻戻枠2の実際の回転速度ωuwの動作波形の例である。図2の最下段の波形kは、シート材92の実際の張力を示す張力検出信号Fdの波形を示している。図2に示すように、各時刻t0〜t15については、すべての波形a〜kについて同じ時間軸として用いられる。
第1の実施形態の張力制御装置では、速度制御を行う巻取芯3の速度偏差信号を入力して、巻戻枠2のトルク補償を行うことによって張力制御を行うこととした。しかし、張力制御装置は、速度制御装置とシート材を介して張力制御を行っていればよく、速度制御装置側がシート材の巻き取りを行い、張力制御装置側がシート材の巻き戻しを行う場合に限られない。以下説明するように、速度制御装置側がシート材を巻き戻し、張力制御装置側がシート材の巻き取りを行う場合であってもよい。
図3は、本実施形態に係る張力制御装置と、この張力制御装置を備えたシート材の駆動システムの構成の一例を表すブロック図である。
本実施形態の駆動システムでは、巻戻枠2に巻回された巻回体90からシート材92を、速度制御装置40によって速度制御されたカレンダ装置210を介して、巻取芯3にシート材92を巻き取る。巻戻枠2および巻取芯3ともに、カレンダ装置210を駆動する駆動装置の速度偏差信号Δωを入力して張力制御を行う張力制御装置である。
Claims (4)
- 電動機の速度制御を行うことによってシート材の搬送速度を制御する駆動装置と前記シート材を介して連動して動作し前記シート材の張力制御を行う張力制御装置であって、
速度基準信号と前記電動機の回転速度を表わす速度信号との偏差信号を入力して偏差加速度信号を出力する第1微分器と、
前記偏差加速度信号と、前記シート材が巻回された巻回体の径に基づく慣性モーメントと、を入力して第1トルク信号を出力する第1乗算器と、
張力基準信号に前記巻回体の径を乗じた張力基準トルク信号に基づく第2トルク信号と、前記第1トルク信号と、を入力して第3トルク信号を出力する減算器と、
を備えた張力制御装置。 - 前記シート材の張力を検出して張力検出信号を出力する張力検出器をさらに備え、
前記張力基準信号は、前記張力検出信号に基づいて補正される請求項1記載の張力制御装置。 - 前記速度基準信号を入力して加速度信号を出力する第2微分器と、
前記加速度信号と前記慣性モーメントとを入力して加減速トルク補償信号を出力する第2乗算器と、
をさらに備え、
前記第2トルク信号は、前記加減速トルク補償信号が加算された前記張力基準トルク信号である請求項2記載の張力制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の張力制御装置を備えた駆動システム。
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