JP2017030949A - 移載装置 - Google Patents

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【課題】被搬送物が方向転換中に、被搬送物の偏荷重による回転や、周辺作業者による位置調整等で押しや引っ張りといった接触があっても、周回するベルトに捻りが発生せず、シーブから脱輪するなども生じることなく、また、被搬送物によるベルトの磨耗や削れが発生しにくくした移載装置を提供すること。【解決手段】第1の搬送方向から第2の搬送方向へ被搬送物を載せ換える移載装置であって、前記第2の搬送方向に周回する回転手段の上面に、前記搬送方向と交叉する方向に回転軸をもつ複数の回転体を備えたユニットを単数または複数並列配置して構成し、前記被搬送物を載せ換えるときに、上昇して前記複数の回転体の上面を被搬送物の搬送路としたことを特徴とする。【選択図】図1A

Description

本発明は、物品等の被搬送物を搬送する搬送システムに係り、その搬送システムのコンベアライン等の搬送ラインの方向を転換する移載装置に関するものである。
被搬送物を一方の搬送ラインから他方の搬送ラインに載せ換えるために、搬送ライン上に方向を転換する移載装置が設けられている。
かかる移載装置として、搬送されて来る被搬送物を進行方向からその直交方向又は斜交方向へ方向転換するために、移載装置の昇降機構を上昇させて当該被搬送物を移動するものが知られている。
この方向転換のための移送機構としては、例えば、特許文献1あるいは特許文献2に見られるように、被搬送物を移送する部分に環状ベルトを備え、このベルトが周回することで被搬送物を移動させている。
かかる被搬送物の搬送方向を転換するための移載装置の一例を、図3乃至図5Aおよび図5Bにて説明する。図3において、搬送ライン1と搬送ライン3とのライン間に、被搬送物を載せ換える移載装置2が搬送ライン1に組み込まれている。第1の搬送方向、即ち進行方向にある搬送ライン1には、搬送方向に複数のキャリアローラ11が並列して取り付けられている。キャリアローラ11相互間に連結ベルト12が接続されており、図示しない駆動モータによりキャリアローラ11に回転力が与えられ順次相互に回転する。このキャリアローラ11の上を被搬送物が移動していく。この搬送ライン1中で移載装置2がある部分に並設されたキャリアローラ11は、第1の搬送方向へ搬送するものである。この移載装置2の上部に当たるキャリアローラ11については、その一部が、説明上省略されている。また、移載装置2には所定数のホイール21とそのホイール21の要所個所にベルト22が取り付けられたベルトユニットが複数、キャリアローラ11間に並設されている。
この各ベルトユニット22が図示しない駆動モータにより回転駆動され、ベルト22が、進行方向と直交する方向(または斜交方向)の搬送ライン3へ、被搬送物を誘導する。この搬送ライン3には搬送ライン1と同様にキャリアローラ31が複数並置され、そのキャリアローラ31間を相互に連結ベルト32で連結されている。被搬送物は、この搬送ライン3上を移動していくことになる。
この移載装置は、図4Aに示す下部機構30と、図4Bに示す上部機構23からなる。図4Aにおいて、下部機構30は、搬送フレームに取り付けられている。この下部機構30には、上部機構23を昇降させる昇降用の偏心カム29が回転軸291に取り付けられている。この昇降用の偏心カム29は、回転軸291に連結ベルト281を介して連結された駆動モータ28により回転させられる。
また、上部機構23には、図4Bに示すように、所定数のホイール21とそのホイール21の要所個所にベルト22が取り付けられたベルトユニットが複数並置されている。モータ241(図5A及び図5Bに示す)より回転されるローラ231がこのベルトユニットに回転動作をあえる。ベルトユニットの回転による搬送方向は第1の搬送方向と交叉する方向となる。
また、下部機構30の偏心カム29に対向した個所に、カムフォロア232が取り付けられている。図4A、図4Bに矢線Aにて示すように下部機構30と上部機構23は各回転体26と各ガイドレール25とが係合することにより昇降可能に結合される。即ち両図示中のA1がB1に、A2がB2に結合することで、偏心カム29がカムフォロア233に対向し組み合って昇降可能となる。なお、この上部機構23と下部機構30との結合構成については、本出願人は先に特願2014−255137として提案しているものである。
図4Bの矢線B方向から見た図5Aに図示のように、上部機構23が下降している状態では、移載ベルト22の搬送面となる上面の高さl1は、搬送ラインのキャリアローラの上面よりも低い位置にある。従って、搬送ラインに被搬送物が移動してきても、この移載装置により方向転換はされない。
図5Bに図示のように、上部機構23が上昇している状態では、移載ベルト22の搬送面となる上面の高さl2は、この移載機構が組み込まれる搬送ラインのホイールの上面よりも高い位置となる。従って、搬送ライン上を被搬送物が移動してこの移載装置の上にくると、上部機構23が上昇し移載ベルト22の上面が搬送面となり、当該被搬送物は方向転換されることになる。
特開2014−152025号公報 特開2011−6166号公報
従来知られている、搬送方向を転換する機構としては昇降可能な周回するベルトを備え、このベルト上面、即ち搬送面に被搬送物が載ることによって移送させている。この搬送面に使用されるベルトは、Vベルトやタイミングベルト、丸ベルトあるいはチェーン等が使用されるが、これらベルトを案内、支持するシーブやスプロケット(背景説明ではホイールと説明)の大きさは、使用されるベルトやチェーン等の強度や断面形状の最小屈曲径に依存することになる。従って、周回するベルトの曲げがある両端に配置されるシーブやスプロケット等が大きなものとなると、隣接する搬送ライン(装置)とのギャップが大きくなり、スムーズな乗り移りが難しくなる。
このギャップを小さくし乗り移りをスムーズにするため、ベルト搬送として、最小屈曲径が小さくできるベルトを採用しているが、最小屈曲径の小さいベルトは、ベルト自体の厚みが薄くなり、またはベルトの外径が細くなる傾向がある。
従って、被搬送物が方向転換中に、被搬送物の偏荷重による回転や、周辺作業者による位置調整等で押しや引っ張りといった接触による、ベルトに捻りが発生し、ベルトはシーブから脱輪するなどの問題がある。
また、搬送面がベルトの表面となるので、被搬送物によるベルトの磨耗や削れが発生しやすく、耐久性に問題がある。
かかる従来の問題点を解決するために、本発明は、搬送ライン間の移載をスムーズにでき、ベルトに捻りやシーブ等からの脱輪もなく、ベルトの耐久性を改善した移載装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、第1の搬送方向から第2の搬送方向へ被搬送物を載せ換える移載装置であって、前記第2の搬送方向に周回する回転手段の上面に、前記搬送方向と直交する方向または略直交を含め斜交する方向(以下、これらを含め、単に交叉する方向という)に回転軸をもつ複数の回転体を備えたユニットを単数または複数並列配置して構成し、前記被搬送物を載せ換えるときに、上昇して前記複数の回転体の上面を被搬送物の搬送路としたことを特徴とする移載装置を提供するものである。
本発明によれば、周回する回転手段の上面に、複数の回転体を配列し、その上を被搬送物が移送されるので回転手段自体を損傷させることがなく、耐久性も持続できる。また、本発明は、前記回転手段は周回するベルトであることを特徴とするものであり、また、前記複数の回転体の下側が前記ベルトの上面に接して配置され、前記ベルトが周回することで前記複数の回転体に回転を与えることを特徴とする。
本発明によれば、前記被搬送物を載せ換えるときに、上昇して前記複数の回転体の上面を被搬送物の搬被搬送物が直接周回するベルトに接触することがなくなり、ベルトのズレやベルトの脱落をなくし、また摩耗を少なくでき、ベルトの耐久性が改善される。
また、本発明は、前記回転体として、外周面をゴムまたはウレタン等の樹脂を用いたホイールで構成したことを特徴とする。
本発明によれば、ベルトのズレやベルトの脱落をなくし、また摩耗を少なくでき、ベルトの耐久性が改善されるとともに、搬送ラインに組み込むに際しても、周回するベルトの厚さを薄くでき搬送ラインとの段差も小さくできる。
また、本発明は、第1の搬送方向から第2の搬送方向へ被搬送物を載せ換える移載装置であって、前記移載装置は、上部機構と下部機構を備え、前記下部機構に対し昇降可能に結合された前記上部機構に、前記第2の搬送方向に周回する回転手段と、前記搬送方向と交叉する方向に回転軸をもつ複数の回転体を備えたユニットを単数または複数並列して設け、前記被搬送物を載せ換えるときに、前記上部機構が上昇して前記複数の回転体の上面を被搬送物の搬送路となることを特徴とする移載装置を提供するものである。
本発明によれば、周回する回転手段の上面に、複数の回転体を配列し、その上を被搬送物が移送されるので回転手段自体を損傷させることがなく、耐久性も持続できる。
また、本発明は、第1の搬送方向と第2の搬送方向との間で被搬送物を載せ換える移載装置であって、前記第1または第2の搬送方向に周回する回転手段の上面に、前記搬送方向と交叉する方向に回転軸をもつ複数の回転体を備えたユニットを単数または複数並列配置して構成し、前記被搬送物を載せ換えるときに、上昇または下降して前記複数の回転体の上面を被搬送物の搬送路としたことを特徴とする移載装置を提供するものである。
本発明によれば、被搬送物の搬送方向を分岐または合流する移載装置として使用できる。
また、本発明は、第1の搬送方向と第2の搬送方向との間で被搬送物を載せ換える移載装置であって、前記第2の搬送方向に周回する回転手段の上面に、前記搬送方向と交叉する方向に回転軸をもつ複数の回転体を備えたユニットを単数または複数並列配置して構成し、前記被搬送物を前記第2の搬送方向から前記第1の搬送方向に載せ換えるときに、前記第2の搬送方向にて移動中にあるときは上昇位置にて前記複数の回転体の上面を被搬送物の搬送路とし、前記第1の搬送方向に転換する際には下降することを特徴とする移載装置を提供するものである。
本発明による移載装置は、第1の搬送方向と第2の搬送方向のいずれの方向であっても可逆的に適用できる。従って、被搬送物を他の搬送方向に挿入あるいは合流させることができる。
本発明の移載装置によれば、搬送方向に周回する回転手段の上面に、前記搬送方向と交叉する方向に回転軸をもつ複数の回転体を備えたユニットを複数並列配置して構成するので、前記被搬送物を載せ換えるときに、上昇して前記複数の回転体の上面を被搬送物が搬送され、搬被搬送物が周回するベルトに直接接触することがなくなり、ベルトのズレやベルトの脱落をなくし、また摩耗を少なくでき、ベルトの耐久性が改善される。また、搬送ラインに組み込むに際しても、周回するベルトの厚さを薄くでき搬送ラインとの段差も小さくできる。
本発明の一実施形態に係る移載装置の搬送方向に対して側面側から見た図であり、上部機構が下降位置にある状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る移載装置の搬送方向に対して側面側から見た図であり、上部機構が上昇位置にある状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る移載装置の搬送方向に対して側面側から見た図であり、上部機構の搬送方向から見て、一部を省略して示す図である。 本発明の一実施形態に係る移載装置の一部破断して示す全体斜視図であり、一部を省略して示す図である。 本発明の背景を説明する図であり、移載装置を搬送ラインに組み込んだ全体斜視図である。 本発明の背景を説明する図であり、移載装置の下部機構と上部機構を分離した全体斜視図を示し、特に搬送路を含む下部機構を示す。 本発明の背景を説明する図であり、移載装置の下部機構と上部機構を分離した全体斜視図を示し、特に上部機構を示す。 本発明の背景を説明する図であり、移載装置の搬送方向に対して側面側から見た、上部機構が下降位置にある状態を示す図である。 本発明の背景を説明する図であり、移載装置の搬送方向に対して側面側から見た、上部機構が上昇位置にある状態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
図1A乃至Cは、本発明の一実施形態に係る移載装置を説明する図であり、図1A及び図1Bは、移載装置の搬送方向に対し側面から見た断面図を示し、それぞれ上部機構が下降した状態と上昇した状態を示している。また、図1Cは、図1Aの矢印C方向、即ち搬送方向から見た上部機構の断面図であり、一部を省略して示している。ここで図1A及び図1Bは、先に背景として説明した図5A及び図5Bに対応するものである。
図1Aにおいて、搬送装置の下部機構300には、上部機構230を昇降させるための偏心カム290が駆動モータ292に連結ベルト291を介して接続され、また、中央部分には上部機構と係合して摺動する回転体(ホイール)260を備えている。
また、上部機構230には、下部機構300の偏心カム290に対向する位置にカムフォロア239を備えるとともに、中央部分に回転体260と係合して上下方向にガイドするガイドレール250を備えてなる。これら偏心カム290とカムフォロア239、回転体260とガイドレール250はそれぞれ対となり、図示例では、左右とその奥行(図示省略)に合せて各4か所に設けられている。
また、上部機構230の被搬送物を搬送するための搬送路は、周回するベルト220を上下で保持・規制する回転体(ホイール等)210、211が所定位置に配置されるとともに、ベルト220を周回駆動するためのモータ242に連結ベルトで連結されたローラ232を備えている。このローラ232の回転がベルト220に伝達される。また、このベルト220に加わる回転力を適切に伝達可能とするために両サイドに回転体212を備えている。
さらに、本発明は、周回するベルトの摩耗や、位置ずれ等を防ぐために、周回するベルト220の上面側に当該ベルトに接触して回転する回転体270を複数、所定位置に備えている。被搬送物は、この回転体220の上面に載り回転体220の回転により搬送されることになる。
図1Aに図示するように、上部機構230が下降している状態では、移載用の回転体270の搬送面となる上面の高さl10は、この移載装置が組み込まれる搬送ラインの搬送用ホイールの上面よりも低い位置にある。従って、搬送ラインに被搬送物が移動してきても、この移載装置により方向転換はされない。
図1Bに図示するように、上部機構230が上昇している状態では、移載用の回転体270の搬送面となる上面の高さl20は、この移載装置が組み込まれる搬送ラインの搬送用ホイールの上面よりも高い位置となる。従って、搬送ラインに被搬送物が移動してきて、この移載装置の上にくると移載用の回転体270の上面が搬送面となり、当該被搬送物は方向転換されることになる。
これら移載用の回転体270と、ベルトを保持、規制する回転体210、211及び212との関係を図1Cにより説明する。図1Cは、搬送路側から見た図であり、方向変換用の搬送路を形成するユニット体として、左右にそれぞれ1つを図示し他を省略しているが、これらユニットが所定数、設けられてなる。各回転体を保持する保持板235に上方の搬送用の回転体270が取付けられ、この回転体270に回転を与える周回するベルトを挟んで回転体210が取付けられている。その下部にベルト下側から支える回転体211とベルトの引張力を調整する回転体212が取付けられている。
図2は、本発明の一実施形態に係る移載装置の一部破断して示す全体斜視図であり、また、一部内部を省略して示すものである。図では、本発明の搬送装置200が搬送ラインに組み込まれ、搬送ライン3へ方向転換する例を示している。
上記実施態様では、被搬送物を第1の搬送方向から第2の搬送方向に分岐する例をもとに説明したが、本発明は、第2の搬送方向の向きを反転させ被搬送物を第1の搬送方向に挿入あるいは合流する装置としても使用できることは言うまでもない。即ち、第1の搬送方向と第2の搬送方向とを読み変えても同じことであり、本発明で設けた複数の回転体を搬送路に対して上昇さることで被搬送物を載せ換えるか、あるいは上昇動作の状態から下降させることで被搬送物を載せ換えるのかの違いである。本発明は何れの方向にたいしても搬送方向を変換する箇所に適用可能としたものである。
また、図1および図2では、共に搬送路を形成するユニット体を複数備えた例で説明したが、適宜、回転体として幅広のもの等を用い、ユニット体として一つ設けたものであってもよい。
斯うして、被搬送物が直接周回するベルトに接触することがなくなり、ベルトのズレやベルトを保持し案内する回転体、例えばシーブからの脱落することなく、また摩耗を少なくでき、ベルトの耐久性が改善される。また、従来に比べベルト自体の厚みを薄いものとでき、またベルトの外径を細くできる。従って、搬送ラインに組み込むに際しても、搬送ラインとの段差も小さくできその調整等も容易となる。
例えば、搬送面となる回転体270に回転を与える周回するベルト220として、タイミングベルトや平ベルトなどの最小屈曲径が50mm未満となる厚みの薄いベルトも利用可能とできる。また、上記例では、回転体270としてホイールを例にしているが、外周面をゴムやウレタンなどの樹脂を用いたホイール等を密に配置することでもよい。
以上説明した各実施形態は、本発明の理解のために例示されたものであり、本発明は、これら実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載によって定義される。また、本発明の技術思想から離れるものでない限り、特許請求の範囲に記載の構成と均等であるものも本発明の保護の範囲に含まれるものである。
本発明の移載装置によれば、搬送方向に周回する回転手段の上面に、複数の回転体を備えたユニットを複数並列配置して構成するので、複数の回転体の上面を被搬送物が搬送され、周回するベルトに直接接触することがなくなり、ベルトのズレやベルトの脱落をなくし、また摩耗を少なくでき、ベルトの耐久性が改善されるので、物流センターにおける物品搬送や工場における部品搬送等、搬送ラインの構築に利用可能性が大きい。
1,3…搬送ライン
11,31…キャリアローラ
2…移載装置
200…移載装置
210…回転体
211…回転体
212…回転体
220…ベルト
230…上部機構
234…カムフォロア
270…搬送用の回転体
290…偏心カム
300…下部機構

Claims (10)

  1. 第1の搬送方向から第2の搬送方向へ被搬送物を載せ換える移載装置であって、
    前記第2の搬送方向に周回する回転手段の上面に、前記搬送方向と交叉する方向に回転軸をもつ複数の回転体を備えたユニットを単数または複数並列配置して構成し、
    前記被搬送物を載せ換えるときに、上昇して前記複数の回転体の上面を被搬送物の搬送路としたことを特徴とする移載装置。
  2. 前記回転手段は周回するベルトであることを特徴とする請求項1に記載の移載装置。
  3. 前記複数の回転体の下側が前記ベルトの上面に接して配置され、前記ベルトが周回することで前記複数の回転体に回転を与えることを特徴とする請求項2に記載の移載装置。
  4. 前記回転体は、外周面をゴムまたはウレタン等の樹脂を用いたホイールで構成したことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の移載装置。
  5. 第1の搬送方向から第2の搬送方向へ被搬送物を載せ換える移載装置であって、
    前記移載装置は、上部機構と下部機構を備え、
    前記下部機構に対し昇降可能に結合された前記上部機構に、前記第2の搬送方向に周回する回転手段と、前記搬送方向と交叉する方向に回転軸をもつ複数の回転体を備えたユニットを単数または複数並列して設け、
    前記被搬送物を載せ換えるときに、前記上部機構が上昇して前記複数の回転体の上面を被搬送物の搬送路となることを特徴とする移載装置。
  6. 前記回転手段はタイミングベルトまたは平ベルト等のベルト状のものであり、
    前記複数の回転体の下側が前記回転手段の上面に接して配置され、前記回転手段が周回することで前記複数の回転体に回転を与えることを特徴とする請求項5に記載の移載装置。
  7. 前記回転体は、外周面をゴムまたはウレタン等の樹脂を用いたホイールで構成したことを特徴とする請求項5または6に記載の移載装置。
  8. 第1の搬送方向と第2の搬送方向との間で被搬送物を載せ換える移載装置であって、
    前記第1または第2の搬送方向に周回する回転手段の上面に、前記搬送方向と交叉する方向に回転軸をもつ複数の回転体を備えたユニットを単数または複数並列配置して構成し、
    前記被搬送物を載せ換えるときに、上昇または下降して前記複数の回転体の上面を被搬送物の搬送路としたことを特徴とする移載装置。
  9. 第1の搬送方向と第2の搬送方向との間で被搬送物を載せ換える移載装置であって、
    前記第1の搬送方向に周回する回転手段の上面に、前記搬送方向と交叉する方向に回転軸をもつ複数の回転体を備えたユニットを単数または複数並列配置して構成し、
    前記被搬送物を前記第1の搬送方向から前記第2の搬送方向に載せ換えるときに前記複数の回転体の上面を下降させることを特徴とする移載装置。
  10. 前記第1の搬送方向から第2の搬送方向に被搬送物を載せ換え、前記第2の搬送方向に挿入あるいは合流することを特徴とする請求項9に記載の移載装置。
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