JP2017030496A - 乗物用シート - Google Patents

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【課題】シートバックの傾動を規制するストッパ構造を合理的な構成で得ること。【解決手段】バックフレーム10(シートフレーム)にシートバック2の傾動を当接により規制するストッパ11Aが幅方向に張り出して設けられたシート1であって、上記ストッパ11Aが、バックフレーム10の一部を絞り加工により張り出す形に移設して形成された構成となっている。【選択図】図2

Description

本発明は、乗物用シートに関する。詳しくは、シートフレームにシートバックの傾動を当接により規制するストッパが幅方向に張り出して設けられた乗物用シートに関する。
従来、車両用シートにおいて、シートバックが左右一対のリクライナを介してシートクッションの後端部に背凭れ角度の調節を行える状態に連結されたものが知られている(特許文献1)。具体的には、上記シートバックは、その左右両側の各サイドフレームの下端部が、それぞれ、リクライナを介して、シートクッションの左右両側の後端部に結合されたリクライニングプレートに連結されている。上記シートバックは、上述した各サイドフレームの外側部に結合されたストッパ片が、各リクライニングプレートに突出して形成された突起と当接することにより、その前後方向の傾動が止められるようになっている。
特開2011−183122号公報
しかし、上記従来技術では、シートバックの傾動を止めるために別部材としてのストッパ片が必要となるため、部品点数が増大してしまう。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、シートバックの傾動を規制するストッパ構造を合理的な構成で得ることにある。
上記課題を解決するために、本発明の乗物用シートは次の手段をとる。
第1の発明は、シートフレームにシートバックの傾動を当接により規制するストッパが幅方向に張り出して設けられた乗物用シートであって、上記ストッパがシートフレームの一部を移設して形成されているものである。
この第1の発明によれば、シートフレームにストッパを形成するために、シートフレームとは別の部材を用意する必要がなくなる。したがって、シートバックの傾動を規制するストッパ構造を合理的な構成で得ることができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。ストッパが、シートバックのサイドフレームの一部が幅方向に絞り加工されて形成されている。
この第2の発明によれば、ストッパを、サイドフレームと一体的かつ閉断面で張り出す高い構造強度を備えた形に形成することができる。また、ストッパを、サイドフレームと結合することなく、サイドフレームと一体的な形に形成することができる。
第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、次の構成とされているものである。ストッパが、サイドフレームの前後方向の両端箇所を残す中央箇所に形成されている。
この第3の発明によれば、ストッパを、絞り加工時に伸張しやすいサイドフレームの中央箇所に形成することで、適切に張り出させた形に形成することができる。
第4の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。ストッパが、シートバックのサイドフレームの一部が幅方向に切り起こされて形成されている。
この第4の発明によれば、ストッパを、サイドフレームと結合することなく、サイドフレームと一体的な形に簡便に形成することができる。
第5の発明は、上述した第4の発明において、次の構成とされているものである。ストッパの切り起こされた箇所が折り重ねられている。
この第5の発明によれば、ストッパを、簡便かつ高い構造強度を備えた形に形成することができる。
実施例1の乗物用シートの概略構成を表した斜視図である。 リクライナによる連結部の構成を拡大して表した斜視図である。 図2を裏側から見た斜視図である。 図2のIV-IV線断面図である。 シートバックの傾動がストッパの当接により止められた状態を表した側面図である。 実施例2の乗物用シートの要部構造を表した斜視図である。 図6のVII-VII線断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
<シート1の基本構造>
始めに、実施例1のシート1(乗物用シート)の構成について、図1〜図5を用いて説明する。先ず、図1を参照しながら、シート1の基本構成について説明する。なお、以下の説明において、「シート幅方向」「シート高さ方向」等、各種方向に「シート」を付して説明する場合には、シート1に対する各種方向を示すものとする。また、「シート外側」「シート内側」と示す場合には、シート幅方向における内側、外側をそれぞれ示すものとする。また、「車両外側」「車両内側」と示す場合には、車両の幅方向における内側、外側をそれぞれ示すものとする。
本実施例のシート1は、図1に示すように、自動車の左側座席として構成されている。上記シート1は、着座者の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、頭凭れとなるヘッドレスト4と、を備えた構成となっている。
<シートバック2>
上述したシートバック2は、シートクッション3の後端部に、左右一対の電動式のリクライナ20を介して背凭れ角度の調節を行える状態に連結されている。上記各リクライナ20は、常時はシートバック2の背凭れ角度を固定した状態に保持されている。各リクライナ20は、シートクッション3の乗降ドア(不図示)側に面する車両外側の側部に設けられたスイッチ20Aを前後に押し傾ける操作によって、シートバック2の背凭れ角度を対応する各操作方向に傾動させられるように駆動回転するようになっている。
<シートクッション3>
シートクッション3は、車両のフロア上に、左右一対の電動式のスライドレール5を介して前後方向に位置調節を行える状態に連結されている。上記各スライドレール5は、常時はシートクッション3の前後位置を固定した状態に保持されている。各スライドレール5は、シートクッション3の車両外側の側部に設けられたスイッチ5Aを前後に押し引きする操作によって、シートクッション3の前後位置を対応する各操作方向に押動するように駆動するようになっている。
<シートバック2の骨組み構造>
上述したシートバック2は、詳しくは、その骨格を成すバックフレーム10が、正面視四角枠状の形に組まれた構成とされている。ここで、バックフレーム10が本発明の「シートフレーム」に相当する。具体的には、上記バックフレーム10は、左右一対の縦長状の鋼板材から成るサイドフレーム11と、各サイドフレーム11の上端部間に一体的に架橋される形に結合されたアッパフレーム12と、各サイドフレーム11の下端部間に一体的に架橋される形に結合されたロアパネル13と、によって正面視四角枠状の形に組まれた構成とされている。
上述した各サイドフレーム11は、それぞれ、1枚の鋼板材がシート高さ方向に長尺な板形状にプレスカットされて形成されており、互いがシート幅方向に向かい合う形に面を向けて配設された状態とされている。各サイドフレーム11は、それらの前後側の各縁部がシート内側に折り曲げられることにより、曲げや捩りに対する構造強度が高められていると共に、外周部にエッジを立たせない形に丸められた形状とされている。
アッパフレーム12は、1枚の鋼板材がシート幅方向に長尺な板形状にプレスカットされた後、全体が側面視逆U字状の形に折り曲げられて形成されている。上記アッパフレーム12は、上述した各サイドフレーム11の上端部間に跨る形に組み付けられて溶接により強固に一体的に結合された状態とされている。ロアパネル13は、1枚の鋼板材がシート幅方向に長尺な板形状にプレスカットされて形成されており、上述した各サイドフレーム11の下端側の後縁部間に前方側から跨る形に組み付けられて溶接により強固に一体的に結合された状態とされている。上記結合により、ロアパネル13は、各サイドフレーム11の配設向きと直交するシート前後方向に面を向ける形に配設された状態とされている。
上記構成のバックフレーム10を備えたシートバック2は、その左右両側のサイドフレーム11の下端部が、上述した各リクライナ20を介して、シートクッション3の左右両側の後端部に結合された各リクライニングプレート3Aに連結されている。各リクライニングプレート3Aは、シートクッション3の骨格を成す不図示のクッションフレームの左右両側の後端部にボルト締結されて強固に一体的に結合された状態として設けられている。
各リクライニングプレート3Aは、上述した各リクライナ20を介して重量物であるシートバック2を下方側から強く支えることができるよう、上述したシートバック2の各サイドフレーム11よりも厚手の構造強度の高い鋼板材により形成されている。このような厚手の各リクライニングプレート3Aに各リクライナ20が結合されていることにより、これらリクライナ20とリクライニングプレート3Aとの結合強度も高く確保されている。したがって、シートバック2に掛けられる背凭れ荷重や各種衝突荷重によって、シートバック2から各側のリクライナ20を介して各リクライニングプレート3Aに曲げモーメント等の大きな負荷が掛けられても、これらの負荷が上述した各リクライナ20とこれらに結合された各リクライニングプレート3Aとにおいて強く受け止められるようになっている。
一方、シートバック2の各サイドフレーム11は、軽量化と高強度化の両立を図る観点から、上述した各リクライニングプレート3Aよりも板厚の薄い、厚さ1mmの引張り強さが980MPaの超高張力鋼板材により形成されている。各サイドフレーム11は、このような構成となっていることにより、板厚が薄くても、シートバック2に掛けられる背凭れ荷重や各種衝突荷重を強く受け止めることができる構成とされている。具体的には、上記各サイドフレーム11は、それらの形状の前後幅が、各サイドフレーム11の自由端側となる上端側から支持端側となる下端側に向かって漸次増大していく形に形成されていることにより、上記シートバック2に掛けられる背凭れ荷重や各種衝突荷重を強く受け止めることのできる構成とされている。
ところで、上述したシートバック2の背凭れ角度を前後方向に傾動させる各移動は、シートバック2の各サイドフレーム11に形成されたストッパ11Aが、各側のリクライニングプレート3Aの前後側の各周縁部に突出して形成された前側係止突起3A1又は後側係止突起3A2に当接することで止められるようになっている(図5参照)。上記各ストッパ11Aは、シートバック2の各サイドフレーム11から絞り加工によりシート外側に向かって真っ直ぐ一体的に張り出す形となって形成されている。
<各機構の具体的な構成>
以下、上述したシートバック2の各サイドフレーム11の構成について、上述した各側のリクライナ20やリクライニングプレート3A等の周辺部品の構成と併せて図2〜図5を用いて詳しく説明していく。なお、これらは互いに左右対称な一対の構成となっているため、以下では、これらを代表して、車両外側に配置された片側の構成についてのみ、具体的に詳しく説明していくこととする。
<リクライナ20>
先ず、リクライナ20の構成について説明する。なお、リクライナ20は、特開2011−240758号公報等の文献に開示されている公知の構成となっているため、以下ではその主要部の構造のみを簡潔に説明することとする。図2〜図4に示すように、リクライナ20は、上述したシートバック2のサイドフレーム11と、そのシート外側に向かい合って配置されるリクライニングプレート3Aと、の間に挟まれて配置されており、これらを互いに相対回転させられる形に連結している。
具体的には、上記リクライナ20は、図4に示すように、シートバック2のサイドフレーム11のシート外側の側部に連結された外歯車21と、リクライニングプレート3Aのシート内側の側部に連結された内歯車22と、外歯車21と内歯車22とを互いに軸方向に組み付けた状態に保持する外周リング23と、内歯車22の中心部に通されて回転により外歯車21との間に組み付けられた不図示の回転止め構造を操作する操作軸24と、内歯車22のシート外側の側部に組み付けられて上記不図示の回転止め機構の構成部品の脱落を防ぐキャップ25と、を有する構成となっている。
上記外歯車21と内歯車22とは、互いに軸方向に組み付けられて、常時は上述した不図示の回転止め構造により互いが径方向に押し付けられてバックラッシのない深い噛合状態に保持されて回転止めされた状態とされている。上記外歯車21と内歯車22とは、内歯車22の中心部に通された操作軸24が、コネクティングロッドRを介して連結された駆動モータMからの回転出力の伝達を受けて回されることにより、上記不図示の回転止め構造が操作軸24の回転方向に押し回されて、互いの噛合位置を変化させていく形で相対回転するようになっている。
上記外歯車21と内歯車22とは、上記駆動モータMの回転が止められた状態では、互いが上記不図示の回転止め構造によりバックラッシのない深い噛合状態に押し付けられた状態に保持されると共に、駆動モータMからのブレーキ力の伝達を受けて、強く回転止めされた状態に保持されるようになっている。上記駆動モータMは、車両外側のサイドフレーム11のシート内側の側面部にボルト締結されて取り付けられている。
<ストッパ11A>
上述したサイドフレーム11に形成されたストッパ11Aは、図2及び図3に示すように、サイドフレーム11におけるリクライナ20との連結部より僅かに高い位置に、絞り加工によってシート外側(幅方向)に押し出された形となって形成されている。上記ストッパ11Aは、図5に示すように、側面視が略逆台形状の形となるように押し出されており、サイドフレーム11の側面と平行な縦で切った断面が略逆台形状の閉断面を成す、外側部の閉じられた有底の筒型形状に形成された状態とされている。
上記ストッパ11Aは、上記のように全周がサイドフレーム11と繋がる閉断面でかつシート外側に張り出した先が閉じられた有底の構成となっていることにより、シートバック2の傾動によりリクライニングプレート3Aの前側係止突起3A1や後側係止突起3A2に押し当てられた際に受ける圧縮負荷や曲げの負荷を強く受け止めることのできる、高い構造強度を備えた構成とされている。詳しくは、上記ストッパ11Aは、上記のように側面視が略逆台形状の形とされていることにより、その前側の側面部11A1と後側の側面部11A2とが、それぞれ、リクライニングプレート3Aの前側係止突起3A1と後側係止突起3A2とに対して真っ直ぐ面で当接する形に形成された状態とされている。これにより、ストッパ11Aは、前側係止突起3A1と後側係止突起3A2とに押し当てられた際に受ける負荷を広く面方向に分散させて、重量物であるシートバック2を強く受け止めることができるようになっている。
<まとめ>
以上をまとめると、本実施例のシート1は次のような構成となっている。すなわち、シート1は、バックフレーム10(シートフレーム)にシートバック2の傾動を当接により規制するストッパ11Aが幅方向に張り出して設けられた構成となっている。上記ストッパ11Aは、バックフレーム10の一部を絞り加工により張り出す形に移設して形成されている。このような構成となっていることにより、バックフレーム10にストッパ11Aを形成するために、バックフレーム10とは別の部材を用意する必要がなくなる。したがって、シートバック2の傾動を規制するストッパ構造を合理的な構成で得ることができる。
上記ストッパ11Aは、詳しくは、シートバック2のサイドフレーム11の一部が幅方向に絞り加工されて形成されている。このような構成となっていることにより、ストッパ11Aを、サイドフレーム11と一体的かつ閉断面で張り出す高い構造強度を備えた形に形成することができる。また、ストッパ11Aを、サイドフレーム11と結合することなく、サイドフレーム11と一体的な形に形成することができる。
より詳しくは、上記ストッパ11Aは、サイドフレーム11の前後方向の両端箇所を残す中央箇所に形成されている。このように、ストッパ11Aを、絞り加工時に伸張しやすいサイドフレーム11の中央箇所に形成することで、適切に張り出させた形に形成することができる。
続いて、実施例2のシート1の構成について、図6〜図7を用いて説明する。本実施例では、シートバック2のサイドフレーム11からシート外側に張り出すストッパ11Bが、サイドフレーム11からシート外側に垂直に倒し込まれる形に切り起こされて形成されている。上記ストッパ11Bは、そのサイドフレーム11から切り起こされた先の領域部が、更に下方側に折り返されて2重に折り重ねられた形で張り出す形状とされている。これにより、上記ストッパ11Bは、その前側の側部と後側の側部とを、それぞれ、リクライニングプレート3Aの前側係止突起3A1と後側係止突起3A2とに当てることでシートバック2の傾動を強く係止させることのできる高い構造強度を備えた構成とされている。
このように、ストッパ11Bが、シートバック2のサイドフレーム11の一部から幅方向に切り起こされて形成されていることにより、ストッパ11Bを、サイドフレーム11と結合することなく、サイドフレーム11と一体的な形に簡便に形成することができる。また、上記ストッパ11Bの切り起こされた箇所が折り重ねられた構成となっていることにより、ストッパ11Bを、簡便かつ高い構造強度を備えた形に形成することができる。なお、上記以外の構成については、実施例1で示したシート1と同じ構成となっているため、同一の符号を付して説明を省略することとする。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施形態を2つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の乗物用シートは、鉄道等の自動車以外の車両や、航空機、船舶等の様々な乗物用に供されるシートにも広く適用することができるものである。
また、本発明の構成は、シートクッション等のフロア上に設置されるベースのフレームに適用されていてもよい。また、ストッパは、シートフレームから幅方向に張り出して機能するものであればよく、シート幅方向の外側の他、内側に張り出すものであってもよい。また、ストッパは、シートフレームから絞り加工されたり切り起こされたりして形成されるものに限らず、シートフレームに予め余剰に延びる形状部位を設けておき、この余剰な形状部位を折り曲げることで形成してもよい。このようにすることで、ストッパを、シートフレームの肉抜きをすることなく形成することができる。
具体的には、上記実施例で示した構成を例に説明すると、シートバックのサイドフレームを予め下方側や前後左右に延長させた余剰な形状部位を備えた形状としておき、この余剰な形状部位を折り曲げてストッパとして張り出させる構成としてもよい。または、サイドフレームと隣り合うロアパネルから形状の一部を切り起こして、これをストッパとして張り出させる構成としてもよい。また、ストッパは、シートフレームの他の一部が切り抜かれて幅方向に張り出す形に結合されて設けられるものであってもよい。
また、上記実施例では、本発明のリクライナとして電動タイプの構成を例示したが、これに代えて、特開2015−30342号公報等の文献に開示されるような手動によるロック・解除操作式のリクライナを適用してもよい。この場合において、シートバックのサイドフレームとリクライニングプレートとの間に、シートバックに対して常時、前側に起こし上げる方向の附勢力を掛けるスパイラルスプリングが掛着される場合には、このスパイラルスプリングの径方向の外側の端部をストッパに引掛ける構成とすることで、より適切な構成の合理化を図ることができる。
1 シート
2 シートバック
3 シートクッション
3A リクライニングプレート
3A1 前側係止突起
3A2 後側係止突起
4 ヘッドレスト
5 スライドレール
5A スイッチ
10 バックフレーム(シートフレーム)
11 サイドフレーム
11A ストッパ
11A1 前側の側面部
11A2 後側の側面部
11B ストッパ
12 アッパフレーム
13 ロアパネル
20 リクライナ
20A スイッチ
21 外歯車
22 内歯車
23 外周リング
24 操作軸
25 キャップ
R コネクティングロッド
M 駆動モータ

Claims (5)

  1. シートフレームにシートバックの傾動を当接により規制するストッパが幅方向に張り出して設けられた乗物用シートであって、
    前記ストッパが前記シートフレームの一部を移設して形成されている乗物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗物用シートであって、
    前記ストッパが、前記シートバックのサイドフレームの一部が幅方向に絞り加工されて形成されている乗物用シート。
  3. 請求項2に記載の乗物用シートであって、
    前記ストッパが、前記サイドフレームの前後方向の両端箇所を残す中央箇所に形成されている乗物用シート。
  4. 請求項1に記載の乗物用シートであって、
    前記ストッパが、前記シートバックのサイドフレームの一部が幅方向に切り起こされて形成されている乗物用シート。
  5. 請求項4に記載の乗物用シートであって、
    前記ストッパの切り起こされた箇所が折り重ねられている乗物用シート。
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