JP2017030439A - 報知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】周囲の人がどのような速度で移動体が走行しているのかを直感的に把握することが可能な報知装置を提供する。
【解決手段】報知装置1は、人が搭乗する移動体100に搭載され、当該移動体100の移動速度を示す速度情報を取得する速度情報取得部10と、当該移動速度で人が周期的動作を伴って移動する場合の単位時間当たりの歩数からなる歩調を速度情報を用いて演算する歩調演算部12と、歩調に基づいて移動体100の存在を周囲に報知する報知周期を設定する報知周期設定部14と、設定された報知周期で報知を行う報知部16と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、人が搭乗する移動体の存在を周囲に報知する報知装置に関する。
従来、電動車椅子や電動車両やハイブリッド車両等の移動体が普及し、これらを利用するユーザにとっては便利なものとなっている。しかしながら、このような移動体は電気エネルギーを利用したモータを動力源としているので、走行時でも周囲の人が移動体の存在に気付く程の音を発することは少ない。このため、人が移動体の接近に気付かずに、至近距離に達してから驚くこともあり得る。そこで、移動体の存在を周囲に知らせる技術が検討されてきた(例えば特許文献1及び2)。
特許文献1に記載の電気自動車用ダミー音発生装置は、例えば、電気自動車の車速、モータの回転数、アクセルペダルの踏み込み、ターンシグナルの方向、ハンドルの操作方向等を走行状態として検出した場合に、当該走行状態に応じたエンジン自動車のエンジン音、音楽、チャイム等のダミー音を車外に報知する。
特許文献2に記載の車載用発音装置は、車両が発生する音を集音して、音響信号処理を施して放音する。これにより、周囲の人にとって耳障りとならないように車両の存在を知らせている。
実開平6−70098号公報 特開2008−1124号公報
上述したように、特許文献1に記載の技術は、エンジン自動車のエンジン音、音楽、チャイム等のダミー音を車外に報知し、特許文献2に記載の技術は、周囲の人が耳障りとならないような音を放音する。しかしながら、このような音を聞いただけでは、周囲の人が電気自動車や車両がどのような速度で走行しているのかを直感的に把握することが容易ではない。
そこで、周囲の人がどのような速度で移動体が走行しているのかを直感的に把握することが可能な報知装置が求められる。
本発明に係る報知装置の特徴構成は、人が搭乗する移動体に搭載され、前記移動体の移動速度を示す速度情報を取得する速度情報取得部と、前記移動速度で人が周期的動作を伴って移動する場合の単位時間当たりの歩数からなる歩調を前記速度情報を用いて演算する歩調演算部と、前記歩調に基づいて前記移動体の存在を周囲に報知する報知周期を設定する報知周期設定部と、設定された前記報知周期で報知を行う報知部と、を備えている点にある。
このような特徴構成とすれば、移動体の周囲の人に対して存在を報知すると共に、移動体の移動速度を直感的に把握させることが可能となる。また、例えば移動体と並んで歩く人がいる場合には、非常に混み合った歩行者空間においても、前記歩く人が移動体の報知により直感的に移動体の移動速度を把握できるので、お互いに前を向きながらペース(移動ペース)を合わせることができる。したがって、移動しながらスムーズな意思疎通をはかることができ、歩行者空間の流れもスムーズなものとすることができる。
また、前記移動速度を予め設定された区分で区分けし、当該区分毎に前記報知周期を記憶しておく報知周期テーブルが備えられ、前記報知周期設定部は、前記報知周期テーブルに基づいて前記報知周期を設定すると好適である。
このような構成とすれば、移動体の移動速度を示す速度情報を取得することにより、容易に報知周期を設定することが可能となる。したがって、報知周期の演算に係る負荷を軽減することが可能となる。
また、前記報知周期は、1周期において報知を行う報知時間と報知を休止する休止時間とを規定すると好適である。
このような構成とすれば、予め報知するタイミングを設定することができるので、例えば状況毎に報知周期を設定しておくことで、報知部が適切に報知することが可能となる。
また、前記報知部は、前記移動体に搭乗する人に応じた音で報知すると好適である。
このような構成とすれば、移動体の周囲の人が報知部から出力される音を聞いただけで移動体に搭乗している人を把握させることができる。
移動体の一例を示す図である。 報知装置の構成を示すブロック図である。 報知装置による報知例を示す図である。 報知周期テーブルの一例を示す図である。
本発明に係る報知装置は、周囲に移動体の存在及び移動速度を報知する機能を備えている。以下、本実施形態の報知装置1について説明する。
報知装置1は、移動体に搭載される。移動体とは、人が搭乗可能な乗り物であり、本実施形態では電動車椅子100が相当する。以下では、移動体を電動車椅子100として説明する。図1には、報知装置1が搭載される電動車椅子100の斜視図が示される。図1に示されるように、電動車椅子100はシート部70、駆動輪20、駆動部30、操作ボックス40を備えている。
シート部70は、車幅方向に引っ張って設けられる。このようなシート部70は、乗員が腰を掛ける座部71と、当該座部71に乗員が腰を掛けた状態でもたれる背部72とを有して構成される。これら座部71及び背部72は、車体を構成する車幅方向両外側に設けられたフレーム60に取り付けられる。電動車椅子100は、収納時や持ち運び時を容易に行うことができるように、車幅方向に沿って折り畳むことができる。このようなシート部70は折り畳み可能な布又はビニール等により構成される。
電動車椅子100には、4つの車輪25が設けられる。この4つの車輪25は、2つのキャスター21と2つの駆動輪20とから構成される。キャスター21は電動車椅子100の進行方向前側に設けられる。進行方向とは電動車椅子100が前進走行する際の方向である。キャスター21は車幅方向に沿って対向するように配設された左右一対で設けられる。なお、図1においては左側のキャスター21の図示が省略されている。
駆動輪20は電動車椅子100の進行方向後ろ側に設けられる。駆動輪20は、シート部70の車幅方向外側に沿って対向するように配設された左駆動輪20Lと右駆動輪20Rの一対からなる。以下では、特に区別をする必要がない場合には「駆動輪20」として説明する。駆動輪20は、電動車椅子100を走行させる動力が伝達される車輪である。一方、本実施形態ではキャスター21は動力が伝達されることはなく、電動車椅子100の前部を支持するために設けられる。また、電動車椅子100には、シート部70が進行方向後ろ側に転倒することを防止するために、駆動輪20の後方へ延在する転倒防止バー61L,61Rが設けられる。以下では、特に区別をする必要がない場合には「転倒防止バー61」として説明する。この転倒防止バー61が規制手段となって後方への転倒を防止する。
駆動部30は、バッテリ91から供給される電力により駆動輪20の夫々を駆動する。バッテリ91は、電動車椅子100の動力源となる電気エネルギーが予め蓄電され、背部72の背面に設けられたホルダー92を介して取り付けられる。駆動輪20の夫々とは、左駆動輪20L及び右駆動輪20Rである。このため、駆動部30は、左駆動輪20L及び右駆動輪20Rを独立して駆動することが可能に一対で設けられる。独立して駆動するとは、左駆動輪20Lと右駆動輪20Rとを夫々異なる回転速度及び異なる回転方向で駆動することが可能であることを示す。このため、駆動部30は、左駆動部30L及び右駆動部30Rの一対から構成される。以下では、特に区別をする必要がない場合には「駆動部30」として説明する。
左駆動部30Lには左駆動輪20Lを回転させる回転力を出力するモータ32Lを有して構成される。また、右駆動部30Rには右駆動輪20Rを回転させる回転力を出力するモータ32Rを有して構成される。以下では、特に区別をする必要がない場合には「モータ32」として説明する。左駆動部30L及び右駆動部30Rの夫々には、上述のバッテリ91からの出力される電気エネルギーが伝達され、夫々左駆動輪20L及び右駆動輪20Rを独立して駆動する。
操作ボックス40はジョイスティック41とコントローラ42とを備えて構成される。ジョイスティック41は中立状態が鉛直上方に向かって立設した状態であり、その状態から電動車椅子100の乗員が所定の方向に向けて倒すことにより、当該倒した方向に電動車椅子100を誘導することができる。また、鉛直上方から倒した角度に応じて移動速度が設定される。したがって、ジョイスティック41は乗員の意図を入力する入力デバイスとして機能する。コントローラ42は、ジョイスティック41に対する入力を上述した駆動部30に指示する。したがって、コントローラ42は、前記設定された移動速度を駆動部30に指示する速度指示部として機能する。駆動部30を構成する左駆動部30L及び右駆動部30Rは、夫々ジョイスティック41を介して入力された走行制御に係る駆動指令に基づいてモータ32L及びモータ32Rを駆動する。
次に、報知装置1について説明する。図2は、報知装置1の構成を模式的に示したブロック図である。報知装置1は、速度情報取得部10、歩調演算部12、報知周期設定部14、報知部16の各機能部を備えて構成され、これらの機能部は、電動車椅子100の存在の報知に係る処理を行うために、CPUを中核部材としてハードウェア又はソフトウェア或いはその両方で構築されている。なお、図2には、上述した駆動輪20、駆動部30、モータ32、及びコントローラ42も示されている。
速度情報取得部10は、電動車椅子100に搭載され、当該電動車椅子100の移動速度を示す速度情報を取得する。移動速度は駆動輪20の回転数に基づき検出される。ここで、上述したように、電動車椅子100は左駆動輪20L及び右駆動輪20Rを備え、夫々独立して駆動される。このため、左駆動輪20L及び右駆動輪20Rは常に同じように回転するとは限らないことから、本実施形態では、左駆動輪20Lの回転数を検出する回転センサ11Lと、右駆動輪20Rの回転数を検出する回転センサ11Rとが備えられる。以下では、特に区別をする必要がない場合には「回転センサ11」として説明する。速度情報取得部10は、回転センサ11L、及び回転センサ11Rによる左駆動輪20L及び右駆動輪20Rの回転数の検出結果が伝達され、これらの回転数を用いて電動車椅子100の移動速度を検出(演算)する。速度情報取得部10は、検出した移動速度を速度情報として後述する歩調演算部12に伝達する。
ここで、上述したようにコントローラ42は、ジョイスティック41の操作に応じた移動速度を駆動部30に指示する速度指示部として機能する。そこで、速度情報取得部10は、上述した回転センサ11の検出結果を用いた移動速度の演算に代えて、コントローラ42による移動速度の指示内容を取得し、当該指示内容に含まれる移動速度を速度情報として後述する歩調演算部12に伝達しても良い。
歩調演算部12は、速度情報取得部10が取得した移動速度で人が周期的動作を伴って移動する場合の歩調を演算する。人が周期的動作を伴って移動するとは、人が体の少なくとも一部を周期的に動かして移動することをいい、例えば、人が脚を動かして移動したり、手を振って移動したりすることをいう。もちろん、顔や腰等を振っての移動であっても良い。人が移動する場合の歩調とは、実際に人が移動するのではなく、速度情報取得部10が取得した移動速度で、人が移動したと仮定した場合の当該人の歩調である。ここで、歩調とは、人が移動する時の調子を示すものであり、本実施形態では単位時間当たりの歩数からなる。なお、歩調とは人が歩く時の調子のみを意味するのではなく、本実施形態では人が走る時の調子も包含している。
ここで、人が歩く時や走る時の歩調(単位時間当たりの歩数)は人の身長や年齢や性別により異なる。例えば、報知装置1が電動車椅子100に搭乗する人に応じた報知を行う場合には、報知装置1にどのような人が搭乗しているのかを示すために、人情報入力部13を備えると良い。人情報入力部13により、上述したような電動車椅子100に搭乗する人の身長や年齢や性別を入力し、歩調演算部12に伝達するように構成すると良い。この場合、歩調演算部12は、このような人の身長や年齢や性別に応じて歩調を演算することができる。
ここで、人の歩行速度は、歩幅と歩調と積により決定される。歩幅は、一般的に身長から100cmを減じた値であると言われている。歩調とは、上述したように単位時間(1秒)当たりの歩数である。よって、歩調演算部12は、速度情報取得部10から伝達された速度情報に含まれる移動速度を、電動車椅子100に搭乗する人の身長と性別に応じた歩幅で除して歩調を演算する。この演算結果の逆数が、人が移動する時の脚の送り周期となる。
報知周期設定部14は、歩調演算部12により演算された歩調に基づいて電動車椅子100の存在を周囲に報知する報知周期を設定する。報知周期設定部14は、歩調演算部12により演算された脚の送り周期を報知周期に設定する。電動車椅子100の存在を周囲に報知する場合には、音を出力して報知しても良いし、LED等を点滅させて報知しても良い。もちろん、その双方を用いて報知することも可能である。報知周期とは、報知装置1が、周囲に電動車椅子100の存在を報知する周期である。また、本実施形態では、報知周期により、1周期において報知を行う報知時間と、報知を休止する休止時間とが規定される。音を出力して報知する場合には、1周期において音を出力する時間が報知時間となり、音の出力を停止している時間が休止時間となる。LED等を点滅させて報知する場合には、1周期においてLED等を点滅させる時間が報知時間となり、LED等の点滅を停止している時間が休止時間となる。報知周期設定部14により設定された報知周期は後述する報知部16に伝達される。
報知部16は、報知周期設定部14により設定された報知周期で報知を行う。報知部16が報知する方法として、LED17を点滅する形態としたり、スピーカ18から音を出力する形態とすることが可能である。例えばLED17を点滅させる場合には、報知周期設定部14により設定された報知周期でLEDを点滅させると良い。
また、例えばスピーカ18から音を出力する場合には、報知音データ記憶部19に予め報知音を記憶しておき、報知部16は当該報知音データ記憶部19から電動車椅子100に搭乗する人に応じた音を選択し、当該音を報知周期設定部14により設定された報知周期で出力すると良い。
電動車椅子100に搭乗する人に応じた音とは、登場する人の性別や年齢に応じた音とすることが可能である。すなわち、搭乗する人が子供の場合には、例えば子供のように軽く飛び跳ねるような音とすると良く、搭乗する人が成年男性の場合には、例えば低音を重視した音とすると良く、搭乗する人が成年女性の場合には、例えば高音を重視した音とすると良い。これにより、電動車椅子100の周囲に人が、音を聞いた時に当該電動車椅子100に搭乗する人がどのような人であるのかを視認することなく特定することができる。
なお、報知部16が行うLED17の点滅や、音の周期的な出力は、設定されたタイミングのみLED17を点灯させたり、スピーカ18から音を出力する形態であっても良いし、報知することになった場合に、常時点灯しているLED17を報知周期で消灯させたり、常時出力している音を報知周期でミュートしたりする形態であっても良い。
図3には、報知周期を3種類で分けた場合の例が示される。すなわち、歩調演算部12により、電動車椅子100の移動速度が人が歩いて移動する程度の速度であると演算された場合(#01)、電動車椅子100の移動速度が人が早歩きで移動する程度の速度であると演算された場合(#02)、電動車椅子100の移動速度が人が駆け足で移動する程度の速度であると演算された場合(#03)の例が示される。このような場合、例えば#01の時に出力する音の長さ(四分音符)と、#02の時に出力する音の長さ(八分音符)と、#03の時に出力する音の長さ(十六分音符)を変更するように構成することも可能である。このように出力する音の長さを変えることにより、電動車椅子100の移動速度を周囲の人に直感的に把握させることが可能となる。
これにより、電動車椅子100の移動速度がゆっくりしたものである場合には、電動車椅子100が死角で見え難くても当該電動車椅子100の存在を死角にいる人に事前に知らせて安心感を与え、電動車椅子100の移動速度が速いものである場合には、電動車椅子100が死角で見え難くても当該電動車椅子100の存在を死角にいる人に事前に知らせて、交差点での飛び出しを躊躇させたり、立ち止まらせたりすることができる。更には、電動車椅子100には速度計を備えていない場合が多いが、係る場合でも電動車椅子100に搭乗している人に、電動車椅子100の移動速度を直感的に把握させることも可能となる。
〔その他の実施形態〕
上記実施形態では、移動体として電動車椅子100を例に挙げて説明したが、人が搭乗可能な乗り物であれば他の乗り物であっても良い。具体的には、例えば、電動車両、ハイブリッド車両、パーソナルモビリティ、自転車、非電動車椅子等、走行時に発する音を聞いて、周囲の人がその存在を把握し難い乗り物であっても良い。
上記実施形態では、報知周期は、1周期において報知を行う報知時間と報知を休止する休止時間とを規定するとして説明したが、1周期における報知時間と休止時間とが予め設定されている場合には、報知周期は報知するタイミングのみを規定するように構成することも可能である。
上記実施形態では、報知部16は、移動体100に搭乗する人に応じた音で報知するとして説明したが、報知部16は移動体100に搭乗する人に拘らず、一様な音で報知するように構成することも可能である。
上記実施形態では、報知周期設定部14は歩調演算部12により演算された脚の送り周期を報知周期として設定するとして説明したが、移動速度を予め設定された区分で区分けし、報知周期設定部14は当該区分毎に報知周期を設定するように構成することも可能である。この場合には、移動速度を予め設定された区分で区分けし、当該区分毎に報知周期を記憶しておく報知周期テーブルを備えると良い。図4には、報知周期テーブルの一例が示される。図4の例では、移動速度をAkm/hとすると、0<A≦5km/hの場合、5<A≦10km/hの場合、10<Aの場合の3つの区分で区分けし、夫々の区分毎に報知周期が規定されている。具体的には、移動速度が速い区分程、報知周期が速く規定されている。すなわち、音や光を出力するタイミングをパルスで示すと、移動速度が速い区分程、単位時間当たりのパルスの数が多くなっている。報知周期設定部14は、このような報知周期テーブルに基づいて報知周期を設定するように構成することも可能である。もちろん、上述した3つの区分は単なる一例であり、2つの区分で区分けすることも可能であるし、4つ以上の区分で区分けするように構成することも可能である。
また、速度情報取得部10により取得された速度情報に含まれる電動車椅子100の移動速度が、人の脚で移動することができないような移動速度である場合には(例えば速度が速すぎる等)、報知装置1は連続的に報知するように構成することも可能である。
上記実施形態では、報知部16は報知音データ記憶部19に予め記憶されている音を報知音として選択して出力すると説明したが、この音は予め録音しておいたモータの音やエンジンの音とすることができる。また、信号処理・統計処理ソフトで作成したホワイトノイズやピンクノイズ等のランダムノイズ、又はナレータによる音声ガイダンスであっても良い。或いは、報知装置1にマイクを搭載し、リアルタイムで収集した走行音やモータ音等とすることも可能である。
本発明は、人が搭乗する移動体の存在を周囲に報知する報知装置に用いることが可能である。
1:報知装置
10:速度情報取得部
12:歩調演算部
14:報知周期設定部
16:報知部
100:電動車椅子(移動体)

Claims (4)

  1. 人が搭乗する移動体に搭載され、前記移動体の移動速度を示す速度情報を取得する速度情報取得部と、
    前記移動速度で人が周期的動作を伴って移動する場合の単位時間当たりの歩数からなる歩調を前記速度情報を用いて演算する歩調演算部と、
    前記歩調に基づいて前記移動体の存在を周囲に報知する報知周期を設定する報知周期設定部と、
    設定された前記報知周期で報知を行う報知部と、
    を備えた報知装置。
  2. 前記移動速度を予め設定された区分で区分けし、当該区分毎に前記報知周期を記憶しておく報知周期テーブルが備えられ、
    前記報知周期設定部は、前記報知周期テーブルに基づいて前記報知周期を設定する請求項1に記載の報知装置。
  3. 前記報知周期は、1周期において報知を行う報知時間と報知を休止する休止時間とを規定する請求項1又は2に記載の報知装置。
  4. 前記報知部は、前記移動体に搭乗する人に応じた音で報知する請求項1から3のいずれか一項に記載の報知装置。
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