JP2017023987A - シーラ塗布装置 - Google Patents

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【課題】シーラの塗布パターンに曲線状の部分が含まれる場合であってもシーラの状態を好適に検知する。
【解決手段】シーラ塗布装置1は、所定の方向に移動することによりシーラSをワークWに塗布するシーラガン8を含む塗布ロボット2と、シーラガン8からワークに塗布されたシーラを撮像する撮像装置3と、塗布ロボット2及び撮像装置3の制御を実行する制御装置4〜6とを備える。撮像装置3は、シーラSを撮像する画像センサ10と、この画像センサ10をシーラガン8のまわりに回転させる駆動装置11とを備える。制御装置4〜6は、塗布ロボット2からシーラガン8の位置データを取得するとともに、シーラガン8の移動方向後方に画像センサ10を配置すべく、シーラガン8の位置データに基づいて駆動装置11による画像センサ10の回転駆動制御を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワークに塗布されるシーラの状態の良否を判定可能なシーラ塗布装置に関する。
従来、自動車の車体部品を構成するドアパネル、フードパネル等のように、インナパネルとアウタパネルとから構成されるパネル部材にあっては、インナパネルとアウタパネルとを突き合わせるとともに、アウタパネルの端部をインナパネルの端部外表面に向けて折り曲げることにより、両パネルと一体に組み付けている。
このような両パネルの接触面には、防水性を確保するためにシーラが塗布される。このシーラをワークに塗布する装置としては、シーラを吐出するシーラガンを操作するロボット、ワークに塗布されたシーラの塗布状態を検知するセンサ、シーラガンによるシーラの塗布を制御する塗布制御手段、ロボット制御手段、センサ制御手段、及び塗布開示時刻、シーラに塗布欠陥が発生した時刻等を記憶する記憶手段を備えたものがある(例えば特許文献1参照)。
このシーラ塗布装置では、ロボット制御手段に予めティーチングされた情報に基づいて、ロボットのアームを所定の軌跡で移動させることにより、シーラガンのノズルから吐出されるシーラを、ワークに対して所定のパターンで塗布する(同文献の第2図(A)参照)。この塗布パターンには、直線部(同図のB、D参照)やコーナー部(同図のC、E参照)が含まれる。
このシーラ塗布装置は、この塗布パターンに従ってワークに塗布されるシーラの位置及び幅をシーラガンに取り付けられたセンサにより監視し、センサが塗布欠陥を検知した場合に、記憶手段に記憶される時刻又は位置座標データから、この塗布欠陥の位置を特定し、この位置にシーラガンによってシーラの再塗布を行う。
特開平1−159075号公報
上記のような従来のシーラ塗布装置では、シーラガンに取り付けられたセンサを、このシーラガンの移動に追従させ、ワークに塗布されたシーラの状態を検知している。この構成において、上記のようにシーラの塗布パターンにコーナー部のような曲線状の部分が含まれていると、シーラガンがこの曲縁状の部分を描くように移動した際に、センサの位置がこの部分からずれてしまい、ワークに塗布されたシーラの状態を検知することが困難となる場合があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、シーラの塗布パターンに曲線状の部分が含まれる場合であっても、シーラの塗布状態を好適に検知することが可能なシーラ塗布装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためのものであり、所定の方向に移動することによりシーラをワークに塗布するシーラガンを含む塗布ロボットと、前記シーラガンから前記ワークに塗布されたシーラを撮像する撮像装置と、前記塗布ロボット及び前記撮像装置の制御を実行する制御装置とを備えるシーラ塗布装置であって、前記撮像装置は、シーラを撮像する画像センサと、前記画像センサを前記シーラガンのまわりに回転させる駆動装置とを備え、前記制御装置は、前記塗布ロボットから前記シーラガンの位置データを取得するとともに、前記シーラガンの前記移動方向後方に前記画像センサを配置すべく、前記シーラガンの前記位置データに基づいて前記駆動装置による回転制御を実行することを特徴とする。
かかる構成によれば、制御装置は、塗布ロボットから取得したシーラガンの位置データに基づいて、画像センサを常にシーラガンの移動方向後方に位置するように、その回転駆動制御を実行する。これにより、ワークに塗布されたシーラの塗布パターンに曲線状の部分が含まれる場合であっても、画像センサは、ワークに塗布されたシーラを確実かつ好適に撮像することができる。
本発明によれば、シーラの塗布パターンに曲線状の部分が含まれる場合であっても、シーラの塗布状態を好適に検知することができる。
シーラ塗布装置の一実施形態を示す側面図である。 ロボット制御盤の機能ブロック図である。 画像処理装置の機能ブロック図である。 シーラガンと画像センサの動きを説明するための平面図である。 シーラ塗布装置の他の実施形態を示す側面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。図1乃至図4は、本発明に係るシーラ塗布装置の一実施形態を示す。
図1に示すように、シーラ塗布装置1は、ワークWにシーラSを塗布する塗布ロボット2と、ワークWに塗布されるシーラSを撮像する撮像装置3と、塗布ロボット2の制御を実行するロボット制御盤4と、撮像装置3の制御を実行する撮像制御装置5と、撮像装置3により取得される画像データを処理する画像処理装置6とを備える。
なお、本実施形態では、ロボット制御盤4、撮像制御装置5及び画像処理装置6を別個に備えるシーラ塗布装置1を例示するが、これに限定されず、これら全ての装置を一台の制御装置により構成してもよい。この場合、この制御装置は、後述するロボット制御盤4、撮像制御装置5及び画像処理装置6のすべての機能を具備し得る。
塗布ロボット2は、ロボット制御盤4に接続されている。塗布ロボット2は、図1に示すように、多関節アーム7と、シーラガン8とを備える。多関節アーム7は、その先端部でシーラガン8を支持しており、旋回・伸縮・揺動等の動作によってシーラガン8を三次元的に移動操作する。シーラガン8は、シーラSを吐出するノズル9の他、図示しないモータ(ポンプ)その他の機器を備える。
撮像装置3は、画像センサ10と、この画像センサ10をシーラガン8のまわりに回転させる駆動装置11とを備える。
画像センサ10は、CCDセンサ又はCMOSセンサ等の各種センサ又はカメラにより構成され得る。画像センサ10は、駆動装置11を介してシーラガン8に支持されている。画像センサ10は、ワークWに塗布されるシーラSの静止画又は動画を撮像し、その画像データを取得して保存(記録)する。また、画像センサ10は、撮像制御装置5に接続されており、取得した画像データをこの撮像制御装置5に送信する。図1に示すように、画像センサ10は、直下のシーラSを撮像するように、鉛直下方に向けられている。
駆動装置11は、画像センサ10を駆動するアクチュエータ12と、アクチュエータ12を移動可能に支持する支持部材13とを備える。
アクチュエータ12は、例えば電動モータにより構成されるが、これに限定されるものではない。図1に示すように、このアクチュエータ12は、その回転軸14にピニオン15を備える。アクチュエータ12は、その回転軸14が下方を向くように配置されている。このアクチュエータ12は、支持部材13の周囲を回動又は回転するように、この支持部材13に支持されている。また、このアクチュエータ12は、塗布ロボット2の外部軸制御によって作動し得る。このアクチュエータ12には、連結部材16を介して画像センサ10が連結されている。これにより、画像センサ10は、アクチュエータ12とともに支持部材13のまわりを回転移動するように構成される。
支持部材13は、環状(例えば円環状)に構成されるとともに、その内側にシーラガン8の中途部が挿通された状態で、このシーラガン8に支持(固定)されている。支持部材13は、その外周面に、アクチュエータ12のピニオン15が噛合するギア部(歯車部)17(図1においてクロスハッチングで示す)を有する。アクチュエータ12の回転軸14を回転させると、このギア部17に係合するピニオン15が回転し、これによって、画像センサ10及びアクチュエータ12が、支持部材13の外周面に沿ってシーラガン8のまわりを回転する。
ロボット制御盤4は、塗布ロボット2、撮像制御装置5、及び画像処理装置6に接続されている。このロボット制御盤4は、例えばCPU、ROM、RAM、HDD、モニタ、入力インタフェース等の各種ハードウェアを実装し得る。ロボット制御盤4は、図2に示すように、CPUにより構成される演算処理部18と、ROM、RAM、HDD等により構成される記憶部19と、塗布ロボット2を制御するロボット制御部20と、駆動装置11を制御する駆動装置制御部21と、通信制御部22を備える。
演算処理部18は、記憶部19に記憶されているプログラム及びデータに基づいて、多関節アーム7の動作やシーラガン8の動作に係る制御に必要な各種の演算処理を実行する。例えば、演算処理部18は、塗布ロボット2から送信されるシーラガン8の位置データに基づいて、画像センサ10によるシーラSの撮像のタイミングを演算する。また、演算処理部18は、シーラガン8の位置データに基づいて、画像センサ10の望ましい位置を演算により求める。
記憶部19は、塗布ロボット2の多関節アーム7およびシーラガン8を駆動制御するためのプログラム、シーラSに塗布不良が生じた場合に、これを解消すべく塗布ロボット2にシーラSを不良個所に再塗布させるためのプログラム、ワークWの種別やシーラガン8の位置データ(座標データ)等のデータを記憶する。
ロボット制御部20は、演算処理部18と協働して、塗布ロボット2の多関節アーム7の駆動及びシーラガン8によるシーラSの吐出に関する制御を実行する。
駆動装置制御部21は、撮像装置3における駆動装置11のアクチュエータ12に接続されている(図示せず)。駆動装置制御部21は、演算処理部18と協働し、塗布ロボット2から送信されるシーラガン8の位置データに基づいて、アクチュエータ12による画像センサ10の回転駆動制御を実行する。
通信制御部22は、塗布ロボット2から送信されるシーラガン8の位置データを画像処理装置6に送信する。また、通信制御部22は、演算処理部18によって演算された画像センサ10における撮像のタイミングに基づいて、画像センサ10を駆動するためのトリガ信号を撮像制御装置5に送信する。
撮像制御装置5は、画像センサ10及び画像処理装置6に接続されており、画像センサ10により取得した画像データを画像処理装置6に送信する。撮像制御装置5は、例えばCPU、ROM、RAM、HDD、モニタ、入力インタフェース等の各種ハードウェアを実装し得る。撮像制御装置5は、ロボット制御盤4から送信されたトリガ信号に基づいて、画像センサ10にシーラSを撮像させる。
画像処理装置6は、例えばCPU、ROM、RAM、HDD、モニタ、入力インタフェース等の各種ハードウェアを実装し得る。図3に示すように、画像処理装置6は、CPUにより構成される演算処理部23と、ROM、RAM、HDD等により構成される記憶部24と、撮像装置3の画像センサ10によって取得された画像データに対して画像処理を実行する画像処理部25とを備える。
演算処理部23は、画像センサ10から取得した画像データに含まれるシーラSの画像から、このシーラSの塗布幅を演算により求める。演算処理部23は、演算したシーラSの塗布幅を記憶部24に記憶されている基準データ(基準値)と比較して、その良否を判定する。演算処理部23は、シーラSに関する良否の判定結果を記憶部24に記憶させるとともに、画像処理装置6のモニタに表示させる。また、演算処理部23は、シーラSの塗布状態を不良と判定した場合に、この塗布不良を解消させるべく、塗布不良の位置(座標)に係るデータをロボット制御盤4に送信する。
記憶部24は、画像センサ10が取得した画像データの画像処理に係るプログラム、ワークWに塗布されたシーラSにおける塗布状態の良否を判定するためのプログラム、画像センサ10により撮像された画像データ、演算処理部23によって為された塗布状態の判定結果に係るデータ等を記憶する。また、記憶部24は、望ましい塗布状態におけるシーラSの基準データ(例えば塗布幅の基準値)が記憶する。
画像処理部25は、演算処理部23によるシーラSの塗布状態の良否判定を精度良く実行できるように、画像センサ10により取得された画像データの補正処理(画像処理)を実行する。
以下、上記構成のシーラ塗布装置1を使用してワークWにシーラSを塗布する方法について説明する。
まず、シーラ塗布装置1は、塗布ロボット2の多関節アーム7を駆動して、シーラガン8を塗布開始位置へと移動させる。塗布開始位置において、シーラガン8のノズル9は、ワークWから離間された上方位置に配置される。このとき、画像センサ10は、初期位置(待機位置)にて支持部材13に支持されている。
次に、ロボット制御盤4のロボット制御部20は、多関節アーム7を駆動し、シーラガン8を所定の軌道に沿って移動させる。また、ロボット制御部20は、シーラガン8の移動と同時に、このシーラガン8を作動させて、ノズル9からシーラSを吐出させる。この動作に伴い、塗布ロボット2は、ノズル9における先端部の位置データ(座標データ)を演算処理部18に随時送信する。
演算処理部18は、入力されたノズル9の位置データに基づいて画像センサ10の座標を演算する。この演算処理部18は、ノズル9の位置データに基づいて、このノズル9の進行方向を認識している。また、演算処理部18は、画像センサ10がノズル9の進行方向後方に常に位置するように、画像センサ10の制御角度θを演算する。
以下、図4を参照しながら、画像センサ10における制御角度θについて説明する。ロボット制御盤4には、塗布ロボット2における三次元座標系(ツール座標系)が設定されている。この座標系は、シーラガン8の中心軸に一致するように設定されるZ軸と、このZ軸に直交するとともに互いに直交するX軸及びY軸を含む。図4は、平面視におけるシーラガン8及び画像センサ10と、シーラガン8の軌跡Tとを示す平面図である。画像センサ10は、Z軸(シーラガン8の中心軸)を中心として所定の半径で回転可能とされている。なお、シーラガン8の軌跡Tは、シーラSを所定のパターンでワークWに塗布するためにシーラガン8のノズル9が描くものであり、図4ではその一部として曲線状の部分を示している。
なお、画像センサ10の回転半径、すなわち、画像センサ10とシーラガン8との離間距離の値は、ロボット制御盤4の記憶部19に記憶されている。また、この図4において、シーラガン8の位置は、シーラガン8の中心、すなわちノズル9の中心をこの座標系のXY平面上に制御点O1として表示したものである。また、画像センサ10の位置は、この画像センサ10の中心を制御点O2として座標系のXY平面上に表示したものである。
ロボット制御盤4の演算処理部18は、この座標系のX軸と、制御点O1及び制御点O2を結ぶ直線Lとが為す角度を制御角度θとして定義する。演算処理部18は、記憶部19に予め記録されているシーラSの塗布パターン、すなわち、シーラガン8におけるノズル9の軌跡Tに係るデータと、制御点O1の位置データ(座標データ)と、制御点O1と制御点O2との距離に係るデータとに基づいて、制御点O2がノズル9の軌跡Tを辿るように、制御角度θを算出する。
ロボット制御盤4の駆動装置制御部21は、演算処理部18と協働して、演算処理部18によって演算された制御角度θとなるように、駆動装置11を動作させる。具体的には、駆動装置制御部21は、アクチュエータ12を駆動してピニオン15を回転させることにより、画像センサ10の位置を変更させる。
一方、ロボット制御盤4の演算処理部18は、通信制御部22を介して、画像センサ10による撮像のためのトリガ信号を撮像制御装置5に送信する。このトリガ信号は、画像センサ10がシーラガン8の移動に伴って所定の距離を進行する毎に、又は所定の時間毎に、撮像制御装置5に送信される。撮像制御装置5は、このトリガ信号を受信すると、画像センサ10を駆動して直下に塗布されたシーラSを撮像させる。撮像された画像データは、画像センサ10から撮像制御装置5に送信され、この撮像制御装置5を介して画像処理装置6に入力される。
画像処理装置6は、演算処理部23及び画像処理部25により、画像センサ10から送信された画像データに含まれるシーラSの幅を計測(演算)する。演算処理部23は、計測したシーラSの幅を記憶部24に記憶される基準値と比較して、シーラSの塗布状態の良否を判定する。演算処理部23がシーラSの塗布状態を不良であると判断した場合、画像処理装置6は、その旨をノズル9の位置データ(座標データ)と共にロボット制御盤4に送信する。ロボット制御盤4は、この不良判定情報を受信すると、演算処理部18及びロボット制御部20により多関節アーム7を駆動してシーラガン8を不良状態と判定された位置(座標)へと移動させる。その後、ロボット制御部20は、シーラガン8を作動させて、ノズル9からシーラSを吐出させ、不良個所を修正する。
以上説明した本実施形態に係るシーラ塗布装置1によれば、シーラガン8の軌跡Tが曲線状の部分を含む場合であっても、ロボット制御盤4(制御装置)は、シーラガン8の位置データに基づいて、画像センサ10を常にシーラガン8の移動方向後方に位置するように制御する。これにより、シーラガン8から塗布されたシーラSの塗布パターンに曲線状の部分が含まれる場合であっても、画像センサ10は、ワークWに塗布されたシーラSを確実かつ好適に撮像することができる。
また、本実施形態に係るシーラ塗布装置1では、画像センサ10とアクチュエータ12とを一体に構成して、支持部材13の外周面に沿って回転させる構成を採用する。このため、画像センサ10及びアクチュエータ12の塗布ロボット2への取り付け又は取り外しを容易に行うことができる。これにより、シーラ塗布装置1は、撮像装置3のメンテナンス性が向上したものとなる。
図5は、シーラ塗布装置の他の実施形態を示す。本実施形態において、シーラ塗布装置1は、図1乃至図4に示した一実施形態と同様の構成を有するが、撮像装置3の画像センサ10による撮像の手法が異なる。
図5に示すように、画像センサ10は、シーラガン8のノズル9とこのノズル9から吐出されるシーラSとの両方を撮像できるように、このノズル9に向けられている。本実施形態に係るシーラ塗布装置1は、撮像された画像データにおいて、ノズル9が常に同じ位置に写るように、ロボット制御盤4、撮像制御装置5及び画像処理装置6によって、塗布ロボット2及び撮像装置3を制御する。
すなわち、塗布ロボット2及びロボット制御盤4によってシーラガン8の位置データを取得するとともに、ロボット制御盤4の駆動装置制御部21によって撮像装置3の駆動装置11を駆動し、ノズル9が画像データにおいて常に同じ位置に写るように、画像センサ10の回転駆動制御を実行する。これにより、画像センサ10は、常にシーラガン8の進行方向後方に位置し、シーラSの塗布パターンに曲線部分が含まれる場合であっても、ワークWに塗布されたシーラSを確実かつ好適に撮像することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、上記した作用効果に限定されるものでもない。本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、画像センサ10を回転させる駆動装置11を備えたシーラ塗布装置1を例示したが、これに限定されない。例えば、画像センサ10をシーラガン8に固定するとともに、多関節アーム7によってシーラガン8をZ軸まわりに回転(自転)させることで、画像センサ10が所定の制御角度θとなるように、この画像センサ10の位置を変更してもよい。
上記の実施形態では、ロボット制御盤4によって撮像装置3の駆動装置11を制御していたが、これに限定されない。駆動装置11は、画像処理装置6によって制御されてもよく、駆動装置11のアクチュエータ12にマイクロコンピュータを搭載して画像センサ10の回転駆動制御を実行してもよい。
1 シーラ塗布装置
2 塗布ロボット
3 撮像装置
4 ロボット制御盤(制御装置)
5 撮像制御装置(制御装置)
6 画像処理装置(制御装置)
8 シーラガン
10 画像センサ
11 駆動装置
S シーラ
W ワーク

Claims (1)

  1. 所定の方向に移動することによりシーラをワークに塗布するシーラガンを含む塗布ロボットと、前記シーラガンから前記ワークに塗布された前記シーラを撮像する撮像装置と、前記塗布ロボット及び前記撮像装置の制御を実行する制御装置とを備えるシーラ塗布装置であって、
    前記撮像装置は、前記シーラを撮像する画像センサと、前記画像センサを前記シーラガンのまわりに回転させる駆動装置とを備え、
    前記制御装置は、前記塗布ロボットから前記シーラガンの位置データを取得するとともに、前記シーラガンの前記移動方向後方に前記画像センサを配置すべく、前記シーラガンの前記位置データに基づいて前記駆動装置による前記画像センサの回転駆動制御を実行することを特徴とするシーラ塗布装置。
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