JP2017020250A - コンクリート構造物の養生シート及びそれを用いたコンクリート構造物の製造方法 - Google Patents

コンクリート構造物の養生シート及びそれを用いたコンクリート構造物の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、型枠内面に貼付し、コンクリートの打設後にコンクリート構造物側に残置するように型枠を脱型して所定期間養生するコンクリート構造物の製造方法において使用する養生シートであって、脱型の際にコンクリート構造物側に残置するように型枠を容易に脱型でき、コンクリート構造物に高度に密着しており、ブリージング水を抑止することができ、その結果、コンクリート表面の強度が高く、コンクリート表面にあばたがないコンクリート構造物を製造できるコンクリート構造物の養生シートを提供する。【解決手段】ポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなる非透水性基材の一面に微粘着性の粘着剤層が積層されてなる養生シートであって、型枠内面に貼付し、コンクリートを打設した際の、型枠内面との付着力がコンクリート構造物との付着力より小さいことを特徴とするコンクリート構造物の養生シート。【選択図】図1

Description

本発明は、打設したコンクリートを養生するためにコンクリート構造物の表面を覆うコンクリート構造物の養生シート及び上記養生シートを用いたコンクリート構造物の製造方法に関する。
コンクリート構造物を製造するには、所定位置に設置した型枠内にコンクリートを打設し、所定日数養生した後に型枠を脱型し、型枠が脱型されたコンクリート表面に養生シートを所定期間貼付して水和反応が進むようコンクリートの湿潤養生を行うことが一般的であったが、合成樹脂シートよりなる養生シートのコンクリート構造物に対する付着力は小さく、コンクリート構造物の鉛直面に養生シートを密着させるのは困難であり、密着できても、経時により容易に剥離脱落してしまうという欠点があった。
上記欠点を解消するために、コンクリートを打設する際に、予め、型枠内面に養生シートを貼付する方法が種々提案されている。例えば、「型枠の堰板に、その堰枠に対する付着力よりもコンクリートに対する付着力の方が大きく、コンクリートに対して養生効果のある材料(プラスチック材料)を前もって取り付け、コンクリート打設後、上記材料をコンクリート方面に付着残留させるコンクリートの養生方法」(例えば、特許文献1参照。)が提案されている。
しかしながら、打設に用いられるコンクリートは、型枠内の隅々まで充填できるよう流動性を高められており、セメントの当初の硬化に必要な量以上の余剰な水を含んでいる。そのため、コンクリート打設後に、これら余剰な水がブリージング水としてコンクリート表面に集まってしまい、コンクリート表面の強度不足を生じさせたり、コンクリート表面に気泡(あばた)を形成してしまうことがあった。
上記ブリージング水を養生に有効に使用し、コンクリート構造物の表面にあばたが発生しないように養生シートに粘着剤層を積層することが提案されている。例えば、「コンクリート構造物を構築する際、コンクリート打設後型枠を取り外したコンクリート表面に付着させて該表面からの水分の揮散を防ぐフィルム(プラスチックフィルム等の水分の揮散を防ぐフィルム基材の両面に、型枠面およびコンクリート面に接着させるための粘着剤層を設けたフィルム)であり、予め型枠に貼り付けておくことでこの型枠を用いてコンクリートを打設し、コンクリートの硬化後には型枠を取り外したときにコンクリート表面側に付着して離れずに機能し、機能後は人力で容易に取り外すことができることを特徴とするコンクリート構造物養生用フィルム。」(例えば、特許文献2参照。)等が提案されている。
上記養生シートはフィルム基材であるプラスチックフィルムの両面に粘着剤層が形成されているが、コンクリート構造物の表面は湿潤状態であり、コンクリート構造物の表面に対する付着力は小さく、型枠内面に対する付着力より大きくすることは困難であり、脱型の際に養生シートをコンクリート構造物の表面に残置させるのは困難であった。又、養生シートのコンクリート構造物の表面に対する付着力は小さいので、ブリージング水の発生を抑止する効果は小さく、コンクリート表面に集まったブリージング水により、コンクリート表面の強度不足や、コンクリート表面のあばたの発生を抑制することは困難であった。
特開平1−111961号公報 特開2014−66046号公報
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、コンクリートを打設する際に、予め、型枠内面に貼付し、その状態でコンクリートの打設を行い、コンクリートの打設後にコンクリート構造物側に残置するように型枠を脱型し、コンクリート構造物を所定期間養生するコンクリート構造物の製造方法において使用する養生シートであって、脱型の際にコンクリート構造物側に残置するように型枠を容易に脱型でき、コンクリート構造物に高度に密着しており、ブリージング水を抑止することができ、その結果、コンクリート表面の強度が高く、コンクリート表面にあばたがないコンクリート構造物を製造できるコンクリート構造物の養生シート、及びそれを用いたコンクリート構造物の製造方法を提供することにある。
即ち、本発明は、
[1]ポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなる非透水性基材の一面に微粘着性の粘着剤層が積層されてなる養生シートであって、型枠内面に貼付し、コンクリートを打設した際の、型枠内面との付着力がコンクリート構造物との付着力より小さいことを特徴とするコンクリート構造物の養生シート、
[2]ポリプロピレン系樹脂が、プロピレン系熱可塑性エラストマーであることを特徴とする上記[1]記載のコンクリート構造物の養生シート、
[3]粘着剤層が、表面に凹凸模様が形成されているアクリル系粘着剤層又は微球体粘着剤層であることを特徴とする上記[1]又は[2]記載のコンクリート構造物の養生シート、及び、
[4]内面にポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなるシート材が積層されているコンクリート打設用の型枠の内面に上記[1]、[2]又は[3]記載のコンクリート構造物の養生シートを粘着剤層が該シート材に接するように貼付する貼付工程、該養生シートが貼付された状態でコンクリートの打設を行う打設工程、コンクリートの打設後に該養生シートがコンクリート構造物側に残置するように型枠を脱型する脱型工程及び養生シートがコンクリート構造物の表面に残置した状態でコンクリート構造物を所定期間養生する養生工程よりなることを特徴とするコンクリート構造物の製造方法に関する。
本発明のコンクリート構造物の養生シートの構成は上述の通りであり、コンクリートを打設する際に、予め、型枠内面に貼付し、その状態でコンクリートの打設を行い、コンクリートの打設後にコンクリート構造物側に残置するように型枠を脱型し、コンクリート構造物を所定期間養生することによりコンクリート構造物の製造することができ、得られたコンクリート構造物の表面は強度が高く且つあばた等がなく表面性が優れている。又、本発明のコンクリート構造物の製造方法の構成は上述の通りであり、コンクリートの打設後にコンクリート構造物側に養生シートが残置するように容易に型枠を脱型することができ、養生シートをコンクリート構造物の表面に容易に、養生中に剥離脱落しない程度の適度な強度で付着でき且つ養生後に大面積でも容易に剥離でき、表面強度が大きく、あばた等がなく表面性の優れたコンクリート構造物を容易に製造することができる。
内面にポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなるシート材が積層されているコンクリート打設用の型枠の一例を示す断面図である。 型枠内面にコンクリートを打設した状態の一例を示す断面図である。 型枠を脱型した後のコンクリート構造物の一例を示す断面図である。
本発明のコンクリート構造物の養生シートは、ポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなる非透水性基材の一面に微粘着性の粘着剤層が積層されてなる養生シートであって、型枠内面に貼付し、コンクリートを打設した際の、型枠内面との付着力がコンクリート構造物との付着力より小さいことを特徴とする。
上記非透水性基材は、ポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなるシートである。ポリプロピレン系樹脂シート及びポリエチレンテレフタレート系樹脂シートは共に線膨張が小さく、温度変化によりしわが発生しにくく剥がれにくいが、ポリエチレンテレフタレート系樹脂シートは、ポリプロピレン系樹脂シートより剛性が高くコンクリート構造物への密着性が小さいので、ブリージング水の発生により、ポリプロピレン系樹脂シートより剥離しやすいので、ポリプロピレン系樹脂シートが好ましい。
上記ポリプロピレン系樹脂とは、プロピレンを主体とする重合体であり、プロピレン単独重合体の他、ポリプロピレンを主体とする、エチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン等のα―オレフィンとの共重合体及びプロピレン系熱可塑性エラストマー等が挙げられ、柔軟性が高く、コンクリート構造物の表面への付着性が優れているプロピレン系熱可塑性エラストマーが好ましい。又、これらポリプロピレン系樹脂は単独で使用されてもよいし、併用されてもよい。
上記プロピレン系熱可塑性エラストマーは、ポリプロピレン樹脂又はエチレンープロプロピレン共重合体とエチレンープロプロピレンゴムの溶融混合物又は重合反応物であり、例えば、プライムポリマー社製商品名「プライムTPO」、日本ポリプロ社製商品名「ニューコン」、サンアロマー社製商品名「キャタロイ」、三菱化学社製商品名「ゼラス」等が挙げられる。
上記ポリプロピレン系樹脂には、ポリプロピレン系樹脂シートのコンクリート構造物に対する付着力が大きくなるように、タルク、フライアッシュ及び/又はセメントが添加されてもよい。
上記タルクは、滑石を微粉砕した白色又は灰色の無機粉末であって、含水珪酸マグネシウムを主体とする。タルクの粒子径は大きくなるとシートの成形性が低下すると共にシートのコンクリート構造物の表面への貼着性が低下するので、平均粒子径は50μm以下が好ましく、より好ましくは25μm以下である。
上記フライアッシュは、火力発電所等で微粉炭を燃焼する際に副産されるもので、2酸化珪素50〜70重量%及び酸化アルミニウム15〜30重量%を主成分として含有する混合物である。フライアッシュの粒子径は、大きくなるとシートの成形性が低下すると共にシートのコンクリート構造物の表面への貼着性が低下するので、平均粒子径は50μm以下が好ましい。
上記セメントは、従来からコンクリートやモルタルの原料として一般に使用されている水硬性のセメントであり、ポルトランドセメント及びポルトランドセメントを主体とし、高炉スラグ、シリカ質混合材、フライアッシュ等を混合した高炉セメント、シリカセメント、フライアッシュセメント等が挙げられ、ポルトランドセメントが好ましい。
上記ポルトランドセメントは、ケイ酸三カルシウム(エーライト、3CaO・SiO)、ケイ酸二カルシウム(ビーライト、2CaO・SiO)、カルシウムアルミネート(アルミネート、3CaO・Al)、カルシウムアルミノフェライト(フェライト、4CaO・Al・Fe)、硫酸カルシウム(石膏、CaSO・2HO)等からなり、コンクリートの原材料として使用されている。
上記ポルトランドセメントとしては、例えば、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセメント、耐硫酸塩ポルトランドセメント、白色ポルトランドセメント等が挙げられ、最も汎用性の高い一般的な「普通のセメント」であり、一般的な工事・構造物に使用される普通ポルトランドセメントが好ましい。
セメントの粒子径は、大きくなるとシートの成形性が低下すると共にシートのコンクリート構造物の表面への密着性が低下するので、平均粒子径は40μm以下が好ましい。
タルク、フライアッシュ及びセメントの添加量は、少なくなるとポリプロピレン系樹脂シートのコンクリート構造物の表面への付着力が低下し、多くなるとシートの成形性が低下するので、ポリプロピレン系樹脂100重量部に対し0.1〜50重量部が好ましく、より好ましくは0.5〜30重量部である。又、タルク、フライアッシュ及びセメントは、単独で使用されてもよいし、併用されてもよい。
又、ポリプロピレン系樹脂シートの成形の際に一般に添加されている配合剤、例えば、結晶核剤;加工助剤;改質剤;滑剤;酸化防止剤;光安定剤;紫外線吸収剤;帯電防止剤;耐候剤;顔料;着色剤;マイカ、炭酸カルシウム、酸化チタンなどの無機充填剤;可塑剤等が添加されてもよい。
非透水性基材の厚みは、特に限定されないが、薄くなりすぎると取扱いが困難になると共に使用中に破損しやすくなり、又、厚くなりすぎても取扱いが困難になると共にコストが高くなるので10〜1000μmが好ましく、より好ましくは100〜500μmである。
又、非透水性基材の線膨張係数は、大きくなるとコンクリート構造物の表面へ貼着している間の温度変化によりしわが発生して養生シートが剥がれたり、コンクリート構造物の表面性が低下するので、250×10−6/℃以下が好ましく、より好ましくは100×10−6/℃以下である。
又、養生シートをコンクリート構造物の表面への貼着した際に、コンクリート構造物の表面状態を観察できるように、養生シートは透明又は半透明であるのが好ましので、養生シートが透明又は半透明になるように、上記タルク、フライアッシュ、ポルトランドセメント及び配合剤の添加量が制御されるのが好ましい。
上記非透水性基材の製造方法は、特に限定されず、従来公知のインフレーション法、Tダイ法等が挙げられ、例えば、上記ポリプロピレン系樹脂、フライアッシュ又はポルトランドセメント及び必要に応じて配合剤よりなる樹脂組成物或はこれをスーパーミキサー等で均一に分散した混合物又はこの混合物を押出機で溶融押出した後ペレタイザーで切断して得られたペレットを押出機で押出し、インフレーション法、Tダイ法等により成形すればよい。尚、タルク、フライアッシュ、ポルトランドセメント、配合剤等はポリプロピレン系樹脂とのマスターバッチを作成して添加されてもよい。
上記粘着剤層は、非透水性基材の一面に粘着剤が積層された微粘着性の粘着剤層である。上記粘着剤としては、従来公知の任意の粘着剤が使用可能であり、例えば、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコン系粘着剤、ウレタン系粘着剤等が挙げられ、透明性、耐候性等の優れたアクリル系粘着剤が好ましい。
上記粘着剤層は微粘着性なので、微粘着性粘着剤は非透水性基材の全面に積層されてもよいが、粘着剤の粘着性が高い場合は、粘着剤の塗布部分と非塗布部分を点状、線状、格子状等に形成したり、非透水性基材の全面に積層した後、表面に点状、線状、格子状等の凹凸模様を形成して粘着性を低下するのが好ましい。
又、微球体粘着剤は微粘着性なので非透水性基材の全面に積層して使用可能である。微球体粘着剤としては、従来公知の任意の微球体粘着剤が使用可能であり、例えば、アルキル炭素数が、4〜8のアクリル酸アルキルエステルとアクリル酸メチル、スチレン、酢酸ビニル又はプロピオン酸ビニル等とを溶液重合し、次いで水中に分散させて縣濁液とすることにより得られる。
粘着剤層の厚みは、特に限定されないが、薄くなると型枠内面に貼付した際に型枠と非透水性基材の線膨張係数の差による非透水性基材の皴の発生を防止する効果が低減し、厚くなると粘着力が高くなる傾向があるので、5〜100μmが好ましく、より好ましくは10〜50μmである。
又、養生シートを型枠内面に貼付した後コンクリートを打設した際に、粘着剤層と型枠内面との粘着力は、非透水性基材とコンクリート構造物との付着力より小さい粘着力であり、一般に、JIS Z 0237に準じる方法により、SUS 304鋼板に対する180°引きはがし粘着力(SP粘着力)が0.01〜8.0N/20mm幅(引張速度300mm/min)であるのが好ましい。
非透水性基材とコンクリート構造物との付着力は、粘着剤層と型枠内面との粘着力より小さいと型枠の脱型の際に、養生シートがコンクリート構造物から脱落して養生できなくなる。又、付着力が粘着剤層と型枠内面との粘着力より大きくても充分な付着力がないと、脱型時や養生中に養生シートの端部が剥離して養生効果が低下することがあり、逆に大きすぎると養生終了後に養生シートを剥離することが困難になり、コンクリート構造物が破損することがある。従って、非透水性基材とコンクリート構造物との付着力は、0,1〜80N/20mm幅(引張速度300mm/min)であって、粘着剤層と型枠内面との粘着力より大きいのが好ましい。
尚、上記非透水性基材とコンクリート構造物との付着力の測定方法は、コンクリート構造物に対する20mm幅の養生シートの180°引き剥がし力(引張速度300mm/min)である。即ち、脱型した後、コンクリート構造物に付着している養生シートを100×20mmに切抜いて測定サンプルとし、その端部をばねばかりに固定し、ばねばかりを養生シートの長さ方向であって180°方向(コンクリート構造物と平行方向)に引張速度300mm/minで測定サンプルが完全に剥離するまで引っ張って荷重を測定し、その最大荷重を付着力として測定する。
又、非透水性基材とコンクリート構造物との付着力を向上させるために、非透水性基材の他面(コンクリート構造物に接する面)に、上記粘着剤よりなる粘着剤層が積層されてもよく、粘着剤層は全面に積層されてもよいし、部分的に積層されてもよい。又、上記粘着剤から製造された両面粘着剤テープ又はシートが積層されてもよい。
本発明のコンクリート構造物の製造方法は、内面にポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなるシート材が積層されているコンクリート打設用の型枠の内面に上記コンクリート構造物の養生シートを粘着剤層が該シート材に接するように貼付する貼付工程、該養生シートが貼付された状態でコンクリートの打設を行う打設工程、コンクリートの打設後に該養生シートがコンクリート構造物側に残置するように型枠を脱型する脱型工程及び養生シートがコンクリート構造物の表面に残置した状態でコンクリート構造物を所定期間養生する養生工程よりなることを特徴とする。
次に、本発明のコンクリート構造物の製造方法を図面を参照して説明する。図1は内面にポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなるシート材が積層されているコンクリート打設用の型枠の一例を示す断面図であり、図2は上記型枠内面にコンクリートを打設した状態の一例を示す断面図であり、図3は型枠を脱型した後のコンクリート構造物の一例を示す断面図である。
本発明のコンクリート構造物の製造方法の最初の工程は、内面にポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなるシート材が積層されているコンクリート打設用の型枠の内面に上記コンクリート構造物の養生シートを粘着剤層が該シート材に接するように貼付する貼付工程である。
図1において、1は型枠であり、2は型枠1の内面に積層されているポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなるシート材である。上記型枠1は従来公知の任意の型枠が使用可能であり、例えば、木材、合板、金属板等の型枠が挙げられ、表面に塗料が塗装されていてもよい。
シート材2はポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなるが、 上記ポリプロピレン系樹脂とは、プロピレンを主体とする重合体であり、プロピレン単独重合体の他、ポリプロピレンを主体とする、エチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン等のα―オレフィンとの共重合体及びプロピレン系熱可塑性エラストマー等が挙げられる。
シート材2の線膨張係数は、大きくなると温度変化により型枠1から剥離したり、養生シートに負荷をかけて養生シートを変形させ、しわが発生するように作用するので、小さく、且つ、非透水性基材の線膨張係数に近いのが好ましく、250×10−6/℃以下が好ましく、より好ましくは100×10−6/℃以下である。
シート材2の厚さは、特に限定されないが、薄くなると取扱いが困難になり、厚くなるとコストが高くなると共に重くなって作業性が低下するので、10〜2000μmが好ましい。又、シート材2は型枠内面に強固に固定されて積層されているが、積層方法は、特に限定されず、例えば、接着剤で接着固定する方法、ステープル、釘、ねじ等で機械的に固定する方法等が挙げられる。
図1において、3は養生シートであり、非透水性基材31の一面に微粘着性の粘着剤層32が積層されている。養生シート3は粘着剤層32がシート材2に接するように貼付すされており、型枠1の内面に貼付されている。
2番目の工程は、養生シートが貼付された状態でコンクリートの打設を行う打設工程である。図2に示したように、内面にシート材2及び粘着剤層31がシート材2に接するように養生シート3が貼付されている型枠1の内面に、コンクリート4を打設する。コンクリートの打設後、コンクリートが型枠内面の隅々まで流れ込むように、バイブレータ等により締固めてもよい。又、養生シートのコンクリート構造物への付着強度を向上させるために、非透水性基材31の内面にコンクリートに食い込むように凹凸部を形成してもよいし、端部を折り曲げて、コンクリート内に埋入するように折り返し部を形成してもよい。
3番目の工程は脱型工程であり、コンクリートの打設後にコンクリートがある程度硬化した後、養生シート3がコンクリート構造物41側に残置するように型枠2を脱型する。養生シート3とシート材2の貼付力は、養生シート3とコンクリート構造物41との付着力より小さいので、図3に示したように、コンクリート構造物の表面に養生シート3が残置した状態で、型枠1とシート材2は容易に養生シート3から剥離することができる。
尚、打設工程から脱型の間の温度変化により、シート材2及び非透水性基材31は膨張・収縮を繰り返すが粘着剤層によって緩和され、養生シート3のしわの発生が抑止される。又、しわの発生をより効率的に抑止するために、シート材2及び非透水性基材31の線膨張係数をできるだけ近くするのが好ましい。
4番目の工程は養生工程であり、図3に示したように、養生シート3がコンクリート構造物41の表面に残置した状態でコンクリート構造物41を所定期間養生する。養生終了後、養生シート3を剥離することにより、コンクリート構造物41が得られる。
次に、本発明の実施例を説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜3、比較例1,2)
養生シートの製造
ポリプロピレン樹脂(プライムポリマー社製、商品名「プライムポリプロE100GPL」,MFR=0.9g/10min、密度=0.9g/cm)30重量部とタルク(平均粒子径3.5μm、見かけ密度0.08g/cm)70重量部を押出機に供給し、溶融混練して押出し、切断してペレット(以下、「タルクMB」と言う。)を得た。
ポリプロピレン樹脂(プライムポリマー社製、商品名「プライムポリプロE100GPL」、MFR=0.9g/10min、密度=0.9g/cm)70重量部とフライアッス(中部電力社製、粒子径1〜100μm、平均粒子径20μm、見かけ密度2.1g/cm)30重量部を押出機に供給し、溶融混練して押出し、切断してペレット(以下、「フライアッシュMB」と言う。)を得た。
ポリプロピレン樹脂(プライムポリマー社製、商品名「プライムポリプロE100GPL」、MFR=0.9g/10min、密度=0.9g/cm)70重量部とポルトランドセメント(太平洋セメント社製、商品名「普通ポルトランドセメント」、平均粒子径10μm、見かけ密度3.16g/cm)30重量部を押出機に供給し、溶融混練して押出し、切断してペレット(以下、「セメントMB」と言う。)を得た。
表1に示した、所定量のプロピレン系熱可塑性エラストマープライムポリマー社製、商品名「プライムTPO E−2900」、MFR=2.8g/10min、密度=0.91g/cm)、帯電防止剤(花王社製、商品名「エレストロマスター」)、耐候剤(ヒンダードアミン系光安定剤)、「タルクMB」、「フライアッシュMB」及び「セメントMB」混合し、押出機に供給し、溶融混練してTダイで押出した後、ゴムロールで押圧冷却して厚さ200μmの非透水性基材を得た。得られた非透水性基材の線膨張係数を測定して結果を表1に示した。
得られた非透水性基材の一表面にアクリル系溶剤タイプ粘着剤(日栄化工(株)社製)を凸部の幅が10mm、凹部の幅が5mmの格子状に塗布乾燥し、厚さ10μm粘着剤層を形成して養生シートを得た。JIS Z 0237に準拠して、引張速度300mm/minでSUS 304鋼板に対する180°引きはがし粘着力(SP粘着力)を測定し、結果を表1に示した。
比較例1として、厚さ200μmのポリエチレン樹脂シート(積水成型社製、商品名「ポリセーム」)、比較例2として、厚さ200μmの塩化ビニル樹脂シート(積水成型社製、商品名「エスビロン」)を非透水性基材として使用した。それぞれの非透水性基材の線膨張係数を測定し、結果を表1に示した。
又、それぞれの非透水性基材の一表面にアクリル系溶剤タイプ粘着剤(日栄化工(株)社製)を凸部の幅が10mm、凹部の幅が5mmの格子状に塗布乾燥して、厚さ10μm粘着剤層を形成して養生シートを得た。JIS Z 0237に準拠して、引張速度300mm/minでSUS 304鋼板に対する180°引きはがし粘着力(SP粘着力)を測定し、結果を表1に示した。
コンクリート構造物の製造
ポルトランドセメント(太平洋セメント社製、商品名「普通ポルトランドセメント」、平均粒子径10μm、見かけ密度3.16g/cm)35重量部、水17.5重量部、山砂73.6重量部及び砕石10.2重量部を混合してコンクリート配合物を得た。
内径が900×900×1800mmの木製型枠の内面に、ポリエチレンテレフタレート樹脂よりなる厚さ2mmのシート材(積水成型社製、商品名「エステラ」、線膨張率35×10−6/℃)を両面粘着テープにより固定積層した。
次に、シート材に得られた養生シートを貼付し、その中に上記コンクリート配合物を打設し、5日後に脱型した。脱型の際に実施例1〜3、比較例1、2共に養生シートはコンクリート構造物に密着しており、コンクリート構造物表面から脱落することはなかった。又、養生シートのコンクリート構造物に対する付着力を測定し、表1に示した。
脱型の28日後に、養生シートに40×40mmの大きさのカッター目地をいれ、切断された養生シートのコンクリート構造物に対する付着状態を観察したところ、実施例1〜3においてはしっかりと付着していたが、比較例1、2においては切断の際に剥離脱落した。
脱型の91日後において、実施例1〜3の養生シートは気泡が発生することなく、コンクリート構造物表面に付着していたが、比較例1、2の養生シートは脱落していた。又、実施例1〜3の養生シートを手で剥離したところ容易に剥離することができた。
Figure 2017020250
本発明の養生シートは、土木建築の分野で好適に使用される。
1 型枠
2 シート材
3 養生シート
31 粘着剤層
32 非透水性基材
4 コンクリート
本発明は、打設したコンクリートを養生するためにコンクリート構造物の表面を覆う養生シートを用いたコンクリート構造物の製造方法に関する。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、コンクリートを打設する際に、予め、型枠内面に養生シートを貼付し、その状態でコンクリートの打設を行い、コンクリートの打設後に養生シートがコンクリート構造物側に残置するように型枠を脱型し、コンクリート構造物を所定期間養生するコンクリート構造物の製造方法であって、脱型の際に養生シートがコンクリート構造物側に残置するように型枠を容易に脱型でき、養生シートはコンクリート構造物に高度に密着しており、ブリージング水を抑止することができ、その結果、コンクリート表面の強度が高く、コンクリート表面にあばたがないコンクリート構造物を製造できるコンクリート構造物の製造方法を提供することにある。
即ち、本発明は、
[1]内面にポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなり、線膨張係数が100×10 −6 /℃以下であるシート材が積層されているコンクリート打設用の型枠の内面に、ポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなり、線膨張係数が100×10 −6 /℃以下である非透水性基材の一面に微粘着性の粘着剤層が積層されてなる養生シートを粘着剤層が該シート材に接するように貼付する貼付工程、該養生シートが貼付された状態でコンクリートの打設を行う打設工程、コンクリートの打設後に該養生シートがコンクリート構造物側に残置するように型枠を脱型する脱型工程及び養生シートがコンクリート構造物の表面に残置した状態でコンクリート構造物を所定期間養生する養生工程よりなり、コンクリートを打設した際の、上記養生シートと型枠内面との付着力が養生シートとコンクリート構造物との付着力より小さいことを特徴とするコンクリート構造物の製造方法、及び、
[2]ポリプロピレン系樹脂が、プロピレン系熱可塑性エラストマーであることを特徴とする請求項1記載のコンクリート構造物の製造方法
に関する。
本発明のコンクリート構造物の製造方法の構成は上述の通りであり、コンクリートの打設後にコンクリート構造物側に養生シートが残置するように容易に型枠を脱型することができ、養生シートをコンクリート構造物の表面に容易に、養生中に剥離脱落しない程度の適度な強度で付着でき且つ養生後に大面積でも容易に剥離でき、表面強度が大きく、あばた等がなく表面性の優れたコンクリート構造物を容易に製造することができる。
本発明で使用される養生シートは、ポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなる非透水性基材の一面に微粘着性の粘着剤層が積層されてなる養生シートであって、型枠内面に貼付し、コンクリートを打設した際の、型枠内面との付着力がコンクリート構造物との付着力より小さい。
又、非透水性基材の線膨張係数は、大きくなるとコンクリート構造物の表面へ貼着している間の温度変化によりしわが発生して養生シートが剥がれたり、コンクリート構造物の表面性が低下するので、100×10 −6 /℃以下である。
本発明のコンクリート構造物の製造方法は、内面にポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなり、線膨張係数が100×10 −6 /℃以下であるシート材が積層されているコンクリート打設用の型枠の内面に、ポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなり、線膨張係数が100×10 −6 /℃以下である非透水性基材の一面に微粘着性の粘着剤層が積層されてなる養生シートを粘着剤層が該シート材に接するように貼付する貼付工程、該養生シートが貼付された状態でコンクリートの打設を行う打設工程、コンクリートの打設後に該養生シートがコンクリート構造物側に残置するように型枠を脱型する脱型工程及び養生シートがコンクリート構造物の表面に残置した状態でコンクリート構造物を所定期間養生する養生工程よりなり、コンクリートを打設した際の、上記養生シートと型枠内面との付着力が養生シートとコンクリート構造物との付着力より小さいことを特徴とする。
シート材2の線膨張係数は、大きくなると温度変化により型枠1から剥離したり、養生シートに負荷をかけて養生シートを変形させ、しわが発生するように作用するので、小さく、且つ、非透水性基材の線膨張係数に近いのが好ましく、100×10−6/℃以下である。
本発明のコンクリート構造物の製造方法は、土木建築の分野で好適に使用される。

Claims (4)

  1. ポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなる非透水性基材の一面に微粘着性の粘着剤層が積層されてなる養生シートであって、型枠内面に貼付し、コンクリートを打設した際の、型枠内面との付着力がコンクリート構造物との付着力より小さいことを特徴とするコンクリート構造物の養生シート。
  2. ポリプロピレン系樹脂が、プロピレン系熱可塑性エラストマーであることを特徴とする請求項1記載のコンクリート構造物の養生シート。
  3. 粘着剤層が、表面に凹凸模様が形成されているアクリル系粘着剤層又は微球体粘着剤層であることを特徴とする請求項1又は2記載のコンクリート構造物の養生シート。
  4. 内面にポリプロピレン系樹脂又はポリエチレンテレフタレート系樹脂よりなるシート材が積層されているコンクリート打設用の型枠の内面に請求項1、2又は3記載のコンクリート構造物の養生シートを粘着剤層が該シート材に接するように貼付する貼付工程、該養生シートが貼付された状態でコンクリートの打設を行う打設工程、コンクリートの打設後に該養生シートがコンクリート構造物側に残置するように型枠を脱型する脱型工程及び養生シートがコンクリート構造物の表面に残置した状態でコンクリート構造物を所定期間養生する養生工程よりなることを特徴とするコンクリート構造物の製造方法。
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