JP2017019740A - 毛髪洗浄料 - Google Patents

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【課題】染毛された毛髪からの染料の離脱を低減し、洗髪時の泡立ち、泡質が良好であり、洗い流し時のきしみ感を抑えた、染毛された毛髪に適用される毛髪洗浄を提供する。【解決手段】本発明は次の(A)〜(E)、(A)両性界面活性剤、(B)アニオン性アミノ酸系界面活性剤、(C)(B)以外のアニオン性界面活性剤、(D)カチオン性高分子化合物、(E)キレート剤を含有する染毛された毛髪に適用される毛髪洗浄料。【選択図】なし

Description

本発明は、染毛された毛髪からの染料の離脱を低減し、洗髪時の泡立ち、泡質が良好であり、洗い流し時のきしみ感を抑えた染毛された毛髪に適用される洗浄料に関する。
近年、世代や性別を問わずヘアーカラーリングの習慣が浸透し、それに伴って、酸化染料を用いる酸化染毛剤等の永久染毛剤、直接染料を用いるヘアマニキュア、カラートリートメント等の半永久染毛料、毛髪を一時的に着色するカラースプレー等の一時着色料(一時染毛料)等様々な形態の染毛料が上市されている。これらのヘアーカラーリングを楽しむ使用者としては染毛後の色持ちの良さが要望の一つとして挙げられる。染毛した毛髪の退色は、紫外線による染料の構造変化や洗髪による染料の毛髪からの離脱による色抜け等に起因している。
今までにも、染毛処理後の退色を防ぐ方法としていくつか提案されている。特定の界面活性剤を用いた染毛処理した毛髪用洗浄料組成物(特許文献1)や、アルギニンやその塩を加えたシャンプー(特許文献2)、高重合シリコーン、紫外線吸収剤、酸性アミノ酸類を配合した毛髪処理剤(特許文献3)等が挙げられる。
特開平7−233033 特開2002−047147 特開2011−42586
しかし、色持ちの良さや洗髪時の泡立ち、泡質の良さ、洗い流し時のきしみ感のなさに関して十分に効果を得られることはできず、その改善が求められていた。
すなわち本発明の目的は、染毛された毛髪からの染料の離脱を低減し、洗髪時の泡立ち、泡質が良好であり、洗い流し時のきしみ感を抑えた染毛された毛髪に適用される毛髪洗浄料を提供することにある。
本発明者は、このような状況に鑑み、鋭意研究した結果、両性界面活性剤、アニオン性アミノ酸系界面活性剤、アミノ酸系以外のアニオン性界面活性剤、カチオン性高分子化合物、キレート剤を含有することを特徴とする毛髪洗浄料が上記の課題を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は次の(A)〜(E)、
(A)両性界面活性剤
(B)アニオン性アミノ酸系界面活性剤
(C)(B)以外のアニオン性界面活性剤
(D)カチオン性高分子化合物
(E)キレート剤
を含有する染毛された毛髪に適用される毛髪洗浄料を提供するものである。
本発明の毛髪洗浄料は、染毛された毛髪からの染料の離脱を低減し、洗髪時の泡立ち、泡質が良好であり、洗い流し時のきしみ感を抑える染色された毛髪に適用される毛髪洗浄料を提供する。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明に用いられる(A)両性界面活性剤の含有量は、特に限定されないが、1〜30質量%が好ましい。より好ましくは1〜20質量%である。(A)両性界面活性剤の含有量が1質量%未満の場合、毛髪洗浄料として泡立ちが十分でない恐れがあり、30質量%を超える場合、染毛された毛髪からの染料の離脱を低減し、洗髪による退色を抑制する効果(以下、洗髪堅牢性と言う)が著しく劣る恐れがある。
以降、特筆しない限り%表記は質量%を表わすものとする。
本発明に用いられる(A)両性界面活性剤は、特に限定されないが、染色処理された毛髪の退色の抑制の観点からアルキルベタイン型界面活性剤、アミドベタイン型界面活性剤、ヒドロキシスルホベタイン型界面活性剤、アミドスルホベタイン型界面活性剤、ホスホベタイン型界面活性剤、イミダゾリン型界面活性剤等が挙げられ、1種または2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも洗髪時の指通りが優れている点で、アミドベタイン型界面活性剤、イミダゾリン型界面活性剤が好ましい。
本発明に用いられる(A)両性界面活性剤であるアミドベタイン型界面活性剤は、特に限定されないが、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン等が挙げられる。上記の中でも、特に、毛髪洗浄料の安定性向上の観点で、ラウラミドプロピルベタインが好ましい。
本発明に用いられる(A)両性界面活性剤であるイミダゾリン型界面活性剤は、特に限定されないが、ラウロアンホ酢酸Na、ココアンホプロピオン酸Na、ココアンホ酢酸Na等が挙げられる。上記の中でも、特に、毛髪洗浄料の安定性向上の観点で、ラウロアンホ酢酸Naが好ましい。
本発明に用いられる、(B)アニオン性アミノ酸系界面活性剤、(C)(B)以外のアニオン性界面活性剤の含有比率は、洗髪堅牢性の観点より、(B)+(C)が10%以下(ただし、0%を除く)であることが好ましい。
本発明に用いられる(B)アニオン性アミノ酸系界面活性剤は、特に限定されないが、0.1〜5%が好ましい。より好ましくは、1〜3%である。(B)アニオン性アミノ酸系界面活性剤の含有量が0.1%未満の場合、泡立ちが良好でない恐れがあり、5%を超える場合、洗髪堅牢性が著しく劣る恐れがある。
本発明に用いられる(B)アニオン性アミノ酸系界面活性剤は、特に限定されないが、グルタミン酸系界面活性剤、アラニン系界面活性剤、グリシン系界面活性剤等が挙げられ、1種または2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、泡立ちに優れるという観点でアラニン系界面活性剤が好ましい。
本発明に用いられるアラニン系界面活性剤としては、特に限定されないが、ココイルアラニンNa、ココイルアラニンTEA、ココイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニンTEA、ミリストイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニン等が挙げられ、上記の中でも、泡立ちに優れている観点で、ココイルアラニンNaが好ましい。
本発明に用いられる(C)(B)以外のアニオン性界面活性剤の含有量は、特に限定されないが、0.1〜5%が好ましい。より好ましくは1〜3%である。(C)(B)以外のアニオン性界面活性剤の含有量が0.1%未満の場合、泡質が良好でない恐れがあり、5%を超える場合、洗髪堅牢性が著しく劣る恐れがある。
本発明に用いられる前記(C)(B)以外のアニオン性界面活性剤は、特に限定されないが、泡質に優れるという観点で、スルホン酸型界面活性剤、リン酸エステル型界面活性剤、アルキルエーテルカルボン酸塩型界面活性剤、スルホコハク酸塩型界面活性剤等が挙げられ、1種または2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、安定性に優れる点で、スルホン酸型界面活性剤が好ましい。
本発明に用いられるスルホン酸型界面活性剤は、特に限定されないが、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩等が挙げられ、1種または2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、泡質に優れるという観点からアルキル硫酸塩が好ましい。
本発明に用いられる、(A)両性界面活性剤、(B)アニオン性アミノ酸系界面活性剤、(C)(B)以外のアニオン性界面活性剤の含有比率は、洗髪堅牢性の観点より、(A)>(B)≧(C)であることが好ましい。
本発明に用いられる(D)カチオン性高分子化合物の含有量は、特に限定されないが、0.01〜5%が好ましい。より好ましくは0.05〜5%である。(D)カチオン性高分子化合物の含有量が0.01%未満の場合、きしみ感の低減が十分でない恐れがあり、5%を超える場合、べたつく恐れがある。
本発明に用いられる(D)カチオン性高分子化合物は、特に限定されないが、カチオン化セルロース誘導体、カチオン化グアーガム誘導体、4級化ポリビニルピロリドン誘導体、ジメチルジアリルアンモニウムクロライド誘導体、ポリグリコールポリアミン縮合物、カチオン化澱粉、カチオン化ポリペプタイド、カチオン性リン脂質共重合体等が挙げられ、1種または2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、洗髪時の摩擦低減による退色抑制の観点から、カチオン化セルロース誘導体(ポリクオタニウム−10)、カチオン化グアーガム誘導体(グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド)、ジメチルジアリルアンモニウムクロライド誘導体(ポリクオタニウム−6、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−22、ポリクオタニウム−47)、カチオン性リン脂質共重合体(ポリクオタニウム−64)が好ましい。
本発明に用いられる成分(E)キレート剤の含有量は、特に限定されないが、0.01〜3%が好ましい。より好ましくは0.05〜3%であり、さらに好ましくは0.1〜3%である。(E)キレート剤の含有量が0.01%未満の場合、十分な退色防止効果を得られない恐れがあり、3%を超える場合、析出の恐れがある。
本発明に用いられる(E)キレート剤は、特に限定されないが、エデト酸(エチレンジアミン四酢酸(EDTA))、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸、ジヒドロキシエチルエチレンジアミン二酢酸、1,3−プロパンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、ニトリロ三酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸、それらの塩等が挙げられ、1種または2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、染毛された毛髪の退色の抑制の観点から、エデト酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸、またはそれらの塩が好ましく、さらに、エデト酸(エチレンジアミン四酢酸(EDTA))またはその塩が最も好ましい。
本発明に用いられる(E)キレート剤であるエデト酸(エチレンジアミン四酢酸(EDTA))塩は、特に限定されないが、EDTA−2Na、EDTA−3Na、EDTA−4Na等が挙げられ、1種または2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。上記の中でも、毛髪洗浄料の安定性向上の観点から、EDTA−2Naが好ましい。
本発明の染色された毛髪洗浄料の20℃におけるpHは、6.0〜8.5が好ましく、6.5〜8.0がより好ましい。pHが6.0未満では退色が過剰になる恐れがあり、pHが8.5を超えると泡立ちが悪くなる恐れがある。
本発明は、染毛された毛髪に対して適用される。
上記染毛された毛髪とは、染毛料によって染毛処理をされた毛髪である。
染毛料とは、永久染毛料、半永久染毛料、一時染毛料をさすが、本発明の効果は、永久染毛料及び半永久染毛料によって染毛された毛髪に対して発揮する。
上記永久染毛料とは、酸化染料を含有する染毛料である。
上記酸化染料としては、特に限定されないが、例えば、トルエン−2,5−ジアミン、パラアミノフェノール、パラフェニレンジアミン、5−アミノオルトクレゾール、塩酸2,4−ジアミノフェノキシエタノール、硫酸パラニトロメタフェニレンジアミン、メタアミノフェノール、オルトアミノフェノール等が挙げられる他、例えば「医薬部外品原料規格」(2006年6月発行、薬事日報社)に収載された酸化染料から選ばれる少なくとも1種または2種以上を適宜組み合わせて含有することができる。
上記半永久染毛料とは、酸性染料、塩基性染料、HC染料を含有する染毛料であり、イオン結合または分子間力により毛髪を染色するものである。
上記酸性染料としては、特に限定されないが、例えば、青1、黒401、紫401、赤106、赤504、橙205、黄4、黄5、黄403等が挙げられる。
塩基性染料としては、特に限定されないが、例えば、塩基性青99、塩基性青75、赤213、塩基性黄57、塩基性茶16、塩基性茶17等が挙げられる。
HC染料としては、特に限定されないが、例えば、HC赤3、HC黄4、HC青2等が挙げられる。
本発明の毛髪洗浄料には、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、上記成分の他に通常化粧品に用いられる成分として、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、高級アルコール、シリコーン油、炭化水素油、エステル油、植物油等の油性成分、紫外線吸収剤、香料、酸化防止剤、保湿剤、清涼剤、ビタミン類、植物抽出物、pH調整剤、着色剤等を目的に応じて適宜含有してよい。
本発明の毛髪洗浄料は、常法により製造することができ、液体、ジェル、クリーム、エアゾール、フォーム等様々な態様をとることができる。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。本発明は、これら実施例により限定されるものではない。なお、実施例及び比較例中における各成分の含有量を示す単位は、特に記載しない限り質量%とする。
表1〜6に記載の組成よりなる毛髪洗浄料を常法により調製した。また、クエン酸や水酸化カリウム等、適宜pH調整剤を用いてpHを調製した。これらの毛髪洗浄料を使用したときの洗髪堅牢性、泡立ち、泡質、洗い流し時のきしみ感について調べ、その結果を表1〜6に示した。表中の単位はすべて質量%である。
<塩基性染毛料の処方例>
塩基性青99 0.20%
クエン酸 0.05%
クエン酸Na 0.10%
グリコール 5.00%
BG 1.50%
セタノール 7.00%
ステアルトリモニウムクロリド 2.00%
ミネラルオイル 3.00%
ジメチコン 5.00%
水 76.15%
合計(w/w) 100.00%
<洗髪堅牢性試験>
湿らせた100%ヤク毛(ビューラックス社製)1gの毛束に対し、上記の塩基性染毛料を0.3g塗布し、10分放置した後洗い流し、ドライヤーで乾燥させた。この操作を5回繰り返した。染毛した100%ヤク毛(ビューラックス社製)1gの毛束に対し、毛髪洗浄料0.1gで洗髪した後、ドライヤーで乾かした。この操作を5回繰り返した後の色の変化をパネラー10名によって評価した。
評価基準を次のように設定した。
◎…洗髪前と洗髪後の毛束を比較して色落ちしていないと感じた人が8〜10名。
○…洗髪前と洗髪後の毛束を比較して色落ちしていないと感じた人が5〜7名。
△…洗髪前と洗髪後の毛束を比較して色落ちしていないと感じた人が3〜4名。
×…洗髪前と洗髪後の毛束を比較して色落ちしていないと感じた人が2名以下。
<起泡性試験>
10名のパネラーに、3gの毛髪洗浄料をウイッグ(人毛黒毛100%、ビューラックス社製、型番:クイーンカットNo.775N)に塗布し揉み込んでもらい、泡立ちを評価した。
評価基準を次のように設定した。
◎…良好と答えた人数が、8〜10名。
○…良好と答えた人数が、5〜7名。
△…良好と答えた人数が、3〜4名。
×…良好と答えた人数が、2名以下。
<泡質試験>
10名のパネラーに、3gの毛髪洗浄料をウイッグ(人毛黒毛100%、ビューラックス社製、型番:クイーンカットNo.775N)に塗布し揉み込んでもらい、泡質を評価した。
評価基準を次のように設定した。
◎…良好と答えた人数が、8〜10名。
○…良好と答えた人数が、5〜7名。
△…良好と答えた人数が、3〜4名。
×…良好と答えた人数が、2名以下。
<洗い流し時のきしみ感試験>
10名のパネラーに、3gの毛髪洗浄料をウイッグ(人毛黒毛100%、ビューラックス社製、型番:クイーンカットNo.775N)に塗布し揉み込んでもらった後、洗い流してもらい、きしみ感を評価した。
評価基準は次のように設定した。
◎…良好と答えた人数が、8〜10名。
○…良好と答えた人数が、5〜7名。
△…良好と答えた人数が、3〜4名。
×…良好と答えた人数が、2名以下。
なお、本発明の毛髪洗浄料による洗髪堅牢性に関する効果は、以下に示す酸化染料を含む染毛料や酸性染料を含む染毛料で染毛した毛束に用いて、以下の方法にて試験を行った場合でも良好な結果を得られた。また、泡立ち、泡質、きしみ感に関しても良好な結果を得られた。
<洗髪堅牢性試験>
湿らせた100%ヤク毛(ビューラックス社製)1gの毛束に対し、下記の酸化染料を含む染毛料または、酸性染料を含む染毛料を1g塗布し、15分放置した後洗い流し、ドライヤーで乾燥させた。染毛した100%ヤク毛(ビューラックス社製)1gの毛束に対し、実施例34の毛髪洗浄料0.1gで洗髪した後、ドライヤーで乾かした。この操作を5回繰り返した後の色の変化を評価した。
<酸化染料を含む染毛料の処方例>
(第一剤)
塩酸2,4−ジアミノフェノキシエタノール 0.07%
トルエン−2,5−ジアミン 0.10%
メタアミノフェノール 0.02%
レゾルシン 0.03%
セチルアルコール 4.00%
流動イソパラフィン 10.00%
流動パラフィン 5.00%
ジメチルポリシロキサン 5.00%
ポリオキシエチレンステアリルエーテル 5.00%
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.50%
ステアリン酸 0.50%
ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム液 1.00%
グリセリン 3.00%
L−アスコルビン酸 0.30%
エデト酸四ナトリウム四水塩 0.50%
1,3−ブチレングリコール 1.00%
モノエタノールアミン 5.00%
香料 0.50%
精製水 57.48%
合計(w/w) 100.00%
(第二剤)
セチルアルコール 1.50%
セチル硫酸ナトリウム 0.50%
プロピレングリコール 6.00%
ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリム 0.80%
ヒドロキシエタンジホスホン酸液 0.10%
リン酸 0.02%
リン酸水素二ナトリウム 0.10%
過酸化水素水 6.00%
精製水 84.98%
合計(w/w) 100.00%
<酸性染料を含む染毛料の処方例>
青1 0.01%
紫401 0.10%
黒401 0.01%
エタノール 10.00%
ベンジルアルコール 10.00%
(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)
コポリマー 4.00%
キサンタンガム 0.50%
グリコール酸 3.00%
水酸化K 0.10%
香料 0.05%
水 72.23%
合計(w/w) 100.00%
本発明は、染毛された毛髪からの染料の離脱を低減し、洗髪時の泡立ち、泡質が良好であり、洗い流し時のきしみ感を抑えた、染毛された毛髪に適用される毛髪洗浄料を提供できる。

Claims (7)

  1. 次の(A)〜(E)、
    (A)両性界面活性剤
    (B)アニオン性アミノ酸系界面活性剤
    (C)(B)以外のアニオン性界面活性剤
    (D)カチオン性高分子化合物
    (E)キレート剤
    を含有し、(B)+(C)の含有量が10質量%以下(ただし、0質量%を除く)である染毛された毛髪に適用される毛髪洗浄料。
  2. (A)両性界面活性剤の含有量が、1〜30質量%である請求項1に記載の染毛された毛髪に適用される毛髪洗浄料。
  3. (B)アニオン性アミノ酸系界面活性剤の含有量が、0.1〜5質量%である請求項1または請求項2に記載の染毛された毛髪に適用される毛髪洗浄料。
  4. (C)(B)以外のアニオン性界面活性剤の含有量が、0.1〜5質量%である請求項1から請求項3のいずれかに記載の染毛された毛髪に適用される毛髪洗浄料。
  5. (A)、(B)、(C)の比率が、(A)>(B)≧(C)である、請求項1から請求項4のいずれかに記載の染毛された毛髪に適用される毛髪洗浄料。
  6. (D)カチオン性高分子化合物の含有量が、0.01〜5質量%である請求項1から請求項5のいずれかに記載の染毛された毛髪に適用される毛髪洗浄料。
  7. さらにpHが6.0〜8.5である、請求項1から請求項6のいずれかに記載の染毛された毛髪に適用される毛髪洗浄料。

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