JP2017017282A - 半導体光素子及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャリアのオーバーフローを抑制し、かつ素子容量の増加とリーク電流の増加を抑制し、高温高速変調特性、光出力効率の素子特性を向上させた光半導体素子を提供する。【解決手段】本発明は、第1の導電型をもつInP基板上に、少なくとも、第1の導電型のクラッドと、Al元素を含む半導体結晶からなる活性層領域と、第2の導電型を有するクラッド層とが積層された積層体がメサストライプ状に形成される埋め込み型光半導体素子であって、メサストライプ状の積層体の両側の側壁上及び前記InP基板上の前記積層体が形成されていない部分に、半導体埋め込み層が形成され、メサストライプ状の積層体の両側の側壁上の前記半導体埋め込み層は、p型ドーピングされていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、活性領域の両側を半導体結晶で埋め込んだ埋め込み型半導体光素子およびその製造方法に関し、より詳細には、活性領域の両側の半導体結晶がp型半導体である埋め込み型半導体光素子およびその製造方法に関する。
半導体結晶を埋め込み層とする埋め込み構造を半導体レーザなどの半導体光素子に用いると、電流注入効率と放熱性が向上するため、レーザ出力の高出力化が可能となる。従って、このような構造の半導体レーザは、大容量光伝送システムに不可欠である。また、Al含む半導体結晶からなる量子井戸構造を活性層に用いた半導体レーザは、井戸層のバンドエネルギーの深さに相当するΔEcが大きいため、高い温度においても、キャリアの注入効率の低下が小さく、高温でも良好なレーザ特性が維持できる特徴がある。したがって、Alを含む半導体結晶の量子井戸構造からなる活性層を埋め込み層とする半導体レーザは、高温でも優れた素子特性が実現できる。
近年、半導体レーザは、低価格化の市場要求が強いため、半導体レーザの温度上昇を防ぐためのペルチェ素子を削減することが必須となっている。ここで、高い温度でも十分な特性が実現できるAl系活性層(Alを含む半導体結晶の量子井戸構造からなる活性層)を埋め込み層とする半導体レーザは、ペルチェ素子を使用しなくとも動作させることが可能であり、低価格化を実現することができる。
特開2014−045083号公報
Al系活性層を半導体埋込み層で埋込む構造には、以下のような問題がある。Al系活性層の構造は、量子井戸構造の上下層であるp層側、n層側の両方、あるいはp層側のみにキャリアストップ層(carrier stop:CS層)と呼ばれる注入キャリア(主に電子)のオーバーフローを抑制する層が配置される。このCS層には、通常バンドギャップの大きいInAlAs層が用いられる。このCS層により、高温においても、注入キャリアが活性層からオーバーフローすることが抑制され、優れた高温度特性が維持できる。しかしながら、高抵抗埋込み構造を用いたレーザの場合、高抵抗埋込み層には、通常InP結晶を用いており、InP層はInAlAs層より伝導帯バンドのエネルギーレベルが低いため、InP層にキャリアが漏れだし、活性層へのキャリアの注入効率が低下するため、素子特性が劣化する問題があった。
したがって、キャリアのオーバーフローが抑制でき十分な素子特性が得られる半導体埋め込み層が必要とされていた。ここで、キャリアのオーバーフローをストップするために、効果があるとされている埋込み層は、p型半導体である。従って、メサの側壁の活性層領域の側面に、高濃度のp型ドーピング半導体膜を形成することが、キャリアストップ効果を最大限に発揮させるために必要である。
図1は、メサストライプ状の積層体の活性層領域の側面に、高濃度のp型ドーピング半導体膜を形成した、半導体レーザ100の構成を示す、光の導波方向の断面図を示す図である(特許文献1参照)。半導体レーザ100は、MQW(多重量子井戸)を活性層にした半導体レーザであり、面方位(100)のn型InP基板101上に、メサストライプ状の積層体が形成されている。メサストライプ状の積層体は、n型InPクラッド層102、n型InAlGaAsクラッド層103、n型InAlAsキャリアストップ(CS)層104、ノンドープInAlGaAsSCH層105、ノンドープInAlGaAs/InAlGaAs歪MQW活性層106、ノンドープInAlGaAsSCH層107、p型InAlAsCS層108、p型InPクラッド層109、p型インジウムガリウム砒素燐(InGaAsP)コンタクト層110が順に積層されている。ここで、活性層以外の化合物半導体は特に断らない限り、InP基板101に格子整合する組成である。
半導体レーザ100のメサストライプ状の積層体は、反応性イオンエッチング(RIE)により、幅2μm、高さ3μm程度に形成される。半導体レーザ100のメサストライプ状の積層体の両側は、キャリアストップ層を形成する半導体結晶である炭素ドープp型InAlAs半導体埋め込み層112が形成され、炭素ドープp型InAlAs半導体埋め込み層112上にRu(ルテニウム)ドープした半絶縁性InP埋込み層113を成長させる。
通常、メサの側壁の活性層領域の側面にp型半導体埋め込み層を形成するには、半導体結晶成長法を用いる。しかし、半導体結晶成長法により、メサストライプ状の積層体の活性層領域の側面に、高濃度のp型ドーピング半導体膜を形成した場合、埋め込み再成長界面の全面にp型半導体層が形成されてしまう。すなわち、メサストライプ状の積層体の側面全面だけでなく、メサストライプ両側にあるInP基板101の積層体が形成されていない部分の上面全体に炭素ドープp型InAlAs半導体埋め込み層112が形成されてしまう。このp型半導体埋め込み構造では、炭素ドープp型InAlAs半導体埋め込み層112が形成される埋め込み再成長界面のほぼ全面にpn接合が形成される。したがって、素子容量が増加して、高速変調特性を低下させる要因となるほか、電流リークパスが形成されるため、電流注入効率が低下し、素子特性が劣化するという問題がある。特に、p型ドーピング濃度の高い半導体膜を形成した場合は、素子容量とリーク電流とが顕著に増加するため、素子特性が著しく低下してしまう。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、メサストライプ状の積層体を覆う半導体埋め込み領域近傍だけをp型ドーピングされた半導体埋め込み層とする、埋め込み構造の半導体光素子及びその製造方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、第1の導電型をもつInP基板上に、少なくとも、第1の導電型のクラッドと、Al元素を含む半導体結晶からなる活性層領域と、第2の導電型を有するクラッド層とが積層された積層体がメサストライプ状に形成される埋め込み型光半導体素子であって、前記メサストライプ状の積層体の両側の側壁上及び前記InP基板上の前記積層体が形成されていない部分に、半導体埋め込み層が形成され、前記メサストライプ状の積層体の両側の側壁上の前記半導体埋め込み層は、p型ドーピングされていることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、第1の態様の埋め込み型半導体光素子であって、p型ドーピングされた前記半導体埋め込み層のドーパントには、ベリリウム、炭素、マグネシウム及び亜鉛のうちの少なくとも1つの元素が使用されることを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様の埋め込み型半導体光素子であって、前記半導体埋め込み層は、InP結晶により形成されることを特徴とする。
また、本発明の第4の態様は、第1又は第2の態様の埋め込み型半導体光素子であって、前記半導体埋め込み層は、InP結晶より伝導帯バンドのエネルギーレベル高い半導体結晶であることを特徴とする。
また、本発明の第5の態様は、第1の導電型をもつInP基板上に、少なくとも、第1の導電型のクラッドと、Al元素を含む半導体結晶からなる活性層領域と、第2の導電型を有するクラッド層とが積層された積層体がメサストライプ状に形成される埋め込み型光半導体素子の製造方法であって、前記InP基板上に、前記積層体を形成するステップと、エッチングにより、前記積層体をメサストライプ状に加工するステップと、メサストライプ状に加工された前記積層体の両側の側壁上及び前記InP基板上の前記積層体が形成されていない部分に、第1の半導体埋め込み層を形成するステップと、前記メサストライプ状の積層体の両側の側壁上の前記第1の半導体埋め込み層に、イオン注入によりp型ドーピングするステップと、前記第1の半導体埋め込み層上に、第2の半導体埋め込み層を形成するステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第6の態様は、第1の導電型をもつInP基板上に、少なくとも、第1の導電型のクラッドと、Al元素を含む半導体結晶からなる活性層領域と、第2の導電型を有するクラッド層とが積層された積層体がメサストライプ状に形成される埋め込み型光半導体素子の製造方法であって、前記InP基板上に、前記積層体を形成するステップと、
エッチングにより、前記積層体をメサストライプ状に加工するステップと、メサストライプ状に加工された前記積層体の両側の側壁上及び前記InP基板上の前記積層体が形成されていない部分に、第1の半導体埋め込み層を形成するステップと、前記メサストライプ状の積層体の両側の側壁上の前記半導体埋め込み層に、イオン注入によりp型ドーピングするステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第7の態様は、第1の導電型をもつInP基板上に、少なくとも、第1の導電型のクラッドと、Al元素を含む半導体結晶からなる活性層領域と、第2の導電型を有するクラッド層とが積層された積層体がメサストライプ状に形成される埋め込み型光半導体素子の製造方法であって、前記InP基板上に、前記積層体を形成するステップと、
エッチングにより、前記積層体をメサストライプ状に加工するステップと、メサストライプ状に加工された前記積層体の両側の側壁上及び前記InP基板上の前記積層体が形成されていない部分に、p型ドーピングされた第1の半導体埋め込み層を形成するステップと、前記第1の半導体埋め込み層を、前記メサストライプ状の積層体の両側の側壁上に形成された部分を残して、エッチングにより除去するステップと、残された前記第1の半導体埋め込み層上及び前記InP基板上の前記積層体が形成されていない部分に、第2の半導体埋め込み層を形成するステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第8の態様は、第5乃至第7のいずれか1つの態様の埋め込み型半導体光素子であって、p型ドーピングされた前記半導体埋め込み層のドーパントには、ベリリウム、炭素、マグネシウム及び亜鉛のうちの少なくとも1つの元素が使用されることを特徴とする。
また、本発明の第9の態様は、第5乃至第8のいずれか1つの態様の埋め込み型半導体光素子であって、前記第1の半導体埋め込み層は、InP結晶により形成されることを特徴とする。
また、本発明の第10の態様は、第5乃至第8のいずれか1つの態様の埋め込み型半導体光素子であって、
前記第1の半導体埋め込み層は、InP結晶より伝導帯バンドのエネルギーレベル高い半導体結晶であることを特徴とする。
本発明によれば、Alを含む半導体結晶からなる活性層を含むメサストライプ状の積層体の側面を半導体層で埋込む構造とする場合、メサストライプ状の積層体を覆う半導体埋め込み領域近傍だけをp型ドーピングされた半導体埋め込み層とする。これにより、キャリアのオーバーフローを抑制し、かつ素子容量の増加とリーク電流の増加を抑制し、高温高速変調特性、光出力効率の素子特性が著しく向上する効果が得られる。
メサストライプ状の積層体の活性層領域の側面に、高濃度のp型ドーピング半導体膜を形成した、半導体レーザの構成を示す、光の導波方向の断面図を示す図である。 本発明の実施例1に係る半導体光素子である半導体レーザの製造工程を示す図であり、(a)〜(d)は、半導体レーザの光の導波方向と直交する方向の断面図を元に、各工程を示している。 本発明の実施例2に係る半導体光素子である半導体レーザの製造工程を示す図であり、(a)〜(d)は、半導体レーザの光の導波方向と直交する方向の断面図を元に、各工程を示している。 本発明の実施例3に係る半導体光素子である半導体レーザの製造工程を示す図であり、(a)〜(d)は、半導体レーザの光の導波方向と直交する方向の断面図を元に、各工程を示している。 本発明の実施例4に係る半導体光素子である半導体レーザの製造工程を示す図であり、(a)〜(d)は、半導体レーザの光の導波方向と直交する方向の断面図を元に、各工程を示している。 本発明の実施例5に係る半導体光素子である半導体レーザの製造工程を示す図であり、(a)〜(e)は、半導体レーザの光の導波方向と直交する方向の断面図を元に、各工程を示している。
[発明の基本構成]
以下、本発明の基本構成について詳細に説明する。本発明の半導体光素子は、第1の導電型をもつInP基板上に、少なくとも、第1の導電型のクラッドと、Al元素を含む半導体結晶からなる活性層領域と、第2の導電型を有するクラッド層とが積層された積層体がRIEによりメサストライプ状に形成されている。メサストライプ状の積層体の側壁の両側及び積層体が形成されていないInP基板上面部分(メサストライプのRIEにより露出した部分)には、半導体結晶が充填された半導体埋め込み層が形成される。ここで、半導体埋め込み層の、メサストライプ状の積層体の両側の側壁に接する部分を、高濃度にp型ドーピングする。メサストライプ状の積層体の両側の側壁が、高濃度にp型ドーピングされた半導体埋め込み層により覆われることにより、キャリアのオーバーフローを抑制し、かつ素子容量の増加とリーク電流の増加を抑制できるため、十分な素子特性が得られる。
メサストライプ状の積層体の側壁の両側に接する部分の半導体埋め込み層は、InP結晶、あるいは、InP結晶より伝導帯バンドのエネルギーレベルが高い、InAlAs、InGaAlAs、又はInAlAs/InAlGaAs多層構造から形成される。
メサストライプ状の積層体の側壁の両側に接する部分の半導体埋め込み層のドーパントには、ベリリウム又は炭素を用いる。ベリリウム及び炭素は、膜中で拡散しにくいドーパントであるため、半導体埋め込み層のp型ドーパントとして用いることにより、半導体埋め込み層に対し、高濃度のp型ドーピングを制御性良好に行うことが可能である。また、マグネシウム及び亜鉛についても、ベリリウムおよび炭素と同様に高濃度のp型ドーピングを制御性良好に行うことが可能である。ここで、p型の半導体埋め込み層のドーピング濃度は、1×1019cm-3以上で、層厚が0.2μm以下であることが、光吸収ロスの点でより好適である。
メサストライプ状の積層体の両側の側壁を覆う高濃度にp型ドーピングされた半導体埋め込み層については、以下のように製造する。まず、メサストライプ状の積層体の側壁の両側及びInP基板上面に、第1の半導体埋め込み層(薄膜)を形成する。次に、メサストライプ状の積層体の側壁の両側に形成した第1の半導体埋め込み層のみにイオン注入によりベリリウム又は炭素を打ち込む。その後、第1の半導体埋め込み層上に、第2の半導体埋め込み層を形成する。これにより、メサストライプ状の積層体の両側のInP基板上面全面にp型半導体層を形成することなく、メサストライプ状の積層体の側壁の両側のみにp型半導体埋め込み層を形成することができる。
また、第1の半導体埋め込み層(薄膜)にイオン注入によりベリリウム又は炭素を打ち込むことなく、ドライエッチングと埋め込み成長を2回繰り返すことにより、メサストライプ状の積層体の側壁の両側にp型半導体埋め込み層を配置し、その両側を半絶縁性半導体層で埋め込むこともできる。
なお、活性層領域と、第1及び/又は第2の導電方クラッド層との間には、p型の半導体結晶のCS層が挿入される。ここで、CS層のp型の半導体結晶は、InP結晶より伝導帯バンドのエネルギーレベルが高い半導体結晶がInAlAs、InAlGaAs、又は歪InAlAs/無歪InAlAsの多層構造であれば、キャリアストップ層としてより好適である。
以下、本発明を、各実施例を用いて説明する。
[実施例1]
図2は、本発明の実施例1に係る光半導体素子である半導体レーザ200の製造工程を示す図であり、図2(a)〜(d)は、半導体レーザ200の光の導波方向と直交する方向の断面図を元に、各工程を示している。ここで、半導体レーザ200は、MQWを活性層にした半導体レーザである。
第1の工程(図2(a))において、まず、面方位(100)のn型InP基板201上に、n型InPクラッド層202を成長させ、n型InPクラッド層202上にn型InAlGaAsクラッド層203を成長させる。n型InPクラッド層202とn型InAlGaAsクラッド層203とにより第1の導電型クラッドを形成している。
次に、n型InAlGaAsクラッド層203上にn型InAlAsキャリアストップ(CS)層204を成長させる。
n型InAlAsCS層204層上にノンドープInAlGaAsSCH層205を成長させ、ノンドープInAlGaAsSCH層205上にノンドープInAlGaAs/InAlGaAs歪MQW(多重量子井戸)活性層206を成長させ、ノンドープInAlGaAs/InAlGaAs歪MQW活性層206上にノンドープInAlGaAsSCH層207を成長させる。n型InAlAsCS層204層と、ノンドープInAlGaAsSCH層205と、ノンドープInAlGaAs/InAlGaAs歪MQW活性層206と、ノンドープInAlGaAsSCH層207とにより、Al元素を含む半導体結晶からなる活性層領域を形成している。
さらに、ノンドープInAlGaAsSCH層207上にp型InAlAsCS層208を成長させる。
p型InAlAsCS層208上にp型InPクラッド層209を成長させ、p型InPクラッド層209上にp型インジウムガリウム砒素燐(InGaAsP)コンタクト層210を成長させる。p型InAlAsCS層208と、p型InPクラッド層209と、p型InPクラッド層209上にp型InGaAsPコンタクト層210とにより第2の導電型クラッドを形成している。
ここで、活性層以外の化合物半導体は、特に断りがない限り、InP基板に格子整合する組成である。
最後に、メサストライプ状の積層体を形成する部分に、幅2μmのSiO2マスク211を形成する。
第2の工程(図2(b))において、反応性イオンエッチング(RIE)を行う。RIEにより、幅2μm、高さ3μm程度のメサストライプ状の積層体を形成することができる。
第3の工程(図2(c))において、メサストライプ状の積層体の両側に、第1の半導体埋め込み層を形成する。第1の半導体埋込み層は、メサストライプ状の積層体の両側の側壁にRuドープしたInP半絶縁性埋込み層213(層厚0.2um)を成長する。
次に、レジストを用いてメサストライプ状の積層体の両側のInP基板上面をマスクする。一方で、第1の半導体埋め込み層であるInP半絶縁性埋込み層213のメサストライプ状の積層体の側壁部分には、イオン注入によりベリリウムイオン(濃度1×1019cm-3以上)を打ち込み、メサストライプ状の積層体の側壁に、p型半導体埋め込み層214を形成する。その後レジストを除去する。
第4の工程(図2(d))において、第1の半導体埋め込み層であるInP半絶縁性埋込み層213上に、第2の半導体埋め込み層であるRuドープしたInP半絶縁性埋込み層215(層厚2.8μm)を成長する。その後、打ち込んだベリリウムイオン214を活性化するために熱アニールを行った。
なお、第1及び第2の半導体埋め込み層のドーパントは、Ru(ルテニウム)のほかに、Fe(鉄)を使用しても良い。
最後に、半導体レーザ200をチップ化する。作成した半導体レーザ200の小信号変調特性は、3dB帯域、85℃において約10GHzであった。発振しきい値は、85℃のとき、約15mAで、光出力効率は約23%であった。したがって、優れた変調特性及び光出力特性が得られた。
[実施例2]
図3は、本発明の実施例2に係る光半導体素子である半導体レーザ300の製造工程を示す図であり、図3(a)〜(d)は、半導体レーザ300の光の導波方向と直交する方向の断面図を元に、各工程を示している。ここで、半導体レーザ300は、MQWを活性層にした半導体レーザである。
第1の工程(図3(a))において、まず、面方位(100)のn型InP基板301上に、n型InPクラッド層302を成長させ、n型InPクラッド層302上にn型InAlGaAsクラッド層303を成長させる。次に、n型InAlGaAsクラッド層303上にn型InAlAsキャリアストップ(CS)層304を成長させる。n型InAlAsCS層304層上にノンドープInAlGaAsSCH層305を成長させ、ノンドープInAlGaAsSCH層305上にノンドープInAlGaAs/InAlGaAs歪MQW(多重量子井戸)活性層306を成長させ、ノンドープInAlGaAs/InAlGaAs歪MQW活性層306上にノンドープInAlGaAsSCH層307を成長させる。さらに、ノンドープInAlGaAsSCH層307上にp型InAlAsCS層308を成長させる。p型InAlAsCS層308上にp型InPクラッド層309を成長させ、p型InPクラッド層309上にp型インジウムガリウム砒素燐(InGaAsP)コンタクト層310を成長させる。ここで、活性層以外の化合物半導体は、特に断りがない限り、InP基板に格子整合する組成である。
最後に、メサストライプ状の積層体を形成する部分に、幅2μmのSiO2マスク311を形成する。
第2の工程(図3(b))において、反応性イオンエッチング(RIE)を行う。RIEにより、幅2μm、高さ3μm程度のメサストライプ状の積層体を形成することができる。
第3の工程(図3(c))において、メサストライプ状の積層体の両側に、第1の半導体埋め込み層を形成する。第1の半導体埋込み層は、メサストライプ状の積層体の両側の側壁にRuドープしたInP半絶縁性埋込み層313(層厚0.2um)を成長する。
次に、レジストを用いてメサストライプ状の積層体の両側のInP基板上面をマスクする。一方で、第1の半導体埋め込み層であるInP半絶縁性埋込み層313のメサストライプ状の積層体の側壁部分には、イオン注入により炭素イオン(濃度1×1019cm-3以上)を打ち込み、メサストライプ状の積層体の側壁に、p型半導体埋め込み層314を形成する。その後レジストを除去する。
第4の工程(図1(d))において、第1の半導体埋め込み層であるInP半絶縁性埋込み層313上に、第2の半導体埋め込み層であるRuドープしたInP半絶縁性埋込み層315(層厚2.8μm)を成長する。その後、打ち込んだ炭素イオンを活性化するために熱アニールを行った。
最後に、半導体レーザ300をチップ化する。作成した半導体レーザ300の小信号変調特性は、3dB帯域、85℃において約11GHzであった。発振しきい値は、85℃のとき、約15mAで、光出力効率は約23%であった。したがって、優れた変調特性及び光出力特性が得られた。
[実施例3]
図4は、本発明の実施例1に係る光半導体素子である半導体レーザ400の製造工程を示す図であり、図4(a)〜(d)は、半導体レーザ400の光の導波方向と直交する方向の断面図を元に、各工程を示している。ここで、半導体レーザ400は、MQWを活性層にした半導体レーザである。
第1の工程(図4(a))において、まず、面方位(100)のn型InP基板401上に、n型InPクラッド層402を成長させ、n型InPクラッド層402上にn型InAlGaAsクラッド層403を成長させる。次に、n型InAlGaAsクラッド層403上にn型InAlAsキャリアストップ(CS)層404を成長させる。n型InAlAsCS層404層上にノンドープInAlGaAsSCH層405を成長させ、ノンドープInAlGaAsSCH層405上にノンドープInAlGaAs/InAlGaAs歪MQW(多重量子井戸)活性層406を成長させ、ノンドープInAlGaAs/InAlGaAs歪MQW活性層406上にノンドープInAlGaAsSCH層407を成長させる。さらに、ノンドープInAlGaAsSCH層407上にp型InAlAsCS層408を成長させる。p型InAlAsCS層408上にp型InPクラッド層409を成長させ、p型InPクラッド層409上にp型インジウムガリウム砒素燐(InGaAsP)コンタクト層410を成長させる。ここで、活性層以外の化合物半導体は、特に断りがない限り、InP基板に格子整合する組成である。
最後に、メサストライプ状の積層体を形成する部分に、幅2μmのSiO2マスク411を形成する。
第2の工程(図4(b))において、反応性イオンエッチング(RIE)を行う。RIEにより、幅2μm、高さ3μm程度のメサストライプ状の積層体を形成することができる。
第3の工程(図4(c))において、メサストライプ状の積層体の両側に、第1の半導体埋め込み層を形成する。第1の半導体埋込み層は、メサストライプ状の積層体の両側の側壁にRuドープしたInAlAs埋込み層413(層厚0.2um)を成長する。
次に、レジストを用いてメサストライプ状の積層体の両側のInP基板上面をマスクする。一方で、第1の半導体埋め込み層であるInAlAs埋込み層413のメサストライプ状の積層体の側壁部分には、イオン注入によりベリリウムイオン(濃度1×1019cm-3以上)を打ち込み、メサストライプ状の積層体の側壁に、p型半導体埋め込み層414を形成する。その後レジストを除去する。
第4の工程(図4(d))において、第1の半導体埋め込み層であるInAlAs埋込み層413上に、第2の半導体埋め込み層であるRuドープしたInP半絶縁性埋込み層415(層厚2.8μm)を成長する。その後、打ち込んだベリリウムイオンを活性化するために熱アニールを行った。
最後に、半導体レーザ400をチップ化する。作成した半導体レーザ400の小信号変調特性は、3dB帯域、85℃において約10GHzであった。発振しきい値は、85℃のとき、約14mAで、光出力効率は約25%であった。したがって、優れた変調特性及び光出力特性が得られた。
実施例1〜3では、半導体レーザ単体について述べたが、本発明の各実施例は、半導体レーザに光変調器を集積した集積素子に対しても有効であることは言うまでもない。
[実施例4]
図5は、本発明の実施例1に係る光半導体素子である半導体レーザ500の製造工程を示す図であり、図5(a)〜(d)は、半導体レーザ500の光の導波方向と直交する方向の断面図を元に、各工程を示している。ここで、半導体レーザ500は、MQWを活性層にした半導体レーザである。
第1の工程(図5(a))において、まず、面方位(100)のn型InP基板501上に、n型InPクラッド層502を成長させ、n型InPクラッド層502上にn型InAlGaAsクラッド層503を成長させる。次に、n型InAlGaAsクラッド層503上にn型InAlAsキャリアストップ(CS)層504を成長させる。n型InAlAsCS層504層上にノンドープInAlGaAsSCH層505を成長させ、ノンドープInAlGaAsSCH層505上にノンドープInAlGaAs/InAlGaAs歪MQW(多重量子井戸)活性層506を成長させ、ノンドープInAlGaAs/InAlGaAs歪MQW活性層506上にノンドープInAlGaAsSCH層507を成長させる。さらに、ノンドープInAlGaAsSCH層507上にp型InAlAsCS層508を成長させる。p型InAlAsCS層508上にp型InPクラッド層509を成長させ、p型InPクラッド層509上にp型インジウムガリウム砒素燐(InGaAsP)コンタクト層510を成長させる。ここで、活性層以外の化合物半導体は、特に断りがない限り、InP基板に格子整合する組成である。
最後に、メサストライプ状の積層体を形成する部分に、幅2μmのSiO2マスク111を形成する。
第2の工程(図5(b))において、反応性イオンエッチング(RIE)を行う。RIEにより、幅2μm、高さ3μm程度のメサストライプ状の積層体を形成することができる。
第3の工程(図5(c))において、メサストライプ状の積層体の両側に、RuドープしたInP半絶縁性埋込み層515(層厚3μm)を成長する。
第4の工程(図5(d))において、InP半絶縁性埋込み層516のメサストライプ状の積層体の側壁から約0.2μmを残して、レジストによりマスクをする。次に、InP半絶縁性埋込み層516のメサストライプ状の積層体の側壁周辺に、イオン注入によりベリリウムイオン(濃度1×1019cm-3以上)を打ち込み、メサストライプ状の積層体の側壁に、p型半導体埋め込み層514を形成する。その後、打ち込んだベリリウムイオンを活性化するために熱アニールを行った。
最後に、半導体レーザ500をチップ化する。作成した半導体レーザ500の小信号変調特性は、3dB帯域、85℃において約10GHzであった。発振しきい値は、85℃のとき、約15mAで、光出力効率は約23%であった。したがって、優れた変調特性及び光出力特性が得られた。
[実施例5]
図6は、本発明の実施例1に係る光半導体素子である半導体レーザ600の製造工程を示す図であり、図6(a)〜(d)は、半導体レーザ600の光の導波方向と直交する方向の断面図を元に、各工程を示している。ここで、半導体レーザ600は、MQWを活性層にした半導体レーザである。
第1の工程(図6(a))において、まず、面方位(100)のn型InP基板601上に、n型InPクラッド層602を成長させ、n型InPクラッド層602上にn型InAlGaAsクラッド層603を成長させる。次に、n型InAlGaAsクラッド層603上にn型InAlAsキャリアストップ(CS)層604を成長させる。n型InAlAsCS層604層上にノンドープInAlGaAsSCH層605を成長させ、ノンドープInAlGaAsSCH層605上にノンドープInAlGaAs/InAlGaAs歪MQW(多重量子井戸)活性層606を成長させ、ノンドープInAlGaAs/InAlGaAs歪MQW活性層606上にノンドープInAlGaAsSCH層607を成長させる。さらに、ノンドープInAlGaAsSCH層607上にp型InAlAsCS層608を成長させる。p型InAlAsCS層608上にp型InPクラッド層609を成長させ、p型InPクラッド層609上にp型インジウムガリウム砒素燐(InGaAsP)コンタクト層610を成長させる。ここで、活性層以外の化合物半導体は、特に断りがない限り、InP基板に格子整合する組成である。
最後に、メサストライプ状の積層体を形成する部分に、幅2μmのSiO2マスク111を形成する。
第2の工程(図6(b))において、反応性イオンエッチング(RIE)を行う。RIEにより、幅2μm、高さ3μm程度のメサストライプ状の積層体を形成することができる。
第3の工程(図6(c))において、メサストライプ状の積層体の両側に、炭素をドープしたInP埋込み層617(層厚3μm)を成長する。
第4の工程(図6(d))において、メサストライプ状の積層体上及び炭素をドープしたInP埋込み層617の側壁から約0.2μmまでの部分に、SiO2マスク619を形成し、ドライエッチングにより、InP基板までエッチングし、幅2.4μm、高さ3.5μm程度のメサストライプ状の積層体を形成する。
第5の工程(図6(e))において、メサストライプ状の積層体の両側に、RuドープしたInP埋込み層618(層厚3.5μm)を成長する。
最後に、半導体レーザ600をチップ化する。作成した半導体レーザ600の小信号変調特性は、3dB帯域、85℃において約11GHzであった。発振しきい値は、85℃のとき、約15mAで、光出力効率は約23%であった。したがって、優れた変調特性及び光出力特性が得られた。
101、201、301、401、501、601 n型InP基板
102、202、302、402、502、602 n型InPクラッド層
103、203、303、403、503、603 n型InAlGaAsクラッド層
104、204、304、404、504、604 n型InAlAsCS層
105、205、305、405、505、605 ノンドープInAlGaAsSCH層
106、206、306、406、506、606 ノンドープInAlGaAs/InAlGaAs歪MQW活性層
107、207、307、407、507、607 ノンドープInAlGaAsSCH層
108、208、308、408、508、608 p型InAlAsCS層
109、209、309、409、509、609 p型InPクラッド層
110、210、310、410、510、610 p型InGaAsPコンタクト層
112 炭素ドープp型InAlAs埋め込み層
113、212、312 RuドープInP埋込み層
211、311、411、511、611、719 SiO2マスク
313、413 RuドープInAlAs埋め込み層
214、314、414、514 p型ドーパントイオン打ち込み領域
215、315、415、516、618 RuドープInP埋め込み層
617 炭素ドープInP埋め込み層

Claims (10)

  1. 第1の導電型をもつInP基板上に、少なくとも、第1の導電型のクラッドと、Al元素を含む半導体結晶からなる活性層領域と、第2の導電型を有するクラッド層とが積層された積層体がメサストライプ状に形成される埋め込み型光半導体素子であって、
    前記メサストライプ状の積層体の両側の側壁上及び前記InP基板上の前記積層体が形成されていない部分に、半導体埋め込み層が形成され、
    前記メサストライプ状の積層体の両側の側壁上の前記半導体埋め込み層は、p型ドーピングされていることを特徴とする埋め込み型半導体光素子。
  2. p型ドーピングされた前記半導体埋め込み層のドーパントには、ベリリウム、炭素、マグネシウム及び亜鉛のうちの少なくとも1つの元素が使用されることを特徴とする請求項1に記載の埋め込み型半導体光素子。
  3. 前記半導体埋め込み層は、InP結晶により形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の埋め込み型半導体光素子。
  4. 前記半導体埋め込み層は、InP結晶より伝導帯バンドのエネルギーレベル高い半導体結晶であることを特徴とする請求項1又は2に記載の埋め込み型半導体光素子。
  5. 第1の導電型をもつInP基板上に、少なくとも、第1の導電型のクラッドと、Al元素を含む半導体結晶からなる活性層領域と、第2の導電型を有するクラッド層とが積層された積層体がメサストライプ状に形成される埋め込み型光半導体素子の製造方法であって、
    前記InP基板上に、前記積層体を形成するステップと、
    エッチングにより、前記積層体をメサストライプ状に加工するステップと、
    メサストライプ状に加工された前記積層体の両側の側壁上及び前記InP基板上の前記積層体が形成されていない部分に、第1の半導体埋め込み層を形成するステップと、
    前記メサストライプ状の積層体の両側の側壁上の前記第1の半導体埋め込み層に、イオン注入によりp型ドーピングするステップと、
    前記第1の半導体埋め込み層上に、第2の半導体埋め込み層を形成するステップと
    を含むことを特徴とする埋め込み型半導体光素子の製造方法。
  6. 第1の導電型をもつInP基板上に、少なくとも、第1の導電型のクラッドと、Al元素を含む半導体結晶からなる活性層領域と、第2の導電型を有するクラッド層とが積層された積層体がメサストライプ状に形成される埋め込み型光半導体素子の製造方法であって、
    前記InP基板上に、前記積層体を形成するステップと、
    エッチングにより、前記積層体をメサストライプ状に加工するステップと、
    メサストライプ状に加工された前記積層体の両側の側壁上及び前記InP基板上の前記積層体が形成されていない部分に、第1の半導体埋め込み層を形成するステップと、
    前記メサストライプ状の積層体の両側の側壁上の前記半導体埋め込み層に、イオン注入によりp型ドーピングするステップと
    を含むことを特徴とする埋め込み型半導体光素子の製造方法。
  7. 第1の導電型をもつInP基板上に、少なくとも、第1の導電型のクラッドと、Al元素を含む半導体結晶からなる活性層領域と、第2の導電型を有するクラッド層とが積層された積層体がメサストライプ状に形成される埋め込み型光半導体素子の製造方法であって、
    前記InP基板上に、前記積層体を形成するステップと、
    エッチングにより、前記積層体をメサストライプ状に加工するステップと、
    メサストライプ状に加工された前記積層体の両側の側壁上及び前記InP基板上の前記積層体が形成されていない部分に、p型ドーピングされた第1の半導体埋め込み層を形成するステップと、
    前記第1の半導体埋め込み層を、前記メサストライプ状の積層体の両側の側壁上に形成された部分を残して、エッチングにより除去するステップと、
    残された前記第1の半導体埋め込み層上及び前記InP基板上の前記積層体が形成されていない部分に、第2の半導体埋め込み層を形成するステップと
    を含むことを特徴とする埋め込み型半導体光素子の製造方法。
  8. p型ドーピングされた前記半導体埋め込み層のドーパントには、ベリリウム、炭素、マグネシウム及び亜鉛のうちの少なくとも1つの元素が使用されることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の埋め込み型半導体光素子の製造方法。
  9. 前記第1の半導体埋め込み層は、InP結晶により形成されることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の埋め込み型半導体光素子の製造方法。
  10. 前記第1の半導体埋め込み層は、InP結晶より伝導帯バンドのエネルギーレベル高い半導体結晶であることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の埋め込み型半導体光素子の製造方法。
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