JP2017016999A - 接続端子モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】太さの異なる複数種類の電線を、スリーブに対して径方向に位置決めする。
【解決手段】接続端子モジュールMは、端子金具10と、端子金具10の後端部に同軸状に固着された電線25A,25Bと、合成樹脂製のスリーブ30と、スリーブ30に形成され、端子金具10における電線25A,25Bとの圧着部12を収容する収容室34と、スリーブ30の後壁部32に形成され、電線25A,25Bを収容室内からスリーブ30の後方へ導出させる導出口40と、導出口40の内周から突出した形態であり、電線25A,25Bの外周に弾性的に当接することで電線25A,25Bを径方向において位置決めする弾性位置決め部43とを備えている。
【選択図】図12

Description

本発明は、接続端子モジュールに関するものである。
特許文献1には、端子金具と、端子金具の後端部に圧着した電線と、合成樹脂製のスリーブ(端子用スペーサ)とを備えた接続端子モジュールが開示されている。スリーブ内には、端子金具のうち電線との圧着部と、電線の前端部を収容する収容空間が形成されている。スリーブの後壁部には、電線を後方へ導出させるための導出口が開口している。
特開2014−075298号公報
上記の接続端子モジュールにおいて、端子金具とスリーブを共通部品とし、外径の異なる複数種類の電線に対応させようにする場合、次のような問題がある。スリーブの後面壁の導出口の開口面積は、想定される最も太い電線の外径に合わせて決められる。そのため、外径の細い電線を用いた場合には、その細い電線が導出口内において電線の径方向の位置が定まらない。
導出口内で電線の径方向の位置が定まらないと、スリーブの後方で電線に径方向の外力が作用したときに、電線がスリーブ内で径方向に変位することになる。このようになると、端子金具の向きがスリーブに対して傾く虞がある。また、スリーブの後端面に重ねた防水用のゴム栓に電線を挿通した場合には、電線が径方向に変位することによってゴム栓の弾性撓み量が周方向で均一にならず、防水性のインダクタが低下する虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、太さの異なる複数種類の電線をスリーブに対し径方向に位置決めすることを目的とする。
本発明の接続端子モジュールは、
後端部に電線固着部が形成された端子金具と、
前記電線固着部に固着された電線と、
合成樹脂製のスリーブと、
前記スリーブに形成され、前記電線固着部と前記電線との固着領域を収容する収容室と、
前記スリーブの後壁部に形成され、前記電線を前記収容室内から前記スリーブの後方へ導出させる導出口と、
前記導出口の内周から突出した形態であり、前記電線の外周に弾性的に当接することで前記電線を径方向において位置決めする弾性位置決め部とを備えているところに特徴を有する。
導出口に設けた弾性位置決め部は、電線に対し弾性的に当接するようになっているので、太さの異なる複数種類の電線を位置決めすることができる。
実施例1の接続端子モジュールの斜視図 熱収縮チューブを加熱する工程をあらわす断面図 熱収縮チューブを加熱する工程が完了した状態をあらわす断面図 熱収縮チューブを加熱する工程が完了した状態をあらわす底面図 電線を固着していない状態の端子金具の斜視図 電線を固着していない状態の端子金具の平面図 スリーブの斜視図 スリーブの正面図 スリーブの背面図 スリーブの平面図 スリーブの底面図 太い電線を用いた接続端子モジュールにおいて熱収縮チューブを加熱する工程をあらわす背面図 細い電線を用いた接続端子モジュールにおいて熱収縮チューブを加熱する工程をあらわす背面図 接続端子モジュールをハウジングに取り付けた状態をあらわす断面図 実施例2の接続端子モジュールであって、弾性リブによって熱収縮チューブの位置が規制された状態をあらわす断面図
(a)本発明の接続端子モジュールは、
前記スリーブには、前記導出口の内周と前記スリーブの外周とを連通させる電線用切欠部が形成され、
前記弾性位置決め部が、前記電線用切欠部の開口縁近傍から突出して、前記電線用切欠部の開口幅よりも狭い間隔を空けて対向するように配され、前記電線を径方向中央側へ弾性的に押圧可能な一対の弾性押圧片を含んでいてもよい。
この構成によれば、電線を収容室内に収容する際には、電線を径方向へ変位させながら電線用切欠部を通過させれば良いので、作業性がよい。また、導出口内で電線を径方向中央側へ押圧する一対の弾性押圧片は、電線用切欠部の開口幅よりも狭い間隔で対向しているので、電線が電線用切欠部を通って導出口の外部へ離脱する虞はない。
(b)本発明の接続端子モジュールは、(a)において、
前記弾性位置決め部は、前記導出口の内周から延出して、前記一対の弾性押圧片に対し前記電線用切欠部とは反対側から対向するように配され、前記電線に対し弾性的に当接可能な弾性当接片を含んでいてもよい。
この構成によれば、電線を、一対の弾性押圧片と1つの弾性当接片とで3点支持することができるので、弾性位置決め部の形状を必要以上に複雑化することなく、太さの異なる複数種類の電線を位置決めすることができる。
(c)本発明の接続端子モジュールは、
前記スリーブに形成され、前記導出口の内周と前記スリーブの外周とを連通させる電線用切欠部と、
前記収容室内において、前記電線固着部と、前記端子金具のうち前記電線固着部よりも前方の隣接領域と、前記電線のうち前記電線固着部よりも後方の隣接領域とを含む被防水領域を包囲する熱収縮チューブと、
熱収縮する前の前記熱収縮チューブの内周に塗布されていて、加熱されることにより溶融し、熱収縮した前記熱収縮チューブの内周と前記被防水領域の外周との隙間を液密状にシールする接着剤と、
前記後壁部に形成され、前記熱収縮チューブと前記被防水領域との間から後方へはみ出した前記接着剤を収容する収容部とを備えていてもよい。
この構成によれば、熱収縮チューブと被防水領域との間からはみ出した接着剤は、後壁部の収容部内に収容される。したがって、導出口の内周と電線の外周との間に接着剤が割り込むことに起因して、電線が径方向に位置ずれすることを防止できる。
(d)本発明の接続端子モジュールは、(c)において、
前記電線固着部は、底板部の両側縁から一対のカシメ片を延出させ、前記電線を前記一対のカシメ片で抱き込むようにして固着するオープンバレル状をなしており、
前記収容部は、前記電線の径方向において前記底板部とは反対側に配されていてもよい。
電線固着部のうち底板部とは反対側の領域では、一対のカシメ片の延出端同士が対向していて外周形状が複雑となるため、接着剤の塗布量を十分に確保して電線と電線固着部の外面を確実に覆う必要がある。そこで、熱収縮チューブと接着剤を加熱する際に、底板部が上向きとなるようにし、加熱により溶融した接着剤が自重によって熱収縮チューブの下部、つまり一対のカシメ片の延出端同士が対向する領域に集まるようにすることが好ましい。
また、熱収縮チューブと被防水領域との間に隙間が生じるのを防止するために、接着剤の塗布量は、加熱完了時に熱収縮チューブと被防水領域の間からはみ出すように十分に確保される。そこで、収容部を、底板部とは上下反対側の位置に配した。これにより、熱収縮チューブと被防水領域の間から後方へはみ出した接着剤を、効率よく収容部に収容することができる。
(e)本発明の接続端子モジュールは、(c)又は(d)において、
前記弾性位置決め部が、前記導出口の内周における2カ所の間に橋渡されるように配され、前記電線に対し弾性的に当接可能な弾性当接片を含んでおり、
前記収容部が、前記導出口の内周と前記弾性当接片とで囲まれた形態であり、前記収容室から前記後壁部の後端面まで連通していてもよい。
この構成によれば、電線を位置決めするための弾性当接片が、収容部を構成する手段を兼ねている。したがって、弾性当接片と収容部を互いに独立した形態で形成した場合に比べると、導出口の内部構造を簡素化することができる。
(f)本発明の接続端子モジュールは、
前記収容室内において、前記電線固着部と、前記端子金具のうち前記電線固着部よりも前方の隣接領域と、前記電線のうち前記電線固着部よりも後方の隣接領域とを含む被防水領域を包囲する熱収縮チューブと、
前記スリーブに設けられ、前記熱収縮チューブを前方へ押す弾性リブとを備えていてもよい。
このような構成によれば、熱収縮チューブの位置が被防水領域に定められるので、確実に被防水領域を防水することができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図14を参照して説明する。本実施例の接続端子モジュールMは、図14に示すように、ハウジングHに取り付けることによって充電用のコネクタCを構成するものである。以下の説明において、前後方向については、図2〜4,6,10,11における左方を前方と定義する。また、上下方向については、図8,9にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。
<接続端子モジュールM>
接続端子モジュールMは、図1〜3に示すように、端子金具10と、電線25A,25Bと、スリーブ30と、ゴム栓50、熱収縮チューブ60と、接着剤61とを備えて構成されている。本実施例の接続端子モジュールMは、端子金具10、スリーブ30、熱収縮チューブ60及び接着剤61を共通部品としており、これらの共通部品に対し外径寸法の異なる2種類の電線25A,25Bが選択的に組み合わされている。尚、電線25A,25Bの外径に合わせて2種類のゴム栓50が用意されている。
<端子金具10>
端子金具10は、全体として前後方向に細長く、図5,6に示すように、前後方向にスリットが入った略円筒状をなす端子接触部11と、オープンバレル状の圧着部12(請求項に記載の電線固着部)とを有する。端子接触部11は、端子金具10の前端側領域に配され、図示しない相手側コネクタの相手側端子(図示省略)に接続される。接続端子の後端と圧着部12の前端は、基板部21の左右両側縁から一対の側板部22を立ち上げた連結部20を介して連なっている。両側板部22の上端縁からは、側方視略L字形をなす規制片23が突出形成されている。端子接触部11の後端部底面には、ロック孔19が形成されている。
圧着部12は、ワイヤバレル部14と、ワイヤバレル部14の後方に連なるインシュレーションバレル部17とから構成されている。インシュレーションバレル部17は、端子金具10の最後端部に位置する。ワイヤバレル部14とインシュレーションバレル部17は、基板部21に連なる共通の底板部15を有する。底板部15の左右両側縁からは、ワイヤバレル部14を構成する一対の前部カシメ片16(請求項に記載のカシメ片)と、インシュレーションバレル部17を構成する一対の後部カシメ片18(請求項に記載のカシメ片)とが、いずれも片持ち状に延出している。
<電線25A,25B>
図12,13に示すように、電線25A,25Bは、略円形断面の金属製の導体26と、導体26を全周に亘って包囲する円筒状の絶縁被覆27とからなる。電線25A,25Bの前端部では、絶縁被覆27が除去されて導体26が露出している。導体26の外周には、カシメ変形させられた前部カシメ片16が抱き付くようにして強固に固着され、絶縁被覆27の前端部の外周には、カシメ変形させられた後部カシメ片18が抱き付くようにして強固に固着されている。圧着部12と電線25A,25Bが固着された状態では、前部カシメ片16の延出端同士が周方向に接近して対向するように位置し、後部カシメ片18の延出端同士も周方向に接近して対向するように位置する。そして、電線25A,25Bは、端子金具10の後方から同軸状に延出している。
<スリーブ30>
スリーブ30は、合成樹脂製であり、前後方向に細長い形状である。図7,10,11に示すように、スリーブ30は、前壁部31と、後壁部32と、左右両側壁部33とを有している。これらの壁部31,32,33で囲まれた空間は、スリーブ30の上面と下面に開放された収容室34となっている。前壁部31には、前方へ略円柱状に突出する位置決め突起35が形成されている。位置決め突起35の下面には、ロック突起36が形成されている。
前壁部31には、図7,8,11に示すように、スリーブ30の外周下面を上方へ凹ませた形態の端子用切欠部37が形成されている。端子用切欠部37は、前壁部31よりも前方の外部空間と収容室34の内部空間とを連通させる。端子用切欠部37の上端面(奥端面)は、位置決め突起35の外周面となっている。前壁部31には、その前面に開放され且つ端子用切欠部37に連通する左右一対の溝部38が形成されている。両溝部38の内部には、夫々、ストッパ39が形成されている(図8〜10を参照)。
後壁部32には、図2〜4,9,11に示すように、電線25A,25Bを収容室34からスリーブ30の後方外部へ導出させるための導出口40が形成されている。導出口40は、後壁部32を前後方向に貫通した形態である。導出口40は、上下寸法に比べて左右寸法の大きい略方形をなしている。後壁部32には、スリーブ30の外周下端部から導出口40に連通する電線用切欠部41が形成されている。電線用切欠部41は、後壁部32の後方外部空間と収容室34の内部空間とを連通させている。また、後壁部32の後面(外面)には、ゴム栓50をスリーブ30に取り付けるための複数の保持突起42が形成されている。複数の保持突起42は、導出口40を包囲して点在するように配されている。
後壁部32には、電線25A,25Bが導出口40内で径方向(上下方向又は左右方向)へふらつくのを防止する手段として、弾性位置決め部43が形成されている。図9に示すように、弾性位置決め部43は、左右対称な一対の弾性押圧片44と、1つの弾性当接片47とから構成されている。一対の弾性押圧片44は、導出口40における下端側領域に配され、弾性当接片47は、導出口40における上端側領域に配されている。
一対の弾性押圧片44は、電線用切欠部41の開口縁の近傍位置、即ち、電線用切欠部41の左右両側面のうち導出口40に近い上端位置から片持ち状に延出した形態である。両弾性押圧片44は、電線用切欠部41の内側面から導出口40の略中央部に向かって斜め上向きに延出する支持部45と、支持片の延出端から斜め外向きに延出する押圧部46とから構成されている。
左右一対の支持部45は、その左右方向の対向間隔が上方(導出口40の中央)に向かって次第に狭まるような形態である。これに対し、左右一対の押圧部46は、その左右方向の対向間隔が上方(導出口40の中央)に向かって次第に拡がるような形態である。弾性押圧片44は、支持部45の基端部を略支点として、導出口40の中央部から押圧部46を遠ざける方向へ弾性変形し得るようになっている。
弾性当接片47は、導出口40の内周における2カ所の間に橋渡されて、左右方向に細長く延びた形態である。弾性当接片47の左右両端部は、導出口40の内周面のうち中央よりも上方の位置に連なっている。弾性当接片47は、導出口40の中央部から上方へ遠ざかるように、即ち上方へ膨らむような形態で弾性的に湾曲変形し得るようになっている。弾性当接片47も、一対の弾性押圧片44と同様、左右対称な形態である。弾性押圧片44と弾性当接片47が弾性変形していない自由状態において、一対の押圧部46と弾性当接片47とに内接する仮想円(図示省略)の直径は、2種類の電線25A,25Bのうち細い方の電線25A,25Bの外径と同じか、それよりも少し小さい寸法である。
後壁部32には、後壁部32を前後に貫通した形態の収容部48が形成されている。収容部48は、導出口40の一部を構成する空間であり、導出口40の上端部に配されている。収容部48は、後壁部32を前後に貫通しているので、収容室34内に臨んでいるとともに、スリーブ30の後方外部へ開放されている。収容部48は、導出口40の内周面における上端部領域と、弾性当接片47の上面とで囲まれた形態である。この収容部48は、弾性当接片47を構成するものであり、収容部48が貫通形態であることになり、弾性当接片47は弾性変形し得るようになっている。
<ゴム栓50>
ゴム栓50は円形をなす。図14に示すように、ゴム栓50の中央部には、円形のシール孔51が貫通形態で形成されている。図1に示すように、ゴム栓50の外周には、リップ部52が形成されている。ゴム栓50は、太さの異なる2種類の電線25A,25Bに合わせて、2種類のものが用意されている。この2種類のゴム栓50は、シール孔51の内径が互いに異なっているが、外周のリップ部52の外径寸法は共通である。ゴム栓50には、シール孔51を包囲するように形成した複数の保持孔53を複数の保持突起42に嵌合することにより、スリーブ30の後面に密着した形態で取り付けられている。
<熱収縮チューブ60及び接着剤61>
熱収縮チューブ60は、円筒形をなし、合成樹脂からなる。熱収縮チューブ60は、所定の温度に加熱すると、径寸法を小さくするように縮径変形するようになっている。熱収縮チューブ60の加熱前における前後方向の寸法は、スリーブ30の収容室34の前後方向の寸法よりも小さい寸法に設定されている。また、熱収縮チューブ60の加熱前における内径は、電線25A,25Bが固着された状態の圧着部12よりも十分に大きい寸法に設定されている。加熱された熱収縮チューブ60は、常温まで冷却されると硬化するようになっている。接着剤61は、加熱前の状態の熱収縮チューブ60の内周の全領域に亘り、予め塗布されている。接着剤61は、所定の温度まで加熱されると溶融状態となる。溶融された接着剤61は、硬化して端子金具10や電線25A,25Bに液密状に密着した状態を保つ。
<実施例の作用及び効果>
接続端子モジュールMの組付けは、次の手順で行う。まず、ゴム栓50に1本の電線25A,25Bを通しておき、その電線25A,25Bの前端部を圧着部12に固着する。次に、接着剤61が塗布されている熱収縮チューブ60を端子金具10の前方から外嵌する。このとき、熱収縮チューブ60が、圧着部12と、連結部20における後端側領域(即ち、端子金具10のうち圧着部12より前方の隣接領域)と、電線25A,25Bのうち圧着部12よりも後方の隣接領域とを含む被防水領域28(図2〜4を参照)を包囲するようにする。
この状態で、スリーブ30を上方から熱収縮チューブ60、端子金具10及び電線25A,25Bに対し被せるように取り付け、熱収縮チューブ60と被防水領域28を収容室34内に収容する。このとき、スリーブ30の前端部においては、連結部20を端子用切欠部37内に収容し、端子接触部11の後端部を位置決め突起35に外嵌し、一対の規制片23を一対の溝部38に嵌入してストッパ39に係止する。
一方、スリーブ30の後端部においては、電線用切欠部41に電線25A,25Bを収容する。このとき、電線25A,25Bは、一対の弾性押圧片44を左右へ拡げるように弾性変形させながら、弾性押圧片44の支持部45を通過する。電線25A,25Bが支持部45を通過すると、一対の押圧部46が、電線25A,25Bに対し斜め下方から弾性的に当接し、その電線25A,25Bを上方へ押圧して弾性当接片47に当接させる。すると、弾性当接片47は電線25A,25Bに対し上から弾性的に当接した状態となる。そして、電線25A,25Bは、一対の弾性押圧片44と弾性当接片47とにより、三方から弾性的に押圧されるので、導出口40のほぼ中央位置に位置決めされる。
細い電線25Bを導出口40に収容した場合には、図13に示すように、弾性押圧片44と弾性当接片47の弾性変形量は比較的小さいが、太い電線25Aを導出口40に収容した場合は、図12に示すように、弾性押圧片44と弾性当接片47の弾性変形量は比較的大きくなる。しかし、細い電線25Bと太い電線25Aのいずれの場合でも、電線25A,25Bは、導出口40のほほ中央、つまり端子金具10とほぼ同軸状となるように位置決めされる。
この後、端子金具10とスリーブ30を上下反転させ、図2,12,13に示すように、底板部15を上向きにして電線25A,25Bの上面に重ね、カシメ片16,18の延出端同士を下向きにして電線25A,25Bの下面に重なるようにする。これに伴い、熱収縮チューブ60は、底板部15の上面に載置されてぶら下がった状態となる。また、収容部48が、電線25A,25Bよりも下方に位置する。
この向きを保ったまま、熱収縮チューブ60と接着剤61を加熱する。すると、熱収縮チューブ60が縮径変形するとともに、接着剤61は被防水領域28の外周に接着していく。このとき、溶融した接着剤61は自重により下方へ移動するので、被防水領域28の外周面における接着剤61の厚さは、上面側(つまり、底板部15及び基板部21の上面側)で薄く、下面側で厚くなる。被防水領域28の下面側は、カシメ片16,18の延出端同士が対向していて、電線25A,25Bの外周と圧着部12との外周とが段差状態に混在する領域である。したがって、接着剤61の層を厚くすることにより、熱収縮チューブ60の内周と被防水領域28の外周との間に、確実に接着剤61を介在させることができる。これにより、熱収縮チューブ60と被防水領域28との隙間への浸水を確実に防止できる。
また、接着剤61の塗布量は、熱収縮チューブ60の内周と被防水領域28の外周との間に隙間が生じないようにするため、加熱完了時に接着剤61が熱収縮チューブ60の外部へはみ出すように設定されている。そのため、接着剤61の一部は、熱収縮チューブ60の後方へはみ出す。ここで、はみ出した接着剤61が、導出口40の内周と電線25A,25Bの外周との隙間に割り込んでしまうと、弾性位置決め部43によって位置決めした電線25A,25Bが、接着剤61の張り込みによって径方向(上下方向及び左右方向)へ位置ずれしてしまうことが懸念される。
溶融した接着剤61は、自重によって下方へ移動するので、周方向において接着剤61がはみ出す領域は、下端側領域に集中する。この点に着目し、本実施例では、はみ出した接着剤61を収容するための収容部48を、導出口40の下端部に配した。これにより、熱収縮チューブ60の後方へはみ出した接着剤61の多くは、収容部48に入り込むことができる。また、収容部48は、弾性当接片47により、導出口40のうち電線25A,25Bが収容される空間から区画されているので、収容部48内に収容された接着剤61が、電線25A,25Bと弾性当接片47との間に割り込む虞はない。したがって、はみ出した接着剤61が、導出口40内において電線25A,25Bを径方向に押圧する虞はないのである。
本実施例の接続端子モジュールMは、後端部に圧着部12が形成された端子金具10と、圧着部12に固着された電線25A,25Bと、合成樹脂製のスリーブ30とを有する。スリーブ30には、圧着部12と電線25A,25Bとの固着領域と、電線25A,25Bにおける圧着部12の後方近傍領域とを収容する収容室34が形成されている。スリーブ30の後壁部32には、電線25A,25Bを収容室34内からスリーブ30の後方へ導出させる導出口40が形成されている。そして、スリーブ30には、導出口40の内周から突出した形態であり、電線25A,25Bの外周に弾性的に当接することで電線25A,25Bを径方向において位置決めする弾性位置決め部43が形成されている。導出口40に設けた弾性位置決め部43は、電線25A,25Bに対し弾性的に当接するようになっているので、太さの異なる複数種類の電線25A,25Bを位置決めすることができる。
また、スリーブ30には、導出口40の内周とスリーブ30の外周とを連通させる電線用切欠部41が形成され、弾性位置決め部43が、電線用切欠部41の開口縁近傍から突出して、電線用切欠部41の開口幅よりも狭い間隔を空けて対向するように配され、電線25A,25Bを径方向中央側へ弾性的に押圧可能な一対の弾性押圧片44を含んでいる。この構成によれば、電線25A,25Bを収容室34内に収容する際には、電線25A,25Bを径方向へ変位させながら電線用切欠部41を通過させれば良いので、作業性がよい。また、導出口40内で電線25A,25Bを径方向中央側へ押圧する一対の弾性押圧片44は、電線用切欠部41の開口幅よりも狭い間隔で対向しているので、電線25A,25Bが電線用切欠部41を通って導出口40の外部へ離脱する虞はない。
また、弾性位置決め部43は弾性当接片47を含む。この弾性当接片47は、導出口40の内周から延出して、一対の弾性押圧片44に対し電線用切欠部41とは反対側から対向するように配され、電線25A,25Bに対し弾性的に当接可能である。この構成によれば、電線25A,25Bを、一対の弾性押圧片44と1つの弾性当接片47とで3点支持することができるので、弾性位置決め部43の形状を必要以上に複雑化することなく、太さの異なる複数種類の電線25A,25Bを位置決めすることができる。
また、スリーブ30には、導出口40の内周とスリーブ30の外周とを連通させる電線用切欠部41が形成され、収容室34内においては、熱収縮チューブ60が、圧着部12と、端子金具10のうち圧着部12よりも前方の隣接領域と、電線25A,25Bのうち圧着部12よりも後方の隣接領域とを含む被防水領域28を包囲している。熱収縮する前の熱収縮チューブ60の内周には接着剤61が塗布されていて、接着剤61は、加熱されることにより溶融し、熱収縮した熱収縮チューブ60の内周と被防水領域28の外周との隙間を液密状にシールする。そして、後壁部32には、熱収縮チューブ60と被防水領域28との間から後方へはみ出した接着剤61を収容する収容部48が形成されている。この構成によれば、熱収縮チューブ60と被防水領域28との間からはみ出した接着剤61は、後壁部32の収容部48内に収容される。したがって、導出口40の内周と電線25A,25Bの外周との間に接着剤61が割り込むことに起因して、電線25A,25Bが径方向に位置ずれすることを防止できる。
また、圧着部12は、底板部15の両側縁から一対のカシメ片16,18を延出させ、電線25A,25Bを一対のカシメ片16,18で抱き込むようにして固着するオープンバレル状をなしている。また、収容部48は、電線25A,25Bの径方向において底板部15とは反対側に配されている。圧着部12のうち底板部15とは反対側の領域では、一対のカシメ片16,18の延出端同士が対向していて外周形状が複雑となるため、接着剤61の塗布量を十分に確保して電線25A,25Bと圧着部12の外面を確実に覆う必要がある。そこで、熱収縮チューブ60と接着剤61を加熱する際に、底板部15が上向きとなるようにし、加熱により溶融した接着剤61が自重によって熱収縮チューブ60の下部、つまり一対のカシメ片16,18の延出端同士が対向する領域に集まるようにしている。また、熱収縮チューブ60と被防水領域28との間に隙間が生じるのを防止するために、接着剤61の塗布量は、加熱完了時に熱収縮チューブ60と被防水領域28の間からはみ出すように十分に確保される。そこで、収容部48を、底板部15とは上下反対側の位置に配した。これにより、熱収縮チューブ60と被防水領域28の間から後方へはみ出した接着剤61を、効率よく収容部48に収容することができる。
また、弾性位置決め部43が、導出口40の内周における2カ所の間に橋渡されるように配され、電線25A,25Bに対し弾性的に当接可能な弾性当接片47を含んでいる。そして、収容部48は、導出口40の内周と弾性当接片47とで囲まれた形態であり、収容室34から後壁部32の後端面まで連通した形態である。この構成によれば、電線25A,25Bを位置決めするための弾性当接片47が、収容部48を構成する手段を兼ねている。したがって、弾性当接片47と収容部48を互いに独立した形態で形成した場合に比べると、導出口40の内部構造を簡素化することができる。
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2に係る接続端子モジュール70を図15によって説明する。
本実施形態の接続端子モジュール70は、スリーブ30が、熱収縮する前の熱収縮チューブ60を前方へ押す弾性リブ71を備えている点で、実施例1とは相違する。なお、実施例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施例に係る接続端子モジュール70は、実施例1と同様に、後端部に圧着部12が形成された端子金具10と、圧着部12に固着された電線25A,25Bと、端子金具10に取り付けられる合成樹脂製のスリーブ30と、を備え、スリーブ30には、圧着部12と電線25A,25Bとの固着領域を収容する収容室34が形成され、スリーブ30の後壁部32には、電線25A,25Bを収容室34内からスリーブ30の後方へ導出させる導出口40が形成され、導出口40の内周には、電線25A,25Bの外周に弾性的に当接することで電線25A,25Bを径方向において位置決めする弾性位置決め部43が突出して設けられている。熱収縮チューブ60は、実施例1と同様、収容室34内において、圧着部12と、端子金具10のうち圧着部12よりも前方の隣接領域(連結部20における後端側領域)と、電線25A,25Bのうち圧着部12よりも後方の隣接領域とを含む被防水領域28を包囲するものである。
弾性リブ71は、収容室34の壁面に設けられている。弾性リブ71は、スリーブ30と一体に形成されている。なお、弾性リブ71は、スリーブ30と別体に形成されて、スリーブ30に組み付けられてもよい。
弾性リブ71は、前後方向に弾性変形可能な形態をなし、収容室34の幅方向に離れて一対が設けられている。一対の弾性リブ71は、熱収縮する前の熱収縮チューブ60の端縁に対し、幅方向の両側から接触することが可能な位置に配されている。一対の弾性リブ71は、対向方向における中心を基準として対称となっている。
弾性リブ71は、後壁部32の前面から前方に片持ち状をなして延出している。一対の弾性リブ71は、後壁部32のうち導出口40を間にした両側に位置している。弾性リブ71は、基端部72が収容室34の幅方向における中心側に位置し、先端部(自由端部)73が収容室34の幅方向における外側に位置するように、前後方向に対して傾いた形態をなしている。弾性リブ71の基端部72は後壁部32の前面に対して略直角に立ち、先端部73は前後方向に対して交差する方向に延びている。一対の弾性リブ71の対向面74は、弧状をなすようにして収容室34の内側へ張り出す湾曲面とされている。
接続端子モジュール70の組付けは、実施例1と同様、1本の電線25A,25Bに端子金具10を固着し、端子金具10の前方から熱収縮チューブ60を外嵌した後、スリーブ30を被せるように取り付け、端子金具10と電線25A,25Bとの固着部分を収容室34内に収容する。このとき、弾性リブ71の対向面74が、熱収縮チューブ60の後端縁に対して後方から弾性的に接触した状態になり、熱収縮チューブ60を前方へ押圧する。弾性リブ71に押された熱収縮チューブ60は、前壁部31の後面に当接し、確実に被防水領域28の全体を包囲した状態になる。この後、実施例1と同様、端子金具10およびスリーブ30を上下反転させ、熱収縮チューブ60を加熱すると、弾性リブ71によって位置決めされた状態のまま熱収縮チューブ60が縮径変形し、接着剤61が被防水領域28の外周に接着する。
ここで、スリーブ30の収容室34は、熱収縮チューブ60の長さ寸法(カット長)の公差を吸収するべく、前後方向の寸法に余裕を持たせてある。このため、熱収縮チューブ60が収容室34内において被防水領域28から後方にずれ、被防水領域28の前端部が熱収縮チューブ60に覆われることなく露出してしまう虞がある。しかしながら、本実施例の接続端子モジュール70によれば、熱収縮チューブ60は、弾性リブ71によって、被防水領域28から後方に位置ずれすることを規制され、確実に被防水領域28の全体を包囲した状態に保持されて接着される。
以上のように本実施例においては、実施例1と同様、接続端子モジュール70のスリーブ30に、圧着部12と電線25A,25Bとの固着領域を収容する収容室34が形成され、スリーブ30の後壁部32に、電線25A,25Bを収容室34内からスリーブ30の後方へ導出させる導出口40が形成され、電線25A,25Bの外周に弾性的に当接することで電線25A,25Bを径方向において位置決めする弾性位置決め部43が、導出口40の内周から突出した形態で設けられているから、太さの異なる複数種類の電線25A,25Bを位置決めすることができる。
さらに、スリーブ30に、熱収縮する前の熱収縮チューブ60を前方へ押す弾性リブ71が設けられているから、熱収縮チューブ60の位置が被防水領域28に定められるので、確実に被防水領域28を防水することができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、収容部が収容室から後壁部の後端面へ連通する形態であるが、収容部は、後壁部の後端面に連通しない袋小路状でもよい。
(2)上記実施例では、電線を位置決めするための弾性当接片が、収容部を構成する手段を兼ねているが、弾性当接片は、収容部を構成しない形態であってもよい。
(3)上記実施例では、収容部を導出口の高さ方向中央よりも下方に配したが、収容部を導出口の高さ方向中央よりも上方に配してもよい。
(4)上記実施例では、電線固着部をオープンバレル状の圧着構造としたが、電線固着部は、クローズドバレル状の圧着構造としてもよく、圧接刃を用いた圧接構造としてもよい。
(5)上記実施例では、電線固着部の底板部を上向けにして熱収縮チューブと接着剤を加熱したが、電線固着部の底板部を下向きにした状態で熱収縮チューブと接着剤を加熱してもよい。
(6)上記実施例では、スリーブに、導出口の内周とスリーブの外周を連通させる電線用切欠部を形成したが、このような電線用切欠部を形成せず、導出口を全周に亘って閉じた形態としてもよい。
(7)上記実施例では、共通部品であるスリーブに対し外径の異なる2種類の電線を適用できるようにしたが、共通部品であるスリーブに対し、外径の異なる3種類の電線を適用できるようにしてもよい。
M,70…接続端子モジュール
10…端子金具
12…圧着部(電線固着部)
15…底板部
16…前部カシメ片(カシメ片)
18…後部カシメ片(カシメ片)
25A…電線
25B…電線
28…被防水領域
30…スリーブ
32…後壁部
34…収容室
40…導出口
41…電線用切欠部
43…弾性位置決め部
44…弾性押圧片
47…弾性当接片
48…収容部
60…熱収縮チューブ
61…接着剤
71…弾性リブ

Claims (7)

  1. 後端部に電線固着部が形成された端子金具と、
    前記電線固着部に固着された電線と、
    合成樹脂製のスリーブと、
    前記スリーブに形成され、前記電線固着部と前記電線との固着領域を収容する収容室と、
    前記スリーブの後壁部に形成され、前記電線を前記収容室内から前記スリーブの後方へ導出させる導出口と、
    前記導出口の内周から突出した形態であり、前記電線の外周に弾性的に当接することで前記電線を径方向において位置決めする弾性位置決め部とを備えていることを特徴とする接続端子モジュール。
  2. 前記スリーブには、前記導出口の内周と前記スリーブの外周とを連通させる電線用切欠部が形成され、
    前記弾性位置決め部が、前記電線用切欠部の開口縁近傍から突出して、前記電線用切欠部の開口幅よりも狭い間隔を空けて対向するように配され、前記電線を径方向中央側へ弾性的に押圧可能な一対の弾性押圧片を含んでいることを特徴とする請求項1記載の接続端子モジュール。
  3. 前記弾性位置決め部は、前記導出口の内周から延出して、前記一対の弾性押圧片に対し前記電線用切欠部とは反対側から対向するように配され、前記電線に対し弾性的に当接可能な弾性当接片を含んでいることを特徴とする請求項2記載の接続端子モジュール。
  4. 前記スリーブに形成され、前記導出口の内周と前記スリーブの外周とを連通させる電線用切欠部と、
    前記収容室内において、前記電線固着部と、前記端子金具のうち前記電線固着部よりも前方の隣接領域と、前記電線のうち前記電線固着部よりも後方の隣接領域とを含む被防水領域を包囲する熱収縮チューブと、
    熱収縮する前の前記熱収縮チューブの内周に塗布されていて、加熱されることにより溶融し、熱収縮した前記熱収縮チューブの内周と前記被防水領域の外周との隙間を液密状にシールする接着剤と、
    前記後壁部に形成され、前記熱収縮チューブと前記被防水領域との間から後方へはみ出した前記接着剤を収容する収容部とを備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の接続端子モジュール。
  5. 前記電線固着部は、底板部の両側縁から一対のカシメ片を延出させ、前記電線を前記一対のカシメ片で抱き込むようにして固着するオープンバレル状をなしており、
    前記収容部は、前記電線の径方向において前記底板部とは反対側に配されていることを特徴とする請求項4記載の接続端子モジュール。
  6. 前記弾性位置決め部が、前記導出口の内周における2カ所の間に橋渡されるように配され、前記電線に対し弾性的に当接可能な弾性当接片を含んでおり、
    前記収容部が、前記導出口の内周と前記弾性当接片とで囲まれた形態であり、前記収容室から前記後壁部の後端面まで連通していることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の接続端子モジュール。
  7. 前記収容室内において、前記電線固着部と、前記端子金具のうち前記電線固着部よりも前方の隣接領域と、前記電線のうち前記電線固着部よりも後方の隣接領域とを含む被防水領域を包囲する熱収縮チューブと、
    前記スリーブに設けられ、前記熱収縮チューブを前方へ押す弾性リブとを備えている請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の接続端子モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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