JP2017016740A - セルスタック、モジュールおよびモジュール収容装置 - Google Patents

セルスタック、モジュールおよびモジュール収容装置 Download PDF

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Abstract

【課題】導電部材の酸化による発電出力の低下を抑制させたセルスタック、モジュールおよびモジュール収容装置を提供する。
【解決手段】燃料極3と、固体電解質層4と、空気極5とを含む第1の発電部Aを有する第1セルと、燃料極3と、固体電解質層4と、空気極5とを含む第2の発電部Bを有する第2セルと、第1の発電部Aと、第2の発電部Bとを電気的に接続する導電部材9と、を備え、導電部材9は、内部が第1セルに供給される反応ガスが流れる反応ガス流路とされており、かつ反応ガスの流れ方向の上流側に位置しており流れ方向に向かうに従って第1の発電部Aに近接するように傾斜している傾斜面9Aを有しているセルスタック18である。
【選択図】図5

Description

本発明は、セルスタック、モジュールおよびモジュール収容装置に関する。
近年、次世代エネルギーとして、燃料ガス(水素含有ガス)と酸素含有ガス(空気)とを用いて電力を得ることができるセルの1種である燃料電池セルが複数配列されてなるセルスタックを収納容器内に収納してなるモジュールや、モジュールを外装ケース内に収納してなるモジュール収容装置が種々提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このセルスタックにおいては、例えば、複数のセル間に導電部材が配置されることによって、セル同士が電気的に直列に接続されていた。
特開2014−149942号公報
しかしながら、特許文献1に記載のセルスタックにおいては、発電効率の点で改善の余地があった。
それゆえ、本発明は、発電効率の向上したセルスタック、それを備えるモジュールおよびモジュール収容装置を提供することにある。
本発明のセルスタックは、燃料極と、固体電解質層と、空気極とを含む第1の発電部を有する第1セルと、燃料極と、固体電解質層と、空気極とを含む第2の発電部を有する第2セルと、前記第1の発電部と、前記第2の発電部とを電気的に接続する導電部材と、を備え、該導電部材は、内部が前記第1セルに供給される反応ガスが流れる反応ガス流路とされており、かつ前記反応ガスの流れ方向の上流側に位置しており前記流れ方向に向かうに従って前記第1の発電部に近接するように傾斜している傾斜面を有していることを特徴とする。
本発明のモジュールは、収納容器内に、上述のセルスタックを収納してなることを特徴とする。
本発明のモジュール収容装置は、外装ケース内に、上述のモジュールと、該モジュールの運転を行なうための補機とを収納してなることを特徴とする。
本発明のセルスタックは、発電効率を向上させることができる。
また、本発明のモジュールは、発電効率の向上したモジュールとすることができる。
さらに、本発明のモジュール収容装置は、発電効率の向上したモジュール収容装置とすることができる。
本発明の一実施形態であるセルスタックを構成するセルの実施形態の一例を示すもので、(a)は横断面図、(b)は側面図である。 本発明の一実施形態であるセルスタックを有するセルスタック装置を示す図で、(a)はセルスタック装置を概略的に示す側面図、(b)は(a)の一部を拡大して示す平面図である。 (a)は、図2に示す導電部材を抜粋して示す斜視図であり、(b)は、この導電部材の平面図である。 セルと導電部材との接合状態を示す縦断面図である。 図4に示す導電部材の破線部の拡大図である。 本発明の他の実施形態であるセルスタックにおける、セルと導電部材との接合状態を示す拡大断面図である。 本発明の他の実施形態のセルスタックを構成するセルを示す斜視図である。 図7で示すセルの部分断面図である。 図7で示すセルと導電部材との接合状態を示す縦断面図である。 (a)は、図9で示す導電部材の斜視図であり、(b)は、この導電部材の上面図である。 図2に示すセルスタック装置を収納容器に収納してなるモジュールを分解して示す外観斜視図である。 図11に示すモジュールを外装ケースに収納してなるモジュール収容装置を示す斜視図である。
図1〜12を用いて、セル、セルスタック、モジュールおよびモジュール収容装置について説明する。
(セル)
以下において、セルスタックを構成するセルとして固体酸化物形の燃料電池セルの例を用いて説明する。
図1は、セルの実施形態の一例を示すもので、(a)は横断面図、(b)は側面図である。なお、両図面において、セル1の各構成の一部を拡大して示している。
図1に示す例において、セル1は中空平板型で、細長い板状である。図1(b)に示すように、セル1の全体を正面から見た形状は、例えば、長さ方向Lの辺の長さが5〜50cmで、この長さ方向に直交する幅方向Wの長さが1〜10cmの長方形である。このセル1の全体の厚さは1〜5mmである。
図1に示すように、セル1は、一対の対向する平坦面n1、n2をもつ柱状の導電性支持基板2(以下、支持基板2と略す場合がある)の一方の平坦面n1上に燃料極3、固体電解質層4及び空気極5を順次積層してなる柱状(中空平板状等)からなる。なお、セル1は、一方の平坦面n1上に空気極5、固体電解質層4及び燃料極3の順に積層してもよい。
また、図1に示す例においては、セル1の他方の平坦面n2上にはインターコネクタ6が設けられている。
以下、セル1を構成する各構成部材について説明する。
支持基板2は、燃料ガスが流れるガス流路2aが内部に設けられており、図1において
は6つのガス流路2aが設けられた例を示している。支持基板2としては、燃料ガスを燃料極3まで透過するためにガス透過性であること、さらには、インターコネクタ6を介して集電するために導電性であることが要求される。支持基板2は、例えば、鉄族金属成分と無機酸化物からなる。例えば、鉄族金属成分はNiおよび/またはNiOであって、無機酸化物は特定の希土類元素酸化物である。
燃料極3は、一般的に公知のものを使用することができ、多孔質の導電性セラミックス、例えば希土類元素酸化物が固溶しているZrO(安定化ジルコニアと称し、部分安定化も含むものとする)とNiおよび/またはNiOとから形成することができる。
固体電解質層4は、燃料極3、空気極5間の電子の橋渡しをする電解質としての機能を有していると同時に、燃料ガスと酸素含有ガスとのリークを防止するためにガス遮断性を有することが必要とされ、3〜15モル%の希土類元素酸化物が固溶したZrOから形成される。なお、上記特性を有する限りにおいては、他の材料等を用いて形成してもよい。
空気極5は、一般的に用いられるものであれば特に制限はなく、例えば、いわゆるABO型のペロブスカイト型酸化物からなる導電性セラミックスから形成することができる。空気極5はガス透過性を有していることが必要であり、開気孔率が20%以上、特に30〜50%の範囲にあることが好ましい。
インターコネクタ6は、ランタンクロマイト系のペロブスカイト型酸化物(LaCrO系酸化物)、もしくは、ランタンストロンチウムチタン系のペロブスカイト型酸化物(LaSrTiO系酸化物)が好適に使用される。これらの材料は、導電性を有し、かつ燃料ガス(水素含有ガス)および酸素含有ガス(空気等)と接触しても還元も酸化もされない。また、インターコネクタ6は支持基板2に形成されたガス流路2aを流通する燃料ガス、および支持基板2の外側を流通する酸素含有ガスのリークを防止するために緻密質でなければならず、93%以上、特に95%以上の相対密度を有していることが好ましい。
(セルスタック)
次に、上述したセルを用いた本発明の一実施形態であるセルスタックについて図2を用いて説明する。
図2は、本発明の一実施形態であるセルスタックを有するセルスタック装置を示す図で、(a)はセルスタック装置を概略的に示す側面図、(b)は(a)の一部を拡大して示す平面図である。
セルスタック装置10は、セルスタック18と、マニホールド7とを備える。セルスタック18は、複数個のセル1が配列されてなる。マニホールド7には、複数個のセル1の一端がシール材(不図示)にて固定されているとともに、複数個のセル1に燃料ガスを供給する。
また、セルスタック18は、図2(a)に示す例のように、隣接するセル1の間に介在する導電部材9を有している。この導電部材9は、隣接するセル1の間を電気的に直列に接続する。なお導電部材9については、詳細は後述する。
また、図2(b)に示すように、セル1と導電部材9とを接合するために、導電性セラミックス等からなる導電性接合材13が設けられている。導電性セラミックスとしては、空気極5と同様の材料を用いることができ、空気極5と同じ材料とした場合、空気極5と
導電性接合材13との接合強度が高くなるため好ましい。具体的には、LaSrCoFeO、LaSrMnO、LaSrCoO等を用いることができる。
また、図2(a)に示す例のように、複数個のセル1の配列方向における最も外側に位置するセル1の外側に、端部導電部材8が設けられている。
この端部導電部材8は、セルスタック18の外側に突出する導電部を有している。導電部は、セル1の発電により生じた電気を集電して外部に引き出す機能を有する。
(導電部材)
次に、導電部材9の詳細な構造について図3〜5を用いて説明する。
図3(a)は、図2に示す導電部材を抜粋して示す斜視図であり、(b)は、この導電部材の平面図である。図4は、セルと導電部材との接合状態を示す縦断面図である。図5は、図4に示す導電部材の破線部の拡大図である。
図3に示す例において、導電部材9は、セル1に導電性接合材13を介して接続される複数の導電片9a、9bと、複数の導電片9a、9bの一端同士を連結している連結部9c、9dとを有している。
より具体的には、図3に示す導電部材9は、隣接する一方のセル1(第1セル)と接合される複数の第1導電片9aと、隣接する他方のセル1(第2セル)と接合される複数の第2導電片9bと、複数の第1導電片9aおよび複数の第2導電片9bの一端同士を連結する第1連結部9cと、複数の第1導電片9aおよび複数の第2導電片9bの他端同士を連結する第2連結部9dとを一組のユニットとし、これらのユニットの複数組が、セル1の長手方向に導電性連結片9eにより連結されて構成されている。
図3(b)に示すように、導電部材9は、内部がセル1に供給される反応ガスが流れる反応ガス流路9Bとされている。この反応ガス流路9Bは、導電片9a、9bと、連結部9c、9dとで囲まれた空間である。本例においては、反応ガス流路9Bはセル1の長さ方向に沿って延びている。また、本例においては、反応ガスは、反応ガス流路9Bのうちマニホールド7側から流入し、反応ガス流路9Bのうちマニホールド7とは反対側から流出する。なお、図2に示すセルスタック18においては、この反応ガスは空気となる。以下、反応ガスとして空気を用いて説明する。
セル1において、上述したように、固体電解質層4を介して燃料極3と、空気極5とが対向する部位が発電する部位となる。それゆえ、セル1の発電部で発電された電流を効率よく集電するにあたり、導電部材9のセル1の長手方向に沿った長さは、セル1における空気極5の長手方向における長さと同じか、それ以上であることが好ましい。
導電部材9は、耐熱性および導電性を有する必要があり、例えば合金または導電性セラミックスやサーメット等により作製することができる。特には、導電部材9は、高温の酸化雰囲気に曝されることから4〜30%の割合でCrを含有する合金から作製することができ、Fe−Crの合金やNi−Crの合金等により作製できる。
導電部材9を、Crを含有する合金で作製する場合には、合金に含まれるCrがセル1に拡散することを低減するために、Cr拡散抑制層(図示せず)を設けてもよい。Cr拡散抑制層としては、Znの酸化物、あるいはLaおよびSrを含有するペロブスカイト型酸化物を用いることができる。
図4に示す例においては、左側のセルが第1の発電部Aを有する「第1セル」であり、右側のセルが第2の発電部Bを有する「第2セル」である。
図4に示すように、導電部材9は、第1の発電部Aと、第2の発電部Bとを電気的に接続している。より詳細には、図4に示す例においては、導電部材9は、第1の発電部Aの空気極5と、第2の発電部Bのインターコネクタ6とを電気的に接続している。
ところで、セルスタックの発電効率を向上する方法の1つとして、空気利用率を向上することが挙げられる。ここで、導電部材9を流れる空気を効率よくセル1に流すことで、空気利用率を向上することができ、ひいては発電効率を向上することができる。
それゆえ、本実施形態においては、図4、5に示すように、導電部材9は、内部が空気が流れる反応ガス流路とされており、かつ反応ガスの流れ方向の上流側に位置しており流れ方向に向かうに従って第1の発電部Aに近接するように傾斜している傾斜面9Aを有している。
この構成により、傾斜面9Aにぶつかった反応ガスの進路が第1の発電部Aに向かうので、反応ガスが第1の発電部Aに供給されやすくなり、セルスタック18の発電出力を向上させることができる。
一方、他の実施形態として第1の発電部Aの外側に燃料極3が設けられている場合には、「反応ガス」とは燃料ガスのことを意味する。
また、傾斜面9Aの第1の発電部Aに対する傾斜角度は、87°以下であることが好ましい。この構成により、傾斜面9Aにぶつかった反応ガスがよりスムーズに第1の発電部Aに向かうのでセルスタック18の発電効率を向上させることができる。
また、前述した傾斜角度が75°以上であることが好ましい。この構成によれば、導電性接合材13が導電部材9の傾斜面9Aを這い上がりにくくなるので、導電性接合材13と導電部材9とを適度な強度で接合でき、導電性接合材13と導電部材9との熱膨張差による剥離が生じることを抑制することができる。
図6は、本発明の他の実施形態であるセルスタックにおける、セルと導電部材との接合状態を示す拡大断面図である。
図6に示す例のように、第1の発電部Aと導電部材9とは導電性接合材13で接合されており、導電性接合材13は傾斜面9Aの一部を覆っており、導電性接合材13の内部において、傾斜面9Aと接するように空隙11が設けられていることが好ましい。この構成によれば、導電性接合材13と導電部材9との熱膨張差により生じる応力を空隙11にて緩和でき、導電性接合材13と導電部材9との剥離が生じることを抑制することができる。
ここで、導電部材9の作製方法について説明する。一枚の矩形状をした板部材にプレス加工を施して板部材の幅方向に延びるスリットを板部材の長手方向に複数形成する。そして、第1導電片9aおよび第2導電片9bとなるスリット間の部位を交互に引き出すことにより、図3に示す導電部材9を作製することができる。ここで、プレス加工を施す際に、プレスに用いる金型の内部形状を、所望の傾斜面9Aを含んだ形状としておく。これによって、プレス加工後の導電部材9に所望の傾斜面9Aを設けることができる。
(他の実施形態)
以下において、他の実施形態に係るセル、およびセルスタック装置について説明する。図7は、本発明の他の実施形態のセルスタックを構成するセルを示す斜視図である。図8は、図7で示すセルの40−40線に対応する部分断面図である。
図7に示すように、このセル100は、電気的に直列に接続された複数(本形態では、4つ)の発電部が長手方向において所定の間隔をおいて配置された、所謂「横縞型」と呼ばれる構造である。
支持基板110は、電子伝導性を有さない多孔質の材料からなる平板状の焼成体である。支持基板110は、遷移金属酸化物又は遷移金属と、Mgを含有する絶縁性セラミックスで構成され得る。支持基板110の内部には、長手方向に延びる複数(本形態では、6本)のガス流路110aが幅方向において所定の間隔をおいて形成されている。本形態では、支持基板110の主面における複数の箇所に、それぞれ第1凹部112が形成されており、各第1凹部112は、直方体状の窪みである。
図8に示すように、第1凹部112内には、燃料極集電部121の全体が埋設(充填)されている。従って、各燃料極集電部121は直方体状を呈している。各燃料極集電部121の上面(外側面)には、第2凹部121aが形成されている。各第2凹部121aは、図8に示すように、直方体状の窪みである。
各第2凹部121aには、燃料極活性部122の全体が埋設(充填)されている。従って、各燃料極活性部122は直方体状を呈している。燃料極集電部121と燃料極活性部22とにより燃料極120が構成される。燃料極120(燃料極集電部121+燃料極活性部122)は、電子伝導性を有する多孔質の材料からなる焼成体である。
各燃料極集電部121の上面(外側面)における第2凹部121aを除いた部分には、第3凹部121bが形成されている。各第3凹部121bは、直方体状の窪みである。
各第3凹部121bには、インターコネクタ130が埋設(充填)されている。従って、各インターコネクタ130は直方体状を呈している。インターコネクタ130は、電子伝導性を有する緻密な材料からなる焼成体である。
燃料極活性部122は、例えば、NiO(酸化ニッケル)とYSZ(イットリア安定化ジルコニア)とから構成され得る。
インターコネクタ130は、例えば、LaCrO(ランタンクロマイト)から構成され得る。あるいは、(Sr,La)TiO(ストロンチウムチタネート)から構成されてもよい。
燃料極120がそれぞれの第1凹部112に埋設された状態の支持基板110における長手方向に延びる外周面において、複数のインターコネクタ130が形成されたそれぞれの部分の長手方向中央部を除いた全面は、固体電解質層140により覆われている。固体電解質層140は、イオン伝導性を有し且つ電子伝導性を有さない緻密な材料からなる焼成体である。固体電解質層40は、例えば、YSZ(イットリア安定化ジルコニア)から構成され得る。あるいは、LSGM(ランタンガレート)から構成されてもよい。
固体電解質層140における各燃料極活性部122と接している箇所の上面には、反応防止層150を介して空気極160が形成されている。反応防止層150は、緻密な材料からなる焼成体であり、例えば、(Ce,Gd)O(ガドリニウムドープセリア、GDC)から構成され得る。
ここで、燃料極120と、固体電解質層140と、反応防止層150と、空気極160とが積層されてなる積層体が、発電部に対応する。即ち、支持基板110の上面には、複数(本形態では、4つ)の発電部が、長手方向において所定の間隔をおいて配置されている。
各組の隣り合う発電部について、一方の(図8では、左側の)発電部の空気極160と、他方の(図8では、右側の)発電部のインターコネクタ130とを跨ぐように、空気極160、固体電解質層140、および、インターコネクタ130の上面に、空気極集電膜170が形成されている。空気極集電膜170は、電子伝導性を有する多孔質の材料からなる焼成体である。
空気極集電膜170は、例えば、(La,Sr)(Co,Fe)O(ランタンストロンチウムコバルトフェライト、LSCF)から構成され得る。
図9は、図7で示すセルと導電部材との接合状態を示す縦断面図である。横縞型のセルでも、縦縞型と同様に、複数のセルが配列してマニホールドに固定されてセルスタック装置が構成される。図9に示す例のように、隣り合うセル100間は導電部材90で電気的に接続される。また、本例においては、反応ガスは、反応ガス流路9Bのうちセルの幅方向の一方側から流入し他方側から流出する。図9に示す例においては、反応ガス流路9Bのうち手前側から奥側に反応ガスが流れる。
図9に示す例においては、左側のセルが第1の発電部Aを有する「第1セル」であり、右側のセルが第2の発電部Bを有する「第2セル」である。
図9に示す例において、導電部材90は、第1の発電部Aの空気極150と、第2の発電部Bとを電気的に接続している。
図9に示すように、導電部材90は、内部がセル100に供給される反応ガスが流れる反応ガス流路90Bとされている。この反応ガス流路90Bは、導電片90a、90bと、連結部90cとで囲まれた空間である。本例においては、反応ガス流路90Bはセル1の幅方向に沿って延びている。
図10(a)は、図9で示す導電部材の斜視図であり、図10(b)は、この導電部材の上面図である。図10に示すように、導電部材90はセル100の幅方向に沿って延びている。この導電部材90も、発電に使用される反応ガスの流れ方向の上流側に位置しており流れ方向に向かうに従って第1の発電部Aに近接するように傾斜している傾斜面90Aを有している。
この構成により、前述と同様に、セルスタック18の発電効率を向上させることができる。
(モジュール)
次に、上述したセルスタック装置10を収納容器21内に収納してなるモジュール20について図11を用いて説明する。
図11に示すモジュール20は、セル1にて使用する燃料ガスを得るために、天然ガスや灯油等の原燃料を改質して燃料ガスを生成するための改質器22をセルスタック18の上方に配置している。そして、改質器22で生成された燃料ガスは、ガス流通管23を介してマニホールド7に供給され、マニホールド7を介してセル1の内部に設けられたガス
流路(図示せず)に供給される。
なお、図11においては、収納容器21の一部(前後面)を取り外し、内部に収納されているセルスタック装置1および改質器22を後方に取り出した状態を示している。
このようなモジュール20においては、発電出力を向上させたセルスタック18を備えるセルスタック装置10を収納してなることから、発電出力を向上させたモジュール20とすることができる。
(モジュール収容装置)
次に、上述したモジュール20と、モジュール20を作動させるための補機(図示せず)とを外装ケースに収納してなるモジュール収容装置25について図12を用いて説明する。
図12に示すモジュール収容装置25は、支柱26と外装板27から構成される外装ケース内を仕切板28により上下に区画し、その上方側を上述したモジュール20を収納するモジュール収納室29とし、下方側をモジュール20を作動させるための補機を収納する補機収納室30として構成されている。なお、補機収納室30に収納する補機を省略して示している。
また、仕切板28には、補機収納室30の空気をモジュール収納室29側に流すための空気流通口31が設けられており、モジュール収納室29を構成する外装板27の一部に、モジュール収納室29内の空気を排気するための排気口32が設けられている。
このようなモジュール収容装置では、発電出力を向上させたセルスタック18を備えるモジュール20を収納してなることから、発電出力を向上させたモジュール収容装置25とすることができる。
(サンプルの作製)
上述したセルスタック装置(図2を参照)について、傾斜面の第1の発電部に対する傾斜角度が異なる複数のサンプルを作製した。具体的には、表1に示すように、8個のサンプル(N=8)を作製した。なお、試料No.8では傾斜面を設けなかった。
セルスタック装置の各サンプルは、10個のセルを含み、各サンプルにて使用したセルの形状は図1、2と同様の板形状とした。セルの長手方向の長さが20cm、セルの幅方向の長さが20mm、厚みが2mmであった。各セル間に設けられた導電部材の形状は図3〜5と同様の形状とした。セルの長手方向の長さが16cm、セルの幅方向の長さが20mm、厚みが2mmであった。
また、導電性接合材はLaSrCoFeOを使用し、導電部材としてはFe−Cr合金を使用した。
(空気利用率の測定試験)
本試験では、出力電流が安定した状態において5分間発電を行うことによって空気利用率の測定を行った。まず、5分間でセルスタック装置に供給した空気の総量(V1)を、流量計を使用することによって求めた。また、各試料Noのセルスタック装置に供給した空気流量はそれぞれ一定とした。次に、シャント抵抗によって測定した出力電流(I)を用いて、以下の式によって、発電に使用した空気の量(V2)を求めた。
V2=(1/4)×22.4×I×300×(1/96500)
次に、以下の式によって、各セルスタック装置の空気利用率を算出した。その結果を表1に示した。
(空気利用率)=(V2/V1)×100
(耐久性能試験)
各セルスタック装置について1000℃で1000時間の作動を行った後、導電性接合材と導電部材とが剥離しているか否かをSEMで観察し、その結果を表1に示した。
Figure 2017016740
(発電性能試験結果)
表1から明らかなように、試料No.8では、空気利用率が低かった。これは導電部材が、空気の流れ方向の上流側に位置しており流れ方向に向かうに従って第1の発電部に近接するように傾斜している傾斜面を有していなかったからである。
表1から、試料No.1〜7では、試料No.8と比較して、空気利用率が高かった。これは、導電部材が、空気の流れ方向の上流側に位置しており流れ方向に向かうに従って第1の発電部に近接するように傾斜している傾斜面を有していたからである。
表1から、試料No.1〜6では、試料No.7と比較して、空気利用率が高かった。これは、傾斜面の第1の発電部に対する傾斜角度が、87°以下であったからである。
(耐久性能試験結果)
表1から明らかなように、試料No.1では、導電性接合材と導電部材とが剥離していた。これは、傾斜角度が75°より小さかったからである。
表1から、試料No.2〜7では、導電性接合材と導電部材とが剥離していなかった。これは、傾斜角度が75°以上だったからである。
1、100:セル
9、90:導電部材
9A、90A:傾斜面
9B、90B:反応ガス流路
10:セルスタック装置
18:セルスタック
20:モジュール
25:モジュール収容装置

Claims (7)

  1. 燃料極と、固体電解質層と、空気極とを含む第1の発電部を有する第1セルと、
    燃料極と、固体電解質層と、空気極とを含む第2の発電部を有する第2セルと、
    前記第1の発電部と、前記第2の発電部とを電気的に接続する導電部材と、
    を備え、
    該導電部材は、内部が前記第1セルに供給される反応ガスが流れる反応ガス流路とされており、かつ前記反応ガスの流れ方向の上流側に位置しており前記流れ方向に向かうに従って前記第1の発電部に近接するように傾斜している傾斜面を有している
    ことを特徴とする、セルスタック。
  2. 前記傾斜面の前記第1の発電部に対する傾斜角度が87°以下である
    ことを特徴とする、請求項1に記載のセルスタック。
  3. 前記傾斜角度が75°以上である
    ことを特徴とする、請求項2に記載のセルスタック。
  4. 前記導電部材は、前記セルに導電性接合材を介して接続される複数の導電片と、該複数の導電片の一端同士を連結している連結部とを有しており、前記導電片が前記傾斜面を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれかに記載のセルスタック。
  5. 前記導電性接合材は前記傾斜面の一部を覆っており、
    該導電性接合材の内部において、前記傾斜面と接するように空隙が設けられている
    ことを特徴とする、請求項1乃至4のうちいずれかに記載のセルスタック。
  6. 収納容器内に、請求項1乃至請求項5のうちいずれかに記載のセルスタックを収納してなることを特徴とするモジュール。
  7. 外装ケース内に、請求項6に記載のモジュールと、該モジュールの運転を行なうための補機とを収納してなることを特徴とするモジュール収容装置。
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