JP2017013819A - 注出口付き袋 - Google Patents

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Shigekazu Umemura
滋和 梅村
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Satoshi Nanba
聡 難波
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Abstract

【課題】ゴミの削減化を図ることが注出口付き袋を提供することを主要な目的とする。【解決手段】詰め替えパウチ1は、一方の壁面フィルム1aと他方の壁面フィルム1bからなる前後2面の壁面フィルムを備え、指つまみ部6を指でつまんで切断線7を切り裂くことによって開封する、その外周をヒートシールして形成された注出口2が、袋の上部の一部に設けられた注出口付き袋1において、上記切断線7の終端11の位置は、上記切り裂きを終了した時に、指つまみ部分6が、当該袋の本体から切り離されないように、前後2面の壁面フィルム1a、1bの面内に選ばれていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は一般に注出口付き袋に関するものであり、より特定的には、注出口の先端が分離せず、小さなゴミが出ないように改良された注出口付き袋に関する。
従来、各種液体化粧品、クレンザー、洗剤、柔軟剤、エマルジョン糊、各種飲料、醤油、ソース、麺つゆなどの液体調味料のような液状物や、粉乳、ココアなどの粉体は、主に、プラスチックボトル、ガラス瓶、金属缶などの保形性のある容器に充填され、流通・使用に供され、使用後の容器は廃棄処分にされていた。しかし、そのため資源が消費され、商品に占める容器コストの割合も無視できないものがあった。そこで、廃棄物処理の問題も考慮し、これらの容器は、使用後、分別処理され、回収、リサイクルすることも進められている。
このような見地から、使用後のボトルなどの容器に同一内容物を補充するために用いる図7(A)(B)に示すような詰め替えパウチが流通している。
従来の詰め替えパウチ1の基本的構成は、図7(A)(B)に示すように、前後2面の壁面フィルム1a、1bを備え、これらの側部と上部と下部をシールしてなる。図中、斜めのハッチングで示した部分がシール部12である。袋の上部の一部に、その外周をヒートシールしてなる注出口2が設けられている。詰め替えパウチ1は、壁面フィルム1a、1bの下部の間に、底面フィルム3を内側に向けて折り返し、底面フィルム折り返し部4まで挿入してなるガゼット5を有する。底面フィルム3を広げると、図6(B)に示すように自立する。
図7と図8を参照して、内容物を他の容器に移し替える際には、詰め替えパウチ1の指つまみ部6を指でつまんで、切断線7を、注出口2の先端の一方の側から他方の側へ切り裂いて、図8(A)に示すような指つまみ部6を取り去って、注出口2を開封する。次に、図8(B)に示すように、注出口2を、たとえばネジ口容器8のネジ口9にあてがって、そのまま傾けて、内容物10を移し替える。
従来の詰め替えパウチは以上のように構成されていたので、注出口2を開封の際に、図8(A)に示すような、切り取られた指つまみ部6が生じ、小さなゴミとなり、扱いが煩わしいという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、小さなゴミが出ないように改良された注出口付き袋を提供することを目的とする。
本発明に係る注出口付き袋は、一方の壁面フィルムと他方の壁面フィルムからなる前後2面の壁面フィルムを備え、指つまみ部を指でつまんで切断線を切り裂くことによって開封する、その外周をヒートシールして形成された注出口が、袋の上部の一部に設けられた注出口付き袋において、上記切断線の終端の位置は、上記切り裂きを終了した時に、上記指つまみ部分が、当該袋の本体から切り離されないように、前記前後2面の壁面フィルムの面内に選ばれていることを特徴とする。
上記切断線の終端の位置は、上記切り裂きを終了した時に、上記指つまみ部分が、当該袋の本体から切り離されないように前記前後2面の壁面フィルムの面内に選ばれているので、上記指つまみ部分が、当該袋の本体から切り離されない。
前後2面の壁面フィルムには、上記注出口の先端を他の容器の口にあてがって内容物を移し替える際に、残存している上記指つまみ部が邪魔にならないように固定する固定手段が設けられているのが好ましい。
上記固定手段は、上記指つまみ部の底辺に設けられたV字状に形成されたV溝を含む。上記切り裂きを終了した時に、当該袋の本体から切り離されずに残された上記指つまみ部を、詰め替えを行うときに邪魔にならないように、上記V溝を袋の上辺に引っ掛けることにより固定する。
上記固定手段は、上記前後2面の壁面フィルムに設けられたスリットを含む。上記切り裂きを終了した時に、当該袋の本体から切り離されずに残された上記指つまみ部を、詰め替えを行うときに邪魔にならないように、上記スリットに嵌め入れて固定する。
上記固定手段は、上記切断線が切り裂かれたときに、上記指つまみ部が、取っ手の一部になるような形状を含む。
注出口付き袋を構成するフィルムは、主にプラスチックを主体とする積層フィルムを用いるが、特に限定はされず、液状などの内容物の包装用袋に用いられている公知の積層フィルムは、いずれも使用することができ、充填する内容物の種類や充填後の加熱処理の有無など、使用条件に応じて適する材料を自由に選択して使用することができる。
本発明の好ましい実施態様によれば、上記2面の壁面フィルムの樹脂構成は、ナイロン/接着剤層/LL(linear low density polyethylene)シール層、PET(ポリエチレンテレフタレート)/ナイロン/接着剤層/LLシール層又はナイロン/蒸着PETフィルム/LLシール層である。蒸着PETフィルムとは、アルミニウムを高真空状態で気化させ、その蒸気をPETフィルム表面に付着させたものをいう。
上記袋は、自立性を有する形式に形成されていてもよい。例えば、スタンディングパウチや、フラットボトムタイプのガゼット袋が例示される。
本発明によれば、上記切断線の終端の位置は、上記切り裂きを終了した時に、上記指つまみ部分が、当該袋の本体から切り離されないように前記前後2面の壁面フィルムの面内に選ばれているので、上記指つまみ部分が、当該袋の本体から切り離されない。ひいては、ゴミが出ない。
(A)は実施例1に係る注出口付き袋の正面図であり、(B)は、図1(A)におけるB−B線に沿う断面図である。 実施例1に係る注出口付き袋の動作を説明する図である。 (A)は実施例1の変形例に係る注出口付き袋の正面図であり、(B)−(D)は動作を説明する図である。 (A)は実施例2に係る詰め替えパウチの正面図であり、(B)−(D)は、注出口の開封の動作を説明する図である。 実施例3に係る詰め替えパウチを説明する図である。 実施例3に係る詰め替えパウチの開封の動作を説明する図である。 (A)は、従来の注出口付き袋の正面図であり、(B)はガゼット部を開いて自立させた時の正面図である。 従来の注出口付き袋の問題点を説明するための図である。
注出口の開封の際にゴミが出ない注出口付き袋を得るという目的を、上記注出口の先端を開封するための切断線の終端の位置を、切り裂きを終了した時に、指つまみ部分が、当該袋の本体から切り離されないように前後2面の壁面フィルムの面内に選ぶことによって実現した。
以下、この発明の実施例を、図を用いて説明する。各図において同一又は相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明を繰り返さない。また、動作を説明する図において、図面の簡略化のため、シール部のハッチングの図示を省略する。
図1(A)(B)を参照して、実施例1に係る詰め替えパウチ1は、その外周をヒートシールして形成された注出口2が、袋の上部の一部に設けられている。図中、斜めのハッチングで示した部分がシール部12である。詰め替えパウチ1は、一方の壁面フィルム1aと他方の壁面フィルム1bからなる前後2面の壁面フィルムを備える。2面の壁面フィルム1a、1bには、指つまみ部6を指でつまんで、注出口2の先端の一方の側から他方の側へ切り裂いて注出口2の先端を開封するための切断線7が設けられている。切断線7の終端11の位置は、切り裂きを終了した時に、指つまみ部分6が、当該袋の本体から切り離されないように前後2面の壁面フィルム1a、1bの面内に選ばれている。また、後述するように、切断線7の形状は、指つまみ部6の底辺にV字状に形成されたV溝13ができるように、選ばれている。
開封の動作について説明する。図1(A)と図2(A)を参照して、指つまみ部6を指でつまんで、切断線7を注出口2の先端の一方の側から他方の側へ切り裂いて、注出口2の先端を開封する。このとき、切断線7の終端11は壁面フィルム1a、1b内にあり、指つまみ部6は、袋の本体、つまり2面の壁面フィルム1a、1bにつながっている。したがって、従来のように、指つまみ部6が袋の本体から切り離されてゴミになるという弊害は生じない。
次に、図2(A)(B)を参照して、指つまみ部6の底辺にはV字状に形成されたV溝13ができるように、上記切断線7の形状が選ばれており、指つまみ部6を紙面の向こう側、すなわち後ろに回して、指つまみ部6の底辺のV溝13を袋の上辺14に引っ掛ける、すなわち上辺14に係合させる。指つまみ部6をこのように袋の上辺14に引っ掛けると、図2(C)に示すように、注出口2の先端をネジ口容器8のネジ口9にあてがって内容物10を移し替える際に、残存している指つまみ部6がぶらぶらせず邪魔にならない。
2面の壁面フィルム1a、1bの樹脂構成は、ナイロン(15μm)/接着剤層/LLシール層(120μm)、PET(12μm)/ナイロン(15μm)/接着剤層/LLシール層(120μm)又はナイロン(15μm)/蒸着PETフィルム(12μm)/LLシール層(120μm)である。
図3は、実施例1に係る詰め替えパウチの変形例を示す図である。実施例1では、切断線7の形状が、3つの直線が角を作りながら繋がった、角張った形状をしていたが、この発明はこれに限られるものでなく、図3(A)に示すように、切断線7の形状は、注出口2の先端を切る直線部分7aと、U字状の角のない曲線部分7bとがつながった形状であってもよい。U字状の角のない曲線部分7bは、直線部分7aとの交差点から延びる延長部の切れ込み7cを有する。図3(B)(C)に示すように、指つまみ部6を紙面の向こう側、すなわち後ろに回して、指つまみ部6の底辺のV溝13を袋の上辺14に引っ掛ける。このとき、延長部の切れ込み7cの部分まで、上辺14を深く嵌め込むと、指つまみ部6は上辺にしっかりと固定される。指つまみ部6をこのように袋の上辺14に引っ掛けると、図3(D)に示すように、内容物を移し替える際に、残存している指つまみ部6がぶらぶらせず邪魔にならない。
図4(A)、(B)、(C)、(D)は、実施例2に係る詰め替えパウチを説明する図である。以下の点を除いて実施例1に係る構成と同じである。実施例1と異なる点は、図3(A)に示すように、前後2面の壁面フィルム1a、1bに、切断線7の切り裂きを終了した時に、当該袋の本体から切り離されずに残された指つまみ6部を、詰め替えを行うときに邪魔にならないように、嵌め入れて固定するスリット15が袋の上辺のシール部12に設けられている点である。
動作について説明すると、図4(A)(B)を参照して、指つまみ部6を指でつまんで、切断線7を注出口2の先端の一方の側から他方の側へ切り裂いて、注出口2の先端を開封する。
図4(C)を参照して、当該袋の本体から切り離されずに残された指つまみ部6を、前後2面の壁面フィルム1a、1bに設けられたスリット15に嵌め入れて固定する。このように指つまみ部6を固定すると、図4(D)に示すように、注出口2の先端をネジ口容器8のネジ口9にあてがって内容物10を移し替える際に、残存している指つまみ部6が邪魔にならない。
図5は、実施例3に係る詰め替えパウチを説明する図である。以下の点を除いて実施例1に係る構成と同じである。実施例1と異なる点は、注出口2を挟む両側に周囲がシールされた空き三角形部16を設け、切断線7が切られたときに、袋本体から切り離されずに残存する指つまみ部6が、取っ手の一部になる点である。
動作について説明すると、図6(A)に示すように、指つまみ部6を指でつまんで、切断線7を注出口2の先端の一方の側から他方の側へ切り裂いて、注出口2の先端を開封する。図6(B)は、切断線を切り裂いた時の状態図である。切断線7の終端は壁面フィルム1a、1b内にあり、切断線7を切り裂いた後、指つまみ部6は、取っ手の形状になって、袋本体部分につながって残存する。取っ手形状の指つまみ部6を紙面の向こう側に折り返し、図6(C)に示すように、親指で、裏返しになった指つまみ部6を袋の本体部分に押し付けて固定する。このように指つまみ部6を固定すると、注出口2の先端をネジ口容器8のネジ口9にあてがって内容物10を移し替える際に、残存している指つまみ部6が邪魔にならない。
得られた詰め替えパウチは、台所用洗剤、お風呂の洗剤、ハンドソープ、ボディソープ、シャンプー、リンス、コンディショナーなどに利用することができる。
今回開示された実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明に係る注出口付き袋によれば、指つまみ部が本体の袋から切り離されてゴミになるという弊害はない。搬出ゴミの削減化を図ることができる。
1 詰め替えパウチ
1a、1b 壁面フィルム
2 注出口
3 底面フィルム
4 底面フィルム折り返し部
5 ガゼット
6 指つまみ部
7 切断線
7a 直線部分
7b 曲線部分
7c 延長部の切れ込み
8 ネジ口容器
9 ネジ口
10 内容物
11 終端
12 シール部
13 V溝
14 上辺
15 スリット
16 空き三角形部

Claims (5)

  1. 一方の壁面フィルムと他方の壁面フィルムからなる前後2面の壁面フィルムを備え、
    指つまみ部を指でつまんで切断線を切り裂くことによって開封する、その外周をヒートシールして形成された注出口が、袋の上部の一部に設けられた注出口付き袋において、
    前記切断線の終端の位置は、前記切り裂きを終了した時に、前記指つまみ部分が、当該袋の本体から切り離されないように、前記前後2面の壁面フィルムの面内に選ばれていることを特徴とする注出口付き袋。
  2. 前後2面の壁面フィルムには、前記注出口の先端を他の容器の口にあてがって内容物を移し替える際に、残存している前記指つまみ部が邪魔にならないように固定する固定手段が設けられている、請求項1に記載の注出口付き袋。
  3. 前記固定手段は、前記指つまみ部の底辺に設けられた、前記切り裂きを終了した時に、当該袋の本体から切り離されずに残された前記指つまみ部を、詰め替えを行うときに邪魔にならないように、袋の上辺に引っ掛けるV字状に形成されたV溝を含む、請求項2に記載の注出口付き袋。
  4. 前記固定手段は、前記前後2面の壁面フィルムに設けられた、前記切り裂きを終了した時に、当該袋の本体から切り離されずに残された前記指つまみ部を、詰め替えを行うときに邪魔にならないように、嵌め入れて固定するスリットを含む、請求項2に記載の注出口付き袋。
  5. 前記固定手段は、前記切断線が切り裂かれたときに、前記指つまみ部が、取っ手の一部になるような形状を含む請求項2に記載の注出口付き袋。
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