JP2017077909A - 自立型袋 - Google Patents

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滋和 梅村
Shigekazu Umemura
滋和 梅村
亮 千原
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亮 千原
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Abstract

【課題】自立型袋を両手で持って水平になるように傾けた時、内容液がまっすぐ落ちやすくすることを主要な目的とする。
【解決手段】自立型袋1は、前後2面の壁面フィルム1a、1bを備え、前後2面の壁面フィルム1a、1bの上辺、両側部及び下辺の4辺がシールされ、注ぎ口2が横方向に突出している。
【選択図】図1

Description

本発明は一般に自立型袋に関するものであり、より特定的には、詰め替え液を相手の容器の口にこぼさずに注げるように改良させた自立型袋に関する。
従来、各種液体化粧品、クレンザー、洗剤、柔軟剤、エマルジョン糊、各種飲料、醤油、ソース、麺つゆなどの液体調味料のような液状物や、粉乳、ココアなどの粉体は、主に、プラスチックボトル、ガラス瓶、金属缶などの保形性のある容器に充填され、流通・使用に供され、使用後の容器は廃棄処分にされていた。しかし、そのため資源が消費され、商品に占める容器コストの割合も無視できないものがあった。そこで、廃棄物処理の問題も考慮し、これらの容器は、使用後、分別処理され、回収、リサイクルすることも進められている。
このような見地から、使用後のボトルなどの容器に同一内容物を補充するために用いる図7(A)(B)に示すような詰め替えパウチが流通している。
従来の詰め替えパウチ1の基本的構成は、図7(A)(B)に示すように、前後2面の壁面フィルム1a、1bを備え、これらの両側部と上辺と下辺をシールしてなる。図中、斜めのハッチングで示した部分がシール部12である。袋の上辺の一部に、その外周をヒートシールしてなる注ぎ口2が設けられている。詰め替えパウチ1は、壁面フィルム1a、1bの下辺の間に、底面フィルム3を内側に向けて折り返し、底面フィルム折り返し部4まで挿入してなるガゼット5を有する。底面フィルム3を広げると、図7(B)に示すように自立する(例えば特許文献1参照)。
図7と図8(A)を参照して、内容液を他の容器6に移し替える際には、注ぎ口2の切断線7をカットし、注ぎ口2を開封し、詰め替えパウチ1を例えば右手8で持って、左手9で他の容器6を持って、注ぎ口2を容器6の口にあてがって、そのまま傾けて、内容液を移し替えていた。
特開2001−301775号公報
ところで消費者の実際の使用シーンを調査すると、図8(B)に示すように、容器6は机10などの上に置いて、詰め替えパウチ1を両手で持って、注ぎ口2を容器6の口にあてがって、内容液を移し替えているケースが多いということがわかった。
このような場合、従来の詰め替えパウチでは、図8(C)に示すように、パウチの注ぎ口2が斜め横方向に向いていたため、内容液が矢印に示す方向に流れ、容器6の口から逸れてこぼしやすいという問題点があった。内容液が粘度を有する場合、この現象はよく観察された。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、詰め替えの内容液を相手の容器の口に注ぎやすくするように改良させた自立型袋を提供することを目的とする。
本発明に係る自立型袋は、前後2面の壁面フィルムを備え、該前後2面の壁面フィルムの上辺、両側部及び下辺の4辺がシールされ、注ぎ口が横方向に突出している。
注ぎ口が横方向に突出していると、自立型袋を両手で持って水平になるように傾けた時、注ぎ口が、容器の口に対して縦方向に向かう。
上記注ぎ口の上辺が上記袋の高さ方向に対して垂直になるのが好ましい。
上記注ぎ口の上辺が上記袋の高さ方向に対して垂直になると、自立型袋を両手で持って水平になるように傾けた時、注ぎ口が、容器の口と直交する。
上記注ぎ口を切った時、該注ぎ口の下辺の出口末端から上記袋の高さ方向の中心線までの最短距離が、上記注ぎ口の上辺の出口末端から上記中心線までの最短距離よりも、長くされているのが好ましい。このように構成すると、長くなった部分、すなわち開放されていない所に内容液が表面張力により引っ張られる。
上記注ぎ口の下方部は、該注ぎ口に向かって細るように勾配が設けられており、上記注ぎ口の上辺の根元と上記注ぎ口の下辺の根元とを結ぶ線分と上記袋の高さ方向とのなす角度が、上記注ぎ口の下辺の根元と上記勾配が始まる始点とを結ぶ線分と上記袋の高さ方向とのなす角度と等しいか又はそれよりも大きくされているのが好ましい。このように構成すると、注ぎ口を、中身を注ぐ相手の容器の口に引っ掛けて安定させた時、勾配部分が水平または水平よりも上になる。
この発明の他の好ましい実施態様によれば、上記注ぎ口の上辺の根元と上記注ぎ口の下辺の根元とを結ぶ線分は、当該袋の高さ方向に対して平行に延びており、上記注ぎ口の下方部に位置する上記前後2面の壁面フィルムの側部の辺は、上記注ぎ口の上辺の根元と上記注ぎ口の下辺の根元とを結ぶ上記線分の延長線上に延びている。
この発明のさらに他の好ましい実施態様によれば、上記注ぎ口は、出口に向かって先細になっており、該注ぎ口の上辺と当該袋の高さ方向とのなす角は、直角または直角より小さい鋭角にされており、該注ぎ口の下辺と当該袋の高さ方向とのなす角は、直角または直角より小さい鋭角にされている。
自立型袋を形成する2面の壁面フィルムは、主にプラスチックを主体とする積層フィルムを用いるが、特に限定はされず、液状などの内容物の包装用袋に用いられている公知の積層フィルムは、いずれも使用することができ、充填する内容物の種類や充填後の加熱処理の有無など、使用条件に応じて適する材料を自由に選択して使用することができる。
本発明の好ましい実施態様によれば、上記2面の壁面フィルムの樹脂構成は、ナイロン/接着剤層/LL(linear low density polyethylene)シール層、PET(ポリエチレンテレフタレート)/ナイロン/接着剤層/LLシール層又はナイロン/蒸着PETフィルム/LLシール層である。蒸着PETフィルムとは、アルミニウムを高真空状態で気化させ、その蒸気をPETフィルム表面に付着させたものをいう。
上記2面の壁面フィルムは互いにシール層を向かい合わせて、上辺、両側部および下辺が熱シールされて袋が形成される。
上記袋は、自立型を有する形式に形成されていてもよい。例えば、スタンディングパウチや、フラットボトムタイプのガゼット袋が例示される。
本発明によれば、注ぎ口が横方向に突出しているので、自立型袋を両手で持って水平になるように傾けた時、注ぎ口が、容器の口に対して縦方向に向かい、内容液がまっすぐ落ちやすくなり、こぼれにくくなる。
(A)は実施例1に係る詰め替えパウチの正面図であり、(B)は、切断線を切って注ぎ口を開封したときの正面図であり、(C)は両手で詰め替えパウチを持って相手の容器に中身を注いでいる様子を示した正面図であり、(D)は比較例に係る図である。 (A)は実施例2に係る詰め替えパウチの正面図であり、(B)は、切断線を切って注ぎ口を開封したときの正面図であり、(C)は両手で詰め替えパウチを持って相手の容器に中身を注いでいる様子を示した正面図であり、(D)は、実施例2に係る詰め替えパウチの変形例に係る正面図であり(E)は比較例に係る図である。 (A)は実施例3に係る詰め替えパウチの正面図であり、(B)は、切断線を切って注ぎ口を開封したときの正面図であり、(C)は両手で詰め替えパウチを持って相手の容器に中身を注いでいる様子を示した正面図であり、(D)は比較例に係る図である。 (A)は、実施例3に係る詰め替えパウチの勾配部の角度の詳細を説明する図であり、(B)は、実施例3の変形例に係る詰め替えパウチの勾配部の詳細を説明する図である。 (A)は実施例4に係る詰め替えパウチの正面図であり、(B)は、両手で詰め替えパウチを持って相手の容器に中身を注いでいる様子を示した正面図である。 (A)は実施例5に係る詰め替えパウチの正面図であり、(B)は、両手で詰め替えパウチを持って相手の容器に中身を注いでいる様子を示した正面図であり、(C)は実施例5の変形例に係る詰め替えパウチの正面図であり、(D)は実施例5に係る詰め替えパウチの他の変形例に係る正面図である。 (A)は従来の詰め替えパウチを説明する図であり、(B)底面フィルムを広げて自立させた時の概念図である。 (A),(B),(C)は、従来の詰め替えパウチの問題点を説明するための図である。
注ぎやすい自立型袋を得るという目的を、注ぎ口を横方向に突出させることによって実現した。以下、この発明の実施例を、図を用いて説明する。各図において同一又は相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明を繰り返さない。また、動作を説明する図において、図面の簡略化のため、シール部のハッチングの図示を省略する。
自立型袋の具体例として、詰め替えパウチを例示して説明する。図1(A)を参照して、実施例1に係る詰め替えパウチ1は、一方の壁面フィルム1aと他方の壁面フィルム1bからなる前後2面の壁面フィルムを備え、その外周すなわち上辺、両側部及び下辺の4辺をヒートシールしてなる。2面の壁面フィルム1a、1bの樹脂構成は、例えばナイロン(15μm)/接着剤層/LLシール層(120μm)、PET(12μm)/ナイロン(15μm)/接着剤層/LLシール層(120μm)又はナイロン(15μm)/蒸着PETフィルム(12μm)/LLシール層(120μm)である。
注ぎ口2が横方向に突出しているのが特徴である。好ましくは、詰め替えパウチ1を立てた(自立させた)ときに、注ぎ口2の上辺2aが袋1の高さ方向に対して垂直になるように形状が選ばれている。図中、斜めのハッチングで示した部分がシール部12である。
動作について説明する。図1(B)を参照して、切断線7を切って、注ぎ口2の先端を開封する。次に、図1(C)を参照して、詰め替えパウチ1を両手で持って、水平になるように傾け、注ぎ口2を容器6の口にあてがう。注ぎ口2の上辺2aが袋1の高さ方向に対して垂直になるようにしているので、詰め替えパウチ1を両手で持って水平になるように傾けた時、注ぎ口2が、容器6の口と直交し、内容液がまっすぐ落ちやすくなり、こぼれにくくなる。一方、図1(D)に示す比較例(従来例)では、パウチの注ぎ口2が斜め横方向を向いているため、内容液が容器6の口から逸れてこぼれやすかった。
実施例2に係る詰め替えパウチが実施例1に係る詰め替えパウチと異なる点は、図2(A)、(B)に示すように、注ぎ口2を切断線7に沿って切った時、注ぎ口2の下辺2bの出口末端から袋の高さ方向の中心線までの最短距離L1が、注ぎ口2の上辺2aの出口末端から上記中心線までの最短距離L2よりも長くなるように、注ぎ口2の切断線7が形成されている点である。他の構成は実施例1と同じであるので、その説明を繰り返さない。
動作について説明する。図2(A)、(B)を参照して、注ぎ口2の切断線7を切って、注ぎ口2の先端を開封する。
次に、図2(C)を参照して、詰め替えパウチ1を両手で持って、水平になるように傾け、注ぎ口2を容器6の口にあてがう。注ぎ口2の上辺2aが袋1の高さ方向に対して垂直になるようにしたので、自立型袋1を両手で持って水平になるように傾けた時、注ぎ口が、容器6の口と直交し、内容液がまっすぐ落ちやすくなり、こぼれにくくなる。この点は実施例1と同じである。これに加えて、実施例2では、注ぎ口2の下辺2bの出口末端から袋の高さ方向の中心線までの最短距離L1が注ぎ口2の上辺2aの出口末端から上記中心線までの最短距離L2よりも長くなるように形成されているので、長くなった部分、すなわち開放されていない所に内容液が表面張力により引っ張られる。この作用により、注ぎ口の下辺2bに、内容液が引っ張られ、ひいては内容液がまっすぐ落ちやすくなり、よりこぼれにくくなる。
図2(B)では、下辺2bが上辺2aよりも長く形成されている場合を例示したが、この発明はこれに限られるものでなく、図2(D)に示すように、注ぎ口2を切った時、注ぎ口2の下辺2bの出口末端から袋の高さ方向の中心線までの最短距離L1が、注ぎ口2の上辺2aの出口末端から上記中心線までの最短距離L2よりも、長くされていればよく、下辺2bが上辺2aよりも短くてもよい。
図2(E)に示す比較例に示すように、注ぎ口を切った時、該注ぎ口の下辺2bの出口末端から袋の高さ方向の中心線までの最短距離L1が、注ぎ口2の上辺2aの出口末端から上記中心線までの最短距離L2よりも小さいと、長くなった部分、すなわち開放されていない所に内容液が表面張力により引っ張られるので、内容液が上辺2aの方に引っ張られ、内容液が容器6の口から逸れてこぼれやすかった。
図3(A)、(B)に示すように、実施例3に係る詰め替えパウチでは、注ぎ口2の下方部に、注ぎ口2に向かって細るように勾配が設けられており、かつ、図3(C)に示すように、パウチの注ぎ口2を、中身を注ぐ相手の容器6の口に引っ掛けて安定させた時、勾配部分11が水平または水平よりも上になるように、引っ掛けの角度θが選ばれている。
さて、最終的に、パウチの注ぎ口2は、図3(D)の比較例に示すように、中身を注ぐ相手の容器6の口に挿入することになる。その際に、容器6の口へ引っ掛けることで安定性が増すが、その引っ掛けの角度が上がらないと、図(D)のように中身が全て出せない。図3(D)では、引っ掛けの角度θがゼロである。したがって、内容液13が詰め替えパウチ1内に残るのである。
一方、本実施例3によれば、図3(C)に示すように、パウチの注ぎ口2を、中身を注ぐ相手の容器6の口に引っ掛けて安定させた時、勾配部分11が水平または水平よりも上になるように、引っ掛けの角度θを設計しているので、内容液は勾配部分11の内壁に沿って流れて、容器6の中へ流れ込む。内容液は詰め替えパウチ1内に残存しない。
次に、勾配部分11の部分が水平または水平よりも上になるように、引っ掛けの角度θを大きくすることについて、詳細に説明する。
中身が全て出せるという条件は、図4(A)を参照して、角A≧角Bを満たす場合である。角Aは、図3(B),(C)も併せて参照して、注ぎ口2の上辺2aの根元P1と、注ぎ口2の下辺2bの根元P2とを結ぶ線分と、袋1の高さ方向(図中の垂直線の延びる方向)とのなす角度である。角Bは勾配部分11の角度、すなわち注ぎ口2の下辺の根元と勾配が始まる始点とを結ぶ線分と袋1の高さ方向とのなす角度である。但し、パウチの形状として、勾配部分11が、図4(B)に示すような曲線状となる場合は、角度が最大となる接線との角度を角Bとする。角A≧角Bという条件を満たすように形状を選べば、図3(C)に示すように、引っ掛けの角度θが大きくなり、中身を注ぐ相手の容器6の口に注ぎ口2を引っ掛けて安定させた時、勾配部分11の部分が水平または水平よりも上になり、ひいては内容液は勾配部分11の内壁に沿って流れて、容器6の中へ全て流れ込む。
先の図4(A)実施例では、注ぎ口の下方部が、注ぎ口に向かって細るように勾配が設けられている場合を例示したが、この発明はこれに限られるものでない。実施例4に係る詰め替えパウチは、勾配が設けられていない場合で、図5(A)に示すように、注ぎ口2の上辺2aの根元P1と注ぎ口2の下辺2bの根元P2とを結ぶ線分が、当該袋1の高さ方向に対して平行に延びる。そして、注ぎ口2の下方部に位置する前後2面の壁面フィルムの側部の辺14は、注ぎ口2の上辺2aの根元P1と注ぎ口2の下辺2bの根元P2とを結ぶ線分の延長線上に延びている。このような形状が選ばれても、図5(B)に示すように、パウチの注ぎ口2を、中身を注ぐ相手の容器6の口に引っ掛けて安定させた時、前後2面の壁面フィルムの側部の辺14が水平になるので、内容液は、前後2面の壁面フィルムの側部の辺14に沿って流れて、容器6の中へ流れ込む。内容液は詰め替えパウチ1内に残存しない。
図6(A)は、本実施例5に係る詰め替えパウチの正面図である。注ぎ口2の形状が、出口に向かって先細になっている。そして、注ぎ口2の上辺2aが袋1の高さ方向に対して、直角より小さい鋭角αにされ、かつ注ぎ口2の下辺2bが袋1の高さ方向に対して、直角より小さい鋭角βにされている。このような形状を選べば、図6(B)に示すように、詰め替えパウチ1を両手で持って水平になるように傾けた時、注ぎ口2から、内容液が容器6の口に向かって、まっすぐ落ちるようになり、こぼれにくくなる。
図6(A)では、注ぎ口2の上辺2aが袋1の高さ方向に対して、鋭角αにされている場合を例示したが、注ぎ口2の先細りの他の態様として、図6(C)に示す変形例のように、注ぎ口2の上辺2aが、袋1の高さ方向に対して直角になっていてもよい。同様に、注ぎ口2の先細りのさらなる他の態様として、図6(D)に示すように注ぎ口2の下辺2bが、袋1の高さ方向に対して直角になっていてもよい。
すなわち、横方向に突出する注ぎ口2が、出口に向かって先細になっており、かつ該注ぎ口2の上辺2aと当該袋1の高さ方向とのなす角αが、直角又は直角より小さい鋭角にされ、さらに該注ぎ口2の下辺2bと当該袋1の高さ方向とのなす角が、直角又は直角より小さい鋭角にされていると、詰め替えパウチ1を両手で持って水平になるように傾けた時、注ぎ口2から、内容液の落下する方向が容器6の口にまっすぐに向かうようになり、こぼれにくくなる。
このような詰め替えパウチは、台所用洗剤、お風呂の洗剤、ハンドソープ、ボディソープ、シャンプー、リンス、コンディショナーなどに利用することができる。
上記実施例では、自立型袋の具体例として、詰め替えパウチを例示したが、この発明はこれに限られるものでなく、自立型を要求される袋に全て適用される。
今回開示された実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明に係る自立型袋によれば、内容液をこぼさずに容器に詰め替えることができる。
1 詰め替えパウチ
1a、1b 壁面フィルム
2 注ぎ口
2a 上辺
2b 下辺
3 底面フィルム
4 底面フィルム折り返し部
5 ガゼット
6 他の容器
7 切断線
8 右手
9 左手
10 机
11 勾配部分
12 シール部
13 内容液
14 側部の辺

Claims (6)

  1. 前後2面の壁面フィルムを備え、
    前記前後2面の壁面フィルムの上辺、両側部及び下辺の4辺がシールされ、
    注ぎ口が横方向に突出している自立型袋。
  2. 前記注ぎ口の上辺が当該袋の高さ方向に対して垂直になるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自立型袋。
  3. 前記注ぎ口を切った時、該注ぎ口の下辺の出口末端から前記袋の高さ方向の中心線までの最短距離が、前記注ぎ口の上辺の出口末端から前記中心線までの最短距離よりも、大きくされている、請求項1又は2に記載の自立型袋。
  4. 前記注ぎ口の下方部は、該注ぎ口に向かって細るように勾配が設けられており、
    前記注ぎ口の上辺の根元と前記注ぎ口の下辺の根元とを結ぶ線分と前記袋の高さ方向とのなす角度が、前記注ぎ口の下辺の根元と前記勾配が始まる始点とを結ぶ線分と前記高さ方向とのなす角度と、等しいか又はそれよりも大きくされている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の自立型袋。
  5. 前記注ぎ口の上辺の根元と前記注ぎ口の下辺の根元とを結ぶ線分は、当該袋の高さ方向に対して平行に延びており、
    前記注ぎ口の下方部に位置する前記前後2面の壁面フィルムの側部の辺は、前記注ぎ口の上辺の根元と前記注ぎ口の下辺の根元とを結ぶ前記線分の延長線上に延びている、請求項1に記載の自立型袋。
  6. 前記注ぎ口は、出口に向かって先細になっており、
    該注ぎ口の上辺と当該袋の高さ方向とのなす角は、直角又は直角より小さい鋭角にされ、かつ該注ぎ口の下辺と当該袋の高さ方向とのなす角は、直角又は直角より小さい鋭角にされている、請求項1に記載の自立型袋。
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