JP2017013160A - 産業用ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】より安全な構成でアームの連結異常を検知すること。
【解決手段】産業用ロボット1は、アーム駆動モータ3が搭載されたベース部2と、ヘッド4と、3つのアーム6と、第2アーム部12が外れたことを検知する検知装置とを備える。アーム6は、アーム駆動モータ3に連結される第1アーム部10、第1アーム部10とヘッド4とを連結する第2アーム部12、第1アーム部10と第2アーム部12とを連結する第1ボールジョイント14aおよび第2アーム部12とヘッド4とを連結する第2ボールジョイント14bを含む。各ボールジョイントのボールスタッドには、球頭部22の表面に開口する内部通路23が形成されている。検知装置は、内部通路23にエアを供給するコンプレッサ等と、圧力センサ40aが検出する内部通路23の圧力に基づき第2アーム部12が外れているか否かを判別するコントローラ50とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、パラレルリンク機構を用いた産業用ロボットに関するものである。
従来から、特許文献1に記載されるような、パラレルリンク機構を用いた産業用ロボット(以下、ロボットと略す)が知られている。
このロボットは、支持基盤であるベースと、このベースに搭載されたモータにより各々駆動される3つのアームと、これらアームの先端に連結されるヘッドとを備えている。各アームは、モータに連結される第1アーム部と、第1アーム部とヘッドとを連結する第2アーム部とから構成されており、各第1アーム部がモータにより駆動されることで、ヘッドの位置および姿勢が変化するように構成されている。
第2アーム部は、一対のロッドから構成されており、ボールジョイント(球継手)を介して第1アーム部およびヘッドに連結されている。詳しくは、各ロッドの両端に、カップ型のソケットが設けられる一方、第1アーム部およびヘッドに、前記ソケットと共にボールジョイントを構成するボールスタッドが固定されている。そして、ボールスタッドの球頭部にソケットが外側から被さるように両ロッドが第1アーム部およびヘッドに組み付けられ、これらロッドに亘って引張ばね等の連結部材が装着されることで、第2アーム部が第1アーム部およびヘッドに連結されている。
この種のロボットでは、急加速動作などにより第2アームが急激な動きをしたり、障害物に衝突するなどすると、前記ロッド同士が意図せず大きく引き離され、最悪の場合には、第2アーム部が第1ヘッド部やヘッドから外れることが考えられる。特に、ロボットが長期的に駆動されて、ボールスタッドの球頭部やソケットが摩耗している場合には、そのようなトラブルが発生し易くなる。
そこで、特許文献1のロボットには、第2アーム部が外れたことを検知するための回路が備えられている。すなわち、第2アーム部を構成する各ロッドそれぞれに、両端のソケット同士を繋ぐ電線が設けられ、さらにソケットとボールスタッドの球頭部とを導通させる導電部材とが設けられている。これにより、第1アーム部から一方側のロッド、ヘッドおよび他方側のロッドを経由して第1アームに繋がる電気的な閉回路(検知回路)が形成されている。つまり、当該検知回路の導通の有無を監視することで、第2アーム部が外れているか否かを検知できるようになっている。
特許第4850863号公報
上記のようなロボットでは、第2アームの可動域をより広く確保する観点、およびメンテナンス時の第2アーム部やヘッド部の取り外しを容易にする観点から、上記ソケットが比較的浅く形成されており、これにより、ボールスタッドの球頭部が外部に露出している場合が多い。そのため、当該球頭部が上記検知回路の一部(導通部分)を構成する特許文献1の構成では、メンテナンス時などに感電することが懸念される。特に、ロボットが水回りで使用されるような場合には、この種のトラブルが発生し易くなるため、より安全な構成でアームの連結異常を検知できるようにすることが望まれる。
例えば、第2アーム部と第1アーム部等との連結部分をカバーで覆うことも考えられるが、この場合には、ロボットの可動域がカバーで制限されたり、カバーの挟み込み等が発生するといった弊害が考えられ望ましくない。
なお、ロボットの作動中に第2アーム部が外れると、外れた第2アーム部が周辺機器やワークに衝突して当該周辺機器等を損傷する虞がある。そのため、例えば第2アーム部が外れる兆候があるような場合には、そのような状態も含めて第2アーム部の連結異常を検知できれば、第2アーム部が外れることを未然に防止できより望ましい。
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、より安全な構成でアームの連結異常を検知できるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、パラレルリンク型の産業用ロボットであって、複数のモータが搭載されたベースと、エンドエフェクタが搭載されるヘッドと、前記モータに連結される第1アーム部と、当該第1アーム部と前記ヘッドとを連結する第2アーム部と、第1アーム部と第2アーム部とを揺動自在に連結する第1ボールジョイントと、第2アーム部と前記ヘッドとを揺動自在に連結する第2ボールジョイントとを各々含む、複数のアームと、前記第2アーム部の連結異常を検知する検知装置と、を備え、前記第1、第2ボールジョイントは、球頭部を備えたボールスタッドと前記球頭部を保持するソケットとを含み、前記第1、第2ボールジョイントのうち、少なくとも一方のボールスタッドに、前記球頭部の表面に開口する内部通路が形成されており、前記検知装置は、前記内部通路へのエアの供給、又は前記内部通路の吸引により当該内部通路に一定の圧力を供給する圧力供給装置と、前記内部通路の圧力を検出することによりその検出値に基づき前記第2アームの連結異常の有無を判別する判別装置と、を含むものである。
すなわち、第2アーム部が正常に第1アーム部(又はヘッド)に連結されている場合には、ボールジョイントの内部通路が前記一定の圧力に保たれる。一方、第2アーム部に連結異常が生じている場合、具体的には、第2アーム部が第1アーム部(又はヘッド)から外れた場合や、球頭部やソケットの摩耗により第2アーム部が外れ易い状態になっている場合には、ボールジョイントの内部通路が開放され、当該内部通路内の圧力が変化する。上記産業用ロボットでは、このような内部通路の圧力の変化に基づき、第2アーム部の上記連結異常が判別装置によって検知される。この構成によれば、ボールジョイント自体に電流を印加することなく第2アーム部の連結異常を検知することができ、より安全な構成でアームの連結異常を検知することが可能となる。
より具体的な構成として、 前記第2アーム部は、互いに平行に延びる一対のロッドから構成され、当該一対のロッドの端部に互いに向かい合わせに前記ソケットが設けられており、前記第1アーム部および前記ヘッドには、互いに反対側を向く一対の球頭部を備えた前記ボールスタッドが設けられ、前記一対のロッドの端部に設けられたソケットによって前記一対の球頭部が保持されることにより、当該第1アームおよび当該ヘッドが前記第2アーム部に連結されており、前記内部通路は、前記一対の球頭部の配列方向に延びて各球頭部の表面にそれぞれ開口している。
この構成によれば、第2アーム部を構成する一対のロッドの何れか一方のみが第1アーム部(又はヘッド)から外れた場合や、外れ易い状態になっている場合にも、当該連結異常を良好に検知することが可能となる。
この場合、特に、前記第2ボールジョイントのボールスタッドに前記内部通路が形成されているものでは、前記ヘッドは、各第2アーム部にそれぞれ対応する第2ボールジョイントのボールスタッドの内部通路を一つに繋ぐ連絡通路を備えており、前記圧力供給装置は、前記ボールスタッドのうち、何れか一つのボールスタッドの内部通路に前記一定の圧力を供給するものであるのが好適である。
この構成によれば、第2ボールジョイントの内部通路に前記一定の圧力を供給するための配管であってヘッド周りの配管のレイアウトを簡素化することが可能となる。
この場合、特に、前記第1、第2ボールジョイントの双方のボールスタッドに前記内部通路が形成されているものでは、前記圧力供給装置は、圧力供給源から前記一定の圧力が供給される第1配管と、この第1配管から分岐して各々第1ボールジョイントのボールスタッドの内部通路に繋がる複数の第2配管と、当該第2配管のうち、一つの第2配管から分岐して前記特定のボールスタッドの内部通路に繋がる第3配管とを含む構成とすることができる。
この構成によれば、簡素な配管構造で、第1、第2ボールジョイントの各ボールスタッドの内部通路に前記一定の圧力を供給することができる。特に、第2ボールジョイントに対して前記一定の圧力を供給するための配管は第3配管一本だけとなるので、配管の配索性(組立性)が良く、また、アーム動作への影響も軽減される。
なお、上記産業用ロボットにおいて、前記判別装置は、前記第2アーム部の連結異常として当該第2アーム部の外れの有無を判別するものであって、前記一定の圧力を基準として前記内部通路の圧力が予め設定された第1変化量以上変化した状態が、予め設定された第1設定時間以上継続した場合に、第2アーム部が外れたと判別するものである。
この構成によれば、第2アーム部が外れたことを良好に検知することが可能となる。
また、上記産業用ロボットにおいて、前記判別装置は、前記第2アーム部の連結異常として当該第2アーム部に外れる兆候があるか否かを判別するものであって、前記一定の圧力を基準として前記内部通路の圧力が予め設定された第2変化量以上瞬時に変化する状態が、予め設定された第2設定時間内に所定回数以上発生した場合に、第2アーム部に外れる兆候があると判別するものであってもよい。
この構成によれば、ボールスタッドの球頭部やソケットの摩耗により第2アーム部が外れ易くなっている状態、すなわち第2アーム部が外れる兆候を良好に検知することが可能となる。
以上のように、本発明の産業用ロボットによれば、ボールジョイント自体に電流を印加することなく、第2アーム部の外れなどのアームの連結異常を検知することができるので、より安全な構成でアームの連結異常を検知することが可能となる。
本発明に係る産業用ロボットの斜視図(斜め下方から見た状態)である。 産業用ロボットの斜視図(斜め上方から見た状態)である。 アームの要部側面図である。 アームの要部正面図(図2のIV矢視図)である。 アームの要部断面図(図3のV−V線断面図)である。 アームの要部正面図(図2のVI矢視図)である。 ヘッドの斜視図(斜め下方から見た状態)である。 ヘッドの側面図(一部断面図)である。 ヘッドの断面図(図8のIX−IX線断面図)である。 配管構造の説明図(アームおよびヘッドの斜視図)である。 配管構造の説明図(アームおよびヘッドの斜視図)である。 (a)は第2アーム部が外れた場合の内部通路の圧力変化(圧力センサの検出値の変化)を示すグラフで、(b)は第2アーム部に外れる兆候がある場合の内部通路の圧力変化(圧力センサの検出値の変化)を示すグラフである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。
図1及び図2は、本発明に係る産業用ロボット1を斜視図で示している。同図に示すように、産業用ロボット1は、パラレルリンク型の産業用ロボットである。
この産業用ロボット1(以下、単にロボット1と称す)は、天井やフレーム部材に固定される支持基盤であるベース部2と、その下方に位置するヘッド4と、当該ヘッド4に連結されて、ベース部2に搭載されたアーム駆動モータ3により各々駆動される3つのアーム6とを備え、各アーム6が個別に、かつ連携して駆動されることにより、ヘッド4の位置や姿勢が変化するように構成されている。
ベース部2には、その中心を通る鉛直軸線周りに等間隔(120°間隔)で3つのモータ支持部2aが設けられている。各モータ支持部2aにはそれぞれ、アーム駆動モータ3が固定されている。各アーム駆動モータ3は、出力軸が水平に延びる横向きの姿勢でそれぞれモータ支持部2aに固定されており、前記アーム6がこれらアーム駆動モータ3の出力軸にそれぞれ連結されている。
アーム6は、アーム駆動モータ3の出力軸に連結される第1アーム部10と、この第1アーム部10とヘッド4とを連結する第2アーム部12と、第1アーム部10と第2アーム部12とを揺動可能に連結する第1ボールジョイント14aと、第2アーム部12とヘッド4とを揺動可能に連結する第2ボールジョイント14bとを含む。
第1アーム部10は、図3及び図4に示すように、側面視で基端部から先端部に向かってやや先細りに形成されたアーチ型であり、アーム駆動モータ3の出力軸に基端部が固定されている。なお、第1アーム部10は、当例では、前記出力軸の軸方向に偏平なプレート状に形成されているが、より強度を高めるために、前記軸方向に厚みを有したボックス型の構造であってもよい。
第2アーム部12は、図1および図2に示すように、例えばカーボンファイバー等の軽量な材料から形成される円筒状の一対のロッド13により構成されている。第2アーム部12は、これら一対のロッド13が、第1ボールジョイント14aを介して第1アーム部10に連結されるとともに、第2ボールジョイント14bを介してヘッド4に連結されている。これにより、第2アーム部12が、第1アーム部10およびヘッド4に対して揺動自在に連結されている。なお、第1、第2ボールジョイント14aの構成については後に詳述する。
ヘッド4は、図1、図2および図7に示すように、各アーム6が連結されるブラケット30と、このブラケット30上に固定されるノズル駆動モータ34と、前記ブラケット30の中心にベアリング等を介して回転自在に保持されて、前記ノズル駆動モータ34により駆動されるツールホルダ32と備えている。ツールホルダ32は、エンドエフェクタが着脱可能に装着されるもので、当例では、エンドエフェクタとして物品吸着用の種々のノズルが着脱自在に装着される。
次に、第1アーム部10と第2アーム部12とを連結する前記第1ボールジョイント14a、および第2アーム部12とヘッド4とを連結する前記第2ボールジョイント14bの構成について説明する。
第1ボールジョイント14aは、図3〜図5に示すように、第1アーム部10に固定されるボールスタッド20と、上記一対のロッド13にそれぞれ固定されて、ボールスタッド20の球頭部22を保持する一対のソケット26とを有する。
ボールスタッド20は、両端に球頭部22を備えた軸状の形状を有しており、第1アーム部10の先端に、当該第1アーム部10を厚み方向に貫通する状態で固定されている。
一方、ソケット26は、図5に示すように、ロッド13に固定されるソケット本体部27と、これに組み込まれて前記球頭部22を受ける受座部28と備えている。各ソケット26は、互いに向かい合う状態で、すなわち各受座部28が互いに向かい合う状態で各ロッド13の上端部にそれぞれ固定され、各受座部28を介してそれぞれ前記球頭部22を保持している。
第2ボールジョイント14bも、基本的な構成は第1ボールジョイント14aと同等であり、図7〜図9に示すように、ヘッド4に設けられるボールスタッド20と、上記一対のロッド13の下端部にそれぞれ固定されて、前記ボールスタッド20の球頭部22を保持する一対のソケット26とで構成されている。なお、第2ボールジョイント14bのうち、第1ボールジョイント14aと共通する部分については同一の符号を付してその詳細説明を省略する。
第2ボールジョイント14bのボールスタッド20は、ヘッド4のブラケット30に一体に設けられている。すなわち、図9に示すように、第2ボールジョイント14bのボールスタッド20のうち、球頭部22以外の部分は、ブラケット30と同一の材料により当該ブラケット30と一体に成形されており、当該ブラケット30に球頭部22が組付けられていることで、第2アーム部12に対応する3つの第2ボールジョイント14bのボールスタッド20が当該ブラケット30に一体に設けられている。
なお、上記各ボールジョイント14a、14bにおいて、ソケット26の受座部28は、球頭部22に対して比較的浅く形成されており、例えば球頭部22を受ける受座部28の摺接面の断面形状がちょうど半円となるように形成されている。これは、第1アーム10およびヘッド4に対する第2アーム12の揺動範囲をより広く確保するためと、ボールスタッド20に対するソケット24の着脱、つまり、第1アーム10およびヘッド4に対する第2アーム12の着脱を可能にするためである。このような構成では、ボールスタッド20からソケット26が外れ易くなる、つまり、第1アーム10およびヘッド4から第2アーム部12が外れ易くなる。そのため、第1ボールジョイント14aの各ソケット26のソケット本体部27には、図4に示すように、当該ソケット本体部27に亘って連結部材16が装着されている。詳しく図示していないが、連結部材16は、ばねの弾発力によって両ロッド13を互いに引き寄せるように構成されており、これにより、各ソケット26による球頭部22の保持状態、すなわち、第1アーム部10と第2アーム部12との連結状態が維持されるようになっている。図7に示すように、第2ボールジョイント14bの各ソケット26についても同様であり、これにより、ヘッド4と第2アーム部12との連結状態が維持されるようになっている。
しかし、ロボットの作動中には、何らかの要因によって第2アーム部12を構成するロッド13同士が意図せず大きく引き離され、最悪の場合、第1アーム部10やヘッド4から第2アーム部12が外れることが考えられる。そこで、そのような場合に速やかにロボット1を停止させ得るように、当該ロボット1には、第2アーム部12が外れたことを検知するために次のような構成が設けられている。
図5に示すように、各第1ボールジョイント14aのボールスタッド20には、その軸方向に延びて両球頭部22の表面に開口する内部通路23が形成されており、両球頭部22の間に設けられたポート部20aを介して、この内部通路23に一定圧力のエアが供給されている。
各第2ボールジョイント14bについても同様であり、図8及び図9に示すように、ボールスタッド20には、その軸方向に延びて両球頭部22の表面に開口する内部通路23が形成されている。なお、各第2ボールジョイント14bのボールスタッド20の内部通路23、すなわち3つの内部通路23は、ブラケット30に設けられたブリッジ配管38によって互いに連通している。詳しくは、図7及び図9に示すように、3つのボールスタッド20のうち、特定のボールスタッド20とその両側に位置するボールスタッド20とに亘ってブリッジ配管38が設けられ、これにより、3つの内部通路23が当該ブリッジ配管38を通じて互いに連通している。すなわち、3つの内部通路23が一つに繋がっている。そして、上記特定のボールスタッド20に設けられたポート部20aを介して、各ボールスタッド20の内部通路23に一定圧力のエアが供給されるようになっている。
各ボールスタッド20の内部通路23にエアを供給するための配管構造は次の通りである。図1、図2、図10及び図11に示すように、前記ベース部2には、エア分配器40が装備されている。このエア分配器40は、流量調整バルブが内蔵された入力ポート部と3つの出力ポート部とを備えており、入力ポート部と図外のコンプレッサとに亘って第1エア配管P1が接続されるとともに、各出力ポート部それぞれと3つの第1ボールジョイント14aの各ボールスタッド20のポート部20aとに亘って第2エア配管P2a〜P2cが接続されている。これら第2エア配管P2a〜P2cはそれぞれ、ベース部2から各第1アーム部10の側面に沿って配索されている。3つの第1ボールジョイント14aのボールスタッド20のうち、一つのボールスタッド20のポート部20aは、図6に示すように、二股に分岐したポート部であり、当該ポート部20aと、第2ボールジョイント14bの前記特定のボールスタッド20のポート部20aとに亘って第3エア配管P3が接続されている。この第3エア配管P3は、図1および図6に示すように、ロッド13に沿って配索されており、当該ロッド13に結束バンド42などの固定部材によって固定されている。
前記エア分配器40には、各ボールジョイント14a、14bの上記内部通路23の圧力を検出する圧力センサ40aが設けられ、この圧力センサ40aの検出情報が、ロボット1を統括的に制御するコントローラ50に入力されている。圧力センサ40aは、正確には、第1エア配管P1(入力ポート部)の圧力を検出するものであるが、当該圧力センサ40aから各内部通路23までの距離は短く、第1エア配管P1(入力ポート部)の圧力と各内部通路23の圧力とはほぼ等しいため、当例では、第1エア配管P1(入力ポート部)に圧力センサ40aが設けられている。
なお、図2中において、符号L2a、L2bは、ノズル駆動モータ34を制御するための電線である。これら電線L2a、L2bは、同図に示すように第2アーム部12を構成する一対のロッド13それぞれの内部に挿通されている。そして、各電線L2a、L2bの一端がロッド13から導出されて、特定の第1アーム部10に固定された接続器44にコネクタで接続される一方、当該電線L2a、L2bの他端がロッド13から導出されて、ノズル駆動モータ34にコネクタで接続されている。前記接続器44は、詳しく図示していないが、電線L1を介して前記コントローラ50に接続されている。
前記コントローラ50は、周知のマイクロコンピュータをベースとするもので、プログラムを実行する中央演算処理装置(CPU)と、例えばRAMやROMにより構成された、プログラムおよびデータを格納するメモリと、電気信号の入出力を行う入出力(I/O)バスとを備えている。
コントローラ50は、圧力センサ40aから入力される検出情報(検出圧力値)に基づき第2アーム部12が第1アーム部10又はヘッド4から外れているか否かを判断し、外れていると判断した場合には、ロボット1を停止させる。
具体的には、コントローラ50は、図12(a)に示すように、圧力センサ40aによる検出圧力値が予め設定された閾値P未満となり、すなわち、内部通路23に供給されるエア圧(前記一定の圧力)を基準としてこの圧力よりも所定値以上(本発明の第1変化量に相当する)圧力が低下し、かつその状態が予め設定された設定時間T1(本発明の第1設定時間に相当する)以上継続した場合に、3つのアーム6のうち何れかの第2アーム部12が外れたと判断し、ロボット1の動作を直ちに停止させるとともに、当該コントローラ50に接続された警報装置52(図1参照)を作動させてオペレータに報知する。
つまり、各ボールジョイント14a、14aのボールスタッド20(内部通路23)には一定圧力のエアが供給されており、第2アーム部12が正常に第1アーム部10およびヘッド4に連結されている場合には、ボールスタッド20の球頭部22とソケット26の受座部28とが密接しているため内部通路23の圧力が前記一定圧力に保たれる。しかし、第2アーム部12が第1アーム部10又はヘッド4から外れると、ボールスタッド20(球頭部22)がヘッド4(受座部28)から離れて内部通路23が開放されるため、これにより圧力センサ40aの検出圧力値が低下することとなる。従って、上記の通り、圧力センサ40aにより内部通路23の圧力を検出しながらその検出圧力値と閾値Pとを比較することで、何れかの第2アーム部12が外れたことを検知することが可能となる。
なお、当実施形態では、上記コンプレッサ、配管P1、P2a〜P2c、P3およびエア分配器40等が本発明の圧力供給装置に相当し、圧力センサ40aおよびコントローラ50が本発明の判別装置に相当し、これら各装置と上記各ボールスタッド20の内部通路23とが本発明の検知装置に相当する。
以上説明したように、上記のロボット1によれば、各ボールジョイント14a、14bのボールスタッド20内に形成された内部通路23に一定圧力のエアを供給し、当該内部通路23内の圧力の変化に基づき第2アーム部12が外れたことを検知するので、ボールジョイントに電流を印加することなく第2アーム部12が外れたことを検知することができる。従って、ボールスタッドとソケットとの導通の有無に基づきアームが外れたことを検知する従来のこの種の産業用ロボットのように、メンテナンス時などに感電を招くといった懸念がなく、よって、より安全な構成で第2アーム部12が外れたことを検知することができる。
また、上記ロボット1では、第2アーム部12が一対のロッド13からなり、各ロッド13に固定されたソケット26によってボールスタッド両端の球頭部22が保持されることで、第2アーム部12が第1アーム部10およびヘッド4に連結されているが、上記の通り、内部通路23は、ボールスタッド20の軸方向に延びて各球頭部22の表面にそれぞれ開口するように形成されているので、前記一対のロッド13の何れか一方が外れた場合でも、圧力センサ40aの検出圧力値が低下することとなる。従って、上記ロボット1によれば、第2アーム部12が第1アーム部10やヘッド4から完全に外れた場合のみならず、一方のロッド13のみが第1アーム部10やヘッド4から外れた場合も当該外れを良好に検知することができる、という利点がある。
また、ヘッド4側の各第2ボールジョイント14bについては、ボールスタッド20の内部通路23同士がブリッジ配管38を介して直列に連通されており、特定の(一つの)ボールスタッド20に第3エア配管P3を通じてエアが供給されることで、全ての内部通路23にエアが供給される構成となっているので、ヘッド4周りの配管レイアウトを簡素化することできる。従って、エア供給用の配管がアーム6やエンドエフェクタの作動の邪魔になるのを回避できるとともに、ロボット1の組立性が向上するという利点もある。
ところで、以上説明したロボット1は、本発明に係る産業用ロボットの好ましい実施形態の例示であって、その具体的な構成は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、上記実施形態のロボット1では、コントローラ50が圧力センサ40aの検出圧力値に基づき第2アーム部12の外れの有無を判別し、外れたと判別した場合にロボット1を停止させるが、さらに、第2アーム部に外れる兆候があるか否かを判別し、外れる兆候があると判別した場合にもロボット1を停止させるようにしてもよい。具体的には、図12(b)に示すように、上記設定時間T1に満たない微小時間だけ検出圧力値が閾値P未満となるような突発的な検出圧力値の低下、すなわち、内部通路23に供給されるエア圧(前記一定の圧力)を基準として当該内部通路23の圧力が所定値(本発明の第2変化量に相当する)以上瞬時に変化する状態をコントローラ50がカウントし、そのカウント数が予め設定された設定時間T2(本発明の第2設定時間に相当する)内に所定回数以上発生した場合に、コントローラ50が、第2アーム部12に外れる兆候があると判断してロボット1を停止するようにしてもよい。すなわち、ロボット1が連続して長期的に作動していると、ボールスタッド20の球頭部22やベース部2の受座部28が摩耗し、ボールスタッド20がソケット26から外れ易い状態、つまり第2アーム部12が外れ易い状態となる。このような状態では、上記摩耗による球頭部22やソケット26の変形によって内部通路23からエアが漏れ易くなり、圧力センサ40aの検出圧力値が突発的に閾値P未満となる現象が繰り返し発生する場合が多い。従って、上記のように、圧力センサ40aの検出圧力値が突発的に閾値P未満となる回数をカウントすることで、第2アーム部12に外れる兆候があるか否かを判別することが可能となる。なお、第2アーム部12に外れる兆候があるか否かの判別基準となる上記カウント回数としては、例えば試験的に求めた値を用いるようにすればよい。
このような構成によれば、第2アーム部12に外れる兆候を検知して、事前に第2アーム部12のメンテナンスを実施することが可能となるため、第2アーム部12が外れることを未然に防止することができるという利点がある。なお、ここでは、第2アーム部12の外れの有無に加えて、第2アーム部12に外れの兆候が有るか否かをコントローラ50が判別する場合について説明したが、勿論、コントローラ50が第2アーム部12に外れの兆候が有るか否かの判別のみを行うようにしてもよい。
また、上記実施形態のロボット1は、3つの第2アーム部12のうちの何れかが外れた場合に、これを検知できるものであるが、何れのアーム6の第2アーム部12が外れたかを特定できるように構成してもよい。この場合には、例えば、各第2ボールジョイント14bのボールスタッド20の内部通路23を互いに独立した構造とし、同一のアーム6の第1、第2ボールジョイント14a、14bのボールスタッド20(内部通路23)同士をエア配管で直列に接続したうえで、各アーム6のエア配管にそれぞれ圧力センサ40aを設けるようにすればよい。この構成によれば、各エア分配器40の検出圧力値に基づき、アーム6毎に第2アーム部12の外れを検知することができるので、何れのアーム6の第2アーム部12が外れたかを特定することが可能となる。
また、上記実施形態のロボット1では、第3配管P3がロッド13の外周面に沿って配索され、当該ロッド13に結束バンド42で固定されているが、当該第3配管P3は、ノズル駆動モータ34を制御するための電線L2a、L2bと同様に、ロッド13の内部に配索されていてもよい。
また、上記実施形態のロボット1は、ボールスタッド20の各内部通路23にエアを供給するようにしているが、各内部通路23内を吸引するように構成してもよい。つまり、内部通路23に一定圧力の正圧を供給する代わりに、一定圧力の負圧を供給し、圧力センサ40aによる検出圧力値が予め設定された閾値を超え、かつその状態が予め設定された設定時間以上継続した場合に、第2アーム部12が外れたと判別するようにしてもよい。また、圧力センサ40aの検出圧力が突発的に閾値を超えた回数に基づき、第2アーム部12に外れる兆候があるか否かを判別するようにしてもよい。このような構成によっても、上記実施形態と同様の作用効果を享受することができる。
1 産業用ロボット
3 アーム駆動モータ
4 ヘッド
6 アーム
10 第1アーム部
12 第2アーム部
13 ロッド
14a 第1ボールジョイント
14b 第2ボールジョイント
20 ボールスタッド
22 球頭部
23 内部通路
26 ソケット
27 ソケット本体部
28 受座部
P1 第1エア配管
P2a〜P2c 第2エア配管
P3 第3エア配管

Claims (6)

  1. パラレルリンク型の産業用ロボットであって、
    複数のモータが搭載されたベースと、
    エンドエフェクタが搭載されるヘッドと、
    前記モータに連結される第1アーム部と、当該第1アーム部と前記ヘッドとを連結する第2アーム部と、第1アーム部と第2アーム部とを揺動自在に連結する第1ボールジョイントと、第2アーム部と前記ヘッドとを揺動自在に連結する第2ボールジョイントとを各々含む、複数のアームと、
    前記第2アーム部の連結異常を検知する検知装置と、を備え、
    前記第1、第2ボールジョイントは、球頭部を備えたボールスタッドと前記球頭部を保持するソケットとを含み、前記第1、第2ボールジョイントのうち、少なくとも一方のボールスタッドに、前記球頭部の表面に開口する内部通路が形成されており、
    前記検知装置は、前記内部通路へのエアの供給、又は前記内部通路の吸引により当該内部通路に一定の圧力を供給する圧力供給装置と、前記内部通路の圧力を検出することによりその検出値に基づき前記第2アームの連結異常の有無を判別する判別装置と、を含むことを特徴とする産業用ロボット。
  2. 請求項1に記載の産業用ロボットにおいて、
    前記第2アーム部は、互いに平行に延びる一対のロッドから構成され、当該一対のロッドの端部に互いに向かい合わせに前記ソケットが設けられており、
    前記第1アーム部および前記ヘッドには、互いに反対側を向く一対の球頭部を備えた前記ボールスタッドが設けられ、前記一対のロッドの端部に設けられたソケットによって前記一対の球頭部が保持されることにより、当該第1アームおよび当該ヘッドが前記第2アーム部に連結されており、
    前記内部通路は、前記一対の球頭部の配列方向に延びて各球頭部の表面にそれぞれ開口している、ことを特徴とする産業用ロボット。
  3. 請求項1又は2に記載の産業用ロボットにおいて、
    前記第2ボールジョイントのボールスタッドに前記内部通路が形成されているものであって、
    前記ヘッドは、各第2アーム部にそれぞれ対応する第2ボールジョイントのボールスタッドの内部通路を一つに繋ぐ連絡通路を備えており、
    前記圧力供給装置は、前記ボールスタッドのうち、何れか一つのボールスタッドの内部通路に前記一定の圧力を供給する、ことを特徴とする産業用ロボット。
  4. 請求項3に記載の産業用ロボットにおいて、
    前記第1、第2ボールジョイントの双方のボールスタッドに前記内部通路が形成されているものであって、
    前記圧力供給装置は、圧力供給源から前記一定の圧力が供給される第1配管と、この第1配管から分岐して各々第1ボールジョイントのボールスタッドの内部通路に繋がる複数の第2配管と、当該第2配管のうち、一つの第2配管から分岐して前記特定のボールスタッドの内部通路に繋がる第3配管とを含む、ことを特徴とする産業用ロボット。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の産業用ロボットにおいて、
    前記判別装置は、前記第2アーム部の連結異常として当該第2アーム部の外れの有無を判別するものであって、前記一定の圧力を基準として前記内部通路の圧力が予め設定された第1変化量以上変化した状態が、予め設定された第1設定時間以上継続した場合に、第2アーム部が外れたと判別する、ことを特徴とする産業用ロボット。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の産業用ロボットにおいて、
    前記判別装置は、前記第2アーム部の連結異常として当該第2アーム部に外れる兆候があるか否かを判別するものであって、前記一定の圧力を基準として前記内部通路の圧力が予め設定された第2変化量以上瞬時に変化する状態が、予め設定された第2設定時間内に所定回数以上発生した場合に、第2アーム部に外れる兆候があると判別する、ことを特徴とする産業用ロボット。
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