JP2017012706A - メタルピックｖ（ブイ） - Google Patents

Abstract

【課題】魚の血抜きをしてしめる為に用いられているしめ具はナイフを使用したりナイフの形状をしたものだが、魚が暴れたナイフを弾かれることがあり危険であったり、狙った１本の血管だけを切断することが出来なかった。
【解決手段】しめ具のシャフト上部に握れる部分をＴ字状に設ける。握れる部分は例えばシャフト上部に設けられたグリップ１である。グリップ１の働きでしっかり握りしめることが出来る。また、しめ具のシャフト最下部だけをＶ字の刃にする。刃は例えばシャフト下部のＶ字の刃３である。Ｖ字の刃３の働きで狙った１本の血管だけを切断することが出来る。
【選択図】図１

Description

この発明は、魚をしめる時の血抜きに用いる道具の形状に関する。

従来の血抜きに用いる道具はナイフやナイフ形状の道具になっている。

しかしながら、以上の技術によれば、ナイフは刃渡りが長い形状なので魚が激しく暴れた場合、自分の手を切ってしまったり、魚にナイフを弾き飛ばされ周囲の者にも危険が及ぶことがあった。
また、ナイフは刃渡りが長い形状なので１本の血管だけを切ることが出来ず血抜きを効率的に出来なかった。
そこで、この発明は、安全かつ切断しようとする１本の血管だけを切断し効率的に血抜きが出来ることを課題とする。

以上の課題を解決するために、握りやすくする部分と切断しやすくする部分を設けた事を特徴とする血抜き用しめ具である。

この発明によれば、握る部分（グリップ）を設けＴ字状にし、しめ具最下部をＶ次の刃にしたので、安全かつ効率よく血抜きが出来る。

この発明の一実施形態の正面図である。 この発明の一実施形態の側面図である。

この発明の一実施形態を、図１および図２に示す。
しめ具本体はステンレス製またはチタン製であり、このしめ具の上部にはグリップ１がありシャフト２の先端にＶ字の刃３が一体的に設けられている。

実施形態の効果

この実施形態によれば、血抜きをする為にＶ字の刃３を魚ののエラの隙間から血管に刺していく時、グリップ１があることによってシャフト２を指で挟んでしっかり握りしめることができ、魚が暴れても、しめ具本体を弾き飛ばされずらい。ナイフ形状の様にシャフト２を指で挟めない状態では暴れる魚にしめ具が弾き飛ばされやすくなるので安全に血抜きができない。
また、Ｖ字の刃３は最下部だけが刃になっているので、切断しようとする１本の血管だけを切断できるが、Ｖ字の刃３がなくナイフ形状をしたものでは刃渡りが長く１本の血管だけを切断できず他の場所も傷つけてしまう。

１ グリップ ２ シャフト ３ Ｖ字の刃

Claims (1)

1. 血抜きに用いるしめ具に握れる部分（グリップ）をシャフトに対してＴ字状に設け、シャフト最下部にＶ字の刃を設けた事を特徴とする血抜き用しめ具。