JP2017012344A - 挿入装置 - Google Patents

挿入装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017012344A
JP2017012344A JP2015130663A JP2015130663A JP2017012344A JP 2017012344 A JP2017012344 A JP 2017012344A JP 2015130663 A JP2015130663 A JP 2015130663A JP 2015130663 A JP2015130663 A JP 2015130663A JP 2017012344 A JP2017012344 A JP 2017012344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing member
outer skin
main body
insertion portion
covering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015130663A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6460928B2 (ja
Inventor
瑞起 鈴木
Mizuki Suzuki
瑞起 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2015130663A priority Critical patent/JP6460928B2/ja
Publication of JP2017012344A publication Critical patent/JP2017012344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6460928B2 publication Critical patent/JP6460928B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】信頼性を向上した挿入装置を提供する。
【解決手段】挿入装置は、孔内に挿入される挿入部本体46と、挿入部本体46の外周を覆う外皮34と、外皮34の外周に配置され、外皮34を挿入部本体46に固定する固定部材47と、固定部材47の周囲を覆うように固定部材47と一体的に形成されるとともに弾性を有する被覆部材48と、を具備する。被覆部材48によって固定部材47の周囲を覆うことができるため、水や消毒液等によって固定部材47が腐食することを防止できる。弾性を有する被覆部材48によって固定部材47を保護することができるため、固定部材47を衝撃等から保護することができる。挿入部の外皮34の固定において水密を確保しつつ、組立性を向上することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、孔内に挿入される挿入装置に関する。
一般に内視鏡のような孔内への挿入装置は、例えば被検体内の病変部を観察、処置等するために被検体内に挿入される可撓性の挿入部を有する。挿入部は観察窓を有する先端構成部と湾曲部と可撓管部とからなる。この湾曲部をUD方向及びRL方向に能動的に湾曲させるための操作を行なう操作部とを有する。操作部には、湾曲操作ノブが設けられる。病変部の観察、処置等を行う際には、湾曲操作ノブを操作して挿入部を所望の方向に湾曲させることができる。
内視鏡の湾曲部を覆う外皮チューブの固定には、形状記憶合金等の金属バンドを用いることができる。
特開昭59−197233号明細書
従来は、内視鏡挿入部の外皮固定では、外皮を固定部材あるいは金属バンドで固定後、接着剤を塗布して外面を平らにしていた。この接着部分に衝撃、例えば誤って机にぶつけた、洗浄時に流し台にぶつけた、などが加わると接着剤が割れてしまうことがあり、更にひどい場合は防水機能が破壊されるという課題があった。さらに、外皮と固定部材との間で外表面を滑らかに形成するために接着剤の幅及び厚みを均一にする作業が煩雑であった。そのため、接着剤の割れを防止して、水密を確保しつつ、組立性を向上させることが求められた。
本発明の目的は、挿入部の外皮固定において水密を確保しつつ、組立性を向上させることにある。
前記目的を達成するため、挿入装置は、孔内に挿入される挿入部本体と、前記挿入部本体の外周を覆う外皮と、前記外皮の外周に配置され、前記外皮を前記挿入部本体に固定する固定部材と、前記固定部材の周囲を覆うように前記固定部材と一体的に形成されるとともに弾性を有する被覆部材と、を具備する。
上記の構成によれば、挿入部の外皮固定において水密を確保しつつ、組立性を向上した挿入装置を提供できる。
図1は、第1実施形態の内視鏡装置の全体構成を示した模式図である。 図2は、図1に示す内視鏡装置の先端硬質部を端面側から示した正面図である。 図3は、図1に示す内視鏡装置の挿入部の先端硬質部付近を中心軸を含む面で切断して示す断面図である。 図4は、図1に示す内視鏡装置の挿入部の固定部材および被覆部材を示す斜視図である。 図5は、図4に示す固定部材および被覆部材の一部を拡大して示した正面図である。 図6(A)は、第1実施形態の内視鏡装置の第1変形例にかかる固定部材および被覆部材を示す斜視図であり、図6(B)は、図6(A)の固定部材および被覆部材を固定部材の半径方向(中心軸Cから固定部材の外周部に向かう方向)に切断して示す断面図である。 図7は、第1実施形態の内視鏡装置の第1変形例にかかる固定部材および被覆部材を、挿入部の先端硬質部付近を中心軸を含む面で切断して示す断面図である。 図8は、第2実施形態の内視鏡装置の挿入部の先端硬質部付近を中心軸を含む面で切断して示す断面図である。 図9は、第2実施形態の内視鏡装置の湾曲部の基端方向側の一部を中心軸を含む面で切断して示した断面図である。 図10は、第3実施形態の内視鏡装置の挿入部の先端硬質部付近を中心軸を含む面で切断して示す断面図である。 図11は、第4実施形態の内視鏡装置の挿入部の先端硬質部付近を中心軸を含む面で切断して示す断面図である。 図12は、第4実施形態の第1変形例の内視鏡装置の挿入部の先端硬質部付近を中心軸を含む面で切断して示す断面図である。
[第1の実施形態]
図1から図5を参照して、内視鏡装置の第1実施形態について説明する。図1に示すように、内視鏡装置11は、内視鏡12と、画像処理を含む制御を行う制御装置13と、光源装置14と、送気・送水・吸引装置15と、キーボード16と、モニタ17と、を有する。なお、以下の各実施形態に説明する内視鏡12は、特に断らない限り、医療現場で用いられる医療用内視鏡である。また、内視鏡装置11は、挿入装置の一例である。
光源装置14は、制御装置13の制御下で、内視鏡12の後述する先端硬質部21にある照明レンズ22に光を供給する。送気・送水・吸引装置15は、制御装置13の制御下で、内視鏡12の先端硬質部21にあるノズル23に対して送気・送水を行ったり、処置具挿通チャンネル43を介して孔内から液体や組織等を吸引したりする。制御装置13の画像処理部24は、内視鏡12の先端硬質部21の対物レンズ25を通して撮影された被検体の画像を画像処理してモニタ17に表示する。
図1に示すように、内視鏡12は、操作部26と、操作部26と制御装置13とを連結するユニバーサルコード27と、操作部26に隣接したグリップ部28と、グリップ部28から延びて孔内(被検体)に挿入される挿入部31と、を有する。内視鏡12は、ユニバーサルコード27を介して制御装置13、光源装置14、及び送気・送水・吸引装置15に接続されている。
図1において、矢印D1は内視鏡12の挿入部31の先端方向を示しており、矢印D2は先端方向D1とは反対の挿入部の基端方向を示している。挿入部31は、細長で可撓性を有する可撓管部32と、この可撓管部32の先端に設けられた湾曲部33と、この湾曲部33の先端に設けられた先端硬質部21と、を備えている。
湾曲部33の内部には、挿入部31の中心軸C(長手方向)に沿って並んだ円筒状の複数の湾曲駒が設けられている。隣接する湾曲駒の間に介在されたピンによって湾曲駒同士は角度を変えることができ、複数の湾曲駒によって湾曲部33を湾曲させるための関節が構成される。湾曲部33の外周部は、後述する外皮34で被覆されている。さらに湾曲駒の内側には、湾曲部33をU方向及びそれとは反対のD方向に湾曲させるための一対の第1ワイヤ35と、湾曲部33をR方向及びそれとは反対のL方向に湾曲させるための一対の第2ワイヤ36と、が挿通されている(図2参照)。一対の第1ワイヤ35および一対の第2ワイヤ36は、挿入部31の先端側において最も先端に位置する湾曲駒に固定されている。一対の第1ワイヤ35は、操作部26側において第1ダイヤル41の第1プーリに巻き回されている。同様に、一対の第2ワイヤ36は、操作部側において第2ダイヤル42の第2プーリに巻き回されている。湾曲駒、第1ワイヤ35および第2ワイヤ36の作用によって、湾曲部33は、U方向、D方向、R方向およびL方向のいずれの方向およびこれらを組み合わせた方向に湾曲することができる。ワイヤおよびプーリを介した動力伝達機構は一例であり、プーリに代えてスプロケットを用いて、スプロケットに係合するチェーンを第1ワイヤ35および第2ワイヤ36の基端方向D2側にそれぞれ接続してもよい。
図2に示すように、先端硬質部21には、対物レンズ25と、処置具挿通チャンネル43と、照明レンズ22と、先端硬質部21の先端面を洗浄する水や空気を供給したりできるノズル23と、が設けられている。
図1に示すように、操作部26は、例えば合成樹脂材料で形成されたケース44と、ケース44から突出するとともにケース44に対して回転可能に設けられた第1ダイヤル41と、ケース44から突出するとともにケース44に対して回転可能に設けられた第2ダイヤル42と、ケース44に設けられたボタン部45と、を有している。ボタン部45は、ノズル23を介して内視鏡12の先端硬質部21に送気・送水を行う第1ボタン45A(送気・送水ボタン)と、ノズル23を介して内視鏡12の先端硬質部21で吸引を行う第2ボタン45B(吸引ボタン)と、を含んでいる。
第1ダイヤル41は、湾曲部33をU方向(UP側)またはD方向(DOWN側)に湾曲させる際に使用される。ユーザが第1ダイヤル41のUDノブ41Aを操作すると、第1プーリが回転して一方の第1ワイヤ35を引っ張るとともに他方の第1ワイヤ35の緊張が緩められ、湾曲部33をU方向またはD方向に湾曲させることができる。
第2ダイヤル42は、湾曲部33をR方向(RIGHT側)またはL方向(LEFT側)に湾曲させる際に使用される。ユーザが第2ダイヤル42のRLノブ42Aを操作すると、第2プーリが回転して一方の第2ワイヤ36を引っ張るとともに他方の第2ワイヤ36の緊張が緩められ、湾曲部33をR方向またはL方向に湾曲させることができる。
挿入部31は、その内部に線状に延びる挿入部本体46を有する。挿入部本体46には、可撓管部32の内部構造と、湾曲部33およびその内部構造である複数の湾曲駒と、先端硬質部21の内部構造である円柱形の内部ブロック46Aと、が含まれる(図3参照)。内部ブロック46Aは、例えば、合成樹脂または金属で形成され、最も先端側にある湾曲駒と固定されている。挿入部31(挿入部本体46)は、検査対象の孔内に挿入されて検査対象の撮影・観察に用いられる。
図3に示すように、先端硬質部21と湾曲部33との接続部(接続部は、挿入部31の一部を構成する。)は、湾曲部33の外周を覆う円筒形の外皮34(ゴムまたはゴム状の弾性を有するエラストマー)と、外皮34の上側(外周)に被さるとともに外皮34を挿入部本体46に固定する環状の固定部材47と、固定部材47の周囲を覆う被覆部材48と、外皮34に対して被覆部材48を固定する接着剤52と、を有している。
図4、図5に示すように、固定部材47は、挿入部本体46の中心軸Cを中心とする外皮34上の仮想円51に対して蛇行(meander shape)するように設けられている。固定部材47は、複数の「S」字を連続させた形状ともいうことができる。固定部材47は、仮想円51に沿う方向(周方向)において伸縮可能である。すなわち、固定部材47は、外皮34の周方向に関して伸縮自在であるとともに外皮34の外周に配置された際に外皮34を締め付けるように収縮する。伸びる前の状態の固定部材47の直径は、外皮34の直径よりも小さくなっているが、伸びた状態の直径では、固定部材47は、外皮34の直径よりも大きくなることができる。固定部材47の変形前から伸びた状態までの変形は、いわゆる弾性変形領域で設定することができるが、この変形のうちの一部を塑性変形領域として設定することもできる。
固定部材47は、挿入部本体46に対して外皮34を水密に固定することができる。固定部材47は、金属材料によって環状に形成されている。より具体的には、固定部材47は、チタン系合金、例えば、Ni−Ti合金によって形成されている。固定部材47は、Ni−Ti合金の特性によって、超弾性を発揮することができる。この超弾性の性質によって、固定部材47は、ゴム状の弾性を発揮するとともに、外皮34の周方向に関して伸縮自在である。固定部材47は、外皮34の上側に被さった状態(外周に配置された際)において、挿入部本体46−外皮34間の水密を確保するとともに外皮34が挿入部本体46から脱落することを防止する十分な締め付け力を発揮するように、収縮することができる。また、固定部材47の材料は、チタン系合金、例えばNi−Ti合金に限られるものではなく、他の金属や合金等(いわゆるバネ材料)であってもよい。
図5に示すように、固定部材47は、複数の弓型部47Aと、複数の弓型部47A同士を接続する複数の接続部47Bと、を有している。隣接する弓型部47Aは、互い違いに配置されている。図4、図5に示すように、弓型部47Aは、挿入部本体46の中心軸Cを中心とする外皮34上の仮想円51に沿う方向に延びている。弓型部47Aは、仮想円51に沿う方向において隣接する他の弓型部47Aと重複する。接続部47Bは、仮想円51と交差する方向に延びている。固定部材47は、円筒形の管を例えばレーザー加工で切断して、環状の固定部材47を形成している。
図3に示すように、被覆部材48は、固定部材47の周囲を覆っており、固定部材47と一体的に形成される。被覆部材48は、長方形の断面形状を有し、固定部材47の内周47A、外周47B、および端面47Cを覆っている。被覆部材48は、弾性体で構成されており、固定部材47に加えられる衝撃を吸収することができる。より具体的には、被覆部材48は、例えば外皮34と同材質、すなわち弾性を有するエラストマーで構成されている。
接着剤52は、例えばウレタン系接着剤で構成されているが、エポキシ系接着剤等、ウレタン系接着剤以外の接着剤でもよい。接着剤52は、被覆部材48(固定部材47)の内周面側と外皮34との間に薄膜状に介在されており、両者を接着している。また、接着剤52には、断面直角三角形状のすみ肉部52A(脚部)が含まれており、すみ肉部52Aは、固定部材47(被覆部材48)の端面と、外皮34とを固定している。すみ肉部52Aは、固定部材47(被覆部材48)の外周部と、外皮34の表面とを滑らかに接続するように形成されていてもよい。なお、上記では説明簡便化のため、先端硬性部21と外皮34との間の固定構造について説明したが、可撓管32と外皮34との間の固定においても、同様の構造を用いて固定を行う。
図3等を参照して、本実施形態の挿入部31の製造工程について説明する。挿入部本体46に対しては、予め外皮34が被せられている。このとき、挿入部本体46と外皮34とを固定する箇所に、薄い接着剤層を介在させ、挿入部本体46と外皮34との固定を補助するようにしてもよい。続いて、外皮34上の固定部材47を装着する箇所に予め接着剤52を塗布する。そして、治具または手指を用いて、固定部材47の直径を大きくするように固定部材47を伸長させる。この状態で、外皮34(接着剤52)の上側に固定部材47を被せて、固定部材47の締め付け力によって外皮34を挿入部本体46に固定する。これによって、作業者は、ワンタッチで外皮34を挿入部本体46に固定することができる。さらに、固定部材47(被覆部材48)の端面と、外皮34との間にすみ肉部52Aを形成するように接着剤52を追加して、挿入部31の製造工程が完了する。
第1実施形態によれば、挿入装置は、孔内に挿入される挿入部本体46と、挿入部本体46の外周を覆う外皮34と、外皮34の外周に配置され、外皮34を挿入部本体46に固定する固定部材47と、固定部材47の周囲を覆うように固定部材47と一体的に形成されるとともに弾性を有する被覆部材48と、を具備する。
この構成によれば、被覆部材48によって固定部材47の周囲を覆うことができるため、水や消毒液等によって固定部材47が腐食することを防止できる。また、弾性を有する被覆部材48によって固定部材47を保護することができるため、固定部材47を衝撃等から保護することができる。これらによって、挿入部の外皮34の固定において水密を確保しつつ、組立性を向上することができる。
また、被覆部材48は、外皮34に対して接着剤52によって固定される。この構成によれば、固定部材47および被覆部材48が外皮34から脱落する可能性が低減され、高信頼性の挿入装置を提供できる。また、接着剤52とは別に被覆部材48を設けているために、もし仮に衝撃等に起因して接着剤52に亀裂を生じた場合でも、当該亀裂が被覆部材48にまで伝わることがない。このため、被覆部材48によって固定部材47を密封する性能が維持され、挿入装置の信頼性を向上できる。
固定部材47は、金属製の環状部材である。この構成によれば、挿入部本体46に対する外皮34の固定には、外皮34に対して外側から固定部材47および被覆部材48を嵌めれば足りる。このため、挿入装置の組み立て時の作業を簡略化することができる。
固定部材47は、外皮34の周方向に関して伸縮自在であるとともに外皮34の外周に配置された際に外皮34を締め付けるように収縮する。この構成によれば、固定部材47が収縮力を発揮できるために、挿入部本体46に対して外皮34を締め付けるようにワンタッチで外皮34を固定することができる。このため、挿入装置の組み立て時の作業を簡略化することができる。
(第1変形例)
図6を参照して、内視鏡装置11の第1の実施形態の第1変形例について説明する。第1変形例の内視鏡装置11は、固定部材47の形状が異なる点で第1の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1実施形態と共通している。このため、主として第1実施形態と異なる部分について説明し、第1実施形態と共通する部分については図示或いは説明を省略する。
図6(A)に示すように、固定部材47は、例えばコイル状をなした金属製のワイヤーで構成されている。固定部材47は、チタン系合金、例えば、Ni−Ti合金によって形成されている。また、固定部材47の材料は、チタン系合金に限られるものではなく、他の金属や合金等(いわゆるバネ材料)であってもよい。
被覆部材48は、固定部材47の周囲を覆っており、固定部材47と一体的に形成される。図6(B)に示すように、被覆部材48は、固定部材47の内周47A、外周47B、および端面47Cを覆っている。被覆部材48は、例えば、四角形の断面形状を有する。被覆部材48は、ゴム状の弾性体で構成されており、固定部材47に加えられる衝撃を吸収することができる。より具体的には、被覆部材48は、例えば外皮34と同材質、すなわち弾性を有するエラストマーで構成されている。本実施形態では、固定部材47および被覆部材48の内径は、外皮34の外径よりも若干小さくなっている。このため、外皮34の外側に固定部材47を嵌めることで、挿入部本体46に対して外皮34を締め付けることができる。
本変形例によれば、固定部材47がコイル状をなしているため、固定部材47が外皮34の周方向に伸縮することができ、適切な力で挿入部本体46に対して外皮34を締め付けることができる。また、被覆部材48によって固定部材47が覆われているため、水や消毒液等による腐食を防止して高信頼性の挿入装置を提供できる。
(第2変形例)
図7を参照して、内視鏡装置11の第1の実施形態の第2変形例について説明する。第1変形例の内視鏡装置11は、固定部材47および被覆部材48の形状が異なる点で第1の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1実施形態と共通している。このため、主として第1実施形態と異なる部分について説明し、第1実施形態と共通する部分については図示或いは説明を省略する。
固定部材47は、第1実施形態と同様に、挿入部本体46の中心軸Cを中心とする外皮34上の仮想円51に対して蛇行(meander shape)するように設けられている。固定部材47は、複数の「S」字を連続させた形状ともいうことができる。図7に示すように、固定部材47は、「S」字形状の途中の位置に複数の挿通孔81がある一定のピッチで設けられている。挿通孔81は、固定部材47の内周47Aと外周47Bとを貫通している。挿通孔81の形状は、円形、方形等、様々な形状をとることができる。固定部材47のそれ以外の形状・材質は、第1実施形態と同様である。
図7に示すように、被覆部材48は、固定部材47の周囲を覆っており、固定部材47と一体的に形成される。被覆部材48は、長方形の断面形状を有し、固定部材47の内周47A、外周47B、および端面47Cを覆っている。被覆部材48は、弾性体で構成されており、固定部材47に加えられる衝撃を吸収することができる。被覆部材48は、複数の挿通孔81の内部にも充填されており、固定部材48との密着度が向上されている。被覆部材の材質等は、第1実施形態と同様である。
本変形例によれば、挿通孔81が設けられることで、固定部材47と被覆部材48との接触面積が増加し、固定部材47と被覆部材48との間の密着性を向上できる。これによって、被覆部材48が固定部材47から脱落してしまう危険性を低減できる。
[第2実施形態]
図8、図9を参照して、第2実施形態の内視鏡装置11について説明する。第2実施形態の内視鏡装置11では、固定部材47および被覆部材48が2セット設けられる点、被覆部材48の形状が異なる点で第1実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1実施形態と共通している。このため、主として第1実施形態と異なる部分について説明し、第1実施形態と共通する部分については図示或いは説明を省略する。
図8に示すように、挿入部31は、その内部に線状に延びる挿入部本体46を有する。挿入部本体46には、可撓管部32の内部構造と、湾曲部33の内部構造である複数の湾曲駒と、先端硬質部21の内部構造である円柱形の内部ブロック46Aと、が含まれる。内部ブロック46Aは、例えば、合成樹脂または金属で形成され、最も先端側にある湾曲駒と固定されている。挿入部31は、さらに、内部ブロック46Aの外側に接着される先端カバー53を有する。先端カバー53は、例えば、合成樹脂材料によって環状に設けられており、内部ブロック46Aの先端外周部を保護している。
図8、図9に示すように、挿入部31は、挿入部本体46の周囲を覆う円筒形の外皮34(ゴムまたはゴム状の弾性体)と、外皮34の上側に被さるとともに外皮34を挿入部本体46に固定する環状の第1固定部材61と、第1固定部材61の周囲を覆う第1被覆部材63と、外皮34の上側に被さるとともに外皮34を挿入部本体46に固定する環状の第2固定部材62と、第2固定部材62の周囲を覆う第2被覆部材66と、第1被覆部材63と外皮34とを接着する第1接着剤65と、第2被覆部材66と外皮34とを接着する第2接着剤67と、を有している。
第1固定部材61および第2固定部材62の形状および材料は、第1実施形態の固定部材47と同様である。第1固定部材61は、外皮34の先端方向D1側に取り付けられ、外皮34の先端方向D1側を挿入部本体46に固定することができる。第2固定部材62は、外皮34の基端方向D2側(湾曲部33と可撓管部32との境界の近傍で、湾曲部33側)に取り付けられ、外皮34の基端方向D2側を挿入部本体46に固定することができる。
図8に示すように、第1被覆部材63は、第1固定部材61の周囲を覆っており、第1固定部材61と一体的に形成される。第1被覆部材63は、第1固定部材61の内周61A、外周61B、および端面61Cを覆っている。被覆部材48は、ゴム状の弾性体で構成されており、第1固定部材61に加えられる衝撃を吸収することができる。より具体的には、第1被覆部材63は、例えば弾性を有するエラストマーで構成されている。
第1被覆部材63は、台形の断面形状を有する。第1被覆部材63は、先端方向D1側に壁部64を有し、壁部64は接着剤52を介して先端カバー53に密着している。第1被覆部材63は、基端方向D2側に第1傾斜部63Aを有する。第1傾斜部63Aは、基端方向D2に行くにつれて外径が小さくなる斜面を構成する。第1被覆部材63の内周部は、第1接着剤65を介して外皮34に接着されている。第1接着剤65は、例えばウレタン系接着剤で構成されているが、エポキシ系接着剤等、ウレタン系接着剤以外の接着剤52でもよい。第1接着剤65は、第1被覆部材63(第1固定部材61)の内周面側と外皮34との間に薄膜状に介在されており、両者を接着している。
図9に示すように、第2被覆部材66は、第2固定部材62の周囲を覆っており、第2固定部材62と一体的に形成される。第2被覆部材66は、第2固定部材62の内周47A、外周47B、および端面47Cを覆っている。第2被覆部材66は、ゴム状の弾性体で構成されており、第2固定部材62に加えられる衝撃を吸収することができる。より具体的には、第2被覆部材66は、例えば弾性を有するエラストマーで構成されている。
第2被覆部材66は、台形の断面形状を有する。第2被覆部材66は、基端方向D2側に設けられた第1傾斜部66Aと、先端方向D1側に設けられた第2傾斜部66Bと、を有する。第1傾斜部66Aは、基端方向D2に行くにつれて外径が小さくなる斜面を構成する。第2傾斜部66Bは、先端方向D1に行くにつれて外径が小さくなる斜面を構成する。第2被覆部材66の内周部は、第2接着剤67を介して外皮34に接着されている。第2接着剤67は、例えばウレタン系接着剤で構成されているが、エポキシ系接着剤等、ウレタン系接着剤以外の接着剤でもよい。第2接着剤67は、第2被覆部材66(第2固定部材62)の内周面側と外皮34との間に薄膜状に介在されており、両者を接着している。
図8、図9を参照して、本実施形態の挿入部31の製造工程について説明する。挿入部本体46に対しては、予め外皮34が被せられている。このとき、挿入部本体46と外皮34とを固定する箇所(外皮34の先端方向D1側および外皮34の基端方向D2側)に、薄い接着剤層を介在させ、挿入部本体46と外皮34との固定を補助してもよい。続いて、外皮34上の第1固定部材61および第2固定部材62を装着する箇所に予め接着剤(第1接着剤65、第2接着剤67)を塗布する。そして、治具または手指を用いて、第1固定部材61および第2固定部材62の直径を大きくするようにこれらを伸長させる。この状態で、例えば、外皮34(第1接着剤65)の上側に第1固定部材61を被せた後、外皮34(第2接着剤67)の上側に第2固定部材62を被せて、第1固定部材61および第2固定部材62の締め付け力によって外皮34を挿入部本体46に固定する。これによって、作業者は、ワンタッチで外皮34を挿入部本体46に固定することができる。以上により、挿入部31の製造工程が完了する。
本実施形態によれば、被覆部材は、挿入部本体46の先端方向D1とは反対側の基端方向D2に行くにつれて外径が小さくなる第1傾斜部63A、66Aおよび挿入部本体46の先端方向D1に行くにつれて外径が小さくなる第2傾斜部63B、の少なくとも一方を有する。
この構成によれば、外皮34、固定部材47、および被覆部材において、引っ掛かりの原因となる段差が少ない滑らかな外形にすることができるため、挿入装置の孔内への挿入性を向上することができる。また、固定部材47が皮膜部材の内部に設けられるため、固定部材47が金属で構成される場合に、水や消毒液等によって固定部材47が腐食することを防止できる。
[第3実施形態]
図10を参照して、第3実施形態の内視鏡装置11について説明する。第3実施形態の内視鏡装置11は、固定部材47が外皮34と一体化される点で第1の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1実施形態と共通している。このため、主として第1実施形態と異なる部分について説明し、第1実施形態と共通する部分については図示或いは説明を省略する。
固定部材47の形状および材料は、第1実施形態と同様である。
外皮34は、外皮本体34Aと、外皮34の先端部(端部)に設けられる折返し部34Bと、を有する。折返し部34Bは、外皮本体34Aから先端方向D1側に延びている。折返し部34Bの厚み寸法は、外皮本体34Aの厚み寸法よりも小さく構成されている。折返し部34Bの厚み寸法は、例えば外皮本体34Aの厚み寸法の半分以下で、且つ外皮本体34Aの厚み寸法の1/5以上で構成されている。なお、折返し部34Bの厚み寸法は、一例であり、例えば外皮34の先端方向D1に行くにつれて徐々に厚み寸法が小さくなるように設定してもよい。また、外皮34(外皮本体34A、折返し部34B)の内径は、挿入部本体46の外径よりも若干小さく形成されている。
折返し部34Bの内側には、固定部材47が収納されている。すなわち、本実施形態では、外皮34の内部に固定部材47が設けられている。外皮34の折返し部34Bと固定部材47とは、接着剤52を介して一体的に接着されている。このように一体化された固定部材47、折返し部34B、接着剤52によって、挿入部本体46に対して外皮34を締め付けて固定するために締め付け部71が構成される。締め付け部71の外径は、外皮本体34Aの外径と同等である。接着剤52は、例えばウレタン系接着剤で構成されているが、エポキシ系接着剤等、ウレタン系接着剤以外の接着剤でもよい。
図10を参照して、本実施形態の挿入部31の製造工程について説明する。挿入部本体46に対しては、予め外皮34が被せられている。このとき、挿入部本体46と外皮34とを固定する箇所(外皮34の先端方向D1側および外皮34の基端方向D2側)に、薄い接着剤層を介在させ、挿入部本体46と外皮34との固定を補助してもよい。続いて、外皮34上の折返し部34Bに予め接着剤52を塗布する。そして、治具または手指を用いて、固定部材47の直径を大きくするように固定部材47を伸長させる。この状態で、折返し部34Bの中心軸Cに沿う方向に関する中間部付近に固定部材47を被せる。さらに、折返し部34Bの先端方向D1側の部分を基端方向D2側に折り返して、当該折返し部34Bの先端方向D1側の部分が固定部材47の上側に被さるようにする。このとき、元々折返し部34Bの内径は挿入部本体46の外径よりも小さく形成されているため、折返し部34Bの先端方向D1側の部分を上記のように折り返すことで、折返し部34Bの先端方向D1側の部分が固定部材47および折返し部34Bの基端方向D2側の部分に対して密着する。
この作業によって、当該折返し部34Bの先端方向D1側の部分、固定部材47、および折返し部34Bの基端方向D2側の部分が接着剤52によって一体化する。この状態では、固定部材47は、外皮34の内部に配置される。また、固定部材47は、その締め付け力によって外皮34を挿入部本体46に対して固定する。以上により、挿入部31の製造工程が完了する。
本実施形態によれば、挿入装置は、孔内に挿入される挿入部本体46と、挿入部本体46の外周を覆う外皮34と、外皮34の内部に配置され、外皮34を挿入部本体46に固定する固定部材47と、を具備する。この構成によれば、固定部材47が外皮34内に設けられるため、固定部材47が金属で構成される場合に、水や消毒液等によって固定部材47が腐食することを防止できる。また、固定部材47と被覆部材48とによって挿入部31の外径が大きくなることがなく、挿入部31を細径化して挿入部31の挿入性を向上できる。さらに、外皮34の先端部を長さ調整のために切断する必要がなく、組み立て工数を少なくできるとともに、外皮34の先端部を切断する際に挿入部本体46等を傷つけてしまうこともなく、製品の歩留まりを上昇できる。
[第4実施形態]
図11を参照して、第4実施形態の内視鏡装置について説明する。第4実施形態の内視鏡装置11は、インサート成形を用いて固定部材47が外皮34と一体化される点で第1の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1実施形態と共通している。このため、主として第1実施形態と異なる部分について説明し、第1実施形態と共通する部分については図示或いは説明を省略する。
固定部材47の形状および材料は、第1実施形態と同様である。固定部材47は、外皮34の内部に配置されている。より具体的には、固定部材47は、外皮34を成形(インサート成形)する際のインサートとして、成形品である外皮34の内部に埋め込まれている。
図11を参照して、本実施形態の挿入部31の製造工程について説明する。挿入部31の組み立てに先立って、外皮34は、内部に固定部材47が予めインサートとして埋め込まれた状態で、円筒形に成形されている。このように形成した外皮34を、挿入部本体46に対して被せる。これによって、固定部材47の締め付け力が作用して、外皮34を挿入部本体46に固定することができる。このとき、挿入部本体46と外皮34とを固定する箇所に、薄い接着剤層を介在させ、挿入部本体46と外皮34との固定を補助してもよい。以上により、挿入部31の製造工程が完了する。
本実施形態によれば、挿入装置は、孔内に挿入される挿入部本体46と、挿入部本体46の外周を覆う外皮34と、外皮34の内部に配置され、外皮34を挿入部本体46に固定する固定部材47と、を具備する。この構成によれば、固定部材47が外皮34内に設けられるため、固定部材47が金属で構成される場合に、固定部材47の腐食を防止することができる。これによって、挿入装置の信頼性を向上できる。また、固定部材47と被覆部材48とによって挿入部31の外径が大きくなることがなく、挿入部31を細径化して挿入部31の挿入性を向上できる。さらに、第3実施形態のように接着剤52の塗布が不要であり、組み立て工数を少なくすることができる。
(第1変形例)
図12を参照して、第4実施形態の内視鏡装置11の第1変形例について説明する。ここでは、主として第4実施形態と異なる部分について説明し、第4実施形態と共通する部分については図示或いは説明を省略する。
本変形例では、固定部材47は、外皮34に対してインサートではなく、外皮34の溝部72に対する差し込みによって外皮34に一体化される。溝部72(スリット、開口部)は、外皮34の厚み寸法内で、固定部材47の厚み寸法と同等かそれよりも若干大きい寸法の幅で環状に設けられている。溝部72の内側には、固定部材47を収納することができる。固定部材47の形状および材料は、第1実施形態と同様である。また、溝部72は、固定部材47を収納した状態で、封止用接着剤73(接着剤)等の樹脂によって密封されている。封止用接着剤73は、例えばウレタン系接着剤で構成されているが、エポキシ系接着剤等、ウレタン系接着剤以外の接着剤でもよい。
本変形例の挿入部31の製造工程では、外皮34の溝部72に対して固定部材47を差し込む。そして、溝部72を封止用接着剤73で密封した後、このように一体化した外皮34および固定部材47を、挿入部本体46に対して被せる。これによって、固定部材47の締め付け力が作用して、外皮34を挿入部本体46に固定することができる。本変形例でも同様に、挿入部本体46と外皮34とを固定する箇所に、薄い接着剤層を介在させ、挿入部本体46と外皮34との固定を補助してもよい。
本変形例によれば、固定部材47が外皮34内に設けられるため、固定部材47が金属で構成される場合に、固定部材47の腐食を防止することができる。これによって挿入装置の信頼性を向上できる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変形実施することができる。すなわち、上記各実施形態では、外皮34と被覆部材48との固定に接着剤を用いているが、これらの固定に熱溶着を用いてもよい。また、固定部材47の材質は、金属材料に限定されるものではなく、FRP等の樹脂で形成されていてもよい。さらに、上記各実施形態および各変形例の内視鏡装置11を組み合わせて一つの内視鏡装置11を構成することもできる。
上記各実施形態では挿入装置の一例として医療用の内視鏡12を用いる例について説明した。挿入装置の他の例には、光源装置14及び先端硬質部21の照明レンズ22等を含む照明光学系や、画像撮影装置、モニタ17及び先端硬質部21の対物レンズ25等を含む観察光学系が存在しないもの、或いは医療用ではなく工業用途の内視鏡が含まれる。挿入装置の一例に含まれる工業用途の内視鏡では、上記した各実施形態および各変形例において被覆部材48、63、66を外皮34に固定するための各種の接着剤を省略することもできる。
11…内視鏡装置、12…内視鏡、34…外皮、34B…折返し部、46…挿入部本体、47…固定部材、48…被覆部材、52…接着剤、61…第1固定部材、62…第2固定部材、63…第1被覆部材、63A…第1傾斜部、65…第1接着剤、66…第2被覆部材、66A…第1傾斜部、66B…第2傾斜部、67…第2接着剤。

Claims (9)

  1. 孔内に挿入される挿入部本体と、
    前記挿入部本体の外周を覆う外皮と、
    前記外皮の外周に配置され、前記外皮を前記挿入部本体に固定する固定部材と、
    前記固定部材の周囲を覆うように前記固定部材と一体的に形成されるとともに弾性を有する被覆部材と、
    を具備する挿入装置。
  2. 前記被覆部材は、前記外皮に対して接着剤によって固定される請求項1に記載の挿入装置。
  3. 前記挿入部本体は湾曲可能な湾曲部を有し、
    前記外皮は前記湾曲部の外周を覆う請求項1に記載の挿入装置。
  4. 前記固定部材は、金属製の環状部材である請求項1に記載の挿入装置。
  5. 前記固定部材は、その内周と外周とを貫通する挿通孔を有し、
    前記挿通孔には前記被覆部材が充填される請求項4に記載の挿入装置。
  6. 前記被覆部材は、前記挿入部本体の先端方向とは反対側の基端方向に行くにつれて外径が小さくなる第1傾斜部、および前記挿入部本体の先端方向に行くにつれて外径が小さくなる第2傾斜部、の少なくとも一方を有する請求項1に記載の挿入装置。
  7. 孔内に挿入される挿入部本体と、
    前記挿入部本体の外周を覆う外皮と、
    前記外皮の内部に配置され、前記外皮を前記挿入部本体に固定する固定部材と、
    を具備する挿入装置。
  8. 前記固定部材は、前記外皮の端部に設けられた折返し部の内側に設けられる請求項7に記載の挿入装置。
  9. 前記外皮は、前記固定部材をインサートとするインサート成形で形成される請求項7に記載の挿入装置。
JP2015130663A 2015-06-30 2015-06-30 挿入装置 Active JP6460928B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015130663A JP6460928B2 (ja) 2015-06-30 2015-06-30 挿入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015130663A JP6460928B2 (ja) 2015-06-30 2015-06-30 挿入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017012344A true JP2017012344A (ja) 2017-01-19
JP6460928B2 JP6460928B2 (ja) 2019-01-30

Family

ID=57827954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015130663A Active JP6460928B2 (ja) 2015-06-30 2015-06-30 挿入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6460928B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61196210U (ja) * 1985-05-28 1986-12-06
JP2004166840A (ja) * 2002-11-18 2004-06-17 Olympus Corp 内視鏡
JP2006167309A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Pentax Corp 外皮固定方法、内視鏡用可撓管および内視鏡
JP2008018014A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡湾曲部用帯状部材
JP2009011611A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Olympus Medical Systems Corp 医療器具の可撓管
JP2009195456A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Hoya Corp 内視鏡の湾曲部構造
JP2011110209A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Olympus Corp 内視鏡挿入部、内視鏡及び内視鏡挿入部の製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61196210U (ja) * 1985-05-28 1986-12-06
JP2004166840A (ja) * 2002-11-18 2004-06-17 Olympus Corp 内視鏡
JP2006167309A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Pentax Corp 外皮固定方法、内視鏡用可撓管および内視鏡
JP2008018014A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡湾曲部用帯状部材
JP2009011611A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Olympus Medical Systems Corp 医療器具の可撓管
JP2009195456A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Hoya Corp 内視鏡の湾曲部構造
JP2011110209A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Olympus Corp 内視鏡挿入部、内視鏡及び内視鏡挿入部の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6460928B2 (ja) 2019-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5444516B1 (ja) 湾曲管、医療機器
JP6854912B2 (ja) 内視鏡システムおよび内視鏡
JP4652843B2 (ja) 内視鏡
US9661993B2 (en) Endoscope
JP6460928B2 (ja) 挿入装置
JP5974203B1 (ja) 内視鏡
JP5404980B1 (ja) 内視鏡
JP2012176113A (ja) 内視鏡
JP2013172843A (ja) 内視鏡
JP5932180B1 (ja) 挿入装置
JP2000166859A (ja) 内視鏡
JP3923999B2 (ja) 内視鏡用洗浄シース
JP7293333B2 (ja) 内視鏡および内視鏡の製造方法
JP5085208B2 (ja) 医療器具の可撓管
JP2001137180A (ja) 内視鏡
JP3605698B2 (ja) 内視鏡のアングル部
JP2006271491A (ja) 内視鏡の処置具挿通チャンネル
JP4535252B2 (ja) 超音波内視鏡
JP2003220027A (ja) 内視鏡及び内視鏡の製造方法
JP2000279372A (ja) 内視鏡のアングル部及びその外皮チューブ装着方法
WO2016056416A1 (ja) 内視鏡
WO2018066274A1 (ja) 内視鏡
JP2021041006A (ja) 硬性内視鏡のカバーおよび内視鏡ユニット
JP2012192028A (ja) オーバーチューブ
JP4542355B2 (ja) 内視鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181225

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6460928

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250