JP2017011825A - 電力供給システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で蓄電システムと電力供給システムとの接続時の突入電流を抑止することができ、電力供給システム内のバッテリが空となった場合であっても蓄電システムとの接続を可能とする電力供給システムを得ること。【解決手段】商用系統3から供給される交流電力と蓄電システム2から供給される直流電力とを相互に変換する双方向電力変換装置8と、蓄電システム2と双方向電力変換装置8との間の電気的接続を開閉する開閉器5,6と、蓄電システム2と電気的に並列接続されたコンデンサ7と、直流電力を蓄積する第1のバッテリ10と、コンデンサ7を充電する昇圧回路11と、電力供給システム1に設けられた直流電力供給用の外部電力入力端子25と、を備え、第1のバッテリ10と外部電力入力端子25の双方から昇圧回路11に電力供給が可能となるように構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電池との電気的接続に関する絶縁診断機能を有し、蓄電池と商用電源との間で双方向の電力授受を行う電力供給システムに関する。
近年、災害による電力供給能力の低下への対策として、エネルギー消費量の削減を目的とする取り組みが重要視されている。このような背景から、太陽光発電システムに代表される分散型の電源システムが普及しつつある(例えば下記特許文献1,2参照)。これらの電源システムには、夜間などに蓄電システムのバッテリに蓄えられた電力を住宅に供給すべく、直流電力から交流電力に変換するための電力変換装置を備えているものがある。
特開2012−70577号公報 特開2014−27826号公報
上記のように、蓄電システムの電力を住宅に放電する電力供給システムでは、蓄電システムの出力段に開閉器を用いたインターロックリレーが設けられ、放電時に短絡、漏電が検出されたときには開閉器を開放して送電経路を遮断するよう構成されている。一方、このような開閉器を有する構成では、開閉器を閉路状態とした際、電力供給システム内のコンデンサと蓄電システム内の蓄電池との間に電位差があると、電力供給システム内のコンデンサに比較的大きな突入電流が流れ込むことになる。ここで、この突入電流が大きい場合には、開閉器の電極で空中放電が生じたり、大電流による発熱で開閉器の電極が電力線路に溶着して開放できなくなったりするという課題があった。
また、電力供給システム内で電力線路の絶縁性が低下していた場合、母線と対地間での地絡、あるいは電力線路間での短絡が発生することがある。このため、絶縁性が低下している状態で、開閉器を開路状態にする場合にも、電力供給システム内で大電流が流れ、上述した空中放電の問題および電極溶着の問題が生ずるという課題があった。
上記の課題を解決するため、上記特許文献2では、電力供給システム内に小容量のバッテリを備え、予め電力供給システム内のコンデンサをバッテリと同じ電圧に充電しておくことで突入電流を抑制する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献2の技術では、電力供給システム内のバッテリが空である場合、または、残容量が低下した場合には、蓄電システムと電力供給システムとの接続に必要なコンデンサ充電用の電力が得られず、蓄電システムを接続することができないという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で蓄電システムと電力供給システムとの接続時の突入電流を抑止することができ、電力供給システム内のバッテリが空となった場合であっても蓄電システムとの接続を可能とする電力供給システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る電力供給システムは、商用系統から供給される交流電力と蓄電システムから供給される直流電力とを相互に変換する電力供給システムであって、前記蓄電システムと前記電力供給システムとの間の電気的接続を開閉する開閉器と、前記蓄電システムと電気的に並列接続されたコンデンサと、直流電力を蓄積するバッテリと、前記コンデンサを充電する充電手段と、前記電力供給システムに設けられた直流電力供給用の接続端子と、を備え、前記バッテリと前記接続端子の双方から前記充電手段に電力供給可能なように構成したものである。
本発明によれば、簡易な構成で蓄電池と電力供給システムとの接続時の突入電流を抑止することができ、電力供給システム内のバッテリが空となった場合であっても蓄電池との接続が可能になるという効果を奏する。
実施の形態に係る電力供給システムの構成を示すブロック図 電力供給システムの全体動作を説明するフローチャート 図1に示す昇圧回路が出力する出力電圧の経時変化を示す図 図1に示す切換え回路の構成を示す回路図 処理回路が専用のハードウェアである場合の構成を示す図 処理回路がCPUの場合のハードウェア構成を示す図
以下、本発明の実施の形態に係る電力供給システムについて図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により、本発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る電力供給システムの構成を示す図である。図1において、実施の形態に係る電力供給システム1は、商用系統3、宅内負荷18および蓄電システム2に接続されている。電力供給システム1は、蓄電システム2に接続されて蓄電システム2と商用系統3との間で電力授受を行い、また、蓄電システム2の直流電力を宅内負荷18に供給する動作を行う。なお、図1では、蓄電システム2として電気自動車を例示しているが、図示の電気自動車に限定されるものではなく、専用または汎用のバッテリを備えた蓄電手段であってもよい。
電力供給システム1は、図1に示すように、コネクタ4、開閉器5,6、コンデンサ7、双方向電力変換装置8、制御部9、バッテリ10、昇圧回路11、電圧検知回路12,13、地絡検出回路19、電流検知回路20、切換え回路24および外部電力入力端子25を備えている。
次に、実施の形態に係る電力供給システムにおける各部の機能について説明する。まず、双方向電力変換装置8は、商用系統3から供給される交流電力を直流電力に変換して蓄電システム2に供給すると共に、蓄電システム2に充電した直流電力を交流電力に変換して住宅内負荷18および商用系統3へ放電する。すなわち、双方向電力変換装置8は、商用系統3から供給される交流電力と蓄電システム2から供給される直流電力とを相互に変換する双方向の電力変換機能を有する。
コネクタ4は、電力供給システム1と蓄電システム2とを電気的に接続するために設けられた接続用の配線を含む接続端子である。
コンデンサ7は、双方向電力変換装置8と蓄電システム2の間に配置され、双方向電力変換装置8に供給される電圧を安定させる役割を有する。
開閉器5,6は、コネクタ4とコンデンサ7との間の正側と負側の直流母線30にそれぞれ配置され、制御部9の信号を受信して電極の開閉を行い、双方向電力変換装置8と蓄電システム2との間の電気的接続を開閉する機能を有する。
電圧検知回路12は、コネクタ4に印加される電圧を検知し、検知結果を制御部9に送信する。電圧検知回路13は、コンデンサ7に印加される電圧を検知し、検知結果を制御部9に送信する。なお、電圧検知回路12,13を符号無しで区別する場合には、電圧検知回路12を第1の電圧検知回路と称し、電圧検知回路13を第2の電圧検知回路と称する。
電流検知回路20は、蓄電システム2と双方向電力変換装置8との間を流れる電流を検知し、検知した電流値に応じた電圧信号を制御部9に送信する。地絡検出回路19は、電力供給システム1の直流母線30と対地間に流れる電流から、地絡状態の有無を判定し、判定結果を制御部9へ送信する。
第1のバッテリ10は、直流電力の蓄積機能および放電機能を有し、切換え回路24を介して昇圧回路11に接続されている。第1のバッテリ10は、鉛バッテリまたはリチウムイオン電池が例示されるが、これらに限定されるものではない。
昇圧回路11は、制御部9、切換え回路24およびコンデンサ7に接続され、制御部9の信号を受信し、第1のバッテリ10の電圧を昇圧してコンデンサ7に供給する機能を有する。すなわち、昇圧回路11は、コンデンサ7を充電する充電手段として機能する。
外部電力入力端子25は、筐体外郭に設けられた端子であり、電力供給システム1内の切換え回路24に接続されている。なお、外部電力入力端子25は、筐体外郭に設けられた端子に限定されるものではなく、筐体外郭に設けられたネジ端子式の端子台、筐体から延ばされた配線であってもよい。
制御部9は、電力供給システム1全体の動作を統括制御する機能を有する。制御部9の機能の詳細は、電力供給システム1の全体動作の説明のところで、詳細に説明する。
蓄電システム2は、第2のバッテリ15、コネクタ14、開閉器16,17および制御部21を備えている。第2のバッテリ15は、直流電力の蓄積機能を有する。第2のバッテリ15は、電力供給システム1内に設けられる第1のバッテリ10とは異なるバッテリである。第2のバッテリ15としてはリチウムイオン電池が例示されるが、リチウムイオン電池に限定されるものではない。
コネクタ14は、例えば電気自動車の給電口であり、電力供給システム1と蓄電システム2との間を電気的に接続する機能を有する。
開閉器16,17は、蓄電システム2内の制御部21の信号を受信して開閉され、電力供給システム1と第2のバッテリ15との電気的接続を開閉する機能を有する。なお、電力供給システム1内に設けられる開閉器5,6と、蓄電システム2内に設けられる開閉器16,17とを符号無しで区別する場合には、開閉器5,6を第1の開閉器と称し、開閉器16,17を第2の開閉器と称する。
宅内負荷18は、住宅で使用される電気機器であり、例えば空調機、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、テレビ、パーソナルコンピュータ等の家電機器である。
以上のように構成された電力供給システム1の全体の動作について図1から図4の図面を参照して説明する。なお、図2は、電力供給システム1の全体動作を説明するフローチャートであり、図3は、図1に示す昇圧回路11が出力する出力電圧の経時変化を示す図であり、図4は、図1に示す切換え回路の構成を示す回路図である。
(ステップS101)
電力供給システム1のコネクタ4と、蓄電システム2の給電口に配置されたコネクタ14とが使用者により接続され、図示を省略した操作部の操作により充電動作または放電動作の開始指示が送信されると、制御部9によって開閉器5,6が閉状態に制御される。電気自動車の開閉器16,17は開状態であり、電力供給システム1と蓄電システム2の開閉器16,17の入力段までが電気的に接続された状態となる。
(ステップS102)
制御部9は、蓄電システム2と電力供給システム1との絶縁性診断に移行する。図1に示されるように、電力供給システム1には、直流母線30と対地間に流れる電流を検出することにより地絡電流を検出する地絡検出回路19と、直流母線30に流れる電流を検出する電流検出回路20とが設けられている。制御部9は、昇圧回路11を駆動して昇圧回路11を昇圧動作させる。制御部9は、電圧検知回路13の検出電圧が予め定められた電圧Va(図3参照)となるまでコンデンサ7を充電し、蓄電システム2の開閉器16,17までの経路に昇圧した電圧Vaを印加する。なお、このとき印加される電圧Vaは、第2のバッテリ15の最大電圧以上の値に設定されている。
(ステップS103)
次に、制御部9は、地絡検出回路19と電流検出回路20とを用いて、蓄電システム2に昇圧された電圧Vaを印加したときの地絡発生の有無および蓄電システム2に流れる直流電流を検出する。すなわち、制御部9は、漏電または地絡の事前検出のため、第2のバッテリ15と電力供給システム1を電気的に接続する前に、第2のバッテリ15の最大電圧以上の電圧を印加して絶縁性のチェックを行う。
(ステップS104)
制御部9は、電力供給システム1の絶縁耐力が低下しているか否か判定する。地絡検出回路19によって地洛が検出され、または、電流検出回路20によって基準値以上の直流電流が検出された場合、制御部9は、蓄電システム2または電力供給システム1の絶縁耐力が低下していると判断し(ステップS104,Yes)、ステップS105に移行する。一方、地絡検出回路19によって地洛が検出されず、かつ、電流検出回路20によって検出された電流が基準値未満の場合、制御部9は、蓄電システム2および電力供給システム1の絶縁耐力は低下していないと判断し(ステップS104,No)、ステップS107に移行する。
(ステップS105、S106)
ステップS104において絶縁耐力が低下していると判断された場合には、図示しない表示部または報知部にてエラー表示を行い(ステップS105)、電力供給システム1の動作を停止させる(ステップS106)。
(ステップS107)
ステップS107は、ステップS104において絶縁耐力が低下していないと判断された場合に、蓄電システム2内の第2のバッテリ15と電力供給システム1とを電気的に接続する処理ステップである。制御部9は、コンデンサ7の電圧を図示しない放電手段で放電させた後、開閉器5,6を開放状態にする。制御部9は蓄電システム2の制御部21と通信し、開閉器16,17を閉状態にする。制御部9は、電圧検知回路12を使用して、コネクタ4に印加される蓄電システム2内の第2のバッテリ15の電圧を検知する。制御部9は、コンデンサ7の電圧が電圧検知回路12で検知した電圧、すなわち蓄電システム2の第2のバッテリ15の電圧Vb(図3参照)と等しくなるように昇圧回路11を駆動して昇圧回路11を昇圧動作させつつ、コンデンサ7を充電する。制御部9は、電圧検知回路13を使用して、コンデンサ7の電圧が電圧検知回路12の検知電圧と等しくなったことを検知した後、開閉器5および6を閉状態に制御する。この制御によって、第2のバッテリ15と電力供給システム1とが電気的に接続される。コンデンサ7の電圧は、予め蓄電システム2の第2のバッテリ15と等しい電圧に充電されているため、突入電流の抑制が可能となる。
また、電力供給システム1は外部電力入力端子25を備え、切換え回路24に接続されている。切換え回路の回路構成の一例は図4に示す通りである。図4において、外部電力入力端子25は、ダイオード28を介して昇圧回路11に接続されている。そのため、電力供給システム1内の第1のバッテリ10の残容量が低下あるいは空となった場合でも、外部電力入力端子25に他のバッテリを接続することで、コンデンサ7の充電を行うことができ、コンデンサ7の電圧を蓄電システム2の第2のバッテリ15と等しい電圧まで充電することができる。この制御により、突入電流を抑制した状態で、電力供給システム1と第2のバッテリ15との電気的接続が可能となる。
また、図4に示すように、第1のバッテリ10は2つのダイオード26,27を介して昇圧回路11に接続され、外部電力入力端子25は、上述の通り1つのダイオード28を介して接続されている。この構成により、第1のバッテリ10と外部電力入力端子25の双方から同時に電力供給が行われた場合、電圧降下の大きい第1のバッテリ10よりも、電圧降下の小さい外部電力入力端子25側からの電力供給が優先されるため、第1のバッテリ10の残容量を極力低下させないようにすることができる。
(ステップS108)
蓄電システム2の開閉器16,17、および電力供給システム1内の開閉器5,6が閉状態となった後、双方向電力変換装置8を駆動して、充電動作または放電動作を開始する。
上記の通り、昇圧回路11は、2つの動作モードで制御される。絶縁診断時は第1の動作モードで動作し、絶縁診断後の突入電流抑制時は第2の動作モードで動作する。図3に示すように、第1の動作モードでは、予め定められた固定電圧である電圧Vaを出力し、突入電流抑制時は蓄電システム2内の第2のバッテリ15が出力する電圧と等しい電圧Vbを出力する。なお、絶縁診断時に出力する固定電圧値は、絶縁診断や絶縁試験での一般的な電圧である500V程度である。また、突入電流抑制時は、電気自動車またはプラグインハイブリッド車の電池電圧範囲である150V〜450Vの範囲で昇圧される。
以上のように、実施の形態に係る電力供給システムでは、蓄電システム2内の第2のバッテリ15と接続する前に、電力供給システム1内のコンデンサ7から供給する直流電圧を予め定めた固定電圧値に昇圧し、直流母線に印加することで絶縁診断を行うと共に、第2のバッテリ15の電圧と等しい電圧にコンデンサ7を充電した後に蓄電システム2の開閉器16,17を閉じるよう構成した。この構成により、漏電などの重大な事故を未然に防ぐことができるとともに、突入電流抑止用の回路を別途設けることなく突入電流の抑止が可能となる。
また、実施の形態に係る電力供給システムによれば、電力供給システム1内の第1のバッテリ10の容量が低下あるいは空となった場合であっても、電力供給システム1の外郭に設けられた直流電力供給用の端子である外部電力入力端子25から直流電力を供給することで、電力供給システム1の動作を継続または再開することが可能となる。
また、実施の形態に係る電力供給システムは、第1および第2の動作モードという2つの動作モードで動作し、第1の動作モードの出力電圧を第2の動作モードの出力電圧よりも高く設定した。この動作により、市販の電気自動車に使用される第2のバッテリの電池電圧以上の電圧を、電気自動車の第2のバッテリと接続する前に直流母線に印加して絶縁診断を行うことができ、漏電等の重大な事故を未然に防ぐことができる。
なお、本実施の形態で説明した制御部9の機能は、処理回路により実現することができる。この処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリに格納されたプログラムを実行するCPU(Central Processing unit:中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)であってもよい。
処理回路が専用のハードウェアである場合の構成を図5に示す。処理回路が図5に示した専用のハードウェアである場合、処理回路50は、例えば単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、または、これらを組み合わせたものが該当する。
処理回路がCPUの場合のハードウェア構成を図6に示す。図示のように、処理回路60は、プロセッサ61およびメモリ62を備えて構成される。処理回路60では、プロセッサ61が、メモリ62に記憶されたプログラムを呼び出して実行することにより、上述した制御部9の機能を実現することができる。すなわち、制御部9の機能は、プログラムという形で具現され、当該プログラムが呼び出されてメモリ62に格納され、メモリ62に記憶されたプログラムをプロセッサ61が実行することで実行される。ここで、メモリ62は、例えばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Electrically Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ等である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 電力供給システム、2 蓄電システム(電気自動車)、3 商用系統、4,14 コネクタ、5,6 開閉器(第1の開閉器)、7 コンデンサ、8 双方向電力変換装置、9,21 制御部、10 第1のバッテリ、11 昇圧回路(充電手段)、12 電圧検知回路(第1の電圧検知回路)、13 電圧検知回路(第2の電圧検知回路)、15 第2のバッテリ、16,17 開閉器(第2の開閉器)、18 宅内負荷、19 地絡検出回路、20 電流検知回路、24 切換え回路、25 外部電力入力端子、26,27,28 ダイオード、30 直流母線。

Claims (5)

  1. 商用系統から供給される交流電力と蓄電システムから供給される直流電力とを相互に変換する電力供給システムであって、
    前記蓄電システムと前記電力供給システムとの間の電気的接続を開閉する開閉器と、
    前記蓄電システムと電気的に並列接続されたコンデンサと、
    直流電力を蓄積する第1のバッテリと、
    前記コンデンサを充電する充電手段と、
    前記電力供給システムに設けられた直流電力供給用の接続端子と、
    を備え、
    前記第1のバッテリと前記接続端子の双方から前記充電手段に電力供給可能に構成した電力供給システム。
  2. 前記接続端子から供給される電力を、前記第1のバッテリから供給される電力よりも優先して使用できるように構成されている請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 前記充電手段は、予め設定された固定電圧を出力する第1の動作モードと、前記蓄電システムの電圧と等しい電圧を出力する第2の動作モードの双方で動作可能に構成されている請求項1または2に記載の電力供給システム。
  4. 前記第1の動作モードにおける出力電圧は、前記第2の動作モードにおける出力電圧よりも高く設定されている請求項3に記載の電力供給システム。
  5. 前記蓄電システム内の第2のバッテリの電圧を検出する第1の電圧検出回路と、前記コンデンサの電圧を検出する第2の電圧検出回路と、が設けられると共に、
    前記開閉器として、前記電力供給システム内には第1の開閉器が設けられ、前記蓄電システム内には第2の開閉器が設けられる構成において、
    前記電力供給システムの絶縁耐力が低下していないと判断された場合に、前記コンデンサの電圧を放電させた後に前記第1の開閉器を開放状態、前記第2の開閉器を閉状態に制御し、
    前記第2の電圧検知回路によって検出された前記コンデンサの電圧が、前記第1の電圧検知回路によって検出された前記第2のバッテリの電圧と等しくなるように前記充電手段を動作させて前記コンデンサを充電し、前記コンデンサの電圧が前記第1の電圧検知回路の検知電圧と等しくなったことを検知した後に、前記第1の開閉器を閉状態に制御する
    請求項4に記載の電力供給システム。
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