JP2017011519A - ネットワークを用いた通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のノードのうちの1つが、データを送信することで他のノードのハードウェアを早急に制御できる通信システムを提供する。
【解決手段】通信可能に接続された少なくとも2つ以上のノード2が、ソフトウェアを用いた演算処理を行って他のノード2に対する送信データ(Dt(Dtn、Dti))を生成する送信ソフトウェア部8と、送信データを送出するデータ送信部(92(18、20))と、他のノード2から送信されたデータ(Di(Din、Dii))を受信するデータ受信部(21、22)と、少なくともデータ受信部(21)が受信したデータ(Din)に基づいてソフトウェアを用いた演算処理を行って制御対象7を制御する受信ソフトウェア部9と、他のノード2により生成された割込データ(Dti、Dii)に基づいて、受信ソフトウェア部9を介さずに直接制御されるハードウェア(7、70)とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のノードがネットワークを介して通信可能に接続された通信システムに関する。
複数のコンピュータ等の端末(ノード)を通信可能に接続するネットワークのトポロジーには、バス型、スター型、リング型、メッシュ型等がある。バス型のネットワークの例としては、イーサネット(登録商標)がある。イーサネットは、物理的にはスター型構成とされるが、論理的にはバス型構成を採っており、各ノードは自由に信号(データ)を発信することができる。その一方で、イーサネットでは、信号の衝突が発生することがあり、この場合には信号の送達が遅れる(即ち、レイテンシが大きい)。
リング型のネットワークも、イーサネットと同様に物理的にはハブに集線したスター型構成とされることが多い。リング型ネットワークの例としては、トークンリングがある。トークンリングでは、トークンと呼ばれる信号がリングを周回しており(トークンパッシング)、トークンを得たノードのみがデータを送信することができる。つまり、トークンを得ていないノードはデータを送信することができないため、ネットワーク上でデータが衝突することがない。
複数のノードがトークンリングを介して接続された通信システムにおいて、ノードの機能を複雑化させずに受信側ノードの負荷変動に対応させるためのフロー制御方式として、送信元ノードは、受信側ノード宛のデータとビジートークンとの組を送出する送出手段と、自己が送出した組を受信した時に、組をそのまま送出する中継手段とを備え、受信側ノードが、組を受信した時に受信余裕がないならば、組をそのまま送出する中継手段と、組を受信した時に受信余裕があるならば、組にあるデータを受信する受信手段と備える構成とした発明が提案されている(特許文献1)。
特開2001−326663号公報
しかしながら、特許文献1の発明では、送信元ノードが制御内容を埋め込んだデータを送ったとしても、受信側ノードに受信余裕がない状態が続いた場合には、中継手段がデータをそのまま送出し続けるため、受信側ノードがデータを受信してハードウェアを制御することができない。
また、ネットワークを介して互いに接続された複数のノードの1つが、他のノードのハードウェアを制御するためには、送信元ノードが制御内容を埋め込んだパケット等のデータを送信し、受信側のノードは受信したデータの内容を、ソフトウェアを用いた演算処理により解釈してハードウェアを制御することが一般的である。しかしながら、ソフトウェアが介在すると、たとえ、受信側ノードが送信元ノードからのデータを受け取ったとしても、処理に時間がかかることがあり、早急にハードウェアを制御することが困難である。
本発明は、このような背景に鑑み、複数のノードのうちの1つが、データを送信することで他のノードのハードウェアを早急に制御できる通信システムを提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、本発明は、複数のノード(2)がネットワーク(3)を介して通信可能に接続された通信システム(1)であって、少なくとも2つ以上の前記ノードが、ソフトウェアを用いた演算処理を行い、他のノードに対して送信すべき送信データ(Dt(Dtn、Dti))を生成する送信ソフトウェア部(8)と、前記送信データを送出するデータ送信部(92(18、20))と、他のノードから送信されたデータ(Di(Din、Dii))を受信するデータ受信部(21、22)と、少なくとも前記データ受信部(21)が受信したデータ(Din)に基づいてソフトウェアを用いた演算処理を行い、制御対象(7)を制御する受信ソフトウェア部(9)と、他のノードにより生成された割込データ(Dti、Dii)に基づいて、前記受信ソフトウェア部を介さずに直接制御されるハードウェア(7、70)とを備える構成とする。
この構成によれば、データ受信部が受信した通常のデータに基づいてソフトウェアを用いた演算処理を行う受信ソフトウェア部による制御対象の制御を行いつつ、1つのノードが他のノードに割込データを送信することで、他のノードのハードウェアを、受信ソフトウェア部を介さずに早急に制御することができる。
また、上記の発明において、前記ハードウェア(7、70)は、前記割込データに基づいて直接制御されるハードウェア論理回路であるとよい。
この構成によれば、他のノードにより生成された割込データに基づいて受信ソフトウェア部を介さずに直接制御されるハードウェア構成を簡単な構成で実現できる。
また、上記の発明において、前記ハードウェア論理回路は、前記割込データに基づいて前記ソフトウェアを再起動させるように構成されているとよい。
通信システムが電子機器に異常が発生し得る過酷な環境で使用される場合等には、ソフトウェアがハングして演算処理部によるハードウェアの制御が不能になる虞がある。この構成によれば、1つのノードにおいて演算処理部による制御対象の制御が不能になっている場合に、他のノードが再起動指令を送信することで、ハードウェア論理回路にソフトウェアを再起動させることができる。
また、上記の発明において、前記割込データ(Dii、Dti)が1つのノードから複数のノードに対して送信され、前記2つ以上の前記ノードの前記ハードウェア論理回路が前記割込データに基づいて制御されることにより、前記2つ以上の前記ノードの前記制御対象の動作を同期させる構成とするとよい。
複数のノードのそれぞれがソフトウェアを介してハードウェアを制御している場合には、レイテンシが比較的大きいために複数の制御対象の動作を同期させることは困難である。この構成によれば、複数のノードの制御対象の動作を同期させることができる。
また、上記の発明において、前記ネットワーク(3)がリング状に通信可能に接続され且つリングの一方向に通信を行うリング型であり、前記複数の前記ノードのそれぞれが、前記ネットワークの上流側から受信したデータ(Drn、Dri)を中継するべく送出するデータ中継部(91(17、19))と、前記データ中継部から送出されたデータ(Drn、Dri)及び前記データ送信部(92(18、20))から送出されたデータ(Dtn、Dti)の一方を他のノードに向けて出力すると共に、出力するデータを切り替えるデータ出力切替部(93(24、25))とを更に備え、前記ハードウェア論理回路は、前記割込データに基づいて、前記データ出力切替部に対して前記データ中継部から送出されたデータ(Drn、Dri)を出力させるように構成されているとよい。
この構成によれば、ネットワークがリング型であるため、データが衝突することがない。一方、ネットワークがリング型である場合、1つのノードにソフトウェアのハングやハードウェアの故障等が発生し、通信不良が生じると、ネットワークに接続された他のノード間の通信に支障を来たす虞がある。この構成によれば、1つのノードに通信不良が生じた場合に、他のノードが割込データを送信することで、通信不良が生じたノードにデータの中継を行わせると共に、中継されるデータ以外のデータの出力を停止させることができる。
このように本発明によれば、複数のノードのうちの1つが、データを送信することで他のノードのハードウェアを早急に制御できる通信システムを提供することができる。
実施形態に係る通信システムの概略構成図 図1に示す各ノードの機能ブロック図 データパケットの構成図 割込パケットの構成図 図2に示すデータ中継ブロックの機能ブロック図 図2に示すデータ送信ブロックの機能ブロック図 図2に示すデータ受信ブロックの機能ブロック図 図2に示すデータ出力切替ブロックの機能ブロック図 図2に示すデータ出力切替ブロックにおけるデータ出力切替の説明図 図2に示す割込受信ブロックの機能ブロック図 図2に示す割込送信ブロックの機能ブロック図 割込指令による処理の説明図 通常時におけるデータ処理のフロー図 割込時におけるデータ処理のフロー図 割込による再起動処理の説明図 異常発生時における割込によるシステム復帰処理のフロー図 図16に示すバイパス処理の説明図 図16に示すバイパス処理の説明図 変形例に係る通信システムの概略構成図
本発明に係る通信システム1の実施形態を図1〜図17を参照して説明する。
図1に示されるように、通信システム1は、複数(図示例では4つ)のノード2(2A、2B、2C、2D)と、これらのノード2をリング状に通信可能に接続するリング型のネットワーク3とにより構成されている。この通信システム1では、各ノード2が、演算処理部をなすCPU4と、ネットワーク3のリングに沿う一方向にデータを送るように構成されたネットワークコントローラ5とを有している。つまり、複数のノード2が、リング状に通信可能に接続され且つリングの一方向に通信を行うリング型のネットワーク3を介して通信可能に接続されている。
なお、リング型のネットワーク3とは論理的な通信構成を意味し、物理的にリング型構成である必要はない。また、通信可能に接続されているとは、通信線を介して物理的に接続されるものの他、無線接続されるものも含む。
複数のノード2は、CPU4によるソフトウェアを用いた演算処理を行い、演算処理により出力されたデータに基づいて、ハードウェアからなる対応する制御対象7(図2)をそれぞれ制御する制御装置である。ハードウェアとは、電源に電気的に接続された電気装置であり、例えば、電動機や電磁弁、照明器具、電気素子、及びそれらへの供給電力を制御するドライバ等を含む。例えば、通信システム1は、自律的に又は遠隔操作により動作するロボットに搭載され、ノード2がロボットの各部を制御する分散制御システムとして構成される。なおこの場合、電源はロボットに搭載されてもよく、ロボットに搭載されずに電源線を介してロボットに接続されてもよい。
図2に示されるように、各ノード2は、ハードウェアにより構成される上記のネットワークコントローラ5と、CPU4によるソフトウェアを用いた演算処理を行い、他のノード2に対して送信すべきデータを生成する機能部である送信ソフトウェア部8と、少なくとも他のノード2から受信したデータに基づいてCPU4によるソフトウェアを用いた演算処理を行い、制御対象7を制御する機能部である受信ソフトウェア部9とを有している。送信ソフトウェア部8は、他のノード2に対する送信データDtとして、通常制御に用いられるデータ(以下、通常送信データDtnと称する)と、通常送信データDtnに優先される割込送信データDtiとの2種類を生成する。
各ノード2では、ネットワーク3の上流側から送信されたデータがネットワークコントローラ5に入力される。ネットワーク3上で通信されるデータは、パケット単位で転送される。図3に示されるように、通常送信データDtnのパケット(即ち、データパケット)は、ヘッダー、データ、トレーラー及びCRCを含むフレームにより構成される。ヘッダーは、符号、パケット先頭(SOP)、中継数(HOP)及び自ノードID(SID)により構成される。トレーラーは、パケット末尾(EOP)、空きバッファサイズ(FBC)、送信先ノードID(DID)及びパケット優先度(PRI)により構成される。
一方、割込送信データDtiのパケット(以下、割込パケット又は単に割込データと呼ぶことがある)は、図4に示されるように、ヘッダー、トレーラー及びCRCを含むフレームにより構成される。つまり、割込パケットは、図3に示されるデータを含んでいない。割込パケットのヘッダーは、データパケットと同様に、符号、パケット先頭(SOP)、中継数(HOP)及び自ノードID(SID)により構成される。一方、割込パケットのトレーラーは、パケット末尾(EOP)、空きバッファサイズ(FBC)、送信先ノードID(DID)及び割込ピン番号(INT)により構成される。つまり、上記の通り割込パケットはデータパケットに優先されるため、割込パケットのトレーラーは、図3に示されるパケット優先度(PRI)を含んでおらず、その代わりに割込ピン番号(INT)を含んでいる。
図2に戻り、ネットワークコントローラ5はパケット分配器11を有しており、入力データDiはパケット分配器11により後述する各部に分配される。他のノード2から送信されてパケット分配器11に入力する入力データDiにも、通常制御に用いられるデータ(以下、通常入力データDinと称する)と、通常入力データDinに優先される割込入力データDiiとの2種類がある。図2では、通常入力データDinを含むデータパケットを太線で示し、割込入力データDiiを含む割込パケットを破線で示している。
パケット分配器11に入力したデータが通常入力データDinである場合、パケット分配器11は通常入力データDinをデータ送出部12及びデータ受信部13のそれぞれに分配する。一方、パケット分配器11に入力したデータが割込入力データDiiである場合、パケット分配器11は割込入力データDiiを割込送出部14及び割込受信部15のそれぞれに分配する。
送信ソフトウェア部8は、生成した他のノード2に対する通常送信データDtnを送受信バッファ16に書き込むと共に、符号や優先度等の通常送信データDtnに関する情報(以下、送信データ情報DItと称する)をデータ送出部12(具体的には、後述する送信データ情報格納バッファ40(図6参照))に書き込む。また、送信ソフトウェア部8は、生成した他のノード2に対する割込送信データDtiを割込送出部14(具体的には、後述する割込送信ブロック20のソフトウェア書き込み用レジスタ71(図10参照))に書き込む。
データ送出部12は、パケット分配器11から分配された通常入力データDinの送信先が自ノードでない通常中継データDrnである場合に通常中継データDrnをそのまま送出するデータ中継ブロック17と、送信ソフトウェア部8が生成した他のノード2に対する通常送信データDtnを送出するデータ送信ブロック18とを有している。データ送信ブロック18は、パケット分配器11から分配された通常入力データDinに基づいて後述する送信完了判定を行うと共に、送信ソフトウェア部8が書き込んだ送信データ情報DItに対応する通常送信データDtnを送受信バッファ16から読み出して送出する。
割込送出部14は、パケット分配器11から分配された割込入力データDiiの送信先が自ノードでない割込中継データDriである場合に割込中継データDriをそのまま送出する割込中継ブロック19と、送信ソフトウェア部8が生成した他のノード2に対する割込送信データDtiを送出する割込送信ブロック20とを有している。
データ受信部13は、パケット分配器11から分配された通常入力データDinの送信先が自ノードであり、受信すべき場合に、通常入力データDinを受信データDinrとして受信して送受信バッファ16に書き込むと共に、送受信バッファ16から受信データDinrを読み出して受信ソフトウェア部9に提供するデータ受信ブロック21を有している。
割込受信部15は、パケット分配器11から分配された割込入力データDiiの送信先が自ノードである割込データである場合に割込入力データDiiを受信し、ハードウェア制御信号Scとしてハードウェアに送出する割込受信ブロック22を有している。
データ中継ブロック17から送出された通常中継データDrn、データ送信ブロック18から送出された通常送信データDtn、割込中継ブロック19から送出された割込中継データDri、及び割込送信ブロック20から送出された割込送信データDtiは、出力切替部23に入力される。
出力切替部23では、データ出力切替ブロック24が、通常中継データDrn及び通常送信データDtnの一方を他のノード2に向けて出力すべき通常送出データDonとして出力すると共に、出力する通常送出データDonを通常中継データDrn及び通常送信データDtnの間で切り替える。また、割込出力切替ブロック25が、割込中継データDri及び割込送信データDtiの一方を他のノード2に向けて出力すべき割込送出データDoiとして出力すると共に、出力する割込送出データDoiを割込中継データDri及び割込送信データDtiの間で切り替える。また、出力切替ブロック26が、データ出力切替ブロック24から出力される通常送出データDon、及び割込出力切替ブロック25から出力される割込送出データDoiの一方を出力データDoとして出力すると共に、出力データDoを通常送出データDon及び割込送出データDoiの間で切り替える。
なお、全てのノード2がこれらの機能部の全てを有している必要はない。例えば、1つのノード2が、送信ソフトウェア部8により割込送信データDtiを生成し、割込送信ブロック20を有し、他のノード2は割込送信ブロック20や割込出力切替ブロック25を有しなくもよい。但し、全てのノード2は、少なくともデータ送出部12、データ中継ブロック17、データ送信ブロック18、割込中継ブロック19、割込送信ブロック20、データ受信ブロック21、割込受信ブロック22及び受信ソフトウェア部9を備えている。
以下、ノード2の各部について詳細に説明する。
図5に示されるように、データ中継ブロック17では、パケット判定部31が通常入力データDinの中継判定を行う。具体的には、パケット判定部31は、送信データ情報DItの自ノードID(SID)に基づいて、通常入力データDinが自ノードにより生成されたデータであるか否かを判定する。また、パケット判定部31は、中継数(HOP)に基づいて、中継異常があるか否か、具体的には中継数がネットワーク3上のノード数以上であるか否かを判定する。
パケット判定部31の判定結果に基づき、制御部32が通常入力データDinを中継し、又は破棄する。具体的には、通常入力データDinが自ノードにより生成されたデータである場合には、制御部32は、ネットワーク3のリングを1周回ったものとして通常入力データDinを破棄する。また、通常入力データDinの中継数がノード数以上である場合には、制御部32は、異常データであるものとして通常入力データDinを破棄してエラー表示データを付加する。なお、制御部32には、後述するデータ出力切替ブロック24の制御部62(図8参照)から出力待ち信号Swが入力するようになっている。
一方、通常入力データDinが正常であり中継すべき通常中継データDrnであることがパケット判定部31により判定された場合には、制御部32は、通常中継データDrnの中継数をインクリメントし、データセレクタ33に対するデータ選択制御を行う。また、制御部32は、出力待ち信号Swに応じ、データ保持部34に対するデータ入出力制御を行う。データセレクタ33は、制御部32の指令に従って、アイドルデータ、上記エラー表示データ及び通常入力データDin(通常中継データDrn)の中から1つを選択し、データ保持部34に通常中継データDrnを書き込む。出力待ち信号Swが制御部32に入力しておらず、制御部32がデータ出力の指令を出すと、データ保持部34は保持している通常中継データDrnを送出する。
データ中継ブロック17の制御部32は、上記所定の動作を行うようにプログラミングされたハードウェアにより構成される。制御部32を構成するハードウェアとしては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)や、PLD(Programmable Logic Device:プログラマブルロジックデバイス)、ASSP(Application Specific Standard Produce)等のハードウェア論理回路を利用することができる。ASICを利用する場合は、ゲートアレイ、ストラクチャードASIC等のマスタ・スライス型であってよく、セルベースASIC等のカスタム型であってもよい。また、PLDを利用する場合は、Simple PLD及びCPLD(Complex PLD)を含む狭義のPLDであってよく、FPGA(Field-Programmable Gate Array)を更に含む広義のPLDであってもよい。ハードウェアは、好ましくはPLD(プログラマブルロジックデバイス)である。後述するネットワークコントローラ5の各部(各ブロック)の制御部42、52、62、73、82も、同様にハードウェアにより構成される。
図6に示されるように、データ送信ブロック18には、パケット分配器11から分配された通常入力データDinが入力している。送信完了判定部41は通常入力データDinに基づいて送信完了判定を行う。具体的には、送信完了判定部41は、自ノードが送信した通常送信データDtnがネットワーク3のリングを1周回って帰ってきたことをもって当該通常送信データDtnの送信完了を判定する。送信完了判定部41による判定結果は、制御部42に送られる。
送信データ情報格納バッファ40には、送信ソフトウェア部8により1塊として生成された通常送信データDtnの送信データ情報DItが書き込まれている。各通常送信データDtnには、上記の通り送信ソフトウェア部8により優先度(例えば、最優先、優先度高、優先度中、優先度低等)が与えられている。データ送信ブロック18では、制御部42が、送信データ情報格納バッファ40に優先度ごとのキューとして格納された送信データ情報DItを優先度の高いものから順に取り出し、取り出した送信データ情報DItに対応する通常送信データDtnを送受信バッファ16から読み出してパケット生成指令Cpを生成してパケット生成部43に送出する。この際、制御部42は、先に送信した通常送信データDtnのデータパケットが送信完了判定部41により送信完了と判定されるまで、次に送信すべきデータパケットを送受信バッファ16から取得しないように制御する。また、制御部42は、後述するデータセレクタ44に対するデータ選択制御を行う。
パケット生成部43は、制御部42からのパケット生成指令Cpに応じ、送受信バッファ16から通常送信データDtnを読み出し、通常送信データDtnのデータパケットを生成する。この際、パケット生成部43は送受信バッファ16から空きバッファサイズ(FBC)等の関連情報を読み込み、データパケットに埋め込む。パケット生成部43により生成された通常送信データDtnのデータパケットは、データ保持部45に一旦保持され、上記データ出力切替ブロック24の制御部62(図8参照)からの出力待ち信号Swが入力していなければ、データセレクタ44に向けて送出される。データセレクタ44は、制御部42の指令に従って、アイドルデータ及び通常送信データDtnのいずれか1つを選択し、通常送信データDtnとして送出する。
図7に示されるように、データ受信ブロック21では、受信判定部51が、入力された通常入力データDinを解析し、受信するか否かの受信判定を行う。具体的には、受信判定部51は、通常入力データDinの送信先ノードID(DID)が自ノードである場合に受信することを判定し、送信先ノードIDが自ノードでない場合に受信しないことを判定する。
データ受信ブロック21では、制御部52が、送受信バッファ16の書き込み可能な空きバッファを送受信バッファ16から取得する。制御部52は、受信判定部51から受信すべき判定結果を得た場合には、入力された通常入力データDinを書き込むべき書き込み先を空きバッファの中から指定したバッファ書き込み先指令Cdをデータ書き込み部53に対して送出する。データ書き込み部53は、受信判定部51からの受信判定及び制御部52からのバッファ書き込み先指令Cdを受けると、入力された通常入力データDinを受信データDinrとして送受信バッファ16の指定された位置に書き込む。
また、制御部52は、受信データDinr(入力された通常入力データDin)に関する情報(以下、受信データ情報DIrと称する)にバッファ書き込み先を付加すると共に受信データ情報DIrに基づいて優先度を確認し、受信データ情報DIrを優先度ごとのキューとして受信データ情報格納バッファ50に書き込む。受信データ情報格納バッファ50に書き込まれた受信データ情報DIrは、優先度の高いものから順に受信ソフトウェア部9により取り出される。
受信ソフトウェア部9は、取り出した受信データ情報DIrに対応する受信データDinrを送受信バッファ16から読み出し、少なくとも読み出した受信データDinrに基づいて制御対象7(図2)のハードウェアを制御する。受信ソフトウェア部9は、例えばロボットの関節駆動用の電動機に対する供給電力を調整するモータドライバを制御する。
図8に示されるように、データ出力切替ブロック24には、データ中継ブロック17(図5)のデータ保持部34から送出された通常中継データDrnと、データ送信ブロック18(図6)のデータセレクタ44から送出された通常送信データDtnとが入力している。データ出力切替ブロック24は、通常中継データDrn及び通常送信データDtnが入力するデータセレクタ61と、入力した通常中継データDrn及び通常送信データDtnに基づいてデータセレクタ61に対するデータ選択制御を行うと共に、データ中継ブロック17(図5)及びデータ送信ブロック18(図6)に対する出力待ち信号Swを出力する制御部62とを有している。
データセレクタ61は、制御部62の指令に従って、通常中継データDrn及び通常送信データDtnのいずれか1つを選択し、選択したデータを通常送出データDonとして出力する。制御部62は、通常送信データDtnを通常中継データDrnよりも優先させてデータセレクタ61が出力するように指令を出す。また、制御部62は、一方のデータの出力中には他方のデータの入力と衝突しないように、1パケットのデータ出力が完了するまで、データ中継ブロック17及びデータ送信ブロック18に対して出力待ち信号Swを出力する。
図9を参照して、データ中継ブロック17、データ送信ブロック18及びデータ出力切替ブロック24における動作の具体例について説明する。図9の例では、データ中継ブロック17には、他のノード2から送信された通常入力データDinとして通常中継データDrnのパケットB0、B1、B2がこの順に入力している。一方、データ送信ブロック18には、送信ソフトウェア部8からの送信データ情報DItに従って送受信バッファ16(図6)から読み込んだ通常送信データDtnのパケットC0、C1、C2がこの順に、且つパケットC0がパケットB1と同時となるタイミングで入力している。
このような場合、データ出力切替ブロック24は、最初に入力した通常中継データDrnのパケットB0を出力した後、通常中継データDrnのパケットB(B1、B2)の出力を行わずに通常送信データDtnのパケットC(C0、C1、C2)を優先的に出力する。そして、通常送信データDtnのパケットCの出力が完了した後に、データ出力切替ブロック24は通常中継データDrnのパケットB1、B2を出力する。データ出力切替ブロック24がこのようなデータ出力の切り替えを行うことにより、データの衝突が防止される。
詳細な図示は省略するが、割込中継ブロック19(図2)は、データ中継ブロック17(図2、図5)と同様の機能を有している。具体的には、割込中継ブロック19では、パケット判定部が自ノードID(SID)及び中継数(HOP)に基づいて、割込入力データDiiの中継判定を行う。パケット判定部の判定結果に基づき、制御部が割込入力データDiiを中継し、又は破棄する。各機能部の具体的機能はデータ中継ブロック17の説明と重複するためここでは一部割愛するが、割込中継ブロック19では、割込入力データDiiが正常であり中継すべき割込中継データDriであることがパケット判定部により判定された場合には、制御部が、割込中継データDriの中継数をインクリメントし、割込中継データDriを送出する。
図10に示されるように、割込送信ブロック20には、送信ソフトウェア部8により生成された割込送信データDtiが直接(割込送信データDtiの送信データ情報DItではなく割込送信データDtiそのものが)入力している。また、割込送信ブロック20には、タイマ等のハードウェア70から送出される割込送信データDtiも入力している。送信ソフトウェア部8から入力する割込送信データDtiは、ソフトウェア書き込み用レジスタ71に書き込まれる。一方、ハードウェア70から入力する割込送信データDtiは、ハードウェア書き込み用レジスタ72に書き込まれる。
割込送信ブロック20では、制御部73が、ソフトウェア書き込み用レジスタ71及びハードウェア書き込み用レジスタ72に書き込まれた割込送信データDtiを割込要求として受け取り、割込要求を受けるとパケット生成部74に対してパケット生成指令Cpを送出する。この際、制御部73は、ソフトウェア書き込み用レジスタ71からの割込要求よりも、ハードウェア書き込み用レジスタ72からの割込要求を優先して受け付ける。また、制御部73は、後述するデータセレクタ75に対するデータ選択制御を行う。
パケット生成部74は、パケット生成指令Cpを受けると、パケット生成指令Cpに対応するソフトウェア書き込み用レジスタ71又はハードウェア書き込み用レジスタ72から割込送信データDtiを読み出し、読み出した割込送信データDtiのパケット(割込パケット)を生成する。パケット生成部74は、生成した割込送信データDtiのパケットをデータセレクタ75に送出する。データセレクタ75は、制御部73の指令に従って、アイドルデータ及び割込送信データDtiのパケットのいずれか1つを選択し、割込送信データDtiとして送出する。
詳細な図示は省略するが、図2に示される割込出力切替ブロック25は、割込中継ブロック19から送出される割込中継データDriと、割込送信ブロック20から送出される割込送信データDtiとに対し、データ出力切替ブロック24(図2、図8)と同様の出力切替機能を有している。具体的には、割込出力切替ブロック25は、割込中継データDri及び割込送信データDtiが入力するデータセレクタと、入力した割込中継データDri及び割込送信データDtiに基づいてデータセレクタに対するデータ選択制御を行う制御部とを有している。データセレクタは、制御部の指令に従って、割込中継データDri及び割込送信データDtiのいずれか1つを選択し、割込送信データDtiとして出力する。制御部は、割込送信データDtiを割込中継データDriよりも優先させてデータセレクタが出力するように指令を出す。
図2に示される出力切替ブロック26についても詳細な図示は省略して説明する。出力切替ブロック26も、データ出力切替ブロック24(図2、図8)から送出される通常送出データDonと、割込出力切替ブロック25(図2)から送出される割込送出データDoiとに対し、データ出力切替ブロック24や割込出力切替ブロック25と同様の出力切替機能を有している。具体的には、出力切替ブロック26は、通常送出データDon及び割込送出データDoiが入力するデータセレクタと、入力した通常送出データDon及び割込送出データDoiに基づいてデータセレクタに対するデータ選択制御を行う制御部とを有している。データセレクタは、制御部の指令に従って、通常送出データDon及び割込送出データDoiのいずれか1つを選択し、選択したデータを出力データDoとして出力する。制御部は、割込送出データDoiを通常送出データDonよりも優先させてデータセレクタが出力するように指令を出す。
図11に示されるように、割込受信部15では、受信判定部81が、入力された割込入力データDiiの受信データ情報DIrを解析し、受信するか否かの受信判定を行う。具体的には、受信判定部81は、割込入力データDiiの送信先ノードID(DID)が自ノードである場合に受信することを判定し、送信先ノードIDが自ノードでない場合及びエラーデータである場合に受信しないことを判定する。
割込受信部15では制御部82が、受信判定部81から受信すべき判定結果を得た場合に、入力された割込入力データDiiを受け取り、受け取った割込入力データDiiを解析して、ハードウェア制御信号Scとして対応するハードウェアに向けて出力する。即ち、ハードウェア制御信号Scは、受信ソフトウェア部9の制御対象7(図2)であるハードウェア(例えばロボットの関節駆動用の電動機に対する供給電力を調整するモータドライバ)に対するものであってもよく、その他のハードウェアに対するものであってもよい。
ハードウェア制御信号Scにより制御されるハードウェアは、ASIC(特定用途向け集積回路)や、PLD(プログラマブルロジックデバイス)、ASSP、IC(リセットIC等)等のハードウェア論理回路である。好ましくは、ハードウェアは、ASICやPLD等のカスタム設計されるハードウェア論理回路である。ハードウェアがASICである場合は、ゲートアレイ、ストラクチャードASIC等のマスタ・スライス型であってよく、セルベースASIC等のカスタム型であってもよい。また、ハードウェアがPLDである場合は、Simple PLD及びCPLDを含む狭義のPLDであってよく、FPGAを更に含む広義のPLDであってもよい。より好ましくは、ハードウェアはPLD(プログラマブルロジックデバイス)である。
以下、ハードウェア制御信号Scの種類やその内容、それによる動作について説明する。
まず、割込受信部15が出力するハードウェア制御信号Scが、受信ソフトウェア部9の制御対象7であるハードウェアに対するものである場合について説明する。
図12に示されるように、ここでは、n個のノード2(ネットワーク3のリングのデータ送信方向に順に第1、第2、・・・第nとする)により通信システム1が構成されている。第1のノード2は、第nのノード2を送信先とする割込送信データDtiを生成し、生成した割込送信データDtiのパケット(割込パケット)を出力データDoとしてネットワーク3のリングの下流側に送信する。割込パケットは、第2のノード2、第3のノード2、・・・に中継されて第nのノード2に送達される。
第nのノード2では、割込受信部15により割込パケット(割込送信データDti)が割込入力データDiiとして受信される。受信された割込入力データDiiは、割込データの割込ピン番号(INT)に対応するハードウェア(制御対象7への割込ピン)に向けてハードウェア制御信号Scとして出力される。ハードウェア制御信号Scが入力されたハードウェア(論理回路)は、ハードウェア制御信号Scに基づいて直接制御される。
次に、ハードウェアが受信ソフトウェア部9により制御される場合と、ハードウェア制御信号Scにより直接制御される場合との処理の違いについて説明する。図13は、ハードウェアが受信ソフトウェア部9により制御される通常時のフロー図であり、図14は、ハードウェアがハードウェア制御信号Scにより直接制御される割込時のフロー図である。
図13に示されるように、ハードウェアが受信ソフトウェア部9により制御される通常時には、第nのノード2は、まず通常入力データDinのデータパケットをデータ受信ブロック21(図2、図7)で受信する(ステップST1)。次いで、第nのノード2は、受信した通常入力データDinを送受信バッファ16に書き込む(ステップST2)。その後、第nのノード2は、受信データ情報格納バッファ50(図7)に格納された受信データ情報DIrの優先度に応じた割込を行う(ステップST3)。ここまでの処理はハードウェアのみによって行われる。
続いて、第nのノード2は、受信ソフトウェア部9(図2、図7)により送受信バッファ16から通常入力データDinを読み出す(ステップST4)。その後、第nのノード2は、受信ソフトウェア部9において通常入力データDinを解析・演算処理する(ステップST5)。そして最後に、第nのノード2は、解析・演算処理したデータに基づいてハードウェアを制御する(ステップST6)。ステップST4〜ステップST6の処理は、CPU4によるソフトウェアを用いた演算処理によって行われる。
一方、図14に示されるように、ハードウェアがハードウェア制御信号Scにより直接制御される割込時には、第nのノード2は、まず割込入力データDiiのパケット(割込パケット)を割込受信ブロック22(図2)の受信判定部81(図11)で受信する(ステップST11)。次に、第nのノード2は、受信した割込入力データDiiを制御部82(図11)で解析する(ステップST12)。その後、第nのノード2は、制御部82により割込入力データDiiをハードウェア制御信号Scとして出力して対応するハードウェアを、ソフトウェアを介さずに直接制御する。即ち、これらステップST11〜ステップST13の全ての処理はハードウェアのみによって行われる。
このように第1のノード2が第nのノード2に対して割込送信データDtiを送信し、第nのノード2が受信した割込入力データDiiに基づいて、ソフトウェア(受信ソフトウェア部9)を介在させずにハードウェアを直接制御することにより、小さいレイテンシでハードウェアが制御される。また、第nのノード2の送信ソフトウェア部8や受信ソフトウェア部9が暴走し又はCPU4がハングアップしていたとしても、ソフトウェアを介在させないため、割込送信データDtiによりハードウェアを制御することが可能である。
また、第1のノード2が複数のノード2に対して割込送信データDtiを生成し、生成した割込送信データDtiのパケット(割込パケット)を出力データDoとしてネットワーク3のリングの下流側に略同時に順次送信してもよい。そうすると、割込送信データDtiの送信先とされた複数(2つ以上であればよい)のノード2のハードウェアが割込送信データDtiに基づいて制御されることにより、これらのノード2の制御対象7の動作を同期させることができる。
次に、割込受信部15が出力するハードウェア制御信号Scが、受信ソフトウェア部9の制御対象7以外のハードウェアに対するものである場合について説明する。
図15に示されるように、ここでは第1のノード2が、ハングアップ状態の第nのノード2を送信先として、CPU4のリセットを行うハードウェア(リセット回路)に対する割込送信データDtiを送信している。
第nのノード2では、割込受信部15により割込パケット(割込送信データDti)が割込入力データDiiとして受信される。受信された割込入力データDiiは、割込データの割込ピン番号(INT)に対応するハードウェアであるリセット回路の割込ピンに向けてハードウェア制御信号Scとして出力される。ハードウェア制御信号Scが入力されたハードウェア(リセット回路)は、ハードウェア制御信号Scに基づいて直接制御され、ハングアップ状態のCPU4に対してリセット信号を出力する(即ち、ソフトウェアを再起動(リブート)させる)。
このように、上記のような受信ソフトウェア部9の制御対象7に対する直接制御とは別に、第1のノード2が第nのノード2に向けてハードウェア(リセット回路)に対する割込送信データDtiを送信することで、ハングアップ状態の第nのノード2のCPU4にリセットをかけることができる。これにより、第nのノード2の送信ソフトウェア部8や受信ソフトウェア部9を正常状態に戻すことができる。
一方、リセット回路に対するハードウェア制御信号Scが送られてCPU4に対してリセット信号が出力された場合であっても、CPU4が正常に再起動しない場合があり、送信ソフトウェア部8が暴走して不要なデータを送り続けることがある。そして、本実施形態のようにネットワーク3がリング型である場合には、このような事象が生じると、送信データDtが中継データDrに優先され、中継データDrが中継(送信)されなくなる。そこで、本実施形態では、暴走したノード2に対し、他のノード2が更に異なるハードウェアを制御する割込送信データDtiを送信することで、事態の解決が図られる。
具体的に説明すると、図16に示されるように、ノード2では、入力データDi(通常入力データDin及び割込入力データDii)が中継ブロック91(データ中継ブロック17及び割込中継ブロック19)に入力している。一方、ノード2では、送信ソフトウェア部8の暴走により、送信ブロック92(データ送信ブロック18及び割込送信ブロック20)から送信データDt(通常送信データDtn及び割込送信データDti)が出力され続けている。データセレクタ93(データ出力切替ブロック24及び割込出力切替ブロック25)は、送信データDtの通常送信データDtnを、通常入力データDinの通常中継データDrnよりも優先させ、送信データDtの割込送信データDtiを、割込入力データDiiの割込中継データDriよりも優先されて出力するため、他のノード2に必要な中継データDr(通常中継データDrn及び割込中継データDri)が出力されなくなる虞がある。
このような場合、他のノード2が、暴走しているノード2に対し、ハードウェアからなるデータセレクタ93の出力を入力データDi側に切り替える割込送信データDtiを送信することで、データセレクタ93から中継データDrが出力されるように、ノード2にデータセレクタ93を制御させること、即ち、正常なノード2が暴走しているノード2のデータセレクタ93を制御することができる。
例えば、図17(A)に示されるように、通信システム1において、ノード2の1つである第2のノード2にフェールが発生すると、(B)に示されるように、正常なノード2の1つである第1のノード2がフェールの発生した第2のノード2に対し、データセレクタ93の出力を入力データDi側に切り替える割込送信データDtiする。すると、(C)に示されるように、フェールの発生した第2のノード2は、自ら生成した送信データDtは送信せずに入力された中継データDrのみを出力する、即ちネットワーク3上を転送される中継データDrをバイパスさせる。なお、この場合であっても、正常な第1のノード2がフェールの発生したノード2の制御対象7を割込送信データDtiによって制御することは可能である。
このようなフェール発生時の制御の手順について図18を参照しながら説明する。1つのノード2にフェールが発生すると、通信システム1は次のような処理を行う。即ち、正常なノード2の1つが割込送信データDtiを送信することで、フェールの発生したノード2にリブートを行わせる(ステップST21)。正常なノード2は、リブートが成功したか否かを判定し(ステップST22)、成功した場合には(ステップST22:Yes)、全てのノード2が通常運転を行う(ステップST23)。
一方、リブートが成功しなかった場合(ステップST22:No)、正常なノード2はそれぞれフェールセーフ処理を行う(ステップST24)。その後、正常なノード2の1つが割込送信データDtiを送信することで、フェールの発生したノード2にデータセレクタ93を入力データDi側に切り替えるバイパス処理を行わせる(ステップST25)。次いで、正常なノード2は、バイパス処理が成功したか否かを判定し(ステップST26)、成功した場合には(ステップST26:Yes)、機能や性能を制限した縮退運転を行う(ステップST27)。一方、バイパス処理が成功しなかった場合(ステップST26:No)、フェールの発生したノード2に割込送信データDtiが届かなかった、即ち通信線が断線しているものとして、正常なノード2はフェールの発生したノード2に対する制御を終了する。
このように、暴走等のフェールが発生したノード2に対し、データ出力切替部に対して前記データ中継部から送出されたデータ(Drn、Dri)を出力させるようバイパス処理を行わせる割込送信データDtiを他のノード2が送信することにより、他のノード2に必要な中継データDr(通常中継データDrn及び割込中継データDri)がフェールの発生したノード2から出力されなくなることを防止できる。
≪変形例≫
次に、図19を参照して実施形態に係る通信システム1の変形例について説明する。なお、上記実施形態と形態又は機能が同一又は同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本変形例では、ネットワーク3が物理的にスター型の構成とされている。なお、ネットワーク3は、論理的にはスター型であってもよいが、バス型等の他の構成であってもよい。いずれにしても、各ノード2は中継機能(即ち、図2中のデータ中継ブロック17、割込中継ブロック19、データ出力切替ブロック24及び割込出力切替ブロック25)を有していない。従って、1つのノード2にフェールが発生したとしても、他のノード2間の通信に与える影響はない、或いは小さく、バイパス処理(図17、図18のステップST25〜ステップST28)を行う必要がない。
一方、少なくとも2つのノード2が、送信ソフトウェア部8、受信ソフトウェア部9、送信ブロック92(データ送信ブロック18及び割込送信ブロック20)、データ受信ブロック21及び割込受信ブロック22を有しており、互いに通信しながら制御対象7を制御する。そして、1つのノード2にフェールが発生した場合に、他のノード2がCPU4のリセットを行うハードウェア(リセット回路)に対する割込送信データDtiを送信することで、フェールの発生したノード2をリブートさせることが可能なことは、上記実施形態と同様である。また、1つのノード2が他のノード2の制御対象7であるハードウェアを、ソフトウェアを介さずに直接制御する割込送信データDtiを送信することで、他のノード2のハードウェアを小さいレイテンシで制御できることや、複数のハードウェアの動作を同期させられることは、上記実施形態と同様である。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、ネットワーク3は、リング型やスター型、バス型に限らず、メッシュ型であってもよい。この場合にも、各ノード2は中継機能を有する必要はないため、バイパス処理を行う必要はない。この他、各部材や部位の具体的構成や配置、数量、処理手順など、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。一方、上記実施形態に示した各構成要素は必ずしも全てが必須ではなく、適宜選択することができる。
1 通信システム
2 ノード
3 ネットワーク
4 CPU
5 ネットワークコントローラ
7 制御対象(ハードウェア)
8 送信ソフトウェア部
9 受信ソフトウェア部
17 データ中継ブロック(データ中継部)
18 データ送信ブロック(データ送信部)
19 割込中継ブロック(データ中継部)
20 割込送信ブロック(データ送信部)
21 データ受信ブロック(データ受信部)
22 割込受信ブロック(データ受信部)
24 データ出力切替ブロック(データ出力切替部)
25 割込出力切替ブロック(データ出力切替部)
70 ハードウェア
91 中継ブロック(データ中継ブロック17、割込中継ブロック19)
92 送信ブロック(データ送信ブロック18、割込送信ブロック20)
93 データセレクタ(データ出力切替ブロック24、割込出力切替ブロック25)
Di 入力データ
Dii 割込入力データ(入力データ、割込データ)
Din 通常入力データ(入力データ)
Do 出力データ
Dri 割込中継データ
Drn 通常中継データ
Dt 送信データ
Dti 割込送信データ(送信データ、割込データ)
Dtn 通常送信データ(送信データ)
Sc ハードウェア制御信号

Claims (5)

  1. 複数のノードがネットワークを介して通信可能に接続された通信システムであって、
    少なくとも2つ以上の前記ノードが、
    ソフトウェアを用いた演算処理を行い、他のノードに対して送信すべき送信データを生成する送信ソフトウェア部と、
    前記送信データを送出するデータ送信部と、
    他のノードから送信されたデータを受信するデータ受信部と、
    少なくとも前記データ受信部が受信したデータに基づいてソフトウェアを用いた演算処理を行い、制御対象を制御する受信ソフトウェア部と、
    他のノードにより生成された割込データに基づいて、前記受信ソフトウェア部を介さずに直接制御されるハードウェアと
    を備えることを特徴とするネットワークを用いた通信システム。
  2. 前記ハードウェアは、前記割込データに基づいて直接制御されるハードウェア論理回路であることを特徴とする請求項1に記載のネットワークを用いた通信システム。
  3. 前記ハードウェア論理回路は、前記割込データに基づいて前記ソフトウェアを再起動させるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のネットワークを用いた通信システム。
  4. 前記割込データが1つの前記ノードから2つ以上の前記ノードに対して送信され、
    前記2つ以上の前記ノードの前記ハードウェア論理回路が前記割込データに基づいて制御されることにより、前記2つ以上の前記ノードの前記制御対象の動作を同期させることを特徴とする請求項2に記載のネットワークを用いた通信システム。
  5. 前記ネットワークがリング状に通信可能に接続され且つリングの一方向に通信を行うリング型であり、
    前記複数の前記ノードのそれぞれが、
    前記ネットワークの上流側から受信したデータを中継するべく送出するデータ中継部と、
    前記データ中継部から送出されたデータ及び前記データ送信部から送出されたデータの一方を他のノードに向けて出力すると共に、出力するデータを切り替えるデータ出力切替部とを更に備え、
    前記ハードウェア論理回路は、前記割込データに基づいて、前記データ出力切替部に対して前記データ中継部から送出されたデータを出力させるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のネットワークを用いた通信システム。
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