JP2017011237A - 蓋体、パッケージ、電子デバイス、電子機器及び移動体 - Google Patents

蓋体、パッケージ、電子デバイス、電子機器及び移動体 Download PDF

Info

Publication number
JP2017011237A
JP2017011237A JP2015128461A JP2015128461A JP2017011237A JP 2017011237 A JP2017011237 A JP 2017011237A JP 2015128461 A JP2015128461 A JP 2015128461A JP 2015128461 A JP2015128461 A JP 2015128461A JP 2017011237 A JP2017011237 A JP 2017011237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
package
lid
metal
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2015128461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017011237A5 (ja
Inventor
千葉 誠一
Seiichi Chiba
誠一 千葉
文雄 安斎
Fumio Anzai
文雄 安斎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2015128461A priority Critical patent/JP2017011237A/ja
Publication of JP2017011237A publication Critical patent/JP2017011237A/ja
Publication of JP2017011237A5 publication Critical patent/JP2017011237A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16195Flat cap [not enclosing an internal cavity]

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

【課題】パッケージベースとの溶融接合の生産性を向上させることが可能な蓋体の提供。
【解決手段】水晶振動片10を収容するパッケージ20のパッケージベース21に接合される蓋体22であって、基材Cと、基材Cに積層されている金属層Dと、を有し、基材Cは、Fe−Ni−Coを含む合金層C1と、合金層C1の一方の面に積層されている第1Ni含有クラッド層C2と、合金層C1の他方の面に積層されている第2Ni含有クラッド層C3と、を含み、金属層Dは、基材Cの第2Ni含有クラッド層C3側に積層されている応力緩和層D1と、応力緩和層D1の第2Ni含有クラッド層C3側とは反対側に積層されている金属ろう層D2と、を含み、金属ろう層D2が、パッケージベース21の接合用金属層23に溶融接合される構成であることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、蓋体、この蓋体を備えているパッケージ、このパッケージを備えている電子デバイス、この電子デバイスを備えている電子機器及び移動体に関する。
従来、圧電振動デバイスなどに代表される電子デバイスのパッケージの蓋体(フタ)の構成として、コバール等の金属母材の上面(パッケージ基体側とは反対側の面)に、Ni(ニッケル)メッキ層が形成され、金属母材の下面(パッケージ基体側の面)に、Cu(銅)層、Ag(銀)ろう層がこの順でクラッド化されて形成されている第1構成が知られている(例えば、特許文献1、図3参照)。
また、コバール等の金属母材の上下面にNiメッキ層が形成され、下面のNiメッキ層に重ねてCu層、Agろう層がこの順でクラッド化されて形成されている第2構成が知られている(例えば、特許文献1、図5参照)。
第1構成、第2構成の蓋体とも、パッケージの本体であるパッケージ基体の主面周囲に周状に形成された金属膜層と溶融接合される構成になっている。
特開2003−158211号公報
第1構成の蓋体は、金属母材の上面と下面とで、異なる金属層が形成されていることから、上下面の金属層の物性の違いにより反りなどの変形が生じ易くなる。
これにより、第1構成の蓋体は、パッケージ基体への溶融接合時に、位置ずれや仮止め不良などの不具合が生じる虞がある。
また、第2構成の蓋体は、金属母材の上下面に同種の金属層であるNiメッキ層が形成されていることから、第1構成の不具合は低減されるものの、Niメッキ層の物性(例えば、不純物の混入、厚さのばらつき、結晶性の低さなど)により、体積抵抗率がメッキ以外の他の構成よりも大きくなるという問題がある。
これにより、第2構成の蓋体は、パッケージ基体への溶融接合時、一例としてシーム溶接(抵抗溶接)時に、電流が流れにくくなり、シーム溶接の発熱効率が低下することから、溶融接合の生産性が悪化する虞がる。
なお、生産性を維持しようとする場合には、シーム溶接の発熱効率が低下した分、供給電力を増加させる必要があることから、消費電力が増大する虞がある。
また、第1構成、第2構成の蓋体は、更なる薄型化が進展するパッケージにおける、蓋体とパッケージ基体との熱膨張率(熱膨張係数、線膨張率ともいう)の違いに伴う溶融接合後の熱応力(残留応力)に起因したパッケージ基体の損傷などの不具合に対して、改善の余地がある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる蓋体は、電子部品を収容するパッケージのパッケージベースに接合される蓋体であって、基材と、前記基材に積層されている金属層と、を有し、前記基材は、Fe−Ni−Coを含む合金層と、前記合金層の一方の面に積層されている第1Ni含有クラッド層と、前記合金層の他方の面に積層されている第2Ni含有クラッド層と、を含み、前記金属層は、前記基材の前記第2Ni含有クラッド層側に積層されている応力緩和層と、前記応力緩和層の前記第2Ni含有クラッド層側とは反対側に積層されている金属ろう層と、を含み、前記金属ろう層が、前記パッケージベースに溶融接合される構成であることを特徴とする。
これによれば、蓋体は、基材がFe(鉄)−Ni−Co(コバルト)を含む合金層と、合金層の一方の面に積層されている第1Ni含有クラッド層と、合金層の他方の面に積層されている第2Ni含有クラッド層と、を含んでいる。
これにより、蓋体は、基材の合金層の両面に同種の金属が積層されている構成であることから、反りなどの変形を低減することができる。
この結果、蓋体は、パッケージベース(パッケージ基体に相当)への溶融接合時に、位置ずれや仮止め不良などの不具合の発生を低減することができる。
加えて、蓋体は、合金層の両面にNi含有クラッド層が積層されていることから、その物性(例えば、不純物の混入の少なさ、厚さのばらつきの少なさ、結晶性の高さ、など)により、合金層の両面にNiメッキ層が積層されている場合よりも、体積抵抗率を低くすることができる。
この結果、蓋体は、溶融接合時、一例としてシーム溶接時に電流が流れ易くなり、シーム溶接の発熱効率が向上することから、溶融接合の生産性を向上させることができる。また、生産性を同じとした場合には、溶融接合時の消費電力を低減することができる。
[適用例2]上記適用例にかかる蓋体において、前記第1Ni含有クラッド層の厚さt3と、前記第2Ni含有クラッド層の厚さt4とは、0.85≦t4/t3≦1.15、であることが好ましい。
これによれば、蓋体は、合金層を挟む第1Ni含有クラッド層の厚さt3と、第2Ni含有クラッド層の厚さt4とが、0.85≦t4/t3≦1.15、であることから、反りなどの変形を更に低減することができる。
[適用例3]上記適用例にかかる蓋体において、前記基材の厚さをtとし、10μm≦t≦100μmにおいて、前記合金層の厚さをt1とし、前記第1Ni含有クラッド層の厚さと前記第2Ni含有クラッド層の厚さとの和をt2としたときの、t1とt2との比が、0.18≦t2/t1≦0.54、であることが好ましい。
これによれば、蓋体は、基材の厚さtが、10μm≦t≦100μmにおいて、合金層の厚さt1と、第1Ni含有クラッド層の厚さと第2Ni含有クラッド層の厚さとの和t2との比が、0.18≦t2/t1≦0.54、であることから、その物性により、体積抵抗率を低減しつつ、熱膨張率を、例えば、セラミックス製のパッケージベースの熱膨張率に近似させることが可能となる。
これにより、蓋体は、パッケージベースとの溶融接合後に生じる熱応力を低減することができる。
この結果、蓋体は、パッケージベースの損傷を低減することができる。
[適用例4]上記適用例にかかる蓋体において、前記応力緩和層は、Cu含有金属であることが好ましい。
これによれば、蓋体は、応力緩和層がCu含有金属であることから、Cuの物性(例えば、展延性など)によりパッケージベースとの溶融接合時に生じる熱歪みを吸収し、パッケージベースに生じる応力を効果的に緩和することができる。
[適用例5]上記適用例にかかる蓋体において、前記金属ろう層は、Ag含有のろう材であることが好ましい。
これによれば、蓋体は、金属ろう層がAg(銀)含有のろう材であることから、その物性によりパッケージベースとの溶融接合時に、気密に且つ強固に接合することができる。
[適用例6]本適用例にかかるパッケージは、上記適用例のいずれか一例に記載の蓋体と、パッケージベースと、を備え、前記蓋体が前記パッケージベースに溶融接合されて構成される内部空間に、電子部品を収容可能なことを特徴とする。
これによれば、パッケージは、上記適用例のいずれか一例に記載の蓋体と、パッケージベースと、を備え、蓋体がパッケージベースに溶融接合されて構成される内部空間に、電子部品を収容可能なことから、上記適用例のいずれか一例に記載の効果が奏され、優れた性能を発揮できる。
[適用例7]本適用例にかかる電子デバイスは、上記適用例に記載のパッケージと、前記パッケージに収容されている電子部品と、を備えていることを特徴とする。
これによれば、電子デバイスは、上記適用例に記載のパッケージと、パッケージに収容されている電子部品と、を備えていることから、上記適用例に記載の効果が奏され、優れた性能を発揮できる。
[適用例8]本適用例にかかる電子機器は、上記適用例に記載の電子デバイスを備えていることを特徴とする。
これによれば、電子機器は、上記適用例に記載の電子デバイスを備えていることから、上記適用例に記載の効果が奏され、優れた性能を発揮できる。
[適用例9]本適用例にかかる移動体は、上記適用例に記載の電子デバイスを備えていることを特徴とする。
これによれば、移動体は、上記適用例に記載の電子デバイスを備えていることから、上記適用例に記載の効果が奏され、優れた性能を発揮できる。
水晶振動子の概略構成を示す模式図であり、(a)は蓋体側から見た平面図、(b)は(a)のA−A線での断面図。 図1(b)のB部拡大図。 蓋体の基材のt1とt2との比(t2/t1)と、パッケージの気密性との関係を示す図。 蓋体の基材のt2/t1と、熱膨張率(熱膨張係数)との関係を示すグラフ。 蓋体の基材のt2/t1と、合成抵抗値との関係を示すグラフ。 電子機器としての携帯電話を示す模式斜視図。 移動体としての自動車を示す模式斜視図。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。
(電子デバイス)
最初に、電子デバイスの一例として水晶振動子について説明する。
図1は、水晶振動子の概略構成を示す模式図である。図1(a)は、蓋体側から見た平面図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A線での断面図である。図2は、図1(b)のB部拡大図である。なお、図1(a)では、蓋体を省略してある。また、図1を含む以下の各図において、分かり易くするために、各構成要素の寸法比率は実際と異なる。
図1に示すように、水晶振動子1は、電子部品としての水晶振動片10と、水晶振動片10を内部空間Sに収容しているパッケージ20と、を備え、扁平な略直方体形状に形成されている。
水晶振動片10は、例えば、水晶の原石などから所定の角度で切り出されたATカット型の水晶基板であって、平面形状が略矩形状に形成され、厚みすべり振動が励振される振動部11と振動部11に接続された基部12とを一体で有している。
水晶振動片10は、振動部11の一方の主面13及び他方の主面14に形成された略矩形状の励振電極15,16から引き出された引き出し電極15a,16aが、基部12に形成されている。
引き出し電極15aは、一方の主面13の励振電極15から、水晶振動片10の長手方向(紙面左右方向)に沿って基部12に引き出され、基部12の側面に沿って他方の主面14に回り込み、基部12の他方の主面14まで延在している。
引き出し電極16aは、他方の主面14の励振電極16から、水晶振動片10の長手方向に沿って基部12に引き出され、基部12の側面に沿って一方の主面13に回り込み、基部12の一方の主面13まで延在している。
励振電極15,16及び引き出し電極15a,16aは、例えば、Cr(クロム)を下地層とし、その上にAu(金)またはAuを主成分とする金属が積層された構成の金属被膜となっている。
パッケージ20は、略矩形平板状であって、一方の主面21aに凹部21bを有するパッケージベース21と、パッケージベース21の凹部21bを覆い、パッケージベース21の一方の主面21a側に接合される略矩形平板状の蓋体22と、を備えている。
パッケージベース21には、アルミナ系セラミックスのグリーンシートを成形して積層し、焼成した絶縁性材料が用いられている。
図2に示すように、パッケージベース21の一方の主面(蓋体22側の面)21aには、接合用金属層23が設けられている。
接合用金属層23は、一方の主面21aに、W(タングステン)またはMo(モリブデン)などのメタライズ層23aと、Niメッキ層23bと、Auメッキ層23cと、が、この順で積層されている。
図2に示すように、蓋体22は、基材Cと、基材Cに積層されている金属層Dと、を有している。
基材Cは、Fe−Ni−Coを含む合金層C1と、合金層C1の一方の面(紙面上側の面)に積層されている第1Ni含有クラッド層C2と、合金層C1の他方の面(紙面下側の面)に積層されている第2Ni含有クラッド層C3と、を含んでいる。
金属層Dは、基材Cの第2Ni含有クラッド層C3側に積層されている応力緩和層D1と、応力緩和層D1の第2Ni含有クラッド層C3側とは反対側に積層されている金属ろう層D2と、を含んでいる。
合金層C1には、Fe−Ni−Coを含む合金の一例として、コバールを用いることが好ましく、第1Ni含有クラッド層C2及び第2Ni含有クラッド層C3には、一例として、純Ni(純度99.0%以上のNi)を用いることが好ましい。
また、第1Ni含有クラッド層C2の厚さt3と、第2Ni含有クラッド層C3の厚さt4とは、0.85≦t4/t3≦1.15、であることが好ましい。
応力緩和層D1には、Cu含有金属を用いることが好ましく、一例として、無酸素Cu(純度99.95%以上のCu)を用いることがより好ましい。
金属ろう層D2には、Ag含有のろう材を用いることが好ましく、一例として、JIS規格のBAG−8相当品を用いることがより好ましい。
蓋体22は、基材Cの厚さをtとし、10μm≦t≦100μmにおいて、合金層C1の厚さをt1とし、第1Ni含有クラッド層C2の厚さt3と第2Ni含有クラッド層C3の厚さt4との和をt2としたときの、t1とt2との比が、0.18≦t2/t1≦0.54、であることが好ましい。
蓋体22は、金属層Dの金属ろう層D2が、パッケージベース21の接合用金属層23に溶融接合される構成となっている。
パッケージ20は、蓋体22がパッケージベース21の接合用金属層23に溶融接合されて構成される内部空間Sに、水晶振動片10を収容可能な構造となっている。
図1に戻って、パッケージベース21の凹部21bの底面21cには、水晶振動片10の引き出し電極15a,16aに対向する位置に、略矩形状の内部端子24a,24bが設けられている。
水晶振動片10は、引き出し電極15a,16aが、金属フィラーなどの導電性物質が混合された、エポキシ系、シリコーン系、ポリイミド系などの導電性接着剤30を介して内部端子24a,24bに接合されている。
水晶振動子1は、水晶振動片10がパッケージベース21の内部端子24a,24bに接合された状態で、パッケージベース21の凹部21bが蓋体22により覆われ、パッケージベース21の接合用金属層23と、蓋体22の金属ろう層D2と、が、シーム溶接(抵抗溶接)などで溶融接合(ろう接、ろう付け)されることにより、パッケージ20の気密に封止された内部空間Sに水晶振動片10が収容されていることになる。
パッケージ20の気密に封止された内部空間S内は、減圧された真空状態(真空度の高い状態)または窒素、ヘリウム、アルゴンなどの不活性ガスが充填された状態となっている。
パッケージベース21の一方の主面21aとは反対側の他方の主面21dの長手方向(紙面左右方向)の両端部には、略矩形状の外部端子25a,25bが設けられている。
外部端子25a,25bは、図示しない内部配線により内部端子24a,24bと接続されている。詳述すると、外部端子25aは、内部配線により内部端子24aと接続され、外部端子25bは、内部配線により内部端子24bと接続されている。
なお、内部端子24a,24b及び外部端子25a,25bは、例えば、W、Moなどのメタライズ層にNi、Auなどの各被膜をメッキなどにより積層した金属被膜からなる。
水晶振動子1は、例えば、電子機器のICチップ内に集積化された発振回路から、外部端子25a,25bを経由して印加される駆動信号によって、水晶振動片10が厚みすべり振動を励振されて所定の周波数で共振(発振)し、外部端子25a,25bから共振信号(発振信号)を出力する。
上述したように、水晶振動子1は、構成要素(カテゴリー)ごとに次のような効果を奏する。
水晶振動子1の蓋体22は、基材CがFe−Ni−Coを含む合金層C1と、合金層C1の一方の面に積層されている第1Ni含有クラッド層C2と、合金層C1の他方の面に積層されている第2Ni含有クラッド層C3と、を含んでいる。
これにより、蓋体22は、基材Cの合金層C1の両面に同種の金属(ここでは、純Ni)が積層されている構成であることから、反りなどの変形を低減することができる。
この結果、蓋体22は、パッケージベース21への溶融接合時に、位置ずれや仮止め不良などの不具合の発生を低減することができる。
加えて、蓋体22は、合金層C1の両面に第1Ni含有クラッド層C2及び第2Ni含有クラッド層C3が積層されていることから、その物性(例えば、不純物の混入の少なさ、厚さのばらつきの少なさ、結晶性の高さ、など)により合金層C1の両面にNiメッキ層が積層されている場合よりも、体積抵抗率を低くすることができる。
具体的には、メッキ層の体積抵抗率が8.5μΩ・cmであるのに対して、クラッド層の体積抵抗率は7.0μΩ・cmであり、クラッド層の方が1.5μΩ・cm低いことが確認されている。
この結果、蓋体22は、溶融接合時(ここでは、シーム溶接時)に電流が流れ易くなり、シーム溶接の発熱効率が向上することから、シーム溶接の生産性を向上させることができる。
なお、従来の第2構成と生産性を同じとした場合には、シーム溶接時の供給電力を削減できることから、シーム溶接時の消費電力を低減することができる。
また、蓋体22は、合金層C1を挟む第1Ni含有クラッド層C2の厚さt3と、第2Ni含有クラッド層C3の厚さt4とが、0.85≦t3/t4≦1.15、であることから、反りなどの変形を更に低減することができる。
また、蓋体22は、基材Cの厚さtが、10μm≦t≦100μmにおいて、合金層C1の厚さt1と、第1Ni含有クラッド層C2の厚さt3と第2Ni含有クラッド層C3の厚さt4との和t2との比が、0.18≦t2/t1≦0.54、であることから、その物性により、体積抵抗率を低減しつつ、熱膨張率を、例えば、セラミックス製のパッケージベース21の熱膨張率に近似させることが可能となる。
これにより、蓋体22は、パッケージベース21との溶融接合後に生じる熱応力を低減することができる。
この結果、蓋体22は、パッケージベース21の損傷を低減することができる。
上記について、詳述する。図3は、蓋体の基材のt1とt2との比(t2/t1)と、パッケージの気密性との関係を示す図であり、図4は、蓋体の基材のt2/t1と、熱膨張率(熱膨張係数)との関係を示すグラフであり、図5は、蓋体の基材のt2/t1と、合成抵抗値(合金層の体積抵抗率と第1Ni含有クラッド層及び第2Ni含有クラッド層の体積抵抗率とを合成して求めた抵抗値)との関係を示すグラフである。
図4の縦軸は、蓋体の基材の熱膨張率(μm/m/℃)を表し、横軸は、蓋体の基材のt2/t1を表す。
図5の縦軸は、蓋体の基材の1cm2あたりの合成抵抗値を表し、横軸は、蓋体の基材のt2/t1を表す。
ここでは、パッケージベース21の損傷の程度を気密性評価試験で評価した。
気密性評価試験は、パッケージベース21(ここでは、一例として平面サイズを2.0mm×1.6mm程度とした)に、基材Cの厚さtは同一(ここでは、一例としてt=40μm程度とした)で、t2/t1がそれぞれ異なる蓋体22を、同一条件でシーム溶接したパッケージ20である試料1〜試料10に対して行った。
気密性評価試験は、JIS C 60068−2−17に基づく気密試験を先行して実施後、JIS C 60068−2−14に基づく温度サイクル試験を実施した。
判定は、気密試験及び温度サイクル試験とも合格の場合は○、気密試験は合格だが温度サイクル試験で不合格の場合は△、気密試験で不合格の場合は×の3段階とした。
この結果、図3に示すように、試料1(t2/t1=0.05)、試料9(t2/t1=0.82)、試料10(t2/t1=1.00)は、×判定となっている。
これは、蓋体22(基材C)とパッケージベース21との熱膨張率の違いが大きいことにより、初期の段階でパッケージベース21にクラックが発生することによる。
また、試料2(t2/t1=0.11)、試料8(t2/t1=0.67)は、△判定となっている。
これは、蓋体22(基材C)とパッケージベース21との熱膨張率の違いが、試料1、試料9、試料10よりは小さくなっているものの、温度サイクル試験によって繰り返し生じる熱応力に耐えられず、パッケージベース21に徐々にクラックが発生することによる。
これらに対して、試料3(t2/t1=0.18)から、試料7(t2/t1=0.54)までは、○判定となっている。
これは、図3、図4に示すように、試料3(t2/t1=0.18)から試料7(t2/t1=0.54)までは、熱膨張率が6.43μm/m/℃〜8.07μm/m/℃の間にあることから、パッケージベース21の熱膨張率(6.5μm/m/℃〜7.5μm/m/℃程度)に近似し、パッケージベース21に生じる熱応力が低減されることによって、パッケージベース21にクラックが発生しないことによる。
また、図5に示すように、試料3(t2/t1=0.18)から試料7(t2/t1=0.54)までは、基材Cの合成抵抗値が4mΩ弱〜6mΩ強の範囲にあり、シーム溶接時に電流がスムーズに流れ、発熱効率に何ら支障がないレベルとなっている。
これらのことから、蓋体22は、基材Cの厚さtが、10μm≦t≦100μmにおいて、0.18≦t2/t1≦0.54、であれば、その物性により、体積抵抗率(合成抵抗値)を低減しつつ、熱膨張率をパッケージベース21の熱膨張率に近似させることが可能となり、パッケージベース21との溶融接合後に生じる熱応力を低減でき、パッケージベース21の損傷を低減できることが裏付けられた。
また、蓋体22は、金属層Dの応力緩和層D1が、Cu含有金属(ここでは、無酸素Cu)であることから、Cuの物性(例えば、展延性など)によりパッケージベース21との溶融接合時に生じる熱歪みを吸収し、パッケージベース21に生じる応力を効果的に緩和することができる。
また、蓋体22は、応力緩和層D1に無酸素Cuを用いる場合、その物性により溶融接合時における応力緩和層D1から内部空間Sへのガス放出を低減することができる。
なお、応力緩和層D1には、無酸素Cu以外のCu含有金属(例えば、純度が99.95%未満のCuなど)を用いてもよい。
また、蓋体22は、金属ろう層D2がAg含有のろう材であることから、その物性によりパッケージベース21との溶融接合時に、気密に且つ強固に接合することができる。
また、水晶振動子1のパッケージ20は、蓋体22と、パッケージベース21と、を備え、蓋体22がパッケージベース21に溶融接合されて構成される内部空間Sに、電子部品としての水晶振動片10を収容可能なことから、上述した蓋体22の効果が奏され、優れた性能(例えば、長期信頼性)を発揮できる。
なお、パッケージ20は、パッケージベース21に凹部21bがなく、代わりに蓋体22が、パッケージベース21側に凹部を有するキャップ状に形成されている構成としてもよく、パッケージベース21及び蓋体22の両方に凹部を有する構成としてもよい。
なお、パッケージ20は、パッケージベース21の平面サイズを1.2mm×1.0mm程度、1.6mm×1.2mm程度、2.0mm×1.6mm程度、2.5mm×2.0mm程度、3.2mm×2.5mm程度のいずれかにすることにより、上述した効果をより顕著に奏することができる。
また、電子デバイスとしての水晶振動子1は、パッケージ20と、パッケージ20に収容されている電子部品としての水晶振動片10と、を備えていることから、上述したパッケージ20の効果が奏され、優れた性能(例えば、長期信頼性)を発揮できる。
(電子機器)
次に、上述した電子デバイスを備えている電子機器として、携帯電話を一例に挙げて説明する。
図6は、電子機器としての携帯電話を示す模式斜視図である。
図6に示す携帯電話700は、電子デバイスとしての水晶振動子を備えている。
携帯電話700は、上述した水晶振動子1を、例えば、基準クロック発振源などのタイミングデバイスとして用い、更に液晶表示装置701、複数の操作ボタン702、受話口703、及び送話口704を備えて構成されている。なお、携帯電話の形態は、図示のタイプに限定されるものではなく、いわゆるスマートフォンタイプの形態でもよい。
上述した水晶振動子などの電子デバイスは、上記携帯電話に限らず、電子ブック、パーソナルコンピューター、テレビ、デジタルスチールカメラ、ビデオカメラ、ビデオレコーダー、ナビゲーション装置、ページャー、電子手帳、電卓、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ゲーム機器、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類、フライトシミュレーターなどを含む電子機器のタイミングデバイスとして好適に用いることができ、いずれの場合にも上述した効果が奏され、優れた性能を発揮する電子機器を提供することができる。
(移動体)
次に、上述した電子デバイスを備えている移動体として、自動車を一例に挙げて説明する。
図7は、移動体としての自動車を示す模式斜視図である。
図7に示す自動車800は、電子デバイスとしての水晶振動子を備えている。
自動車800は、上述した水晶振動子1を、例えば、搭載されている各種電子制御式装置(例えば、電子制御式燃料噴射装置、電子制御式ABS装置、電子制御式一定速度走行装置など)の基準クロック発振源などのタイミングデバイスとして用いている。
これによれば、自動車800は、上記水晶振動子を備えていることから、上述した効果が奏され、優れた性能を発揮することができる。
上述した水晶振動子などの電子デバイスは、上記自動車800に限らず、自走式ロボット、自走式搬送機器、列車、船舶、飛行機、人工衛星などを含む移動体の基準クロック発振源などのタイミングデバイスとして好適に用いることができ、いずれの場合にも上述した効果が奏され、優れた性能を発揮する移動体を提供することができる。
なお、水晶振動子の振動片(ここでは、水晶振動片)の形状は、図示した平板状のタイプに限定されるものではなく、中央部が厚く周辺部が薄いタイプ(例えば、コンベックスタイプ、ベベルタイプ、メサタイプ)、逆に中央部が薄く周辺部が厚いタイプ(例えば、逆メサタイプ)などでもよく、音叉型形状でもよい。
なお、振動片の材料としては、水晶に限定されるものではなく、タンタル酸リチウム(LiTaO3)、四ホウ酸リチウム(Li247)、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、酸化亜鉛(ZnO)、窒化アルミニウム(AlN)などの圧電体、またはシリコン(Si)などの半導体でもよい。
また、厚みすべり振動の駆動方法は、圧電体の圧電効果によるものの他に、クーロン力による静電駆動でもよい。
1…電子デバイスとしての水晶振動子、10…電子部品としての水晶振動片、11…振動部、12…基部、13…一方の主面、14…他方の主面、15,16…励振電極、15a,16a…引き出し電極、20…パッケージ、21…パッケージベース、21a…一方の主面、21b…凹部、21c…底面、21d…他方の主面、22…蓋体、23…接合用金属層、23a…メタライズ層、23b…Niメッキ層、23c…Auメッキ層、24a,24b…内部端子、25a,25b…外部端子、700…電子機器としての携帯電話、701…液晶表示装置、702…操作ボタン、703…受話口、704…送話口、800…移動体としての自動車、C…基材、C1…合金層、C2…第1Ni含有クラッド層、C3…第2Ni含有クラッド層、D…金属層、D1…応力緩和層、D2…金属ろう層、S…内部空間。

Claims (9)

  1. 電子部品を収容するパッケージのパッケージベースに接合される蓋体であって、
    基材と、前記基材に積層されている金属層と、を有し、
    前記基材は、Fe−Ni−Coを含む合金層と、
    前記合金層の一方の面に積層されている第1Ni含有クラッド層と、
    前記合金層の他方の面に積層されている第2Ni含有クラッド層と、を含み、
    前記金属層は、前記基材の前記第2Ni含有クラッド層側に積層されている応力緩和層と、
    前記応力緩和層の前記第2Ni含有クラッド層側とは反対側に積層されている金属ろう層と、を含み、
    前記金属ろう層が、前記パッケージベースに溶融接合される構成であることを特徴とする蓋体。
  2. 前記第1Ni含有クラッド層の厚さt3と、前記第2Ni含有クラッド層の厚さt4とは、0.85≦t4/t3≦1.15、であることを特徴とする請求項1に記載の蓋体。
  3. 前記基材の厚さをtとし、10μm≦t≦100μmにおいて、
    前記合金層の厚さをt1とし、前記第1Ni含有クラッド層の厚さと前記第2Ni含有クラッド層の厚さとの和をt2としたときの、t1とt2との比が、0.18≦t2/t1≦0.54、であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蓋体。
  4. 前記応力緩和層は、Cu含有金属であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の蓋体。
  5. 前記金属ろう層は、Ag含有のろう材であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の蓋体。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の蓋体と、
    パッケージベースと、を備え、
    前記蓋体が前記パッケージベースに溶融接合されて構成される内部空間に、電子部品を収容可能なことを特徴とするパッケージ。
  7. 請求項6に記載のパッケージと、
    前記パッケージに収容されている電子部品と、を備えていることを特徴とする電子デバイス。
  8. 請求項7に記載の電子デバイスを備えていることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項7に記載の電子デバイスを備えていることを特徴とする移動体。
JP2015128461A 2015-06-26 2015-06-26 蓋体、パッケージ、電子デバイス、電子機器及び移動体 Withdrawn JP2017011237A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015128461A JP2017011237A (ja) 2015-06-26 2015-06-26 蓋体、パッケージ、電子デバイス、電子機器及び移動体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015128461A JP2017011237A (ja) 2015-06-26 2015-06-26 蓋体、パッケージ、電子デバイス、電子機器及び移動体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017011237A true JP2017011237A (ja) 2017-01-12
JP2017011237A5 JP2017011237A5 (ja) 2018-07-12

Family

ID=57762554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015128461A Withdrawn JP2017011237A (ja) 2015-06-26 2015-06-26 蓋体、パッケージ、電子デバイス、電子機器及び移動体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017011237A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021066024A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 京セラ株式会社 蓋体、電子部品収容用パッケージ及び電子装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039249U (ja) * 1983-08-24 1985-03-19 日本電気株式会社 好ましい金属キャップを有する半導体装置
JP2000106408A (ja) * 1998-09-29 2000-04-11 Kyocera Corp 電子部品収納用パッケージおよびこれに用いられる金属製蓋体
JP2000164746A (ja) * 1998-09-24 2000-06-16 Sumitomo Special Metals Co Ltd 電子部品用パッケ―ジ、その蓋体用の蓋材およびその蓋材の製造方法
JP2003158211A (ja) * 2001-11-19 2003-05-30 Daishinku Corp 電子部品用パッケージおよび当該パッケージを用いた圧電振動デバイス
WO2014073665A1 (ja) * 2012-11-12 2014-05-15 株式会社Neomaxマテリアル 気密封止用蓋材および電子部品収納用パッケージ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039249U (ja) * 1983-08-24 1985-03-19 日本電気株式会社 好ましい金属キャップを有する半導体装置
JP2000164746A (ja) * 1998-09-24 2000-06-16 Sumitomo Special Metals Co Ltd 電子部品用パッケ―ジ、その蓋体用の蓋材およびその蓋材の製造方法
JP2000106408A (ja) * 1998-09-29 2000-04-11 Kyocera Corp 電子部品収納用パッケージおよびこれに用いられる金属製蓋体
JP2003158211A (ja) * 2001-11-19 2003-05-30 Daishinku Corp 電子部品用パッケージおよび当該パッケージを用いた圧電振動デバイス
WO2014073665A1 (ja) * 2012-11-12 2014-05-15 株式会社Neomaxマテリアル 気密封止用蓋材および電子部品収納用パッケージ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021066024A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 京セラ株式会社 蓋体、電子部品収容用パッケージ及び電子装置
JPWO2021066024A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08
EP4040475A4 (en) * 2019-09-30 2023-11-08 Kyocera Corporation COVER BODY, ELECTRONIC COMPONENT HOUSING AND ELECTRONIC DEVICE
JP7379515B2 (ja) 2019-09-30 2023-11-14 京セラ株式会社 蓋体、電子部品収容用パッケージ及び電子装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111600600B (zh) 振动器件、电子设备以及移动体
US8810327B2 (en) Vibrating member, vibrating device, and electronic apparatus
TWI604642B (zh) 振動元件、振動器、電子裝置及電子機器
US9705471B2 (en) Resonator element, resonator, resonator device, oscillator, electronic apparatus, and moving object
CN105987690B (zh) 振动片、振子、振动装置、振荡器、电子设备以及移动体
JP2016127467A (ja) 振動デバイス、電子機器及び移動体
US20150381184A1 (en) Composite electronic component, oscillator, electronic apparatus, and mobile object
JP2013165404A (ja) 振動デバイス及び発振器
US9712138B2 (en) Resonator element, resonator, resonator device, oscillator, electronic apparatus, and moving object
CN110724917A (zh) 振动片、振子、振荡器、电子设备和移动体
US10103710B2 (en) Resonator, oscillator, electronic apparatus, and mobile object
JP6331804B2 (ja) パッケージベース、パッケージ、電子デバイス、電子機器及び移動体
JP2016129288A (ja) 電子デバイス、電子機器及び移動体
JP2015231009A (ja) 電子デバイスパッケージ用基板および電子デバイスパッケージ用基板の製造方法
JP2011228980A (ja) 振動片、振動子、発振器、および電子機器
US8525606B2 (en) Vibrator element, vibrator, oscillator, and electronic device
JP2013239947A (ja) 振動デバイス、振動デバイスモジュール、電子機器及び移動体
JP2017011237A (ja) 蓋体、パッケージ、電子デバイス、電子機器及び移動体
JP5434712B2 (ja) 圧電振動片および圧電デバイス
JP2008259004A (ja) 圧電デバイスおよびその製造方法
JP2018026611A (ja) 電子デバイス、電子デバイスの製造方法、電子機器および移動体
JP2012090083A (ja) 振動デバイス及び電子機器
JP2016127437A (ja) 電子デバイス、電子機器及び移動体
JP2016149595A (ja) 振動子、発振器、リアルタイムクロック、電子機器、および移動体
JP2019009829A (ja) 振動デバイス、電子機器及び移動体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180601

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180601

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20180905

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190122

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20190325