JP2017009409A - 病理検体用トレイ - Google Patents
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Description
しかしながら、従来の方法では医師が患者から病理組織を切り出す間、検査技師はカセットを持って医師のそばに待機し病理組織を受け取る必要があるので、検査技師の作業効率が悪い。また、使用するカセットには内部に検体を収容する前に予め被験者名や検体番号等を印字しておく必要があるが、切り出される検体の数は患部のサイズ等により左右され事前にはわからないため、検体を入れるためのカセットを多目に用意しておくのが常である。このため検体番号等を印字したにも関わらず使用しないカセットが残ることになり、印字作業やカセットの無駄が避けられない。
本発明の別の特徴は、検体収容凹部の上部に乾燥防止槽が設けられている上記の病理検体用トレイを内容とする。
本発明の更に別の特徴は、検体収容凹部の形状が包埋カセットの検体収容部の形状と略同じである上記の病理検体用トレイを内容とする。
本発明の更に別の特徴は、検体収容凹部の近傍に識別記号が記載されている上記の病理検体用トレイを内容とする。
本発明の更に別の特徴は、識別記号が連続した数字である上記の病理検体用トレイを内容とする。
本発明の更に別の特徴は、検体収容凹部の近傍に情報記入欄が設けられている上記の病理検体用トレイを内容とする。
本発明の更に別の特徴は、検体の患者記入欄が設けられている上記の病理検体用トレイを内容とする。
本発明の更に別の特徴は、把持部が設けられている上記の病理検体用トレイを内容とする。
本発明の更に別の特徴は、積み重ね用手段が設けられている上記の病理検体用トレイを内容とする。
本発明の更に別の特徴は、カバーが設けられている上記の病理検体用トレイを内容とする。
また、病理検体用トレイに収容された検体の数を確認してから必要な数だけの包埋カセットに検体番号等を印字すればよいので、多目にカセットに印字する必要がなく、印字作業とカセットの無駄を無くすことができる。
この板状部材2は通常の場合そのままの形状で使用されるが、ヒンジ等を設けて折り畳み式としてもよく、或は裏面に脚をつけてテーブル状としてもよい。また、上面を覆うカバーを着脱自在又は開閉自在に取り付けることもできる。カバーを取り付けることにより、検体収容凹部3内に収容した検体Sの乾燥やゴミの付着を防ぐことができ、特にカセットに移す迄の時間が長い場合に有用である。
本発明において、検体収容凹部3の数は特に限定されず、病変部位の大きさや数等に応じて、検査が必要な検体Sの数、医者や検査技師にとって使い勝手の良い数、等を勘案して適宜選択すればよい。
図3、図4に示した例において、一つの大きな乾燥防止槽4が全ての検体収容凹部3の上部に設けられている。このように構成すればすべての検体を一度に液体に浸したりガーゼを被せたりすることができる。なお、本発明において乾燥防止槽4の態様は図示したものに限られず、適当な数の検体収容凹部毎に設けてもよい。例えば1段目の5個の検体収容凹部3に対して乾燥防止槽4を設けたり、1段目と2段目の10個の検体収容凹部3に対して乾燥防止槽4を設けてもよい。
情報記入欄6は、例えば検体収容凹部3の近傍の一部を梨地仕上げとすることにより、容易に形成することができる。
さらに、本発明の病理検体用トレイ1には、把持部8を設けることもできる。把持部8の形状、構造は特に限定されないが、水平状に把持できることが好ましく、図1乃至図4に記載するように、板状部材2の端部付近に指先が通る程度の孔を開けておくのが簡単で、材料の節約にもなる。
従って、医師が検体を取り出している際に検査技師は医師のそばに居る必要がないので、自己の作業に従事することができ、適当な時機に、医師から受け取った検体を収容したトレイから検体をカセットへ移し替えればよい。
また、トレイを一見するだけで検体数が視認できるので、必要な数のカセットに患者情報等を印字することができる。従って、無駄な印字作業や無駄なカセットを無くすることが可能である。
2 板状部材
3 検体収容凹部
4 乾燥防止槽
5 識別記号
6 情報記入欄
7 患者記入欄
8 把持部
9 積み重ね用手段(凸部)
C 包埋カセット
S 検体
B パラフィンブロック
Claims (10)
- 板状部材の表面に複数の検体収容凹部が設けられていることを特徴とする病理検体用トレイ。
- 検体収容凹部の上部に乾燥防止槽が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の病理検体用トレイ。
- 検体収容凹部の形状が包埋カセットの検体収容部の形状と略同じであることを特徴とする請求項1又は2に記載の病理検体用トレイ。
- 検体収容凹部の近傍に識別記号が記載されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の病理検体用トレイ。
- 識別記号が連続した数字であることを特徴とする請求項4に記載の病理検体用トレイ。
- 検体収容凹部の近傍に情報記入欄が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の病理検体用トレイ。
- 検体の患者記入欄が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の病理検体用トレイ。
- 把持部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の病理検体用トレイ。
- 積み重ね用手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の病理検体用トレイ。
- カバーが設けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の病理検体用トレイ。
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JP2015124421A JP2017009409A (ja) | 2015-06-22 | 2015-06-22 | 病理検体用トレイ |
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JP2020000574U Continuation JP3226134U (ja) | 2020-02-20 | 2020-02-20 | 病理検体用トレイ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109916681A (zh) * | 2019-03-10 | 2019-06-21 | 西安培华学院 | 一种数字病理切片的移动装置 |
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2015
- 2015-06-22 JP JP2015124421A patent/JP2017009409A/ja active Pending
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