JP7171019B2 - 病理検査用包埋カセット - Google Patents

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Description

本発明は、病理検査用顕微鏡標本の作製のために使用される病理検査用包埋カセットに関し、より詳細には、検体の大小に関わらず、検体の均一な水洗や薬液処理を可能にする病理検査用包埋カセットに関する。
病理検査の現場では、生体から採取した検体を用いて病理検査用の顕微鏡標本が作製され、種々の診断が行われている。
検体から顕微鏡標本を作製するために、検体は通常水洗され、アルコールにより水分除去を行った後、キシレンなどの有機溶媒を用いた薬液処理が施される。その後、薬液処理された検体は、液状パラフィン内に包埋され、当該パラフィンが固化される。最終的に、得られたパラフィンブロックをその中に包埋される検体とともにスライスすることにより、薄片が作製され、染色等のその他の処理を施すことにより、所定の厚みにスライスされた検体を含む顕微鏡標本を得ることができる。
上記採取した検体を用いて顕微鏡標本の作製に至るまでには、病理検査用包埋カセットと呼ばれる容器が使用される(例えば、特許文献1)。病理検査用包埋カセットには、外部と内部とが連通する多数の透孔が設けられている。採取した検体は当該カセットの内部に収納した状態で透孔を通じて上記水洗や薬液処理が行われるため、検査員が検体を直接触れるような機会は低減される。
採取される検体としては、例えば手術を通じて摘出された臓器や器官、またはそれらの一部等が挙げられ、これらの中には比較的大きなものもある。ここで、このような大きな検体から、より多数の顕微鏡標本を得ることが重視される場合、病理検査用包埋カセット内に当該検体を押し込んで水洗や薬液処理を行うことが想定される。
しかし、病理検査用包埋カセット内に当該大きな検体が押し込まれると、カセット内の内壁に検体が密着し、結果として当該検体の密着した部分がカセットの透孔を通じて適切に水洗や薬液処理を行うことが困難となる場合がある。このため、検体の水洗や薬液処理を適切に行うためには、病理検査用包埋カセット内で検体自体の密着が解消されるように、適切な大きさに切断せざるを得なかった。
その結果、病理検査の現場では、大きな検体を用いる場合には、水洗や薬液処理の効率を重視して検体を所定の大きさに切断し、そのような切断された検体に基づいて顕微鏡標本を作製せざるを得ないものであった。
この点で、検体の大小に関わらず、検体の均一な水洗や薬液処理が可能となる病理検査用包埋カセットの改良が所望されている。
特開2012-194021号公報
本発明は、上記問題の解決を課題とするものであり、その目的とするところは、比較的大きなサイズの検体を用いたとしても、当該検体を予め切断することなく、均一な水洗および薬液処理を行うことのできる病理検査用包埋カセットを提供することにある。
本発明は、病理検査用包埋カセットであって、
方形の底面部と該底面部の外周に沿って設けられた枠体とで構成されており、かつ該底面部の外表面と内表面との間を連通する多数の本体透孔を有する、カセット本体;および
上蓋部と該上蓋部の外周に沿って設けられた、該カセット本体に取り付け可能な側壁部とで構成されており、かつ該上蓋部の外表面と内表面との間を連通する多数の蓋体透孔を有する、蓋体;
を備え、
該蓋体の該上蓋部の該内表面および該側壁部の該内表面、ならびに該カセット本体の該枠体の該内表面および該底面部の該内表面のすべてによって、検体を収容するための検体収容部が構成され、
該蓋体の該側壁部に、該側壁部の外表面と該検体収容部との間を連通する切欠が設けられており、そして
該切欠が該側壁部の開口下端から上方に向かって切欠かれた形態を有する、カセットである。
1つの実施形態では、上記蓋体の上記側壁部において、複数の上記切欠が対向するように配置されている。
1つの実施形態では、上記本体透孔、上記蓋体透孔、および上記切欠が略同じ平均開口面積を有する。
本発明によれば、比較的大きな検体を用いたとしても、水洗や薬液処理のために予め切断する必要がなく、検体全体を使用して所望の顕微鏡標本を簡便に作製することができる。また、検体の種類に応じた複数種の病理検査用包埋カセットを準備する必要がなく、製造者および使用者のいずれの立場にとっても汎用性に優れた製品を提供することができる。
本発明の病理検査用包埋カセットの一例を示す斜視図である。 図1に示す本発明の病理検査用包埋カセットを構成するカセット本体の斜視図である。 図1に示す本発明の病理検査用包埋カセットを構成する蓋体の内表面を示す図である。 図3に示す蓋体のA-A方向断面図である。 図1に示す本発明の病理検査用包埋カセットを用いて、検体に薬液処理を施している状態の一例を模式的に示す図である。 本発明の病理検査用包埋カセットの他の例を示す斜視図である。 図6に示す本発明の病理検査用包埋カセットを構成するカセット本体の斜視図である。 本発明の病理検査用包埋カセットの別の例を示す斜視図である。 本発明の病理検査用包埋カセットを用いて水洗かつ薬液処理された検体を用いて、顕微鏡検査標本を得るためのパラフィンブロックを作製する一例を模式的に示す図である。
以下、本発明について詳述する。
図1に示すように、本発明の病理検査用包埋カセット100は、カセット本体102および蓋体104から構成されている。
カセット本体102は上方に開口する容器であり、蓋体104はカセット本体102の開口を覆うことができ、かつカセット本体102に取り付け可能なるサイズに設計されている。これらのカセット本体102および蓋体104は、例えば、耐薬品性の樹脂から構成されている。カセット本体102および蓋体104を構成する樹脂の1つの例としては、ポリアセタール樹脂、フッ素樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド(ナイロン)樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられる。また、当該樹脂の他の例としては、ポリ乳酸樹脂、ポリブチレンサクシネート、ポリアミド11、ポリヒドロキシ酪酸等の生分解性プラスチックやバイオマスプラスチックが挙げられる。
図2は、図1に示す本発明の病理検査用包埋カセットを構成するカセット本体の斜視図である。
図2に示すように、カセット本体102は、方形の底面部106と、底面部106の外周に沿って設けられた枠体108とで構成されている。さらに、カセット本体102の底面部106には、底面部106の外表面と内表面との間を連通する、多数の本体透孔112が設けられている。
さらに、カセット本体102には、枠体108の外表面の一部に傾斜面を構成する印字部114が設けられている。印字部114には、収容する検体の種類や関連情報(例えば、検体番号、採取日時、採取した患者のID番号、ならびにそれら情報を含むバーコード)を当業者に周知の手段を用いて印字することができる。また、枠体108には、後述する蓋体104から延びる係止片を収容し得る、前方係止片受容部116および後方係止片受容部118を備える。
カセット本体102において、本体透孔112は、例えば、底面部106の全面にわたって略均等な形状および大きさで設けられている。カセット本体102に設けられた本体透孔112は、例えば、円形、楕円形、矩形のいずれの形状を有していてもよい。本発明において、本体透孔112の大きさは、カセット本体102内に収容される検体の種類等によって適切な開口面積となるように当業者によって任意に選択され得る。なお、本体透孔112のそれぞれは、底面部106の外表面と内表面との間で略平行に配向するように穿設されていることが好ましい。
図3は、図1に示す本発明の病理検査用包埋カセットを構成する蓋体の内表面を示す図である。
図3に示すように、蓋体104は、略平坦な外表面および内表面を有する上蓋部121と、上蓋部121の外周に沿って設けられた側壁部123とを備える。ここで、本発明において、側壁部123の端部は、図2に示すカセット本体102の枠体108の開放端部と接触可能となるような大きさに設計されている。
蓋体104はまた、上蓋部121の外表面と内表面との間を連通する多数の蓋体透孔128を有する。蓋体透孔128は、例えば上蓋部121の全面にわたって略均等な形状および大きさで設けられている。上蓋部121に設けられた蓋体透孔128は、例えば、円形、楕円形、矩形のいずれの形状を有していてもよい。本発明において、蓋体透孔128は、図2に示すカセット本体102に設けられる本体透孔112と略同一の形状および/または大きさとなるように当業者によって任意に選択され得る。なお、蓋体透孔128のそれぞれは、上蓋部121の外表面と内表面との間で略平行に配向するように穿設されていることが好ましい。
さらに、上蓋部121の内表面には前方係止片124および後方係止片126が対向して設けられている。前方係止片124および後方係止片126は、図2に示すカセット本体102に設けられた前方係止片受容部116および後方係止片受容部118内にそれぞれ収容かつ係止可能となる大きさに設計されている。
次に、図4を参照すると、蓋体104を構成する側壁部123は、上蓋部121の内表面に対して略垂直な方向に設けられている。これにより、蓋体104の内側には、側壁部123の高さに応じて凹状の空間が形成されている。その結果、本発明の病理検査用包埋カセットは、蓋体104の上蓋部121の内表面および側壁部123の内表面、ならびに例えば図2に示すようなカセット本体102の枠体108の内表面および底面部106の内表面によって、検体を収容するために十分な容量を有する検体収容部を構成することができる。
さらに側壁部123には、側壁部123の外表面と上記検体収容部との間を連通する切欠130が設けられている。切欠130は、側壁部123の開口下端から上方に向かって切欠かれた形態を有し、蓋体104の外周のうちの一辺において、側壁部123内に1つまたはそれ以上設けられている。蓋体104の外周のうちの一辺において、側壁部123内に複数個の切欠130が設けられる場合、1つの切欠と隣り合う切欠との間の間隔は特に限定されず、例えば、略一定となるように設計されていてもよい。切欠130の形状および大きさも特に限定されず、当業者によって任意の形状および大きさが選択され得る。なお、図4では、切欠130は側壁部123の長辺側に設けられた例を記載しているが、本発明はこの配置にのみ限定されない、例えば、図1に示すように、切欠130は、側壁部123の長辺側および短辺側のいずれにも設けられていてもよい。
本発明の病理検査用包埋カセットを構成するカセット本体および蓋体は、当業者に公知の方法(例えば、射出成形)を用いて製造することが可能である。
図5は、図1に示す本発明の病理検査用包埋カセットを用いて、検体に薬液処理を施している状態の一例を模式的に示す図である。
本発明の病理検査用包埋カセット100は、カセット本体102の底面部106と枠体108とで構成される凹部内に生体から採取した検体180が収容される。さらに、カセット本体102の上方が蓋体104で覆われ、そして蓋体104の前方係止片124をカセット本体102の前方係止片受容部116内に挿入し、かつ蓋体104の後方係止片126をカセット本体102の後方係止片受容部118に係止することにより、蓋体104をカセット本体102に固定することができる。
ここで、図5に示す実施形態において、収容可能な検体180は、例えば、カセット本体102の内側空間の高さを超えるもの(すなわち、検体180をカセット本体102内に配置した際に、検体108の一部がカセット本体102の開口高さを超えるもの)であってもよい。カセット本体102から突出した検体180の一部は、蓋体104に設けられた側壁部123(の高さ)によって、蓋体104の凹状空間内に収容されるからである。こうして、検体108は、検体収容部132内で押し潰されることなく収容され得る。
次いで、検体180が収容された検体収容部132内には、カセット本体102の本体透孔112、ならびに蓋体104の蓋体透孔128および切欠130を通じて、洗浄水、薬液(例えば、アルコール、キシレン)などの流体182がカセット本体102内に充填される。これにより、検体180について流体182によって水洗、薬液処理などの任意の処理を施すことができる。そして、水洗または薬液処理を終えた後の不要な流体(廃液)は、本体透孔112、蓋体透孔128および切欠130を通じて、カセット本体102および蓋体104から外部に排出され得る。
図6は、本発明の病理検査用包埋カセットの他の例を示す斜視図である。なお、図6において、図1と同一の構成要素には同一の参照番号が付されている。
本発明の病理検査用包埋カセット200は、カセット本体202および蓋体104から構成されている。カセット本体202および蓋体104は、図1に示すカセット本体102および蓋体104と同様の材料から構成されている。
カセット本体202は、図7に示すように、枠体208の一部に切欠230が設けられている。切欠230は、枠体208の開口上端から下方に向かって切欠かれた形態を有し、カセット本体202の外周のうちの一辺において、枠体208上に1つまたはそれ以上設けられている。図7において、枠体208上の切欠230の位置は、図6に示す蓋体104の側壁部123に設けられた切欠130と対応して重なるように設けられている。これにより、カセット本体202と蓋体104とを組み合わせた際に、本発明の病理検査用包埋カセット300の側面では、切欠130と切欠230とが一緒になってより大きな開口を形成して内部の検体収容部と連通する(図6)。その結果、本発明の病理検査用包埋カセット200の側面からの洗浄液および薬液等の流入および排出をより短時間で行うことができる。
図8は、本発明の病理検査用包埋カセットの別の例を示す斜視図である。なお、図8において、図1と同一の構成要素には同一の参照番号が付されている。
本発明の病理検査用包埋カセット300は、カセット本体302および蓋体104から構成されている。カセット本体302および蓋体104は、図1に示すカセット本体102および蓋体104と同様の材料から構成されている。
図8に示す実施形態では、カセット本体302の枠体308の一部に複数の切欠330が設けられている。図8において、枠体308上の切欠330の位置は、蓋体104の側壁部123に設けられた切欠130と重ならないように設けられている。これにより、カセット本体302と蓋体104とを組み合わせた際に、本発明の病理検査用包埋カセット300の側面では、切欠130と切欠330とは一緒になって開口を形成することなく、互いに独立して内部の検体収容部と連通する。
図8に示す実施形態では、カセット本体302と蓋体104とを組み合わせた際の切欠130および切欠330の各開口面積は、図6に示すような切欠130と切欠230とが一緒になってより大きな開口を形成して得られる開口面積と比較して小さくなるように設計することができる。その一方で、本発明の病理検査用包埋カセット300(図8)の側面の開口面積の合計を、本発明の病理検査用包埋カセット200(図6)の側面の開口面積の合計と同一になるように設計することも可能である。その結果、本発明の病理検査用包埋カセット300の側面からの洗浄液および薬液等の流入および排出を、図6に示す本発明の病理検査用包埋カセット200の場合と同様により短時間で行うことができる。加えて、図8に示す実施形態では、個々の開口面積を小さく設定することができるので、仮に小さな検体が収容されたとしても、水洗や薬液処理の際に切欠130および切欠230を通じて検体が誤って流出するリスクを低減することもできる。
本発明の病理検査用包埋カセットを用いて水洗および薬液処理された検体は、以下のようにして、病理検査用顕微鏡標本を得るためのパラフィンブロックが作製される。
図9は、本発明の病理検査用包埋カセットを用いて水洗かつ薬液処理された検体を用いて、顕微鏡検査標本を得るためのパラフィンブロックを作製する一例を模式的に示す図である。
まず、図9の(a)に示すように、本発明の病理検査用包埋カセットで水洗および/または薬液処理された検体480が本発明の病理検査用包埋カセットを構成するカセット本体102から、ステンレス製の包埋トレイ410に移し替えされ、包埋トレイ410にカセット本体102を配置して、包埋トレイ410およびカセット本体102内が液状パラフィン413で充填される。
液状パラフィンが固化した後、包埋トレイ410が取り外され、図9の(b)に示すように、水洗および/または薬液処理された検体480が包埋されたパラフィン420がカセット本体102に付着してなるパラフィンブロック430を得ることができる。
その後、図示しないが、このようにして得られたパラフィンブロックは、ミクロトーム上に裏返して配置され、ミクロトームに設置されたアダプターをパラフィンブロックに係合することにより、パラフィンブロックがミクロトームに固定される。そして、図9の(b)に示す検体480が包埋されたパラフィン430部分をスライスし、得られた薄片に染色、その他の所定の処理を施すことにより所望の顕微鏡標本を得ることができる。
100,200,300 病理検査用包埋カセット
102,202,302 カセット本体
104 蓋体
106 底面部
108,208,308 枠体
112 本体透孔
114 印字部
116 前方係止片受容部
118 後方係止片受容部
121 上蓋部
123 側壁部
124 前方係止片
126 後方係止片
128 蓋体透孔
130,230,330 切欠
132 検体収容部
180 検体
182 流体

Claims (3)

  1. 病理検査用包埋カセットであって、
    方形の底面部と該底面部の外周に沿って設けられた枠体とで構成されており、かつ該底面部の外表面と内表面との間を連通する多数の本体透孔を有する、カセット本体;および
    上蓋部と該上蓋部の外周に沿って設けられた、該カセット本体に取り付け可能な側壁部とで構成されており、かつ該上蓋部の外表面と内表面との間を連通する多数の蓋体透孔を有する、蓋体;
    を備え、
    該蓋体の該上蓋部の該内表面および該側壁部の該内表面、ならびに該カセット本体の該枠体の該内表面および該底面部の該内表面のすべてによって、検体を収容するための検体収容部が構成され、
    該蓋体の該側壁部に、該側壁部の外表面と該検体収容部との間を連通する切欠が設けられており、そして
    該切欠が該側壁部の開口下端から上方に向かって切欠かれた形態を有する、カセット。
  2. 前記蓋体の前記側壁部において、複数の前記切欠が対向するように配置されている、請求項1に記載の病理検査用包埋カセット。
  3. 前記本体透孔、前記蓋体透孔、および前記切欠が略同じ平均開口面積を有する、請求項2に記載の病理検査用包埋カセット。
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