JP2017008549A - 媒体収納装置及び媒体処理装置 - Google Patents
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[1−1.紙幣処理装置の外観構成]
図1に示すように、紙幣処理装置1は金融機関の行員(例えば受付窓口員)が操作する行員操作型端末、いわゆるテラーキャッシャーであり、行員の操作に基づいて紙幣の入出金処理を行う。この紙幣処理装置1は、箱型の筐体2の上端部に、入金部3の投入口3A、出金部4の排出口4A、表示部5及び操作部6が設けられている。入金部3は、行員により投入口3Aから入金紙幣が投入されると、これを1枚ずつ分離して紙幣処理装置1内に取り込む。出金部4は、出金紙幣を集積して、これを排出口4Aから行員に取り出させる。またこの出金部4には、排出口4Aを開閉するシャッタ(図示せず)が設けられ、紙幣の排出時に開くようになっている。表示部5は液晶ディスプレイにより構成され、メニュー画面、各種処理の結果画面等を表示する。操作部6は押しボタンにより構成され、紙幣処理装置1に対する操作を受け付ける。
図2に示すように、紙幣処理装置1の筐体2内には、上述した入金部3及び出金部4に加えて、鑑別部10、一時保留部11、紙幣収納庫12(紙幣収納庫12A〜12E)、リジェクト庫13、搬送路14及び図示しない制御部が設けられており、該制御部が各部を統轄制御する。筐体2内の上部には、入金部3が後側、出金部4が前側となるように前後方向に並んで設けられている。また、出金部4の前方斜め下には一時保留部11が設けられ、この一時保留部11より後方で入金部3の後方斜め下には、鑑別部10が設けられている。
図3乃至図5に示すように紙幣収納庫12Aは、上下方向の長さと左右方向の長さとがほぼ同等であり前後方向の長さが左右方向の長さよりも短い箱型に、樹脂成形により形成されたプラスチックである収納庫筐体20を有している。収納庫筐体20は、筐体天板20U、筐体底板20D、筐体左側板20L、筐体右側板20R、筐体前面板20F及び筐体後面板20Bを有しており、紙幣収納庫12Aの内部と外部とを連通し該収納庫筐体20内部へ外部から紙幣を装填させる開口である装填開口部22が前面に形成されている。また収納庫筐体20は、筐体天板20Uの後寄りに、左右方向と平行にスリット状の受渡開口部24が形成されている。また収納庫筐体20には、後述する集積繰出機構36、ステージ38及び昇降駆動部(図示せず)等の各種機構を収納する空間である収納庫内空間28が形成されている。筐体前面板20Fは、装填開口部22の左側において左右方向にある程度の幅を有しており、収納庫扉26の後述するシリンダー錠32と対向する箇所には、該シリンダー錠32のロックプレート34が嵌り込む孔部が穿設された板状のストライク30が固定されている。なおそれぞれ図5(A)は筐体天板20Uを、図5(B)は筐体右側板20Rを図示せず省略している。
不正行為検知部44は、収納庫扉26と樹脂成形により一体に形成された塑性変形するプラスチックであり、収納庫扉26の装填開口部覆い部26Fの後面における戸先部側端部の下端部(錠非配置部)から、閉鎖状態における後方、すなわち収納庫内空間28に向かって突出する背面視L字形状の板状部材である。不正行為検知部44は、閉鎖状態においてステージ38の短手方向の一端である前端側と対向するように形成された第1壁としての検知部水平板44Hと、閉鎖状態においてステージ38の長手方向の一端である左端側と対向するように形成された第2壁としての検知部鉛直板44Vとにより構成されており、閉鎖状態において装填開口部22の左下側に嵌り込んでいる。
以上の構成において、施錠状態において例えば悪意のある保守作業者である不正作業者が図7に示すように強引に収納庫扉26の下側をこじ開けた場合、紙幣収納空間42と収納庫筐体20の外部とを結ぶ直線上に不正行為検知部44が位置することとなる。このように不正行為検知部44は、施錠状態で収納庫扉26の下側がこじ開けられた場合、収納庫筐体20と収納庫扉26の装填開口部覆い部26Fとの間の隙間を埋めるように配置されており、外部から紙幣収納空間42へアクセスされ難くしている。
[2−1.紙幣処理装置の構成]
図1及び図2に示すように、第2の実施の形態による紙幣処理装置101は、第1の実施の形態による紙幣処理装置1と比べて、紙幣収納庫112Aが紙幣収納庫12Aと異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
図5及び図6との対応部分に同一符号を付した図8及び図9に示すように、第2の実施の形態による紙幣収納庫112Aは、第1の実施の形態による紙幣収納庫12Aと比べて、不正行為検知部144が不正行為検知部44と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
不正行為検知部144は、不正行為検知部44と比べて、検知部水平板144Hが検知部水平板44Hと異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
[3−1.紙幣処理装置の構成]
図1及び図2に示すように、第3の実施の形態による紙幣処理装置201は、第2の実施の形態による紙幣処理装置101と比べて、紙幣収納庫212Aが紙幣収納庫112Aと異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
図8及び図9との対応部分に同一符号を付した図10及び図11に示すように、第3の実施の形態による紙幣収納庫212Aは、第2の実施の形態による紙幣収納庫112Aと比べて、不正行為検知部244が不正行為検知部144と異なっており、サイドガイド50が追加されているものの、それ以外は同様に構成されている。
不正行為検知部244は、不正行為検知部144と比べて、検知部水平板244Hが検知部水平板144Hと異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
なお上述した第2の実施の形態においては切欠溝48を水平板片144H1、144H2及び144H3に設け、第3の実施の形態においては段差部56を水平板片244H1及び244H2に設けることにより、該切欠溝48及び該段差部56から水平板片144H1、144H2及び144H3又は水平板片244H1及び244H2を折り曲がり易くする場合について述べた。本発明はこれに限らず、水平板片144H1、144H2及び144H3と水平板片244H1及び244H2とにおいて、肉厚が周囲と薄くなる種々の形状である変形部を設けても良い。
Claims (11)
- 内部に媒体を収納する収納空間を有し、外部から前記収納空間にアクセスするための開口部が形成された筐体と、
前記開口部を開放又は閉鎖する扉と、
前記開口部の開放を規制する錠部と、
前記扉における前記収納空間側の側面に形成され、前記錠部が施錠状態のときに前記扉の一部が前記筐体から離隔した際、少なくとも前記扉と前記筐体との隙間における前記外部と前記収納空間との間の直線上に位置する不正行為検知部と
を有する媒体収納装置。 - 前記収納空間内を移動可能に設けられ、前記媒体を集積するステージをさらに有し、
前記不正行為検知部は、前記ステージの移動領域外に配置される
請求項1に記載の媒体収納装置。 - 前記扉は、吊元部を支点として該吊元部とは逆側の戸先部が前記開口部に離接するよう回動し、
前記錠部は、前記戸先部側における、前記吊元部から前記戸先部へ向かう吊元戸先方向に直交する吊元戸先直交方向の一端側である錠配置部側に設けられ、
前記不正行為検知部は、前記戸先部側における、前記吊元戸先直交方向において前記錠配置部側とは逆側の錠非配置部側に設けられる
請求項1に記載の媒体収納装置。 - 前記不正行為検知部は、前記施錠状態において前記扉の一部が前記筐体から離隔した際に、前記扉における前記錠非配置部側と前記筐体との隙間に位置し前記吊元戸先方向に延在する第1壁と、前記扉における前記戸先部側と前記筐体との隙間に位置し前記吊元戸先直交方向に延在する第2壁と
を有する請求項3に記載の媒体収納装置。 - 前記不正行為検知部は、前記第1壁に切り欠きが形成されている
請求項4に記載の媒体収納装置。 - 前記不正行為検知部は、前記第1壁の一部分に肉薄な薄肉部が形成されている
請求項4に記載の媒体収納装置。 - 集積された前記媒体の位置をガイドする媒体位置ガイドをさらに有し、
前記不正行為検知部は、切込により長手方向に複数の板片に分割され、前記媒体位置ガイドと干渉する前記板片が取り除かれる
請求項1に記載の媒体収納装置。 - 前記不正行為検知部は、塑性変形可能な材質である
請求項1に記載の媒体収納装置。 - 集積された前記媒体の位置をガイドする媒体位置ガイドをさらに有し、
前記不正行為検知部は、前記媒体位置ガイドと干渉しないよう配置される
請求項1に記載の媒体収納装置。 - 前記不正行為検知部は、前記扉と一体成形される
請求項1に記載の媒体収納装置。 - 紙葉状の媒体に関する操作を受け付ける操作部と、
内部に前記媒体を収納する収納空間を有し、外部から前記収納空間にアクセスするための開口部が形成された筐体と、
前記開口部を開放又は閉鎖する扉と、
前記開口部の開放を規制する錠部と、
前記扉における前記収納空間側の側面に形成され、前記錠部が施錠状態のときに前記扉の一部が前記筐体から離隔した際、少なくとも前記扉と前記筐体との隙間における前記外部と前記収納空間との間の直線上に位置する不正行為検知部と
を有する媒体処理装置。
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JP2015124055A JP6493008B2 (ja) | 2015-06-19 | 2015-06-19 | 媒体収納装置及び媒体処理装置 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006252580A (ja) * | 2006-05-22 | 2006-09-21 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙幣収納装置 |
JP2008026976A (ja) * | 2006-07-18 | 2008-02-07 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体取扱装置 |
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2015
- 2015-06-19 JP JP2015124055A patent/JP6493008B2/ja active Active
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