JP2017008471A - 顔面へ取付けられるアンカー部材、その着色方法及び顔面装着部材 - Google Patents
顔面へ取付けられるアンカー部材、その着色方法及び顔面装着部材 Download PDFInfo
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Abstract
Description
さらに、耳掛け紐のないマスクの他の例として、マスクをマスク本体と左右方向端部に分離し、左右方向端部を粘着部とし、これを粘着材で顔面へ取付けるとともに、この部分の表面と、これに重なるマスク本体の端部内側に面ファスナー等からなる接続部を設け、この接続部でマスク本体を粘着部と分離・結合にすることにより、マスク本体を顔面上へ着脱自在にしたものもある(特許文献2)。
なお、一般的な面ファスナーは、互いに係脱する雄側面ファスナーと雌側面ファスナーの組み合わせで構成され、雄側面ファスナーは係合突起を備えるものであり、雌側面ファスナーは雄側面ファスナーの係合突起が係合するループ状等の繊維部分を有するものである。また、本願では雌側面ファスナーと同様に雄側面ファスナーを係合させることを雌側面ファスナー機能ということにする。
そこで、顔面上へ違和感なく長時間取付けて装飾的に使用するには、薄くかつ小型にすることが好ましい。このようにできる可能性があるものとして、例えば面ファスナーがある。
しかし、特許文献2に使用を示唆されている面ファスナーは、本来のマスクにおける左右方向端部である比較的大きな面積を有する粘着部の一部表面に取付けられている。このため、顔面上へ取付けられる部分は、マスクの一部である粘着部と、その上に取付けられる面ファスナー等の接続部とからなる部分となり、例えば面ファスナーは比較的剛性が高く厚い部材のため、粘着部と接続部からなる部材は全体が比較的大きく嵩張ったものになる。
さらに、面ファスナーのみをアンカー部材として使用すること並びに面ファスナーを顔面装飾部材として使用することは想定外であった。
そこで、本願は、使用に違和感が無く、かつ装飾効果のある顔面装飾部材としてのアンカー部材の提供を目的とする。併せて、表面を装飾するための有利な着色方法並びにこのアンカー部材に止着する顔面装着部材の提供を目的とする。
前記アンカー部材(20)は、基部(21)と雄側係合部材(23)を有する雄側面ファスナーからなり、
前記基部(21)は、顔面へ取付けられる裏面に粘着層(22)が設けられ、
表面には雄側面ファスナーを構成する前記雄側係合部材(23)が一体に突出形成されるとともに、
この雄側係合部材(23)の突出側先端を含む表面が装飾部(24)をなすことを特徴とする。
この係合部は、前記軸部から直交方向へ広がり、前記装飾部(24)を構成する偏平頭部(23b)をなしていることを特徴とする。
前記アンカー部材(20)は、基部(21)と雄側係合部材(23)を有する雄側面ファスナーからなり、
前記基部(21)は、顔面へ取付けられる裏面に粘着層(22)が設けられ、
表面には雄側面ファスナーを構成する前記雄側係合部材(23)が一体に突出形成されるとともに、
この雄側係合部材(23)の突出側先端を含む表面が装飾部(24)をなし、
この装飾部(24)がインクジェット印刷で着色されることを特徴とする。
前記装飾部(24)は、前記雄側係合部材(23)の突出側先端に形成された扁平頭部(23b)により形成され、
前記インクジェット印刷は、前記扁平頭部(23b)の表面に対して印刷されることを特徴とする。
隣り合う前記扁平頭部(23b)の間に間隙が形成され、この間隙内において、前記インクジェット印刷により前記基部(21)の表面へ目地印刷層(24b)を形成することを特徴とする。
前記顔面装着部材がマスクカバー(30)であり、
このマスクカバー(30)は、鼻(13)及び口(15)を覆う別部材の交換マスク(34)の外側を覆って支持するとともに、前記交換マスク(34)の左右両側から耳方向へ延びる延出部(32)を備え、
この延出部(32)に設けられた、前記アンカー部材(20)と係脱する雌側面ファスナー機能部を有する結合部(33)にて、前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする。
前記顔面装着部材は、顔面装飾のためのフェイスアクセサリー(40)であり、
このフェイスアクセサリー(40)は、宝飾やフェイスペイントのような装飾を施されるとともに、雌側係合部(42)を備え、
この雌側係合部(42)にて前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする。
前記顔面装着部材がアイマスク50であり、
このアイマスク(50)は、目を覆うとともに、目(14)から耳(11)方向へ延びる延出部(52)を備え、
この延出部(52)に設けられた、前記アンカー部材(20)と係脱する雌側面ファスナー機能部を有する結合部(51)にて前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする。
前記顔面装着部材が、目(14)の周囲部分を含んで少なくとも顔面(10)の一部を覆うファンシーマスク(60)であり、
このファンシーマスク(60)は、周囲の一部に、前記アンカー部材(20)と係脱する雌側面ファスナー機能部を有する結合部(61)を備え、
この結合部(61)にて前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする。
また、アンカー部材を雄側面ファスナーとすることにより、顔面装着部材の素材が布等からなり雄側面ファスナーと係脱できる雌側面ファスナー機能部を有するものであれば、雌側面ファスナーを省略して、顔面装着部材自体を直接アンカー部材へ止着できるので、顔面装着部材の部品点数を削減して、簡単な構造のものにすることができる。
この目地印刷層により、隣り合う拡大頭部間の間隙を埋めるので、隣り合う扁平頭部の印刷層は間隙を有するが、離隔観察において、各扁平頭部の印刷層は目地印刷層により連続した滑らかに連続する単一の印刷層として見えることになり、印刷むらの少ない装飾印刷層を形成できる。したがって、ビジュー印刷などの高精細で装飾効果の高い表現が可能になる。
しかも、ビジュー印刷又はフェイスペイント風の模様等を印刷してあるので、顔面の装飾シーンの多くに適用できる。
顔面10の耳11近傍における左右両頬12に予め雄側面ファスナーアンカー20(本願考案におけるアンカー部材の一例をなす)が着脱自在に取付けられている。雄側面ファスナーアンカー20の取付位置は、頬12のうち、鼻13と耳11の中間部で耳11寄りの位置である。14は目、15は口、16は顎(図5参照)、17は耳前方の髪の毛(「もみあげ」ともいう)である。
なお、耳前方部12bは、比較的前後方向(横幅方向)の狭い部分であるが、雄側面ファスナーアンカー20を図示形状と異なる楕円等の縦長形状にしておけば、耳前方部12bへ容易に取付けることができる。
アンカー部材として雄側面ファスナーを用いることによって、雌側面ファスナーの起毛状をなす表面と異なり、アンカー部材の表面が均一化して整然とした面になるため、この面を装飾部とすることができるようになり、アンカー部材を装飾性の高い装飾部材とすることができる。
この雌側面ファスナーと同様に機能する部分を雌側面ファスナー機能部分という。但し、この雌側面ファスナー機能部分は雌側面ファスナー自体も含むものである。
また、結合部33の表側に結合部表示37が設けられ、この例では、結合方向を示す矢印等の適当な表示が設けられている。この表示も、種々の文字、符号、記号や図形などが可能である。
これにより、図2に示すように、マスクカバー30は左右両端の結合部33が左右両頬12上の雄側面ファスナーアンカー20へ係合することにより顔面10上に止着固定され、同時に交換マスク34もマスクカバー30により顔面10上に固定される。
したがって、マスクカバー30は交換マスク34を完全に覆い、交換マスク34を露出させないため、顔面装飾としても機能している。
また、交換マスク34を耳掛け紐で耳11へ掛けないため、長時間装着しても耳の付け根が痛くなることがない。
但し、装飾部24としてビジューの印刷は必須ではなく、宝飾風以外の模様や形状等からなる適宜装飾にすることができる。
雄側面ファスナーアンカー20は帯状に連続して製造された雄側面ファスナーの原反ロール、もしくは予めこれを適当長さにカットした正方形もしくは長方形のカットシートから切り出される。以下、原反ロールやカットシートを雄側面ファスナーアンカー20の原材料という。
このとき、原材料からの切り出しに伴う材料ロスの最も少ない雄側面ファスナーアンカー20の形状は、原反の帯形状やカットシートの相似形である正方形もしくは長方形である。このような形状を非ロス形状ということにする。
また、非ロス形状で装飾性のないもの、例えば長方形のものであっても、これを複数個使用した場合(図5参照)は、装飾的な使用とする。
なお、例えば、雄側係合部材23の先端が尖って急傾斜の鈎形をなす場合には、平坦面が少なくなるため、印刷面が凹凸の大きなものになり、美しい装飾印刷が困難になる。
しかも、インクジェット印刷は雄側面ファスナーアンカー20側へ非接触であるから、印刷時に雄側係合部材23が折れ曲がる等して印刷面が乱れるおそれがないので、より高精細な印刷が可能になる。
そのうえ、インクが微滴であるため、拡大頭部23b間の間隙に入って、基部21上に正確な目地印刷層24bが形成できる。
また、拡大頭部23bの最大幅部の寸法d1が0.6mm、軸部23aの直径Dが0.2mm、隣り合う拡大頭部23bの各最大部間の間隙d2が0.2mmである。なお、隣り合う拡大頭部23bの小幅部間の間隙d4(図4のA参照)もd2と同程度もしくはそれより若干狭い程度になっている。
そのうえ、基部21を粘着層22で顔面へ直接取付けできるので、他の比較的大きな介在部材を要さず、雄側面ファスナーアンカー20は雄側面ファスナー機能部のみの外観をなすため、不要物を外観させず、装飾的に優れた外観にすることができ、かつ比較的小型にして、顔面取付時における苦痛や不快感を低減させている。
このように、髪の毛が絡みにくい構造とすることにより、雄側面ファスナーアンカー20を、髪の毛と接触しやすい顔面へ取付けて使用することが可能になる。
その結果、結合部33との十分な係合力を維持しつつ、薄型かつ小型で、しかも、髪の毛が絡みにくい状態で顔面へ取付けでき、顔面の装飾部材として活用できる。
なお、この寸法は一例であり、使用目的等により自由に種々設定できる。
ここで、係合力F1及びF2並びに結合力F3は、F3>F1>F2の関係を満たすように設定される。
このF2方向へ剥がすときの係合力F2は、傾斜面23cの傾斜角度調整や湾曲もしくは凹凸等の種々形状を施すことにより自由に調節できる。
したがって、マスクカバー30の装着時には、軸部23aに係合した結合部33の雌側面ファスナー機能部が、軸部23aを軸直交方向へ引っ張るため、結合部33は大きな係合力F1にて雄側面ファスナーアンカー20へ係合により止着され、マスクカバー30を確実に顔面10上へ支持できる。
なお、上記の係合力F1及びF2並びに結合力F3の関係は、マスクカバー30以外の後述する他の顔面装着部材を止着する場合も同じである。
なお、フェイスペイント状アンカー27は、ミニフラッグ以外にも種々可能であり、例えば、応援チーム名や選手名並びに応援メッセージ等を示す文字や、アニメキャラクター等を模したものでもよい。
第2アクセサリー44の構造も同じであるが、装飾面41はビジュー印刷と異なり、より簡素な印刷としてもよい。
なお、ファンシーマスクを、少なくとも目14を含む顔面10を覆うとともに、目14が覗くための開口を設けるか、少なくとも目14の部分を透明にして外部を見ることができるように視界を確保した顔面被覆部材と定義する。
このフェイスマスクの左右裏側に雌側面ファスナー機能部からなる結合部を設け、雄側面ファスナーアンカー20により顔面10上へ着脱自在に装着できるようにすることで、化粧した女性などの衣服試着時に、化粧が衣服に付着しないようになっている。この場合、アンカー部材20は、化粧落ちの問題を考慮して、ほとんど化粧がされていない耳前方部12b(図10)へ設けることが好ましい。これは化粧をすることの多い女性用の試着用具として特に有効である。
このようにすると、耳掛け紐のないマスクの装着が可能になり、耳掛け紐を省略可能になる。しかも、アンカー部材を顔面に取付けておけば、このアンカー部材に対して複数のマスクを適宜交換使用可能になる。
そのうえ、市販の耳掛け紐を有する既製品マスクを使用する場合は、予め既製品マスクから耳掛け紐の外観を損なわないように除去処理するか、又は耳掛け紐を残したまま雄側面ファスナーアンカー20へ止着させることで、マスクカバー30を用いなくても多数種類の既製品マスクを自由に交換して使用する機会を多くすることができる。
この場合、アンカー部材が樹脂製であれば、マスターバッチ法、練り込み法、顔料表面コート法、ドライブレンド等の素材に対する着色方法が可能である。
また、上記印刷又は印刷によらない着色をする場合において、着色する対象が雄側面ファスナーであって、その表面が均一化して整然とした面になっているため、ここに印刷等で着色することが容易になる。
このように、アイマスクやファンシーマスクさらにはフェイスアクセサリーのような各種の顔面装着部材を、アンカー部材を用いて顔面へ容易かつ確実に止着できるようにすれば、より多くの部材を顔面装着可能にして、趣味性や利便性を向上させることができる。
請求項6に記載した発明は上記請求項1〜5のいずれかにおいて、前記雄型面ファスナーからなる前記アンカー部材(20)は、前記雄側係合部材(23)の密度、突出長さ及び配置により、髪の毛の絡みにくい構造になっていることを特徴とする。
前記アンカー部材(20)は、基部(21)と雄側係合部材(23)を有する雄側面ファスナーからなり、
前記基部(21)は、顔面へ取付けられる裏面に粘着層(22)が設けられ、
表面には雄側面ファスナーを構成する前記雄側係合部材(23)が一体に突出形成されるとともに、
この雄側係合部材(23)の突出側先端を含む表面が装飾部(24)をなし、
この装飾部(24)がインクジェット印刷で着色されることを特徴とする。
前記装飾部(24)は、前記雄側係合部材(23)の突出側先端に形成された偏平頭部(23b)により形成され、
前記インクジェット印刷は、前記偏平頭部(23b)の表面に対して印刷されることを特徴とする。
隣り合う前記偏平頭部(23b)の間に間隙が形成され、この間隙内において、前記インクジェット印刷により前記基部(21)の表面へ目地印刷層(24b)を形成することを特徴とする。
前記顔面装着部材がマスクカバー(30)であり、
このマスクカバー(30)は、鼻(13)及び口(15)を覆う別部材の交換マスク(34)の外側を覆って支持するとともに、前記交換マスク(34)の左右両側から耳方向へ延びる延出部(32)を備え、
この延出部(32)に設けられた、前記アンカー部材(20)と係脱する雌側面ファスナー機能部を有する結合部(33)にて、前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする。
前記顔面装着部材は、顔面装飾のためのフェイスアクセサリー(40)であり、
このフェイスアクセサリー(40)は、宝飾やフェイスペイントのような装飾を施されるとともに、雌側係合部(42)を備え、
この雌側係合部(42)にて前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする。
前記顔面装着部材がアイマスク(50)であり、
このアイマスク(50)は、目を覆うとともに、目(14)から耳(11)方向へ延びる延出部(52)を備え、
この延出部(52)に設けられた、前記アンカー部材(20)と係脱する雌側面ファスナー機能部を有する結合部(51)にて前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする。
前記顔面装着部材が、目(14)の周囲部分を含んで少なくとも顔面(10)の一部を覆うファンシーマスク(60)であり、
このファンシーマスク(60)は、周囲の一部に、前記アンカー部材(20)と係脱する雌側面ファスナー機能部を有する結合部(61)を備え、
この結合部(61)にて前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする。
請求項6の発明によれば、雄型面ファスナーからなるアンカー部材が、雄側係合部材の密度、突出長さ及び配置の調整によって、髪の毛の絡みにくい構造になっているので、この雄型面ファスナーを、単独で顔面へ露出使用されるアンカー部材として使用しても、周辺に存在する髪の毛を気にせずに使用できる。このため、雄型面ファスナーからなるアンカー部材を顔面上にて快適に使用できる。
この目地印刷層により、隣り合う拡大頭部間の間隙を埋めるので、隣り合う偏平頭部の印刷層は間隙を有するが、離隔観察において、各偏平頭部の印刷層は目地印刷層により連続した滑らかに連続する単一の印刷層として見えることになり、印刷むらの少ない装飾印刷層を形成できる。したがって、ビジュー印刷などの高精細で装飾効果の高い表現が可能になる。
しかも、ビジュー印刷又はフェイスペイント風の模様等を印刷してあるので、顔面の装飾シーンの多くに適用できる。
顔面10の耳11近傍における左右両頬12に予め雄側面ファスナーアンカー20(本願発明におけるアンカー部材の一例をなす)が着脱自在に取付けられている。雄側面ファスナーアンカー20の取付位置は、頬12のうち、鼻13と耳11の中間部で耳11寄りの位置である。14は目、15は口、16は顎(図5参照)、17は耳前方の髪の毛(「もみあげ」ともいう)である。
これにより、図2に示すように、マスクカバー30は左右両端の結合部33が左右両頬12上の雄側面ファスナーアンカー20へ係合することにより顔面10上に止着固定され、同時に交換マスク34もマスクカバー30により顔面10上に固定される。
このようにすると、耳掛け紐のないマスクの装着が可能になり、耳掛け紐を省略可能になる。しかも、アンカー部材を顔面に取付けておけば、このアンカー部材に対して複数のマスクを適宜交換使用可能になる。
そのうえ、市販の耳掛け紐を有する既製品マスクを使用する場合は、予め既製品マスクから外観を損なわないように耳掛け紐を除去処理するか、又は耳掛け紐を残したまま雄側面ファスナーアンカー20へ止着させることで、マスクカバー30を用いなくても多数種類の既製品マスクを自由に交換して使用する機会を多くすることができる。
前記アンカー部材(20)は、基部(21)と雄側係合部材(23)を有する雄側面ファスナーからなり、
前記基部(21)は、顔面へ取付けられる裏面に粘着層(22)が設けられ、
表面には雄側面ファスナーを構成する前記雄側係合部材(23)が一体に突出形成されるとともに、
この雄側係合部材(23)は、前記アンカー部材の基部(21)表面側から突出する軸部(23a)と、その突出側先端に形成される係合部とを備え、
この係合部は、前記軸部から直交方向へ広がる偏平頭部(23b)をなし、
この偏平頭部(23b)の表面が装飾部(24)をなすことを特徴とする。
請求項6に記載した発明は上記請求項1〜5のいずれかにおいて、前記雄側係合部材(23)の前記拡大頭部(23b)が前記雌側面ファスナー機能部と係合したときにおける、前記軸部(23a)の軸直交方向の係合力をF1、軸方向の係合力をF2、前記粘着層(22)の顔面に対する結合力をF3とするとき、
F3>F1>F2の関係を満たすように設定されることを特徴とする。
前記装飾部(24)は、前記偏平頭部(23b)へインクジェット印刷することにより着色されることを特徴とす。
前記顔面装着部材がマスクカバー(30)であり、
このマスクカバー(30)は、鼻(13)及び口(15)を覆う別部材の交換マスク(34)の外側を覆って支持するとともに、前記交換マスク(34)の左右両側から耳方向へ延びる延出部(32)を備え、
この延出部(32)に設けられた、前記アンカー部材(20)と係脱する雌側面ファスナー機能部を有する結合部(33)にて、前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする。
前記顔面装着部材は、顔面装飾のためのフェイスアクセサリー(40)であり、
このフェイスアクセサリー(40)は、宝飾やフェイスペイントのような装飾を施されるとともに、雌側係合部(42)を備え、
この雌側係合部(42)にて前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする。
前記顔面装着部材がアイマスク(50)であり、
このアイマスク(50)は、目を覆うとともに、目(14)から耳(11)方向へ延びる延出部(52)を備え、
この延出部(52)に設けられた、前記アンカー部材(20)と係脱する雌側面ファスナー機能部を有する結合部(51)にて前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする。
前記顔面装着部材が、目(14)の周囲部分を含んで少なくとも顔面(10)の一部を覆うファンシーマスク(60)であり、
このファンシーマスク(60)は、周囲の一部に、前記アンカー部材(20)と係脱する雌側面ファスナー機能部を有する結合部(61)を備え、
この結合部(61)にて前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする。
また、アンカー部材を雄側面ファスナーとすることにより、顔面装着部材の素材が布等からなり雄側面ファスナーと係脱できる雌側面ファスナー機能部を有するものであれば、雌側面ファスナーを省略して、顔面装着部材自体を直接アンカー部材へ止着できるので、顔面装着部材の部品点数を削減して、簡単な構造のものにすることができる。
また、雄側係合部材の先端部が偏平頭部をなしているので、アンカー部材の表面は全体として平坦な平面からなる装飾部を形成する。このため、印刷面の着色が容易となり、かつ明瞭な模様等を形成できる。
そのうえ、印刷面が雄側係合部材の先端部に形成された偏平頭部で構成されているため、全体として平坦な平面からなる印刷面になり、印刷を容易にすることができる。
Claims (13)
- 顔面(10)へ予め設けられて顔面装着部材(30、40、50、60)を止着することにより、この顔面装着部材を顔面へ着脱自在に装着するアンカー部材(20)において、
前記アンカー部材(20)は、基部(21)と雄側係合部材(23)を有する雄側面ファスナーからなり、
前記基部(21)は、顔面へ取付けられる裏面に粘着層(22)が設けられ、
表面には雄側面ファスナーを構成する前記雄側係合部材(23)が一体に突出形成されるとともに、
この雄側係合部材(23)の突出側先端を含む表面が装飾部(24)をなすことを特徴とするアンカー部材。 - 前記装飾部(24)は有彩色で着色されていることを特徴とする請求項1に記載したアンカー部材。
- 前記装飾部(24)の着色は、宝飾を模したビジュー印刷からなることを特徴とする請求項2に記載したアンカー部材。
- 前記雄側係合部材(23)は、前記アンカー部材の基部(21)表面側から突出する軸部(23a)と、その突出側先端に形成される係合部とを備え、
この係合部は、前記軸部から直交方向へ広がり、前記装飾部(24)を構成する偏平頭部(23b)をなしていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載した記載したアンカー部材。 - 前記アンカー部材(20)が耳前方の髪の毛(17)と耳(11)との間に位置する耳前方部(12b)へ取付けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載したアンカー部材。
- 顔面(10)へ予め設けられて顔面装着部材(30、40、50、60)を止着することにより、この顔面装着部材を顔面へ着脱自在に装着するアンカー部材(20)の着色方法において、
前記アンカー部材(20)は、基部(21)と雄側係合部材(23)を有する雄側面ファスナーからなり、
前記基部(21)は、顔面へ取付けられる裏面に粘着層(22)が設けられ、
表面には雄側面ファスナーを構成する前記雄側係合部材(23)が一体に突出形成されるとともに、
この雄側係合部材(23)の突出側先端を含む表面が装飾部(24)をなし、
この装飾部(24)がインクジェット印刷で着色されることを特徴とするアンカー部材の着色方法。 - 前記装飾部(24)は、前記雄側係合部材(23)の突出側先端に形成された扁平頭部(23b)により形成され、
前記インクジェット印刷は、前記扁平頭部(23b)の表面に対して印刷されることを特徴とする請求項6に記載したアンカー部材の着色方法。 - 隣り合う前記扁平頭部(23b)の間に間隙が形成され、この間隙内において、前記インクジェット印刷により前記基部(21)の表面へ目地印刷層(24b)を形成することを特徴とする請求項7に記載したアンカー部材の着色方法。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載した前記雄側面ファスナーからなる前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着される前記顔面装着部材において、
前記顔面装着部材がマスクカバー(30)であり、
このマスクカバー(30)は、鼻(13)及び口(15)を覆う別部材の交換マスク(34)の外側を覆って支持するとともに、前記交換マスク(34)の左右両側から耳方向へ延びる延出部(32)を備え、
この延出部(32)に設けられた、前記アンカー部材(20)と係脱する雌側面ファスナー機能部を有する結合部(33)にて、前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする顔面装着部材。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載した前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着される前記顔面装着部材において、
前記顔面装着部材は、顔面装飾のためのフェイスアクセサリー(40)であり、
このフェイスアクセサリー(40)は、宝飾やフェイスペイントのような装飾を施されるとともに、雌側係合部(42)を備え、
この雌側係合部(42)にて前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする顔面装着部材。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載した前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着される前記顔面装着部材において、
前記顔面装着部材がアイマスク(50)であり、
このアイマスク(50)は、目を覆うとともに、目(14)から耳(11)方向へ延びる延出部(52)を備え、
この延出部(52)に設けられた、前記アンカー部材(20)と係脱する雌側面ファスナー機能部を有する結合部(51)にて前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載した顔面装着部材。 - 前記アンカー部材(20)が目(14)の周囲(12c、12d)へ設けられていることを特徴とする請求項11に記載した顔面装着部材。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載した前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着される前記顔面装着部材において、
前記顔面装着部材が、目(14)の周囲部分を含んで少なくとも顔面(10)の一部を覆うファンシーマスク(60)であり、
このファンシーマスク(60)は、周囲の一部に、前記アンカー部材(20)と係脱する雌側面ファスナー機能部を有する結合部(61)を備え、
この結合部(61)にて前記アンカー部材(20)へ着脱自在に止着されることを特徴とする顔面装着部材。
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