JP5483745B2 - スイミングゴーグル - Google Patents

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本発明は、スイミングゴーグル、特に、ヘッドストラップの長さ調整システムを有するスイミングゴーグルに関する。
従来、ヘッドストラップの長さ調整システムを有するスイミングゴーグルは公知である。たとえば、特許文献1には、ヘッドストラップの長さを調整するための一対のバックルが開示されている。
特開2010−178794号公報
特許文献1に開示のスイミングゴーグルのバックルは、従来公知のものであって、一対の挿通孔とヘッドストラップを掛け回すためのクロスピース(crosspiece)とを有する。ヘッドストラップがゴーグル本体に取り付けられた状態においてヘッドストラップの長さを調整するときには、ヘッドストラップの端部を一対の挿通孔から外し、該端部を外方へ引っ張ってヘッドストラップの折り返された両端部の長さを調整した後に、それを再び一対の挿通孔に挿通させてクロスピースに巻き付けるためにさらに後方へ引っ張る必要がある。かかる一連の操作をすることは手間であり、特に、指が水で濡れている場合には、柔軟なプラスチック部材から形成されたヘッドストラップに対して滑り易くなっており、ヘッドストラップの両端部を比較的に小さな一対の挿通孔に挿入し難いという事態が生じていた。
一方、ゴーグル本体のフレーム部の両側に突起を設け、ヘッドストラップに形成された複数の開孔に該突起を嵌合させることによって、その長さを調整可能な手段を備えるスイミングゴーグルが知られているが、かかるスイミングゴーグルの場合には、ヘッドストラップの折り返された部分である両端部が固定されていないので、それらが水中において着用者の視界を遮るおそれがある。
本発明の課題は、従来のスイミングゴーグルの改良であって、比較的に簡易にヘッドストラップの長さ調整をすることができ、かつ、ヘッドストラップの折り返された端部を安定的に固定することのできるスイミングゴーグルの提供にある。
本発明は、前後方向を有し、レンズ部と前記レンズ部から前記後方向へ延びるフレーム部とを有する一対のアイカップを有するゴーグル本体と、ヘッドストラップと着用状態における前記ヘッドストラップの長さ調整した状態を固定するためのファスナとを有するヘッドストラップの長さ調整システムとを含む、スイミングゴーグルに関する。
本発明に係るスイミングゴーグルは、前記ヘッドストラップは、前記アイカップの前記フレーム部の両側部に位置する連結部に挿入されて前記後方向へ折り返された両端部と、前記両端部と重ね合わされる中間部とを有し、前記両端部には第1挿通孔が設けられ、前記中間部にはその延在方向へ一定間隔で並ぶ複数の第2挿通孔が列設されており、前記ファスナは、前記両端部の外面に位置する挟持頭部と、前記第1挿通孔と前記第2挿通孔とを貫通する脚部と、前記中間部の内面に位置する挟持底部とを有することを特徴とする。
本発明に係るスイミングゴーグルの好ましい実施態様の一つとして、前記ファスナの前記脚部は、前記ファスナの前記挟持頭部と前記挟持底部とのほぼ中央部に位置する。
本発明に係るスイミングゴーグルの他の好ましい実施態様の一つとして、前記ヘッドストラップのうちの少なくとも前記第2挿通孔が列設された領域の内面には、前記ヘッドストラップの両側縁に沿って延びる一対のリブが形成されている。
本発明に係るスイミングゴーグルのさらに他の好ましい実施態様の一つとして前記ファスナの前記挟持底部は、その外形が前記第1及び第2挿通孔の外形よりも大きい扁平な矩形状であって、両端縁と、前記挟持頭部の両側縁と交差する方向へ延びる両側縁とを有する。
本発明に係るスイミングゴーグルのさらに他の好ましい実施態様の一つとして、前記挟持頭部の幅寸法は、前記ヘッドストラップの前記両端部の少なくとも一方の幅寸法よりも小さい。
本発明に係るスイミングゴーグルのさらに他の好ましい実施態様の一つとして、前記ファスナの前記挟持頭部の外面には、流線形状の隆起面が形成されている。
本発明に係るスイミングゴーグルのさらに他の好ましい実施態様の一つとして、前記ファスナの前記挟持頭部の外面には意匠要素が施されている。
本発明に係るスイミングゴーグルによれば、ヘッドストラップのゴーグル本体の連結部に挿通して折り返した両端部とそれに対向する中間部とを、それらに形成された第1挿通孔と第2挿通孔とにファスナの一部を貫通させることによって互いに安定的に固定することができるので、ヘッドストラップの取り付けやその長さ調整をする操作が比較的に簡易であり、かつ、水中において両端部の一部が着用者の視界を妨げたりするおそれはない。
スイミングゴーグルの斜視図。 ヘッドストラップの斜視図。 図2のIII−III線断面図。 ファスナの斜視図。 図1のV−V線に沿う断面図。 図1の矢印VIから見たスイミングゴーグルの外側面図。 図1の矢印VIIから見たスイミングゴーグルの内側面図。 他の実施例におけるスイミングゴーグルの外側面の一部拡大図。
本発明に係るスイミングゴーグル10の詳細を添付の図面を参照して説明すると、以下のとおりである。図1において、C−C線はノーズブリッジ16の長さを二等分する中心線であり、スイミングゴーグル10は、C−C線に対して対称をなしている。
図1を参照すると、スイミングゴーグル10は、前後方向F,Rとこれらに直交する横方向Xを有し、ゴーグル本体11と、ヘッドストラップの長さ調節システムとを含む。該システムは、ヘッドストラップ12と、ヘッドストラップ12の長さを調整した後、その位置を固定するための一対のファスナ13とを含む。ゴーグル本体11は、一対のアイカップ14と、アイカップ14の周囲に取り付けられたガスケット15と、アイカップ14の横方向X内側を互いに連結するノーズブリッジ16とを含む。
アイカップ14は、透明の硬質材料から形成され、硬質材料としては、例えば、アクリル、ポリカーボネートなどのプラスチック材料を用いることができる。アイカップ14は、横方向Xにノーズブリッジ16を介して並んで形成され、前方向Fに位置するレンズ部18と、レンズ部18の周縁から後方向Rに延出するフレーム部19とを含む。ガスケット15とヘッドストラップ12とは、ゴム弾性を有する比較的に柔軟なゴムや、シリコン、ポリウレタン等のプラスチック材料から形成することができる。
アイカップ14には、その横方向X内側へ向かう突出部14aに位置する取付孔(図示せず)が形成されており、該取付孔にノーズブリッジ16の端部に位置する突起(図示せず)を嵌合することによってノーズブリッジ16をアイカップ14に固定することができる。また、フレーム部19の横方向Xにおける側部21には、ヘッドストラップ12の一部を挿通し、かつ、それを掛け回すための方形フレームである連結部22が形成されている。ヘッドストラップ12は、連結部22に挿通された両側部24,25の両端部28,29と中間部26,27とがファスナ13によって固定されることによって、ゴーグル本体11に安定的に取り付けられている。
図2を参照すると、ヘッドストラップ12は、両側縁12a,12bと、比較的に幅広の中央部23と、中央部23の両側から延出する両側部24,25とを有する。両側部24,25は、その延在方向Yと、中央部23の両側から延在方向Yへ延びる中間部26,27と、中間部26,27からさらに延出方向Yへ延びる両端部28,29とを有する。
両端部28,29には、延在方向Yへ長い楕円形の第1挿通孔31が設けられている。また、両端部28,29の一部及び中間部26,27には、第1挿通孔31と延在方向Yへ所与寸法離間し、延在方向Yに並ぶ複数の第2挿通孔32が列設されている。第2挿通孔32は、第1挿通孔31とほぼ同形同大であって、延在方向Yへ長い楕円形状を有している。両端部28,29の先端には、先細部28a,29aが形成されている。なお、本実施形態において、図1に示すとおり、アイカップ14の連結部22にヘッドストラップ12の両端部28,29を後方から前方に向かって挿し入れて、さらにそれを後方へ引っ張って折り返すことによってヘッドストラップ12をゴーグル本体11に取り付けるところ、その該折り返し部を両端部28,29としているので、両端部28,29とそれが折り返された状態において対向する中間部26,27との境界は適宜変更されうることを理解されたい。
ヘッドストラップ12の両側部24,25の両側縁部は他の部分に比して肉厚であって、少なくとも第2挿通孔32の列設された領域の内面には両側縁12a,12bに沿って延在方向Yへ延びる一対のリブ35,36が設けられている。また、両端部28,29の先端部28a,29aには、その内面に内方に向かって凸曲する一対のリブ37が設けられている。
図3を参照すると、両側部24,25のうちの第1及び第2挿通孔31,32が位置する領域の外面には、肉厚にされた隆起面39が形成されており、複数の隆起面39によってヘッドストラップ12の外面は、延在方向Yへ連続する起伏形状を有する。各隆起面39は、具体的には、第1挿通孔31と対応する各第2挿通孔32の先細部28a,29b側に位置している。これらの隆起面39は、ヘッドストラップ12の両端部28,29をアイカップ14の連結部22に掛け回したときにその移動を規制するための手段として機能しうるものであって、例えば、ヘッドストラップ12の長さ調整をするときに、先端部28a,29a側の隆起面39から順に連結部22に当接させることによって、隣り合う隆起面39間の長さ寸法ごとにヘッドストラップ12の長さを段階的に調整することができる。一方、第1挿通孔31の外面近傍に形成された隆起面39は、ヘッドストラップ12の長さ調整中等にそれがアイカップ14の連結部22から完全に脱落するのを防止するストッパーとしての役割を果たし得る。
図4を参照すると、ファスナ13は、ヘッドストラップ12よりも硬質な材料、例えば、アクリル、ポリカーボネートなどのプラスチック材料から形成されている。ファスナ13は、その輪郭がほぼ楕円状の挟持頭部40と、ほぼ矩形状の挟持底部42と、それらをそれらの中央部で一体的に連結する脚部41とから構成されている。挟持頭部40は、曲状の両側縁40a,40bと、その外面において流線形状を有する隆起面44とを有する。挟持底部42は、両端縁42aと、両端縁42aよりも長さ寸法が大きく、かつ、挟持頭部40の両側縁40a,40bと交差する方向へ延びる両側縁42bとを有する。脚部41は、断面ほぼ楕円形であって、ファスナ13によるヘッドストラップ12の固定状態において、ヘッドストラップ12の第1及び第2挿通孔31,32と内接する外径寸法を有する。挟持頭部40と挟持底部42とは、脚部41の周縁外方へ延在する大きさを有する。なお、本発明の効果を奏する限りにおいて、ファスナ13の挟持頭部40と挟持底部42とは、本実施形態の形状のほかに、各種公知の円形や角形、多角形状であってもよい。ただし、後記のとおり、挟持底部42は、その一部をヘッドストラップ12のリブ35,36に係止させてファスナ13の回転止めとして機能させるために、円形ではなく角形であることが好ましい。
図5を参照すると、ファスナ13を用いて、ヘッドストラップ12の端部28と中間部26とを固定している状態において、ファスナ13の脚部41は、端部28の第1挿通孔31と中間部26の第2挿通孔32とをそれらに当接した状態で貫通している。かかる状態において、中間部26と端部28とは、互いに重ね合された状態でファスナ13の挟持頭部40と挟持底部42とによって挟圧され、互いに安定的に固定されており、ヘッドストラップ12に外部から比較的に強い衝撃が与えられても、かかる固定が解除されるおそれはない。
図6を参照すると、ファスナ13の挟持頭部40の幅寸法(挟持頭部40の最も幅広の部位の幅寸法)W2は、ヘッドストラップ12の側部24の幅寸法W1よりも小さく、挟持頭部40の両側縁40a,40bはヘッドストラップ12の両側縁12a,12bの内方において延在方向Yに延びており、その一部がヘッドストラップ12から外方に突出していない。したがって、ファスナ13の一部が遊泳や競泳中に着用者の頭髪やキャップに引っ掛かるおそれはない。また、ファスナ13の挟持頭部40の外面には流線形状に隆起する隆起面44が形成されているので、ヘッドストラップ12の外面から突出する挟持頭部40による水の乱流を抑え、整流する効果を有する。
図7を参照すると、ファスナ13の挟持底部42の両端縁42aは、ヘッドストラップ12の内面においてリブ35,36に当接している。このように、ファスナ13によって中間部26と端部28とが固定された状態において挟持底部42の両端縁42a全体がリブ35,36に当接しているので、ヘッドストラップ12の外面から突出するファスナ13の挟持頭部40に外部から比較的に強い衝撃が加えられ、それを回転させようとする力が作用しても、挟持頭部40が脚部41の周方向へ回転して、その一部がヘッドストラップ12の両側縁12a,12bから外部に突出したりするおそれはない。なお、リブ35,36は、ファスナ13による固定をより強化するために、挟持底部42の両端縁42a全体を覆う厚さを有していてもよい。
ここで、ファスナ13によるヘッドストラップ12の端部28と中間部26とを固定する手順について説明すると、まず、ファスナ13の挟持底部42をヘッドストラップ12の外面側から第1挿通孔31に挿し入れる。第1挿通孔31はその外形状がファスナ13の挟持底部42の外形状よりも小さいものであって、第1挿通孔31を画定するヘッドストラップ12のその孔縁部を弾性変形させながら挟持底部42を第1挿通孔31に挿通させることができる。なお、第1挿通孔31はヘッドストラップ12の延在方向Yに長い楕円形状であるので、挟持底部42の端縁42aを延在方向Yにおいて離間対向する第1挿通孔31の開口端縁に押し当てるようにして、すなわち、挟持頭部40をヘッドストラップ12と交差する方向に配置した状態で、挟持底部42を第1挿通孔31に挿通させることが好ましい。
次に、ヘッドストラップ12の内周囲の長さ寸法が着用者の挟持頭部の外周囲の長さ寸法よりも僅かに小さくなるように適当な第2挿通孔32に挟持底部42を挿通させる。第2挿通孔32の外形は第1挿通孔31とほぼ同じであって挟持底部42の外形よりも小さく、第2挿通孔32を画定するヘッドストラップ12の孔縁部を弾性変形させながら挟持底部42を第2挿通孔32に挿通させることができる。第2挿通孔32は第1挿通孔31と同様に延在方向Yへ長い楕円形状であるので、第1挿通孔31に挟持底部42を挿通させたままの状態、すなわち、挟持頭部40をヘッドストラップ12と交差する方向に配置した状態で、第2挿通孔32に挿通させることが好ましい。最後に、挟持底部42を第1及び第2挿通孔31,32に挿通し、脚部41をそれらに貫通させた状態において、挟持頭部40を指で摘んで脚部41の周方向へ約90度回転させることによって、図1及び6に示すとおり、頭部40をその両側縁40a,40bがヘッドストラップ12の両側縁12a,12bと対向するように位置させる。また、図7に示すとおり、このように位置させることによって、挟持底部42の両端縁42aがリブ35,36に当接し、ファスナ13の回転を防止することができ、ヘッドストラップ12を安定的にゴーグル本体11に固定することができる。
再度、ヘッドストラップ12の長さ調整をするために、ファスナ13を第2挿通孔32から離脱させるときには、一方の手で第2挿通孔32の近傍を摘んで押え、他方の手で端部28の先細部28a近傍を摘んでそれを中間部26から離間するように横方向Xの外方へ引っ張る。それにより、第2挿通孔32の孔縁部が弾性変形して第2挿通孔32は拡径されるので、挟持底部42を第2挿通孔32から容易に離脱させることができる。また、そのままファスナ13をヘッドストラップ12から取り外すときには、挟持頭部40を摘んで引っ張ることによって第1挿通孔31の孔縁部が弾性変形して第1挿通孔31は拡径されるので、挟持底部42を第1挿通孔31から容易に引き抜くことができる。このように、ファスナ13のヘッドストラップ12への取り付け及び取り外し操作は比較的に容易である。また、第1挿通孔31に挟持底部42が挿通された状態においてファスナ13はヘッドストラップ12から不用意に脱落することはないので、ヘッドストラップ12がゴーグル本体11から取り外されている状態であっても、ファスナ13を紛失するおそれはない。なお、上記のファスナ13によるヘッドストラップ12の取り付け手順及び取り外し手順は、一例を示すものであって、他の手順、方法によってもその取り付け、取り外しをすることができる。
図8を参照すると、他の実施例におけるファスナ13の挟持頭部40の拡大図外側面図であって、本実施例では、ファスナ13の挟持頭部40の外面に意匠要素50が施されている。具体的には、意匠要素50は複数の花弁を有する花柄の模様であって、かかる意匠的な装飾を施すことによって、スイミングゴーグル10の外観を向上させることができる。また、ファスナ13はゴーグル本体11及びヘッドストラップ12と別体に形成されたものであるので、挟持頭部40に様々な意匠的な模様、例えば、花柄のほかにハート形や星形等の各種公知の形状や絵柄、キャラクター、商品のロゴマークやブランド名等の商標等を施したものを複数用意し、それらを適宜交換して使用することによってスイミングゴーグル10の外観を簡易に変えることができる。
本発明に係るスイミングゴーグル10においては、左右一対のファスナ13によってヘッドストラップ12の長さ寸法を調整可能としているが、ヘッドストラップ12の一方側部24において端部28と中間部26とを溶着又は接着によって分離不能に固着し、他方側部25にのみファスナ13を取り付け、その長さを調整してもよい。また、ファスナ13は、水中マスクのヘッドバンドや防護マスクのヘッドバンド等の長さ調整をするための手段としても用いることができる。
なお、スイミングゴーグル10を構成する各構成部材には、特に明記されていない限りにおいて、本明細書に記載されている材料のほかに、この種の分野において通常用いられている、各種公知の材料を制限なく用いることができる。また、本明細書及び特許請求の範囲において使用されている「第1」および「第2」の用語は、同様の要素、位置等を単に区別するために用いている。
10 スイミングゴーグル
11 ゴーグル本体
12 ヘッドストラップ
12a,12b ヘッドストラップの両側縁
13 ファスナ
14 アイカップ
18 レンズ部
19 フレーム部
21 フレーム部の両側部
22 連結部
26,27 ヘッドストラップの中間部
28,29 ヘッドストラップの両端部
31 第1挿通孔
32 第2挿通孔
35,36 リブ
37 リブ
40 挟持頭部
41 脚部
42 挟持底部
42a 挟持底部の端縁
42b 挟持底部の側縁
44 隆起面
50 意匠要素
F 前方向
R 後方向
Y 延在方向
W1 ヘッドストラップの幅寸法
W2 ファスナの挟持頭部の幅寸法

Claims (7)

  1. 前後方向を有し、レンズ部と前記レンズ部から前記後方向へ延びるフレーム部とを有する一対のアイカップを有するゴーグル本体と、ヘッドストラップと着用状態における前記ヘッドストラップの長さ調整した状態を固定するためのファスナとを有するヘッドストラップの長さ調整システムとを含む、スイミングゴーグルにおいて、
    前記ヘッドストラップは、前記アイカップの前記フレーム部の両側部に位置する連結部に挿入されて前記後方向へ折り返された両端部と、前記両端部と重ね合わされる中間部とを有し、前記両端部には第1挿通孔が設けられ、前記中間部にはその延在方向へ一定間隔で並ぶ複数の第2挿通孔が列設されており、
    前記ファスナは、前記両端部の外面に位置する挟持頭部と、前記第1挿通孔と前記第2挿通孔とを貫通する脚部と、前記中間部の内面に位置する挟持底部とを有することを特徴とする前記スイミングゴーグル。
  2. 前記ファスナの前記脚部は、前記ファスナの前記挟持頭部と前記挟持底部とのほぼ中央部に位置する請求項1に記載のスイミングゴーグル。
  3. 前記ヘッドストラップのうちの少なくとも前記第2挿通孔が列設された領域の内面には、前記ヘッドストラップの両側縁に沿って延びる一対のリブが形成されている請求項1又は2に記載のスイミングゴーグル。
  4. 前記ファスナの前記挟持底部は、その外形が前記第1及び第2挿通孔の外形よりも大きい扁平な矩形状であって、両端縁と、前記挟持頭部の両側縁と交差する方向へ延びる両側縁とを有する請求項1〜3のいずれかに記載のスイミングゴーグル。
  5. 前記ファスナの前記挟持頭部の幅寸法は、前記ヘッドストラップの前記両端部の少なくとも一方の幅寸法よりも小さい請求項1〜4のいずれかに記載のスイミングゴーグル。
  6. 前記ファスナの前記挟持頭部の外面には、流線形状の隆起面が形成されている請求項1〜5のいずれかに記載のスイミングゴーグル。
  7. 前記ファスナの前記挟持頭部の外面には意匠要素が施されている請求項1〜6のいずれかに記載のスイミングゴーグル。
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