JP2017007376A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】長尺のストリップをタイヤ周方向に巻回して形成されたキャップレイヤー構造であって、タイヤ幅方向において間隔をあけて巻付けた部分を有するキャップレイヤー構造における、エア入り不良の発生を抑制したタイヤを提供する。【解決手段】ベルト補強層3およびベルト補助層4が、ゴム被覆されたコードからなるストリップSをタイヤ周方向に螺旋状に巻回されて形成され、ベルト補強層が、タイヤ幅方向において、ストリップを隙間をあけて巻回してなるセンター補強領域3cと、ストリップを隙間なく巻回してなるショルダー補強領域3sと、を有し、ベルト補助層が、ショルダー補強領域内で、ストリップを隙間なく巻回して形成され、かつ、ベルト補助層のタイヤ幅方向内側端4iが、ベルト補強層のショルダー補強領域のタイヤ幅方向内側端3siよりも、タイヤ幅方向外側に位置している。【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤに関し、詳しくは、トレッド部の補強構造の改良に係るタイヤに関する。
一般に、タイヤは、踏面部を形成するトレッド部と、そのタイヤ幅方向両側に順次連なるサイドウォール部およびビード部とからなり、両ビード部間にトロイド状に延在するカーカスを骨格とする。カーカスのクラウン部タイヤ半径方向外側には、通常、タガ効果を発揮させるための1層以上のベルト層が配設され、さらに、そのタイヤ半径方向外側に、ベルト層のタイヤ幅方向全体を覆うベルト補強層や、ベルト層のタイヤ幅方向両端部を覆うベルト補助層を配設した構造も知られている。
タイヤのトレッド部の補強構造については、種々の技術が検討され提案されてきており、ベルト補強層やベルト補助層を、長尺のストリップをタイヤ周方向に、少なくともタイヤ幅方向の一部において、間隔をあけて巻付けて形成する技術も公知である。例えば、特許文献1には、ベルト層を補強するベルトカバー層が少なくとも一枚設けられ、ベルトカバー層が、各タイヤショルダー側にジョイントレスベルトカバー材を重ねて巻き付けた重ね巻部を有すると共に、夫々の重ね巻部の間にジョイントレスベルトカバー材を所定の間隔を空けて巻き付けた間隔巻部を有し、ジョイントレスベルトカバー材のストリップ幅、間隔巻部の間隔、重ね巻部におけるジョイントレスベルトカバー材の重なり部分の幅、ベルトカバー層の最大幅、および、重ね巻部の総幅が、所定の関係を満足するよう設定された空気入りラジアルタイヤが開示されている。
特開2005−247070号公報(特許第4759922号公報)
しかしながら、タイヤのトレッド部の補強部材としてのベルト補強層およびベルト補助層を、長尺のストリップをタイヤ周方向に、タイヤ幅方向において間隔をあけて巻付けて形成する手法を用いて形成した場合、製品タイヤにおいてエア入り不良が発生しやすいという問題があり、解消が求められていた。
そこで本発明の目的は、長尺のストリップをタイヤ周方向に巻回して形成され、タイヤ幅方向において間隔をあけて巻付けた部分を有するベルト補強層およびベルト補助層における、エア入り不良の発生を抑制したタイヤを提供することにある。
本発明者は鋭意検討した結果、タイヤ幅方向において間隔をあけて形成された部分を有するベルト補強層およびベルト補助層における、ストリップの巻付け条件を所定に規定することで、上記課題を解決できることを見出して、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のタイヤは、両ビード部間にトロイド状に延在するカーカスを骨格とし、該カーカスのクラウン部タイヤ半径方向外側に、ベルト層と、ベルト補強層と、ベルト補助層と、が順次配設されたタイヤであって、
前記ベルト補強層および前記ベルト補助層が、ゴム被覆されたコードからなるストリップをタイヤ周方向に螺旋状に巻回されて形成され、
前記ベルト補強層が、タイヤ幅方向において、前記ストリップを隙間をあけて巻回してなるセンター補強領域と、該ストリップを隙間なく巻回してなるショルダー補強領域と、を有し、
前記ベルト補助層が、前記ショルダー補強領域内で、前記ストリップを隙間なく巻回して形成され、かつ、
前記ベルト補助層のタイヤ幅方向内側端が、前記ベルト補強層のショルダー補強領域のタイヤ幅方向内側端よりも、タイヤ幅方向外側に位置していることを特徴とするものである。
本発明のタイヤにおいては、前記ベルト補助層のタイヤ幅方向内側端と、前記ベルト補強層のショルダー補強領域のタイヤ幅方向内側端との間の間隔wが、前記ストリップの幅wsの1〜3倍であることが好ましい。
本発明によれば、長尺のストリップをタイヤ周方向に巻回して形成され、タイヤ幅方向において間隔をあけて巻付けた部分を有するベルト補強層およびベルト補助層における、エア入り不良の発生を抑制したタイヤを実現することが可能となった。
本発明のタイヤの一例を示す幅方向断面図である。 (a)は、本発明に係るトレッド部の補強構造の概略説明図であり、(b)は、そのベルト補助層のタイヤ幅方向内側端近傍を拡大して示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1に、本発明のタイヤの一例を示す幅方向断面図を示す。図示するタイヤ10は、両ビード部間にトロイド状に延在するカーカス1を骨格とし、そのクラウン部タイヤ半径方向外側には、ベルト層2と、ベルト補強層3と、ベルト補助層4と、が順次配設されている。図示するように、通常、ベルト補強層3は、ベルト層2の全幅を覆うように配置され、ベルト補助層4は、ベルト層2のタイヤ幅方向端部を覆うように配置される。
図2(a)に、本発明に係るトレッド部の補強構造の概略説明図を、(b)に、そのベルト補助層のタイヤ幅方向内側端近傍を拡大して示す説明図を、それぞれ示す。本発明においては、ベルト補強層3およびベルト補助層4が、ゴム被覆されたコードからなるストリップSを、タイヤ周方向に螺旋状に巻回されて形成されている。また、本発明において、ベルト補強層3は、タイヤ幅方向において、ストリップSを隙間をあけて巻回してなるセンター補強領域3cと、ストリップSを隙間なく巻回してなるショルダー補強領域3sと、を有しており、ベルト補助層4は、上記ショルダー補強領域3s内で、ストリップSを隙間なく巻回して形成されている。本発明においては、図示するように、ベルト補助層4のタイヤ幅方向内側端4iが、ベルト補強層3のショルダー補強領域3sのタイヤ幅方向内側端3siよりも、タイヤ幅方向外側に位置している点が重要である。
本発明者の検討によれば、このようにストリップを部分的に隙間をあけて巻回して形成したタイヤにおいては、ストリップを巻付けない隙間部分にエアが残留しやすく、特に、ストリップを2層で巻回すると、エア入りの問題が顕在化することが判明している。例えば、タイヤサイズ255/40R18の供試タイヤにおいて、ベルト層のタイヤ半径方向外側に、1層のベルト補強層3のみを、タイヤ幅方向全体にわたりストリップを隙間6mmをあけて巻回して形成した場合と、2層のベルト補強層3を、タイヤ幅方向全体にわたりストリップを同位相で隙間6mmをあけて巻回して、積層形成した場合、すなわち、ストリップが2層重なるように巻回した場合とで、製品タイヤにおけるエア入りの有無を確認すると、後者において部分的に、エア入りが5〜6倍程度増大することが確認されている。これは、ストリップが2層重なることで、隙間部分の段差の大きさも2層分に増大することから、加硫時にトレッドゴムが隙間部分に入り込みにくくなり、エアが残留することによるものであると考えられる。
かかる観点から、本発明においては、ベルト補助層4のタイヤ幅方向内側端4iを、ベルト補強層3のショルダー補強領域3sのタイヤ幅方向内側端3siよりも、タイヤ幅方向外側に位置させている。これにより、ベルト補助層4のタイヤ幅方向内側端4iと、ベルト補強層3のショルダー補強領域3sのタイヤ幅方向内側端3siとが、重なることがなくなるので、隙間部分の段差の深さの増大を防止して、エアの残留を抑制し、製品タイヤにおけるエア入り不良の発生を低減することが可能となった。
この場合、ベルト補助層4のタイヤ幅方向内側端4iと、ベルト補強層3のショルダー補強領域3sのタイヤ幅方向内側端3siとの間の間隔wが、ストリップSの幅wsの1〜3倍であることが好ましい。本発明においては、所定幅のストリップSをタイヤ周方向に螺旋状に巻回してベルト補強層3およびベルト補助層4を形成しているため、実質的に、タイヤ周方向で一周あたりストリップ1本分、ベルト補強層3およびベルト補助層4のタイヤ幅方向端部位置がずれることになる。よって、ベルト補助層4のタイヤ幅方向内側端4iおよびベルト補強層3のタイヤ幅方向内側端3siの位置も、ストリップ1本分ずれる可能性があるため、このずれ量および巻付け位置の誤差を考慮すると、上記間隔wは、ストリップSの幅wsの1倍以上とすることが好ましい。一方、上記間隔wを過度に大きくしても、それ以上の効果はなく、大きくしすぎるとベルト補助層4の補強部位が設計思想から外れるおそれがあるため、上記間隔wは、ストリップSの幅wsの3倍以下とすることが好ましい。
ここで、本発明において、ベルト補強層3のセンター補強領域3cおよびショルダー補強領域3sについては、トレッド幅TWをタイヤ幅方向に4等分したとき、そのタイヤ幅方向両側の1/4TWの領域をショルダー補強領域3sとし、残るタイヤ幅方向中央の1/2TWの領域をセンター補強領域3cとすることができる。
本発明において、トレッド幅とは、タイヤを適用リムに組み付けて規定内圧を充填し、無負荷状態で計測した、トレッド端間のタイヤ幅方向長さをいう。また、「適用リム」とは、タイヤサイズに応じて下記の規格に規定されたリムをいい、「規定内圧」とは、下記の規格において、最大負荷能力に対応して規定される空気圧をいい、「最大負荷能力」とは、下記の規格でタイヤに負荷されることが許容される最大の荷重をいう。さらに、規格とは、タイヤが生産または使用される地域に有効な産業規格であり、例えば、アメリカ合衆国では、“THE TIRE AND RIM ASSOCIATION INC.”の“YEAR BOOK”、欧州では、“The European Tyre and Rim Technical Organization”の“STANDARDS MANUAL”、日本では“日本自動車タイヤ協会”の“JATMA YEAR BOOK”をいう。
本発明のタイヤにおいては、ベルト補助層4のタイヤ幅方向内側端4iを、ベルト補強層3のショルダー補強領域3sのタイヤ幅方向内側端3siよりも、タイヤ幅方向外側に位置させる以外の点については、特に制限されず、常法に従い構成することが可能である。
例えば、ベルト補強層3およびベルト補助層4を形成するためのストリップSの幅wsとしては、特に制限はないが、例えば、1〜20mm程度の幅とすることができる。また、巻付け時の隙間量は、通常、ストリップSの1本分とすることができる。
また、タイヤの踏面部には、通常、周方向溝11a,11b,11cを含むパターンが形成されるが、この場合、ベルト補助層4のタイヤ幅方向内側端4iの位置は、タイヤ幅方向最外側に位置する周方向溝11a(11c)との間隔が近すぎないよう配置することが好ましい。具体的には例えば、ベルト補助層4のタイヤ幅方向内側端4iの位置と、タイヤ幅方向最外側に位置する周方向溝11a(11c)のタイヤ幅方向外側溝壁の位置と、の間の距離xを、5mm以上とすることが好ましく、より好ましくは10〜30mmの範囲とする。これは、ショルダー補強領域3sの補強とベルト補助層4のタイヤ幅方向内側端4iの故障抑制との両立を図るためである。
さらに、本発明において、ベルト補強層3およびベルト補助層4はストリップSをタイヤ周方向に螺旋状に巻回することにより形成されているものであればよく、その巻付け方法については、特に制限されるものではない。例えば、図2(a)に示す例では、ベルト補強層3およびベルト補助層4は、2本のストリップを、ベルト補強層3のタイヤ幅方向内側端部3ia、3ibから順次、タイヤ幅方向外側に向かい巻回することにより形成されている。
図示するタイヤ10は、タイヤの踏面部をなすトレッド部21と、トレッド部21の両側部に連続してタイヤ半径方向内方へ延びる一対のサイドウォール部22と、各サイドウォール部22の内周側に連続するビード部23と、を備えている。トレッド部21、サイドウォール部22およびビード部23は、一方のビード部23から他方のビード部23にわたってトロイド状に延びる1枚のカーカスプライからなるカーカス1により補強されている。また、ベルト補強層3およびベルト補助層4のタイヤ半径方向外側には、トレッドゴム5が配置され、その表面には、トレッドパターンが形成されている。
カーカス1を構成するカーカスプライは、少なくとも1枚以上で配置することができ、2枚以上であってもよい。また、図示する例では、カーカス1は、ビードコア6の周りにタイヤ幅方向内側から外側に向かい巻き上げられて係止されているが、カーカス1の係止構造についてはこれには限られず、カーカス1の端部を2層のビードコアで挟み込んだ構造であってもよい(図示せず)。カーカス1は、特には、ラジアルカーカスとすることができる。
また、ベルト層2は、少なくとも2層以上、図示する例では2層の、第1ベルト2aおよび第2ベルト2bからなる。ベルトは、タイヤ周方向に対し、例えば、±15〜40°で傾斜して延びるコードのゴム引き層、好ましくは、スチールコードのゴム引き層からなり、各ベルトを構成するコード同士がタイヤ赤道面CLを挟んで互いに交差するように積層された交錯層としてもよい。
さらに、図示はしないが、本発明のタイヤ10において、タイヤの最内層には通常インナーライナーが配置される。さらにまた、本発明のタイヤ10において、タイヤ内に充填する気体としては、通常のあるいは酸素分圧を変えた空気、または、窒素等の不活性ガスを用いることができる。本発明のタイヤは各種タイヤに適用することができるが、乗用車用のタイヤまたはライトトラック用のタイヤに好適である。
以下、本発明を、実施例を用いてより詳細に説明する。
(実施例1)
図1,2に示すような構造のタイヤを、タイヤサイズ:215/55R17にて、作製した。カーカスは、補強コード(材質:ポリエチレンテレフタレート)のゴム引き層からなるカーカスプライの1枚からなり、ベルト層は、タイヤ周方向に対し±16°で傾斜して延びるスチールコードのゴム引き層からなるものとした。また、ベルト補強層およびベルト補助層は、ゴム被覆されたコードからなるストリップ(幅ws:6mm)を、タイヤ周方向に螺旋状に巻回して形成した。
図示するように、ベルト補強層は、タイヤ幅方向において、ストリップを隙間をあけて巻回してなるセンター補強領域と、ストリップを隙間なく巻回してなるショルダー補強領域と、を有し、そのショルダー補強領域のタイヤ幅方向内側端は、タイヤ赤道面CLからタイヤ幅方向外側に49mmの位置とした。また、ベルト補助層のタイヤ幅方向内側端は、タイヤ赤道面CLからタイヤ幅方向外側に61mmの位置とした。よって、ベルト補助層のタイヤ幅方向内側端と、ベルト補強層のショルダー補強領域のタイヤ幅方向内側端との間の間隔wは、12mmであった。
(比較例1)
ベルト補強層を、タイヤ幅方向全体について、ストリップを隙間なく巻回することにより形成した以外は実施例1と同様にして、比較例1の供試タイヤを作製した。
得られた各供試タイヤについて、タイヤ1周分にわたり、エア入りの有無を評価した。その結果、実施例1の供試タイヤにおいても、比較例1と同等レベルで、エア入りの発生はなかった。これにより、ベルト補強層が隙間を有するタイヤにおいても、ベルト補助層のタイヤ幅方向内側端を、ベルト補強層のショルダー補強領域のタイヤ幅方向内側端よりも、タイヤ幅方向外側に位置させることで、ベルト補強層が隙間を有しないタイヤと同様に、エア入りの発生を抑制できることが確かめられた。
1 カーカス
2 ベルト層
2a 第1ベルト
2b 第2ベルト
3 ベルト補強層
3ia、3ib ベルト補強層のタイヤ幅方向内側端部
3c ベルト補強層のセンター補強領域
3s ベルト補強層のショルダー補強領域
3si ショルダー補強領域のタイヤ幅方向内側端
4 ベルト補助層
4i ベルト補助層のタイヤ幅方向内側端
5 トレッドゴム
6 ビードコア
10 タイヤ
11a,11b,11c 周方向溝
21 トレッド部
22 サイドウォール部
23 ビード部

Claims (2)

  1. 両ビード部間にトロイド状に延在するカーカスを骨格とし、該カーカスのクラウン部タイヤ半径方向外側に、ベルト層と、ベルト補強層と、ベルト補助層と、が順次配設されたタイヤであって、
    前記ベルト補強層および前記ベルト補助層が、ゴム被覆されたコードからなるストリップをタイヤ周方向に螺旋状に巻回されて形成され、
    前記ベルト補強層が、タイヤ幅方向において、前記ストリップを隙間をあけて巻回してなるセンター補強領域と、該ストリップを隙間なく巻回してなるショルダー補強領域と、を有し、
    前記ベルト補助層が、前記ショルダー補強領域内で、前記ストリップを隙間なく巻回して形成され、かつ、
    前記ベルト補助層のタイヤ幅方向内側端が、前記ベルト補強層のショルダー補強領域のタイヤ幅方向内側端よりも、タイヤ幅方向外側に位置していることを特徴とするタイヤ。
  2. 前記ベルト補助層のタイヤ幅方向内側端と、前記ベルト補強層のショルダー補強領域のタイヤ幅方向内側端との間の間隔wが、前記ストリップの幅wsの1〜3倍である請求項1記載のタイヤ。
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