JP2017005837A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源投入時の突入電流抑制機能と、電源遮断時のコンデンサ電圧の放電機能を同時に機能させないようにした上で、安価な構成を備えた電力変換装置を得る。
【解決手段】整流回路(13)と、整流回路の出力を平滑化するコンデンサ(14)と、整流回路の正側出力端子とコンデンサの正極端子との間に挿入された第1の通電路切換スイッチ(17)と、第2の通電路切換スイッチ(20)と抵抗(19)との直列回路で構成される充電回路(22)と、抵抗(19)と第3の通電路切換スイッチ(21)との直列回路で構成される放電回路(18)とを備え、充電回路に含まれる第2の通電路切換スイッチ(20)と、放電回路に含まれる第3の通電路切換スイッチ(21)は、排他的に動作し、充電回路の電路と放電回路の電路が同時に形成されない回路構成を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流電源出力を整流する整流回路と、整流出力を平滑して負荷に与えるためのコンデンサとを備えた電力変換装置に関する。
この種の電力変換装置にあっては、電源投入時において、コンデンサに流れ込む突入電流を抑制する回路を設けることが望ましい。また、負荷がモータであった場合には、モータからの回生電流によりコンデンサの端子電圧が許容電圧以上に上昇するおそれがある。このため、このような回生電流を放電する回路を設けることも望まれる。また、このような放電回路は、電源遮断時において、コンデンサに蓄積された電荷を急速に抜き去る目的としても使用される。
上述した種々の要求を満たした従来の電力変換装置の一例を、図面を用いて説明する。図6は、従来の電力変換装置の回路構成を示す図である(例えば、特許文献1参照)。
図6に示した従来の電力変換装置111は、交流電源112の出力を受けるように設けられたダイオードブリッジ回路よりなる全波整流回路113と、整流回路113の出力を平滑するためのコンデンサ114とを含んで構成されている。そして、従来の電力変換装置111は、コンデンサ114の両端に接続された一対の出力端子111a、111bから、インバータ装置115を介して、負荷装置116に給電するように構成されている。
さらに、整流回路113の正側出力端子とコンデンサ114の正極端子との間には、例えば、電磁スイッチあるいはリレースイッチよりなる通電路切換スイッチ117が接続される。
また、コンデンサ114と通電路切換スイッチ117よりなる直列回路の両端(すなわち、整流回路113の正側および負側の各出力端子に相当)には、モータ116からの回生電流を流入させるための放電回路118が接続される。
この放電回路118は、抵抗119およびIGBT120のコレクタ・エミッタ間の直列回路よりなるもので、抵抗119が通電路切換スイッチ117側に位置するように接続されている。
さらに、抵抗119およびIGBT120の共通接続点(すなわち、IGBT120のコレクタに相当)とコンデンサ114の正極端子との間には、カソードがコンデンサ114の正極端子側となるようにして、ダイオード121が接続される。
これにより、通電路切換スイッチ117がオフされた状態においては、整流回路113からコンデンサ114への充電電流が、抵抗119およびダイオード121を介して流れるようになっている。
このように構成された従来の電力変換装置111は、常時においては、通電路切換スイッチ117がオンされ、かつ、IGBT120がオフされた状態に保持される。その一方で、従来の電力変換装置111は、電源投入時においては、通電路切換スイッチ117が、図示しない制御手段を通じてオフ状態に保持される。
このような構成により、電源投入時には、コンデンサ114に対する充電電流が抵抗119およびダイオード121を通じて流れるようになり、突入電流の抑制が図られる。
この後、コンデンサ114が所定のレベル(例えば、ほぼ充電完了したレベル)まで充電されたときに、通電路切換スイッチ117をオン状態に復帰させる。これにより、抵抗119の両端が短絡された状態となり、この状態では、抵抗119でのエネルギー損失を考慮する必要がなくなる。
一方、通電路切換スイッチ117がオンされた定常状態において、モータ116からの回生電流によりコンデンサ114の端子電圧が所定のしきい値以上となったときには、図示しない制御手段を通じてIGBT120がオンされる。
そして、IGBT120がオンされることに応じて、コンデンサ114の充電電荷が抵抗119およびIGBT120を通じて放電されるとともに、回生電流が抵抗119において消費されるようになる。この結果、コンデンサ114の端子電圧が許容電圧以上に上昇する事態が未然に防止されることになる。
このような目的でオンされたIGBT120は、コンデンサ114の端子電圧が所定の電圧以下になった時点でオフされる。この結果、放電回路118の機能が停止された元の状態に戻されることになる。
さらに、交流電源112が遮断された際には、図示しない制御手段を通じてIGBT120をオンし続けて、コンデンサ114の端子電圧を、所定の時間内に所定の電圧まで放電させる。なお、所定の時間および所定の電圧は、適用分野ごとに定められていることが多く、電力変換装置111を操作する者の感電等を防ぐことを目的とした安全面による基準に従うものである。
一方、従来では、上述した回路構成に加えて、電源高調波の低減や出力電圧の上昇を図るために、整流回路113の後段に、リアクトル、半導体スイッチング素子およびダイオードを組み合わせてなる周知構成の昇圧チョッパ回路を設けることも行われている。
特開平8−168250号公報
しかしながら、従来技術には、次のような課題がある。図6のように構成された従来の電力変換装置111は、交流電源112が遮断されてコンデンサ114の電荷を放電するために放電回路118が機能している状態、すなわちIGBT120および通電路切換スイッチ117がともにオンしている状態から、交流電源112が復帰した際には、瞬間的に通電路切換スイッチ117を介してコンデンサ114に充電電流が流れる。このため、突入電流を抑制できずに、交流電源112が備えている過電流保護装置が動作してしまうおそれがあった。
また、放電回路118が機能している状態では、整流回路113の正側および負側の各出力端子を、抵抗119とIGBT120の直列回路で短絡させた経路が形成される。このため、交流電源112が復帰した際に、何らかの問題にてIGBT120がオフしなかった際には、抵抗119の損失が増大し、抵抗119の焼損や発火などの大事故につながる可能性があった。
すなわち、従来の電力変換装置111は、放電回路118を機能させるために、本来放電には無関係であるべき通電路切換スイッチ117もオンの状態にしなければいけない点が問題であった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、電源投入時の突入電流抑制機能と、電源遮断時のコンデンサ電圧の放電機能を同時に機能させないようにした上で、安価な構成を備えた電力変換装置を得ることを目的とする。
本発明に係る電力変換装置は、交流電源を整流する整流回路と、整流回路の正側出力端子と負側出力端子との間に接続され、整流回路の出力を平滑化するコンデンサと、整流回路の正側出力端子とコンデンサの正極端子との間、または、整流回路の負側出力端子とコンデンサの負極端子との間のいずれかに挿入された第1の通電路切換スイッチと、第1の通電路切換スイッチと並列に接続されて構成されるとともに、整流回路側に接続された第2の通電路切換スイッチと、コンデンサ側に接続された抵抗との直列回路で構成される充電回路と、コンデンサと並列に接続されて構成されるとともに、抵抗と第3の通電路切換スイッチとの直列回路で構成される放電回路とを備える電力変換装置であって、充電回路に含まれる第2の通電路切換スイッチと、放電回路に含まれる第3の通電路切換スイッチは、排他的に動作し、充電回路の電路と放電回路の電路が同時に形成されない回路構成を有するものである。
本発明によれば、充電回路の電路と放電回路の電路が同時に形成されない回路を、安価な回路構成部品である2つの通電路切換スイッチを含んで構成し、この2つの通電路切換スイッチを排他的に動作させることのできる構成を備えている。この結果、電源投入時の突入電流抑制機能と、電源遮断時のコンデンサ電圧の放電機能を同時に機能させないようにした上で、安価な構成を備えた電力変換装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1における電力変換装置の回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態2における電力変換装置の回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態3における電力変換装置の回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態4における電力変換装置の回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態5における電力変換装置の回路構成を示す図である。 従来の電力変換装置の回路構成を示す図である。
以下、本発明の電力変換装置の好適な実施の形態につき、図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における電力変換装置の回路構成を示す図である。図1に示した本実施の形態1における電力変換装置11は、交流電源12の出力を受けるように設けられたダイオードブリッジ回路よりなる全波整流回路13と、整流回路13の出力を平滑するためのコンデンサ14とを含んで構成されている。
そして、本実施の形態1における電力変換装置11は、コンデンサ14の両端に接続された一対の出力端子11a、11bから、インバータ装置15を介して、負荷16に給電するように構成されている。
さらに、整流回路13とコンデンサ14との間を繋ぐ一対の給電路のうち、例えば、整流回路13の正側出力端子とコンデンサ14の正極端子11aとの間には、電磁スイッチあるいはリレースイッチなどからなる通電路切換スイッチ17が介在されている。
また、通電路切換スイッチ17の両端には、充電回路22が接続されている。この充電回路22は、抵抗19および通電路切換スイッチ20の直列回路よりなるものであり、抵抗19がコンデンサ14の正極端子11a側に位置するように接続されている。
また、抵抗19と通電路切換スイッチ20の共通接続点と、整流回路13の負側出力端子との間には、抵抗19と整流回路13の負側出力端子と抵抗19とを断続可能とするように、通電路切換スイッチ21が介在されている。
この場合、抵抗19および通電路切換スイッチ21の直列回路よりなる回路が、放電回路18となる。そして、通電路切換スイッチ20と通電路切換スイッチ21とは、互いに排他的な動作をする機能を設けた構成としたものである。
上記のように構成された本実施の形態1における電力変換装置11は、常時においては、通電路切換スイッチ17がオンされるとともに、通電路切換スイッチ20もオンされた状態に保持される。
その一方で、本実施の形態1における電力変換装置11は、電源投入時においては、通電路切換スイッチ17が、図示しない制御手段を通じてオフ状態に切換えられる。これによって、電源投入時においては、直列接続された通電路切換スイッチ20および抵抗19による充電回路22が電路として形成され、過大な充電電流を流すことなく、コンデンサ14に充電が可能となる。
なお、このような電源投入時においては、放電回路18に含まれる通電路切換スイッチ21は、充電回路22に含まれる通電路切換スイッチ20とは排他的な動作をするため、オフとなっており、放電電路は形成されていない。この後、コンデンサ14が所定のレベル(例えば、ほぼ充電完了したレベル)まで充電されたときに、通電路切換スイッチ17をオン状態に復帰させる。
このため、定常状態では、整流回路13の出力が、通電路切換スイッチ17を通じてコンデンサ14に与えられるとともに、そのコンデンサ14での平滑出力が負荷16に与えられるようになる。従って、定常状態においては、抵抗19でのエネルギー損失を考慮する必要がなくなる。
一方、電源遮断時においては、図示しない制御手段を通じて、通電路切換スイッチ17をオフさせた後に、通電路切換スイッチ21をオン状態に切換える。このような動作により、電源遮断時におけるコンデンサ14の電荷は、直列接続された抵抗19および通電路切換スイッチ21よりなる放電回路18を介して放電される。
このとき、充電回路22に含まれる通電路切換スイッチ20は、放電回路18に含まれる通電路切換スイッチ21と排他的動作をする。このため、通電路切換スイッチ20は、オフ状態になり、充電回路22は電路を形成しない。
従って、この状態から交流電源12が再投入された場合には、整流回路13の正側出力端子に接続されている通電路切換スイッチ17も通電路切換スイッチ20も、ともにオフしている。このため、交流電源12から突入電流が流れることもなく、かつ、交流電源12から抵抗19に電流が流れることもなく、抵抗19に損失は発生しない。
以上のように、実施の形態1によれば、充電回路の電路と放電回路の電路が同時に形成されない回路を、安価な回路構成部品であり、排他的に動作する2つの通電路切換スイッチで構成したことに大きな特徴を有する。この結果、コンデンサの放電動作中に交流電源が再投入された際にも、突入電流を抑制する機能、および抵抗の焼損の可能性を排除する機能の両方を実現できる。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2における電力変換装置の回路構成を示す図である。図2に示した本実施の形態2における電力変換装置11は、先の図1に実施の形態1における電力変換装置と基本的には同等の回路部品を用いて構成されているが、放電回路18および充電回路22の接続関係が、整流回路13の正側出力端子と負側出力端子との間で反転している点が異なっている。そこで、この相違点を中心に説明する。
先の実施の形態1では、整流回路13とコンデンサ14との間を繋ぐ一対の給電路のうち、整流回路13の正側出力端子とコンデンサ14の正極端子との間に、通電路切換スイッチ17を介在させる構成とした。これに対して、本実施の形態2では、図2に示すように、整流回路13の負側出力端子とコンデンサ14の負極端子との間に、通電路切換スイッチ17を介在させる構成としている。
さらに、通電路切換スイッチ17の接続位置の違いに伴い、抵抗19、通電路切換スイッチ20、21のそれぞれの接続関係も、整流回路13の正側出力端子と負側出力端子との間で反転している。
このような構成によっても、先の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
図3は、本発明の実施の形態3における電力変換装置の回路構成を示す図である。図3に示した本実施の形態3における電力変換装置11は、先の図1に実施の形態1における電力変換装置と比較すると、リアクトル23をさらに備えている点が異なっている。そこで、この相違点を中心に説明する。
本実施の形態3における電力変換装置11は、図3に示すように、整流回路13の正側出力端子と通電路切換スイッチ17との間にリアクトル23が挿入された構成に特徴を有する。なお、リアクトル23は、整流回路13の正側出力端子側の代わりに、負側出力端子側に挿入することも可能であり、双方に挿入することも可能である。すなわち、リアクトル23は、整流回路13とコンデンサ14との間を繋ぐ一対の給電路内に設けられていればよい。
本実施の形態3における電力変換装置11は、コンデンサ14の充電が完了するまで、以下の動作を反復する構成となっている。
・電源投入に伴うコンデンサ14の初期充電期間(通電路切換スイッチ17のオフ期間)において、コンデンサ14の充電電流が設定電流以下に減少した時点、つまり、コンデンサ14の端子電圧が設定電圧以上に上昇した時点で、通電路切換スイッチ20をオンさせる。
・その後、リアクトル23を通じた入力電流が増加したときに、通電路切換スイッチ20をオフさせる。
このような構成とした本実施の形態3における電力変換装置11は、リアクトル23の存在によって、電源投入時における突入電流のピークを抑えられるようになる。このため、コンデンサ14の充電が完了する以前の段階で、通電路切換スイッチ17をオン状態に復帰させることが可能となる。この結果、結果的に、初期充電期間を短くできて、抵抗19での損失を極力抑制し得るようになる。
さらに、本実施の形態3における電力変換装置11は、通電路切換スイッチ17がオン状態に復帰した定常運転中においても、リアクトル23の存在によって、入力電流のピークが抑制されて、その実効値が減少する。このため、整流回路13の導通損失が低減するとともに、コンデンサ14でのリップル電流が減少するようになる。この結果、コンデンサ14の温度上昇の低減および小型化を実現できるという効果も得られる。
さらに、本実施の形態3のようにリアクトル23が設けられた構成では、交流電源12からの交流電力線に流れる高調波電流も減少するようになる。この結果、交流電源12から受電している他の機器に対する高調波障害を軽減できる効果も得られる。
実施の形態4.
図4は、本発明の実施の形態4における電力変換装置の回路構成を示す図である。図4に示した本実施の形態4における電力変換装置11は、先の図1に実施の形態1における電力変換装置と比較すると、リアクトル24をさらに備えている点が異なっている。そこで、この相違点を中心に説明する。
本実施の形態4における電力変換装置11は、図4に示すように、整流回路13の入力側、つまり交流電源12からの3本の交流電力線の各々に、リアクトル24を挿入した構成に特徴を有する。
このような構成とした本実施の形態4における電力変換装置11は、リアクトル23を備えた先の実施の形態3と同様に、電源投入時における突入電流のピークを抑えることができる。この結果、初期充電期間を短くできるとともに、交流電力線電流波形を正弦波に近付け得るなどの効果を奏し得るようになる。従って、電力変換装置全体の力率の向上が得られる。
実施の形態5.
図5は、本発明の実施の形態5における電力変換装置の回路構成を示す図である。図5に示した本実施の形態5における電力変換装置11は、先の図1に実施の形態1における電力変換装置と比較すると、通電路切換スイッチ20、21として、機械的なスイッチの代わりに、半導体スイッチング素子を用いている点が異なっている。そこで、この相違点を中心に説明する。
放電回路18および充電回路22に用いた通電路切換スイッチ20、21として、先の実施の形態1〜4では、排他的機能を持った電磁スイッチあるいはリレースイッチなどの機械的スイッチを利用する構成を示した。
これに対して、本実施の形態5では、通電路切換スイッチ20、21として、それぞれ、Pチャンネルスイッチング半導体とNチャンネルスイッチング半導体を利用している。このような半導体スイッチング素子により排他的機能を持たせることによっても、機械的スイッチを利用した場合と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明における電力変換装置は、上述した実施の形態1〜5に限定されるものではなく、それぞれの実施の形態の組合せによる変形また拡張が可能である。例えば、先の図2に示した実施の形態2のように、整流回路13の負側出力端子とコンデンサ14の負極端子との間に通電路切換スイッチ17を介在させる構成を、先の図3、図4の各回路構成に適用することも可能である。
11 電力変換装置、11a 正極端子、11b 負極端子、12 交流電源、13 全波整流回路、14 コンデンサ、15 インバータ装置、16 負荷(モータ)、17 通電路切換スイッチ(第1の通電路切換スイッチ)、18 放電回路、19 抵抗、20 通電路切換スイッチ(第2の通電路切換スイッチ)、21 通電路切換スイッチ(第3の通電路切換スイッチ)、22 充電回路、23 リアクトル(第1のリアクトル)、24 リアクトル(第2のリアクトル)。

Claims (3)

  1. 交流電源出力を整流する整流回路と、
    前記整流回路の正側出力端子と負側出力端子との間に接続され、前記整流回路の出力を平滑化するコンデンサと、
    前記整流回路の前記正側出力端子と前記コンデンサの正極端子との間、または、前記整流回路の前記負側出力端子と前記コンデンサの負極端子との間、のいずれかに挿入された第1の通電路切換スイッチと、
    前記第1の通電路切換スイッチと並列に接続されて構成されるとともに、前記整流回路側に接続された第2の通電路切換スイッチと、前記コンデンサ側に接続された抵抗との直列回路で構成される充電回路と、
    前記コンデンサと並列に接続されて構成されるとともに、前記抵抗と第3の通電路切換スイッチとの直列回路で構成される放電回路と
    を備える電力変換装置であって、
    前記充電回路に含まれる前記第2の通電路切換スイッチと、前記放電回路に含まれる前記第3の通電路切換スイッチは、排他的に動作し、前記充電回路の電路と前記放電回路の電路が同時に形成されない回路構成を有する
    電力変換装置。
  2. 前記整流回路と前記コンデンサとの間を繋ぐ一対の給電路に直列に挿入された第1のリアクトル
    をさらに備える請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記整流回路の入力側の交流電力線の各々に直列に挿入された第2のリアクトル
    をさらに備える請求項1に記載の電力変換装置。
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