JP2013055860A - スイッチング電源装置及びサージ吸収回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明によるスイッチング電源装置(10)は、直流入力を交流に変換するスイッチング回路をなすトランジスタ(Q1)と、前記交流が入力された非絶縁型トランス(T)と、非絶縁型トランスから出力された交流を整流するダイオード(D2)と、ダイオード(D2)の出力部から非絶縁型トランス(T)の入力部に向かう電流方向を順方向として、ダイオード(D2)の出力部と非絶縁型トランス(T)の入力部との間に接続されたダイオード(D3)とを備える。スイッチング動作の過程でダイオード(D2)のカソード側に発生したサージが、ダイオード(D3)を介して非絶縁型トランス(T)の1次側に吸収される。
【選択図】図1
Description
また、上述のサージ吸収回路によれば、コンデンサに蓄積されたサージエネルギーを補助電源として利用することができる。しかしながら、補助電源が必要となる非常事態が発生しなければ、コンデンサに蓄積されたサージエネルギーは利用されず、従ってサージエネルギーを十分に利用することができない可能性がある。
なお、各図において、共通する要素には同一符号を付し、その説明を適宜省略する。
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、第1実施形態によるスイッチング電源装置10の構成例を示す。
スイッチング電源装置10は、概略的には、前述の図7(a)に示す従来装置の構成と比較して、ダイオードD3(第2整流素子)からなるサージ吸収回路S10を更に備えて構成される。具体的には、スイッチング電源装置10は、入力端子TIN、グランド端子GND(所定電位ノード)、入力コンデンサC1、非絶縁型トランスT、トランジスタQ1、主ダイオードD2、還流ダイオードD1、チョークコイルLO、出力端子TOUTを備える。
トランジスタQ1からなるスイッチング回路が所定のスイッチング動作(周知のスイッチング動作)を実施すると、入力端子TINを介して供給された直流入力Vinが高周波の交流電流に変換されて非絶縁型トランスTの1次巻線L1に供給され、その2次巻線L2に交流が誘起される。2次巻線L2に誘起された交流は主ダイオードD2によって整流され、チョークコイルLO及び出力端子TOUTを介して直流出力Voutとして外部の負荷(図示なし)に供給される。環流ダイオードD1の動作は従来装置と同様である。
次に、図3を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。
上述の第1実施形態では、非絶縁型トランスTの2次巻線L2の巻数N2が1次巻線L1の巻数N1以下であるものとしたが、本第2実施形態では、非絶縁型トランスTの2次巻線L2の巻数N2が1次巻線L1の巻数N1よりも多く、非絶縁型トランスTの2次巻線L2に誘起される電圧V2が、その1次巻線L1に供給される直流入力Vinの電圧よりも高いものとする。
スイッチング電源装置20は、前述の図1に示す第1実施形態によるスイッチング電源装置10の構成において、ダイオードD2の出力部をなすカソードと非絶縁型トランスTの入力部をなす1次巻線L1の一端との間に、ダイオードD3と直列にツェナーダイオードZDを備える。ここで、ダイオードD3とツェナーダイオードZDはサージ吸収回路S20を構成する。その他の構成は、上述の第1実施形態と同様である。
トランジスタQ1からなるスイッチング回路が所定のスイッチング動作(周知のスイッチング動作)を実施すると、非絶縁型トランスTの2次巻線L2に、1次巻線L1に供給される直流入力Vinよりも所定電圧Vbだけ高い電圧V2を有する交流が誘起される。非絶縁型トランスTの2次側に誘起された交流は主ダイオードD2によって整流された後、チョークコイルLO及び出力端子TOUTを介して外部の負荷(図示なし)に供給される。環流ダイオードD1の動作は従来装置と同様である。
次に、図5を参照して、本発明の第3実施形態を説明する。
図5は、本第3実施形態によるスイッチング電源装置30の構成例を示す。
スイッチング電源装置30は、前述の図2に示す第2実施形態によるスイッチング電源装置20の構成において、ダイオードD3の出力部とグランド端子GND(所定電位ノード)との間に接続されたコンデンサC2を更に備える。本第3実施形態では、ダイオードD3とツェナーダイオードZDとコンデンサC2は、サージ吸収回路S30を構成する。その他の構成は第2実施形態と同様である。
なお、本第3実施形態では、第2実施形態の構成を前提とするが、第1実施形態の構成を前提としてコンデンサC2を備えてもよい。
次に、図6を参照して、本発明の第4実施形態を説明する。
図6は、本第4実施形態によるスイッチング電源装置40の構成例を示す。
スイッチング電源装置40は、前述の図5に示す第3実施形態によるスイッチング電源装置30の構成において、ダイオードD3のカソードとツェナーダイオードZDとの間に介挿されるようにして、ダイオードD2の出力部と非絶縁型トランスTの入力部との間に直列接続されたダイオードD4(第3整流素子)および抵抗素子Rを更に備える。本第4実施形態では、ダイオードD3、ツェナーダイオードZD、コンデンサC2、抵抗素子Rは、サージ吸収回路S40を構成する。その他の構成は第3実施形態と同様である。
なお、本第4実施形態では、第3実施形態の構成を前提とするが、第1実施形態または第2実施形態の構成を前提としてダイオードD4および抵抗素子Rを備えてもよい。
以上で本発明の第4実施形態を説明した。
例えば、上述の実施形態では、非絶縁型トランスTの1次側のスイッチング回路を1石フォワード回路により構成したが、これに限定されず、ハーフブリッジ回路、フルブリッジ回路、RCC回路など、1次側のスイッチング回路の形式は問わない。
C1…入力コンデンサ
C2…コンデンサ
D1…還流ダイオード
D2…主ダイオード
D3,D4…ダイオード
GND…グランド端子
L1…1次巻線
L2…2次巻線
LO…チョークコイル
Q1…トランジスタ
R…抵抗素子
S10,S20,S30,S40…サージ吸収回路
T…非絶縁型トランス
TIN…入力端子
TOUT…出力端子
ZD…ツェナーダイオード
Claims (7)
- 直流入力を交流に変換するスイッチング回路と、
前記交流が入力された非絶縁型トランスと、
前記非絶縁型トランスから出力された交流を整流する第1整流素子と、
前記第1整流素子の出力部から前記非絶縁型トランスの入力部に向かう電流方向を順方向として、前記第1整流素子の出力部と前記トランスの入力部との間に接続された第2整流素子と、
を備えたスイッチング電源装置。 - 前記第1整流素子の出力部と前記非絶縁型トランスの入力部との間に、前記第2整流素子と直列接続して設けられ、前記非絶縁型トランスの入力部の電圧に対して前記第1整流素子の出力部の電圧を所定電圧にクランプする電圧クランプ部を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
- 前記第2整流素子の出力部と所定電位ノードとの間に接続されたコンデンサを更に備えたことを特徴とする請求項1または2の何れか1項記載のスイッチング電源装置。
- 前記第1整流素子の出力部から前記非絶縁型トランスの入力部に向かう電流方向を順方向として、前記第1整流素子の出力部と前記非絶縁型トランスの入力部との間に、前記第2整流素子および前記電圧クランプ素子と直列接続して設けられた第3整流素子を更に備えたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載のスイッチング電源装置。
- 前記第1整流素子の出力部と前記非絶縁型トランスの入力部との間に、前記第2整流素子および前記電圧クランプ部および前記第3整流素子と直列接続して設けられた抵抗素子を更に備えたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載のスイッチング電源装置。
- 非絶縁型トランスを備えたスイッチング電源装置に設けられ、前記非絶縁型トランスから出力された交流を整流する第1整流素子の出力部に発生するサージを吸収するためのサージ吸収回路であって、
前記第1整流素子の出力部から前記非絶縁型トランスの入力部に向かう電流方向を順方向として、前記第1整流素子の出力部と前記非絶縁型トランスの入力部との間に接続された第2整流素子を備えたサージ吸収回路。 - 前記第1整流素子の出力部と前記非絶縁型トランスの入力部との間に、前記第2整流素子と直列接続して設けられ、前記非絶縁型トランスの入力部の電圧に対して前記第1整流素子の出力部の電圧を前記所定電圧にクランプする電圧クランプ部を更に備えたことを特徴とする請求項6記載のサージ吸収回路。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014003658A1 (de) | 2013-03-19 | 2014-09-25 | Suzuki Motor Corporation | Reluktanzmotor |
JP2018514170A (ja) * | 2015-03-25 | 2018-05-31 | サンパワー コーポレイション | コモンモード電圧低減のためのコンバータトポロジー |
Citations (2)
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JP2000217351A (ja) * | 1999-01-25 | 2000-08-04 | Mitsubishi Electric Corp | スイッチング電源装置 |
JP2001298944A (ja) * | 2000-04-07 | 2001-10-26 | Sanken Electric Co Ltd | 直流―直流変換器 |
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2011
- 2011-09-06 JP JP2011194113A patent/JP5802491B2/ja active Active
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