JP2017005186A - インダクタ部品およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インダクタの特性が優れたインダクタ部品を提供するとともに、このインダクタ部品を安価に製造できる製造方法を提供する。【解決手段】インダクタ部品1aは、上面2aと、該上面2aの周縁から垂下する方向の側面2cとを有する第1樹脂層2と、第1樹脂層2の上面2aおよび側面2cに沿うように、屈曲した2本の金属ピン3a,3bが配設されてなるインダクタ電極3と、第1樹脂層2の上面2aおよび側面2c、並びにインダクタ電極3を被覆する第2樹脂層4とを備え、両金属ピン3a,3bは、いずれも第1樹脂層2の上面2aに沿う主面沿部3a1,3b1と、該主面沿部3a1,3b1に連続し第1樹脂層2の側面2cに沿った側面沿部3a2,3b2と有し、両金属ピン3a,3bそれぞれの側面沿部3a2,3b2の端部が、第1樹脂層2の下面2bから露出している。【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂層の内部に設けられたインダクタ電極を備えるインダクタ部品およびその製造方法に関する。
携帯電話機等の電子機器のマザー基板などに実装される部品として、例えば、図10に示すようなインダクタ部品100が知られている(特許文献1参照)。この場合、環状のコイルコア101と、コイルコア101が埋設された樹脂層102と、コイルコア101の周囲を螺旋状に巻回してなるインダクタ電極103とを有する。樹脂層102は、コイルコア101が配置される第1樹脂層102aと、該第1樹脂層102aの上面に積層された第2樹脂層102bと、第1樹脂層102aの下面に積層された第3樹脂層102cとで構成される。
インダクタ電極103は、第1樹脂層102a内で立設された複数の金属ピン103a,103bと、第2樹脂層102bの第1樹脂層102aと反対側の主面に形成された複数の上側配線電極103cと、第3樹脂層102cの第1樹脂層102aと反対側の主面に形成された複数の下側配線電極103dとを備える。各金属ピン103a,103bは、コイルコア101の内周側に配置された複数の内側金属ピン103aと、外周側に配置された複数の外側金属ピン103bとで構成される。各上側配線電極103cは、所定の内側金属ピン103aと外側金属ピン103bの上端面同士をビア導体104aを介して接続するとともに、各下側配線電極103cは、所定の内側金属ピン103aと外側金属ピン103bの下端面同士をビア導体104bを介して接続する。このような構成により、コイルコア101の周囲を螺旋状に巻回して成るインダクタ電極103が形成されている。
特開2014−38884号公報(段落0031〜0039、図2等参照)
上述のインダクタ電極103を形成する各金属ピン103a,103bは、Cuなどの金属で形成された線材をせん断加工するなどして形成される。また、各上側、下側配線電極103c,103dは、Cuなどの金属を含有する導電性ペーストで形成される。各金属ピン103a,103bは、略金属で形成されるのに対して、各上側、下側配線電極103c,103dは、有機溶剤と金属フィラとの混合物のため、各上側、下側配線電極103c,103dは、各金属ピン103a,103bよりも比抵抗が高い。インダクタ電極103のQ値などの特性は、その抵抗値が高いと悪くなるため、インダクタ電極103全体の低抵抗化を図る技術が求められている。
本発明は、上記した課題に鑑みてなされたものであり、従来よりもインダクタの特性が優れたインダクタ部品を提供するとともに、このインダクタ部品を安価に製造できる製造方法を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のインダクタ部品は、主面と、該主面の周縁から垂下する方向の側面とを有する第1樹脂層と、前記第1樹脂層の前記主面および前記側面に沿うように、屈曲した第1、第2金属ピンが配設されてなるインダクタ電極と、前記第1樹脂層の前記主面および前記側面、並びに前記インダクタ電極を被覆する第2樹脂層とを備え、前記第1、第2の金属ピンは、いずれも前記第1樹脂層の前記主面に沿う第1部分と、該第1部分に連続し前記側面に沿った第2部分と有し、前記第1樹脂層のうち前記主面と対向する裏面には、前記第1、第2金属ピンそれぞれの前記第2部分の端部が露出していることを特徴としている。
この場合、第1、第2金属ピンを屈曲して設けることにより、インダクタ電極の第1樹脂層の側面を沿う部分(第2部分)のみならず、主面を沿う部分(第1部分)も比抵抗の小さい金属ピンで構成することができる。このように構成すると、インダクタ電極の第1樹脂層の主面を沿う部分の全体が、導電性ペーストで形成される場合と比較して、インダクタ電極の抵抗値を下げることができる。また、インダクタ電極の抵抗値が下がることで、インダクタ部品の特性(例えば、Q値)を向上することができる。
また、インダクタ電極を形成する金属ピンの割合が従来よりも増えることで、インダクタ電極の所望の抵抗値を得るのに、第1樹脂層の主面上の配線電極のライン幅を広げる必要がないため、インダクタ電極の小型化が容易になり、ひいては、インダクタ部品の小型化が容易になる。また、第1樹脂層の裏面には、第1、第2金属ピンそれぞれの第2部分の端部が露出するため、当該両端部をインダクタ電極の外部接続部として利用することができる。
前記インダクタ電極は、前記第1金属ピンの前記第1部分の端部と、前記第2金属ピンの前記第1部分の端部とが直接接続されていてもよい。この場合、インダクタ電極の全体を金属ピンで形成することができるため、インダクタ電極の更なる低抵抗化を図ることができる。また、インダクタ電極を金属ピンのみで形成することができるため、インダクタ電極の直流抵抗の安定化を図ることができる。
前記インダクタ電極は、前記第1金属ピンの前記第1部分の端部と、前記第2金属ピンの前記第1部分の端部とが、前記第1樹脂層の前記主面に形成された配線電極を介して接続されていてもよい。この場合、第1金属ピンと第2金属ピンの接続が容易になる。
また、前記第1樹脂層は、磁性体フィラを含有する磁性体含有樹脂で形成されていてもよい。この場合、インダクタ部品のインダクタンス値を増やすことができる。
また、前記第2樹脂層は、磁性体フィラを含有する磁性体含有樹脂で形成され、前記第2樹脂層の前記磁性体フィラの重量比率は、前記第1樹脂層の前記磁性体フィラの重量比率よりも高くてもよい。この場合、インダクタ部品のインダクタンス値をさらに増やすことができる。また、磁性体フィラは磁性体金属で形成される場合が多い。この場合、第1樹脂層内の金属成分よりも第2樹脂層内の金属成分が多くなるため、インダクタ電極の通電時に発生する熱などを第2樹脂層から放熱する際の放熱特性を向上することができる。
また、前記両金属ピンそれぞれの前記第2部分の端部が、前記インダクタ電極の端部を構成していてもよい。このようにすると、インダクタ電極の端部を第1樹脂層の裏面から露出させることができる。
また、本発明のインダクタ部品の製造方法は、主面と、該主面の周縁から垂下する方向の側面とを有する第1樹脂層と、前記第1樹脂層の前記主面および前記側面に沿うように設けられたインダクタ電極とを備えるインダクタ部品の製造方法において、底壁と、該底壁の周縁から垂直な方向に配設された内側壁とを有する凹部が形成された折り曲げ治具を準備する準備工程と、2本の金属ピンを、いずれも前記凹部の前記内側壁および前記底壁に沿うように前記両金属ピンをプレスして折り曲げることにより、前記インダクタ電極を構成する屈曲した第1、第2金属ピンを形成する金属ピン折曲工程と、前記第1、第2金属ピンが前記凹部内で折り曲げられた状態で、当該凹部に樹脂を充填して第1樹脂層を形成する第1樹脂層形成工程とを有し、前記第1樹脂層の前記主面および前記側面に沿うように前記インダクタ電極を形成するインダクタ形成工程と、前記インダクタ形成工程により形成された前記インダクタ電極と、前記折り曲げ治具とを分離した後、前記第1樹脂層の前記主面および前記側面、並びに前記インダクタ電極を被覆する第2樹脂層を形成する第2樹脂層形成工程とを備えることを特徴としている。
この場合、第1樹脂層の主面および側面に沿うように配設されたインダクタ電極を容易に形成することができる。また、インダクタ電極が有する第1、第2金属ピンそれぞれが、第1樹脂層の側面のみならず主面に沿うように折り曲げられるため、インダクタ電極の第1樹脂層の主面上の部分を導電性ペーストで形成する場合と比較して、抵抗値が低いインダクタ電極を形成することができる。
また、前記金属ピン折曲工程は、前記第1、第2金属ピンが前記折り曲げ治具の前記底壁を沿う部分で重なるように折り曲げ、当該重なる部分においてプレスにより前記第1、第2金属ピンを直接接続するようにしてもよい。このようにすると、全体が金属ピンで形成された抵抗値の低いインダクタ電極を容易に形成することができる。
また、前記金属ピン折曲工程において、前記第1、第2金属ピンが前記折り曲げ治具の前記凹部内で重ならないように前記第1、第2金属ピンを折り曲げ、前記第1樹脂層形成工程の後に、前記第1樹脂層の前記主面に前記第1、第2金属ピンを接続する配線電極を形成することにより、前記インダクタ電極を形成するようにしてもよい。この場合、第1樹脂層の主面を沿う部分が、配線電極と金属ピンとで構成されたインダクタ電極を容易に形成することができる。
本発明によれば、第1、第2金属ピンを屈曲して設けることにより、インダクタ電極の第1樹脂層の側面を沿う部分(第2部分)のみならず、主面を沿う部分(第1部分)も比抵抗の小さい金属ピンで構成することができる。このようにすると、インダクタ電極の第1樹脂層の主面を沿う部分の全てが、導電性ペーストで形成される場合と比較して、インダクタ電極の抵抗値を下げることができる。また、インダクタ電極の抵抗値が下がることで、インダクタ部品の特性(例えば、Q値)を向上することができる。
本発明の第1実施形態にかかるインダクタ部品の斜視図である。 折り曲げ治具を説明するための図である。 図1のインダクタ部品の製造方法を示す図である。 図1のインダクタ部品の製造方法を示す図であって、図3に続く各工程を示す図である。 図1のインダクタ部品の製造方法を示す図であって、図4に続く各工程を示す図である。 金属ピンが折り曲げられた状態を示す折り曲げ治具の断面図である。 本発明の第2実施形態にかかるインダクタ部品の斜視図である。 図7のインダクタ部品の製造方法を示す図である。 図7のインダクタ部品の製造方法を示す図であって、図7に続く各工程を示す図である。 従来のインダクタ部品の断面図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態にかかるインダクタ部品1aについて、図1を参照して説明する。なお、図1はインダクタ部品1aの斜視図である。
この実施形態にかかるインダクタ部品1aは、図1に示すように、第1樹脂層2と、該第1樹脂層2に沿うように形成されたインダクタ電極3と、第1樹脂層2とインダクタ電極3とを被覆するように設けられた第2樹脂層4とを備え、例えば、電子機器のマザー基板等に実装される。
第1樹脂層2は、例えば、エポキシ樹脂に磁性体金属の粉末(本発明の「磁性体フィラ」に相当)が混合された磁性体粉末含有樹脂で形成される。この実施形態では、第1樹脂層2が、矩形状の上面2a(本発明の「第1樹脂層の主面」に相当)と、該上面2aの周縁から垂下する方向の側面2cと、矩形状の下面2bとを有する直方体で形成されている。なお、第1樹脂層2が磁性体粉末を含有しない構成であってもよい。また、第1樹脂層2の形状も直方体に限らず、立方体など、適宜変更することができる。
インダクタ電極3は、2本の金属ピン3a,3b(本発明の「第1金属ピン」および「第2金属ピン」に相当)で形成されている。この場合、両金属ピン3a,3bは、いずれも第1樹脂層2の上面2aに沿う主面沿部3a1,3b1(本発明の「第1部分」に相当)と、該主面沿部3a1,3b1に連続し第1樹脂層2の側面2cに沿うように、主面沿部3a1,3b1に対して略90度に屈曲した側面沿部3a2,3b2(本発明の「第2部分」に相当)とを有する。
また、両主面沿部3a1,3b1が交差(例えば、両主面沿部3a1,3b1の端部が交差)するように両金属ピン3a,3bが配設され、この交差したところで両金属ピン3a,3bが直接接続されている。また、両金属ピン3a,3bそれぞれの側面沿部3a2,3b2の端部により、インダクタ電極3の両端部が形成されている。なお、両金属ピン3a,3bは、例えば、Cu、Au、Ag、AlやCu系の合金などからなる線材をせん断加工するなどして、所望の長さに形成されている。また、この実施形態では、両主面沿部3a1,3b1は直交するように設けられ、上面視で略L字状をなしている。
第2樹脂層4は、第1樹脂層2の上面2aおよび側面2c、並びにインダクタ電極3を被覆している。第2樹脂層4は、第1樹脂層2と同様に、例えば、エポキシ樹脂に磁性体金属の粉末(本発明の「磁性体フィラ」に相当)が混合された磁性体粉末含有樹脂で形成される。また、インダクタ電極3の両端部は、第1樹脂層2の下面2b(本発明の「第1樹脂層の裏面」に相当)から露出しており、当該両端部でインダクタ電極3の外部との接続部として機能するように構成されている。なお、第2樹脂層4が磁性体粉末を含有しない構成であってもよい。
(インダクタ部品1aの製造方法)
次に、インダクタ部品1aの製造方法について、図2〜図6を参照して説明する。なお、図2は折り曲げ治具を説明するための図、図3〜図5はインダクタ部品1aの製造方法を示す図であって、その各工程を示す図、図6は金属ピン3a,3bが折り曲げられた状態の折り曲げ治具の断面図である。また、図2(a)は、折り曲げ治具の斜視図を示し、図2(b)は図2(a)のA−A矢視断面図を示す。また、この実施形態では、4つのインダクタ部品1aを一度に製造する場合を例として説明する。
まず、図2に示すような折り曲げ治具5を作成する(準備工程)。折り曲げ治具5は、例えば、ほぼ中央に上面視で矩形状の貫通孔6aが形成された板状部材6と、当該貫通孔6の底部を塞ぐように設けられた底部材7とで構成され、当該貫通孔6aと底部材7とで各金属ピン3a,3bを折り曲げるための凹部5aが形成される。また、板状部材6の上面には、各金属ピン3a,3bを位置決めするための複数の溝6b,6cが形成される。なお、底部材7は設けなくてもよい。この場合、折り曲げ治具5を載置する部材の載置面を利用して凹部5aを形成するとよい。また、板状部材6に貫通孔6aを設ける代わりに、直接凹部5aを形成するようにしてもよい。
各溝6b,6cは、配置される金属ピン3a,3bよりも若干幅広に形成されており、折り曲げられる前の直線状の各金属ピン3a,3bが、貫通孔6aを跨ぐような位置で位置決めされるように設けられている。具体的には、板状部材6の貫通孔6aは、上面視したときの対向辺間の長さが、金属ピン3a,3bよりも短く形成され、金属ピン3a,3bの両端部が支持できるように、貫通孔6aの周囲に各溝6b,6cが設けられる。このとき、各溝6b,6cは、2本の金属ピン3a,3bがいずれも上面視矩形状の貫通孔6aの一の辺に平行に配置されるとともに、別の2本の金属ピン3bがいずれも貫通孔6aの当該一の辺と垂直な辺に平行に配置されるように設けられる。
次に、図3(a)に示すように、2本の金属ピン3aを各溝6cにセットして、両金属ピン3aを、貫通孔6aの一の辺に平行な状態で当該貫通孔6aを跨くように位置決めする。
次に、図3(b)に示すように、折り曲げ治具5の貫通孔6aよりも若干小さい押圧部材8を貫通孔6aに挿入して、凹部5aの底部に押し付ける。そうすると、図3(c)に示すように、両金属ピン3aが、凹部5aの底壁5a1(図2(b)参照)および該底壁5a1の周縁から垂直な方向に配設された内側壁5a2(図2(b)参照)に沿うように折り曲げられる。
次に、図3(d)に示すように、別の2本の金属ピン3bを各溝6bにセットして、両金属ピン3bを貫通孔6aの前記一の辺に垂直な辺に平行な状態で当該貫通孔6aを跨ぐように位置決めする。
次に、図4(a)に示すように、両金属ピン3bを、前の2本の金属ピン3aと同じ要領で、押圧部材8を貫通孔6aに挿入して、両金属ピン3bを折り曲げる。そうすると、図4(b)に示すように、これらの金属ピン3bも、凹部5aの底壁5a1(図2(b)参照)および内側壁5a2(図2(b)参照)に沿うように折り曲げられる。このとき、図6に示すように、平行に配置されていない金属ピン3a,3b同士は、凹部5aの底壁5a1を沿う部分で重なる。そして、超音波接合などで、当該重なった部分で両金属ピン3a,3bを接続(導通)する。なお、超音波接合に、押圧部材8を利用してもよい。
次に、図4(c)に示すように、折り曲げられた状態金属ピン3a,3bが配置された凹部5aに、磁性体粉末を含有する樹脂を充填して第1樹脂層2を形成する(第1樹脂層形成工程)。このとき、第1樹脂層2は、凹部5aの底壁5a1に接する面により上面2aが形成され、凹部5aの内側壁5a2に接する面により側面2cが形成される。また、各金属ピン5a,5bは、いずれも第1樹脂層2の上面2aおよび側面2cを沿うように折り曲げられることになる。
次に、図4(d)に示すように、第1樹脂層2の上面2aおよび側面2cを沿うように設けられた各金属ピン3a,3bを、折り曲げ治具5から取り外し(分離)、第1樹脂層2の上面2aが上側に向いた状態で固定具9に固定する。
次に、平行に配置された2組の金属ピン3a,3bそれぞれの隙間に沿ってダイシングを行い、4つに分割する(図4(d)一点鎖線がダイシングライン)。これにより、第1樹脂層2の上面2aおよび側面2cに沿うように屈曲した2本の金属ピン3a,3bが配設されて成る4つのインダクタ電極3が形成される。以下、第1樹脂層2の上面2aおよび側面2cを沿うようにインダクタ電極3が形成されたものを、樹脂付きインダクタ電極3という場合もある。
次に、図5(a)に示すように、分割することで得られた4つの樹脂付きインダクタ電極3を、所定の間隔で固定するための凹部10aが形成された間隔形成用治具10を準備し、各凹部10aに、各樹脂付きインダクタ電極3を落とし込む。各凹部10aは、所望の間隔で配置されている。
次に、図5(b)に示すように、間隔形成用治具10を取り外して、各樹脂付きインダクタ電極3を所望の間隔で配置し固定する。
次に、図5(c)に示すように、各樹脂付きインダクタ電極3の第1樹脂層2の主面2aおよび側面2c、並びにインダクタ電極3を被覆するとともに、各樹脂付きインダクタ電極3の隙間を埋めるように樹脂を被せて第2樹脂層4を形成する(第2樹脂層形成工程)。このとき、第2樹脂層4により、第1樹脂層2の主面2aおよび側面2cを覆い、第1樹脂層2の下面2bは覆わないように第2樹脂層4を形成する。これにより、インダクタ部品1aの下面においては、第1樹脂層2と、第1樹脂層2の縁部を囲む第2樹脂層4とが露出している。また、インダクタ部品1aの下面において第1樹脂層2が露出する部分には、インダクタ電極3の両端が露出している。ただし、本発明においては、第2樹脂層4によって第1樹脂層2の下面2bを覆った後、第1樹脂層2の下面2bおよびインダクタ電極3の両端を露出させるために、研磨または研削してもよい。
最後に、図5(d)に示すように、樹脂付きインダクタ3の隙間に沿うようにダイシングを行い(図5(c)の一点鎖線がダイシングライン)、4つのインダクタ部品1aを得る。なお、図3(a)に示した折り曲げ治具5に各金属ピン5aを配置する工程から、図4(b)に示した各金属ピン5bを折り曲げるまでの工程が、本発明の「金属ピン折曲工程」に相当し、図3(a)に示した折り曲げ治具5に各金属ピン5aを配置する工程から、図4(c)に示した第1樹脂層2を形成するまでの工程が、本発明の「インダクタ形成工程」に相当する。
したがって、上記した実施形態によれば、インダクタ電極3を構成する両金属ピン3a,3bを屈曲して設けることにより、インダクタ電極3の第1樹脂層2の側面を沿う部分(側面沿部3a2,3b2)のみならず、主面を沿う部分(主面沿部3a1,3a2)も比抵抗の小さい金属ピンで構成することができる。このようにすると、インダクタ電極3の第1樹脂層2の上面2aを沿う部分の全てが、導電性ペーストで形成される場合と比較して、インダクタ電極3の抵抗値を下げることができる。また、インダクタ電極3の抵抗値が下がることで、インダクタ部品1aの特性(例えば、Q値)を向上することができる。
また、インダクタ電極を導電性ペーストで形成すると、所望の抵抗値を得るためにレイン幅を広くする場合があるが、インダクタ電極3を金属ピン3a,3bで形成すると、所望の抵抗値を得るためのライン幅を小さくできるため、インダクタ電極3の小型化が容易になり、ひいては、インダクタ部品1aの小型化が容易になる。
また、インダクタ電極3が、金属ピン3a,3bのみで形成されるため、インダクタ電極3の直流抵抗の安定化を図ることができる。
また、図10に示す従来のインダクタ部品100では、金属ピン103a,103bを樹脂層102に立設するのに、樹脂層102に凹部を形成するため製造コストが高い。また、他の方法として、平板状に各金属ピンを実装した後、樹脂で封止することにより、各金属ピンを樹脂層に立設する方法もあるが、いずれにせよ金属ピンを立設するのには製造コストがかかる。これに対して、この実施形態のインダクタ部品1aの製造方法では、金属ピン3a,3bを立設する必要がないため、Q値などの特性が優れたインダクタ部品1aを安価に製造することができる。また、インダクタ電極3の第1樹脂層2の側面2cを沿う部分と、上面を沿う部分とを両金属ピン3a,3bを折り曲げて一度に形成するため、従来のインダクタ部品100のように、樹脂層102内に金属ピン103a,103bを配置した後、別途、各上側、下側配線電極103c,103dを形成する必要がない。
また、インダクタ電極3を、折り曲げ治具5の底壁5a1と内側壁5a2の沿うように折り曲げるという簡単な方法で形成することができるため、Q値などの特性の優れたインダクタ部品1aを容易に形成することができる。
また、第1、第2樹脂層2,4が、いずれも磁性体粉末含有樹脂で形成されるため、インダクタ電極3によるインダクタンス値を増やすことができる。
また、インダクタ電極3の両端部が、第2樹脂層4から露出しているため、インダクタ部品1aの外部との接続性を向上することができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態にかかるインダクタ部品1bについて、図7を参照して説明する。なお、図7はインダクタ部品1bの斜視図である。
この実施形態にかかるインダクタ部品1bが、図1を参照して説明した第1実施形態のインダクタ部品1bと異なるところは、図7に示すように、インダクタ電極30の構成が異なることである。その他の構成は第1実施形態のインダクタ部品1aと同じであるため、同一符号を付すことにより説明を省略する。
この場合、2本の金属ピン3a,3bは、両側面沿部3a2,3b2が、第1樹脂層2の側面2cの同一面上において、所定の間隔で平行に配置されるとともに、両主面沿部3a1,3b1が、第1樹脂層の上面に当該所定の間隔で平行に配置される。換言すると、両金属ピン3a,3bは、第1樹脂層2の表面(上面2aおよび側面2c)で重ならないように配設される。そして、両主面沿部3a1,3b1の端部同士が、第1樹脂層2の上面2aに形成された配線電極3cにより接続されることにより、インダクタ電極30が形成されている。配線電極3cは、Cu、Ag、Alなどの金属を含有する導電性ペーストにより形成することができる。
(インダクタ部品1bの製造方法)
次に、インダクタ部品1bの製造方法について、図8および図9を参照して説明する。なお、図8および図9はいずれもインダクタ部品1bの製造方法を説明するための図であり、図8(a)〜図8(d)は、その各工程を示し、図9(a)〜図9(c)は、図8に続く各工程を示している。また、この実施形態では、2個のインダクタ部品1bを一度に製造する方法を例として、第1実施形態のインダクタ部品1aの製造方法と異なるところを中心に説明する。
まず、図8(a)に示すように、中央に貫通孔6aが形成された板状部材6と、当該貫通孔6aの底部を塞ぐように設けられた底部材7とを有する折り曲げ治具50を準備する(準備工程)。この場合、2本の直線状の金属ピン3a,3bが所定間隔で平行に配置されるとともに、貫通孔6aを跨ぐような位置で位置決めされるように、板状部材6の上面の貫通孔6aの周囲に、複数の溝6dが形成される。このとき、両金属ピン3a,3bは、上面視矩形状の貫通孔6aの一の辺に平行となるように配置される。
次に、図8(b)に示すように、2本の金属ピン3a,3bを各溝6dにセットして、これらの金属ピン3a,3bを、貫通孔6aの前記一の辺に平行な状態で当該貫通孔6aを跨ぐように位置決めする。
次に、第1実施形態のインダクタ部品1aの製造方法と同じ要領で、押圧部材8を貫通孔6a内に挿入して、凹部5aの底部に押し付ける。そうすると、両金属ピン3a,3bが、凹部5aの底壁5a1(図2(b)参照)および内側壁5a2(図2(b)参照)に沿うように折り曲げられる。そして、第1実施形態のインダクタ部品1aの製造方法と同じ要領で、凹部5aに樹脂を充填して第1樹脂層2を形成する。
次に、図8(c)に示すように、第1樹脂層2の表面(上面2aおよび側面2c)を沿うように配設された両金属ピン3a,3bを、折り曲げ治具50から取り外し(分離)、第1樹脂層2の上面2aが上側に向いた状態で固定具9に固定する。
次に、図8(d)に示すように、両金属ピン3a,3bのライン状の主面沿部3a1,3b1の長さ方向の中心同士を繋ぐように、第1樹脂層2の上面2aに配線電極3cを形成する。このとき、配線電極3cは、長手方向が両金属ピン3a,3bに対して垂直な横長矩形状に形成される。そして、配線電極3cの長手方向と平行であって、配線電極3cの短手方向の中心を通るダイシングライン(図8(d)の一点鎖線参照)に沿って、ダイシングを行い、第1樹脂層2を2つに分割する。これにより、第1樹脂層2の上面2aおよび側面2cを沿うように屈曲形成された2本の金属ピン3a,3bと、両金属ピン3a,3bの主面沿部3a1,3b1の端部同士を接続する配線電極3cとで構成されたインダクタ電極30が形成される。以下、第1樹脂層2の上面2aおよび側面2cを沿うようにインダクタ電極30が形成されたものを、樹脂付きインダクタ電極30という場合もある。
次に、図9(a)に示すように、分割することで得られた2つの樹脂付きインダクタ電極30を、間隔形成用治具10の各凹部10aに落とし込む。
次に、図9(b)に示すように、間隔形成用治具10を取り外して、各樹脂付きインダクタ電極30を所望の間隔で配置し固定した後、第1実施形態のインダクタ部品1aの製造方法と同じ要領で、第2樹脂層4を形成する。
最後に、図9(c)に示すように、樹脂付きインダクタ30の隙間に沿うようにダイシングを行い(図9(b)の一点鎖線がダイシングライン)、2つのインダクタ部品1bを得る。
したがって、この実施形態によれば、インダクタ電極30の第1樹脂層2の上面2aを沿う部分の一部が、金属ピン3a,3bの主面沿部3a1,3b1で形成されるため、インダクタ電極30の第1樹脂層2の上面2aを沿う部分の全てが導電性ペーストで形成される場合と比較して、インダクタ電極30の低抵抗化を図ることができる。また、両金属ピン3a,3bを容易に接続することができる。
なお、本発明は上記した各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、上記したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。例えば、第2樹脂層4の磁性体粉末の重量比率を、第1樹脂層2の磁性体粉末の重量比率よりも高くしてもよい。このようにすると、第1樹脂層2内の金属成分よりも第2樹脂層4内の金属成分が多くなるため、インダクタ電極3,30の通電時に発生する熱などを第2樹脂層4から放熱する際の放熱特性を向上することができる。
また、第1、第2樹脂層2,4を形成する樹脂に、磁性体粉末に代えて、例えば、Si02などで形成された無機フィラを含有させる構成であってもかまわない。また、第1、第2樹脂層2,4の一方のみに磁性体粉末を含有させるようにしてもよい。
また、第1樹脂層2の上面2aおよび下面2bの形状は、矩形状に限らず、円形など、適宜、変更することができる。
また、本発明は、樹脂層の内部に設けられたインダクタ電極を備えるインダクタ部品およびその製造方法に広く適用することができる。
1a,1b インダクタ部品
2 第1樹脂層
2a 上面(主面)
2b 下面(裏面)
2c 側面
3,30 インダクタ電極
3a,3b 金属ピン(第1、第2金属ピン)
3a1,3b1 主面沿部(第1部分)
3a2,3b2 側面沿部(第2部分)
5,50 折り曲げ治具
5a 凹部
5a1 底壁
5a2 内側壁

Claims (9)

  1. 主面と、該主面の周縁から垂下する方向の側面とを有する第1樹脂層と、
    前記第1樹脂層の前記主面および前記側面に沿うように、屈曲した第1、第2金属ピンが配設されてなるインダクタ電極と、
    前記第1樹脂層の前記主面および前記側面、並びに前記インダクタ電極を被覆する第2樹脂層とを備え、
    前記第1、第2の金属ピンは、いずれも前記第1樹脂層の前記主面に沿う第1部分と、該第1部分に連続し前記側面に沿った第2部分と有し、
    前記第1樹脂層のうち前記主面と対向する裏面には、前記第1、第2の金属ピンそれぞれの前記第2部分の端部が露出していることを特徴とするインダクタ部品。
  2. 前記インダクタ電極は、前記第1金属ピンの前記第1部分と、前記第2金属ピンの前記第1部分とが直接接続されてなることを特徴とする請求項1に記載のインダクタ部品。
  3. 前記インダクタ電極は、前記第1金属ピンの前記第1部分の端部と、前記第2金属ピンの前記第1部分の端部とが、前記第1樹脂層の前記主面に形成された配線電極を介して接続されてなることを特徴とする請求項1に記載のインダクタ部品。
  4. 前記第1樹脂層は、磁性体フィラを含有する磁性体含有樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のインダクタ部品。
  5. 前記第2樹脂層は、磁性体フィラを含有する磁性体含有樹脂で形成され、
    前記第2樹脂層の前記磁性体フィラの重量比率は、前記第1樹脂層の前記磁性体フィラの重量比率よりも高いことを特徴とする請求項4に記載のインダクタ部品。
  6. 前記両金属ピンそれぞれの前記第2部分の端部が、前記インダクタ電極の端部を構成していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のインダクタ部品。
  7. 主面と、該主面の周縁から垂下する方向の側面とを有する第1樹脂層と、前記第1樹脂層の前記主面および前記側面に沿うように設けられたインダクタ電極とを備えるインダクタ部品の製造方法において、
    底壁と、該底壁の周縁から垂直な方向に配設された内側壁とを有する凹部が形成された折り曲げ治具を準備する準備工程と、
    2本の金属ピンを、いずれも前記凹部の前記内側壁および前記底壁に沿うように前記両金属ピンをプレスして折り曲げることにより、前記インダクタ電極を構成する屈曲した第1、第2金属ピンを形成する金属ピン折曲工程と、前記第1、第2金属ピンが前記凹部内で折り曲げられた状態で、当該凹部に樹脂を充填して第1樹脂層を形成する第1樹脂層形成工程とを有し、前記第1樹脂層の前記主面および前記側面に沿うように前記インダクタ電極を形成するインダクタ形成工程と、
    前記インダクタ形成工程により形成された前記インダクタ電極と、前記折り曲げ治具とを分離した後、前記第1樹脂層の前記主面および前記側面、並びに前記インダクタ電極を被覆する第2樹脂層を形成する第2樹脂層形成工程とを備えることを特徴とするインダクタ部品の製造方法。
  8. 前記金属ピン折曲工程は、前記第1、第2金属ピンが前記折り曲げ治具の前記底壁を沿う部分で重なるように折り曲げ、当該重なる部分においてプレスにより前記第1、第2金属ピンを直接接続することを特徴とする請求項7に記載のインダクタ部品の製造方法。
  9. 前記金属ピン折曲工程において、前記第1、第2金属ピンが前記折り曲げ治具の前記凹部内で重ならないように前記第1、第2金属ピンを折り曲げ、
    前記第1樹脂層形成工程の後に、前記第1樹脂層の前記主面に前記第1、第2金属ピンを接続する配線電極を形成することにより、前記インダクタ電極を形成することを特徴とする請求項7に記載のインダクタ部品の製造方法。
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