JP2017004703A - 同軸コネクタ - Google Patents

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正治 ▲高▼井
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Akihiro Higashichi
昭博 東地
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尚子 石動
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Abstract

【課題】小型化した高周波対応の同軸コネクタを提供する。【解決手段】同軸コネクタ10は、シェル板1と圧着スリーブ2を備える。シェル板1は、固定片11と可動片12で構成している。固定片11は、プリント基板7pのグラウンドパターンGPにハンダ接合している。可動片12は、固定片11に対して開閉できる。圧着スリーブ2は、同軸ケーブルCbの外部導体63を圧着している。固定片11は、中心導体61を案内する案内溝131を形成した第1ハウジング13を備える。可動片12は、案内溝131に向かって中心導体61を押圧する突条141を形成した第2ハウジング14を備える。固定片11に対して可動片12を閉じると、突条141が中心導体61を信号ラインSLに押圧すると共に、可動片12の他端部側が圧着スリーブ2を固定片11の他端部側に押圧している。【選択図】図6

Description

本発明は、同軸コネクタに関する。特に、プリント基板に実装される同軸コネクタであって、高周波信号を同軸ケーブルからプリント基板に伝送、又は、高周波信号をプリント基板から同軸ケーブルに伝送でき、同軸ケーブルの端末を直結自在な小型の同軸コネクタの構造に関する。
インターネットに接続できる携帯型電子機器、例えば、スマートフォン又はタブレットPCは、高周波信号を伝送する同軸ケーブルをプリント基板に接続するための同軸コネクタを内部に備えている。
従来、このような同軸ケーブルは、同軸ケーブルの端末に固定した同軸プラグと、プリント基板に実装したリセプタクルで構成している。同軸プラグをリセプタクルに接続することで、高周波信号を同軸ケーブルからプリント基板に伝送、又は、高周波信号をプリント基板から同軸ケーブルに伝送できる。
一般に、同軸ケーブルは、円形の中心導体、中心導体の周囲を囲うフッ素系樹脂などの誘導体、誘導体の周囲を囲う編組線などの外部導体、及び、外部導体を被覆保護するシースで構成している。
例えば、従来技術による同軸プラグは、金属製のシェルと円筒状の外部コンタクトを備えている。又、同軸プラグは、ハウジングと中心コンタクトを備えている。シェルは、その一端部側を圧着により同軸ケーブルのシースを固定している。シェルと外部コンタクトは、一体で構成している。外部コンタクトは、シェルの一端部側に形成している。又、外部コンタクトは、同軸ケーブルの外部導体と電気的に接続している。
ハウジングは、外部コンタクトと中心コンタクトを電気的に絶縁している。中心コンタクトは、外部コンタクトの内部に配置されている。中心コンタクトは、二股状に構成した一対の板ばね片を備えている。一対の板ばね片の間に同軸ケーブルの中心導体を嵌合すると、一対の板ばね片が中心導体を挟持するので、中心導体と中心コンタクトを電気的に接続できる。
同軸プラグをリセプタクルに接続すると、外部導体をリセプタクルの外部コンタクトに接続でき、中心導体をリセプタクルの中心コンタクトに接続できる。そして、同軸ケーブルから高周波信号をプリント基板に伝送でき、プリント基板から高周波信号を同軸ケーブルに伝送できる。
ところで、従来技術による同軸プラグは、同軸ケーブルの中心導体を一対の板ばね片で挟持していただけだったので、同軸ケーブルの中心導体と中心コンタクトの接続が確実でないという不具合があった。そこで、同軸ケーブルの中心導体と中心コンタクトの接続が確実な同軸プラグが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−324636号公報
図13は、従来技術による同軸プラグの構成を示す縦断面図であり、同軸ケーブルを同軸プラグに接続する前の状態図である。図14は、従来技術による同軸プラグの構成を示す縦断面図であり、同軸ケーブルを同軸プラグに接続した状態図である。
図15は、従来技術による同軸プラグの構成を示す縦断面図であり、図14に示した状態からシェルの一部及びハウジングの一部を屈曲した状態図である。図16は、従来技術による同軸プラグの構成を示す縦断面図であり、図15に示した状態からシェルの一部を同軸ケーブルに圧着した状態図である。
図17は、従来技術による同軸プラグの構成を示す側面図である。図18は、従来技術による同軸プラグが接続されるリセプタクルの構成を示す縦断面図である。なお、本願の図13と図14は、特許文献1の図1と図4に相当している。又、本願の図15と図16は、特許文献1の図5と図8に相当している。更に、本願の図17は、特許文献1の図9に相当している。
図13から図17を参照すると、従来技術による同軸プラグ9は、外部コンタクトとなる金属製のシェル91、ハウジング92、及び、中心コンタクト93を備えている。
図13又は図14を参照すると、同軸ケーブルCbは、撚線からなる円形の中心導体61、中心導体61の周囲を囲うフッ素系樹脂などの誘導体62、誘導体62の周囲を囲う編組線などの外部導体63、及び、外部導体63を被覆保護するシース64で構成している。図13を参照して、同軸ケーブルCbは、各構成部材がそれらの端末から所定の剥離長で予め剥離されている。つまり、同軸ケーブルCbは、端末処理されている。
図13又は図14を参照すると、シェル91は、導電性を有する金属板からなり、円筒部911とC形チェンネル状の折り曲げ片912を有している。円筒部911は、その一方の面を略円形に開口している。折り曲げ片912は、円筒部911の外周の一部が円筒部911の軸方向に延出している。折り曲げ片912の基端部を略直角に折り曲げて、円筒部911の開口と反対側に対向配置できる(図15又は図16参照)。
図13から図16を参照すると、円筒部911は、後述するリセプタクル8の外部コンタクト82を構成する円筒部82rを内部に導入できる(図18参照)。又、円筒部911は、輪帯突起91dを内壁に形成している。輪帯突起91dは、円筒部911の内周から円筒部911の中心に向かって半円弧状に突出している。輪帯突起91dは、後述する円筒部82rの外周に形成した輪帯溝82dに嵌合できる(図18参照)。
図13から図16を参照すると、折り曲げ片912は、第1のクリンプバレル91a、第2のクリンプバレル91b、及び、第3のクリンプバレル91cを備えている。これらのクリンプバレル91a・91b・91cは、U字状に開口したオープンクリンプバレルである。これらのオープンクリンプバレルが閉じるように圧着することで、同軸ケーブルCb及びハウジング92を保持できる。
図15に示した状態から、第1のクリンプバレル91aをハウジング92の肩部92sに圧着することで、シェル91の内部にハウジング92を保持できる(図16又は図17参照)。図15に示した状態から、第2のクリンプバレル91bを外部導体63に圧着することで、シェル91と外部導体63を機械的及び電気的に接続できる(図16又は図17参照)。図15に示した状態から、第3のクリンプバレル91bをシース64に圧着することで、同軸ケーブルCbの端末に同軸プラグ9を固定できる(図16又は図17参照)。
図13から図16を参照すると、ハウジング92は、円柱状の本体921と帯板状の折り曲げ片922で構成している。本体921は、導入穴92hを中央部に開口している。導入穴92hには、後述するリセプタクル8の円筒状の中心コンタクト81を導入できる(図18参照)。又、本体921は、中心コンタクト93を上部に配置している。そして、導入穴92hには、中心コンタクト93に設けた一対の挟持片93c・93cを配置している。
図13又は図14を参照すると、折り曲げ片922は、本体921の外周の一部が折り曲げ片912と略平行に延出している。図13又は図14に示した状態から、折り曲げ片922の基端部を略直角に折り曲げると、本体921の上部に固定された中心コンタクト93の固定片93aに向けて、屈曲片93bを折りたたむことができる(図15又は図16参照)。そして、固定片93aと屈曲片93bで中心導体61と接続自在に挟持できる(図15又は図16参照)。図15又は図16を参照すると、ハウジング92は、シェル91と中心コンタクト93を電気的に絶縁できる。
図13又は図14を参照すると、中心コンタクト93は、V字状に開角した一組の帯板状の固定片93a及び屈曲片93bと、一対の挟持片93c・93cを備えている。固定片93aは、一対の挟持片93c・93cを底部側に突出している。
図15又は図16を参照して、後述するリセプタクル8の中心コンタクト81を導入穴92hに導入すると(図18参照)、一対の挟持片93c・93cで中心コンタクト81を挟持できる。そして、同軸プラグ9の中心コンタクト93とリセプタクル8の中心コンタクト81を電気的に接続できる。
次に、従来技術による同軸プラグ9の組立方法を説明する。最初に、図13を参照して、同軸ケーブルCbの中心導体61を固定片93aと屈曲片93bの間に向かって進行する(図中矢印A参照)。次に、図14に示すように、中心導体61を固定片93aと屈曲片93bの間に配置する。
次に、図14を参照して、折り曲げ片912と折り曲げ片922を円筒部911及び本体921に向かって折り曲げる(図中矢印B参照)。これにより、図15に示すように、固定片93aと屈曲片93bが中心導体61を挟持して、中心導体61と中心コンタクト93を確実に接続できる。
次に、図15に示した状態から、図16又は図17に示すように、第1のクリンプバレル91a、第2のクリンプバレル91b、及び、第3のクリンプバレル91bを圧着することで、同軸ケーブルCbの端末に同軸プラグ9を固定できる。
次に、従来技術による同軸プラグが接続されるリセプタクルの構成を説明する。図18を参照すると、従来技術によるリセプタクル8は、円筒状の中心コンタクト81、円筒状の外部コンタクト82、及び、誘電体からなるハウジング83を備えている。
図18を参照すると、中心コンタクト81は、円筒状の本体部81bとリード部81rで構成している。本体部81bは、先端部が半球状に閉塞され、内部が中空になっている。リード部81rは、本体部81bの底部から外周方向に帯状に延びている。リード部81rは、その底面をプリント基板7pの信号ライン(図示せず)にハンダ接合できる。
図18を参照すると、外部コンタクト82は、円筒部82rと複数の鍔部82fで構成している。円筒部82rは、上面を開口している。又、円筒部82rは、中心コンタクト81の本体部81bを囲うように、同軸上に内部に配置している。鍔部82fは、円筒部82rの底部から三方向に帯状に延びている。複数の鍔部82fは、それの底面をプリント基板7pのグラウンドパターン(図示せず)にハンダ接合できる。
図18を参照すると、ハウジング83は、矩形の板状に形成している。ハウジング83は、中心コンタクト81及び外部コンタクト82を一体成形することで、中心コンタクト81と外部コンタクト82を固定している。円筒部82rの内部では、中心コンタクト81と外部コンタクト82を電気的に絶縁するように、ハウジング83で充実している。
図18を参照すると、ハウジング83は、五つの矩形の溝83dを底面から穿設している。五つの溝83dの内、三つの溝83dは、本体部81bを三方から囲うように配置されている。五つの溝83dの内、二つの溝83dは、リード部81rを挟むように配置されている。これらの溝83dは、空気層を含み、ハウジング83の比誘電率を実質的に変えることができる。
図17又は図18を参照して、同軸プラグ9をリセプタクル8に接続すると、同軸ケーブルCbに内在する中心導体61を中心コンタクト81に接続でき、同軸ケーブルCbに内在する外部導体63を外部コンタクト82に接続できる。そして、同軸ケーブルCbから高周波信号をプリント基板7pに伝送でき、プリント基板7pから高周波信号を同軸ケーブルCbに伝送できる。
このように、従来技術による同軸コネクタは、一組の同軸プラグとリセプタクルを用いて、同軸ケーブルをプリント基板に接続している。
しかし、60GHz程度までの高周波数を同軸ケーブルで伝送しようとすると、同軸コネクタは、小型のほうが有利である。
図13から図18に示した従来技術による同軸コネクタ、特に、同軸プラグは、組み立てる部品点数も多く、φ0.48mm程度の細径の同軸ケーブルに対応すべく、小型化するには限界があると考えられる。
図13から図18に示した従来技術による同軸コネクタは、同軸ケーブルからプリント基板に至る信号の伝送路に不連続点が多く、伝送周波数が高周波になると、特性インピーダンスを整合させることが困難になるという問題がある。
又、伝送周波数が高周波になると、波長が短くなり直進性が強くなる。図13から図18に示した従来技術による同軸コネクタは、信号ライン及びグラウンドパターンを形成したプリント基板の面と直交する方向から同軸プラグを接続しているので、伝送路の直進性が損なわれるという問題がある。
高周波信号を同軸ケーブルからプリント基板に伝送、又は、高周波信号をプリント基板から同軸ケーブルに伝送できる同軸コネクタであって、部品点数を削減して小型化すると共に、高周波信号の伝送路の不連続点を削減、及び、高周波信号の伝送路の直進性を向上した同軸コネクタが求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、部品点数を削減して小型化すると共に、伝送路の不連続点を削減、及び、伝送路の直進性を向上した高周波対応の同軸コネクタを提供することを目的とする。
本発明者らは、プリント基板の一方の面に実装でき、プリント基板の一方の面に沿って配置された同軸ケーブルをプリント基板に直結できるクリップ型の同軸コネクタを考案し、これによりこれらの課題を解決できると考え、これに基づいて、以下のような新たな同軸コネクタを発明するに至った。
(1) 細径の中心導体、この中心導体の周囲を囲う誘導体、この誘導体の周囲を囲う外部導体、及び、この外部導体を被覆保護するシースで構成した同軸ケーブルの端末をプリント基板の一方の面に電気的に接続自在な同軸コネクタであって、前記プリント基板の一方の面に形成したグラウンドパターンにハンダ接合自在な帯板状の固定片、及び、この固定片の一端部側と屈曲自在に連結し、他端部側を開閉自在に構成した帯板状の可動片と、を有するシェル板と、前記外部導体を圧着により接続した円筒状の鍔部付き圧着スリーブと、を備え、前記固定片は、その外面を露出した状態で一端部側に成形した板状の第1ハウジングを有し、前記可動片は、その他端部側の内面を露出した状態で成形すると共に、前記第1ハウジングと対向配置された板状の第2ハウジングを有し、前記第1ハウジングは、前記中心導体を外周方向から導入自在にU字状に開口し、前記プリント基板の一方の面に向かって下り傾斜した案内溝と、この案内溝の延長側に開口し、前記プリント基板の一方の面に形成した直線状の信号ラインの始端部を露出した逃げ部と、前記逃げ部と反対側に形成し、前記誘導体が突き当たる段差部と、を有し、前記第2ハウジングは、前記案内溝の底面、及び、前記逃げ部を介して前記信号ラインに近接自在な輪郭を外縁に形成した突条を有し、前記固定片に対して前記可動片を閉じた状態では、前記突条が前記中心導体の先端部を前記信号ラインの始端部に押圧すると共に、前記可動片の他端部側が前記圧着スリーブを前記固定片の他端部側に押圧している、同軸コネクタ。
(2) 前記可動片は、前記突条の外縁の輪郭から略等距離に屈曲した屈曲部を一端部側に有する、(1)記載の同軸コネクタ。
(3) 前記固定片は、その両側面から起立するように屈曲し、前記第2ハウジングを内部に導入自在に、所定の間隔を設けて対向配置された一対の第1折り曲げ片と、これらの第1折り曲げ片に開口した係止穴と、を有し、前記可動片は、前記第2ハウジングの両側面から突出し、一対の前記係止穴に係合して、前記固定片に対して前記可動片を閉じた状態を維持する一対の突部を有する、(1)又は(2)記載の同軸コネクタ。
(4) 前記固定片は、前記圧着スリーブの鍔部に当接して、前記同軸ケーブルの離脱を阻止する一対の第2折り曲げ片を他端部に更に有する、(1)から(3)のいずれかに記載の同軸コネクタ。
(5) 前記圧着スリーブは、前記外部導体を外周方向から均等に圧縮している(1)から(4)のいずれかに記載の同軸コネクタ。
(6) 細径の中心導体、この中心導体の周囲を囲う誘導体、この誘導体の周囲を囲う外部導体、及び、この外部導体を被覆保護するシースで構成した同軸ケーブルをプリント基板の一方の面に電気的に接続自在な同軸コネクタであって、前記プリント基板の一方の面に形成したグラウンドパターンにハンダ接合自在な帯板状の固定片、及び、この固定片の一端部側と屈曲自在に連結し、他端部側を開閉自在に構成した帯板状の可動片を有するシェル板を備え、前記固定片は、その外面を露出した状態で一端部側に成形した板状の第1ハウジングを有し、前記可動片は、その他端部側の内面を露出した状態で成形すると共に、前記第1ハウジングと対向配置された板状の第2ハウジングを有し、前記第1ハウジングは、前記中心導体を外周方向から導入自在にU字状に開口し、前記プリント基板の一方の面に向かって下り傾斜した案内溝と、この案内溝の延長側に開口し、前記プリント基板の一方の面に形成した直線状の信号ラインの始端部を露出した逃げ部と、前記逃げ部と反対側に形成し、前記誘導体が突き当たる段差部と、を有し、前記第2ハウジングは、前記案内溝の底面、及び、前記逃げ部を介して前記信号ラインに近接自在な輪郭を外縁に形成した突条を有し、前記固定片に対して前記可動片を閉じた状態では、前記突条が前記中心導体の先端部を前記信号ラインの始端部に押圧すると共に、前記可動片の他端部側が前記外部導体を前記固定片の他端部側に押圧している、同軸コネクタ。
本発明による同軸コネクタは、プリント基板の一方の面に実装したシェル板と同軸ケーブルの外部導体を圧着した圧着スリーブで構成し、部品点数を削減して小型化も可能である。又、本発明による同軸コネクタは、シェル板の固定片に備わる第1ハウジングに対して、シェル板の可動片に備わる第2ハウジングを閉じると、中心導体の先端部を信号ラインの始端部に直結できる。そして、信号の伝送路の不連続点を削減し、伝送路の直進性を向上できる。
又、本発明による同軸コネクタは、プリント基板の一方の面に実装したシェル板のみで構成することもでき、シェル板の固定片に対して、シェル板の可動片を閉じると、シェル板を介して、外部導体をプリント基板のグラウンドパターンに直結できる。
本発明の第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す斜視図である。 第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す平面図である。 第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す正面図である。 第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す背面図である。 第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す右側面図である。 第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す縦断面図である。 第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す斜視図であり、固定片に対して可動片を開いた状態図である。 第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す斜視図であり、固定片に対して可動片を開いた状態図である。 第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す斜視図であり、同軸ケーブルの端末を同軸コネクタの内部に導入した状態図である。 第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す斜視図であり、図9に示した状態から固定片に対して可動片を閉じた状態図である。 第1実施形態による同軸コネクタの状態変化を説明するために、左欄に右側面図を配列し、右欄に縦断面図を配列した図であり、図11(A)は、同軸ケーブルの端末を同軸コネクタの内部に導入する前の状態図、図11(B)は、同軸ケーブルの端末を同軸コネクタの内部に導入する直前の状態図、図11(C)は、同軸ケーブルの端末を同軸コネクタの内部に導入して、同軸ケーブルの端末をプリント基板に接続した状態図である。 本発明の第2実施形態による同軸コネクタの状態変化を説明するために、左欄に右側面図を配列し、右欄に縦断面図を配列した図であり、図12(A)は、同軸ケーブルの端末を同軸コネクタの内部に導入する前の状態図、図12(B)は、同軸ケーブルの端末を同軸コネクタの内部に導入する直前の状態図、図12(C)は、同軸ケーブルの端末を同軸コネクタの内部に導入して、同軸ケーブルの端末をプリント基板に接続した状態図である。 従来技術による同軸プラグの構成を示す縦断面図であり、同軸ケーブルを同軸プラグに接続する前の状態図である。 従来技術による同軸プラグの構成を示す縦断面図であり、同軸ケーブルを同軸プラグに接続した状態図である。 従来技術による同軸プラグの構成を示す縦断面図であり、図14に示した状態からシェルの一部及びハウジングの一部を屈曲した状態図である。 従来技術による同軸プラグの構成を示す縦断面図であり、図15に示した状態からシェルの一部を同軸ケーブルに圧着した状態図である。 従来技術による同軸プラグの構成を示す正面図である。 従来技術による同軸プラグが接続されるリセプタクルの構成を示す正面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[第1実施形態]
(同軸コネクタの構成)
最初に、本発明の第1実施形態による同軸コネクタの構成を説明する。図1は、本発明の第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す斜視図である。
図2は、第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す平面図である。図3は、第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す正面図である。図4は、第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す背面図である。
図5は、第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す右側面図である。図6は、第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す縦断面図である。図7は、第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す斜視図であり、固定片に対して可動片を開いた状態図である。
図8は、第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す斜視図であり、固定片に対して可動片を開いた状態図である。図9は、第1実施形態による同軸コネクタの構成を示す斜視図であり、同軸ケーブルの端末を同軸コネクタの内部に導入した状態図である。
図10は、1実施形態による同軸コネクタの構成を示す斜視図であり、図9に示した状態から固定片に対して可動片を閉じた状態図である。なお、従来技術で用いた符号と同じ符号を付した構成品は、その作用を同じとするので、以下説明を省略する場合がある。
(全体構成)
図1から図10を参照すると、本発明の第1実施形態による同軸コネクタ10は、同軸ケーブルCbの端末をプリント基板7pの一方の面に電気的に接続できる。同軸ケーブルCbは、撚線からなる円形の中心導体61、中心導体61の周囲を囲うフッ素系樹脂などの誘導体62、誘導体62の周囲を囲う編組線などの外部導体63、及び、外部導体63を被覆保護するシース64で構成している(図4又は図6参照)。なお、中心導体61は、単線でもよい。
図1から図10を参照すると、シェル板1と円筒状の鍔部2f付き圧着スリーブ2を備えている。シェル板1は、帯板状の固定片11と帯板状の可動片12を有している。固定片11は、プリント基板7pの一方の面に形成したグラウンドパターンGPにハンダ接合できる(図1又は図2参照)。可動片12は、固定片11の一端部側と屈曲自在に連結し、他端部側を開閉自在に構成している(図6又は図8参照)。
図1から図10を参照すると、圧着スリーブ2は、外部導体63を挿通自在な穴を中心部に開口している。鍔部2fを先頭にして、圧着スリーブ2を外部導体63に挿通し、圧着スリーブ2を外周方向から圧縮することで、圧着スリーブ2を外部導体63に圧着できる。そして、圧着スリーブ2と外部導体63を電気的及び機械的に接続できる。圧着スリーブ2は、外部導体63を外周方向から均等に圧縮することが好ましい。
図7から図9を参照すると、固定片11は、板状の第1ハウジング13を備えている。第1ハウジング13は、固定片11の外面を露出した状態で、固定片11の一端部側に成形している。一方、可動片12は、板状の第2ハウジング14を備えている。第2ハウジング14は、可動片12の他端部側の内面を露出した状態で、可動片12に成形している。又、第2ハウジング14は、第1ハウジング13と対向配置されている。
図6から図8を参照すると、第1ハウジング13は、案内溝131、逃げ部132、及び、段差部133を有している。案内溝131は、中心導体61を外周方向から導入自在にU字状に開口している。又、案内溝131は、プリント基板7pの一方の面に向かって下り傾斜している(図6参照)。
図6から図8を参照すると、逃げ部132は、案内溝131の延長側に開口している。又、逃げ部132は、プリント基板7pの一方の面に形成した直線状の信号ラインSLの始端部を露出している。段差部133は、逃げ部132と反対側に形成している。そして、段差部133には、誘導体62の端面を突き当てることができる(図6参照)。
図6から図8を参照すると、第2ハウジング14は、突条141を有している。突条141は、案内溝131の底面、及び、逃げ部132を介して信号ラインSLに近接自在な輪郭を外縁に形成している。
図6又は図10を参照して、固定片11に対して可動片12を閉じた状態では、突条141の外縁が中心導体61の先端部を信号ラインSLの始端部に押圧すると共に、可動片12の他端部側が圧着スリーブ2を固定片11の他端部側に押圧している。
図1から図10を参照すると、同軸コネクタ10は、シェル板1の固定片11に備わる第1ハウジング13に対して、シェル板1の可動片12に備わる第2ハウジング14を閉じると、中心導体61の先端部を信号ラインSLの始端部に直結できる。又、同軸コネクタ10は、シェル板1の固定片11に対して、シェル板1の可動片12を閉じると、圧着スリーブ2を介して、外部導体63をグラウンドパターンGPに接続できる。
(シェル板の構成)
次に、第1実施形態によるシェル板1の構成を説明する。図1から図4及び図7から図10を参照すると、固定片11は、一対の第1折り曲げ片11a・11aと一対の矩形の係止穴11h・11hを形成している。一対の第1折り曲げ片11a・11aは、固定片11の両側面から起立するように屈曲している。又、一対の第1折り曲げ片11a・11aは、所定の間隔を設けて対向配置されている。一対の第1折り曲げ片11a・11aの内部には、第2ハウジング14を導入できる。
図1又は図5及び図7から図10を参照すると、係止穴11hは、第1折り曲げ片11aに開口されている。一方、可動片12は、一対の突部12a・12aを有している。一対の突部12a・12aは、第2ハウジング14の両側面から突出している。可動片12を固定片11に向かって閉じると、突部12aが係止穴11hに係合して、固定片11に対して可動片12を閉じた状態を維持できる。
又、図2又は図4及び図7から図10を参照すると、固定片11は、一対の第2折り曲げ片11b・11bを他端部に更に形成している。一対の第2折り曲げ片11b・11bは、所定の間隔を設けて対向配置されている。そして、一対の第2折り曲げ片11b・11bは、圧着スリーブ2の鍔部2fに当接して、同軸ケーブルCbの離脱を阻止できる。
更に、図6を参照すると、可動片12は、屈曲部12cを一端部側に形成している。屈曲部12cは、突条141の外縁の輪郭から略等距離に屈曲している。つまり、屈曲部12cは、中心導体61から略等距離に屈曲している。これにより、同軸コネクタ10は、特性インピーダンスの急激な変化を抑制できる。
図1から図10を参照すると、シェル板1は、導電性を有する金属板からなり、所定の外形に加工された導電性を有する展開板を折り曲げ加工して、所望の形状のシェル板1を得ることができる。
図1から図10を参照して、第1ハウジング13及び第2ハウジング14は、絶縁性を有する合成樹脂からなり、第1ハウジング13は、固定片11に一体成形され、第2ハウジング14は、可動片12に一体成形されている。
(同軸コネクタの作用)
次に、第1実施形態による同軸コネクタ10の動作を説明しながら、同軸コネクタ10の作用及び効果を説明する。
図11は、第1実施形態による同軸コネクタの状態変化を説明するために、左欄に右側面図を配列し、右欄に縦断面図を配列した図であり、図11(A)は、同軸ケーブルの端末を同軸コネクタの内部に導入する前の状態図、図11(B)は、同軸ケーブルの端末を同軸コネクタの内部に導入する直前の状態図、図11(C)は、同軸ケーブルの端末を同軸コネクタの内部に導入して、同軸ケーブルの端末をプリント基板に接続した状態図である。
図11(A)を参照すると、同軸コネクタ10は、固定片11に対して可動片12が所定の角度で開いている。つまり、第1ハウジング13に対して第2ハウジング14が開いている。図11(A)に示した状態では、同軸コネクタ10の内部に同軸ケーブルCbの端末を導入できる(図11(B)参照)。
図11(B)に示した状態から、同軸ケーブルCbの中心導体61を案内溝131に載置し、誘導体62の端面を段差部133に突き当てる。この状態で、図11(C)に示すように、固定片11に対して可動片12を閉じると、突条141が中心導体61を変形させると共に、突条141の外縁が中心導体61の先端部を信号ラインSLの始端部に押圧できる(図6参照)。そして、中心導体61と信号ラインSLを電気的に接続できる。
又、図11(C)に示した状態では、可動片12の他端部側が固定片11の他端部側に向かって、圧着スリーブ2を押圧している。これにより、圧着スリーブ2を介して、外部導体63とグラウンドパターンGPを電気的に接続できる。
図1から図11を参照すると、第1実施形態による同軸コネクタ10は、プリント基板7pの一方の面に実装したシェル板1と同軸ケーブルCbの外部導体63を圧着した圧着スリーブ2で構成し、部品点数を削減して小型化も可能である。
又、図1から図11を参照すると、第1実施形態による同軸コネクタ10は、シェル板1の固定片11に備わる第1ハウジング13に対して、シェル板1の可動片12に備わる第2ハウジング14を閉じると、中心導体61の先端部を信号ラインSLの始端部に直結できる。そして、同軸コネクタ10は、信号の伝送路の不連続点を削減し、伝送路の直進性を向上できる。
[第2実施形態]
(同軸コネクタの構成)
次に、本発明の第2実施形態による同軸コネクタの構成を説明する。
図12は、本発明の第2実施形態による同軸コネクタの状態変化を説明するために、左欄に右側面図を配列し、右欄に縦断面図を配列した図であり、図12(A)は、同軸ケーブルの端末を同軸コネクタの内部に導入する前の状態図、図12(B)は、同軸ケーブルの端末を同軸コネクタの内部に導入する直前の状態図、図12(C)は、同軸ケーブルの端末を同軸コネクタの内部に導入して、同軸ケーブルの端末をプリント基板に接続した状態図である。
図12を参照すると、本発明の第2実施形態による同軸コネクタ20は、第1実施形態による同軸コネクタ10が同軸ケーブルCbの端末を圧着した圧着スリーブ2を備えているのに対し、同軸ケーブルCbの外部導体63を直結できるという構成上の違いがある。
(同軸コネクタの作用)
次に、第2実施形態による同軸コネクタ20の動作を説明しながら、同軸コネクタ20の作用及び効果を説明する。
図12(A)を参照すると、同軸コネクタ20は、固定片11に対して可動片12が所定の角度で開いている。つまり、第1ハウジング13に対して第2ハウジング14が開いている。図12(A)に示した状態では、同軸コネクタ20の内部に同軸ケーブルCbの端末を導入できる(図12(B)参照)。
図12(B)に示した状態から、同軸ケーブルCbの中心導体61を案内溝131に載置し、誘導体62の端面を段差部133に突き当てる。この状態で、図12(C)に示すように、固定片11に対して可動片12を閉じると、突条141が中心導体61を変形させると共に、突条141の外縁が中心導体61の先端部を信号ラインSLの始端部に押圧できる。そして、中心導体61と信号ラインSLを電気的に接続できる。
又、図12(C)に示した状態では、可動片12の他端部側が固定片11の他端部側に向かって、外部導体63を押圧している。これにより、外部導体63とグラウンドパターンGPを電気的に接続できる。
第2実施形態による同軸コネクタ20は、プリント基板7pの一方の面に実装したシェル板1のみで構成でき、シェル板1の固定片11に対して、シェル板1の可動片12を閉じると、シェル板1を介して、外部導体63をプリント基板7pのグラウンドパターンGPに直結できる。
第2実施形態による同軸コネクタ20は、第1実施形態による同軸コネクタ10と同様な効果を奏するが、同軸ケーブルCbの端末に圧着スリーブを圧着する工程を省略できる、という特別の効果がある。
本発明による同軸コネクタは、φ0.48mm程度の細径の同軸ケーブルに対応すべく、小型化できる。又、本発明による同軸コネクタは、高周波信号の伝送路の不連続点を削減、及び、高周波信号の伝送路の直進性を向上できる。
1 シェル板
2 圧着スリーブ
2f 鍔部
7p プリント基板
10 同軸コネクタ
11 固定片
12 可動片
13 第1ハウジング
14 第2ハウジング
61 中心導体
62 誘導体
63 外部導体
64 シース
131 案内溝
132 逃げ部
133 段差部
141 突条
Cb 同軸ケーブル
GP グラウンドパターン
SL 信号ライン

Claims (6)

  1. 細径の中心導体、この中心導体の周囲を囲う誘導体、この誘導体の周囲を囲う外部導体、及び、この外部導体を被覆保護するシースで構成した同軸ケーブルの端末をプリント基板の一方の面に電気的に接続自在な同軸コネクタであって、
    前記プリント基板の一方の面に形成したグラウンドパターンにハンダ接合自在な帯板状の固定片、及び、この固定片の一端部側と屈曲自在に連結し、他端部側を開閉自在に構成した帯板状の可動片と、を有するシェル板と、
    前記外部導体を圧着により接続した円筒状の鍔部付き圧着スリーブと、を備え、
    前記固定片は、その外面を露出した状態で一端部側に成形した板状の第1ハウジングを有し、
    前記可動片は、その他端部側の内面を露出した状態で成形すると共に、前記第1ハウジングと対向配置された板状の第2ハウジングを有し、
    前記第1ハウジングは、
    前記中心導体を外周方向から導入自在にU字状に開口し、前記プリント基板の一方の面に向かって下り傾斜した案内溝と、
    この案内溝の延長側に開口し、前記プリント基板の一方の面に形成した直線状の信号ラインの始端部を露出した逃げ部と、
    前記逃げ部と反対側に形成し、前記誘導体が突き当たる段差部と、を有し、
    前記第2ハウジングは、前記案内溝の底面、及び、前記逃げ部を介して前記信号ラインに近接自在な輪郭を外縁に形成した突条を有し、
    前記固定片に対して前記可動片を閉じた状態では、前記突条が前記中心導体の先端部を前記信号ラインの始端部に押圧すると共に、前記可動片の他端部側が前記圧着スリーブを前記固定片の他端部側に押圧している、同軸コネクタ。
  2. 前記可動片は、前記突条の外縁の輪郭から略等距離に屈曲した屈曲部を一端部側に有する、請求項1記載の同軸コネクタ。
  3. 前記固定片は、
    その両側面から起立するように屈曲し、前記第2ハウジングを内部に導入自在に、所定の間隔を設けて対向配置された一対の第1折り曲げ片と、
    これらの第1折り曲げ片に開口した係止穴と、を有し、
    前記可動片は、前記第2ハウジングの両側面から突出し、一対の前記係止穴に係合して、前記固定片に対して前記可動片を閉じた状態を維持する一対の突部を有する、請求項1又は2記載の同軸コネクタ。
  4. 前記固定片は、前記圧着スリーブの鍔部に当接して、前記同軸ケーブルの離脱を阻止する一対の第2折り曲げ片を他端部に更に有する、請求項1から3のいずれかに記載の同軸コネクタ。
  5. 前記圧着スリーブは、前記外部導体を外周方向から均等に圧縮している請求項1から4のいずれかに記載の同軸コネクタ。
  6. 細径の中心導体、この中心導体の周囲を囲う誘導体、この誘導体の周囲を囲う外部導体、及び、この外部導体を被覆保護するシースで構成した同軸ケーブルをプリント基板の一方の面に電気的に接続自在な同軸コネクタであって、
    前記プリント基板の一方の面に形成したグラウンドパターンにハンダ接合自在な帯板状の固定片、及び、この固定片の一端部側と屈曲自在に連結し、他端部側を開閉自在に構成した帯板状の可動片を有するシェル板を備え、
    前記固定片は、その外面を露出した状態で一端部側に成形した板状の第1ハウジングを有し、
    前記可動片は、その他端部側の内面を露出した状態で成形すると共に、前記第1ハウジングと対向配置された板状の第2ハウジングを有し、
    前記第1ハウジングは、
    前記中心導体を外周方向から導入自在にU字状に開口し、前記プリント基板の一方の面に向かって下り傾斜した案内溝と、
    この案内溝の延長側に開口し、前記プリント基板の一方の面に形成した直線状の信号ラインの始端部を露出した逃げ部と、
    前記逃げ部と反対側に形成し、前記誘導体が突き当たる段差部と、を有し、
    前記第2ハウジングは、前記案内溝の底面、及び、前記逃げ部を介して前記信号ラインに近接自在な輪郭を外縁に形成した突条を有し、
    前記固定片に対して前記可動片を閉じた状態では、前記突条が前記中心導体の先端部を前記信号ラインの始端部に押圧すると共に、前記可動片の他端部側が前記外部導体を前記固定片の他端部側に押圧している、同軸コネクタ。
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