JP2017003816A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非通電状態における異常音の発生を抑制すると共に、レンズ保持部材が当接する部材の加工性を良くしたレンズ駆動装置を提供する。【解決手段】合成樹脂材からなるベース部材10と、ベース部材10の上側に配置されると共にレンズ体を保持可能な筒状のレンズ保持部材20と、レンズ保持部材20を光軸方向L1へ移動可能に支持する付勢部材30と、少なくとも磁石54及びコイル55を有して構成され、レンズ保持部材20を光軸方向L1に沿って移動させる移動機構50と、レンズ保持部材20と当接可能に対向するようにベース部材10に設けられると共に、ベース部材10よりも柔らかい材料で形成された弾性体11と、を備えたレンズ駆動装置100において、弾性体11は、弾性体11よりも硬い材料で形成された取付け体13に一体化されており、取付け体13がベース部材10に固定されている。【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ駆動装置に関し、特に、非通電状態における異常音の発生を抑制することができるレンズ駆動装置に関する。
携帯電話機やスマートフォン等の携帯型電子機器にはカメラ機能を備えた製品がある。これらの機器で撮影に用いられるレンズは、VCM(Voice Coil Motor:ボイスコイルモータ)を用いたレンズ駆動装置によって駆動される。また、これらの機器をカメラとして使用してしない場合、レンズ駆動装置は非通電状態となっている。そのため、スマートフォン等の携帯型電子機器では、例えば、着信を知らせるヴァイブレーションにより本体に力が連続して加わると、連続してレンズ保持部材とベース部材とが衝突し、異常音が発生することが懸念される。そのため、このような異常音の発生を抑制するための構成を有するレンズ駆動装置が求められていた。
このような異常音の発生を抑制するための構成を有したレンズ駆動装置として、特許文献1に記載のレンズ駆動装置が知られている。以下、図12を用いて、特許文献1に記載のレンズ駆動装置900について説明する。
レンズ駆動装置900は、合成樹脂材からなるベース部材901と、ベース部材901の上に配置されると共にレンズ体を保持可能な筒状のレンズ保持部材902と、レンズ保持部材902をベース部材901側へ付勢する付勢部材903と、磁石904、コイル905及びヨーク906を有して構成され、付勢部材903の付勢力に反してレンズ保持部材902を光軸方向に沿って移動させる移動機構950と、を備えたレンズ駆動装置である。ベース部材901には、ベース部材901を形成する合成樹脂材よりも柔らかい材料で形成された受け部材907がベース部材901から露出した状態で埋設されており、コイル905への非通電状態において、レンズ保持部材902が受け部材907に当接している。
このような構成によって、レンズ駆動装置900は、非通電状態における異常音の発生を抑制することができるレンズ駆動装置を提供することができる、という効果を奏する。
登録実用新案3182065号公報
レンズ駆動装置900では、受け部材907をベース部材901上に形成させるために二色成形を用いており、受け部材907には、エラストマー等の柔らかい材料が用いられる。しかしながら、エラストマーは流動性が悪く、そのためその充填する量のコントロールが困難であった。また、二色成形において一次成型時に作られるベース部材901は、その形状が小さいため、注入される樹脂の圧力に負けて変形し、要求される形状とすることが困難であった。即ち、レンズ駆動装置900では、ベース部材901上に形成される受け部材907の加工性が悪いという問題があった。
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、非通電状態における異常音の発生を抑制すると共に、レンズ保持部材が当接する部材の加工性を良くしたレンズ駆動装置を提供する。
上記課題を解決するために本発明のレンズ駆動装置は、合成樹脂材からなるベース部材と、前記ベース部材の上側に配置されると共にレンズ体を保持可能な筒状のレンズ保持部材と、当該レンズ保持部材を光軸方向へ移動可能に支持する付勢部材と、少なくとも磁石及びコイルを有して構成され、前記レンズ保持部材を光軸方向に沿って移動させる移動機構と、前記レンズ保持部材と当接可能に対向するように前記ベース部材に設けられると共に、前記ベース部材よりも柔らかい材料で形成された弾性体とを備えたレンズ駆動装置において、前記弾性体は、当該弾性体よりも硬い材料で形成された取付け体に一体化されており、前記取付け体が前記ベース部材に固定されている、という特徴を有する。
このように構成されたレンズ駆動装置は、弾性体を当該弾性体よりも硬い材料で形成された取付け体に一体化して形成したので、弾性体をベース部材上に二色成形で設ける必要がない。そのため、弾性体、即ちレンズ保持部材が当接する部材の加工性を良くすることができる。また、レンズ保持部材がベース部材よりも柔らかい材料からなる弾性体と当接するので、非通電状態における異常音の発生を抑制することができる。
また、上記の構成において、前記弾性体は、前記取付け体よりも下方に位置する部分が設けられた基部を有すると共に、前記基部が前記ベース部材に当接している、という特徴を有する。
このように構成されたレンズ駆動装置は、弾性体の基部をベース部材に当接させるようにしたので、レンズ保持部材からの衝撃を、柔らかい材料からなる弾性体の基部を介してベース部材で受けることができる。その結果、発生する異常音を更に抑制することが可能となる。
また、上記の構成において、前記弾性体には、前記基部から上方に突出し、上端部が前記取付け体よりも高い位置にある突出部が設けられ、前記突出部の上面が前記レンズ保持部材に当接可能に対向する受け部となっている、という特徴を有する。
このように構成されたレンズ駆動装置は、弾性体に設けられた突出部の上面が、レンズ保持部材が当接する受け部となっているため、レンズ保持部材からの衝撃を当該受け部で受けた後に、受け部より面積の広い基部に伝えることができる。そのため、レンズ保持部材からの衝撃を分散させてベース部材に伝えることができ、弾性体によるレンズ保持部材からの衝撃の吸収を効率良く行うことができる。
また、上記の構成において、前記コイルは、前記レンズ保持部材の周囲に巻かれており、前記レンズ保持部材には、前記弾性体に当接可能な複数の当接突起が下方へ突出して設けられ、複数の前記当接突起の少なくとも1つは、前記コイルの端部が巻き付けられて保持される保持突起で構成されている、という特徴を有する。
このように構成されたレンズ駆動装置は、コイルの端部を保持する保持突起が、弾性体に当接する当接突起を兼ねているので、装置の大型化を抑制することができる。
また、上記の構成において、前記取付け体は金属板からなり、前記弾性体が前記取付け体に成型加工により一体化されている、という特徴を有する。
このように構成されたレンズ駆動装置は、ベース部材よりも柔らかい材料からなる弾性体を、金属板へのインサート成型によって得ることができるので、弾性体の寸法精度を高めることができる。
また、上記の構成において、前記取付け体には、切欠き部又は開口部が設けられており、前記弾性体は、前記切欠き部又は前記開口部を塞ぐと共に、前記取付け体の下面側に一部が位置するように設けられている、という特徴を有する。
このように構成されたレンズ駆動装置は、弾性体が取付け体の切欠き部又は開口部を塞ぐように設けられているので、弾性体が取付け体から外れることを防止することができる。
また、上記の構成において、前記取付け体には、複数の貫通部が設けられていると共に、前記ベース部材には、複数の前記貫通部にそれぞれ挿通される凸部が設けられ、複数の前記貫通部に挿通された前記凸部が前記取付け体上で、当該凸部の先端が変形するようにかしめられている、という特徴を有する。
このように構成されたレンズ駆動装置は、ベース部材に設けられた凸部をかしめることによって取付け体を取り付けるため、取付け体をベース部材に容易に固定することができる。
また、上記の構成において、前記取付け体は、光軸を挟んで複数設けられ、それぞれの前記取付け体に、前記弾性体が一体化されている、という特徴を有する。
このように構成されたレンズ駆動装置は、取付け体が複数に分かれて設置されているので、空きスペースを利用して取付け体をベース部材に配置することができる。そのため、装置全体が大型化することを抑制することができる。
本発明のレンズ駆動装置は、弾性体を当該弾性体よりも硬い材料で形成された取付け体に一体化して形成したので、弾性体をベース部材上に二色成形で設ける必要がない。そのため、弾性体、即ちレンズ保持部材が当接する部材の加工性を良くすることができる。また、レンズ保持部材がベース部材よりも柔らかい材料からなる弾性体と当接するので、非通電状態における異常音の発生を抑制することができる。
レンズ駆動装置を構成する各部材を示す分解斜視図である。 レンズ駆動装置の外観を示す斜視図及び平面図である。 レンズ保持部材の外観を示す斜視図である。 弾性体及び取付け体それぞれを示す斜視図である。 弾性体と取付け体とが一体になった状態を示す斜視図である。 弾性体と取付け体とが取り付けられたベース部材の斜視図である。 弾性体と取付け体とが取り付けられたベース部材の正面図である。 ベース部材上にレンズ保持部材が配設された状態を示す拡大斜視図である。 ベース部材上に弾性体と一体の取付け体が固定された状態を示す平面図である。 レンズ駆動装置の断面模式図である。 レンズ駆動装置のコイルに働く電磁力の原理を示す模式図である。 従来例に係るレンズ駆動装置を構成する各部材を示す分解斜視図である。
[実施形態]
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態に係るレンズ駆動装置100は、例えば、携帯電話機やスマートフォン等の携帯型電子機器に内蔵されたカメラに使用されるVCMとして用いられるものである。本実施の形態に係るレンズ駆動装置100の用途については、これらに限定されるものではなく適宜変更が可能である。尚、本明細書では、特に断りの無い限り、各図面の+X側を右側、−X側を左側、+Y側を後側、−Y側を前側、+Z側を上側、−Z側を下側として説明する。
図1乃至図3を参照して、レンズ駆動装置100の全体構成、及び弾性体11と取付け体13とを含むベース部材10を除く各部材について説明する。図1は、レンズ駆動装置100を構成する各部材を示す分解斜視図であり、図2(a)は、レンズ駆動装置100の外観を示す斜視図であり、図2(b)は、レンズ駆動装置100の平面図である。図3は、コイル55が周囲に巻回された状態のレンズ保持部材20の外観を示す斜視図であり、図3(a)は、上方から見たレンズ保持部材20の斜視図であり、図3(b)は、下方から見たレンズ保持部材20の斜視図である。
図1に示すように、レンズ駆動装置100は、合成樹脂材からなるベース部材10と、ベース部材10の上側に配置されるレンズ保持部材20と、レンズ保持部材20を光軸方向L1(上下方向)へ移動可能に支持する下側板バネ31及び上側板バネ33を有した付勢部材30と、複数の磁石54、金属線材からなるコイル55及び金属板材からなるヨーク56を有し、レンズ保持部材20を光軸方向L1に沿って移動させる移動機構50と、レンズ保持部材20と当接可能に対向するようにベース部材10に設けられた弾性体11及び取付け体13と、環状に形成されたスペーサ部材35と、を備えている。
図2(a)及び図2(b)に示すように、レンズ駆動装置100は、直方体形状に形成され、中央部には上下方向に貫通した大きな開口が形成されている。外部部品であるレンズ体80は、レンズ保持部材20に保持されるものであり、移動機構50によって光軸方向L1(上下方向)に駆動可能となっている。
移動機構50の一部を構成しているヨーク56は金属板材からなり、図2に示すように、上下方向を開放した平面視で矩形状に形成されている。ヨーク56は、中央に開口が形成された天面56aを有している。また、ヨーク56は、天面56aに外周から連続してヨーク56の側面を形成する環状の外壁部56bと、天面56aの開口から連続して外壁部56bの内側に外壁部56bと対向した4つの内壁部56cと、を有する。内壁部56cは、外壁部56bが形成する4つの角部56dにそれぞれ対向して配置されている。また、内壁部56cは、前述したレンズ保持部材20の筒状部23とコイル55とが離間して形成された隙間に挿入可能な大きさに形成されている(図3(a)参照)。
レンズ保持部材20は合成樹脂材からなり、図3(a)に示すように、略筒状に形成されている。レンズ保持部材20は、上下方向に延出して筒状に形成された筒状部23を有し、筒状部23には、筒状部23の径方向へ延出して形成された鍔部24が設けられている。また、筒状部23の内側は、外部部品であるレンズ体80を保持可能で円筒状に形成されたレンズ保持部25となっている。レンズ保持部25の内周面には、レンズ体80を装着可能なネジ溝27が内周面に沿って形成されている。
コイル55は、外周に絶縁被覆(コーティング)が施された金属線材からなり、図2(b)に示すように、略八角形の環状に巻かれ、束ねて形成されている。コイル55を形成する金属線材の両側の端部55a(図3(b)参照)は、絶縁被覆がはがされて、電気的に導通可能となっている。コイル55は、本実施形態においては、図3(a)及び図3(b)に示すようにレンズ保持部材20の周囲に環状に巻き付けられている。
磁石54は、図2(b)に示すように、平面視にて台形形状をなす柱状に形成されている。本実施形態においては磁石54を4個用いており、4個の磁石54は、ヨーク56の角部56dにそれぞれ取り付けられている。尚、磁石54は、短辺側の面と長辺側の面とに直交する直線方向に着磁されている。
付勢部材30は金属薄板からなる板バネであり、図1に示すように、下側板バネ31と上側板バネ33とを備えている。下側板バネ31は、円弧状に形成された一対の板バネを向かい合わせて配置することで、平面視で中央に開口を有した長方形状に形成される。開口を形成する側と外周の長方形状を形成する側とが相対的に上下方向に移動可能な構造で、この相対的な移動により、光軸方向L1に付勢力が発生する。尚、下側板バネ31の向かい合わせで配置された各板バネ同士は絶縁されている。上側板バネ33は、中央に開口を有し、外形形状が四角形の環状に形成された板バネである。開口を形成する側と外周の長方形状を形成する側とが相対的に上下方向に移動可能な構造で、この相対的な移動によりベース部材10の方向へ付勢力が発生する。
スペーサ部材35は合成樹脂材からなり、図1に示すように、中央に開口を有した平面視で矩形の環状に形成されている。また、スペーサ部材35の下面(−Z方向側の面)には、上側板バネ33の内周部分が上下方向へ移動可能な図示しない凹形状が形成されている。
次に、図3乃至図9を参照して、弾性体11、取付け体13、及び弾性体11と取付け体13とを含むベース部材10について説明する。図4は、弾性体11及び取付け体13それぞれを示す斜視図であり、図4(a)は弾性体11を示し、図4(b)は、切欠き部13aを有した取付け体13を示し、図4(c)は、開口部13cを有した取付け体13を示している。図5は、弾性体11と取付け体13とが一体になった状態を示す斜視図であり、図5(a)が上方から見た斜視図であり、図5(b)が下方から見た斜視図である。また、図6は、一体になった弾性体11及び取付け体13が取り付けられたベース部材10を示す斜視図であり、図6(a)が上方から見た斜視図であり、図6(b)が下方から見た斜視図である。図7は、一体になった弾性体11及び取付け体13が取り付けられたベース部材10の正面図である。また、図8は、ベース部材10上にレンズ保持部材20が配設された状態を示す拡大斜視図であり、図9は、ベース部材10上の弾性体11と取付け体13とレンズ保持部材20とを示す平面図である。尚、図9では、説明し易くするため、レンズ保持部材20が透明であると仮定し、レンズ保持部材20を2点鎖線で示している。
図4(a)に示すように、弾性体11は、左右方向に延伸して形成された基部11aと、基部11aの右端及び左端の2箇所(両端部)に設けられた、基部11aの上方に突出した突出部11bと、を有している。また、図4(b)に示すように、取付け体13も左右方向に延伸して形成されており、その前側(−Y側)には、弾性体11を取り付けるための切欠き部13aが設けられており、右端及び左端の2箇所には貫通部13bが設けられている。
尚、本実施形態では、弾性体11を取り付けるために、取付け体13に切欠き部13aを設けた形状としているが、切欠き部13aの代わりに、図4(c)に示すように、平面視で、突出部11bの部分の大きさを除いて、弾性体11と略同一形状となる開口部13cを設ける形状としても良い。尚、図4(c)に示す開口部13cを有した取付け体13の、開口部13c以外の構造は、図4(b)に示す切欠き部13aを有した取付け体13の、切欠き部13a以外の構造と同一である。
合成樹脂材からなるベース部材10に取り付けられる弾性体11は、ベース部材10の材料よりも柔らかい材料、例えばエラストマー等の材料で形成されている。また、取付け体13は、弾性体11よりも硬い材料、例えば金属板で形成されており、図5(a)及び図5(b)に示すように、弾性体11が取付け体13にインサート成型加工により一体化されている。
弾性体11は、図5(a)に示すように、基部11aが取付け体13の切欠き部13aを塞ぐように一体化されると共に、図5(b)に示すように、取付け体13の下面側に基部11aの一部が位置するように設けられている。即ち、弾性体11の基部11aは、その下部が取付け体13よりも下方に位置する。また、弾性体11の突出部11bは、図4(a)及び図5(a)示すように、その上端部が取付け体13よりも高い位置にあり、突出部11bの上面がレンズ保持部材20に当接可能に対向する平坦な受け部11cとなっている。尚、取付け体13が図4(c)で示した開口部13cを有した取付け体13の場合であっても、その構造は同様であるため、その説明を省略する。
弾性体11と一体化された取付け体13は、図6(a)及び図7に示すように、ベース部材10に固定されると共に、弾性体11の基部11aがベース部材10に当接するように取り付けられる。前述したように、取付け体13には複数の貫通部13bが設けられていると共に、ベース部材10には図8及び図9に示すように、取付け体13の複数の貫通部13bにそれぞれ挿通される複数の凸部19が設けられている。そして、複数の貫通部13bに挿通された凸部19が取付け体13上で、当該凸部19の先端が変形するようにかしめられ、取付け体13がベース部材10に固定される。尚、貫通部13b(凸部19)は、突出部11b(受け部11c)とそれぞれ隣り合う位置において、突出部11b(受け部11c)を挟むように2つ設けられている。
前述したように、弾性体11の突出部11bの上面がレンズ保持部材20に当接可能に対向する受け部11cとなっている。本実施形態では、図9に示すように、弾性体11は、ベース部材10の4つの辺のうち、前方向(−Y方向)及び後方向(+Y方向)の辺の2箇所に設けられている。従って、レンズ保持部材20に当接可能に対向する受け部11cは、4箇所設けられていることになる。
一方、レンズ保持部材20の下側の面にある鍔部24には、図3(b)に示すように、弾性体11の受け部11cと対向する複数の箇所(本実施形態では4箇所)に、当接突起21が下方(−Z方向)へ突出して設けられている。そして、レンズ保持部材20がレンズ駆動装置100内に組み込まれる際に、図8に示すように、当接突起21が弾性体11の受け部11cに当接するように取り付けられる。従って、合成樹脂材から成る当接突起21と、ベース部材10よりも柔らかい材料であるエストラマー等から成る受け部11cとが当接することになる。
また、複数の当接突起21の少なくとも1つ(本実施形態では2つ)は、前述したコイル55の端部55aが巻き付けられて保持される保持突起22で構成されている。尚、保持突起22の高さは、コイル55の端部55aが巻き付けられるように、他の当接突起21の高さよりも高く設定されている。従って、保持突起22と当接する側の、弾性体11の突出部11bの高さは、他方の突出部11bの高さよりも低く設定されている。
図9に示すように、取付け体13は、レンズ保持部材20に沿うように周方向に離間し、光軸L1を挟んで複数設けられ、それぞれの取付け体13に、弾性体11が一体化されている。取付け体13は、本実施形態ではベース部材10の前側(−Y側)及び後側(+Y側)の2箇所に設けられているが、右側(+X側)及び左側(−X側)の2箇所に更に設けられても良い。
ベース部材10には、金属板部材15が埋設されている。金属板部材15は、図6(a)に示すように、その一部がベース部材10の底面(−Z方向側の面)の左側(−X方向側)から露出し、第1接続端子15cと第2接続端子15dとを形成している。尚、第1接続端子15cと第2接続端子15dとは絶縁されており、その間は電気的に接続されていない。
また、ベース部材10の上面(+Z方向側の面)の、第1接続端子15cの上方の箇所には、金属板部材15の一部が露出した第1接続部15aが形成され、第2接続端子15dの上方の箇所には、第2接続部15bが形成されている。尚、第1接続端子15cと第1接続部15aとは電気的に接続されており、また、第2接続端子15dと第2接続部15bとも電気的に接続されている。
金属板部材15の第1接続端子15c及び第2接続端子15dは、レンズ駆動装置100が内蔵されている携帯電話機やスマートフォン等の携帯型電子機器本体に接続されていて、携帯型電子機器本体からのレンズ駆動用の電圧が印加され、コイル55に電流を流すように構成されている。
次に、上記説明した構成部品からなるレンズ駆動装置100の構造、特に移動機構50の構造について、図3(a)、図6及び図10を用いて説明する。図10は図2(b)に示したA−A線から見たレンズ駆動装置100の断面模式図である。
移動機構50の一部を構成しているコイル55は、前述したとおり、レンズ保持部材20に巻回されて一体に保持されている。図10に示すように、下側板バネ31はレンズ保持部材20の鍔部24の下側に配置される。このとき、下側板バネ31は2個並べて配置され、2個の下側板バネ31は、開口を形成する向きに配置されている。レンズ保持部材20とそれぞれの下側板バネ31とは、下側板バネ31の開口端側(内周部側)の一部がレンズ保持部材20に係止されている。またこのとき、図3(a)に示したように、コイル55の一方の端部55aは一方の下側板バネ31と電気的に接続され、コイル55の他方の端部55aは他方の下側板バネ31と電気的に接続されている。これにより、下側板バネ31はレンズ保持部材20に保持され、2枚の下側板バネ31はコイル55を介して電気的に接続される。
コイル55及び下側板バネ31が取り付けられたレンズ保持部材20は、図10に示すように、下側板バネ31とベース部材10の上面が金属板部材15を挟んで対向するように、ベース部材10の上方に重ねて配設される。このとき、下側板バネ31は外周部側がベース部材10に係止されるとともに、一方の下側板バネ31はベース部材10の上面に設けられた第1接続部15a(図6(a)参照)と電気的に接続され、他方の下側板バネ31は第2接続部15b(図6(a)参照)と電気的接続される。これにより、下側板バネ31及びコイル55を介して第1接続端子15c(図6(a)参照)と第2接続端子15d(図6(a)参照)とが電気的に接続され、第1接続端子15cと第2接続端子15dとからコイル55へ給電が可能となる。
また、レンズ保持部材20は、下側板バネ31の付勢力に抗して、下側板バネ31が弾性変形可能な範囲で、光軸方向L1(上下方向)へ移動可能であるが、コイル55が非通電の初期状態において、下側板バネ31により下方向(ベース部材10側)へ付勢されている。
図10に示すように、ヨーク56の天面56a及び外壁部56bと内壁部56cとの間の隙間には、ヨーク56の天面56a側からスペーサ部材35、上側板バネ33、磁石54の順番で配置されている。スペーサ部材35と上側板バネ33とは、それぞれの開口に内壁部56cを挿通して配置されている。また、スペーサ部材35は凹形状が形成されていない面とヨーク56の天面56aとが接触するように配置され、上側板バネ33の外周部は、スペーサ部材35の凹形状が形成されている面と接触するように配置されている。
磁石54は、前述したように、ヨーク56の4隅に配置され、外壁部56bに接触するとともに、上側板バネ33をスペーサ部材35とで挟み込んだ状態で接着によりヨーク56の内部に固定されている。これにより、上側板バネ33とスペーサ部材35とは、磁石54とヨーク56の天面56aとにより挟持され、ヨーク56の内部に固定される。
このように、上側板バネ33とスペーサ部材35と磁石54とが内部に保持されたヨーク56は、レンズ保持部材20及び下側板バネ31が保持されたベース部材10の上面側に重ねるように配置されている。このとき、レンズ保持部材20の筒状部23はヨーク56の開口に挿入されるとともに、ヨーク56の内壁部56cは筒状部23とコイル55との隙間に、それぞれと離間するように挿入されている。このように配置することで、レンズ駆動装置100の外側方向から外壁部56b、磁石54、コイル55、内壁部56cの順番に、ほぼ同じ高さに配設されることで、移動機構50が構成される。
また、上側板バネ33の開口側(内周部側)とレンズ保持部材20の一部が係止され、レンズ保持部材20は、上側板バネ33の付勢力に抗して、上側板バネ33が弾性変形可能な範囲で、光軸方向L1(上下方向)へ移動可能であるが、コイル55が非通電の初期状態において、上側板バネ33により下方向へ付勢されている。また、ヨーク56とベース部材10とは半田付けや溶接により係止されており、ヨーク56とベース部材10との内部に配置された他の構成部品は脱落することなく保持され、レンズ駆動装置100が構成される。
次に、図11を参照して、レンズ駆動装置100の動作について説明する。図11はコイル55に働く電磁力の原理を説明するための模式図であり、図11(a)は磁束M0の向きを示す側面模式図であり、図11(b)は図11(a)を上方向(+Z方向)から示すと共に電流J0の流れる向きを示した平面模式図である。
レンズ駆動装置100においては、コイル55の両側の端部55aは下側板バネ31を介して第1接続端子15cと第2接続端子15dとに電気的に接続されているため、第1接続端子15c及び第2接続端子15dからコイル55に電流を流すことができる。移動機構50では、図11(a)に示すように、磁石54からの磁束M0は、磁石54を発し図11(a)における左側から右側に向かっている。つまり磁石54からの磁束M0は、コイル55を通過して内壁部56cに向かい、ヨーク56を介して外壁部56bから磁石54に戻るものとなる。
この状態で、例えば、図11(b)に示す上側から下側に向かってコイル55に電流J0を流すと、コイル55にはフレミングの左手の法則に従って、光軸方向L1であるーZ方向から+Z方向へ向かう電磁力f0が発生する。また、コイル55を流れる電流J0の向きを変えることで電磁力が働く向きを変えることができる。このように、コイル55に電流J0を流すことでコイル55に発生する電磁力により、レンズ駆動装置100は、付勢部材30の付勢力に反して図2で示したレンズ体80をレンズ保持部材20と一体にして、光軸方向L1に沿って移動させることが可能となる。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
レンズ駆動装置100は、弾性体11を当該弾性体11よりも硬い材料で形成された取付け体13に一体化して形成したので、弾性体11をベース部材10上に二色成形で設ける必要がない。そのため、弾性体11、即ちレンズ保持部材20が当接する部材の加工性を良くすることができる。また、レンズ保持部材20がベース部材10よりも柔らかい材料からなる弾性体11と当接するので、非通電状態における異常音の発生を抑制することができる。
また、弾性体11の基部11aをベース部材10に当接させるようにしたので、レンズ保持部材20からの衝撃を、柔らかい材料からなる弾性体11の基部11aを介してベース部材10で受けることができる。その結果、発生する異常音を更に抑制することが可能となる。
また、弾性体11に設けられた突出部11bの上面が、レンズ保持部材20が当接する受け部11cとなっているため、レンズ保持部材20からの衝撃を当該受け部11cで受けた後に、受け部11cより面積の広い基部11aに伝えることができる。そのため、レンズ保持部材20からの衝撃を分散させてベース部材10に伝えることができ、弾性体11によるレンズ保持部材20からの衝撃の吸収を効率良く行うことができる。
また、コイル55の端部55aを保持する保持突起22が、弾性体11に当接する当接突起21を兼ねているので、装置の大型化を抑制することができる。
また、ベース部材10よりも柔らかい材料からなる弾性体11を、金属板へのインサート成型によって得ることができるので、弾性体11の寸法精度を高めることができる。
また、弾性体11が取付け体13の切欠き部13a又は開口部13cを塞ぐように設けられているので、弾性体11が取付け体13から外れることを防止することができる。
また、ベース部材10に設けられた凸部19をかしめることによって取付け体13を取り付けるため、取付け体13をベース部材10に容易に固定することができる。
また、取付け体13が複数に分かれて設置されているので、空きスペースを利用して取付け体13をベース部材10に配置することができる。そのため、装置全体が大型化することを抑制することができる。
以上説明したように、本発明のレンズ駆動装置は、弾性体を当該弾性体よりも硬い材料で形成された取付け体に一体化して形成したので、弾性体をベース部材上に二色成形で設ける必要がない。そのため、弾性体、即ちレンズ保持部材が当接する部材の加工性を良くすることができる。また、レンズ保持部材がベース部材よりも柔らかい材料からなる弾性体と当接するので、非通電状態における異常音の発生を抑制することができる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば、上記の実施形態においては、上側板バネ33と下側板バネ31とが初期状態においていずれもレンズ保持部材20を同じ方向(ベース部材10側)へ付勢するものとして説明したが、これに限られない。初期状態において、上側板バネ33と下側板バネ31とが互いに逆方向にレンズ保持部材20を付勢して、レンズ保持部材20がベース部材10から浮いているものに本発明を適用しても良い。
10 ベース部材
11 弾性体
11a 基部
11b 突出部
11c 受け部
13 取付け体
13a 切欠き部
13b 貫通部
13c 開口部
15 金属板部材
15a 第1接続部
15b 第2接続部
15c 第1接続端子
15d 第2接続端子
19 凸部
20 レンズ保持部材
21 当接突起
22 保持突起
23 筒状部
24 鍔部
25 レンズ保持部
27 ネジ溝
30 付勢部材
31 下側板バネ
33 上側板バネ
35 スペーサ部材
50 移動機構
54 磁石
55 コイル
55a 端部
56 ヨーク
56a 天面
56b 外壁部
56c 内壁部
56d 角部
80 レンズ体
100 レンズ駆動装置
L1 光軸

Claims (8)

  1. 合成樹脂材からなるベース部材と、前記ベース部材の上側に配置されると共にレンズ体を保持可能な筒状のレンズ保持部材と、当該レンズ保持部材を光軸方向へ移動可能に支持する付勢部材と、少なくとも磁石及びコイルを有して構成され、前記レンズ保持部材を光軸方向に沿って移動させる移動機構と、前記レンズ保持部材と当接可能に対向するように前記ベース部材に設けられると共に、前記ベース部材よりも柔らかい材料で形成された弾性体と、を備えたレンズ駆動装置において、
    前記弾性体は、当該弾性体よりも硬い材料で形成された取付け体に一体化されており、前記取付け体が前記ベース部材に固定されている、
    ことを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記弾性体は、前記取付け体よりも下方に位置する部分が設けられた基部を有すると共に、前記基部が前記ベース部材に当接している、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記弾性体には、前記基部から上方に突出し、上端部が前記取付け体よりも高い位置にある突出部が設けられ、前記突出部の上面が前記レンズ保持部材に当接可能に対向する受け部となっている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記コイルは、前記レンズ保持部材の周囲に巻かれており、
    前記レンズ保持部材には、前記弾性体に当接可能な複数の当接突部が下方へ突出して設けられ、複数の前記当接突部の少なくとも1つは、前記コイルの端部が巻き付けられて保持される保持突起で構成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記取付け体は金属板からなり、前記弾性体が前記取付け体に成型加工により一体化されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記取付け体には、切欠き部又は開口部が設けられており、前記弾性体は、前記切欠き部又は前記開口部を塞ぐと共に、前記取付け体の下面側に一部が位置するように設けられている、
    ことを特徴とする請求項5に記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記取付け体には、複数の貫通部が設けられていると共に、前記ベース部材には、複数の前記貫通部にそれぞれ挿通される凸部が設けられ、複数の前記貫通部に挿通された前記凸部が前記取付け体上で、当該凸部の先端が変形するようにかしめられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記取付け体は、光軸を挟んで複数設けられ、それぞれの前記取付け体に、前記弾性体が一体化されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
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