JP2017001624A - 液圧制御装置、および、液圧制御装置の製造方法 - Google Patents

液圧制御装置、および、液圧制御装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】小型化できる液圧制御装置と、そのような液圧制御装置の製造方法と、を得ることを目的とする。
【解決手段】ブレーキ液圧回路の液圧を制御する液圧制御装置であって、軸線方向の一端を駆動機構に連通し他端を開口したシリンダ穴40が形成された基体10と、液圧を調整するポンプ装置2と、を備え、ポンプ装置2は、シリンダ穴40の内部に配置され、駆動機構の動作に連動して往復移動するピストン41と、シリンダ穴40の内部に配置され、ピストン41を付勢する圧縮ばねと、シリンダ穴40の内部のうちの、ピストン41とシリンダ穴40の他端との間に配置され、シリンダ穴40の内部に吸入されたブレーキ液の逆流を制止する吸入側逆止弁46と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ブレーキ液圧回路の液圧を制御する液圧制御装置と、その製造方法と、に関する。
従来、モータサイクル(自動二輪車または自動三輪車)などの車両では、車両の搭乗者がブレーキレバーを操作することで、ブレーキ液が充填されているブレーキ液圧回路内の液圧が変化することとなって、車輪に制動力が発生する。また、車両には、ブレーキ液圧回路内の液圧を変化させる装置として、開閉自在の調整弁および調整弁と連動して動くポンプ装置などを含む液圧制御装置が組み込まれているものがある。液圧制御装置は、電子制御されて自動的に動作して、ブレーキ液圧回路内の液圧を増減させることで、車輪に発生するブレーキ力を制御可能である。
この液圧制御装置には、ブレーキ液の液圧を高めるためなどに用いられるポンプ装置が設けられる。ポンプ装置は、駆動機構によって駆動される(たとえば、特許文献1参照)。
特開2014−69663号公報
特許文献1に開示された技術では、アキュムレータ部からポンプ装置へ向かうブレーキ液圧回路の途中に逆止弁が単独で設けられている。その他にもシリンダ部材が設けられることもある。このため、逆止弁やシリンダ部材といった各部品がそれぞれ液圧制御装置内での容積を占め、ユニット化された液圧制御装置が大型になる課題があった。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、小型化可能な液圧制御装置を得ることを目的とする。また、そのような液圧制御装置の製造方法を得ることを目的とする。
本発明の液圧制御装置は、ブレーキ液圧回路の液圧を制御する液圧制御装置であって、軸線方向の一端を駆動機構に連通し他端を開口したシリンダ穴が形成された基体と、液圧を調整するポンプ装置と、を備え、前記ポンプ装置は、前記シリンダ穴の内部に配置され、前記駆動機構の動作に連動して往復移動するピストンと、前記シリンダ穴の内部に配置され、前記ピストンの前記他端側から前記ピストンを前記一端側に付勢する圧縮ばねと、前記シリンダ穴の内部のうちの前記ピストンと前記他端との間に配置され、前記シリンダ穴の内部に吸入されたブレーキ液の逆流を制止する吸入側逆止弁と、を備えるものである。
本発明の液圧制御装置の製造方法は、軸線方向の一端を駆動機構に連通し他端を開口したシリンダ穴が形成された基体と、液圧を調整するポンプ装置と、を備え、前記ポンプ装置は、前記シリンダ穴の内部に配置され、前記駆動機構の動作に連動して往復移動するピストンと、前記シリンダ穴の内部に配置され、前記ピストンの前記他端側から前記ピストンを前記一端側に付勢する圧縮ばねと、前記シリンダ穴の内部のうちの前記ピストンと前記他端との間に配置され、前記シリンダ穴の内部に吸入されたブレーキ液の逆流を制止する吸入側逆止弁と、前記シリンダ穴の内部のうちの前記吸入側逆止弁と前記他端との間に配置され、前記シリンダ穴の内部から吐出されたブレーキ液の逆流を制止する吐出側逆止弁と、前記シリンダ穴の前記他端を閉塞するカバーと、を備え、前記吐出側逆止弁は、前記シリンダ穴の内部に配置され、前記一端側の面に前記圧縮ばねを受ける凹部が形成されたバルブシート部材を含む、液圧制御装置の製造方法であって、前記シリンダ穴の内部に前記他端側から、前記ピストン、前記吸入側逆止弁、および前記圧縮ばねを挿入する第1工程と、前記第1工程の後に、前記シリンダ穴の内部に前記他端側から、一体化された前記吐出側逆止弁および前記カバーを圧入して、前記バルブシート部材の外周面を前記シリンダ穴の内周面に接合させる第2工程と、前記第2工程の後に、前記シリンダ穴の内周面を前記カバーの外周面に加締めによって接合させる第3工程と、を備えるものである。
本発明に係る液圧制御装置では、基体にシリンダ穴が形成され、吸入側逆止弁がシリンダ穴の内部のうちのピストンと他端との間に配置されている。このため、液圧制御装置が小型化される。
また、本発明に係る液圧制御装置の製造方法では、そのような液圧制御装置の製造工程が簡素化される。
本発明の実施の形態に係る液圧制御装置を含む液圧制御システムを示す概要構成図である。 本発明の実施の形態に係る液圧制御装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る一方のポンプエレメントを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る一方のポンプエレメントの一部を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る一方のポンプエレメントのカバー挿入状態を示す説明図である。 比較例に係る一方のポンプエレメントを示す説明図である。
以下、本発明に係る液圧制御装置について、図面を用いて説明する。
なお、本発明に係る液圧制御装置は、モータサイクル以外の車両(例えば、自動車、トラックなど)に用いられてもよい。
また、以下で説明する構成、動作などは、一例であり、本発明に係る液圧制御装置は、そのような構成、動作などである場合に限定されない。例えば、本発明に係る液圧制御装置は、ABS(Antilock Brake System)としての動作以外を行うものであってもよい。
また、各図において、詳細部分の図示が適宜簡略化または省略されている。また、重複する説明が適宜簡略化または省略されている。
実施の形態.
<液圧制御システム100の全体構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る液圧制御装置1を含む液圧制御システム100を示す概要構成図である。
液圧制御システム100は、たとえばモータサイクルなどの車両に搭載され、モータサイクルの制動力を変化させる液圧制御装置1を備えている。モータサイクルは、前輪20および後輪30と、モータサイクルを運転するユーザーが操作するハンドルレバー24およびフットペダル34と、を備えている。このハンドルレバー24を操作すると前輪20の制動力が変化し、フットペダル34を操作すると後輪30の制動力が変化する。
液圧制御システム100は、前輪20の制動力の発生に利用されるブレーキ液が流れる前輪液圧回路C1と、後輪30の制動力の発生に利用されるブレーキ液が流れる後輪液圧回路C2とを含む。前輪液圧回路C1および後輪液圧回路C2は、後述する液圧制御装置1内の内部流路4を含む。ブレーキ液には、各種のブレーキオイルを用いることができる。
液圧制御システム100は、前輪20に制動力を発生させる機構などとして次の構成を備えている。すなわち、液圧制御システム100は、前輪20に付設されるフロントブレーキパッド21と、フロントブレーキパッド21を動かすフロントブレーキピストン(図示省略)が摺動自在に設けられているフロントホイールシリンダ22と、フロントホイールシリンダ22に接続されたブレーキ液管23と、を備えている。なお、フロントブレーキパッド21は、前輪20と共に回転するフローティングロータ(図示省略)を挟みこむように設けられている。そして、フロントブレーキパッド21は、フロントホイールシリンダ22内のフロントブレーキピストンに押されるとフローティングロータに当接して摩擦力が発生し、フローティングロータと共に回転する前輪20に制動力が発生する。
液圧制御システム100は、ハンドルレバー24に付設される第1マスターシリンダ25と、ブレーキ液を貯留する第1リザーバ26と、第1マスターシリンダ25に接続されたブレーキ液管27と、を備えている。なお、第1マスターシリンダ25には、マスターシリンダピストン(図示省略)が摺動自在に設けられている。ハンドルレバー24が操作されると、第1マスターシリンダ25内のマスターシリンダピストンが動く。マスターシリンダピストンの位置によって、フロントブレーキピストンにかかるブレーキ液の圧力が変わるため、フロントブレーキパッド21がフローティングロータを挟み込む力が変わり、前輪20の制動力も変わる。
液圧制御システム100は、後輪30に制動力を発生させる機構などとして次の構成を備えている。すなわち、液圧制御システム100は、後輪30に付設されるリアブレーキパッド31と、リアブレーキパッド31を動かすリアブレーキピストン(図示省略)が摺動自在に設けられているリアホイールシリンダ32と、リアホイールシリンダ32に接続されたブレーキ液管33と、を備えている。なお、リアブレーキパッド31は、後輪30と共に回転するフローティングロータ(図示省略)を挟みこむように設けられている。そして、リアブレーキパッド31は、リアホイールシリンダ32内のリアブレーキピストンに押されるとフローティングロータに当接して摩擦力が発生し、フローティングロータと共に回転する後輪30に制動力が発生する。
液圧制御システム100は、フットペダル34に付設される第2マスターシリンダ35と、ブレーキ液を貯留する第2リザーバ36と、第2マスターシリンダ35に接続されたブレーキ液管37と、を備えている。なお、第2マスターシリンダ35には、マスターシリンダピストン(図示省略)が摺動自在に設けられている。フットペダル34が操作されると、第2マスターシリンダ35内のマスターシリンダピストンが動く。マスターシリンダピストンの位置によって、リアブレーキピストンにかかるブレーキ液の圧力が変わるため、リアブレーキパッド31がフローティングロータを挟み込む力が変わり、後輪30の制動力も変わる。
<液圧制御装置1の構成説明>
図2は、本発明の実施の形態に係る液圧制御装置1を示す分解斜視図である。
図1、図2に示すように、液圧制御装置1は、たとえばモータサイクルなどの車両に組み込まれるものである。液圧制御装置1は、ブレーキ液が流れる内部流路4と、内部流路4内のブレーキ液を第1マスターシリンダ25および第2マスターシリンダ35側に搬送するのに用いられるポンプ装置2と、前輪液圧回路C1および後輪液圧回路C2に設けられた開閉自在の調整弁3と、を備えている。なお、調整弁3は、第1増圧弁3Aおよび第1減圧弁3Bと、第2増圧弁3Cおよび第2減圧弁3Dと、を含む。
また、液圧制御装置1は、ブレーキ液管23などの対応する液管に接続される各種ポートPと、内部流路4を流れるブレーキ液の流量を規制する第1フロートリストリクタ5Aおよび第2フロートリストリクタ5Bと、ブレーキ液を貯留可能な第1アキュムレータ部6Aおよび第2アキュムレータ部6Bと、を備えている。なお、各種ポートPは、第1ポートP1、第2ポートP2、第3ポートP3および第4ポートP4を含む。
さらに、液圧制御装置1は、調整弁3の開閉などを制御する電子制御基板を有する電子制御ユニット7と、フロントホイールシリンダ22の圧力を検出する第1圧力センサ8Aおよびリアホイールシリンダ32の圧力を検出する第2圧力センサ8Bなどを含む検出部8と、を備えている。
液圧制御装置1は、金属製の基体10に内部流路4とポンプ装置2と調整弁3と各種ポートPと第1フロートリストリクタ5Aおよび第2フロートリストリクタ5Bと第1アキュムレータ部6Aおよび第2アキュムレータ部6Bとを一体化させている。また、基体10に被さるケースにて電子制御ユニット7を囲んでいる。
(内部流路4)
内部流路4は、基体10に形成され、前輪液圧回路C1の一部を構成する第1内部流路4A、第2内部流路4Bおよび第3内部流路4Cと、後輪液圧回路C2の一部を構成する第4内部流路4D、第5内部流路4Eおよび第6内部流路4Fと、を含む。
第1内部流路4Aは、ポンプ装置2のブレーキ液の流出側と、第1増圧弁3Aと、第1ポートP1とに接続されている。また、第1内部流路4Aには、第1フロートリストリクタ5Aが設けられている。第2内部流路4Bは、第1増圧弁3Aと、第1減圧弁3Bと、第3ポートP3とに接続されている。また、第2内部流路4Bには、第1圧力センサ8Aが設けられている。第3内部流路4Cは、ポンプ装置2のブレーキ液の流入側と、第1減圧弁3Bとに接続されている。また、第3内部流路4Cには、第1アキュムレータ部6Aが設けられている。
第4内部流路4Dは、ポンプ装置2のブレーキ液の流出側と、第2増圧弁3Cと、第2ポートP2とに接続されている。また、第4内部流路4Dには、第2フロートリストリクタ5Bが設けられている。第5内部流路4Eは、第2増圧弁3Cと、第2減圧弁3Dと、第4ポートP4とに接続されている。また、第5内部流路4Eには、第2圧力センサ8Bが設けられている。第6内部流路4Fは、ポンプ装置2のブレーキ液の流入側と、第2減圧弁3Dとに接続されている。また、第6内部流路4Fには、第2アキュムレータ部6Bが設けられている。
(ポンプ装置2)
ポンプ装置2は、たとえばDCモータなどで構成することができる駆動機構2Aと、駆動機構2Aによって駆動力が与えられる2つのポンプエレメント2Bとを含む。駆動機構2Aは、固定子および回転子などを含み、回転数が電子制御ユニット7によって制御される。一方のポンプエレメント2Bは、前輪液圧回路C1内のブレーキ液の搬送に用いられる。また、一方のポンプエレメント2Bは、第3内部流路4C内のブレーキ液を第1内部流路4A側に搬送する。他方のポンプエレメント2Bは、後輪液圧回路C2内のブレーキ液の搬送に用いられる。また、他方のポンプエレメント2Bは、第6内部流路4F内のブレーキ液を第4内部流路4D側に搬送する。
(調整弁3)
調整弁3は、内部流路4に設けられた弁である。調整弁3は、電子制御ユニット7によって開閉が制御される。調整弁3は、第1増圧弁3A、第1減圧弁3B、第2増圧弁3Cおよび第2減圧弁3Dを含む。調整弁3は、たとえば、ソレノイドを備えた電磁弁を用いて構成することができ、電子制御ユニット7によって通電が制御されて開閉状態が切り替えられる。
第1増圧弁3Aは、一方が第1内部流路4Aに接続され、他方が第2内部流路4Bに接続されている。第1増圧弁3Aは、ABS作動時において、フロントホイールシリンダ22内のブレーキ液の圧力を増圧するときに開かれる弁である。すなわち、第1増圧弁3Aが開かれると、第1マスターシリンダ25および第1マスターシリンダ25に対応する一方のポンプエレメント2Bの作用によって第1内部流路4A側のブレーキ液が第2内部流路4B側に押し込まれる。その結果、フロントホイールシリンダ22の圧力が上昇し、フロントブレーキパッド21の開きが小さくなり、前輪20の制動力が上昇する。
第1減圧弁3Bは、一方が第3内部流路4Cに接続され、他方が第2内部流路4Bに接続されている。第1減圧弁3Bは、ABS作動時において、フロントホイールシリンダ22内のブレーキ液の圧力を減圧するときに開かれる弁である。すなわち、第1減圧弁3Bが開かれると、一方のポンプエレメント2Bの作用によって、ブレーキ液管23および第2内部流路4B内のブレーキ液が第3内部流路4C側に引き込まれる。その結果、フロントホイールシリンダ22の圧力が低下し、フロントブレーキパッド21の開きが大きくなり、前輪20の制動力が低下する。
ABS作動時において、第1減圧弁3Bを開く場合には、第1増圧弁3Aを閉じ、第1増圧弁3Aを開く場合には、第1減圧弁3Bを閉じる。
第2増圧弁3Cも、第1増圧弁3Aに対応する構成および機能を備えている。第2増圧弁3Cは、一方が第4内部流路4Dに接続され、他方が第5内部流路4Eに接続されている。第2増圧弁3Cは、ABS作動時において、リアホイールシリンダ32内のブレーキ液の圧力を増圧するときに開かれる弁である。すなわち、第2増圧弁3Cが開かれると、第2マスターシリンダ35および第2マスターシリンダ35に対応する他方のポンプエレメント2Bの作用によって第4内部流路4D側のブレーキ液が第5内部流路4E側に押し込まれる。その結果、リアホイールシリンダ32の圧力が上昇し、リアブレーキパッド31の開きが小さくなり、後輪30の制動力が上昇する。
第2減圧弁3Dも、第1減圧弁3Bに対応する構成および機能を備えている。第2減圧弁3Dは、一方が第6内部流路4Fに接続され、他方が第5内部流路4Eに接続されている。第2減圧弁3Dは、ABS作動時において、リアホイールシリンダ32内のブレーキ液の圧力を減圧するときに開かれる弁である。すなわち、第2減圧弁3Dが開かれると、他方のポンプエレメント2Bの作用によって、ブレーキ液管33および第5内部流路4E内のブレーキ液が第6内部流路4F側に引き込まれる。その結果、リアホイールシリンダ32の圧力が低下し、リアブレーキパッド31の開きが大きくなり、後輪30の制動力が低下する。
ABS作動時において、第2減圧弁3Dを開く場合には、第2増圧弁3Cを閉じ、第2増圧弁3Cを開く場合には、第2減圧弁3Dを閉じる。
(各種ポートP)
各種ポートPは、ハンドルレバー24などの駆動機構に対応する第1ポートP1と、フットペダル34などの駆動機構に対応する第2ポートP2と、フロントブレーキパッド21などの駆動機構に対応する第3ポートP3と、リアブレーキパッド31などの駆動機構に対応する第4ポートP4とを含む。第1ポートP1は、ブレーキ液管27と第1内部流路4Aとに接続されている。第2ポートP2は、ブレーキ液管37と第4内部流路4Dとに接続されている。第3ポートP3は、第2内部流路4Bとブレーキ液管23とに接続されている。第4ポートP4は、第5内部流路4Eとブレーキ液管33とに接続されている。
(第1フロートリストリクタ5Aおよび第2フロートリストリクタ5B)
第1フロートリストリクタ5Aは、第1内部流路4Aのうち一方のポンプエレメント2Bのブレーキ液の流出側の部分に設けられている。第2フロートリストリクタ5Bは、第4内部流路4Dのうち他方のポンプエレメント2Bのブレーキ液の流出側の部分に設けられている。第1フロートリストリクタ5Aの作用により、ブレーキ液が、一方のポンプエレメント2B側から第1マスターシリンダ25側に流出し、第1マスターシリンダ25のブレーキ液の圧力が急激に上昇することを抑制することができる。第2フロートリストリクタ5Bも、第1フロートリストリクタ5Aに対応する作用を有し、第2マスターシリンダ35のブレーキ液の圧力が急激に上昇することを抑制することができる。
(第1アキュムレータ部6Aおよび第2アキュムレータ部6B)
第1アキュムレータ部6Aは、第3内部流路4Cに設けられている。第1アキュムレータ部6Aは、たとえば前輪液圧回路C1のブレーキ液の液圧の保持などに用いられる。第2アキュムレータ部6Bは、第6内部流路4Fに設けられている。第2アキュムレータ部6Bは、後輪液圧回路C2のブレーキ液の液圧の保持などに用いられる。
(電子制御ユニット7および検出部8)
電子制御ユニット7は、検出部8からの信号を受けて、ポンプ装置2の駆動機構2Aの回転数および調整弁3の開閉などを制御するものである。電子制御ユニット7は、ABS作動時において、調整弁3の開閉を制御して、前輪20および後輪30がロックしてしまうことを回避している。
<ポンプ装置の詳細>
図3は、本発明の実施の形態に係る一方のポンプエレメント2Bを示す説明図である。
図4は、本発明の実施の形態に係る一方のポンプエレメント2Bの一部を示す説明図である。
図2、図3に示すように、ポンプ装置2は、駆動機構2Aと、ポンプエレメント2Bと、を備える。
駆動機構2Aは、上述したようにDCモータなどで構成される。駆動機構2Aは、固定子および回転子などを含み、回転数が電子制御ユニット7によって制御される。
一方のポンプエレメント2Bは、前輪液圧回路C1内のブレーキ液の搬送に用いられる。また、他方のポンプエレメント2Bは、後輪液圧回路C2内のブレーキ液の搬送に用いられる。以下、一方のポンプエレメント2Bを例に挙げて説明する。
ポンプエレメント2Bは、シリンダ穴40の内部に設けられる。
ポンプエレメント2Bは、シリンダ穴40の内部に、ピストン41と、Oリング42と、ピストンホルダー43と、弁ホルダー44と、圧縮コイルばね45と、吸入側逆止弁46と、吐出側逆止弁47と、カバー48と、を備える。
圧縮コイルばね45は、本発明の「圧縮ばね」に相当する。
シリンダ穴40は、中空円柱状であり、基体10に形成され、軸線方向の一端を駆動機構2Aに連通し、他端を開口する、つまり、他端を開口部50に連通するものである。シリンダ穴40は、互いに同軸の、ピストン収容部40aと、本体収容部40bと、カバー収容部40cと、を含む。
ピストン収容部40aは、シリンダ穴40の駆動機構2Aに連通した一端側に形成され、ピストン41を収容する。
本体収容部40bは、ピストン収容部40aよりもシリンダ穴40の他端側に形成される。本体収容部40bは、ピストンホルダー43と弁ホルダー44と圧縮コイルばね45と吸入側逆止弁46と吐出側逆止弁47とを収容する。本体収容部40bは、ピストン収容部40aよりも大径な穴である。本体収容部40bは、シリンダ穴40の一端側に小径内周部40b1を有し、小径内周部40b1よりもシリンダ穴40の他端側に大径内周部40b2を有する。
カバー収容部40cは、シリンダ穴40の他端に形成され、カバー48を収容する。カバー収容部40cは、本体収容部40bよりも大径な穴である。
ピストン41は、シリンダ穴40の軸線と同軸の円柱状であり、シリンダ穴40のピストン収容部40aに収容される。ピストン41のうちの、シリンダ穴40の他端側に位置する領域が、本体収容部40bに突出する。ピストン41は、ピストン収容部40aとほぼ同径であり、シリンダ穴40の一端側の駆動機構2Aの偏芯した回転運動に応じて軸線方向に往復移動する。
図4に示すように、Oリング42は、ピストン41のうちの、シリンダ穴40の本体収容部40bに突出する領域に、装着される。Oリング42は、本体収容部40bのうちの、最もシリンダ穴40の一端側に配置される。Oリング42は、第3内部流路4Cから流入するブレーキ液がシリンダ穴40の一端に連通する駆動機構2Aへ漏れることを抑制する。
ピストンホルダー43は、ピストン41よりもシリンダ穴40の他端側にて本体収容部40bに収容される。ピストンホルダー43は、シリンダ穴40の一端側に位置する端部43aがピストン41をくわえ込むことで、ピストン41に取り付けられ、ピストン41と一体的に軸線方向に往復移動する。
ピストンホルダー43の端部43aは、シリンダ穴40の本体収容部40bの小径内周部40b1に差し込まれる。
ピストンホルダー43には、第1アキュムレータ部6Aからの第3内部流路4Cのブレーキ液を流入させるホルダー流路43bが形成されている。ホルダー流路43bは、ピストンホルダー43の側壁に形成された開口に連通する。その開口は、シリンダ穴40の軸線方向と直交して形成された基体10内の第3内部流路4Cに対して、本体収容部40bの内壁との間に隙間を形成する状態で、対向する。ホルダー流路43bは、その開口からシリンダ穴40の軸線方向と直交して延出され、ピストンホルダー43の中心に形成されているT字部からシリンダ穴40の軸線方向に沿って延出される。ピストンホルダー43の、シリンダ穴40の他端側に位置する端面の開口は、吸入側逆止弁46の弁座46bになっている。
弁ホルダー44は、ピストンホルダー43よりもシリンダ穴40の他端側にて本体収容部40bに収容される。弁ホルダー44は、ピストンホルダー43と係合してピストン41およびピストンホルダー43と一体的に軸線方向に往復移動する。
弁ホルダー44は、圧縮コイルばね45の一端を、シリンダ穴40の他端側に位置する端部にて受けつつ吸入側逆止弁46を保持する。
弁ホルダー44は、圧縮コイルばね45の内側において吸入側逆止弁46のボール46aを保持するボールバスケット44aを有する。ボールバスケット44aには、シリンダ穴40の軸線方向に沿った複数のスリット44bが形成され、ブレーキ液がボールバスケット44aの内外を流通自在である。
弁ホルダー44の外周部には、シリンダ穴40の本体収容部40bの内周面に摺動するシールリップ部44cが設けられている。シールリップ部44cは、ピストンホルダー43に流入する第3内部流路4Cのブレーキ液と、本体収容部40bの内部のブレーキ液と、を分離させる。
シールリップ部44cは、本発明の「シール部」に相当する。
圧縮コイルばね45は、シリンダ穴40の本体収容部40bの内部に収容され、シリンダ穴40の軸線方向の一端が弁ホルダー44に接触し、他端が吐出側逆止弁47のバルブシート部材49に接触する。
圧縮コイルばね45の外径は、シリンダ穴40の本体収容部40bの内径よりも小径であり、圧縮コイルばね45が本体収容部40bの内周面に接触しない。
シリンダ穴40の本体収容部40bの内周面と圧縮コイルばね45との間に別の部材が配置されないため、本体収容部40bの内径を小さくして、本体収容部40bの容積を削減することが可能である。ここで、液圧制御装置1を車両に取り付けた際にブレーキ液を充填するために液圧制御装置1内のブレーキ液圧回路の空気を抜く真空引きを実施するが、構造上、シリンダ穴40の本体収容部40bの空気を完全に抜くことができない。しかし、本実施の形態では、本体収容部40bの容積を削減できているため、残存する空気の量を削減することができる。
吸入側逆止弁46は、シリンダ穴40の内部のうちの、ピストン41よりシリンダ穴40の他端側に配置され、シリンダ穴40の本体収容部40bの内部に吸入されたブレーキ液の逆流を制止する。
吸入側逆止弁46は、ボール46aと、弁座46bと、押圧ばね46cと、を含む。ボール46aは、弁ホルダー44のボールバスケット44a内に保持される。弁座46bは、ピストンホルダー43のシリンダ穴40の他端側の端面の開口に形成される。押圧ばね46cは、弁ホルダー44のボールバスケット44a内にてボール46aをシリンダ穴40の他端側から弁座46bに押し付ける。
吸入側逆止弁46が、シリンダ穴40の内部のうちの、ピストン41よりシリンダ穴40の他端側に配置されることで、基体10の体積を削減できている。
吸入側逆止弁46は、ピストン41がシリンダ穴40の一端側に移動するときに本体収容部40bの内部のブレーキ液に生じる負圧によって、押圧ばね46cの付勢力に抗ってボール46aが弁座46bから離間することで、開弁する。これにより、第3内部流路4Cのブレーキ液がピストンホルダー43に流入する。一方、吸入側逆止弁46は、ピストン41がシリンダ穴40の他端側に移動するときに本体収容部40bの内部のブレーキ液の液圧が高まることと、押圧ばね46cの付勢力と、によって、ボール46aが弁座46bに接触することで、閉弁する。これにより、本体収容部40bの内部のブレーキ液がピストンホルダー43のホルダー流路43bへ逆流することを制止する。
吐出側逆止弁47は、シリンダ穴40の内部のうちの、吸入側逆止弁46よりシリンダ穴40の他端側に配置され、シリンダ穴40の本体収容部40bの内部から吐出されたブレーキ液の逆流を制止する。
吐出側逆止弁47は、ボール47aと、弁座47bを有するバルブシート部材49と、押圧ばね47cと、を含む。ボール47aは、カバー48のボール収容部48a内に保持された弁体である。バルブシート部材49は、ボール47aよりもシリンダ穴40の一端側に配置され、基体10に固定される。バルブシート部材49は、シリンダ穴40の本体収容部40bの中心に形成された開口、つまり弁座47bを有する。押圧ばね47cは、カバー48のボール収容部48a内にてボール47aをシリンダ穴40の他端側から弁座47bに押し付ける。
吐出側逆止弁47は、ピストン41がシリンダ穴40の他端側に移動するときに本体収容部40b内のブレーキ液の液圧が高まることによって、押圧ばね47cの付勢力に抗ってボール47aが弁座47bから離間することで、開弁する。これにより、シリンダ穴40の本体収容部40bのブレーキ液が第1内部流路4Aに流出する。一方、吐出側逆止弁47は、ピストン41がシリンダ穴40の一端側に移動するときに本体収容部40b内のブレーキ液に生じる負圧と、押圧ばね47cの付勢力と、によって、ボール47aが弁座47bに接触することで、閉弁する。これにより、第1内部流路4Aのブレーキ液がシリンダ穴40の本体収容部40bへ逆流することを制止する。
バルブシート部材49は、環状凸部49aと、凹部49bと、を含む。環状凸部49aの外周面は、シリンダ穴40のうちの、本体収容部40bに対して一回り大径となった大径本体収容部40b3に、圧入される。凹部49bは、環状凸部49aの内側に形成され、シリンダ穴40の一端側の面において、圧縮コイルばね45を受ける。バルブシート部材49の、吐出側逆止弁47の弁座47bとして機能する開口は、バルブシート部材49のうちの、シリンダ穴40の他端側に位置する面に形成される。その開口は、シリンダ穴40の軸線と同軸である。また、その開口は、テーパ状である。
シリンダ穴40の軸線方向と直交する面に投影した状態において、凹部49bの内面の投影線は、シリンダ穴40の本体収容部40bの内周面の投影線の内側に位置する。凹部49bは、シリンダ穴40の軸線方向と直交する方向での断面形状が円状であり、シリンダ穴40と同軸である。このため、圧縮コイルばね45は、凹部49bによって規制された状態において、シリンダ穴40の内周面に接触することが抑制される。
カバー48は、シリンダ穴40の他端にてシリンダ穴40を閉塞する。
カバー48のシリンダ穴40の一端側の面の中心には、シリンダ穴40の他端側に凹んだボール収容部48aが形成されている。ボール収容部48aのうちの、シリンダ穴40の他端側に位置する端面には、吐出側逆止弁47の押圧ばね47cを規制する凸部48bが設けられている。カバー48は、シリンダ穴40のカバー収容部40cに収容される。
カバー48は、シリンダ穴40の一端側に突出する環状凸部48cを有する。環状凸部48cは、バルブシート部材49の環状凸部49aの形成された外周を囲い、カバー48がバルブシート部材49に嵌合する。また、カバー48とバルブシート部材49との間には、ボール収容部48aと第1内部流路4Aとを連通させる隙間が形成されている。カバー48は、シリンダ穴40に収容された状態で、基体10に加締められて固定される。
<ポンプエレメント2Bの動作>
以上の構成を備えたポンプエレメント2Bでは、駆動機構2Aの偏芯した回転運動によってピストン41が往復移動し、ピストン41がシリンダ穴40の他端側に移動すると、本体収容部40bのブレーキ液の液圧が高まって吐出側逆止弁47が開弁し、ブレーキ液を第1内部流路4Aに吐出する。一方、ピストン41がシリンダ穴40の一端側に移動すると、本体収容部40bのブレーキ液の液圧の負圧によって吸入側逆止弁46が開弁し、ブレーキ液が第3内部流路4Cから吸入される。以上のサイクルが繰り返し行われて、第1内部流路4Aのブレーキ液の液圧が高まる。
<一方のポンプエレメント2Bの製造方法>
(第1工程)
シリンダ穴40の内部に開口部50の存在する他端側から、Oリング42が装着されたピストン41と、ピストン41をくわえ込んでいるピストンホルダー43と、ピストンホルダー43に係合しているとともに吸入側逆止弁46を保持している弁ホルダー44と、が一体化されたものと、圧縮コイルばね45と、をこの順に挿入する。
(第2工程)
図5は、本発明の実施の形態に係る一方のポンプエレメント2Bのカバー48挿入状態を示す説明図である。なお、図5では、カバー48の大径外周部48dが、ガイド部40c1のうちの、シリンダ穴40の他端側の端部に挿入され始めた状態での各部材を、実線で図示し、カバー48の大径外周部48dが、ガイド部40c1のうちの、シリンダ穴40の一端側の端部に挿入され終わった状態でのカバー48の断面及び圧縮コイルばね45の端部の断面を、2点鎖線で図示している。
第1工程の後に、シリンダ穴40の内部に他端側から、吐出側逆止弁47を内蔵している、バルブシート部材49およびカバー48が一体化されたものを圧入して、バルブシート部材49の環状凸部49aの外周面をシリンダ穴40の大径本体収容部40b3の内周面に接合させる。
ここで、シリンダ穴40のカバー収容部40cのうちの、シリンダ穴40の他端側に位置する領域には、カバー48がシリンダ穴40の内側に挿入される際にカバー48の大径外周部48dをガイドするガイド部40c1が形成されている。シリンダ穴40の軸線方向におけるガイド部40c1の長さLは、ピストン41が往復移動によって最もシリンダ穴40の一端側に移動する状態での、圧縮コイルばね45の自然長からの縮み長Sと比較して長い。さらに、シリンダ穴40の軸線方向におけるガイド部40c1の長さLは、ピストン41が往復移動によって最もシリンダ穴40の他端側に移動する状態での、圧縮コイルばね45の自然長からの縮み長Sと比較して長いとよい。
つまり、第1工程の後に、カバー48がシリンダ穴40の内部に挿入される際にカバー48の大径外周部48dがガイド部40c1にガイドされる。そして、カバー48の大径外周部48dがガイド部40c1にガイドされる当初の段階では、バルブシート部材49の凹部49bは、自然長の圧縮コイルばね45を受けず、両者に間隔が空く。なお、図5に示されるように、自然長の圧縮コイルばね45の端部が、環状凸部49aの内側にある状態であってもよい。
その後、ガイド部40c1の長さL分だけ、カバー48を押し込むと、その途中の段階において、バルブシート部材49の凹部49bが、自然長の圧縮コイルばね45を受ける状態になり、その後、圧縮コイルばね45が圧縮されると共に、バルブシート部材49の環状凸部49aの外周面がシリンダ穴40の大径本体収容部40b3の内周面に圧入されて、接合される。
そして、圧縮コイルばね45の端部を受けたバルブシート部材49の凹部49bは、圧入された後の段階において、縮み長Sだけ圧縮コイルばね45を縮ませた状態となる。
(第3工程)
第2工程の後に、シリンダ穴40のうちのカバー収容部40cの内周面を、カバー48の外周面に加締めによって接合させる。
つまり、シリンダ穴40のカバー収容部40cのガイド部40c1の少なくとも一部が、カバー48の外周面に加締めによって接合される。
<液圧制御装置1の作用>
図6は、比較例に係る一方のポンプエレメント202Bを示す説明図である。
比較例に係るポンプエレメント202Bでは、アキュムレータ部からポンプ装置202へ向かう第3内部流路4Cの途中に流入側逆止弁246が設けられている。そして、基体210に形成された組み込み穴240に圧縮コイルばね245を囲って保持するシリンダ部材250が設けられている。このため、流入側逆止弁246やシリンダ部材250といった各部品がそれぞれ基体210内での容積を占め、ユニット化された液圧制御装置が大型になっていた。
これに対し、実施の形態によれば、基体10にシリンダ穴40が形成され、ポンプエレメント2Bがシリンダ部材を必要とせずにシリンダ穴40内に構成されると共に、吸入側逆止弁46が、シリンダ穴40の内部のうちの、ピストン41とシリンダ穴40の他端との間に配置される。このように構成されることで、基体10における、シリンダ部材や吸入側逆止弁といった各部品によって増加する分の容積を低減することが可能となって、ユニット化された液圧制御装置1を小型化することが可能となる。
好ましくは、シリンダ穴40の軸線方向と直交する面に投影した状態において、バルブシート部材49の凹部49bの内面の投影線は、シリンダ穴40の本体収容部40bの内周面の投影線の内側に位置する。このように構成されることで、凹部49bが、圧縮コイルばね45のうちの、シリンダ穴40の他端側の端部を受ける状態において、圧縮コイルばね45が、シリンダ穴40の本体収容部40bの内周面に接触することが抑制される。よって、圧縮コイルばね45が、本体収容部40bの内周面に当接して、摩耗粉などが生じることが抑制される。
好ましくは、バルブシート部材49の凹部49bは、シリンダ穴40の軸線方向と直交する方向での断面形状が円状であり、シリンダ穴40と同軸である。このように構成されることで、バルブシート部材49の凹部49bの製造性が向上されて、液圧制御装置1のコスト性が向上される。
好ましくは、シリンダ穴40の軸線方向におけるガイド部40c1の長さLは、ピストン41が往復移動によって最もシリンダ穴40の一端側に移動する状態での、圧縮コイルばね45の自然長からの縮み長Sと比較して長い。このように構成されることで、圧縮コイルばね45が自然長の状態において、カバー48をカバー収容部40cのガイド部40c1にガイドされている状態にすることが可能になるため、第2工程において圧入を開始する際に、カバー48を、圧縮コイルばね45を押しつけるようにカバー収容部40cの内側に入れ込みつつ位置決めを行う必要性が低減されて、組立作業性が向上される。
好ましくは、シリンダ穴40の軸線方向におけるガイド部40c1の長さLは、ピストン41が往復移動によって最もシリンダ穴40の他端側に移動する状態での、圧縮コイルばね45の自然長からの縮み長Sと比較して長い。このように構成されることで、圧縮コイルばね45が自然長の状態において、カバー48をカバー収容部40cのガイド部40c1にガイドされている状態にすることが、ピストン41の位置に関わらず実現されることとなって、組立作業性の向上が確実化される。
好ましくは、ガイド部40c1の少なくとも一部は、カバー48の外周面に加締めによって接合されている。このように構成されることで、他の部品を必要とせずにシール状態を確保でき、製造性が向上されて、液圧制御装置1のコスト性が向上される。
好ましくは、弁ホルダー44の外周部には、シリンダ穴40の本体収容部40bの内周面に摺動するシールリップ部44cが形成されている。つまり、ピストンホルダー43に流入する第3内部流路4Cのブレーキ液と、本体収容部40bの内部のブレーキ液と、を分離させるシールリップ部44cが、弁ホルダー44に一体的に設けられている。このように構成されることで、構成が簡素化されて、液圧制御装置1のコスト性が向上される。
好ましくは、ポンプ装置2を制御する電子制御ユニット7を更に具備する。このように構成されることで、各構成部品がユニット化でき、液圧制御装置1のコンパクト化が向上される。
好ましくは、液圧制御装置1がモータサイクルに組み込まれるものである。モータサイクルでは、特に、液圧制御装置1の小型化への要求が高い。液圧制御装置1では、シリンダ穴40が、基体10に形成されており、また、吸入側逆止弁46が、シリンダ穴40の内部のうちの、ピストン41とシリンダ穴40の他端との間に配置されることで、液圧制御装置1が小型化されている。そして、このことはモータサイクルへの搭載に、特に優位である。
また、実施の形態によれば、シリンダ穴40の内部に他端側から、ピストン41、吸入側逆止弁46、および圧縮コイルばね45を挿入する第1工程と、第1工程の後に、シリンダ穴40の内部に他端側から、一体化された吐出側逆止弁47およびカバー48を圧入して、バルブシート部材49の外周面をシリンダ穴40の内周面に接合させる第2工程と、第2工程の後に、シリンダ穴40の内周面をカバー48の外周面に加締めによって接合させる第3工程と、によって、液圧制御装置1が製造される。そのため、製造工程が簡素化されて、液圧制御装置1のコスト性などが向上される。
1 液圧制御装置、2 ポンプ装置、2A 駆動機構、2B ポンプエレメント、3 調整弁、3A 第1増圧弁、3B 第1減圧弁、3C 第2増圧弁、3D 第2減圧弁、4 内部流路、4A 第1内部流路、4B 第2内部流路、4C 第3内部流路、4D 第4内部流路、4E 第5内部流路、4F 第6内部流路、5A 第1フロートリストリクタ、5B 第2フロートリストリクタ、6A 第1アキュムレータ部、6B 第2アキュムレータ部、7 電子制御ユニット、8 検出部、8A 第1圧力センサ、8B 第2圧力センサ、10 基体、20 前輪、21 フロントブレーキパッド、22 フロントホイールシリンダ、23 ブレーキ液管、24 ハンドルレバー、25 第1マスターシリンダ、26 第1リザーバ、27 ブレーキ液管、30 後輪、31 リアブレーキパッド、32 リアホイールシリンダ、33 ブレーキ液管、34 フットペダル、35 第2マスターシリンダ、36 第2リザーバ、37 ブレーキ液管、40 シリンダ穴、40a ピストン収容部、40b 本体収容部、40b1 小径内周部、40b2 大径内周部、40b3 大径本体収容部、40c カバー収容部、40c1 ガイド部、41 ピストン、42 Oリング、43 ピストンホルダー、43a 端部、43b ホルダー流路、44 弁ホルダー、44a ボールバスケット、44b スリット、44c シールリップ部、45 圧縮コイルばね、46 吸入側逆止弁、46a ボール、46b 弁座、46c 押圧ばね、47 吐出側逆止弁、47a ボール、47b 弁座、47c 押圧ばね、48 カバー、48a ボール収容部、48b 凸部、48c 環状凸部、48d 大径外周部、49 バルブシート部材、49a 環状凸部、49b 凹部、50 開口部、100 液圧制御システム、202 ポンプ装置、202B ポンプエレメント、210 基体、240 組み込み穴、245 圧縮コイルばね、246 流入側逆止弁、250 シリンダ部材、C1 前輪液圧回路、C2 後輪液圧回路、P ポート、P1 第1ポート、P2 第2ポート、P3 第3ポート、P4 第4ポート。

Claims (10)

  1. ブレーキ液圧回路の液圧を制御する液圧制御装置であって、
    軸線方向の一端を駆動機構に連通し他端を開口したシリンダ穴が形成された基体と、
    液圧を調整するポンプ装置と、
    を備え、
    前記ポンプ装置は、
    前記シリンダ穴の内部に配置され、前記駆動機構の動作に連動して往復移動するピストンと、
    前記シリンダ穴の内部に配置され、前記ピストンの前記他端側から前記ピストンを前記一端側に付勢する圧縮ばねと、
    前記シリンダ穴の内部のうちの前記ピストンと前記他端との間に配置され、前記シリンダ穴の内部に吸入されたブレーキ液の逆流を制止する吸入側逆止弁と、
    を備える、
    液圧制御装置。
  2. 前記ポンプ装置は、
    前記シリンダ穴の内部のうちの前記吸入側逆止弁と前記他端との間に配置され、前記シリンダ穴の内部から吐出されたブレーキ液の逆流を制止する吐出側逆止弁を更に備え、
    前記吐出側逆止弁は、
    前記シリンダ穴の内部に配置され、前記一端側の面に前記圧縮ばねを受ける凹部が形成されたバルブシート部材を含み、
    前記シリンダ穴の前記軸線方向と直交する面に投影した状態において、前記凹部の内面の投影線は、前記シリンダ穴の内周面の投影線の内側に位置する、
    請求項1に記載の液圧制御装置。
  3. 前記凹部は、前記シリンダ穴の前記軸線方向と直交する方向での断面形状が円状であり、前記シリンダ穴と同軸である、
    請求項2に記載の液圧制御装置。
  4. 前記ポンプ装置は、
    前記シリンダ穴の内部に前記他端側から挿入されて、前記シリンダ穴の前記他端を閉塞するカバーを更に備え、
    前記シリンダ穴の前記他端には、前記カバーが前記シリンダ穴の内部に挿入される際に前記カバーの外周面をガイドするガイド部が形成されており、
    前記シリンダ穴の前記軸線方向における前記ガイド部の長さは、前記ピストンが前記往復移動によって最も前記一端側に移動する状態での、前記圧縮ばねの自然長からの縮み長と比較して長い、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の液圧制御装置。
  5. 前記シリンダ穴の前記軸線方向における前記ガイド部の長さは、前記ピストンが前記往復移動によって最も前記他端側に移動する状態での、前記圧縮ばねの自然長からの縮み長と比較して長い、
    請求項4に記載の液圧制御装置。
  6. 前記ガイド部の少なくとも一部は、前記カバーの外周面に加締めによって接合されている、
    請求項4または5に記載の液圧制御装置。
  7. 前記ポンプ装置は、
    前記シリンダ穴の内部にて前記ピストンの前記他端側に取り付けられ、前記圧縮ばねを受けつつ前記吸入側逆止弁を保持するホルダーを更に備え、
    前記ホルダーの外周部には、前記シリンダ穴の内周面に摺動するシール部が形成されている、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の液圧制御装置。
  8. 前記ポンプ装置を制御する電子制御基板を更に具備する、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の液圧制御装置。
  9. モータサイクルに組み込まれている、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の液圧制御装置。
  10. 軸線方向の一端を駆動機構に連通し他端を開口したシリンダ穴が形成された基体と、
    液圧を調整するポンプ装置と、
    を備え、
    前記ポンプ装置は、
    前記シリンダ穴の内部に配置され、前記駆動機構の動作に連動して往復移動するピストンと、
    前記シリンダ穴の内部に配置され、前記ピストンの前記他端側から前記ピストンを前記一端側に付勢する圧縮ばねと、
    前記シリンダ穴の内部のうちの前記ピストンと前記他端との間に配置され、前記シリンダ穴の内部に吸入されたブレーキ液の逆流を制止する吸入側逆止弁と、
    前記シリンダ穴の内部のうちの前記吸入側逆止弁と前記他端との間に配置され、前記シリンダ穴の内部から吐出されたブレーキ液の逆流を制止する吐出側逆止弁と、
    前記シリンダ穴の前記他端を閉塞するカバーと、
    を備え、
    前記吐出側逆止弁は、
    前記シリンダ穴の内部に配置され、前記一端側の面に前記圧縮ばねを受ける凹部が形成されたバルブシート部材を含む、
    液圧制御装置の製造方法であって、
    前記シリンダ穴の内部に前記他端側から、前記ピストン、前記吸入側逆止弁、および前記圧縮ばねを挿入する第1工程と、
    前記第1工程の後に、前記シリンダ穴の内部に前記他端側から、一体化された前記吐出側逆止弁および前記カバーを圧入して、前記バルブシート部材の外周面を前記シリンダ穴の内周面に接合させる第2工程と、
    前記第2工程の後に、前記シリンダ穴の内周面を前記カバーの外周面に加締めによって接合させる第3工程と、
    を備える、
    液圧制御装置の製造方法。
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