JP2017001602A - 非空気式タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の静電気をスムーズに放電し得る非空気式タイヤを提供する。【解決手段】路面に接地する環状のトレッド部2と、トレッド部2のタイヤ半径方向の内側に位置しかつ導電性を有するホイールHと接する環状の内周部3と、トレッド部2と内周部3とを継ぐ複数本の連結部4とを含む非空気式タイヤ1である。トレッド部2は、路面に接地しかつ導電性を有する第1部分5と、第1部分5よりも内周部3側の第2部分6とを含んでいる。第2部分6、連結部4、及び、内周部3は、カーボン短繊維fを含有する樹脂で形成されている。カーボン短繊維fは、平均繊維長さが2.5〜12mmであり、かつ、樹脂成分100質量%に対して5〜20質量%配合されている。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の静電気をスムーズに放電し得る非空気式タイヤに関する。
下記特許文献1には、ホイールと接する環状の内周部と、路面と接地するトレッド部の内面側に設けられる外周部と、内周部と外周部とを継ぐ複数本の連結部とを含み、さらに外周部と内周部とを継ぐ導電性の側板部が設けられた非空気式タイヤが開示されている。このような非空気式タイヤは、車両の静電気を、ホイール、内周部、側板、外周部、及び、トレッド部を通して、路面に放出し得る。
しかしながら、車両の静電気を、さらにスムーズに路面に放出させることが望まれている。
特開2014−125082号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、タイヤ構成部材を改善することを基本として、車両の静電気をスムーズに放電し得る非空気式タイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、路面に接地する環状のトレッド部と、前記トレッド部のタイヤ半径方向の内側に位置しかつ導電性を有するホイールと接する環状の内周部と、前記トレッド部と前記内周部とを継ぐ複数本の連結部とを含む非空気式タイヤであって、前記トレッド部は、前記路面に接地しかつ導電性を有する第1部分と、前記第1部分よりも前記内周部側の第2部分とを含み、前記第2部分、前記連結部、及び、前記内周部は、カーボン短繊維を含有する樹脂で形成されており、前記カーボン短繊維は、平均繊維長さが2.5〜12mmであり、かつ、前記樹脂成分100質量%に対して5〜20質量%配合されていることを特徴とする。
本発明に係る非空気式タイヤは、前記樹脂がウレタン樹脂であるのが望ましい。
本発明に係る非空気式タイヤは、前記連結部が、前記内周部から前記トレッド部まで同じ断面積でのび、全ての前記連結部の前記断面積の合計は、20〜3000cm2であるのが望ましい。
本発明は、路面に接地する環状のトレッド部と、トレッド部のタイヤ半径方向の内側に位置しかつ導電性を有するホイールと接する環状の内周部と、トレッド部と内周部とを継ぐ複数本の連結部とを含む非空気式タイヤである。トレッド部は、路面に接地しかつ導電性を有する第1部分と、第1部分よりも内周部側の第2部分とを含んでいる。第2部分、連結部、及び、内周部は、カーボン短繊維を含有する樹脂で形成されている。従って、本発明の非空気式タイヤは、第2部分、連結部、及び、内周部の電気抵抗を下げ、車両の静電気を、ホイール、内周部、連結部、トレッド部を通してスムーズに路面に放出することができる。
また、カーボン短繊維は、平均繊維長さが2.5〜12mmであり、かつ、樹脂成分100質量%に対して5〜20質量%配合されている。これにより、カーボン短繊維同士が効果的に接触するので、樹脂内の電気抵抗が小さくなる。また、タイヤ製造時、樹脂の流動がカーボン短繊維に妨げられないので、精度良く成形することができる。従って、本発明の非空気式タイヤは、車両の静電気をよりスムーズに路面に放出できるとともに、高い剛性を有しているので優れた耐久性能を発揮する。
本発明の一実施形態を示す非空気式タイヤの斜視図である。 図1の非空気式タイヤをタイヤ周方向に切断した部分拡大断面図である。 図1の非空気式タイヤをホイールに装着した状態を示す斜視図である。 タイヤの電気抵抗測定装置を概念的に示す略断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の非空気式タイヤ1の斜視図である。非空気式タイヤ1は、例えば、乗用車や重荷重用の車両に利用される。非空気式タイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1は、タイヤの物理的な剛性によって荷重を支持することができる。従って、タイヤ1の内部に加圧された空気が充填される空気入りタイヤとは異なっている。
図1に示されるように、タイヤ1は、環状のトレッド部2、トレッド部2のタイヤ半径方向の内側に位置する内周部3、及び、トレッド部2と内周部3とを継ぐ連結部4とを含んでいる。
本実施形態のトレッド部2は、路面に接地するトレッド面2aを有する第1部分5と、第1部分5よりも内周部3側に設けられかつトレッド面2aとは反対向きの内周面2bを有する第2部分6とを含んでいる。トレッド部2は、例えば、一定の幅Wを有している。
第1部分5は、タイヤ周方向に連続する環状体であって、外側にトレッド面2aをなす外面5aと、内周部3を向く内面5bとを含んでいる。第1部分5のトレッド面2aには、例えば、排水用の溝(図示省略)等が設けられても良い。
第1部分5は、導電性を有している。これにより、電気が第1部分5に帯電することなく路面へ放出される。本実施形態の第1部分5は、例えば、カーボンを含んだ硬質のゴムで形成されている。このような第1部分5は、上述の作用とともに、走行時の振動を吸収し、優れた乗り心地性能を発揮する。なお、第1部分5は、例えば、金属又は有機繊維のコードを配列した補強コード層(図示省略)を有していてもよい。
本明細書において、「導電性」とは、物質が実質的に電気を通す性質を意味し、具体的には体積固有電気抵抗値が1.0×102 (MΩ・cm)未満の材料が示す性質である。また、ゴムや樹脂の体積固有電気抵抗値は、15cm四方かつ厚さ2mmのゴム試料又は樹脂試料に対し、印加電圧500V、気温25℃、湿度50%の条件で電気抵抗測定器を用いて測定された値である。
第2部分6は、タイヤ周方向に連続する環状体であり、第1部分5に対して同心に配されている。本実施形態の第2部分6は、第1部分5側の外面6aと、トレッド部2の内周面2bをなす内面6bとを含んでいる。第2部分6の外面6aは、本実施形態では、第1部分5の内面5bの全部を覆っている。
図2は、図1のタイヤ1をタイヤ周方向に切断した部分拡大断面図である。図2に示されるように、第2部分6は、カーボン短繊維fを含有する樹脂で形成されている。このような第2部分6は、優れた導電性を有するとともに、小さな質量で大きな引張強度を発揮し得る。特に限定されるものではないが、導電性がより高いピッチ系のカーボン短繊維が、PAN系のカーボン短繊維よりも望ましい。
樹脂としては、例えば、シリコーン系、ウレタン系、又はエポキシ系をベースとすることができる。なお、大きな強度を有してタイヤ1の耐久性能を向上させるとともに、走行時の振動を吸収し、乗り心地性能を向上させるために、とりわけ、熱硬化性のウレタン樹脂が望ましい。
第2部分6のタイヤ半径方向長さH2は、第1部分5のタイヤ半径方向長さH1よりも小さいのが望ましい。これにより、第1部分5のゴムによって、走行時の振動吸収効果が大きくなり、優れた乗り心地性能が発揮される。このような観点より、第2部分6のタイヤ半径方向長さH2と第1部分5のタイヤ半径方向長さH1との比(H1/H2)は、好ましくは2以上であり、より好ましくは3以上である。
第1部分5のタイヤ半径方向長さH1が第2部分6のタイヤ半径方向長さH2よりも過度に大きい場合、走行時、第1部分5の圧縮及び引張変形の繰り返しにより、大きなヒステリシスロスを生じ、熱エネルギーとなって第1部分5が過度に発熱されるおそれがある。これにより、導電性が悪化する。従って、前記比(H1/H2)は、好ましくは10以下であり、より好ましくは6以下である。
内周部3は、本実施形態では、タイヤ周方向に連続する環状体であって、トレッド部2と同心に配されている。内周部3は、例えば、タイヤ幅方向に一定の幅及び厚さを有している。
本実施形態の内周部3には、空気入りタイヤに使用されるようなリムではなく、例えば、図3に示されるようなホイールHが固着される。このようなホイールHとしては、例えば、導電性を有するスチールやアルミニウム等の金属製のものであれば良い。ホイールHは、車両の車軸(図示省略)に取り付けられる。
内周部3は、カーボン短繊維f(図2に示す)を含有する樹脂で形成されている。これにより、内周部3は、優れた導電性を有とともに、小さな質量で大きな引張強度を発揮し得る。内周部3についても、ピッチ系のカーボン短繊維が、PAN系のカーボン短繊維よりも望ましい。また、内周部3の樹脂も、熱硬化性のウレタン樹脂が望ましい。
図1に示されるように、本実施形態の連結部4は、タイヤ半径方向にのびる板状をなし、タイヤ周方向に並んでいる。車軸に垂直荷重が作用した場合、その荷重は、車軸よりも上方に配されている連結部4の引張剛性と、車軸よりも下方に配されている連結部4の圧縮剛性とで、それぞれ支持される。
連結部4は、例えば、タイヤ放射方向に対して傾斜している。本実施形態のタイヤ周方向に隣り合う連結部4、4は、それぞれタイヤ放射方向に対して逆向きに傾けられている。
連結部4のタイヤ半径方向の外端4aは第2部分6に固着されている。連結部4のタイヤ半径方向の内端4bは、内周部3に固着されている。連結部4は、例えば、内周部3と等しい幅Waを有している。また、連結部4の幅Waは、トレッド部2の幅Wと等しい。さらに、連結部4は、内周部3から第2部分6まで同じ断面積S(長手に対する直角方向)でのびている。このような連結部4は、タイヤ半径方向の剛性段差がないので、優れた耐久性能を発揮する。
なお、連結部4の形状は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、タイヤ半径方向又は周方向にジグザグにのびるものや、タイヤ1の側面視において、網目状にのびるもの等、種々の態様が採用される。
連結部4は、カーボン短繊維fを含有する樹脂で形成されている(図2に示す)。これにより、内周部3は、優れた導電性を有とともに、小さな質量で大きな引張強度を発揮し得る。内周部3についても、ピッチ系のカーボン短繊維が、PAN系のカーボン短繊維よりも望ましい。また、内周部3の樹脂も、熱硬化性のウレタン樹脂が望ましい。
連結部4の断面積Sが大きい場合、ヒステリシスロスによって発生した熱をスムーズに放出することができず、導電性が低下するとともに、タイヤ質量が過度に増加するので耐久性能が悪化するおそれがある。このような観点より、全ての連結部4の前記断面積Sの合計は、20〜3000cm2であるのが望ましく、30〜2000cm2であるのがさらに望ましく、50〜1000cm2であるのが一層望ましい。
このように、本実施形態のタイヤ1は、第2部分6、連結部4、及び、内周部3がカーボン短繊維fを含有する樹脂で形成されている。これにより、第2部分6、連結部4、及び、内周部3の電気抵抗が小さくなるため、車両の静電気が、車軸を介して、ホイールH、内周部3、連結部4、第2部分6、及び、第1部分5を通って路面に放出される。このため、例えば、静電気によるスパークやラジオノイズ等を防止することができる。また、カーボン短繊維fが含有された樹脂は、放熱効果を促進するので、タイヤ1の耐久性能を向上する。
また、このようなカーボン短繊維fは、平均繊維長さが2.5〜12mmであり、かつ、樹脂成分100質量%に対して5〜20質量%配合されることが必要である。カーボン短繊維fの平均繊維長さが2.5mm未満の場合、又は、樹脂成分100質量%に対して5質量%未満の場合、カーボン短繊維f、f間の接触がなく高い導電性を発揮することができない。逆に、カーボン短繊維fの平均繊維長さが12mmを超える場合、又は、樹脂成分100質量%に対して20質量%を超える場合、樹脂の流動性の悪化により、タイヤ成形時、第2部分6、連結部4、及び、内周部3が変形し、タイヤ1の耐久性能が悪化する。このような観点より、カーボン短繊維fは、好ましくは、平均繊維長さが5〜10mmである。同様に、カーボン短繊維fは、好ましくは、樹脂成分100質量%に対して5〜12質量%である。
図2に示されるように、連結部4のカーボン短繊維fの配向は、連結部4の長手に沿って配されている。このような連結部4は、車軸に作用する垂直荷重に対し、大きな引張剛性や圧縮剛性を有するので、耐久性能を向上する。これに対し、内周部3及び第2部分6のカーボン短繊維fの配向は、タイヤ周方向に対して傾斜している。このような内周部3及び第2部分6は、駆動力や制動力、及び、連結部4からの押圧力に対し高い剛性を有するので、耐久性能をさらに向上する。
以上、本発明の非空気式タイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。
図1に示した基本構造を有する非空気式タイヤが表1の仕様に基づき試作され、各試供タイヤの外観、導電性及び耐久性能がテストされた。なお、共通仕様は、以下の通りである。また、試供タイヤは、145/70R12相当のタイヤサイズである。
トレッド部の幅W:145mm
第1部分の材料:天然ゴム+スチレン・ブタジエンゴム+スチールコード
第1部分のタイヤ半径方向長さH1:24mm
第2部分の材料:熱硬化ポリウレタン
第2部分のタイヤ半径方向長さH2:4mm
内周部の材料:熱硬化ポリウレタン
連結部のタイヤ半径方向高さHa:70mm
連結部の全断面積:174cm2
連結部の材料:熱硬化ポリウレタン
<外観>
表1の仕様に基づいて試作されたタイヤの連結部の表面に樹脂が十分に形成されているか否かが、テスターの目視によって確認された。結果は、樹脂の形成が不十分な連結部を有するタイヤが不合格、樹脂の形成が不十分な連結部を有さないタイヤが合格とされた。
<導電性>
JATMA規定に準拠してタイヤ1とホイールHとの組立体の電気抵抗値が、図4に示される測定装置によって測定された。測定装置は、絶縁板30(電気抵抗値が1012Ω以上)の上に設置された表面が研磨された金属板31(電気抵抗値は10Ω以下)と、タイヤ1を保持する導電性のタイヤ取付軸32と、電気抵抗測定器33とを含む。各供試タイヤ1は、予め表面の離型剤や汚れが十分に除去されており、かつ、十分に乾燥した状態のものを用いた。また他の条件は、次の通りである。
ホイール材料:アルミニウム合金製
荷重:1kN
試験環境(室内)温度及び湿度:25℃/50%
試験電圧(印可電圧):1000V
試験の要領は、次の通りである。
(1)供試タイヤをホイールに装着しタイヤ・ホイール組立体を準備する。この際、両者の接触部に潤滑剤として石けん水が用いられる。
(2)タイヤ・ホイール組立体を試験室内で2時間放置させた後、タイヤ取付軸32に取り付ける。
(3)タイヤ・ホイール組立体に前記荷重を0.5分間負荷し、解放後にさらに0.5分間、解放後にさらに2分間負荷する。
(4)試験電圧が印可され、5分経過した時点で、タイヤ取付軸32と金属板31との間の電気抵抗値を電気抵抗測定器33によって測定する。測定は、タイヤ周方向に90°間隔の4カ所で行われ、そのうちの最大値をタイヤの電気抵抗値(測定値)とする。100MΩ以上のタイヤは不合格、100MΩ未満のタイヤは合格である。
なお、導電性能及び外観が合格とされたタイヤが、耐久性能についてテストされた。
<耐久性能>
周知のドラム試験機を用い、各試供タイヤが、下記の条件で走行された。走行後、連結部の亀裂について観察された。結果は、亀裂の長さを基準とする下記の評価方法による3点法で表示している。数値が小さいほど良好である。
走行距離:200km
荷重:1kN
速度:40km/h
<評価方法>
1:亀裂の発生なし
2:亀裂の長さが2mm未満
3:亀裂の長さが2mm以上
テストの結果が表1に示される。
Figure 2017001602
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例のタイヤに比べて十分に樹脂が形成され、外観が優れていることが確認できた。また、実施例タイヤは、比較例のタイヤに比して、亀裂の発生もなく、導電性に優れている。連結部の全断面積が20〜3000cm2の異なるタイヤについてもテストを行ったが、同様の結果が得られた。
1 非空気式タイヤ
2 トレッド部
3 内周部
4 連結部
5 第1部分
6 第2部分
f カーボン短繊維

Claims (3)

  1. 路面に接地する環状のトレッド部と、前記トレッド部のタイヤ半径方向の内側に位置しかつ導電性を有するホイールと接する環状の内周部と、前記トレッド部と前記内周部とを継ぐ複数本の連結部とを含む非空気式タイヤであって、
    前記トレッド部は、前記路面に接地しかつ導電性を有する第1部分と、前記第1部分よりも前記内周部側の第2部分とを含み、
    前記第2部分、前記連結部、及び、前記内周部は、カーボン短繊維を含有する樹脂で形成されており、
    前記カーボン短繊維は、平均繊維長さが2.5〜12mmであり、かつ、前記樹脂成分100質量%に対して5〜20質量%配合されていることを特徴とする非空気式タイヤ。
  2. 前記樹脂がウレタン樹脂である請求項1記載の非空気式タイヤ。
  3. 前記連結部は、前記内周部から前記トレッド部まで同じ断面積でのび、
    全ての前記連結部の前記断面積の合計は、20〜3000cm2である請求項1又は2記載の非空気式タイヤ。
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