JP2014125082A - 非空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車軸に取り付けられる取り付け体11と、取り付け体11に外装される内筒体12、および内筒体12をタイヤ径方向の外側から囲繞する外筒体13を備えるリング部材14と、内筒体12と外筒体13との間にタイヤ周方向に沿って複数配設されるとともに、これらの両筒体12、13同士を連結する連結部材15と、を備え、少なくともリング部材14のうち一方および複数の連結部材15は一体に形成され、両筒体12、13は、連結部材15を形成する材料の導電率よりも高い導電率を具備する材料で形成された通電体40を介して接続されている。
【選択図】図1
Description
このような問題を解決するために近年では、例えば下記特許文献1に示されるような、車軸に取り付けられる取り付け体と、該取り付け体をタイヤ径方向の外側から囲繞するリング状体と、これらの取り付け体とリング状体との間にタイヤ周方向に沿って複数配設された連結部材と、を備える非空気入りタイヤが提案されている。
本発明に係る非空気入りタイヤは、車軸に取り付けられる取り付け体と、該取り付け体に外装される内筒体、および該内筒体をタイヤ径方向の外側から囲繞する外筒体を備えるリング部材と、前記内筒体と前記外筒体との間にタイヤ周方向に沿って複数配設されるとともに、これらの両筒体同士を連結する連結部材と、を備え、少なくとも前記リング部材のうち一方および複数の前記連結部材は一体に形成され、前記両筒体は、前記連結部材を形成する材料の導電率よりも高い導電率を具備する材料で形成された通電体を介して接続されていることを特徴とする。
また、少なくともリング部材のうち一方および複数の連結部材が一体に形成されていることから、例えば、連結部材の両端部それぞれと内筒体および外筒体とを、締結部材等を用いて連結する場合と比べて重量を抑えることができる。
さらに、両筒体が、前記通電体を介して接続されているので、この非空気入りタイヤの走行時に、取り付け体や内筒体の電荷を、通電体を介して路面に逃がすことが可能になり、この非空気入りタイヤに静電気が蓄積するのを抑制することができる。
またこのように、通電体により静電気の蓄積を抑制することができるので、静電気の蓄積を抑えつつ、連結部材を形成する材料として、例えば導電率が低い合成樹脂材料を採用するなど、連結部材を形成する材料の選択の幅を広げることができる。これにより、連結部材を形成する材料を多様な材料から採用することが可能になり、連結部材を形成する材料として、例えば成形容易な材料を採用することで製造時間を一層短縮したり、軽量な材料を採用することで重量を更に抑えたり等することができる。
さらに、第1分割ケース体が、一方側分割リング部材および第1弾性連結板が一体に形成されてなり、第2分割ケース体が、他方側分割リング部材および第2弾性連結板が一体に形成されてなるので、例えば、一方側分割リング部材と第1弾性連結板とが別体に形成されていたり、他方側分割リング部材と第2弾性連結板とが別体に形成されていたりする場合などに比べて、通電体を、第1分割ケース体と第2分割ケース体とにより容易に挟むことが可能になり、製造時間を確実に短縮することができる。
また前述のように、第1弾性連結板が、一のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるとともに、第2弾性連結板が、他のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されているので、タイヤ周方向で隣り合う連結部材同士が干渉し合うのを抑えることが可能になり、その配設個数に制限が生ずるのを抑制することができる。
しかも、前述のように、各分割ケース体において、外筒体と内筒体との間には、両弾性連結板のうちの一方だけが配設されていることから、各分割ケース体を鋳造若しくは射出成形により一体に形成するに際し、溶湯や溶融樹脂を、型の内部の隅々にまで確実に到達させ易くすることが可能になるとともに、型の構造が複雑になるのを抑えることも可能になり、この非空気入りタイヤをより一層容易かつ確実に形成することができる。
この非空気入りタイヤ1は、図示されない車軸に取り付けられる取り付け体11と、取り付け体11に外装される内筒体12、および内筒体12をタイヤ径方向の外側から囲繞する外筒体13を備えるリング部材14と、内筒体12と外筒体13との間にタイヤ周方向に沿って複数配設されるとともに、これらの両筒体12、13同士を相対的に弾性変位自在に連結する連結部材15と、外筒体13の外周面側にその全周にわたって配設されたトレッド部材16と、を備えている。
装着筒部17、外リング部18、およびリブ19は例えばアルミニウム合金等の金属材料で一体に形成されている。装着筒部17および外リング部18はそれぞれ、円筒状に形成されタイヤ軸Oと同軸に配設されている。複数のリブ19は、タイヤ軸Oを基準とする点対称に配置されている。
なお、キー溝部18aを画成する壁面のうち、タイヤ周方向で互いに対向する一対の側壁面と底壁面とは直角をなしている。また、突条部12aの外表面のうち、内筒体12の内周面から立ち上がる一対の側壁面と、タイヤ径方向の内側を向く頂壁面と、は直角をなしている。突条部12aおよびキー溝部18aのタイヤ周方向の大きさは互いに同等になっている。
なお、外リング部18において、タイヤ周方向で隣り合うキー溝部18a同士の間に位置する部分には、タイヤ径方向に貫通する肉抜き孔がタイヤ幅方向Hに間隔をあけて複数配置されてなる孔列18cが、タイヤ周方向に間隔をあけて複数形成されている。また、リブ19にも、タイヤ幅方向Hに貫通する肉抜き孔19aが形成されている。
連結部材15は、第1弾性連結板21が一のタイヤ幅方向Hの位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、かつ第2弾性連結板22が前記一のタイヤ幅方向Hの位置とは異なる他のタイヤ幅方向Hの位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるように、タイヤ周方向に沿って複数(図示の例では60個)設けられている。
すなわち、複数の第1弾性連結板21は、タイヤ幅方向Hにおける同一の位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるとともに、複数の第2弾性連結板22は、第1弾性連結板21からタイヤ幅方向Hに離れた同一のタイヤ幅方向Hの位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されている。
そして、タイヤ周方向で隣り合う第1弾性連結板21同士は互いに非接触とされ、タイヤ周方向で隣り合う第2弾性連結板22同士も互いに非接触となっている。さらに、タイヤ幅方向Hで隣り合う第1弾性連結板21および第2弾性連結板22同士も互いに非接触となっている。
なお、第1弾性連結板21および第2弾性連結板22それぞれの幅は互いに同等になっている。また、第1弾性連結板21および第2弾性連結板22それぞれの厚さも互いに同等になっている。
また、1つの連結部材15における第1弾性連結板21および第2弾性連結板22の各一端部21a、22aは、外筒体13の内周面において、タイヤ幅方向Hの位置を互いに異ならせて、タイヤ周方向における同一の位置に連結されている。
第2弾性連結板22に形成された複数の湾曲部22d〜22fは、タイヤ周方向の一方側に向けて突となるように湾曲した第1湾曲部22dと、第1湾曲部22dと一端部22aとの間に位置しかつタイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第2湾曲部22eと、第1湾曲部22dと他端部22bとの間に位置しかつタイヤ周方向の他方側に向けて突となるように湾曲した第3湾曲部22fと、を有している。
図示の例では、第1湾曲部21d、22dは、第2湾曲部21e、22eおよび第3湾曲部21f、22fよりも、前記タイヤ側面視の曲率半径が大きくなっている。なお、第1湾曲部21d、22dは、第1弾性連結板21および第2弾性連結板22の前記延びる方向における中央部に配置されている。
また、両弾性連結板21、22それぞれにおいて、前述した延びる方向の中央部から前記一端部21a、22aにわたる一端側部分は、該中央部から前記他端部21b、22bにわたる他端側部分よりも厚さが大きくなっている。これにより、連結部材15の重量の増大を抑えたり、連結部材15の柔軟性を確保したりしながら、第1、第2弾性連結板21、22において大きな負荷がかかり易い一端側部分の強度を高めることができる。なお、これらの一端側部分と他端側部分とは段差なく滑らかに連なっている。
さらに本実施形態では、リング部材14は、図1に示されるように、タイヤ幅方向Hの一方側に位置する一方側分割リング部材23と、タイヤ幅方向Hの他方側に位置する他方側分割リング部材24と、に分割されている。なお図示の例では、リング部材14はタイヤ幅方向Hの中央部で分割されている。
第1、第2分割ケース体31、32それぞれにおいて、第1、第2弾性連結板21、22のタイヤ幅方向Hの中央部と、外筒体13のタイヤ幅方向Hの中央部と、内筒体12のタイヤ幅方向Hの中央部と、は互いに一致し、内筒体12は、外筒体13よりも幅が小さく、かつ第1弾性連結板21および第2弾性連結板22の各幅と同等になっている。
図5に示されるように、通電体40は、前記タイヤ側面視で、タイヤ軸Oを基準に点対称に形成されている。通電体40は、仲介部材41と、本体部材42と、を備えている。
仲介部材41は、タイヤ軸Oと同軸の環状に形成され、前記タイヤ側面視で内筒体12と同形同大に形成されている。仲介部材41は、第1、第2分割ケース体31、32の内筒体12におけるタイヤ幅方向Hの内側の端縁に、例えば溶着、融着若しくは接着等により連結されている。
本体部材42のタイヤ径方向の外側の端部(通電体において外筒体に接続される部分)は、外筒体13に接続されている。この外側の端部は、第1、第2分割ケース体31、32の外筒体13におけるタイヤ幅方向Hの内側の端縁に、例えば溶着、融着若しくは接着等により連結されており、外筒体13の外周面に到達している。本体部材42のタイヤ径方向の外端縁は、外筒体13の外周面に沿って延在している。
また、一方側分割リング部材23の内筒体12、および他方側分割リング部材24の内筒体12それぞれのタイヤ幅方向Hの端縁同士は、タイヤ幅方向Hに離れている。これにより、取り付け体11に外嵌される内筒体12の内周面にバリが生ずることが防止されている。なお図示の例では、両第1、第2分割ケース体31、32の各通電体40の仲介部材41同士も、タイヤ幅方向Hに離れている。
そして、前述のように連結するに際し、各連結部材15が前記タイヤ側面視で前述のように線対称となるように、第1分割ケース体31および第2分割ケース体32それぞれのタイヤ周方向の位置を合わせつつ、これらの両分割ケース体31、32のタイヤ幅方向Hの向きを互いに逆向きにした状態で、第1分割ケース体31および第2分割ケース体32の各外筒体13のタイヤ幅方向Hの端縁同士を突き合わせて連結することにより、非空気入りタイヤ1が得られる。
さらに、第1弾性連結板21が、一のタイヤ幅方向Hの位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるとともに、第2弾性連結板22が、他のタイヤ幅方向Hの位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されているので、タイヤ周方向で隣り合う連結部材15同士が干渉し合うのを抑えることが可能になり、その配設個数に制限が生ずるのを抑制することができる。
しかも、前述のように、各分割ケース体31、32において、外筒体13と内筒体12との間には、両弾性連結板21、22のうちの一方だけが配設されていることから、各分割ケース体31、32を鋳造若しくは射出成形により一体に形成するに際し、溶湯や溶融樹脂を、型の内部の隅々にまで確実に到達させ易くすることが可能になるとともに、型の構造が複雑になるのを抑えることも可能になり、この非空気入りタイヤ1をより一層容易かつ確実に形成することができる。
またこのように、通電体40により静電気の蓄積を抑制することができるので、静電気の蓄積を抑えつつ、連結部材15を形成する材料として、例えば導電率が低い合成樹脂材料を採用するなど、連結部材15を形成する材料の選択の幅を広げることができる。これにより、連結部材15を形成する材料を多様な材料から採用することが可能になり、連結部材15を形成する材料として、例えば成形容易な材料を採用することで製造時間を一層短縮したり、軽量な材料を採用することで重量を更に抑えたり等することができる。
さらに、複数の本体部材42が、タイヤ軸Oを間に挟んだ反対側の位置を互いに避けるように配置されているので、この非空気入りタイヤ1の柔軟性がタイヤ周方向の位置ごとにばらつくのを抑制することができる。
さらにまた、本体部材42が、複数の連結部材15にタイヤ幅方向Hに並設されているので、例えば本体部材42を、タイヤ周方向に隣り合う連結部材15同士の間に配置する場合などに比べて、連結部材15の配置位置や形状、大きさに制約が生じるのを抑えることが可能になり、この非空気入りタイヤ1の設計の自由度を確保することができる。
さらに、通電体40において外筒体13に接続される部分である本体部材42のタイヤ径方向の外側の端部が、外筒体13の外周面に到達しているので、取り付け体11や内筒体12の電荷を通電体40から路面に逃がし易くすることが可能になり、この非空気入りタイヤ1に静電気が蓄積するのを効果的に抑制することができる。
さらに、第1分割ケース体31が、一方側分割リング部材23および第1弾性連結板21が一体に形成されてなり、第2分割ケース体32が、他方側分割リング部材24および第2弾性連結板22が一体に形成されてなるので、例えば、一方側分割リング部材23と第1弾性連結板21とが別体に形成されていたり、他方側分割リング部材24と第2弾性連結板22とが別体に形成されていたりする場合などに比べて、通電体40を、第1分割ケース体31と第2分割ケース体32とにより容易に挟むことが可能になり、製造時間を確実に短縮することができる。
またトレッド部材16はなくてもよい。
さらに、前記実施形態では、第1分割ケース体31と第2分割ケース体32とによりタイヤ幅方向Hに挟まれているものとしたが、これに限られない。例えば、通電体が、両分割ケース体のタイヤ幅方向の外側に設けられていてもよい。
さらに、前記実施形態では、本体部材42は、複数の連結部材15にタイヤ幅方向Hに並設されているものとしたが、これに限られない。例えば、本体部材を、タイヤ周方向に隣り合う連結部材同士の間に配置してもよい。
さらにまた、前記実施形態では、複数の本体部材42は、タイヤ軸Oを間に挟んだ反対側の位置を互いに避けるように配置されているものとしたが、タイヤ軸を間に挟んだ反対側に配置してもよい。
さらに、前記実施形態では、通電体40に仲介部材41が備えられているものとしたが、仲介部材41はなくてもよい。この場合、本体部材のタイヤ径方向の内側の端部が、内筒体に直結されていてもよい。
例えば、リング部材と、複数の連結部材と、が互いに異なる合成樹脂材料で形成されていてもよい。この場合において、分割ケース体を射出成形するときには、第1、第2分割ケース体それぞれにおいて、一方側、他方側分割リング部材、および第1、第2弾性連結板のうちの一方をインサート品として他方を射出成形するインサート成形でもよいし、あるいはいわゆる二色成形等であってもよい。
また、連結部材15を、内筒体12と外筒体13との間にタイヤ幅方向Hに沿って複数設けてもよい。
また、前記実施形態に代えて、両連結板21、22の各一端部21a、22aを、外筒体13の内周面にタイヤ周方向位置を互いに異ならせて連結してもよい。
また、リング部材14をタイヤ幅方向Hに3個以上分割してもよいし、分割しなくてもよい。
さらに、第1、第2分割ケース体31、32は、前記実施形態に限らず例えば、切削加工等で形成してもよい。
11 取り付け体
12 内筒体
13 外筒体
14 リング部材
15 連結部材
21 第1弾性連結板
22 第2弾性連結板
21a、22a 一端部
21b、22b 他端部
23 一方側分割リング部材
24 他方側分割リング部材
40 通電体
42 本体部材
H タイヤ幅方向
L 仮想線
O タイヤ軸
Claims (10)
- 車軸に取り付けられる取り付け体と、
該取り付け体に外装される内筒体、および該内筒体をタイヤ径方向の外側から囲繞する外筒体を備えるリング部材と、
前記内筒体と前記外筒体との間にタイヤ周方向に沿って複数配設されるとともに、これらの両筒体同士を連結する連結部材と、を備え、
少なくとも前記リング部材のうち一方および複数の前記連結部材は一体に形成され、
前記両筒体は、前記連結部材を形成する材料の導電率よりも高い導電率を具備する材料で形成された通電体を介して接続されていることを特徴とする非空気入りタイヤ。 - 請求項1記載の非空気入りタイヤであって、
前記通電体には、タイヤ径方向に延在し、タイヤ径方向の内側の端部が前記内筒体に接続されるとともにタイヤ径方向の外側の端部が前記外筒体に接続された本体部材が、タイヤ周方向に間隔をあけて複数備えられていることを特徴とする非空気入りタイヤ。 - 請求項2に記載の非空気入りタイヤであって、
複数の前記本体部材は、タイヤ軸を間に挟んだ反対側の位置を互いに避けるように配置されていることを特徴とする非空気入りタイヤ。 - 請求項2または3に記載の非空気入りタイヤであって、
前記本体部材は、複数の前記連結部材にタイヤ幅方向に並設されていることを特徴とする非空気入りタイヤ。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の非空気入りタイヤであって、
前記通電体は、このタイヤをタイヤ幅方向から見たタイヤ側面視で、タイヤ軸を基準に点対称に形成されていることを特徴とする非空気入りタイヤ。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の非空気入りタイヤであって、
前記通電体において前記外筒体に接続される部分は、前記外筒体の外周面に到達していることを特徴とする非空気入りタイヤ。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の非空気入りタイヤであって、
前記連結部材は、前記両筒体同士を連結する第1弾性連結板および第2弾性連結板を備え、
前記第1弾性連結板は、一のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置されるとともに、前記第2弾性連結板は、前記一のタイヤ幅方向位置とは異なる他のタイヤ幅方向位置にタイヤ周方向に沿って複数配置され、
前記リング部材は、タイヤ幅方向の一方側に位置する一方側分割リング部材と、タイヤ幅方向の他方側に位置する他方側分割リング部材と、に分割され、
前記一方側分割リング部材は、前記第1弾性連結板と一体に形成され、
前記他方側分割リング部材は、前記第2弾性連結板と一体に形成され、
前記通電体は、前記一方側分割リング部材および前記第1弾性連結板が一体に形成されてなる第1分割ケース体と、前記他方側分割リング部材および前記第2弾性連結板が一体に形成されてなる第2分割ケース体と、によりタイヤ幅方向に挟まれていることを特徴とする非空気入りタイヤ。 - 請求項7記載の非空気入りタイヤであって、
前記第1弾性連結板のうち、前記外筒体に連結された一端部は、前記内筒体に連結された他端部よりもタイヤ周方向の一方側に位置し、
前記第2弾性連結板のうち、前記外筒体に連結された一端部は、前記内筒体に連結された他端部よりもタイヤ周方向の他方側に位置していることを特徴とする非空気入りタイヤ。 - 請求項8記載の非空気入りタイヤであって、
1つの前記連結部材における第1弾性連結板および第2弾性連結板の各一端部は、前記外筒体の内周面において、タイヤ幅方向の位置を互いに異ならせて、タイヤ周方向における同一の位置に連結され、
該連結部材は、このタイヤをタイヤ幅方向から見たタイヤ側面視で、タイヤ径方向に沿って延在し、かつ前記各一端部を通る仮想線に対して線対称に形成されていることを特徴とする非空気入りタイヤ。 - 請求項7から9のいずれか1項に記載の非空気入りタイヤであって、
前記第1分割ケース体および前記第2分割ケース体はそれぞれ、鋳造若しくは射出成形により一体に形成されていることを特徴とする非空気入りタイヤ。
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