JP2017001391A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 大気連通部を有する第１インク収容部、第２インク収容部、及び記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置を使用し、水性インクを前記記録ヘッドから吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録方法であって、
   前記第１インク収容部のインク最大収容量Ｖ_１（ｍＬ）が、前記第２インク収容部のインク最大収容量Ｖ_２（ｍＬ）に対する比率で、３．０倍以上５０．０倍以下であり、前記第２インク収容部に収容されたインクの温度Ｔ_２（℃）が、前記第１インク収容部に収容されたインクの温度Ｔ_１（℃）よりも高く、
   前記水性インクが、色材、及びグリフィン法により求められるＨＬＢ値が８．０以上の界面活性剤を含有することを特徴とするインクジェット記録方法。
2. 前記比率が、８．０倍以下である請求項１に記載のインクジェット記録方法。
3. 前記第２インク収容部に収容されたインクの温度Ｔ_２（℃）、及び前記第１インク収容部に収容されたインクの温度Ｔ_１（℃）の差が５℃以上３０℃以下である請求項１又は２に記載のインクジェット記録方法。
4. 前記第１インク収容部に収容されたインクの温度Ｔ _１ （℃）が５℃以上４０℃以下であり、かつ、前記第２インク収容部に収容されたインクの温度Ｔ _２ （℃）が１０℃以上５０℃以下である請求項１乃至３のいずれか１項に記載のインクジェット記録方法。
5. 前記第１インク収容部のインク最大収容量Ｖ _１ （ｍＬ）が６０．０ｍＬ以上２００．０ｍＬ以下であり、かつ、前記第２インク収容部のインク最大収容量Ｖ _２ （ｍＬ）が１．０ｍＬ以上３５．０ｍＬ以下である請求項１乃至４のいずれか１項に記載のインクジェット記録方法。
6. 前記第１インク収容部及び前記第２インク収容部が、インク供給チューブで接続されている請求項１乃至５のいずれか１項に記載のインクジェット記録方法。
7. 前記第２インク収容部が熱可塑性樹脂で形成された筺体であるとともに、前記記録ヘッドを備えた記録素子基板が前記筺体に直接貼り合わされている請求項１乃至６のいずれか１項に記載のインクジェット記録方法。
8. 前記界面活性剤のＨＬＢ値が、１９．５以下である請求項１乃至７のいずれか１項に記載のインクジェット記録方法。
9. 前記界面活性剤のＨＬＢ値が、１８．０以下である請求項１乃至７のいずれか１項に記載のインクジェット記録方法。
10. 前記水性インク中の前記界面活性剤の含有量（質量％）が、インク全質量を基準として、０．１質量％以上５．０質量％以下である請求項１乃至９のいずれか１項に記載のインクジェット記録方法。
11. 前記界面活性剤が、アセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物、及びグリセリンのエチレンオキサイド付加物の少なくとも一方である請求項１乃至１０のいずれか１項に記載のインクジェット記録方法。
12. 前記色材が、顔料を含む請求項１乃至１１のいずれか１項に記載のインクジェット記録方法。
13. 前記顔料が、自己分散顔料である請求項１２に記載のインクジェット記録方法。
14. 前記水性インクがさらに、下記一般式（Ｉ）で表される化合物を含有する請求項１乃至１３のいずれか１項に記載のインクジェット記録方法。
    

    

    
    （一般式（Ｉ）中、Ｒ_１及びＲ_２はそれぞれ独立に、水素原子、又はヒドロキシアルキル基を表す。Ｒ_３はそれぞれ独立に、水素原子、又はアルキル基を表す。）
15. 請求項１乃至１４のいずれか１項に記載のインクジェット記録方法に用いられるインクジェット記録装置であって、
    大気連通部を有する第１インク収容部、第２インク収容部、及び記録ヘッドを備え、
    前記第１インク収容部のインク最大収容量Ｖ_１（ｍＬ）が、前記第２インク収容部のインク最大収容量Ｖ_２（ｍＬ）に対する比率で、３．０倍以上５０．０倍以下であり、前記第２インク収容部に収容されたインクの温度Ｔ_２（℃）が、前記第１インク収容部に収容されたインクの温度Ｔ_１（℃）よりも高く、
    前記水性インクが、色材、及びグリフィン法により求められるＨＬＢ値が８．０以上の界面活性剤を含有することを特徴とするインクジェット記録装置。