JP2014185344A5

JP2014185344A5 -

Info

Publication number: JP2014185344A5
Application number: JP2014040639A
Authority: JP
Filing date: 2014-03-03
Publication date: 2017-04-06
Anticipated expiration: 2034-03-03

Claims

芳香環コアを有するジアミド化合物を含む結晶性成分、
非晶質成分、および
場合により色素、
を含み、
前記非晶質成分が、ジ−ＤＬ−メチルＬ−酒石酸、ジ−Ｌ−メチルＬ−酒石酸、ジ−Ｌ−メチルＤＬ−酒石酸、ジ−ＤＬ−メチルＤＬ−酒石酸もしくはこれらの立体異性体または混合物からなる群から選択される、相変化インク組成物。
前記ジアミド化合物が、式１の化合物：

（式中、Ｒ’およびＲ’’は式２または３の有機アミド基：

（式中、Ｒ、Ｒ_１およびＲ_２は、水素原子または直鎖、分枝型もしくは環状の、飽和もしくは不飽和の、脂肪族もしくは芳香族のＣ_１からＣ_４０の置換基からからなる群から独立して選択され、Ｒ、Ｒ_１およびＲ_２の少なくとも１つは水素原子ではない）から独立して選択される）
である、請求項１に記載の組成物。
前記ジアミド化合物が、式４の化合物：

（式中、Ｒ_１およびＲ_２は、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アリールアルキル基またはアルキルアリール基、場合により１または複数のヘテロ原子を含有するアルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキルおよびアルキルアリールの基からなる群から独立して選択され、Ｒ_１およびＲ_２の少なくとも１つは水素原子ではない）
である、請求項１に記載の組成物。
前記Ｒ _１およびＲ _２が独立して、水素、エチル、ｎ−プロピル、ｉ−ブチル、および、置換または非置換のＣ _１０からＣ _２５のアルキル基からなる群から選択され、任意選択の置換基は、Ｏ、ＮまたはＳ含有官能基であってよい、請求項３に記載の組成物。
前記ジアミド化合物が、式５の化合物：

（式中、Ｒ_１およびＲ_２は、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アリールアルキル基またはアルキルアリール基、場合により１または複数のヘテロ原子を含有するアルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキルおよびアルキルアリールの基からなる群から独立して選択され、Ｒ_１およびＲ_２の少なくとも１つは水素原子ではない）
である、請求項１に記載の組成物。
前記Ｒ _１およびＲ _２が独立して、水素原子、ｎ−プロピル、ｉ−プロピル、ｎ−ブチル、アリル、および、置換または非置換のＣ _１０からＣ _２５のアルキル基からなる群から選択され、任意選択の置換基は、Ｏ、ＮまたはＳ含有官能基であってよい、請求項５に記載の組成物。
前記ジアミド化合物が、式６の化合物：

（式中、Ｒは、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アリールアルキル基またはアルキルアリール基、場合により１または複数のヘテロ原子を含有するアルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキルおよびアルキルアリールの基からなる群から選択される）
である、請求項１に記載の組成物。
前記ＲがＣ _５ −Ｃ _７のアルキル基である、請求項７に記載の組成物。
前記色素が、染料、顔料またはこれらの混合物から選択される、請求項１〜８に記載の組成物。
前記結晶性成分および前記非晶質成分が、６０：４０から９５：５の結晶性成分対非晶質成分の重量比で配合されている、請求項１〜９に記載の組成物。
相変化インク組成物を含むインクジェット印刷デバイスを提供するステップであり、該相変化インク組成物は、固体形態であり、（ａ）芳香環コアを有するジアミド化合物を含む結晶性成分、（ｂ）ジ−ＤＬ−メチルＬ−酒石酸、ジ−Ｌ−メチルＬ−酒石酸、ジ−Ｌ−メチルＤＬ−酒石酸、ジ−ＤＬ−メチルＤＬ−酒石酸もしくはこれらの立体異性体または混合物からなる群から選択される、非晶質成分、および（ｃ）場合によって色素を含む、提供するステップ、
前記固体相変化インク組成物を、前記組成物の融点を超える温度に加熱し、前記インク組成物を液化するステップ、および
前記液化されたインク組成物を、インクジェット印刷デバイスから基材に噴射し、画像を形成するステップ、
を含む方法。
前記ジアミド化合物における有機アミド基のそれぞれが、少なくとも脂肪族置換基または芳香族置換基を含む、請求項１１に記載の方法。
前記結晶性成分が、式４の化合物：

（式中、Ｒ_１およびＲ_２は、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アリールアルキル基またはアルキルアリール基、場合により１または複数のヘテロ原子を含有するアルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキルおよびアルキルアリールの基からなる群から独立して選択され、Ｒ_１およびＲ_２の少なくとも１つは水素原子ではない）
を含む、請求項１１に記載の方法。
前記結晶性成分が、式５の化合物：

（式中、Ｒ_１およびＲ_２は、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アリールアルキル基またはアルキルアリール基、場合により１または複数のヘテロ原子を含有するアルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキルおよびアルキルアリールの基からなる群から独立して選択され、Ｒ_１およびＲ_２の少なくとも１つは水素原子ではない）
を含む、請求項１１に記載の方法。
結晶性成分が、式６の化合物：

（式中、Ｒは、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アリールアルキル基またはアルキルアリール基、場合により１または複数のヘテロ原子を含有するアルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキルおよびアルキルアリールの基からなる群から選択される）
を含む、請求項１１に記載の方法。
前記色素が、染料、顔料またはこれらの混合物から選択される、請求項１１〜１５のいずれか一項に記載の方法。
前記結晶性成分および前記非晶質成分が、６０：４０から９５：５の結晶性成分対非晶質成分の重量比で配合されている、請求項１１〜１６のいずれか一項に記載の方法。
芳香環コアを有するジアミド化合物を含む結晶性成分、
非晶質成分、および
場合により色素、
を含み、
前記結晶性成分は、１４０℃の温度において１０ｃｐｓ未満の粘度を有し、前記非晶質成分は、１４０℃の温度において１００ｃｐｓ未満の粘度を有し、前記結晶性成分は、１×１０ ^６ｃｐｓを超える粘度を室温において有し、前記非晶質成分は１×１０ ^５ｃｐｓを超える粘度を室温において有する、相変化インク組成物。
前記ジアミド化合物が、式１の化合物：

（式中、Ｒ’およびＲ’’は式２または３の有機アミド基：

（式中、Ｒ、Ｒ _１およびＲ _２は、水素原子または直鎖、分枝型もしくは環状の、飽和もしくは不飽和の、脂肪族もしくは芳香族のＣ _１からＣ _４０の置換基からからなる群から独立して選択され、Ｒ、Ｒ _１およびＲ _２の少なくとも１つは水素原子ではない）から独立して選択される）
である、請求項１８に記載の組成物。
前記Ｒが、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アリールアルキル基、アルキルアリール基、ならびに、１または複数のヘテロ原子を含有するアルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキルおよびアルキルアリールの基からなる群から選択され、
前記Ｒ _１およびＲ _２が独立して、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アリールアルキル基、アルキルアリール基、ならびに、１または複数のヘテロ原子を含有するアルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキルおよびアルキルアリールの基からなる群から独立して選択され、Ｒ _１およびＲ _２の少なくとも１つは水素原子ではない、
請求項１９に記載の組成物。