JP2014233978A5

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Info

Publication number: JP2014233978A5
Application number: JP2014099995A
Authority: JP
Filing date: 2014-05-13
Publication date: 2017-06-22
Anticipated expiration: 2034-05-13

Claims

インクジェット印刷の方法であって、
可逆性環化付加反応によって液体状態と固体状態との可逆的な変化が可能な可逆性ポリマー材料を含むインク吐出可能な上刷り組成物を提供することと；
上刷り組成物を、その上に画像を有する基材の上にインク吐出することと；
上刷り組成物を冷却することによって、約１０秒未満の時間内に、可逆性環化付加反応によって可逆性ポリマー材料が液体状態から固体状態へと変化することとを含む、方法。
冷却すると、約１秒未満の時間内に、可逆性環化付加反応によって可逆性ポリマー材料が液体状態から固体状態へと変化する、請求項１に記載の方法。
液体状態が、マレイミド化合物およびフラン化合物を含む、請求項１に記載の方法。
マレイミド化合物は、ビスマレイミドであり、フラン化合物は、以下の構造

のビスフランであり、式中、各Ｒは、同じであってもよく、または異なっていてもよく、連結基である、請求項３に記載の方法。
各Ｒは、置換または非置換の直鎖アルキル基若しくは分岐鎖アルキル基、置換または非置換の環状アルキル基、置換または非置換のアリール基、置換または非置換のアリールアルキル基、置換または非置換のアルキルアリール基、および置換または非置換のアルキレンジオキシ基から成る群から選択される、請求項４に記載の方法。
各Ｒは同じである、請求項４に記載の方法。
マレイミド化合物は、三方晶系マレイミドであり、フラン化合物は、以下の構造

の三方晶系フランであり、各Ｒ’は、同じであってもよく、または異なっていてもよく、連結基である、請求項３に記載の方法。
各Ｒ’はＮＲ₃であり、各Ｒは、置換または非置換の直鎖アルキル基若しくは分岐鎖アルキル基、置換または非置換の環状アルキル基、置換または非置換のアリール基、置換または非置換のアリールアルキル基、置換または非置換のアルキルアリール基、および置換または非置換のアルキレンジオキシ基から成る群から選択される、請求項７に記載の方法。
各Ｒ’は同じである、請求項７に記載の方法。
液体状態が、２種類以上の異なるマレイミド化合物および２種類以上の異なるフラン化合物を含む、請求項３に記載の方法。
インク吐出可能な上刷り組成物は、実質的に可逆性ポリマー材料から成る、請求項１に記載の方法。
インク吐出可能な上刷り組成物は、実質的に可逆性ポリマー材料と、安定化剤としてのラジカル捕捉剤と、から成る、請求項１に記載の方法。
インク吐出可能な上刷り組成物は、約６０℃〜約１４０℃の温度での粘度が約１ｃＰ〜約１００ｃＰである、請求項１に記載の方法。
画像は、インク系画像である、請求項１に記載の方法。
画像は、トナー系画像である、請求項１に記載の方法。
上刷り組成物は、実質的に基材のうちの画像が存在する領域のみに吐出される、請求項１に記載の方法。
上刷り組成物は、前記基材及び前記画像の全ての表面に吐出される、請求項１に記載の方法。
インクジェット印刷の方法であって、
その上に画像を有する基材を提供することと；
可逆性環化付加反応によって液体状態と固体状態との可逆的な変化が可能な可逆性ポリマー材料を含む上刷り組成物を、少なくとも画像に塗布することと；
上刷り組成物を冷却することによって、約１０秒未満の時間内に、可逆性環化付加反応によって可逆性ポリマー材料が液体状態から固体状態へと変化することとを含む、方法。
その上に画像を有する基材を提供することが、基材の上に画像をインク吐出することを含み、上刷り組成物が、上刷り組成物をインク吐出することによって少なくとも画像に塗布される、請求項１８に記載の方法。